令和8年3月23日(月)、救急棟4階会議室にて「令和7年度下期医療安全・感染対策法令研修」が開催され、59名の職員が参加しました。
今回の研修では、「手指消毒」と「カスタマーハラスメント」をテーマに、日々の業務の中で改めて意識したいポイントについて学びました。
まず、感染対策委員会委員長の増田先生より、「手指消毒」について講義が行われました。
講義では、当院の病棟・外来それぞれにおける「1日1患者あたりの手指消毒薬使用量」について、過去3年間の推移をグラフで確認しました。普段何気なく使用している手指消毒薬の使用量を、実際のデータを通して見ることで、院内での感染対策がどのように行われているのかを身近に感じることができました。
手指消毒は、感染対策の中でも基本となる取り組みです。日々繰り返しているからこそ、つい「いつものこと」と思ってしまいがちですが、正しいタイミングで確実に行うことが、患者さんを感染から守るだけでなく、自分自身や一緒に働く職員を守ることにもつながります。
今回の講義を通して、改めて一つひとつの手指消毒を大切にしようと感じました。
続いて、リスクマネジメント委員会が制作した「カスタマーハラスメント」をテーマにした動画の視聴をしました。
動画では、実際にクレームが発生した場面を想定し、職員としてどのような対応が適切なのかを、対応の良い例・改善が必要な例を比較しながら、分かりやすく解説していただきました。
患者さんやご家族からのご意見には、まず相手の話をしっかりと聞き、気持ちを受け止める姿勢が大切です。一方で、すべての要求に応えなければならないわけではなく、職員一人で抱え込まず、必要に応じて周囲に相談することも重要であると学びました。
「何を伝えるのか」だけでなく、「なぜそう伝えるのか」「どのような言葉を選ぶのか」によって、相手への伝わり方は大きく変わります。患者さんに寄り添った対応を心がけながら、同時に職員自身も守るという視点を持つことの大切さを改めて感じる機会となりました。
今回の研修を通して、感染対策もリスクマネジメントも、特別な場面だけで意識するものではなく、日々の業務の中で一人ひとりが積み重ねていくことが大切だと感じました。
「手指消毒を丁寧に行う」「相手の話を落ち着いて聞く」「困ったときは一人で抱え込まない」
こうした小さな意識の積み重ねが、患者さんにとって安心できる医療環境づくりにつながります。
今回学んだことをそれぞれの職場に持ち帰り、日々の業務に生かしていきたいと思います。
院内感染対策委員会 総務部 S


