カテゴリー別アーカイブ: リハビリテーション部

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の収穫をしました】

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こんにちは!
暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回は、回復期リハビリテーション病棟での園芸活動についてご紹介したいと思います!

病棟では、5月にトマト・ピーマン・ナスの3種類の夏野菜の苗を植えました。
苗植えをしてから患者さんにも水やりを手伝っていただき、みんなで野菜の成長を見守りました。2ヶ月ほど経ち、どの野菜も大きく成長しています。

7月23日(水)に収穫を行い、数名の患者さんが参加してくださいました!
なすやピーマンは手で摘むのが難しく、スタッフと一緒にハサミを使いながら収穫することができました。

患者さん同士やスタッフとの交流ができる場となり、一緒に育てていた野菜や畑仕事などを思い出されながらお話ししてくださった姿はいきいきとされておられ、院内の姿とは違い印象的でした。
まだまだたくさん収穫できそうです。楽しみが続くよう、これからも大切に育てていきたいと思います。

厳しい暑さが続きますが、しっかりと水分補給をして、一緒に夏を乗り越えましょう!

倉敷平成病院 リハビリテーション部 公認心理士 O

 

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の苗植えを行いました】

 

【第17回くらしきみなみ文化祭 参加報告】

2025年6月21日(土)に倉敷南小学校で開催された「第17回くらしきみんなみ文化祭」に、当院リハビリテーション部 理学療法科から5名、看護部から2名、事務から1名の計8名が参加しました。

会場には、防災グッズや、地域の皆さんが制作された作品展示、楽しい遊び体験コーナーがあり、子供から大人まで楽しめる内容でした。

倉敷平成病院のブースでは、リハビリテーション部から、バランスチェックとしてファンクショナルリーチテスト、握力測定、片足立位保持、5回立ち上がりテスト等を行いました。看護部からは、「骨の健康度チェック表」を用いた骨の健康セルフチェックを行い、骨粗鬆症予防に関するポイントをお話させていただきました。お子さんからご高齢の方、約150名の方々にご参加いただき、健康への関心の高さを実感することができました。

私は今回が初めての参加でしたが、地域の皆さまの健康意識の高さに触れ、大変貴重な経験となりました。今回の文化祭での体験が、皆様の運動や健康づくりに関心を持つきっかけとなれば幸いです。

最後になりましたが、この度当院のコーナーにご参加くださった皆様、くらしきみなみ文化祭運営スタッフの皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。

リハビリテーション部 理学療法科 I

第12回わくわくカフェ開催報告

第12回『わくわくカフェ(もの忘れ予防カフェ)』開催報告
~笑顔あふれるひとときを皆さまと~

6月21日(土)、認知症疾患医療センターで第12回「わくわくカフェ」を開催し、19家族・計37名の皆さまにご参加いただきました。
今回は、脳神経内科 涌谷陽介先生による「認知症予防には“運動・栄養・交流”が大切」とのお話に始まり、リハビリステーションピースの作業療法士によるストレッチ体操創作レクリエーション、初企画となるフラダンス披露など、盛りだくさんのプログラムでお届けしました。

創作活動では、うちわを使った楽しいゲームで盛り上がった後、季節を感じるオリジナルうちわを制作。会場は活気と笑顔にあふれました。特に印象的だったのは、フラダンスの時間。ダンスを習われている患者さんとご家族が衣装に着替えて素敵な踊りを披露してくださいました。他の患者さんも自然と前にでて一緒に踊り、会場が一体となる温かいひとときとなりました。

「本人の楽しそうな表情を見て、私も嬉しくなりました」とのご家族の声もいただきました。この取り組みがご本人の笑顔を引き出し、ご家族の心にも寄り添える場となったことを実感しています。

今後もご家族の交流の場としてだけでなく、ご本人様が輝ける場面作りを提供していけるよう工夫していきたいと思います。

認知症疾患医療センター・リハビリテーション部 CP H

 

第11回わくわくカフェ開催

公認心理師の紹介

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はじめまして。今年度入職した公認心理師のEです。
今回は公認心理師について、お伝えできたらと思います。

公認心理師は、2017年から国家資格になった、心の健康をサポートする専門職です。
医療・福祉・教育・司法・産業分野等において活躍しています。

医療における公認心理師には、心理検査や心理的支援(カウンセリングや心理療法)、コンサルテーション(専門家同士の連携)、心理情報の提供・啓発(メンタルヘルス教育)の業務が求められます。

公認心理師になるためには、大学学部・大学院の6年間、授業や実習を通して学び、国家試験を合格する必要があります。

今年の3月2日には第7回公認心理師試験が実施され、私は大学の同期と共に大阪会場で受検しました。2年間、仲間と共に勉強し合った甲斐があって、合格することができました。

私は4月に入職し、まだ新米です。知識も技術もこれからなので頑張っていきたいと思います。そこで、今回は公認心理師におけるコミュニケーションの取り方について、私と一緒に勉強をしてみませんか。

 

①視界に入る位置を意識する
患者様は横から突然声をかけられるとびっくりされることがあります。そのため正面からゆっくりと近づき、目線を合わせることで安心感を伝えます。

②非言語コミュニケーションを活用する
言葉だけでなく、表情やジェスチャー、声のトーンを意識することで、より伝わりやすくなります。

③安心感を与える言葉を使う
「さっきも言いましたよ」ではなく、「なるほど、そうなんですね」と相手のペースを尊重する言葉を選びます。

④過去の話に耳を傾ける
認知症の方が過去の話をする際は、否定せずに共感しながら聞くことが大切です。話すことで安心感を得られることがあります。

⑤予告してからケアを行う
何かをする前に「次は○○しますね」と事前に伝えることで不安を軽減できます。

どれも基本的なことですが、現場にでると改善すべき点が多くあると感じています。
これからも先輩方の元で学び、当院を利用されている皆様に信頼される公認心理師となれるよう、精進して参ります。

公認心理師 E

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の苗植えを行いました】

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こんにちは。梅雨の気配を感じるこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

倉敷平成病院の回復期リハビリテーション病棟では、今年も恒例となった園芸活動を実施しました。活動開始から3年目を迎え、5月23日(金)には病院駐車場横のプランターに、夏野菜の苗植えを行いました。今回植えたのは、トマト・ピーマン・ナスの3種類。暑さに向かう季節にぴったりの顔ぶれです。

当日は、数名の患者さんにご協力いただきました。畑仕事のご経験がある方からは「まず水をまいてから植えるといいよ」「植えた後の苗の周りに溝を作って水やりするのもいいよ」などと丁寧なアドバイスもあり、経験のない方も「ええ野菜ができたら嬉しいね」と笑顔で楽しく参加されていました。

患者さん同士の交流やスタッフとの会話が生まれるこの活動は、リハビリの一環としても大切な取り組みです。収穫の喜びを皆で分かち合える日を楽しみにしながら、心を込めて育ててまいります♪
倉敷平成病院 リハビリテーション部 公認心理師  Y

 

失語症の日イベント「第2回 岡山県サロン合同交流会」開催のご報告

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毎年4月25日は、「し(4)つ(2)ご(5)」の語呂合わせから「失語症の日」とされ、全国各地でさまざまな関連イベントが行われています。岡山県ではその一環として、4月27日に「第2回 岡山県サロン合同交流会」を倉敷平成病院にて開催しました。

本交流会には、岡山市・倉敷市・総社市・玉野市・笠岡市・津山市など県内8つの地域で活動する失語症サロンが参加。失語症当事者やそのご家族、意思疎通支援者、言語聴覚士など約80名が集まりました。

当日は、各サロンによるポスター発表、グループ交流会、コーラス鑑賞といった2時間のプログラムを実施。ポスター発表では、当事者やご家族が、発症前の生活や失語症を受け入れるまでの心の葛藤、社会に対するメッセージなどを自身の言葉で発信され、会場からは深い共感と温かい拍手が寄せられました。

またコーラス鑑賞では、音楽療法のボランティア講師の伴奏にあわせて、懐かしい歌をくちずさんだり楽器を奏でたりと、会場は笑顔と歌声に包まれました。失語症があっても歌だと言葉がでてくる場合もあります。歌を通して心が通い合う、そんな力強い瞬間が随所に見られました。

今回のイベントには、山陽新聞、毎日新聞、テレビせとうちの各社にも取材いただき、地域における失語症支援の重要性を広く発信する機会となりました。

倉敷平成病院では今後も、失語症をはじめとする言語障害に向き合い、医療と支援の両面から、地域に根ざした活動を続けてまいります。

倉敷平成病院 言語聴覚士 副主任 H

※許可を得て写真を掲載しています。

面会時間を活用して

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新年度がスタートし1ヶ月半。新緑の木々やさわやかな風に清々しさを感じる時期になりました。連休も終わり、疲れは溜まっていないでしょうか。

私は現在、回復期リハビリテーション病棟で勤務をしています。コロナのみでなく感染症が少し落ち着き、病院の面会制限も緩和が進んでいます。
コロナ禍ではゆっくり面会して頂くことが難しい期間もありましたが、現在はご家族にリハビリの様子をゆっくり見学して頂くことが出来るようになってきました。
「話を聞いて想像していたより、動けるようになっていてびっくりしました。」
「一人でこのくらいトイレに行けるようなら、元の施設に戻れるんじゃないかなって思います。」など、退院先は自宅や施設等様々ですが、患者さんの様子を見て頂いたり、実際に介助をして頂くことで、状態の理解や退院後の生活を想像する良いきっかけになっているなと日々感じています。

一人の患者さんにたくさんの職種が関わらせて頂いています。
各職種がしっかりと各々の責任を果たしていくことはもちろんですが、患者さんの全体像を把握して関わらせて頂くことで、面会時間に患者さんの状態の説明がより具体的に丁寧に行えると考えています。

そのためには日頃から職員間のコミュニケーションが必要不可欠です。職種や年代などの垣根を越えて、患者さんにより良い医療を提供できるよう、良い雰囲気作りができるよう務めていきたいと思っています。

面会に来られた際には、分からないことや不安なことなど、お気軽にスタッフにお声かけ頂ければと思います。

暦の上では夏に入ったところです。ご無理なさらずご自愛下さい。

リハビリテーション部 回復期リハビリテーション病棟 作業療法士 O

※画像はイメージです(写真AC)

岡山県内すべての小学5年生に配布される『岡山県のおしごと本2025』に当院 作業療法士 西科長が取材協力】

岡山県のおしごと本』は、岡山放送株式会社(OHK)が発行する岡山県内すべての小学5年生(約16,000人)に配布されるキャリア教育教材です。 子どもたちが将来の進路を考えるきっかけとして、地域で働く大人たちの姿を紹介することを目的に、岡山県教育委員会を通じて配布されます。
2025年版では、「作業療法士(OT)」のお仕事紹介として、岡山県作業療法士会のご推薦のもと、当院リハビリテーション部  作業療法士 西科長が取材を受けました。取材では、作業療法士の魅力ややりがい、リハビリテーションを通じた患者さんとの関わりなどについて、お話しさせていただきました。

未来を担う子どもたちが「医療の仕事って素敵だな」「地元で誰かの役に立ちたい」と思ってもらえるきっかけになれば幸いです。発行は2025年秋の予定です。私たちも今から完成が楽しみです。

これからも倉敷平成病院は、地域の皆さまと共に歩み、未来を担う人材育成にも積極的に関わってまいります。

倉敷平成病院 広報課

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【令和7年度 倉敷平成病院リハビリテーション研修会 開催報告】

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4月26日(金)・27日(土)の2日間にわたり、福島県立医科大学 保健科学部 准教授の阿部浩明先生を講師にお迎えし、「脳卒中片麻痺患者の歩行再建」をテーマにリハビリテーション研修会を開催しました。

1日目は、筋電図や研究データをもとに、歩行に関わる神経機構や装具療法の最新知見を、豊富な治療事例とともに解説いただきました。2日目には、病院や地域との連携体制の構築に関する講義と、長下肢装具を使用した実技指導も行われ、より実践的な学びの場となりました。

参加者は定員30名が満席となり、当院スタッフを中心に、岡山県内外(広島県・島根県など)の医療従事者も多数参加され、活気にあふれた充実の研修会となりました(内訳:当院23名、外部7名)。

今後も本研修で得た学びを日々の臨床に活かし、脳卒中リハビリテーションの質向上と、患者さんのよりよい生活の実現を目指してまいります。

倉敷平成病院 理学療法士 N.N

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患者さんのことを第一に考えリハビリを提供

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入職し1年がたち、職場には後輩も入職してきました。

入職1年たった今でも、仕事内容や、リハビリを提供する上での技術など、わからないことも多くありますが、後輩のことをよく気にかけてくださる先輩方に助けていただきながら、日々精進しています。職場には優しい先輩方ばかりで、わからないことに対しては、仕事の合間を縫い、時間を作り、言葉だけではなく実際に行う治療の様子の見学や、ポイントなどを詳しく教えていただけたりなど、丁寧に指導いただいています。また、当院では、治療について相談しやすいよう、同職種内で情報共有する時間もあり、より質問・相談しやすい環境下でリハビリを提供することが出来ています。

当院のPT科では積極的な勉強会が行われていることに加えて、勉強会で取り上げてほしい内容についても案を出すことができ、より実際の現場で役立つとこについて学ぶことも出来ます。また、院外から先生をお招きして、外部のリハビリ職の方々も参加される研修会も積極的に開催されており、当院のPT科の先輩方が多く参加されていることから、勉強する機会を多く得ることが出来ています。

その後のリハビリでは実施することの難しさもありますが、わからないことがあっても、研修会に参加されている先輩方が多くおられるため、新しい発見や効果の体験を得ることができています。

理学療法士2年目となり、職場や仕事内容にはなれてきましたが、日々自己研鑽を怠ることなく、患者様のことを第一に考え、リハビリを提供していきたいと思います。

リハビリテーション部 理学療法士 T