カテゴリー別アーカイブ: リハビリテーション部

【母校のパンフレット制作に協力しました】

このたび、令和8年度朝日医療大学校のパンフレットに、倉敷平成病院のリハビリスタッフ(理学療法士・言語聴覚士)が卒業生として紹介されることになりました。

10月28日には、大学入試広報部の方がカメラマンとともに来院され、院内での写真撮影が行われました。撮影とあわせて、なぜこの職業を選んだのか、入職1年目に感じた難しさや成長、今感じているやりがいなどについてもアンケート取材されました。

これから医療の道を目指す学生さんたちに、少しでも参考になれば嬉しく思います。
どんな仕上がりになるのか、パンフレットの完成が今からとても楽しみです。

 広報課

回復期リハビリ病棟 園芸療法2025~冬野菜の種まきをしました~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

急に冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じるこの頃ですが、皆さんは体調はいかがでしょうか。

11月7日(金)倉敷平成病院の駐車場の桜の木の近くにあるプランターで、入院中の患者さんと一緒に、冬野菜の種まきを行いました。今年も はつか大根、ほうれん草、水菜の種を植えました。元々園芸が趣味の患者さんがおられ、久しぶりの土いじりを熱心に取り組まれていました。

「水やりをしないといけないね」とプランター活動を楽しみにしてくださっている患者さんもおられました。「気分転換になった」「葉っぱが赤くなってるね」と季節を感じながら種まきを楽しまれる患者さんの姿がみられて嬉しかったです。
これから収穫を楽しみに育てていけたらと思います。皆さんもお時間あるときにぜひプランターに立ち寄ってみてください。

 

公認心理師 N

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の収穫をしました】

言葉を思い出す力

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。
朝晩の空気がひんやりとして、日が落ちる時間が早くなり、すっきり秋ですね。
秋といえば「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」など、いろいろな「○○の秋」が連想できますね。また、そんな言葉を聞くだけで、本を読む時間やおいしいご飯、きれいな紅葉の様子が頭に浮かびます。

さて、今日はその「言葉を思い出す力」=「語想起」についてお話します。
語想起とは「言いたい言葉を思いだして口に出す力」のことです。例えば、「果物といえば?」と聞かれて、「りんご」「ミカン」「ぶどう」などが自然にでてくるのは、語想起がスムーズに働いているからです。
しかし、この力は加齢や脳の働きの変化によって少しずつ低下することがあります。特に、注意力・記憶力・意味理解などを担う脳の機能が低下すると、「名前がでてこない」「あの人の名前が喉まででかかっているに思い出せない」といったことが起こりやすくなります。

脳卒中や認知症の方では、この「語想起」が難しくなる場合もあり、私たち言語聴覚士(ST)は、ことばを思い出す力を保つ・取り戻すためのリハビリも行っています。
また、当院は「もの忘れ外来」にて認知症診断・治療の外来診療も実施しています。完全予約制にはなりますが、もの忘れから日々の困りごとまでお気軽にご相談頂ければと思います。

リハビリテーション部 言語聴覚士 N

【回復期リハ病棟 演芸鑑賞】

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

9月9日(火)、回復期病棟にてレクリエーションが行われました。

回復期病棟では毎週火曜日にレクリエーションを実施しており、週替わりで回想法や創作活動などを行っています。今回は特別に、ボランティアグループ・郷の会さんをお招きし、「黒田節」「よさこい節」「有馬川」などの民謡・歌謡に合わせての舞踊や、手品や南京玉すだれなどの演芸を鑑賞しました。

いつもはお食事やリハビリに使われるデイルームですが、この日は1日だけの華やかなステージに早変わり。優雅な舞踊や楽しい演芸に、手拍子をしながら鑑賞される患者様もおられたり、普段はレクリエーションに参加していない患者様もにぎやかな様子に惹かれて見に来られたり、大賑わいとなりました。

毎日リハビリを頑張っておられる患者様にとって、楽しい息抜きの機会となったようでした。

 

回復期リハビリテーション病棟 作業療法士 M.A

「岡山県のおしごと本2025」が発行されました

『岡山県のおしごと本』は、岡山放送株式会社(OHK)が発行する岡山県内すべての小学5年生(約16,000人)に配布されるキャリア教育教材です。 子どもたちが将来の進路を考えるきっかけとして、地域で働く大人たちの姿を紹介することを目的に、岡山県教育委員会を通じて配布されます。

5月に岡山県作業療法士会のご推薦のもと、当院リハビリテーション部  作業療法士 西科長が取材を受けましたが、このたび発行されましたのでご紹介いたします。

 

▶「岡山県のおしごと本2025」はオンラインでも読むことができます。是非ご覧ください。

https://okayama-oshigoto.ohk.co.jp/

 

▶作業療法士のページはこちら

https://okayama-oshigoto.ohk.co.jp/oshigoto/2025-35/

当院作業療法士他2名も写真で参加しています。見つけてみてください。

 

倉敷平成病院 広報課

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頑張ります~リハビリ新入職員より~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさん、こんにちは。
8月は夏ですが、暦の上では8月7日で立秋とのことです。いかがお過ごしでしょうか。今年は特に暑い日が続いているため、こまめに水分や塩分の補給をして脱水症状にならないようにお気をつけ下さい。クーラーの使用や十分な休息を行うように心がけましょう。

私は今年度から倉敷平成病院に入職し、約4ヶ月が過ぎようとしています。徐々に職場の雰囲気や業務にも慣れてきた頃ですが、まだまだ分からないことも多く先輩方に助けて頂きながら仕事に励んでいます。
この4ヶ月間で私が学んだことは、症状について考察していくことはもちろん患者さんの今後の生活を考えながら関わっていくことが重要であるとわかりました。機能改善だけではなく、生活や仕事、趣味など様々な面から患者さんについて知ることが大切であると思います。それらを踏まえて、自分に出来ることを考えながら日々リハビリを行っていくことが私の役割であると思っています。
まだまだ未熟でありますが、知識や技術を吸収して少しでも患者さんに寄り添うことができるように頑張っていきたいと思っております。
最後に、暑さが厳しい日々が続きますがご自愛頂きますようにお願い申し上げます。

リハビリテーション部 ST T

画像:写真AC

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の収穫をしました】

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!
暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回は、回復期リハビリテーション病棟での園芸活動についてご紹介したいと思います!

病棟では、5月にトマト・ピーマン・ナスの3種類の夏野菜の苗を植えました。
苗植えをしてから患者さんにも水やりを手伝っていただき、みんなで野菜の成長を見守りました。2ヶ月ほど経ち、どの野菜も大きく成長しています。

7月23日(水)に収穫を行い、数名の患者さんが参加してくださいました!
なすやピーマンは手で摘むのが難しく、スタッフと一緒にハサミを使いながら収穫することができました。

患者さん同士やスタッフとの交流ができる場となり、一緒に育てていた野菜や畑仕事などを思い出されながらお話ししてくださった姿はいきいきとされておられ、院内の姿とは違い印象的でした。
まだまだたくさん収穫できそうです。楽しみが続くよう、これからも大切に育てていきたいと思います。

厳しい暑さが続きますが、しっかりと水分補給をして、一緒に夏を乗り越えましょう!

倉敷平成病院 リハビリテーション部 公認心理士 O

 

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の苗植えを行いました】

 

【第17回くらしきみなみ文化祭 参加報告】

2025年6月21日(土)に倉敷南小学校で開催された「第17回くらしきみんなみ文化祭」に、当院リハビリテーション部 理学療法科から5名、看護部から2名、事務から1名の計8名が参加しました。

会場には、防災グッズや、地域の皆さんが制作された作品展示、楽しい遊び体験コーナーがあり、子供から大人まで楽しめる内容でした。

倉敷平成病院のブースでは、リハビリテーション部から、バランスチェックとしてファンクショナルリーチテスト、握力測定、片足立位保持、5回立ち上がりテスト等を行いました。看護部からは、「骨の健康度チェック表」を用いた骨の健康セルフチェックを行い、骨粗鬆症予防に関するポイントをお話させていただきました。お子さんからご高齢の方、約150名の方々にご参加いただき、健康への関心の高さを実感することができました。

私は今回が初めての参加でしたが、地域の皆さまの健康意識の高さに触れ、大変貴重な経験となりました。今回の文化祭での体験が、皆様の運動や健康づくりに関心を持つきっかけとなれば幸いです。

最後になりましたが、この度当院のコーナーにご参加くださった皆様、くらしきみなみ文化祭運営スタッフの皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。

リハビリテーション部 理学療法科 I

第12回わくわくカフェ開催報告

第12回『わくわくカフェ(もの忘れ予防カフェ)』開催報告
~笑顔あふれるひとときを皆さまと~

6月21日(土)、認知症疾患医療センターで第12回「わくわくカフェ」を開催し、19家族・計37名の皆さまにご参加いただきました。
今回は、脳神経内科 涌谷陽介先生による「認知症予防には“運動・栄養・交流”が大切」とのお話に始まり、リハビリステーションピースの作業療法士によるストレッチ体操創作レクリエーション、初企画となるフラダンス披露など、盛りだくさんのプログラムでお届けしました。

創作活動では、うちわを使った楽しいゲームで盛り上がった後、季節を感じるオリジナルうちわを制作。会場は活気と笑顔にあふれました。特に印象的だったのは、フラダンスの時間。ダンスを習われている患者さんとご家族が衣装に着替えて素敵な踊りを披露してくださいました。他の患者さんも自然と前にでて一緒に踊り、会場が一体となる温かいひとときとなりました。

「本人の楽しそうな表情を見て、私も嬉しくなりました」とのご家族の声もいただきました。この取り組みがご本人の笑顔を引き出し、ご家族の心にも寄り添える場となったことを実感しています。

今後もご家族の交流の場としてだけでなく、ご本人様が輝ける場面作りを提供していけるよう工夫していきたいと思います。

認知症疾患医療センター・リハビリテーション部 CP H

 

第11回わくわくカフェ開催

公認心理師の紹介

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はじめまして。今年度入職した公認心理師のEです。
今回は公認心理師について、お伝えできたらと思います。

公認心理師は、2017年から国家資格になった、心の健康をサポートする専門職です。
医療・福祉・教育・司法・産業分野等において活躍しています。

医療における公認心理師には、心理検査や心理的支援(カウンセリングや心理療法)、コンサルテーション(専門家同士の連携)、心理情報の提供・啓発(メンタルヘルス教育)の業務が求められます。

公認心理師になるためには、大学学部・大学院の6年間、授業や実習を通して学び、国家試験を合格する必要があります。

今年の3月2日には第7回公認心理師試験が実施され、私は大学の同期と共に大阪会場で受検しました。2年間、仲間と共に勉強し合った甲斐があって、合格することができました。

私は4月に入職し、まだ新米です。知識も技術もこれからなので頑張っていきたいと思います。そこで、今回は公認心理師におけるコミュニケーションの取り方について、私と一緒に勉強をしてみませんか。

 

①視界に入る位置を意識する
患者様は横から突然声をかけられるとびっくりされることがあります。そのため正面からゆっくりと近づき、目線を合わせることで安心感を伝えます。

②非言語コミュニケーションを活用する
言葉だけでなく、表情やジェスチャー、声のトーンを意識することで、より伝わりやすくなります。

③安心感を与える言葉を使う
「さっきも言いましたよ」ではなく、「なるほど、そうなんですね」と相手のペースを尊重する言葉を選びます。

④過去の話に耳を傾ける
認知症の方が過去の話をする際は、否定せずに共感しながら聞くことが大切です。話すことで安心感を得られることがあります。

⑤予告してからケアを行う
何かをする前に「次は○○しますね」と事前に伝えることで不安を軽減できます。

どれも基本的なことですが、現場にでると改善すべき点が多くあると感じています。
これからも先輩方の元で学び、当院を利用されている皆様に信頼される公認心理師となれるよう、精進して参ります。

公認心理師 E