カテゴリー別アーカイブ: 歯科

口腔機能の維持・回復に目を向けませんか?

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カンカンに暑い夏も終わり、秋が近づいてきましたね。 秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、紅葉の秋、芸術の 秋…色々ありますがやっぱり1番の「〇〇の秋」は食欲の秋ですよね!暑い夏を超え涼しくなってきて、食欲が増して来た方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。また、この時期は芋栗カボチャのおやつやデザートが期間限定でたくさん出ていて、ついつい買って食べたくなりますよね。そんな「食欲の秋」だからこそ、「噛む」「飲み込む」など、食事のために必要な機能の維持に目を向けてみませんか?

今回は口腔機能の維持・回復のための効果的な口腔体操を一つご紹介します。

食事前に「パ・タ・カ・ラ」と大きく口を動かして発声してみてください。

これは「パタカラ体操」といい、口周りの筋肉を使うことで、表情筋を鍛え、唾液が出やすくなり、食べ物が飲み込みやすくなる体操です。

「パ」は、唇を使う筋肉

「タ」は、舌の先を使う筋肉

「カ」は、舌の奥の筋肉

「ラ」は、舌全体の筋肉

にそれぞれ効果があります。顔や口の老化防止や、食事中の咀嚼(かむ力)や飲み込み(嚥下)機能の向上、さらには表情筋のトレーニングとしても役立ちます。

パタカラ体操の他にも、歌ったり早口言葉に挑戦することも口腔機能の維持、回復に効果的です。 美味しいものをしっかり食べて、色んな「〇〇の秋」を楽しみましょう!

歯科助手 N

回復期等口腔機能管理について

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皆さんこんにちは。毎日暑い日が続いていますね。
歯科では、2024年6月から回復期リハビリ病棟の患者さんに対し回復期等口腔機能管理を実施しています。本日は回復期等口腔機能管理について、皆さんにご紹介させていただきます。

回復期リハビリ病棟とは、病気やけがなどで入院や手術を受け、急性期を脱した後に医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。この中で、歯科として口腔(口の中)の健康を保つために口腔ケアや歯科治療を実施することを回復期等口腔機能管理といいます。

回復期等口腔機能管理の具体的な実施内容
1)口腔ケア: 歯や舌、口の中全体をきれいにし、菌の増殖を防ぎます。
2)口腔体操: 口の中や顔の筋力が低下している方には筋肉を動かす体操を行います。これにより、飲み込みやすさや発音が改善されます。
3)口腔内の観察と評価: 定期的に口の中をチェックし、問題がないか確認します。
必要に応じてむし歯や歯周病の治療、義歯作製などを行います。

回復期等口腔機能管理を受けることで期待できること
・食事の安全性の向上: 病気やけがの後、口の中やのどの機能が低下すると、食べ物をうまく飲み込めなくなることがあります。これを改善することで、食事を安全に楽しむことができます。
・感染予防:口の中が不衛生だと、菌が増えて誤嚥性肺炎などの感染のリスクが高まります。定期的な口腔ケアでこれを防ぎます。
・生活の質の向上: 口腔機能が回復すると、食べることや話すことが楽になります。これにより、日常生活の質が向上します。

回復期等口腔機能管理は、医師や歯科医師、看護師などの専門家と一緒に行うものです。私たちと一緒に口腔ケアを続けることで、より早く元気を取り戻し、安心して食事や会話を楽しむことができるようになります。
何か不安なことや質問があれば、いつでも相談してくださいね。

歯科医師F

イラスト:イラストAC

6/4はむし歯予防デー

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みなさん毎年6月4日はむし歯予防デーだとご存知ですか?
そして、6月4日~10日を歯と口の健康週間といい、歯や口の健康を見直す一週間とされています。

むし歯を予防するには、歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかり取り除くことが大切です。
歯垢(プラーク)は生きた細菌のかたまりで、むし歯だけでなく歯周病の原因になります。
歯垢(プラーク)は歯の表面に付着し、うがいでは取り除くことができません。むし歯や歯周病を予防するためには正しい歯磨きがとても大切です。

歯垢(プラーク)のつきやすいところは「歯と歯の間」、「歯と歯茎の境目」、「かみ合わせの面」です。歯ブラシの角度や動かし方を意識して歯垢(プラーク)のつきやすいところを磨いてみてください。また磨く順番を決めることも効果的です。

次に「だらだら食べ」をしない事もとても大切です。長時間、食べ物を口にとどめておくとむし歯になるリスクは高まります。砂糖が含まれている食べ物や飲み物が常に口の中にある状態だと、口の中が酸性になってしまうためむし歯にもなりやすくなります。食事や間食をするときはなるべく時間を決めたり、間隔をあけて取ることをおすすめします。そして食べた後は必ず歯磨きをするようにしましょう。むし歯は普段の生活で出来やすさが決まってきます。特に甘い物が好きな方は、食べるタイミングを気をつけたり、量を減らしてみることを心がけてみてください。

また、定期検診を受けることでむし歯の早期発見や初期治療につながります。むし歯の初期症状は自覚しにくいため専門的にチェックをしてもらいましょう。年に一度はかかりつけの歯科医院で検診や口の中のクリーニングをしてもらうことおすすめします。
このむし歯予防デー、歯と口の健康週間を機に正しい歯磨きや歯の大切さについて意識していただき、健康な毎日を過ごしていただけたらと思います。

歯科衛生士 Y

 

歯垢って?歯石って?

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皆さんは歯のまわりにつく歯垢(しこう)や歯石(しせき)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。では、歯垢や歯石は細菌の塊である事はご存知ですか?

歯垢とは、食べ物に含まれる糖分をエサにして増殖した細菌の塊です。ほんの少しの歯垢の中にも300種類1億個もの細菌が存在していると言われています。
歯垢はヌルヌルして粘着性があるため歯に強固に付着し、放置すると虫歯や歯周病の原因となります。

歯垢が付きやすい・増えやすい人
・適切な方法で歯磨きができていない人
・歯並びが悪い人
・甘いおやつを頻繁に食べる人・・・砂糖が口腔内の細菌の栄養源になってしまいます。
・キャラメルなど歯にくっつくものをよく食べる人

歯垢が残りやすい場所
・歯と歯の間
・歯と歯茎の境目
・抜けた歯の周り
・歯が重なっているところ

歯垢は水に溶けにくい特徴を持っているため、うがいだけでは落とす事はできません。歯ブラシやフロス・歯間ブラシでしっかり擦ってとりのぞいてあげることが大切です。


また、この歯垢が固まってしまったものが歯石です。
歯石になると歯磨きでは落とすことが難しくなります。歯石がついたままにしていると、歯石の表面は凸凹しているためその上にさらに歯垢がついてしまい、歯周病を進行させる原因になってしまいます。歯石は、歯科で機械を使って除去していくことが必要となります。
歯垢や歯石を貯めないために毎日のブラッシングできちんと歯垢を落とし、清潔で健康なお口の中を保ちましょう。
甘いものを頻繁に食べる方やキャラメルなどくっつきやすいものよく食べる方は、1日の中で口にする回数を決めるなど食習慣の見直しもしてみてください。

歯科衛生士 S

 

歯ッピーバレンタイン!

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2月になりましたね。バレンタインが刻々と近づいて来て、ワクワクしている方もいるのではないでしょうか?

最近では、愛情のこもった手作りチョコだけでなく、お店やデパートやネットで見かける高級自分チョコ、お世話になった方へ贈る世話チョコ、家族に贈るファミチョコ、仲の良い友達と贈り合う友チョコ、男性から女性へ贈る逆チョコ。。。等々、いろんな名称でバレンタインデーが楽しまれているようです。2月はバレンタインデーがあることもあり、いつもよりお店でチョコレートを目にする機会も増えるため、口にする機会が多くなる方がたくさんいらっしゃると思います。
チョコレートは、甘くておいしくて私たちを幸せな気分にしてくれますが、歯にとっては少し困った食べ物で、むし歯になりやすい物とされています。むし歯は糖分を栄養にして酸を作り、歯を溶かすことで起こるのですが、特に、チョコレートやキャラメル、飴、グミ、ガムといったお菓子は砂糖が多く使われている上に、歯にくっついてお口の中に残りやすいことから、むし歯のリスクが高まることが知られています。
とはいえ、甘い物を食べるのが人生の楽しみなのに。。という方は多くいらっしゃると思います。

甘いお菓子を食べながらも、歯を守っていくために大切なことは、
① 食べる時間をしっかり決めておいしく食べること。(砂糖がお口の中にある時間を短くし、だらだら食べ続けることを控えること。)
② 食べたらしっかり歯を磨くこと。難しい場合はぶくぶくうがいや砂糖を含まない飲み物を同時にとること。
そうすることで、チョコレートをはじめとした甘いお菓子に含まれている砂糖が口の中に停滞することを防ぎ、むし歯ができにくくなります。
食べ方に注意しておいしく楽しい2月を過ごしましょう。

歯科助手N

口臭が気になった経験はありませんか?

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口臭が気になったことはありませんか?
実は口臭の原因の9割は口腔疾患にあります。

最大の原因の一つが歯周病です。歯肉からの出血による血液成分が歯周病細菌を増殖させて、口臭の元である揮発性硫黄化合物(卵が腐ったような臭い)を生み出します。

そして、もう一つ口臭の最大の発生源と考えられるのが舌苔(ぜったい)です。舌苔とは、舌に付着している白や黄色っぽい苔状のものです。
舌の表面には舌乳頭という突起があり、舌乳頭の隙間に食べかすや、剥がれ落ちた細胞などが溜まると舌苔が形成されます。

口臭予防の対策として、まず虫歯や歯周病の治療をしましょう。そして、歯磨きなどのセルフケアの行程に舌苔のお掃除(舌磨き)も加えましょう。
舌磨きには歯ブラシではなく舌専用ブラシを使うようにしましょう。やり方は、舌ブラシを舌の奥に優しく当て、奥から手前に3〜4回程度軽く掻き出すように動かしましょう。舌表面は傷つきやすいので強くゴシゴシ磨かないように注意してください。
1日に何度も舌磨きをすると舌の表面を傷つけてしまいます。舌磨きはやりすぎず、1日1回を目安に行うようにしましょう。

歯科衛生士 T

 

失った歯を補う治療について

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ブログをご覧の皆さんやご家族の中に、歯が抜けたり抜歯処置を受けたあと、治療をしないままにしてしまっている方はいらっしゃいませんか?失った歯をそのままにしておくと、抜けた歯の近くの歯が倒れてきてかみ合わせのバランスが崩れたり、抜けた歯の反対側の歯が伸びてきたりします。また、抜けた歯のかむ力を補うため、残りの歯にも負担がかかり、最終的には歯全体の寿命を短くしてしまうことに繋がります。
歯を失った部分の治療の選択肢として、ブリッジ、入れ歯、インプラントによる治療があります。これらを欠損補綴(けっそんほてつ)といい、患者さんにはそれぞれのメリット・デメリットをご理解いただき、ご自身に合った治療法を選択していただきたいと思います。

【ブリッジ】
ブリッジとは、失った歯の周りの歯を土台にして作成する固定式の欠損補綴物です。
《メリット》
・違和感が少ない
・固定式のため取り外しの必要がない
・保険適応である(審美性を追求する場合、保険外となることがあります)
《デメリット》
・ブリッジの土台を作るため、土台になるの歯を大きく削る必要がある
・支えとなる歯に負担がかかる。
・本数や適応範囲に限界があり、欠損の状態によってはできないこともある
・歯肉とダミーの歯の間に食べかすがはさまりやすく、不衛生になりやすい
・保険治療の場合、第二小臼歯よりうしろは全部銀歯となる

【入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)】
入れ歯は、取り外し式の欠損補綴物です。失った歯の本数にあわせ、残っている歯に留め金をかけて安定させる部分入れ歯と、すべての歯がない人に対応する総入れ歯があります。
《メリット》
・取り外しが可能で清掃しやすい
・作成に当たり、残っている歯をほとんど削る必要がない
・失った歯の数に関わらず作成できる
・保険適応である(装着感や審美性を追求した場合、保険外となることがあります)
《デメリット》
・残りの歯に引っ掛ける留め金を作った場合、留め金による隣の歯への負担が大きい
・歯茎の粘膜に義歯が当たったり動いたりすることで傷ができたり違和感が出やすい
・異物感があるため、慣れるのに時間がかかる場合がある
・発音しにくくなることがある
・本来の歯があった状態よりかむ力が落ちるため、食事がかみ切りにくくなることがある
・毎日取り外しをして清掃、管理をする必要がある
・自身で取り外しや清掃ができない方は、入れっぱなしにすることで入れ歯そのものが細菌増殖の温床となることがある

【インプラント】
インプラントはあごの骨にチタン製の人工のネジを植え、その上にかぶせ物をして歯を再現する欠損補綴です。
《メリット》
・骨から固定されているので違和感がほとんどない
・かむ力が本来の状態に近いため、食事をしても違和感が出にくい
・周囲の歯を削る必要がない
・審美性の回復に優れており、見た目の違和感がほとんどない
《デメリット》
・保険適応外のため、高額な費用がかかる
・インプラント埋入後、骨とインプラントがつくまで数ヶ月かかるため、治療期間が長い。
・外科手術を伴うため、骨粗鬆症や糖尿病など一部の持病がある方は受けられない場合がある。
・支えとなる骨の量によって治療ができないこともある
・インプラント埋入後、インプラントの周囲に炎症が起きて感染源となった場合、簡単に取り出すことができない(周囲の顎の骨を含めて外科的に除去する必要がある)

失った歯の治療は、人生100年時代といわれるこれからの人生を豊かなものにするためにもとても大切です。治療に関して不明な点がありましたらお気軽に当院歯科までお問い合わせください。

イラスト:歯科素材.com より

歯科医師  F

フレイル対策をしませんか?

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皆さんはフレイル・オーラルフレイルという言葉を聞いたことがありますか?
高齢になって心身の活力が低下した状態をフレイルと言います。
これは身体機能の低下より先にオーラルフレイルから始まると言われています。

オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指します。しかし、早めに発見して適切な対応を行うことにより改善できる状態です。
噛む力や舌の動きが悪化すると食べにくくなったり、滑舌が悪くなったりしてしまいます。
唇や頬、お口周りの舌の筋力をアップすることで、お口の機能が高まり、唾液がよく出るようになります。唾液が多いと舌が滑らかに動いて食べ物を飲み込みやすくなります。

そこでお口と舌の動きをスムーズにする体操をいくつかご紹介しようと思います。

*口の体操
口をすぼめる→「イー」と横に開く。

*頬の体操
頬を膨らませる→すぼめるという動きを数回する。

*パタカラ体操
「パ」・・・唇を弾くように
「タ」・・・舌先を上の前歯の裏側につけるように
「カ」・・・舌の奥を上顎の上につけるように
「ラ」・・・舌を丸めるように
各発音 8回を2セット行う。

お口の健康が全身の健康につながります。テレビをみながらなど空いた時間を使ってお口の体操をして、フレイル対策をしましょう。そして美味しくお食事ができ、楽しく会話ができる機能を維持していきましょう。

歯科衛生士 S

イラスト:イラストAC

6月4日は虫歯予防デー!

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あっという間に今年も半年が過ぎようとしていますね。

さて、6月と言えば、6月4日の虫歯予防デーです!「む(6)し(4)」にちなんで6月4日は虫歯予防デーとされてきており、毎年6月4日(日)〜6月10日(土)までは歯とお口の健康週間となっています。


今年のスローガンは、「手に入れよう 長生きチケット 歯みがきで」です。
人生100年時代と言われている日本では、健康寿命という言葉が注目されています。
健康寿命とは、日常的に介護などを必要とすることなく、自立した生活を送れている年数のことです。

健康寿命は口腔機能と大きく関係していることが分かっているそうです。
口腔機能が低下すると自分の好きな食べ物や今まで食べられていたものが食べられなくなってしまうことが出てきてしまうかもしれません。
そのため、栄養バランスが崩れ、食事の質が悪くなってしまうので免疫や代謝の低下から病気にかかりやすくなってしまいます。

せっかく長生きするなら、美味しいものを食べて楽しくお喋りして、いろいろなことを楽しみながらできるだけ不自由なく過ごしたいですよね。
その鍵の一つは、お口の中の健康を保つことです。
正しい歯磨きは出来ていますか?規則正しい食生活は出来ていますか?
虫歯予防デーとはそういった、歯とお口について考える週間です。
ぜひ皆様も、この機会にご自身のお口の中やブラッシングの状況を見直してみてくださいね。
定期検診の予約も承っています♪

                                   歯科助手H

画像:イラストAC

歯と歯の間のお掃除をしていますか?

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皆さん、普段の口腔ケアでフロス(糸ようじ)や歯間ブラシも使っていますか?
歯ブラシは歯の表面は磨けますが、歯と歯の間は歯ブラシの毛先が当たりにくく歯垢(歯の汚れ)が残りやすい為、フロスや歯間ブラシも併用して口腔ケアをする必要があります。
そこで、今回はフロスについてお話しします。
フロスには、ホルダーにフロスがついているホルダータイプと、必要な長さを切り取って使うロールタイプがあります。

⚫︎ホルダータイプ(F字型)
前歯への使用に適していて、持ちやすく、細かく手を動かすのが苦手な方にも使いやすいです。

⚫︎ホルダータイプ(Y字型)
奥歯への使用に適しています。前歯にも使用できる為、使い分けが面倒という場合にはY字型を選ぶと良いです。

⚫︎ロールタイプ
ロールタイプはフロスに慣れている方に適しています。ホルダータイプに比べて、一回あたりにかかる費用も安いです。
歯ブラシをした後に取りきれなかった歯垢に対してフロスを使用することが効果的です。また、寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、細菌が増殖しやすい環境になる為、寝る前に使用するのがおすすめです。取り残した歯垢は2.3日で石灰化が始まるので、1日1回はフロスを通す習慣を身につけましょう。

歯科衛生士 T