月別アーカイブ: 2022年11月

コロナ禍に思うこと

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナの影響が長期化し、不安定な世界情勢の中、物価は高騰し、生活をしていく上で非常に厳しく、危機感や不安が強くなっているように感じます。そして、令和4年11月現在「新型コロナウイルス関連倒産」も全国に4,531件との報道もありました。
相談員業務をしている際「生活保護受給者であるが、大丈夫でしょうか?」といった問い合わせもここ最近増えてきました。倉敷市内の生活保護世帯は5,142世帯あり、倉敷市全体の1.5%となっています。保護世帯の約50%が高齢者世帯であり、またその高齢者世帯の88%が単身世帯と言う状況です。この生活保護制度は、日本国憲法第25条に定めている「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国はすべての生活場面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」と明記されています。20年以上前、私が学生だった頃ゼミの先生より「最低限度の生活ってなんでしょう?」と問いかけられたことを思いだしました。「居・食・住が確保され、テレビや携帯電話(当時はポケベルやPHSでしたが)とプレイステーション、クーラーがあること」などと未熟な学生時代に答えた気がしました。世の中の社会情勢や物事の価値観、文化、風習等大きく変化を遂げているなか、個人がそれぞれ思う「最低限度の生活」に対する考え方は違うかもしれません。しかし、生活保護は自立の助長を図ることを目的として、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行う制度となっています。生活保護を必要とする可能性は、私を含め誰にでもあるものです。生活に困窮しどこの誰に相談したらよいか分からない事もあるかと思います。ご相談の際はお住いの自治体の福祉事務所へご連絡をしたり、また「住まい」に関しては、当施設「ケアハウスドリームガーデン倉敷」(軽費老人ホーム)へご相談頂ければ何かお役に立つことが出来るかもしれません。
新型コロナウイルス感染症が第8波へ突入した情報もあります。インフルエンザとコロナウイルスと戦々恐々としていますが、一日でも早く多くの方が安心して「生活」出来る事を切に願うばかりです。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 生活相談員 S

【第57回のぞみの会YouTube動画 第5弾「全仁会グループ入所系施設紹介」を配信開始】

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

全仁会グループ 入所系施設は、全仁会の理念である「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」の、在宅部門を支える大きな柱です。
老人保健施設「倉敷老健」をはじめ、地域密着型特別養護老人ホーム「ピースガーデン」、
グループホーム「のぞみ」、サービス付き高齢者向け住宅「グランドガーデン南町」、
ケアハウス「ドリームガーデン倉敷」、住宅型有料老人ホーム「ローズガーデン倉敷」
と多種多様なご利用の方のニーズに沿った、入所系施設紹介動画です。
日常の生活かから介護、リハビリの様子、季節ごとの催し物(現在コロナで制限中)の様子など動画にしています。
ぜひご覧ください。

次回は12/6(火)「全仁会グループ 通所系施設紹介」を更新予定です。
のぞみの会冊子の情報はこちら http://www.heisei.or.jp/hope

#介護  #老健 #特養 #グループホーム #サ高住 #ケアハウス #医療

第57回のぞみの会実行委員会

4年に一度のサッカーの祭典 ワールドカップ開催

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

11月末になり朝晩がかなり冷え込むようになりました。
体調にお変わりないでしょうか。

さて、現在4年に一度のサッカーの祭典ワールドカップが開催されております。
日本代表も7大会連続出場を果たし、日の丸を背負い戦っております。

ワールドカップとは、まず4チームで構成されたグループリーグ(予選)を行い、その4チームの中の上位2チームが決勝トーナメントに勝ち上がるシステムです。

日本代表は、11月23日にグループリーグの初戦を行い、対戦相手は優勝候補にも挙げられているドイツ代表でした。結果は見事勝利を収め、世界各国でも歴史的勝利と報じられました。
私もこの試合をテレビの前で応援していて1試合を通して目が離せない展開でとても興奮しました。格上相手にも選手が一丸となり戦い抜く姿はとてもかっこよく、スポーツを見る上で胸が熱くなる瞬間でもあります。グループリーグ(予選)の試合は今後も続きますので普段サッカーを見ることが無いという方も是非日本代表を応援してみませんか?

きっと戦術やルールが分からなくとも楽しむ事が出来ると思います。テレビの前ではありますが熱い瞬間を共に共有しましょう。

人事課・Y

 

足先の激痛という脳出血の後遺症を鍼灸治療で改善

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

先日、脳出血の後遺症で悩まれている60代の女性患者が来院されました。

2年前に脳出血を起こし、4日間意識が戻らず、ギリギリ助かったとご本人は言われていました。しかし、後遺症として左足先のズキズキするような激しい痛みが残っています。

患者さんがテレビで鍼灸を紹介する番組を見てから、興味を持ち、当院に来られました。
発症当時に手術をしておらず、脳内の出血が残ったままでした。このような場合、鍼灸の理論では経絡に瘀血がある考えられます。

これに対して、手足のツボに刺鍼し、腹部のツボにお灸など全身治療をした後に、両足の親指の先に鍼を刺し、数滴の血を出す治療をしました。これによって、経絡の瘀血を除去するとともに、井穴と呼ばれる指の末端のツボを刺激し、脳神経の働きの改善を目的にしました。

1回だけの治療で、足先の激痛は大分軽減して生活がしやすくなったと患者さんは非常に喜んでいただけました。

2年前からの脳出血の後遺症として、改善は難しいと、最初にはそう思っていましたが、1回だけの治療でこれほどの効果が得られたことに、我々治療者としても非常に驚いて喜びました。

難治性疾患に対しても、時に鍼灸治療法は不思議な効果が得られます。

 

ヘイセイ鍼灸治療院 谷吉

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688

 

脳活性化トレーニングの実施

こんにちは グループホームのぞみです。
朝晩の冷え込みに、季節の移り変わりを感じます。

新型コロナウイルス感染感染対策の為、ふれあいが難しく、居室でお過ごしいただく時間が多くなっています。
ご利用の方の認知機能が低下しないように、職員が訪室して、おひとりおひとりにあった脳活性化トレーニングに取り組んでいただいています。
主に、塗り絵、日記、数字並べ、計算問題、ことわざ等が人気です。

塗り絵が得意な方に複雑で細かいものをお渡しすると色とりどりの色を使い分けて熱心に塗ってくださいます。
塗り絵は、脳の活性化やリフレッシュ効果・ストレス解消、自律神経を整える効果が期待されています。

また、毎日日記を付けているAさんは、文字だけでなく、広告の中にある食べ物や文字をコラージュされ、コメントを書かれたりされています。切り抜いた写真をご覧になりながら「これは昔よく食べていて、すごく好きなの」「おいしそうねえ」と、訪室した職員と会話を楽しみながら取り組まれています。職員も思わず、笑顔がこぼれます。

私自身、今後もご利用の方と、お話しする時間を大事にしていきたいと思います。

これからも、継続は力なり!!

のぞみ家(け)の皆さんが、コロナに負けず楽しく笑顔で過ごされるよう、スタッフ一丸となり支援させていただきます。

ピースガーデン倉敷 4階 グループホームのぞみ  ずん子

日々のコミュニケーション

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆様はじめまして。新人理学療法士のTと申します。
今年も残す所あと一ヶ月で終わり、時間の流れが早く感じています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

当院に入職して7ヶ月が経ちました。今振り返ると長いようであっという間の7ヶ月間であったと感じています。入職した当初は分からない事や不安が多く、日々の業務を覚える事で精一杯でした。しかし、先輩方の丁寧な指導や同期と切磋琢磨しながら過ごす事ができ、現在まで頑張り続ける事が出来ています。

今回のブログでは、私が入職して7ヶ月間を理学療法士として過ごして感じたことをご紹介したいと思います。

それは日々のコミュニケーションを大切にする事です。
「コミュニケーション」の重要性は入職前から理解しているつもりでした。しかし、実際に臨床現場で働き、患者さんとの会話を通して得られる情報や性格・特徴を知る事で治療方法や今後の方針の手がかりになると改めて実感しました。またリハビリのみでは患者さんの状態を良くする事は出来ません。患者さんのみでなく、他職種と日々コミュニケーションを取り包括的なアプローチが必要であると痛感しています。
今後も、患者さんや他職種とのコミュニケーションや先輩方への相談など理学療法士として成長していけるように努力していきます。

最後に、当院はFacebook・Instagram・YouTubeで情報発信も行っており、自宅でも簡単にできる運動なども紹介しています。コロナ禍で運動不足になっている方など、よければ是非ご参照ください。

倉敷平成病院facebook

倉敷平成病院Instagram

倉敷平成病院YouTubeチャンネル

ご覧いただきありがとうございました。

理学療法士T

ホームヘルパーの7つ道具!? ヘルパーバッグの中身を紹介!

冬も近づき朝晩の冷え込みが身に染みてきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ホームヘルパーの現場は、ご利用の方の環境によって、必要な道具が異なります。そのため現場で必要なものは、できる限り揃えておくことが大切です。
長年、あれもこれも揃えているといつの間にかヘルパーバッグは、ぱんぱん状態。ただ、どのアイテムもいつかは使うと思い、省けなくなっています。

ではその必要アイテム、ヘルパー7つ道具をご紹介します。

感染予防対策(手指消毒用アルコール、使い捨て手袋、ゴーグル、マスク、エプロン)・・・これら感染対策グッズは必要不可欠です。新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等に感染しない、させないように気をつけています。

筆記用具・文房具(ボールペン、三色ボールペン、マジック(大・小)、メモノート、ステックのり、印鑑、印肉、ハンコシート、手帳、名刺、記録用紙、バインダー、電卓)・・・援助の記録や買い物レシート貼り、また、担当者会議等に必要です。

その他(ねじ回し小セット、ポケットテッシュ、ナイロン袋、財布、レジ袋、スマホ、免許証、タオル、水筒)・・・これらは、いつか必要になるであろうアイテムや必需品です。

その他のヘルパーから(リップ、日焼け止め、ハンドクリーム、手洗い用洗剤、エコバック、安全ハサミ、マスキングテープ、輪ゴム等々)・・・各自それぞれ必要なアイテムがあるようです。

このようにあらためて確認すると多種多様、思ったよりもかなりのアイテム数になっていました。ちなみに私のヘルパーバッグは総重量5.3㎏27アイテムありました。バッグがぱんぱんになるはずです。また結構重い!

これから指のかじかむ冬に向けて、ショルダーにくい込むバッグの重みに耐えながら、今日もヘルパーは東へ西へご利用の方のもとへ馳せ参じます。

                        訪問介護 T. T

倉敷平成病院【外来】令和4年度 年末年始外来休診のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和4年度年末年始の診療ですが、12月29日(木)(終日)の診療をもちまして、年内の外来診療は終了となります。

年末年始の万が一の急な怪我や体調不良がありましたらご連絡ください。(☎086-427-1111)

緊急対応をしている場合もございますので救急外来は待ち時間が長くなる場合もあります。事前にお電話での受診確認をおすすめしております。

令和5年は1月4日(水)より通常通り外来診療を行います。

 

尚、感染防止対策のため、ご入院患者さんへの面会は禁止となっております。ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

秘書・広報課

倉敷平成病院【売店】令和4年度年末年始営業のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院売店(サービス棟1階)の令和4度年末年始営業のご案内です。

年末12月29日(木)17時まで通常営業。

12月30日~1月3日の間はお休みです。

1月4日(水)より通常営業いたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

秘書・広報課

倉敷平成病院【喫茶】令和4年度年末年始営業のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院喫茶「スマイルキッチン」(サービス棟2階)の令和4年度年末年始営業のご案内です。

年末 12月29日(木)まで通常営業。

12月30日~1月3日の間はお休みです。

1月4日(水)より通常営業いたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

秘書・広報課

チーム医療のタスキをつなぐ「地域医療連携センター」

先日、倉敷マスカット球場で駅伝大会がありました。

陸上は個人競技が多い中、駅伝はみんなの思いを背負いチームで挑む競技です。
どんな結果になったとしても、チーム・仲間のために少しでも早く、いい結果で繋げたい、そんな思いで心を一つにして挑みます。
我が子も中学三年間駅伝を続けてきました。


下級生だった頃には、仲間のため、卒業する先輩の為にと一生懸命タスキを繋ぎました。
昨年の引退試合では思った走りが出来ず、目標の順位にあと一歩が届かず、アンカーの責任を果たせなかったと悔し泣きをしていましたがチーム全員が全力を出し切り、チーム一丸となった思い出深い引退試合となりました。
今年、後輩の駅伝への応援にはいけませんでしたが、自分たちの思いも込めたはちまきを託しての応援となりました。

チーム全員で一丸となり、お互いを思いやって取り組む駅伝のように、地域医療連携センターも、ご本人・その方に関わっておられる方々の思いを真摯に受け止め、患者さんが少しでも安心して医療を受けてもらえるよう努力していきたいと思います。

当院と地域医療とを繋ぐタスキとなれるよう、スタッフ一丸となってチームで取り組んでいきたいと思います。

連携センター NY

【第57回のぞみの会YouTube動画 第4弾「全仁会の相談窓口紹介」を配信開始】

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

全仁会には医療・福祉の相談窓口として倉敷平成病院内に地域医療連携センターと認知症疾患医療センターがあります。また、介護に関する相談窓口として、倉敷在宅総合ケアセンター、南町ケアプラン室、倉敷市委託事業の老松・中州高齢者支援センターを配置しています。数ある相談窓口の特徴などを整理して動画にしました。

各相談部門と事業所が連携し、「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という全仁会理念を基に、皆さまをサポートしています。お困り事がありましたらお気軽にご相談ください。

 

次回は11月29日(火)「全仁会グループ 入所系施設紹介」を更新予定です。

のぞみの会冊子の情報はこちらから http://www.heisei.or.jp/hope

#病院  #倉敷平成病院 #相談窓口 #認知症 #介護

第57回のぞみの会実行委員会

 

運動を日常に取り込んで生活習慣の改善を

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

クリスマスやお正月を控え、おいしいものを食べる機会が増えることを見据えてゆる~くダイエットをしています。取り組んでいることは、以下のことです。
・毎食野菜を食べる(野菜から食べ始める)
・できるだけ早く就寝する
・Youtubeで運動の動画を見ながら室内で体を動かす

野菜を食べること、早めに就寝することはできても、私は運動が好きではないので、今まで食事を減らすことばかりを気にしていました。しかしそれではすぐにリバウンドをしてしまうので、Youtubeで初心者でもできる簡単なストレッチや筋トレの動画を参考にしたり再生回数の多いものから自分でできそうなものを選んだりして取り組んでいます。これはしんどすぎて続かないな・・・と思うものはスパッとすぐに諦め、ちょっとキツいけど続けられそうかも、と思う運動を継続しています。

いつも長続きしないタイプではありますが、今回は8月頃からなんとなく始めて早や3か月以上が経過しています

効果は少しあったのか、以前よりもズボンが少しゆるくなり、階段を昇るのが軽やかになったように思います。大きな変化ではありませんが、いまのところ継続してできているので頑張りたいと思います。

脳ドックセンター 晴れ女

『リハビリステーションピース 紹介【プログラム編】2023年Ver.』動画をYouTubeにアップしました

リハビリステーションピースで取り組んでいる曜日別の集団プログラムや創作活動・趣味活動の最新情報をまとめた『リハビリステーションピース紹介【プログラム編】2023年ver.』を倉敷平成病院YouTubeチャンネルにアップしました。

『健幸体操』や『カナリア合奏団』などの様々なプログラムに、ご利用の方が実際に参加されている様子をご覧いただけます。

リハビリステーションピースでご利用の方がどのような活動をして過ごされているか、ご利用をご検討中の方やそのご家族、ケアマネジャーの方など、皆さんにイメージをしていただきやすい内容になっております。
ご利用をお考えの方、リハビリや通所施設にご興味のある方、ぜひご覧ください。

※ご利用の方、ご家族の方に承諾をいただいて掲載しております。

お問い合わせ:086-423-2001

「冬の食中毒(ノロウィルス)」について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

冬場はノロウイルスにご注意ください。毎年11月~2月にかけてノロウィルスによる食中毒が多発しています。感染力が非常に高いため注意が必要です。潜伏期間は24~48時間(平均36時間)。主な症状は吐き気・嘔吐、腹痛・下痢、軽度の発熱で通常1~3日程度で症状はなくなります。抵抗力の弱い方は重症化の可能性があり注意が必要です。また症状が治まった後も1週間から1ヶ月程度、便の中にウィルスを排出することもあります。

ノロウィルスの感染経路は、
食品から人へ
ウィルスが蓄積した牡蠣などの二枚貝を加熱不十分で摂取し感染
人から人へ
ウィルスが手や空気を介して直接口に取り込まれた場合に感染
人から食品、食品から人へ
感染者が十分に手洗いせずに調理した食品を食べて感染

などがあります。

感染してしまったら、脱水症状を予防するために水分補給をしましょう。
嘔吐の症状がひどいときは無理して飲まないようにし、症状が治まってから少しずつ飲みましょう。また、脱水症状の引き金は嘔吐よりも激しい下痢です。胃腸の負担を抑えるために常温で飲みましょう。

ノロウィルスには次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。市販のハイター(濃度5%)などで家庭で作ることができます。嘔吐物や便で汚れたところには、水1Lに対して塩素系漂白剤20mL(ペットボトルキャップ4杯)の濃度で、流行時の家庭内消毒には、水1Lに対して塩素系漂白剤5mL(ペットボトルキャップ1杯)の濃度での消毒が有効です。
消毒時には、手肌を守るため手袋を着用し、二次感染を予防するためにマスクも着用するようにしましょう。
感染対策の基本である手洗い・消毒もしっかり行うようにしてください。

                                 放射線部 T.F

低温熱傷に要注意!

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

11月になり、だんだんと寒くなり、暖房器具を使用する季節になってきました。皆さんもカイロやアンカを使用したことがありますか?実は、日頃、よく使用する機会の多いカイロやアンカは、長時間使用すると低温やけどになりやすいのをご存じでしょうか?高温でのやけどと違いじわじわとダメージを受けるため、気づかないうちに重症化することがあります。

皮膚に高温が作用して起こるやけどのうち、比較的低い温度(40~50℃)で生じるものを低温やけどといいます。これは、長時間にわたって接触部分に作用することによって生じます。その為、自覚症状が現れにくいのが特徴です。本人も気づかないうちに皮膚の奥まで損傷していることが多く、高温が短時間作用するより重症化しやすいとされています。

やけどの症状
Ⅰ度:発赤(痛みあり)
Ⅱ度:水泡(強い痛みあり)
Ⅲ度:壊死、炭化(痛みなし)

疲れが貯まって、眠りこんだり、お酒飲みすぎて居眠りする時は、熱さに対しての反応が鈍くなります。また、皮膚の弱い高齢者、持病で糖尿病を患っている方、麻痺がある方も足の神経が鈍くなっており、傷も治りにくく重症化しやすい為、低温やけどに注意が必要です。

注意する必要があるもの
※貼るタイプのカイロ:必ず衣類の上に貼り、長時間当てないこと。貼ったままで寝ない。
※湯たんぽ、あんか:厚手のカバー等に包んでも、低温やけどを起こすことがあります。
高温にせず、できるだけ足から離れて置く。
※ホットカーペット、温水機能付き便座:長時間寝たり座ったままでいると低温やけどになりやすい
※携帯電話などの充電器、ノートパソコン:膝に置いた状態でパソコンを長時間使用しない。

低温やけどは、通常のやけどと違って、水で冷やしてもそれほど応急手当の効果が期待で
きません。一見すると軽いやけどのようでも、実際は、重症のことが多いため、早めの受
診を心がけてください。

ピースガーデン倉敷 ショートステイ M

コーヒーの効果について

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

コーヒーは昔から「眠気覚ましの薬」等の医療目的で飲まれていた歴史もあり、今では様々な効能がコーヒーにある事がわかってきております。
コーヒーを1日に2、3杯習慣的に飲む人は、コーヒーを飲まない人と比べてガンになる割合が低い調査結果があります。20年間12万人を対象に調査した結果、コーヒーを習慣的に飲む女性は、コーヒーを飲まない女性と比較すると、心臓病による死亡率が約25%低く、その他の死因も約18%低いことがわかりました。

コーヒーというとカフェインですが、実は紅茶の方が含有量が多いのです。カフェインの過剰摂取が気になったら、紅茶からコーヒーに変えたほうが良いといえます。

コーヒーに含まれているカフェインは覚醒作用や利尿作用があり、眠気覚ましとしても尿を出してのむくみ改善にも効果があります。

歳を取るにつれて太りやすくなる、というのは年齢のせいでこの基礎代謝が落ちていることが原因であり、コーヒーのカフェインで基礎代謝が上がればダイエットの時に消費エネルギーが上げる事ができます。
ただし、カフェインも取りすぎれば毒であり、利尿作用が進みすぎて脱水症状が進んだり、不眠症の原因にもなります。
また、妊娠中の女性は赤ちゃんへの悪影響もありますので、カフェインも取り過ぎないようにしましょう。

クロロゲン酸はポリフェノールの一種であり、カフェインよりも豊富に含まれています。また、コーヒーのあの褐色な色合いや苦味、匂いの元ともなっている成分です。
クロロゲン酸の効能は胃の消化を助ける働きがあり、胃酸の分泌を促進させる働きがあります。胃の消化能力が落ちると、肥満や肌荒れやニキビの原因となり、腸にも有害物質がたまりやすくなって便の状態も悪くなりやすくなります。そのため、食後のコーヒーで胃の消化活動を助ける事で、肥満予防と美容を保つ事ができるのです。

タンニンにも抗酸化作用があり、体内にある活性酸素を除去して老化を防いでくれますし、口臭や体臭の原因である悪臭成分と結びつき、消臭効果があります。
また、「アセトアルデヒド」という二日酔いの原因である物質とも結びつく事で体外へ排出されやすくなり、二日酔いの回復にも効果があるとされています。ただし、タンニンの注意点として鉄分とも結びつきやすいため、貧血気味の方がコーヒーを何杯も飲んだりすると貧血が酷くなる恐れがありますので注意しましょう。

何事もほどほどの量にしておきましょう。

薬剤部 YS

【第57回のぞみの会YouTube動画 第3弾「教えちゃいます私の健康法」を配信開始】

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

「のぞみの会」の人気コーナー「教えちゃいます 私の健康法」ですが、今年は「みんなで楽しくやってみよう!~全仁会スタッフおすすめ健康法~」と題して、全仁会グループの職員から自分が実践して良かったなと思う健康法を紹介することにしました。

健康法は、20代~70代までの幅広い年齢の職員から83件集まりました。冊子ではそのうちの20件を紹介しています。

動画では、4名の職員が健康法を披露してくれました。少し照れながらも、出演してくれました。是非動画をご視聴いただき、私たち全仁会を身近に感じていただければ幸いです。

 

次回は11月22日(火)「全仁会の相談窓口紹介」を更新予定です。

のぞみの会冊子の情報はこちらから http://www.heisei.or.jp/hope

#病院  #倉敷平成病院 #健康法 #共に健やかに

訪問リハビリの醍醐味

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

訪問看護ステーションに異動し、1年が過ぎました。車での移動中、窓を開けると季節の移ろいを感じることができます。春のうららかな陽気、夏の刺すような日差し、秋の空の高さ。最近では高梁川河原一面にススキが陽の光を受けてキラキラと輝いています。また冷たくなってきた風に冬の気配を感じます。

ご自宅にはその家そのものの歴史、患者さんご自身の思い出や想いが詰まっているように感じます。

季節ごとの花や小物を飾られていたり、自身の作品で溢れていたり、ご自身の子供さんだけでなくお孫さんや曾孫さんなどご家族の写真が所狭しと並べられていたりなど、見ているこちらが心温まることが多いです。

またご自宅そのものが先祖代々のものであることや自分たちが苦労して建てた家であることなど並々ならぬ思いを持たれている方もたくさんおられます。そのお家で一日でも長く生活したい、その気持ちが常に溢れているように思います。

ご自宅に伺ってリハビリをさせてもらうことは、その方の領域に入り込むことであって、最初は私自身がその状況に慣れず、私に何ができるか迷い悩んだこともありましたが、
「体が楽になったよ。」
「この前外出したけど、痛みがなく歩けたよ。」
「手すりのおかげで玄関が上がりやすくなったよ。」などのお声掛けにより、ご自宅でリハビリを提供できることに楽しさを感じることができるようになりました。利用者様はやはりいくつになっても少しずつ変化されます。その変化にお互いが気づいたとき、その喜びは倍になります。長期的な関わりになるからこそ、気づけることなのかなと思います。

ご利用者様の中には、なかなか外出できない方もおられます。そういった方には出来るだけ季節の移ろいを具体的にお伝えするようにしています。一人暮らし等であまりお話しすることがない方にはなるべくたくさんお話しし、笑顔で過ごせるようにリハビリを進めています。

一日でも長く安全に、ご自宅で過ごしていただくために。時にはきついリハビリが少しでも楽しいものとなるように。
今日も季節を感じながら、訪問車を走らせます。

「おはようございます。訪問リハビリに伺いました!」

訪問看護ステーション PT(理学療法士) H

ケアセンターショートステイ 壁画「紅葉」のご紹介 

ケアセンターショートステイでは、毎月、ご利用の皆様と一緒に、壁紙制作に取り組んでいます。今月は素敵な「紅葉」が出来上がりました。
毎夕、皆さま一枚ずつ丁寧に色や形を見ながら貼り合わせてくださいました。
全体的なバランスを見ながら「もう少し多めに貼ったほうがええな」
「濃い色の葉っぱ もう少し切ってきて」
「手が糊でえらいことじゃ」などなど。
賑やかなひと時を過ごされ、そのやり取りに職員も温かい気持ちになりました。

紅葉の下ではかわいい動物たちが芋ほりをしています。
壁 紙を見ながら秋の味覚や、季節の話題で盛り上がり、午前中のレクリエーションでも全国各地の紅葉スポットを思い出され「そこは行ったことがあるわ~」「行ってみたかったわ~」という声も聞かれました。
テレビでもきれいに色づいた紅葉を見ることが出来ますが、今月いっぱいはショートステイの壁紙でも毎日秋をお楽しみいただけます。

コロナ禍で、活動に制限はありますが少しずつ体を使ったレクリエーションも取り入れています。卓上で行うボーリングも手指消毒をしながら順番にボールを投げたり、マスクの着用をした上で応援したりと、しっかり感染対策に努めています。
ご家族の皆様にもご利用前の検温や、手指消毒、マスクの着用、日数分のマスクの用意等にご協力いただき ありがとうございます。
今後も感染対策を徹底していきますので ご理解、ご協力よろしくおねがい致します。

ケアセンター ショートステイ 看護師 M

アニサキスによる食中毒

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

秋も一段と深まり、朝夕の寒気が身にしみる時節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

様々な食材が旬を迎える秋ですが、その中でも魚介類を調理する際には注意が必要です。
毎年多くの食中毒が全国で発生しており、そのうちの約40%は「アニサキス食中毒」が占めています。

アニサキス」とは寄生虫(線虫)の一種です。
その幼虫は長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、サケ、イワシ、イカなどの様々な魚介類に寄生します。
アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動します。また、魚が生きているときから既に筋肉内にアニサキス幼虫が寄生している場合もあるため、注意が必要です。

アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生、もしくは冷凍または加熱が不十分な状態で食べることで、アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。
アニサキス症には、以下のようなものがあります。
・急性胃アニサキス症
アニサキス症の多くがこちらです。食後数時間から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。
・急性腸アニサキス症
食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。

いずれの場合も、体内のアニサキス幼虫を取り除くことで治療出来ますので、激しい腹痛がありアニサキスによる食中毒が疑われる際は、速やかに医療機関を受診してください。

以下の点に気を付けることで、アニサキス症を避けることができます。
・魚を購入する際は、新鮮なものを選ぶ。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除く。
・内臓を生で食べない。
・目視で確認し、アニサキス幼虫を除去する。

また、調理・保存の際にもポイントがあります。
・十分に冷凍する:-20℃、24時間以上
・加熱調理する:中心温度60℃で1分以上

一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびなどは殺菌などのイメージからアニサキス幼虫を処理する目的で使用されることが多いのですが、これらを付けてもアニサキス幼虫は死滅しないので、注意が必要です。

近年では、アニサキスアレルギーもまた問題となっています。生きた虫体によるアニサキス症に伴って起きる場合と、虫体が死んだ状態の魚介類の摂取(冷凍あるいは加熱処理していても)により食物アレルギーと同様の機序で起きる場合の2通りが考えられます。つまり、アニサキスの生死に関わらず、体内に虫体が入ることによってアレルギー反応が起こります。この場合、ほとんどすべての魚介類が体内にアニサキスの虫体または幼虫を含みますので、魚介類を食べたのちに蕁麻疹が出たことがある方は注意が必要です。
正しい調理方法で旬の魚介類を安全に楽しみたいですね。

アニサキスによる食中毒を予防しましょう
アニサキスアレルギー!?|内視鏡検査なら足立外科胃腸内科医院
海の幸を安全に楽しむために~アニサキス症の予防~」 より引用

臨床検査部 A.M

気温の低下と関節、筋肉の関係について

昼夜の寒暖の差もだんだんと大きくなり、少しずつ冬の訪れを感じる頃となりました。皆様お変わりはありませんか?
気温が下がってくるとご利用の方からも「寒くなると体がこわばり動きにくくなる」、「起きて動き始める時に関節に痛みを感じる」という話をよく聞くようになります。そこで今回は[寒くなるときの動きにくさ]、[動き始めの関節の痛み]についてお話しようと思います。

寒くなると内臓などがある体の中心の温度を下げないように、冷えた空気に触れやすい手足から熱が逃げないように血管が収縮します。その状態が続くことで手足の血液の循環が悪くなり、筋肉などの組織の栄養が足りない状態になります。その時に老廃物や痛みに関係する物質が作られ、筋肉の中に溜まると筋肉が硬くなります。その筋肉が硬くなっている状態で動こうとすると関節にも負担が増える為、痛みが出やすくなってしまいます。

このように血液の循環が悪くなり痛みの物質が作られる事や、筋肉が凝る事で関節の負担が増える事が、気温が下がった時に感じる体の動きにくさや痛みに影響している可能性が高いと考えられます。では、生活の中でどのように気をつけたらいいのでしょうか。

方法としては①体を冷やさない②動く時は軽めの運動から始めるという事が挙げられます。
①の対策では、体を冷やさないような服装や湯船に浸かり体を温めるという方法などがあります。
②では、いきなり運動を始めるのではなく、痛みのない範囲での運動やストレッチなどから始める方法があります。

ちなみに、筋肉量が多い人ほど運動時に生産される熱量は多くなると言われています。また、「運動を続けている人は運動習慣がない人と比べて、運動時に抹消の血液循環が良くなりやすい」、「屋外の運動と屋内の運動では屋外の運動をしている人の方が凍傷に対する耐性が高い」という報告もあります。
つまり、筋力をつける運動や屋外でのウォーキングなど、運動をする習慣がある方は寒さに負けない元気な身体になります。ただし、今まで運動習慣がない人は、軽くストレッチをしたり、短い時間から歩いてみたりするなど、少しずつ無理のない範囲から始める事をお勧めします。

予防リハビリではご利用の方が普段の生活で気になった話なども相談をお受けしています。自主トレの指導だけでなく、普段の生活でどのように過ごすか等を一緒に考える事でご利用の方が元気な状態で過ごせるように支援をしていきたいと思います。

理学療法士 B

◎お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

第35回神経セミナー動画配信

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和4年11月5日(土)開催 『第35回神経セミナー』
今回は「やさしく学ぶパーキンソン病」をテーマに、藤田医科大学脳神経内科教授 渡辺 宏久先生を講師にお迎えし、「パーキンソン病の診断と治療」というタイトルでお話しいただきました。

医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。是非動画をご視聴下さい。

開催報告ブログはこちら

映像で巡る秋の小旅行

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

コロナ禍となって約3年。行動制限はなくなったものの、ご利用者の皆さんと旅行に出掛ける事は難しい状況です。そんな中デイサービスドリームでは、10月21日『映像で巡る秋の小旅行』を実施しました。
今回の旅の目的地は和歌山県。まずは500系のぞみで新大阪まで。せっかくなので山陽新幹線岡山開業50周年記念の駅弁を買って出発です。新大阪駅で特急電車パンダくろしお号に乗り換え和歌山へ。
皆さま和歌山といえば真っ先に思い浮かぶのが高野山。『行ったことあるよー。』と言う声があちこちで上がり、思いで話に花が咲きます。その他にも熊野那智大社や、日本一の落差を誇る那智の滝。子供から大人まで楽しめるアドベンチャーワールドなど…実際には回り切れないコースも映像なら盛沢山で詰め込んで、たくさんの観光地を巡る事が出来ます♪
さて、たくさんの観光地を巡った後は、最後のお楽しみの時間です☆
今回は、和歌山有田みかんのプレゼント。
『甘くておいしい!』と皆様最高の笑顔を見せて下さいました。
いつか本当の旅行に行ったとき、最高のパワースポットの熊野古道を歩けるようにこれからもデイサービスでしっかりと訓練や体操を頑張る約束をして今回の旅は終了となりました。

デイサービスドリーム 介護士 N

高齢者講習制度が変わったことをご存じですか?

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

令和4年5月13日より高齢者講習制度が変わったことをみなさんご存じですか?
普通自動車を運転できる運転免許証を有する75歳以上の方が重大事故を起こしやすい交通違反をした場合、運転免許証更新時に運転技能検査が追加になりました。高齢者講習制度の変更以外にも,「サポートカー」限定免許の制度が新設され,申請により条件を付与又は変更することができるようになります。運転技能検査の対象となる違反行為としては
信号無視,通行区分違反,通行帯違反等,速度超過,横断等禁止違反(法定横断等禁止違反,指定横断等禁止違反),踏切不停止等・遮断踏切立入り,交差点右左折方法違反等(交差点右左折方法違反,環状交差点左折等方法違反),交差点安全進行義務違反等(交差点優先車妨害,優先道路通行車妨害等,交差点安全進行義務違反,環状交差点通行車妨害等,環状交差点安全進行義務違反),横断歩行者等妨害等,安全運転義務違反,携帯電話使用等があります。
※免許証更新時の誕生日の160日前の日前3年間の違反歴が対象となります。
免許更新期間の満期日に万70歳以下の方は、無事故・無違反で有効期間は5年ですが、71歳からの場合は無事故・無違反であっても免許の更新年数は変わります。

さらに、年齢が75歳以上の場合は、認知機能検査を受けなければなりません。
これまで75歳以上の高齢者は免許の免許更新時に、実車指導を受けるだけでしたが、今度は一定の違反歴が過去にある場合は免許更新の時に運転技能試験(実技試験)を課されます。その運転技能試験に合格しないと75歳以上の方は免許の更新ができなくなります。
高齢者の運転に対して厳しくなってきています。
私も久しぶりに父の運転する車に乗って父の運転は大丈夫か、いつまで運転するつもりなのかと考えました。父はまだ運転に対しては自信もありあぶないと思うことはなかったのですが、急に父親が運転免許がなくなってしまったときに困らないように、今から免許がなくなったときの生活について話あっておこうと思います。
岡山県は「おかやま愛カード」を申請すれば、バスの運賃が半額になったり、タクシーも1割引になったりしますがこれだけの免除で父は大丈夫なのかと不安になっています。
当院の運転免許外来を受診される方みなさん同じで、違反をして免許がなくなるかもしれなくなってから困っておられます。
そうなる前から家族みんなで話し合い、これからの生活が安心してできるようにしていきたいですね。

『高齢者講習制度が変わります!~改正道路交通法の施行~』をご参照ください。

岡山県警ホームページより

認知症疾患医療センター 看護師A

第57回のぞみの会YouTube動画 第2弾を配信開始

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

本日、第57回のぞみの会の第2弾YouTube動画「どうすればいいの?救急車!」が公開されましたのでご案内いたします。

今年のテーマは「こんな時こそ、救急から在宅まで、一貫した医療、介護を~共に歩む全仁会~」と定めて、職員一丸となり、冊子と動画の準備を進めてまいりました。11月より毎週火曜日9時頃から随時配信予定です。お楽しみに!

また、冊子も外来に設置しております。ご希望の方は発送もいたしますので、申し込みフォームよりご連絡ください。
詳細・お申込みフォームはこちら

次回動画は11月15日(火)「教えちゃいます私の健康法」を予定しています。

第57回のぞみの会 実行委員会

栄養科通信vol.183「11月24日は“和食の日”」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

秋といえば「食欲の秋」。「実りの秋」ともいわれるように、サンマや栗、さつま芋など美味しいものが豊富にありますよね。
この時期は「自然」に感謝し、来年の五穀豊穣を祈る祭りなどの行事が全国で行われる季節でもあります。日本の食文化にとって大変重要な時期である秋の日に、毎年、一人ひとりが「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日となっていくよう願いをこめて、11月24日は“いい日本食”「和食」の日と制定されています。

和食の4つの特徴

(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。

日本が誇る「和食」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
和食の日に日本の伝統的な食文化について改めて見直してみるのもいいですね。

参考文献
一般財団法人 和食文化国民会議 https://washokujapan.jp/culture/
農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/

管理栄養士Y.N

私の脳活

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

朝晩めっきり寒くなり、暦の上ではもう冬です。
早いもので今年も残り2か月となりました。
振り返ると丁度1年前の今頃、私は医療系の部署から介護系の部署に異動となりした。
全てが今までとは違い、新しく覚える事が沢山ありました。年齢と共に下降する記憶力では覚えきれず、もう無理かも・・・と思う日々が続きました。

そんなある日、50代、60代の人が認知症予防にピアノを始めて、上手に弾いておられるのをテレビで見て、私にもできるかな?と一念発起。
「すぐ弾けるはじめてのらくらくピアノ」という本を買い、実家に眠っているピアノを弾いてみました。回数を重ねるうち少しずつですが弾けるようになり、今は両手で簡単な曲に挑戦しています。
練習は1~2週間に1回なので、毎回、また1からという繰り返しですが、一生懸命弾いた後は達成感もあり、脳が活性化されたような気になります。
他にもタップネスという脳活エクササイズや脳トレの本も購入してみたりしています。


「継続は力なり」という言葉があるように、コツコツと努力を続ければ目標は達成できると信じて頑張っています。今の仕事もこのおかげで覚える事に自信がつき、頑張れています。
皆様も是非、何か自分に合った脳活を始められてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、次は簡単なヨガなど始めてみようかと思っています。

倉敷在宅総合ケアセンター ケアプラン室 A

第35回神経セミナー「やさしく学ぶパーキンソン病」開催報告

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院で毎年秋に開催されている「神経セミナー」ですが、今年も昨年に引き続き感染対策に留意し、11月5日(土)に参加者約50名で開催されました。

またこれを YouTubed動画配信(11月末公開予定)いたします。

講師に藤田医科大学脳神経内科教授 渡辺 宏久先生をお迎えし、「パーキンソン病の診断と治療」をご講演いただきました。渡辺先生は、藤田医科大学パーキンソン病センターのセンター長も兼任されており、パーキンソン病診療ガイドライン2018や認知症疾患診療ガイドライン2017の委員を歴任されておられます。

講演は「パーキンソン病の診断」「運動症状の治療」「非運動症状の治療」「Emotional well-beingの重要性」の4つの視点からお話下さいました。

世界初のパーキンソン病患者さんのビデオ等、貴重な動画資料がいくつも紹介されました。また、パーキンソン病発症の機序とされる、神経細胞の脱落の状態等をMRI画像DATスキャン画像を示されながらご説明下さいました。現時点では、保険未適応ではありますが、嗅覚検査がパーキンソン病の鑑別診断に有用であり、研究を進めておられるなどのお話も大変興味深く拝聴しました。

パーキンソン病の内服治療について、日進月歩で新しい薬剤が開発されており、薬が効かなくなるウェアリングオフ現象やジスキネジアの発現を遅らせるような工夫などについてもご講演下さいました。薬の服薬時間や服薬の仕方によって効果が異なることもご説明下さり、大学での研究だけでなく臨床の現場も大切にされている姿勢を感じ取りました。

「Emotional well-beingの重要性」の項目では、パーキンソン病の患者さんは、仕事の役割や家族との関係、友人との関係等で悩まれる傾向にあること、また就労期間が短くなる傾向にあることなどが説明されました。これは地域連携やチーム医療で、問題点に早く気付くことや適切な合併症の管理を行うこと、非薬物療法や生活の工夫といった教育・情報提供が大切とのご説明でした。

 最後の質疑応答の時間で、渡辺先生は、「パーキンソン病治療での運動・栄養・内科的治療・外科的治療を車の四輪のように重要と考えている」とお話下さいました。しかし、その四輪車を動かすのに、最も重要なのは「患者さん本人の気持ち」ということでした。ドーパミンが一番よく出るのは患者さんが笑顔の時、「やるぞ」という気持ちの時とのことです。
そして、病気のことを説明した初回よりも、その不安を抱えて対面する2回目の診察を大切にされており、患者さんの訴えをしっかり聞く時間を持つようにされているとのことでした。

 「今の精一杯の治療に比べ、近い将来の精一杯の治療は間違いなく大きく前に進んでいます」という言葉を紹介され、研究と臨床の第一線で活躍されておられる先生の、前向きな姿勢に大変感銘を受けました。

講演の2時間を大変短く感じる内容の濃い神経セミナーでした。近日中に講演内容の動画を公開いたします。是非ご視聴下さい。

秘書広報課

※YouTubeに動画がアップされましたら改めてご案内いたします。

2型糖尿病治療薬のGLP-1受容体作動薬について

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

11月に突入し、秋も深まり肌寒くなってきました。

今回は、2型糖尿病治療薬のGLP-1受容体作動薬について紹介します。
GLP-1は、もともと私たちのからだにあるホルモンで、食事を摂ると小腸から分泌されます。
GLP-1受容体作動薬は主に膵臓に働きかけ、血糖が高くなるとインスリンの分泌を促して血糖値を下げます。血糖値が高くなるときに作用するため、単剤で使用する場合は低血糖を起こしにくく、また、中枢神経に働きかけ食欲を抑える作用もあるため、体重が増えにくいといった特徴のある薬です。
これまでは注射薬のみでしたが、2021年2月、世界初の経口GLP-1受容体作動薬である「リベルサス錠」が登場しました。GLP-1受容体作動薬は分子量が大きいため消化管での浸透が低く、また、胃の分解酵素により分解されてしまうため、経口投与に適さないと考えられていました。しかし、サルカプロザートナトリウム(SNAC)と呼ばれる吸収促進剤を添加することで分解されにくくなり、胃からの吸収を促進することで経口投与が可能になりました。

リベルサス錠の飲み方には、次のような注意点があります。
①起床時(空腹時)に服用する
②コップ約半分の水(約120ml以下)と服用する
③服用後少なくとも30分間は、飲食および他の薬の服用を行わない

近年、GLP-1受容体作動薬を「痩せるホルモン」、「ダイエット注射」などと称して、美容・痩身・ダイエット等を目的とした適応外の使用を推奨していると受け取れる広告等がインターネット上の一部ホームページに掲載されています。
現時点で日本におけるGLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病のみを効能・効果として承認を取得しており、それ以外の目的で使用された場合の安全性および有効性については確認されていません。広告に惑わされず、正しい理解、使用をお願いします。

 

参考文献 一般社団法人 日本糖尿病学会「GLP-1 受容体作動薬適応外使用に関する日本糖尿病学会の見解」
ノボ ノルディスクファーマ 患者向け資材「リベルサス錠を服用される方へ」

糖尿病療養指導士 薬剤師 KF

老健での秋

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

日に日に寒さが増し、少しずつ紅葉も始まった頃でしょうか。秋といえば「読書の秋」「食欲の秋」「運動の秋」など「○○の秋」と称して様々な事が取り上げられています。
本日は、その「○○の秋」と題しまして、倉敷老健での様々な活動をご紹介します。

倉敷老健では、感染対策に配慮しながらも日々、ご入所の方と様々な活動に取り組んでいます。
まずは、倉敷老健にとって欠かせない、「運動の秋」
多種多様な機械や道具を使ってリハビリを行っています。中でも、自転車を漕ぐトレーニングは順番を待つことがあるほど人気です。皆さん真剣な表情で、しっかりとペダルを漕いでいます。

次に紹介するのは、「創作の秋」
壁にある大きなボードをご入所の方の作品が華やかに飾っています。「私にはできんわ~」と言いながらも、しっかりと細かい作業で綺麗な貼り絵や立体的な飾りまで、あっという間に完成させています。

そして、最後は「旅の秋」
老健では、毎月1回、動画配信サービス「旅すけ」を観覧しています。旅すけでは、生中継で全国の観光名所や、歴史にゆかりのある場所を芸人さんが散策しながら案内してくれます。ご入所の方にも好評で、「あ~行ったことある所だわ~。懐かしい」と言う声や、「こんな所もあるのね~。おもしろいわ」等の感想をいただいています。また、随所に歌体操が盛り込まれており、ご入所の方も笑顔で体を動かしています。

最後に、まだまだコロナ禍ではありますが、十分な感染対策を行った上で、少しずつ出来る活動も増えてきています。これからインフルエンザやノロウイルスといった、様々な感染症が増える時期になりますが、感染対策に配慮しつつより一層、余暇活動の充実を目指していきたいと思います。

倉敷老健 介護士 S・A

脳神経内科部長菱川望先生が実践する「認知症予防ヨガ」の動画ができました。是非ご覧ください。

このたび、倉敷平成病院YouTubeチャンネルに新動画「ドクターのぞみの認知症予防ヨガ」(6本シリーズ 1本2~3分)がアップされたので、ご紹介します。

1)準備体操
2)体を伸ばすポーズ
3)猫のポーズ
4)ねじりのポーズ
5)スーパーブレインヨガ
6)呼吸法


菱川先生は、数年前からヨガをご自身の健康法として実践しておられます。
このたび、ご高齢の方でも簡単に取り入れることができ、認知症予防につながるであろうヨガの紹介動画の制作依頼を受け、今回の公開となりました。

リハビリテーションスタッフの協力を得、座ったままできる姿勢のバージョンも紹介しています。

是非、生活に取り入れてみてください。

認知症疾患医療センター

停電のお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

 

電気事業法に基づく電気設備の点検整備および、電気室内設備の
更新工事のため、以下の日程で院内全館が停電となります。

日時:令和4年11月5日(土)
     21:30~翌5:00 (約7時間30分)

その間、救急受け入れ(救急車・ウォークイン)が出来ません。
ご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いします。

221102停電のお知らせ

11月8日は「いい歯」の日

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

11月ですね。今年も残すところあと2か月となりましたが、ブログをご覧の皆様はいかがお過ごしでしょうか。11月8日は「いい歯の日」として設定されています。みなさん、「8020運動」というのは聞かれたことがありますか?80歳になっても自分の歯を20本以上保ちましょうという日本歯科医師会が推奨している運動ですが、いい歯の日はこの8020運動一環として設定されています。
そこで本日は自分の歯を守ること、歯を失った場合にかみ合わせを作るための治療をすることがいかに重要であるかをお話ししたいと思います。
歯が多く残っている人や、歯が少なくても入れ歯等を入れている人では、歯が少なく義歯を入れていない人と比較して、年齢、治療中の病気や生活習慣などの影響を取り除いても、その後に認知症発症や転倒する危険性が低いということがわかってきています。
これまでの研究報告の中に、歯を失い、入れ歯を使用していない場合、歯が20本以上残っている人や歯がほとんどなくても入れ歯によりかみ合わせが回復している人と比較して、認知症の発症リスクが最大1.9倍になるという報告(1)や、歯が19本以下で入れ歯を使用していない人は、20本以上保有している人と比較し、転倒するリスクが2.5倍になるという報告(2)があります。
また、保有する歯が19本以下の人は、20本以上の人と比較して1.2倍要介護認定を受けやすいという結果が出ています。(3)このことから要介護状態になる危険性は歯が多い人ほど少ないことがわかります。

以上のように、歯の多い人ほど、またはすでに自分の歯を喪失しても入れ歯等で口腔機能を回復できている高齢者は認知症になりにくく、転倒も少ないということが疫学研究からわかってきています。口腔機能を維持することは要介護になりやすい疾患を予防し、健康寿命の延伸につながる可能性があります。
もし、しばらく歯科の治療を受けていなかったり、気になるところがあるのに受診できていない方がいらっしゃったら健康な高齢者になれるよう、ぜひ歯科受診をしてみてください。
参考文献
(1)yamamoto et al., Psychosomatic Medicine, 2012
(2)yamamoto et al., BMJ Open : e001262, 2012
(3)Aida et al., Journal of Amerikan Geriatric Society 60 (2):338-348, 2012
歯科医師 F

第57回のぞみの会YouTube動画 第一弾を配信開始

令和4年度、『第57回のぞみの会』の動画、第一弾が本日11月1日(火)9時から配信開始となりました。
第一弾では倉敷平成病院 理事長 高尾聡一郎 先生による「開会のご挨拶」と倉敷平成病院認知症疾患医療センター 涌谷陽介 先生による勉強会「もの忘れ外来ってどんなところ?」を公開しております。


ぜひご覧ください。

今年のテーマは「こんな時こそ、救急から在宅まで、一貫した医療、介護を~共に歩む全仁会~」と定めて、職員一丸となり、冊子と動画の準備を進めてまいりました。11月より毎週火曜日9時頃から随時配信予定です。お楽しみに!

また、冊子も外来に設置しております。ご希望の方は発送もいたしますので、申し込みフォームよりご連絡ください。
詳細・お申込みフォームはこちら

次回動画は11月8日(火)「どうすればいいの?救急車」を公開予定です。

第57回のぞみの会実行委員

飲み込む力の低下を予防しましょう!

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。
季節はだんだんと冬に近づき、朝晩は肌寒いことが増えてきましたが、体調お変わりなくお過ごしでしょうか?

さて、現在も新型コロナウイルス感染の影響もあり外出や人との会話の機会が以前より減ってしまっている方も多いかと思います。これらの機会が減ってしまうと、口腔機能や飲み込みの力の低下などに繋がってしまう可能性があります。
秋は、お芋や柿、秋刀魚などおいしい食べ物もたくさんありますね。今回は、安全にそして楽しく食事が行えるよう「オーラルフレイルのチェック」や「口腔機能・嚥下機能の低下を予防する方法」についてご紹介したいと思います。

まず「オーラルフレイル」とは、ちょっとした口の衰えのことであり、主に加齢やからだの病気、薬の副作用や低栄養、廃用などによって起こり、複数の口の機能が低下することを言います。当てはまるものがあるか、チェックしてみましょう。

➀かたい物が食べにくい、
②汁物でむせる、
③口の乾燥が気になる、
④薬が飲みにくい、
⑤話すときに舌が引っかかる、
⑥口臭が気になる、
⑦食事に時間がかかる、
⑧薄味が分かりにくくなった、
⑨食べこぼしがある、
⑩食後に口の中に食べ物が残りやすい、
⑪左右の奥歯がしっかりかみしめられない。
みなさん、この中で当てはまるものはありましたか?当てはまる数が少なくなるように、低下を予防していきましょう!

そして、低下を予防する取り組みとして、「パタカラ体操」や「早口言葉」、「嚥下体操」などがあります。今回はこの中の「パタカラ体操」についてご紹介したいと思います。

「パタカラ体操」は口の代表的な体操の1つで、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための運動となります。効果として、
➀噛む力や飲み込む力の維持・向上、
②唾液の分泌を促し口の乾燥を防ぐ、
③発音がはっきりする、
④表情が豊かになる、などの効果があります。

「パ」:唇を閉じて食べこぼさない  「タ」:食べ物を押しつぶす、飲み込む
「カ」:食べ物を食道へ運ぶ     「ラ」:食べ物を口腔内に運び飲み込みやすくなる
*タイミングはお食事の前に行うことがおすすめです♪

当通所リハビリには2名の言語聴覚士が在籍しており、ご利用の方へリハビリを提供しています。
最近では、個別リハビリ以外に口腔機能・嚥下機能の低下の疑いがある方に対し、定期的な嚥下機能の評価等も行っています。
自宅での生活で気になることや飲み込みのことで困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。

倉敷老健通所リハビリテーション 言語聴覚士 S.H