月別アーカイブ: 2018年6月

第66回院内コンサート開催報告

カテゴリー: 院内コンサート | 投稿日: | 投稿者:

平成30年6月25日(月)10時30分~ 第66回院内コンサートが開催されました。
今回は、折井ユミコさん(オカリナ)と、原巧一さん(コントラバス)のお二人の演奏でした。日本の唱歌や洋画のテーマ曲等、様々なジャンルの曲目でしたが、どれも聞いたことのある曲でした。
コントラバスの低音とオカリナの高音のハーモニーに感激しました。聴衆の方々も熱心に耳を傾けておられました。
演奏曲目
・Love
・浜辺の歌
・砂山
・みかんの花咲く丘
・糸
・スカボローフェアー
・海の見える街
・涙そうそう

次回院内コンサートは、平成30年10月29日(月)を予定しております。また、夏恒例の、倉敷ジュニアフィルの演奏会は、8月16日(木)を予定しておりますので、こちらも是非ご来場ください。

秘書・広報課

 

学会報告~第20回日本医療マネジメント学会学術総会~

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 平成30年6月8日~9日に札幌にて、「第20回日本医療マネジメント学会学術総会」が開催され、参加・発表させていただきました。日本医療マネジメント学会は、クリティカルパス、医療安全、医療と介護における医療連携等について活動している学会で、さまざまな視点からの発表を聴くことができました。
一般口演にて私は、「DPC公開データを使用した効率性指数の検証」について発表を行いました。効率性指数をよくする(平均在院日数を短縮する)ためにはどうしたらよいか、厚生労働省のホームページに公開されている各医療機関のDPCデータを分析し、当院において効率性に影響を与えている疾患構成を調査した上で、他院と比べどのような傾向にあるのか、今後どうあるべきかを伝えました。
日本医療マネジメント学会は、活動内容からも看護部や事務系(特にMSW)の参加が多い学会ですが、他にも薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士など幅広い職種が参加しいろいろなテーマで発表されています。他職種を交え意見交換を行うことで、物事を俯瞰的にみることができ、さまざまな知見を得ることができます。
今回参加することで、事務系だけではなく他職種からの視点での発表を聴くことができ大変刺激を受けたのと同時に、これらの知見をいろいろな方に伝えていきたいと感じました。今後も、各部署とより発展した協力関係を築き積極的に経営参画を行うことで、横断的に病院の機能向上に寄与していけるよう頑張っていきたいです。

診療情報管理課 S

グランドガーデン南町の6月お誕生日会

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨に入り蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

平成30年6月12日に6月生まれの方の誕生会を開催致しました。70名を超える参加者で盛大な会になりました。
誕生者プレゼントは、ひまわりやカーネーションなど色彩も鮮やかなかわいらしいブーケでした。

誕生者代表より「私たちのため に誕生会を開いて頂きありがとうございます。これからもよろしくお願いします」とあいさつがありました。普段、朗らかでよくお話しされるKさんですが、大勢の方の前で少し緊張されたご様子でした。ポっと顔を赤らめ恥ずかしそうに着席される姿に皆様から温かい拍手が。

和やかな雰囲気の中、会食がはじまりました。『鯛そぼろごはん、鰆の木の芽焼き、卵豆腐の旬菜あんかけ、すまし汁、びわゼリー』といった豪華なメニューでした。いずれも大変おいしかったのですが、特に『旬菜あんかけ』は人気でした。「ふんわりと柔らかくとてもおいしい」「自分じゃ作れないものね」と会話も弾んでおられました。私も美味しく頂きました。ごちそうさまでした!

第2部は多田先生のアコーディオン演奏による歌声広場でした。夏は来ぬ、あめふりなど季節を感じる曲で始まりました。

その後も、リクエストが途切れることなく大合唱!東京音頭では踊り出す方も。「昔はなぁ、よう踊りよったんよフフフ」と良い表情で昔の事を語って下さいました。歌の力ってすごいなぁ・・・としみじみ思った次第です。今回も楽しい会になりました。

これからも皆様に楽しんで頂けるように努めて参ります。次回のご参加をお待ちしております。

グランドガーデン南町 s

看護学生対象 病院見学会2018開催報告

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年6月23日(土)10時より、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて、看護学生対象の病院見学会を開催しました。当日はの概要・施設説明、看護部長より看護部の教育体制についての説明がありました。その後、実際に病棟見学にご案内をしました。お昼には2年目の先輩看護師と一緒に昼食をとりながらの座談会を行いました。最初は皆さん緊張しているようでしたが、だんだんと会話が弾み笑顔も見受けられました。実際の現場で働く看護師の経験やアドバイスを聞くいい機会になったと思います。今回の見学会で少しでも当グループの魅力が伝わり、就職活動の参考になれば幸いです。

また、現在平成31年度入職の看護師採用試験へのご応募を受け付けています。

<平成30年度採用試験日程>

7月25日(水)AM10:00~
8月1日(水)AM10:00~    計2回の実施

※ご応募される方は試験日の1週間前までに提出書類をそろえて人事課宛にご送付ください。
ご応募お待ちしております。

人事課 宇都宮

ピースガーデン倉敷にて開催された園児との交流会の様子が山陽新聞に紹介されました

6月19日にピースガーデン倉敷にて開催された、老松保育園年長さんのお招き交流会の様子が、6月27日(水)山陽新聞朝刊、倉敷・総社圏版に紹介されました。
今年で4年となるこの取り組みですが、ご利用の方々は大変楽しみにされています。
今後とも地域との交流を深めていければと思います。

秘書・広報課

じゃがいも収穫体験しました~ケアハウスドリームガーデン倉敷~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!ケアハウス ドリームガーデン倉敷です。
まだまだ雨の日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?さて、6月22日(金)、たくさんのじゃがいもをご入居の皆さんと一緒に収穫しました。
「昔は百姓していたから、こんな仕事は朝飯前よ。」、「懐かしいな~。久し振りに畑仕事をするわ。」、「リハビリ、リハビリ。」と昔百姓boy、girlだった11名ものご入居の方々が張りきってお手伝いして下さいました。一緒に汗を流すと、なんだか気持ち良いですね。
土の中のどの辺りに、どのくらいのサイズのじゃがいもがあるのかを手で掘り起こさないと分からないので、宝探しをしているみたいでした。「ありゃ~、これは小さかった~!」、「あ、こっちのは大きいぞ。」と童心に戻られたご様子。大変盛り上がり、皆さんと一緒に笑って、楽しいひと時となりました。

収穫したじゃがいもの重さを量ってみると・・・な、なんと!50kgも収穫できました。ケアハウスには100名の入居者の方がいるので、計算すると1人当たり500g食べることが出来ます。

肉じゃがやポテトサラダ、みそ汁に入れても美味しいですよね。さっそく、6月24日の献立から食べつくしていきたいと思います!!

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 介護福祉士Aさん

七夕の飾り付けをしました。

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

皆さん、こんにちは。
蒸し暑い日が続きますが、体調は崩されてはいませんか?
ピースガーデン倉敷ショートステイでは御利用者様と一緒に、7月に向けて笹の葉に短冊や七夕飾りを飾り付けしました。
笹の葉がショートステイのホールに登場すると、皆さま口々に『もう7月かなぁ』『七夕の笹じゃなぁ』『願い事は何を書こうか』などとにっこり笑顔になり、また『今年の七夕は晴れるといいなぁ』『織姫と彦星は会えるかなぁ』と目をキラキラさせていました。
そして、レクリエーションの時間になり、一人ずつ短冊に願い事を書いていただきました。

色とりどりの短冊には『毎日楽しく暮らせますように』『笑顔が一番』『うれしい七夕祝いましょう』など、皆さま想い想いの願い事を書かれていました。書いていただいた短冊は笹の葉に願いを込めながら、御利用者様の手でくくりつけました。
七夕飾りは折り紙を使い、提灯や輪飾りを御利用者様と作成しました。素敵な飾りをたくさん作り、カラフルでにぎやかな笹になりました。

 

ショートステイスタッフ一同、御利用者様と素敵な七夕を過ごしたいと思います。
どうか、皆さまの願い事が叶いますように。

 

ピースガーデン倉敷ショートステイ
介護福祉士 G

~知って、感じて、見て、聞いて~「介護サービス博覧会中四国マッチングプラザ2018」参加報告

カテゴリー: 倉敷老健, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

6月20日(水)、21日(木)にコンベックス岡山で開催された、介護サービス博覧会に倉敷平成病院(全仁会グループ)としてブースを設け、ケアマネやリハビリ、介護職など多職種のスタッフの協力を得て参加してきました。この会は介護サービス事業者や一般企業など約130事業者が出展し、二日間で約3000人の来場があります。
その中で、我々は、岡山県下初導入施設となった、「倉敷老健のHondaの歩行アシストの体験会」と、「倉敷ニューロモデュレーションセンターについてのアンケート」を実施しました。来場される方の多くは、ケアマネや看護・介護学生が中心でしたが、全仁会グループの強みをしっかりと伝え、最新の治療法については大変興味深く、熱心にメモをとられる方もいました。中には当院の「上利先生に大変お世話になった。お礼の手紙を書きたい」「毎年平成病院さんのブースに来るのが楽しみ。今年はまた新しい取り組みですね」とのお声をいただきました。
来場される方に対して丁寧なコミュニケーションを行うことによって、全仁会グループの魅力を伝え、また私たちも地域の声を聴くことができ、大変貴重な場所となりました。二日間で658名の方がブースへお越し頂きましたが、人と人の繋がりを大切にして、今後も地道に活動をしていきたいと考えています。
渉外課 S

天領祭に参加します!

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんこんにちは。

じめじめした天気が続いています。みなさん体調はいかがですか?

さて、私は4月から作業療法士として入職しました新人職員のYです。入職して約3ヶ月が経ち、社会人としての新生活に少しずつ慣れてきたところです。新人作業療法士としては、まだまだ力不足ではありますが、どのようにすればその人がその人らしく生活を送ることが出来るのか考えながらリハビリを行っています。3ヶ月経ち楽しいこともありますが失敗することも多くあります。楽しさを感じた時、作業療法士になるまで日々努力してきたことが報われたと思います。失敗したときは、ヘコんだり不安になりますが、優しい先輩療法士のアドバイスや共に入職した楽しい同期が励ましによって毎日前向きに頑張ることができています。そんな先輩や同期と7月21日の天領祭に参加させていただきます。私は、広島県出身であり、はじめて岡山県のお祭りに参加させていただくため、踊りを覚えることができるかという不安もありますが、共に働くみんなとできるという楽しみがあり当日は思いっきり踊りたいと思っています。是非、天領祭で全仁会の団結力を見に来てください。

もうすぐ暑い夏が来ます。みなさんも体調には気を付け夏に備えましょう。これから患者さんが笑顔で生活できるよう頑張ります。最後まで見て頂きありがとうございました。

リハビリテーション部 作業療法士 Y.Y

上利センター長、パーキンソン病について医療講演のご案内

このたび、当院、倉敷ニューロモデュレーションセンター上利崇センター長が、パーキンソン病友の会の医療講演会で講演を行います。参加無料です。
友の会の会員以外の方でもご参加いただけるそうです。
ご参加ご希望の方は、全国パーキンソン病友の会広島県支部福山地域友の会へお問い合わせください。

日時:平成30年7月22日(日)午前10時~11時30分

会場:福山すこやかセンター
1階多目的ホール(福山市三吉町2-11-22)

演題「パーキンソン病治療の新しい展開」
講師 倉敷ニューロモデュレーションセンター長
上利崇 先生

 

平成30年度ピースガーデン倉敷 老松保育園お招き交流会 開催報告

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

今年も6月19日に老松保育園さくら組の園児42名と引率の先生5名を招いたお招き会交流会をピースガーデン倉敷地域交流センターにて開催しました
6月に入ると2階特養のもみじユニットご入居の方々と一緒に、園児に渡すためのおやつを入れる動物カップと、七夕が近いので織姫と彦星のぬいぐるみを2組作成し始めました。『子供たちはいつ来るんかな?早よぉ来りゃええのに』と待ちきれないご様子で、ひとつひとつを丁寧に作ってくださいました。
当日は会場に2~4階をご利用の方々約70名が集合し、『今日は誰が来るん?』などとそわそわされながらさくら組さんの到着を待っていました。
定刻となり、さくら組さんの登場とともに、皆さんの目尻は下がりっぱなしで笑顔が止まりません。園児の歌や手遊びなどに合わせて手拍子をしたり、一緒に体を動かしたりしながら心温まる時間を過ごすことができました。
園長先生のご挨拶から始まり、園児たちの紙人形と歌に合わせた「ペープサート」、しゃぼんだま、むすんでひらいての手遊びと歌を披露してくださいました。最後には園児たちが一人ひとりの傍に来て、じゃんけん遊びと肩たたきをしてくれました。ひ孫のように思われる方も多く、『かわいいなぁ。上手にできたねぇ。』と愛おしそうに手や頭をなでられている。穏やかで楽しい時間を入居者様そしてスタッフ共に共有することができました。
年に一度の交流会ですが、また来年も必ず開催できればと思っています。これからも地域の皆様の力をお借りしながら、皆さんに楽しく笑顔になれる時間を沢山提供していきたいと思います。

また、この様子は同日のKCTニュースで紹介されました

 

ピースガーデン倉敷 特養 ÒT副主任 M

(許可を得て写真を掲載しています)

 

 

梅雨入りしましたね!!

こんにちは!!ヘイセイホームヘルプステーション介護タクシーです。

6月に入り、いよいよ 岡山 倉敷 も梅雨入りしましたね。例年より早く梅雨入り宣言がされ、梅雨入りが早いと、梅雨明けも早いのかな、と思いましたが、梅雨明けの予想は例年通りの見込らしいです。残念。梅雨時期は、何かと体調を崩しやすい季節。体調管理に気をつけて梅雨を乗り切りまし
ょう。

雨の日の運転はどんな人でも気を遣います。まして、身体の不自由な方が乗る介護タクシーは安全運行が絶対条件。
悪天候の日には、早めのライト消灯やいつも以上の安全確認をして、 万が一にも事故が起きないようにと心がけています。

タイヤや車両の整備はもちろんのこと、ワイパーやフロントグラスの撥水にも気をつけているドライバーは少なくありません。

強風の日などには、ドアの開け閉めを特に注意し、走行以外の部分でも気を配って介助します。

車椅子の車輪がスリップすることも、思わぬ危険につながります。

介護タクシーの乗務員は、経験や知識からさまざまな予測をして業務にあたっています。

 

また、送迎中の車内では、ペットの話、お花の話、ご家族の話、または政治の話など、色々な話で楽しい空間ができるよう努めています。

去年の年末、お花の話をしていたら、倉敷市中庄にお住いのご利用者様から、庭に咲いたマリーゴールドの種を頂戴いたしました。

その種を、介護タクシー駐車場横の花壇に蒔いたところ、綺麗な花が咲き、大変いやしてもらっています。

ありがとうございました。

 

 

ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシー I

医療ソーシャルワーカー(MSW)をご存じですか?

梅雨に入り、雨天のジメジメと晴れた日の蒸し暑さとでこの時期は体調管理が難しいですね。
適度に休養しながら元気に乗り切りたいものです。

さて私事ですが、この春3度目の異動により倉敷平成病院医療福祉相談室に配属となりました。

新卒で入職して14年になりますが、慣れない業務と久しぶりの新人の緊張感で毎日があっという間に過ぎていきます。

入職当初MSWとして配属され、老健の相談員や支援センターのケアマネージャーと異動し、また病院に戻ってきた形ですが、その間の病院の変化は目を見張る物があり、自己研鑽の毎日です。他部署での経験を活かし、救急から在宅までの橋渡し役として、患者・家族に寄り添えるMSWでありたいと思っています。

みなさんは医療ソーシャルワーカー(MSW)という職種をご存じですか?

当院では各病棟ごとに担当の相談員が配置されています。
入院を機に退院後の生活不安が大きくなったり医療費や生活費の心配、施設入所のご相談や介護保険のことなど、ご本人・ご家族のお困りごとについてご入院された病棟の担当相談員がご相談に応じます。

入院中「誰に相談したらいいかしら」と思われたら、お気軽に各病棟担当MSWにお声かけ下さい。適切な相談窓口のご案内やご利用可能な制度やサービス等について情報提供も致します。安心して入院・退院ができますように一緒に考えていきましょう。

医療福祉相談室 MN

平成30年度第2回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告~世代を超えて、地域とつながる~

6月19日(火)、通所リハビリの方2名と老松保育園の2歳児を対象とした絵本の読み聞かせを行いました。

今回は、Tさん(75歳)とKさん(82歳)のお2人が参加されました。
Tさんが『バスにのって』を読んでくださり、子供たちは真剣にお話を聞いていました。Sさんは『くだものいろいろかくれんぼ』を読んでくださいました。お話の中にたくさんの果物がでてきて、Sさんの「この果物何か分かるかな~?」の問い合わせには、「りんご」「バナナ」「ぶどう」「もも」「メロン」と大きな声で園児たちは答えてくれました。
最後におふたりへ園児からの手作りの首飾りをプレゼントして頂き、「みんなからのプレゼント大事にするね」と、とても喜ばれていました。Tさんから「はじめは緊張していたけど子供たちが喜んでいる姿をみて嬉しく思います。終わって安心しています」とのお言葉を頂きました。
今年度の読み聞かせはあと3回を予定しています。これからもご利用の方と保育園の園児の皆さんと有意義な会となるよう努めてまいります。

 


※平成30年度は5~9月まで月1回の計5回の開催を予定しています。
※了承を得て写真掲載しています。

倉敷老健 通所リハビリ 介護福祉士 N

笑顔で在宅生活を

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

梅雨に入り、ジメジメした気候が続いています。

訪問看護ステーションで働きだして、3年目が過ぎようとしています。雨の日に車で運転して利用者さまのご自宅に訪問すると、庭先に紫陽花が咲いているお宅もあり、季節の移ろいを感じています。

私は在宅で療養されている利用者さまのご自宅に伺って、リハビリを提供させていただいています。訪問先で利用者さまやその家族と話をする機会も大切にしています。体の調子や睡眠や食欲、痛みの具合など、病気と共に在宅でできるだけ長く生活するために、必要な情報収集としてお話をさせていただく時間は長くなりがちです。

先日、いつものように訪問させていただいているお宅で、何かの拍子に利用者さまが若かりし日々に熱中していたスポーツや、仲間と過ごした日々の思い出についてお話を聞かせていただく機会がありました。その利用者さまは、普段はベッドの上で過ごされているのですが、昔を懐かしそうに思い出しながら、はっきりとした口調でお話されました。帰り際、ご家族の方から「普段はあまり話す機会がないから...今日は本当によくしゃべってくれました。聞いてくれてありがとうございました」とお礼を言われました。

日々私が病状について話しをしていた方たちの中には、もっと自分自身のことを話すことが必要たったり、それが日々の活力につながったりすることもあるのではないか、と気付かされる出来事でした。

利用者さまの中には経験が豊かで、戦後にどのように生きてきたかであるとか、重い責任を背負って仕事をされていた時代のことであるとか、本当に貴重なお話を聞かせていただくことがあります。人生の先輩である利用者さまから日々大切なことを学んでいる実感があります。

これからも利用者さまとのコミュニケーションの時間を大切にしながら、少しでも長く在宅で笑顔で過ごせるよう、リハビリテーションを提供していきたいと思います。

ヘイセイ訪問看護ステーション K

入職して1年が経ちました

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

6月に入り雨が多く、梅雨がついに始まったと感じる時期になりました。
この梅雨を越えれば、もうじき暑い夏はやってくるでしょう。
季節の変わり目ですので、体調管理にお気をつけ下さい。

さて、新年度が始まり我が放射線部にも放射線技師が1人、受付が1人入職しました。
2人とも職員にも患者さんにも優しく、丁寧な対応をすることができる方達です。
自分自身も見習うことが多々有り、良い刺激をもらって仕事しています。

私は倉敷平成病院に入職して1年経ちましたが、この1年間はあっという間に過ぎたように感じます。
去年に比べて成長できているのか、部署の役に立っているのかなどと仕事時間外ではふと考えることがありますが、業務中はまだまだ先輩方についていくことに必死な日々が続いています。
そんな1年間で味わった仕事の楽しみや苦しみ、やりがいなどを少しでも多く新入職員に伝えていけたらいいなと思っています。
そして、自分も微力ながらサポートできるように日々、頑張っていきたいと思います。

放射線部 スーパー

抗うつ治療後に現れためまい

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

40歳代の男性がめまいやふらつきなどを訴え、当鍼灸院に来院されました。8カ月前にストレスから不安感や胸の圧迫感が現れ、心療内科で抗うつ剤の治療を開始しました。5カ月後には症状が落ち着いてきたので減薬し始め、それから2カ月後に症状の再発はないので、すべての薬を止めました。しかし、完全に薬を止めてから1週間後に、めまい、ふらつき、思考力低下などの症状が現れました。この患者さんは抗うつ剤の治療を再開せずに鍼灸治療で症状を改善したいと思って、当鍼灸院を訪れました。

この患者さんには上に述べた症状以外に、腹部に冷感があり、時々下痢をし、右の脈は緊、舌質は暗く、舌苔は薄白、舌面に水分が多い。以上の状況からこの患者さんには、胃腸に水湿と寒邪の停滞があると考えました。

治療は、胃腸の働きを良くして水分代謝を促すツボとして曲池(きょくち)、上廉(じょうれん)、足三里、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)を取り、冷えに対して三陰交、陰交を取り、頭脳の気血運行を改善するために下関(げかん)、攅竹(さんちく)、百会(ひゃくえ)などのツボを取って鍼灸を行いました。

1回目の治療後の翌日からすべての症状が軽減し、週1間隔、数回治療した後、症状が完全に治まりました。
うつと診断された患者さんですが、胃腸の機能改善を中心に治療した結果、症状は完全に良くなりました。症状だけにとらわれず、体質の判断から治療を施すことの重要性は改めて認識できました。

ヘイセイ鍼灸治療院 MK

 

平成脳ドックセンターからお知らせ

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

 

成脳ドックセンターに5月より新しい聴力検査ボックスが設置されました。今回設置した聴力ボックスは消音ダクトと換気ファンがついていて、外からの騒音の侵入を防ぎながらボックス内の空気を入れ換えることが出来ます。また、大きい窓があるので圧迫感が軽減され、より検査が受けやすくなりました。
人間ドックや健診で聴力検査をされる際はぜひ注目して見てみてください!

人間ドック・脳ドックについての料金や検査内容については
直通番号086-427-1115へお気軽にお問合せください

脳ドックセンターF

デイサービスドリーム8周年開設記念

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

いつもより早く梅雨入りし、うっとうしい毎日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか?

去る6月1日。
ケアハウスの1階にあるデイサービスドリームは、おかげ様で8年目を迎え新しい第1歩を踏み出しました。開設当初の職員は異動に伴い誰も残っていません。でも開設当初を知る利用者が1名いらっしゃいました。

毎年6月1日に開所記念のお祝いのイベントを行っていますが、今年も皆様に楽しんで頂こうと、スタッフ一同早めに計画を立て準備に取り掛かりました。
そして迎えた当日のお昼。まずはアイサービスさんと管理栄養士さんが用意して下さった、開設記念ご膳を頂く前に、施設長からのお祝いの言葉を頂き、ノンアルコールビールで乾杯です。

その後は、美味しい料理を頂きながら、歓談の時間です。昼食の後は、デイサービスをご利用の方皆様をご招待して、8周年の記念イベントの開催です。

今年のくす玉割りには、一番新しいご利用者の方にお願いし、施設長と一緒にリボンを引いて頂き、見事にくす玉を割ることができました。その後はチーム戦でのゲームを楽しみ、お待ちかねのプレゼントタイム。空くじなしの運だめし。皆様お互いのプレゼントを見せ合いながら、楽しそうな笑顔があちこちに見られました。

最後は、ささやかなおやつと飲み物を頂きながら、開設当初からの写真を集めたスライドショーを楽しみました。知った顔が現れると、「あー、何々さんじゃー!懐かしいな~!」自分の顔が映ると、ちょっと照れくさそうに、「これはあの時の写真じゃな―」と話は尽きません。

8年目を迎え、これからも1人ひとりの利用者の、きらきら輝く姿がたくさん見られるよう、スタッフ一同努力していこうと強く感じた一日となりました。

介護福祉士N

生活に介助が必要な方に対する取り組み~通所リハビリより

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健 通所リハビリテーションです。
生活に介助が必要な方に対する様々な取り組みについてご紹介します。

「重度化防止」
2フロアには状態の重たい方も多く、個別性を重視した専門職によるチームアプローチと、ご家族とのコミュニケーションを心掛けています。この部屋は、専従の介護福祉士、看護師、リハビリスタッフなど様々な専門職が連携し、個人の状態を評価し、具体的な目標と計画を立て、医学的な根拠や効果が認められた方法に基づく介護とリハビリに取り組んでいます。ご家族との連絡にはノートを用い、ご利用者の通所でのご様子を適宜お伝えしたり、自宅での介護に関する相談に対応したりしています。

「お口の健康づくり」
①お口をきれいにする快刺激はごえんの予防につながる
心地よい刺激は生活にメリハリをつけ、ごえん予防に必要なごっくんや、力強い咳で異物を吐き出すなどの反射を出やすくします。入れ歯の方や、歯のない方などさまざまなお口の状態に合わせて、ご自分でうがいができない方には歯ブラシやスポンジブラシを使い、安全に配慮しお口のケアを行っています。

②食べていない口が意外に汚い
口から食事をしていないから口の中も汚れていないだろうと思われがちですが決してそうではありません。食べていない口はつばが出にくくなり、本来、つばのもつ口の中をきれいにする作用が低下し、食べているとき以上に口の中は汚れやすいのです。また、汚れたつばや異物が気管に入ると重症な肺炎を起こしてしまうこともあります。

③えんげ体操でごえんを予防
えんげとは舌や口の周り、首などの筋肉を使って食べ物や飲み物をのどの方へ送り込み、のどを通過した食べ物をさらに食道へ送り込む運動のことです。えんげ体操とはこの動作に必要な筋肉の体操です。この体操は食べる準備であり、安全に、より美味しく食べるために行います。中にはご自分で体を動かすことが難しい方もおられます。その時は職員がご利用者のお顔に触れてマッサージやお口のケアを行います。それによってつばが出やすくなり、ごえんを予防することができます。

「全身状態の管理」
① ご利用者の体調をていねいに観察
顔色や表情、活気があるか、血圧、体温、肌の色つや、発赤はないか、食欲、排泄の状況等を日々観察記録し、変わった様子がないか常に状態観察をしています。

② 脱水予防への取り組み
高齢者は自分が脱水症状になっていることに気づかないまま日常生活を送っています。そこで通所ご利用中の飲水量と尿量を測定し、実際に、どれほどの水分を摂ることができているか把握し、尿量が少なくなっているご利用者に水分を追加し脱水予防に務めています。

③ 定期的な体重測定
体重と聞いて皆さんは「増えたら困るわ~。ダイエットしなきゃ。」と思われる方が大半だと思われますが、実は高齢者にとって体重の減少は命に関わる危険なサインなのです。
体重の減少の原因として、病気の進行や認知の低下、代謝の低下、摂食障害、お口の環境の悪化、精神的ストレス等があげられます。日頃から体重の管理を行うことで体調の変化に気付くことができます。

「ポジショニング」
自分の身体を思うように動かすことができない方に対して、特殊な枕を使い、安全で快適な姿勢を補助することです。ポジショニングにより、床ずれや関節の制限が生じにくく、より長く車椅子に座って過ごすことができます。当施設では、それぞれのご利用者にあったポジショニングをチームで検討し、提供しています。

このように通所リハビリテーションでは生活に介助が必要な方が穏やかに生活できるように様々な取り組みを行っています。ご利用者に快適に過ごしていただくのはもちろん、ご家族に安心して任せていただけるようにとの思いで職務に励んでおります。ご家族から「笑顔や発語がみられるようになった。」「わからないことが聞けて不安な気持ちが和らいだ。」などのお言葉を頂くと大変嬉しいです。より多くの方が気軽に通所リハビリテーションを利用できるよう、今後も地域の為・社会の為に日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

倉敷老健 通所リハビリテーション
(介護福祉士) A.W   (言語聴覚士) M.H

※許可を得て写真を掲載しています

梅雨入りしました

皆さんこんにちは。6月といえば梅雨ですね。
ジメジメとしていて、なんとなくだるさを感じる方も多いのではないでしょうか?
私はまさにその1人で、この時期はとても苦手です。
梅雨が明けて早く楽しい夏が来ないかなぁ…思っています。笑
夏といえば、ショートステイでは毎年恒例の納涼夏祭り!
今年は8/5に行います!!
去年好評だった、車椅子に座ったままでも着られる浴衣を今年も皆さんに着てもらい、
思い出に残る1枚が撮れるように写真ブースを設けてみようかな?
職員からの希望があるのでスイカ割りをしてみようかな?などと、
みんなでわいわいと楽しめるお祭りにしようと職員全員で一生懸命考えています。
もちろんバイキング形式の屋台や的当てゲームなど数種類のゲームを用意します!
皆さんぜひ遊びに来てくださいね(^^)
また、7/21には倉敷天領祭りが開催されます。
ショートステイの職員も参加してOH!代官ばやしを踊ります。
TVでも放送されると思いますので、ぜひ倉敷平成病院の息の合ったパフォーマンスを
ご覧ください☆

ショートステイ 介護福祉士 I

良薬口に苦しとなることもあり

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

私事ですが、先日いちご狩りに行ってきました。
いちごにはビタミンCが豊富に含まれており、4~5粒食べれば1日の必要量の半分をとれるともいわれています。
また、視力回復効果のある赤い色素アントシアニンや、整腸作用のあるペクチンも含まれています。
甘くて美味しいうえに、健康にも良いいちご。お好きな方も多いのではないでしょうか?

いちごと言えば、お薬の中にいちご風味で甘味のあるものがあります。

フロモックス小児用細粒というお薬です。

このお薬は抗菌薬で、一般的には錠剤の形で処方されますが、
小さなお子さんや嚥下機能が低下したご高齢の方には細粒が処方されることがあります。
抗菌薬の中でも、膀胱炎から皮膚の感染症まで幅広い最近感染症に効果を示す上に、小児にも安全性が高いことから、使用頻度が高くなっています。

そんなフロモックス小児用細粒ですが、時として苦みを呈することがあります。

例えば、
・スポーツ飲料で服用する
・乳酸菌飲料で服用する
・つぶしたり、溶かしたりして服用する

こういった方法で服用すると、お薬にほどこされているコーティングがはがれてしまい、お薬自体の強い苦みが現れてしまいます。
小児の薬嫌いの原因になるので注意が必要ですね。

フロモックス以外にも、服用の仕方によっては苦みを感じたり、お薬の作用が強まったり弱まったりすることがあるので、
お医者さんや薬剤師に指導された通りにお薬を服用するようにしましょう。

薬剤師 N.H

糖尿病療養指導士認定試験に合格しました!

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

第18回日本糖尿病療養指導士認定試験を受験しました。青山先生をはじめ、糖尿病療養指導士の先輩方のサポートもあり、看護師1名、理学療法士2名、管理栄養士1名が合格することができました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

振り返ると、長い道のりでした。6月~7月に受験申込を行い、秋に2日間の講習会を受け、12月上旬に糖尿病療養指導士の自験例を10例提出し、3月に筆記試験に臨みました。
この受験を通して、管理栄養士以外の職種が糖尿病指導にどのように関わっているのかを改めて学び、食事療法以外にも薬物療法や運動療法についての知識を深めることが出来ました。
当院の糖尿病療養指導士は計21名になりました。これからも糖尿病患者さんのお役に立てるアドバイスが出来るよう、学んだ知識を活かしながら頑張っていきたいと思います。

*糖尿病療養指導士に興味のある看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士の方!生活習慣病センターの療養指導室にて、毎月第1水曜日 17時30分~行われる勉強会に是非参加してみて下さい。

糖尿病療養指導士 管理栄養士 MS

ニューロモデュレーションセンターでの甘いもの事情

ニューロモデュレーション回診で患者様の病室を回ると、ベットサイドにお菓子が多く目につきます。「受診のたびに体重が減って、先生に「ちゃんと食べてる?」って聞かれるから、何でもどんどん食べています。」と、わざと間食をされている方が多いようです。

パーキンソン病の方は、確かに痩せている方が多い印象です。なぜ痩せるのかというと、振戦や筋固縮、自律神経障害からの代謝亢進、発汗、不眠、頻尿などで消費エネルギーが高まること、また、薬の副作用や嚥下機能低下による食事摂取量の減少なども考えられると思います。
何もしないでも痩せるなんてうらやましい、とはいかないのがパーキンソン病の患者さんの声です。痩せる→疲れやすい→運動量が減る→筋肉が減る→動きにくい→外出・運動しない→食欲が落ちる→摂取量が減る→痩せる→→・・・と、負のスパイラルに陥ってしまうと大変なのです。
病院に入院中は、ST(言語聴覚士)と相談しながら患者様の嚥下機能に合った食事を提供します。食欲が落ちている方には高カロリーの補食を追加したり、NST(栄養サポートチーム)とも連携しながら栄養補給について検討します。嗜好面にも可能な限り配慮したり、お菓子が好きな方は間食もいいでしょう。

しかし、一方で太っている方もおられます。パーキンソン病になったことで甘いものが病的に好きになり、過剰摂取から体重が増加したり、血糖値が上がることもあるようです。甘いものを食べると一時的スカっとしますが、急激な血糖上昇に対するインスリン分泌により血糖が低下し、眠気、イライラ、疲労感、集中力が落ちることもあります。
というわけで、甘いものに偏った食事というのもよくありません。基本は3食ともバランスよく、主食、たんぱく質、野菜を揃えて食べることが大切です。
しっかり食べて消化管を動かすことは、栄養や薬の吸収をよくしたり便秘解消にもつながります。(便秘対策に関しては前回のブログ参照)
食事面からニューロモデュレーションセンターのサポートができるよう、管理栄養士も頑張っていきます。

管理栄養士 A子

第96回 糖尿病料理教室

カテゴリー: 栄養科, 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

6月2日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第96回糖尿病料理教室」を開催しました。今回のテーマは「そうめんランチ」。そうめんは喉ごしが良いためついつい食べ過ぎてしまい、おかずを食べないという事がよくありますよね。暑さが本格的になる前に、バランスのとれたそうめんランチを提案しました。
そうめんは意外にカロリーが高いので半分はこんにゃくそうめんで代替し、皆さん満足していただけたようです。旬の野菜をとり入れたおかずも大好評でした。レシピがご入用の方は生活習慣病センター受付まで。
次回は8月の開催です。夏野菜をふんだんに使ったランチの予定です。ご参加お待ちしています♪

♡デザートタイム♡
マスカルポーネチーズの代わりに水切りヨーグルトを使いさっぱりと。
クッキーやあんこで4層に仕上げ、甘納豆を飾りました。
このボリュームで80kcal!

 

【本日のメニュー】
○ そうめん:半分はこんにゃく麺を使ってカロリーを大幅ダウン!
○ つけだれ2種:さっぱりとした梅しそダレと濃厚な豆乳坦々ダレの2種類のつけダレです。
○ 油揚げでキャベツメンチ:粒こんにゃくとキャベツだっぷりの肉ダネを油揚げに入れてカツ風に。
○ 夏野菜の寒天テリーヌ:プチトマトやオクラなど夏野菜を使った、見た目も涼しいテリーヌです。
○ なすの野菜巻き:大根、人参、インゲンをニンニクで炒め、スライスした茄子で巻きました。
○ 抹茶ティラミス:水切りヨーグルトで作った、甘酸っぱい和風の抹茶ティラミスです。

計514kcal
たんぱく質:22.5g、脂質:14.2g、炭水化物79.5g(糖質:70.6g、食物繊維:8.9g)

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

 

管理栄養士 S.N

利用者様の生活を支える

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

梅雨の季節になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はこの4月より予防リハビリテーションに異動してきました。
利用者様のお顔も覚え、コミュニケーションも取りながら、日々楽しく一緒にリハビリをしています。

予防リハビリでは転倒予防、物忘れ、生活習慣病などに着目したプログラムに加えて、理学・作業療法士が1人1人の機能に合わせた個別トレーニングも提供しています。1日を通して様々なプログラムを行っており、利用者様自身の健康管理の力を養うためのサポートをさせていただいています。
利用者様同士の交流も活発で、和気あいあいとした雰囲気に包まれています。お互いに励まし合いながら運動に取り組まれる姿が多く見受けられます。


さて、予防リハビリでは、より生活に寄り添ったリハビリの提供を目的に、5月よりリハビリテーションマネジメント加算の算定を開始しました。これにより、リハビリスタッフがご自宅に訪問し、生活場面での動作指導や評価が行いやすくなりました。個々のニーズにしっかりアンテナを張り、利用者様の健康増進や生活機能維持の一助となれるよう、今後も精進して参ります。

理学療法士 M

◎ お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL:086-427-1128 (相談担当:大段)

 

栄養科通信 vol.130 「カフェイン」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

コーヒーの健康効果が最近話題になっています。

国立がん研究センターは、「コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、ほぼ毎日飲む人では肝がんの発生率が約半分に減少し、1日の摂取量が増えるほど発生率が低下し、1日5杯以上飲む人では、肝がんの発生率は4分の1にまで低下し、発生率の低下は男女に関係なく見られていた」という研究結果を発表しました。
また、「最近、糖尿病などにコーヒーの予防効果が報告され、カフェインによるのではないかと推察されていますが、本研究の分析では、コーヒーと同じくカフェインの多く含まれている緑茶の場合、多く飲んでいる人でも肝がん発生率の低下がほとんど認められなかったことから、カフェインというよりは、コーヒーにのみ含まれている別の成分が関与しているものと思われます。」とも発表されています。

よく耳にするカフェインですが、健康に良いとも悪いとも言われています。
カフェインには、覚醒作用、利尿作用、リラックス効果などがあり、副作用として、めまい、興奮、不眠、吐き気、などがあります。
また、1度に多くのカフェインを摂取すると、カフェイン中毒を引き起こす可能性があります。一般的に普通の成人で3時間以内に17㎎/㎏以上の量のカフェインを摂取するとほぼ100%中毒症状が出ると言われており、1時間以内に6.5㎎/㎏以上の摂取で約半分の人に症状が出ると言われています。
体重50㎏の人は850㎎となり、ドリップコーヒー(150ml)8~9杯分になります。
では、コーヒーにはどれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか?また他の飲み物のカフェインの量はどれくらいなのでしょうか?

下のグラフは150ml当たりの主な飲み物のカフェイン含有量です。エスプレッソコーヒーは40ml、
コーラは350ml当たりです。
インスタントコーヒーの場合は、粉末2g(コーヒー1杯分)当たり60㎎です。

コーヒーよりも玉露がダントツでカフェイン含有量が多いことをご存知でしたか?
しかし、お茶にはタンニンという成分が含まれています。お茶に含まれるカフェインはタンニンと結合するため、カフェインの効果が抑制されます。紅茶に含まれるテアニンもカフェインの効果を抑制します。
最近ではカフェイン含有量の高いエナジードリンクも多数販売されており、カフェインの過剰摂取による死亡例も出ています。
これから暑さが本格化します。飲み物のよい一面だけを信じて過剰摂取することがないよう気を付けましょう。

管理栄養士 S.N

臭いでがんを発見?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

現在、日本の死因の第1位は「悪性新生物(がん)」で、年間約37万人ががんで亡くなっています。
しかも、今後高齢化が進むことによって、さらにがんによる死亡者数が増えるのではないかと言われています。
そんな中、最近「尿を材料に線虫でがんを発見する」というニュースがありました。
これは元九州大学助教授の広津崇亮氏が開発した検査法で、なんと、95%以上という驚きの高精度でがんの早期発見を実現できるそうです。
この検査は「N-NOSE」と言い、がんの患者さんには特有のにおいがあり、優れた嗅覚を持つ体長1ミリほどの線虫が尿のにおいに寄って来ればがんの疑いあり、遠ざかっていればがんの疑いなしと判定されます。
さらに驚くことに、たった1滴の尿を調べるだけで、ステージ0の超早期がんの存在まで検知してしまうそうです。
現時点では、がんの種類の特定は出来ないみたいですが、高確率でがんの有無を判定でき、しかも尿を使用するので採血とは違い、針を刺さなくても良いところがとても魅力的ですね。
この検査の実用化は2020年の1月を目指しているようで、現在まだ実用化はされていませんが、この検査でがんの早期発見率が上がることを期待しています。

当院では、大腸がん検診(便潜血反応や内視鏡等)、胃がん検診(内視鏡、ピロリ菌検査等)乳がん検診(マンモグラフィ、エコー等)、子宮がん検診(エコー、細胞診等)などの検診を行っています。症状が無くてもがんが発見されることもありますので、是非、検診を受けてみてはいかがでしょうか。

臨床検査部 M,T

地元の企業と手をつなぐ~倉敷天満屋「美CHU」プロジェクトに参加して~

カテゴリー: 栄養科, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 平成30年6月1日、(株)天満屋倉敷店が企画した「美CHU」プロジェクトに倉敷平成病院が協力参加しました。この企画は「いつまでも輝く女性」をターゲットに「美」と「健康」を中心とし、化粧品や婦人服など様々なイベント販売コーナーがありました。当院からは管理栄養士と渉外課が参加し、「倉敷平成病院」と「天満屋倉敷店」、「JA倉敷かさや」との3社のコラボレーションで、倉敷産の新鮮な野菜を使った野菜スムージーの作り方実演や健康レシピの紹介を行いました。
開店と同時に、野菜コーナーやスムージーの実演販売など、多くのお客様が来場しました。特に健康に関する意識は非常に高く、日々の栄養管理について具体的な質問を頂いたり、中には「平成病院の先生にお世話になっている」「天満屋に平成病院さんが来るのですね」と驚かれたりと、何気ない会話の中からも、「倉敷平成病院」が地元に浸透しているのも肌で感じました。
地元の企業と企業が手を組み、地域へ情報発信する事の大切さを学びました。
これからも地元企業としっかり手をつなぎ、益々地域に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。

総務部渉外課 S

 

家族への想い

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

さわやかな風、瑞々しい木々の緑、気持ち良い五月晴れの時期を過ぎて、気がつけば梅雨入りがもう間近。週間天気予報では曇りや雨のマークが増えてきました。体調を崩しやすい季節ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎月ご自宅へ訪問しお話を聴かせて頂くことは私たちケアマネジャーにとって大切な仕事のひとつです。介護保険サービスが適切に提供されているかどうか、サービス内容を変更する必要はないか、ご本人の健康状態や生活の様子に変化はないか、ご家族の皆様はお変わりなく生活されているかどうかなど、大切な話を聴かせて頂く貴重な時間となっています。
先日来、ご自宅のリビングや玄関あるいは庭先にカーネーションを見かけることが多くなりました。鉢植えやアレンジメントには「お母さんありがとう」のカード。「母の日だからと息子が送ってくれたんよ」「嫁がわざわざ持ってきてくれてなあ」皆さん笑顔でとても嬉しそうです。最近はカーネーションばかりでなくアジサイの花も多くなりました。毎年届くアジサイを庭に植えて、何種類ものアジサイを楽しんでいるお宅もあります。
介護で大変な母親が気になりながらも、遠く県外で生活していたり、子育てで忙しかったり。なかなか思うように力になれない子供さんからの「いつもありがとう」「思うように手伝えなくてごめんね」「なかなか時間がとれないけれどいつも気にしているからね」など、あたたかいメッセージを感じるからこそ、親御さんは届けられた花をそれはそれは大切に手入れされるのだと思います。
一方で、親子・兄弟姉妹の間に深い葛藤を抱えているお宅も少なくありません。何が原因なのかご自身でもよく分からなかったり、冷静に振り返ること自体が苦しく言語化には程遠い場所で身動きできなくなってしまっていたり。家族の問題に悩み、長い長い年月を辛く苦しく寂しい思いで過ごしてこられた方を目の前にするとき、家族関係を「不仲」という言葉でくくるのは乱暴だと気付きます。大切にしたい人を大切にできないしんどさ、優しくしたい人に優しくできない切なさに自分はどれくらい寄り添えているのか、絶えず自分に問いかけながらこれからも精進したいと思っています。

介護でお困りのことはありませんか。事務所は8:30から17:15まで毎日開いています。
14人のケアマネジャーがお待ちしていますので、いつでも気軽にご相談ください。

ケアプラン室 TA

14)より良いかかわり(心理・コミュニケーション編)とは

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は個人ごとの不自由さに沿った援助とはという視点でお話ししました。今回は、より一般的に、よりよいかかわり方とは?という視点でお話ししたいと思います。

よりよいかかわりについての具体的な話に入る前に、まずは下の図をご覧下さい。

これは、国際アルツハイマー病協会(ADI)が、認知症を患っても幸せに生きるために必要な権利に関して述べたものです。さらに、これを実現させるのは、家族、介護者、友人、医療・福祉専門職、地域社会、行政、つまり「認知症と共に生きる私」自身と、「認知症とともに生きる私」を取り巻くすべての人々である、としています。
ここで重要なのは「認知症とともに生きる私」が主役であるということです。
これは他の疾患であればごく当たり前のことのようにも思えますが、認知症という疾患のケアにおいては「認知症とともに生きる私」の主体性、権利擁護という観点に議論が及んだのは20世紀末になってからのことでした。
イギリスの心理学者であるトム・キットウッドは、それまでの認知症ケアの視点に大きな変革をもたらしました。彼が提唱した認知症ケアの視点は、パーソンセンタード・ケアと呼ばれ、文字通り「認知症とともに生きる私」が主体となるケアを意味しています。ここではその一部を説明する事とします(詳細は彼の著書を是非ご覧下さい)。

認知症の人が求める心理的な欲求にはいくつかの要素があり、これらを十分に発揮した状態であれば、認知症の人が主体的に楽しく幸せに生きることができる、としています。これらの要素の単語を反対語(例:心地よさ・安定性→不快さ・不安定)にして具体的に想像してみると、上の図をより理解しやすくなると思います。
話しがだんだんと難しくなってきたので、より具体的なよいかかわり方についてお話ししましょう。下の図をご覧下さい。

認知症のあるなしにかかわらず、他者からこのように接してもらえると、とてもうれしい気分になったり、安心した気分になれますよね。上の図を下の図でより具体的に説明します。

この中にはすぐに実践できそうなこともあれば、実践する人の練習や心理的なゆとりが必要とされるものもあります。すぐに100%達成を目指そうとすると大変ですので、ゆっくりだんだんと70パーセント程度を目指すつもりで臨んでみるのも良いでしょう。
下の図は脳の機能(記憶)の特徴から、より良いかかわりについて説明したものです。

裏を返すと・・・。

今回は、よりよいかかわり方(心理・コミュニケーション編)とは?というお話しをしました。それと同じくらい重要なよりよいかかわり方として、体調管理という視点からもお話を次回はしたいと思います。

「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

(認知症疾患医療センター CP阿部

第1500回歌声広場開催報告 ~歌い継がれて30年~

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

平成30年5月23日のこの日、歌声広場が30年を経て、1500回目を迎えました。
歌声広場の歴史は、昭和63年2月25日に第1回目が倉敷平成病院2階、現生活習慣病センターにて開催されました。会の特徴としてご利用者様が歌いやすくなるように伴奏は生演奏、スクリーンを使用し歌詞や映像を見ながら歌うことにより、心身に刺激を与え、また歌を通じて心豊かな時間を集団の中で共有することが出来ます。
高尾武男代表に開会の言葉を頂きまして1500回がスタートしました。演奏は高尾公子副理事長、医療秘書課の佐々木さん、ボランティアの山下さんにピアノ・キーボードを、金光副部長にはギターを、「見る歌聴く歌」では音楽療法士の江島先生にバイオリン、田渕先生にピアノをグランドガーデンの藤原さんには歌を、そして通所リハビリから松岡君に和太鼓を演奏して頂きました。全仁会グループ全体で会を盛り上げました。
今回の選曲は、今月の歌から「茶摘み」、現在、将棋ブームにちなんだ「王将」、2020年の東京オリンピックを応援する気持ちで「東京五輪音頭」、見る歌聴く歌では、「花は咲く」、ほか「南国土佐を後にして」「川の流れのように」の計6曲。会場全体が生演奏と歌声に包まれ、ご利用者様とスタッフの間に一体感が生まれました。アンコールもありました。最後は大濱施設長よりご挨拶を頂き閉会しました。
この度、30年を経て1500回を迎えるにあたり参加者やスタッフを含め、数多くの方々が関わり、協力して下さいました。今年のスローガンは「全仁会DNA 手を繋ぐ」です。
私たちも歌声広場を通じて地域の方、全仁会グループ職員、ボランティアの方などと手を繋ぎ、1回1回積み重ねていきたいと思います。最後になりましたが、会の準備にご協力いただきました関係部署の皆さま。本当にありがとうございました。

通所リハビリ 介護福祉士 O

虫歯予防デー

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

6月になりました。

まだまだ朝晩寒い日が続いています。
皆さん体調など崩されませんよう気をつけてください。

6月4日は「虫歯予防デー」です。
日本歯科医師会は6月4日~10日までの1週間を歯と口の健康週間としています。
歯や口の中の健康を見直す1週間です。
平成30年度の標語は「のばそうよ 健康寿命 歯みがきで」です。

最近では80歳まで20本の自分の歯を持とうという「8020運動」も提唱されています。
日頃から、歯みがきなどの口腔ケアをしっかり行っていれば、歯の寿命を延ばすことができます。定期的にお口の検診を受けることも、おすすめしています。
「歯の口の健康週間」をきっかけに、歯を長生きさせるための口腔ケアを実践する習慣を身につけましょう。

歯科衛生士 I

通所リハビリの共同作品「ぜっとくんと虹」(平成30年6月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

6月になりました。梅雨の時期ですが、沖縄から四国までは例年より一週間程度早く梅雨入りが発表されました。中国地方は例年6月第一週頃との予測となっていますが昨年は6月20日梅雨入り、7月13日梅雨明けでした。

さて、今回の作品では、全仁会マスコットキャラクターのぜっとくんも登場し、アジサイと虹で梅雨の合間の一日を表現しました。
虹は、パレットのような、明るい色彩の和紙を使いました。ただ、どこにも余白が無いようにバランスよく貼るのは、とても難しかったです。
あじさいは折り紙が得意な方が3人ほどおられて、「どうかしら?こうかしら?」と言われながら折ってくださいました。
外来にお越しの際は是非ご覧ください。

通所リハビリ

倉敷老健のリハビリがさらに充実

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健(入所)では、これまで理学療法士3名、作業療法士2名、言語聴覚士1名で個別リハビリ、集団リハビリを行っていましたが、今年度は理学療法士が1名加わり、計7名のリハビリスタッフになりました。

倉敷老健のリハビリスタッフは常勤・専従で、病院、通所リハビリ、訪問、スポーツ外来など経験しており、様々な視点から日常生活動作の改善や言語・飲み込みの改善に向けて訓練を行っています。

リハビリというと厳しくて怖いイメージがあるかもしれませんが、心配はいりません。
老健リハビリスタッフは皆優しく、その方に応じたプログラムを作成し、根気強く励ましてくれます。

また、積極的にリハビリをしたい方、自主的にリハビリしたい方はリハビリ器具も活用できます。老健に入所中の方が少しでも元気になり、自信を持ってお家に帰れるよう多職種と連携しながら取り組んでいきます。

 

老健  K