カテゴリー別アーカイブ: 認知症疾患医療センター

秋に楽しむ脳トレ

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食欲の秋に楽しむ脳トレをご紹介します。
11月は、「実りの秋」「食欲の秋」等、おいしい旬の食べ物がいっぱいです。俳句では、「柿」「栗」等の季語もたくさんありますね。

今回は、「季節の食材で、食べ物なぞなぞ」というテーマで脳トレを少ししてみましょう。
問題1;柔道、剣道、空手が得意な果物はなんでしょう?
ヒント…「武道」が得意な果物です

問題2;膝の上にあるジューシーな果物はなんでしょう?
ヒント…自分の膝の上を見てね

問題3;肘から木が生えてきたよ。なんでしょう?
ヒント…真っ黒の海藻だよ

みなさん、ちょっと脳トレできましたでしょうか?家族や友人等、外出できない今、クイズをするのも楽しい時間ですね。

 

 

さて答えです。
問題1(ぶどう)、問題2(もも)、問題3(ヒジキ)
まだまだ、たくさん楽しい問題がありますので、インターネット等で探してみてくださいね。

医療秘書 U

「よい聞こえ」が認知症予防につながる?

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今年は厳しい暑さに加えて、コロナウイルスによる感染対策に追われ疲れが出てきている頃だと思いますがいかがお過ごしでしょうか?
今日は、認知症の予防について少しご紹介させていただきます。

「難聴」は「高血圧」「肥満」「糖尿病」などとともに認知症の9つの危険因子の一つに挙げられており、「予防できる要因の中で、難聴は認知症の最も大きな危険因子である」と指摘されています。
国内外の研究によって、難聴のために、音の刺激や脳に伝えられる情報量が少ない状態にさらされてしまうと、脳の萎縮や、神経細胞の弱まりが進み、それが認知症の発症に大きく影響することが明らかになってきました。
また、難聴のためにコミュニケーションがうまくいかなくなると、人との会話をつい避けるようになってしまいます。そうすると、次第に抑うつ状態に陥ったり、社会的に孤立してしまう危険もあります。実はそれらもまた、認知症の危険因子として考えられています。だから、「難聴が最も大きな危険因子」だと言われているのです。
「よい聞こえ」が認知症予防につながるのです!
補聴器をつけたり聴力補助具を使ったりなどして難聴に正しく対処し、適切な「聞こえ」を維持して脳を活性化し、家族や友人とのコミュニケーションを楽しんでいれば、認知症を予防したり、発症を遅らせる可能性が高いというわけです。

         補聴器                   補聴器補助具

聴力の低下を感じたり、何度も聞き返すことが増えたなどあれば、放置せずきちんと耳の状態や聴力を評価してなるべく早く対処しましょう。「よい聞こえ」はQOL(生活の質)を高めるだけでなく、認知症の予防にもつながります。健康的でいるためのいわばアンチエイジングツールなのです。
当院の認知症疾患医療センターでは認知症予防のためにも、早いうちから耳鼻科にて耳のチェック(耳垢等)、聴力の評価をし、早めの補聴器使用もお勧めしています。

認知症疾患医療センター 看護師 A

『わくわくカフェ』と『家族教室』の紹介

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連日、猛暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
ウェザーニュースの予報では、西日本では9月になっても平年より気温は高く、お彼岸頃まではこの暑さが続くことが予想されるようです。
今年は厳しい残暑に加え、コロナウイルスによる感染対策に追われるといった今までとは違った生活様式になりました。

当院の認知症疾患医療センターでは、毎年“わくわくカフェ”や“家族教室”を開催していましたが、6月に予定していたわくわくカフェ、5月から開催予定であった家族教室はそれぞれ中止となり、今後については検討中となっています。ここで、両行事のことについて簡単にご紹介させていただきます。

“わくわくカフェ”とは、認知症の方の普段はみられない様子をみることが出来たり、ご家族同士が知り合える「きっかけ」の場の提供を目指して開催をしています。内容は、医師による講演や参加者みなさんで楽しめるゲームタイム、料理や創作、脳トレ、通所リハビリスタッフによる体操など様々なコーナーを設け、楽しく過ごしていただけるように多職種で案を出し合って企画しています。

“家族教室”とは、当院の認知症疾患医療センターを受診している患者さんのご家族を対象に、認知症の知識や対応方法を学ぶ機会を提供することを目的としています。内容は、各専門職(医師、看護師、栄養士、リハビリスタッフ、精神保健福祉士、心理士)による講義や、講義の内容を踏まえて参加者の皆さんと一緒に考えるグループワークを行っています。また教室には心理士や精神保健福祉士がいるため、気軽に相談していただけるのも特徴の1つです。
今年度はまだ開催できていない“わくわくカフェ”と“家族教室”ですが、いつかまたこの行事を通して、皆さんとの交流を楽しみにしています。

                              心理士 N

貸し出し本のご紹介

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皆様いかがお過ごしでしょうか?岡山は平年より9日遅い梅雨明けとなりましたね。
急に猛暑の毎日が始まりました。しばらくは暑さが続くようなので、水分補給を忘れずにお身体に気を付けてお過ごしください。

さて、今回は認知症疾患医療センターにあります貸し出し本ペコロスの母に会いに行く』著者岡野雄一を紹介します。施設に入所した認知症の母・みつえに長男・ゆういちが会いに行く日々が漫画で描かれており、とても読みやすい一冊です。今と昔、様々なシーンが描かれており、おもしろかったりせつなくなったり…。
父・さとるが亡くなった年に始まった母のボケ。本の帯に書かれている「私がボケたけん父ちゃんが現れたとならボケることも悪か事ばかりじゃなかかもしれん」という言葉が、本を読み終わったとき心に響きます。
2013年には映画化もされているので、興味のある方は観てみて下さいね。

認知症疾患医療センターでは他にもたくさんの本を貸し出しているので、ぜひ外来待ち時間にもご利用ください。

精神保健福祉士 A

涌谷陽介認知症疾患医療センター長の講演の様子が、倉敷ケーブルテレビで放送されます。

このたび、8月の毎週金曜日13時~倉敷ケーブルテレビにて、涌谷陽介認知症疾患医療センタ―長が、「認知症の人のからだとこころの健やかさを守る」というタイトルで講演されたのが放送されることになりました。
 生涯学習番組「教えて!ドクターみんなの健康講座」という番組です。是非ご覧ください。

ある日のもの忘れ外来診察室から

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Aさん:先生こんにちは.久しぶりじゃの
私:最近,元気ですか?
Aさん:(マスクを外しながら)元気なら病院には来んよ
ご家族:マスク外したらダメよ!
Aさん:そうかそうか.そんな言わんでもわかっとるが

私:なんか変なのはやっているらしいよ.知ってる?
Aさん:よく知らんけど,これしとけってうるさいんじゃ

私:インフルもそうだけど,はやり病にはマスクと手洗いっていうもんね.外から帰ったらまず手洗いだねえ.病院もとってもきれいかっていうと,そうでもないし.
Aさん:手ぐらい毎日洗っとるよ.うがいもすりゃええんじゃろ

私:素晴らしい.ところで食欲は?
Aさん:ええよ.なんでも食べるで

私:ご飯は自分で?
Aさん:(振り返りながら)出されたものをちゃんと食べとるよ

私:美味しいですか?
Aさん:そりゃ美味しいで.

私:いいですねえ.ごちそうさま言いますか?
Aさん:そりゃ言わんといけんが

私:ついでにありがとうもいいますか?
Aさん:口には出さんけど,心ではな

私:あら,最近は口に出した方がいいらしいよ
Aさん:先生,難しいこと言うなあ.恥ずかしいが

私:あら,前も言ったかもしれないけど,ある93歳のばあちゃんが「ありがとうはこの世でしか言えないからできるだけ沢山言うようにしてます」って言ってたよ.
Aさん:その人みたいにはできんなあ

私:まあ,頑張ってみましょう.ところで,コロナがはやってから閉じこもったりしてませんか?
Aさん:コロナってなんじゃ

私:例のインフルみたいなはやり病
Aさん:あ〜,あれな

私:閉じこもったりしてませんか?
Aさん:いつもと変わらんよ
ご家族:デイサービスちょっと休んでたんですけど,再開しました.
私:それは良かった.デイサービスのない日はどうしているの?
Aさん:いつもと変わらんよ.庭の草がよくはえるからぬかんといけんし
ご家族:暑いときはやめといてって言うんですけど,きかないんです.マスクもせずに散歩もするし
Aさん:別に立ち話もせんし,いいが
ご家族:よく立ち話をしてるじゃない!

私:多分それは大丈夫だと思います.閉じこもって足腰が弱ると,(頭を両手で指差して)ここにもよくないしね
Aさん:ほらみ〜

私:ところでAさん,「老いては」,なんて言うんだったっけ?
Aさん:「従え」じゃろ.わかっとるが

私:Aさん,最近は「老いたら子と仲良く」って言うらしいよ!
Aさん:そりゃ知らんかった.なるほどな.

私:(Aさんとご家族を交互に見ながら,手を合わせて)ぜひお願いしま〜〜す!
Aさん:先生に頼まれたらなあ.頑張ります.

私:(再度手を合わせて)ぜひ!!.ほんじゃまた今度の診察で.
Aさん:今日で元気になったから,もう来んで(笑)

私:まあそう言わずに.「老いたら子と仲良く」ができてるか確認します.
Aさん:それが医者の仕事かなあ.まあ,また来るは

私:(ふたたび手を合わせて)ぜひ!!.コロナも乗り切りましょう!!
Aさん:コロナってなんじゃ

私:例のインフルみたいなはやり病
Aさん:マスクと手洗いじゃな

私:素晴らしい! よろしくお願いしま〜す
Aさん:今日は先生に頼まれてばっかりじゃな.もうええかな?

私:はい,お疲れ様でした.さようなら〜.

認知症疾患医療センター 医師 W

 

 

 

 

 

紫陽花に想う

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6月に入りました。6月は紫陽花の季節ですね。紫陽花の学名はギリシャ語で「Hydrangea」、水の器・・雨を受け止める花だそうです。とても美しい語源です。

紫陽花の花言葉を紹介したいと思います。紫陽花の花言葉はたくさんあり、色別にもそれぞれの意味があるようですが、その中でも私が心にとまった花言葉を紹介します。
「家族団らん」「家族愛」「仲良し」「強い愛情」「平和」「団結」「乙女の愛」「元気な女性」「寛容」「辛抱強い」等です

紫陽花の小さな花びらが寄り集まっている姿は、家族の結びつきを表しているようです。
今は、コロナウイルスが世界中に広がり、通常の生活がうまくいかず、心に知らないうちにストレスやモヤモヤが溜まっていませんか?
紫陽花はでも雨に濡れてもキラキラしていますよね。私たちも、ちょっと、家族みんなで、近所の紫陽花スポットへ、短時間でも足を運んでリフレッシュしても良いかもしれません。
「辛抱強い」という意を考えると、紫陽花はわざわざ雨が降る時期に、力強く咲く花です。まるで今のコロナウイルスに耐える私たちのような感じではありませんか?

この紫陽花のように、しっかりみんなで前を向いていきましょう。

そして、ピンクや青、紫、最近は白色もありますよね。紫陽花は、色が変わると言われています、いわゆる「七変化」といわれます。とても神秘的です。私たちも、変わりゆく時代の変化に、対応していき、明るい明日を信じていきましょう。認知症疾患医療センターでは、患者さんや家族の皆さんを、どんな環境でも、これからもサポートしていきます。

医療秘書 S.U

※老健と病院の間に咲いている紫陽花の写真です。

 

「眼」のストレッチ

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こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか?
「令和」が始まりこれから!と言うときに、新型コロナウイルスに翻弄され、不安な日々を過ごしたり心も体も疲れていませんか?せっかく「春」が来たというのに、ウイルスの広まりはすさまじく全国で「緊急事態宣言」が出され外出自粛の毎日。1日でも早く新型コロナウイルス感染症が収束して、マスクがとれてお互いの「笑顔」が見られると良いですね・・・^^
さて、自宅で過ごすことが多くなりTVやスマホなどどうしても近くの物を見て過ごすこと増えていいませんか?

今日はそんな「眼」の疲れをとる「眼」のストレッチを紹介します。
※眼を動かすためには6つの大きな筋肉が頑張っています。この筋肉、同じ距離ばかり見ているとどうしても硬くなり、焦点を合わせにくくなります。文字が見えにくくなるだけでなく転倒にもつながります。

①両目をギュッとつむる
②ぱっとひらいてゆっくり上を向く
③ゆっくり下を向く
④ゆっくり左を向く
⑤ゆっくり右を向く

 

 

 

少しすっきりしましたか?時々思い出して行ってみてくださいね^^

では最後にいくつか季節を感じる俳句を紹介します。
囀りやベンチにいつも誰かゐて
飛びさうな鶯餅を母に買ふ
備前焼の一輪挿しに小判草
水野 幸子

外へ出られない日々が続きますが、季節は少しずつ変化しています。
体調に気をつけて、心穏やかに過ごせますように・・・。
平成病院では、新型コロナウイルス感染拡大防止策として「3密」を避ける「電話診療」のご案内をしています。
(詳しくはHPまたは電話でお問い合わせください)来院に不安のある方は是非ご活用してください。

                                                                                                  認知症疾患医療センター 看護師 W

認知症疾患医療センター 心理士の仕事

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暖かい春の日差しで心地のよい毎日が続いていますね。4月ということで、新しい環境での生活をスタートされた方も多いかと思います。期待と不安と花粉が入り交じる季節なので、皆さま体調にはどうかお気をつけになって、フレッシュな気分でお過ごしいただけたらと思います。

さて、4月という新年度なので、今回は認知症疾患医療センターでの心理士の仕事について改めて紹介させていただきます。
心理士の保有する資格に、「公認心理師」がありますが、これは2017年に公認心理師法が施行され、2018年から誕生した国家資格の一つです。当院でも、受験資格のある心理士(実務経験5年以上、もしくは大学院で所定の単位取得)は2018年に公認心理師資格を取得し、今後も受験資格の得られた心理士が資格取得に挑戦していく予定になっています。

心理士の認知症疾患医療センターでの主な仕事としては、①認知機能検査、②ご家族・お付き添いの方への問診、③ご家族への個別カウンセリング、④認知症カフェ(わくわくカフェ)、⑤家族教室、⑥家族会(オアシス会)などが挙げられます。

まず、①認知機能検査は、患者さんを個室にご案内し、心理士と一対一で検査を行います。検査を受けることや、慣れない環境の中で、緊張が強まる方もいらっしゃるので、暖かい雰囲気で受検していただけるように配慮しつつ、フリートークも挟みながら実施します。また、検査中の患者さんのご様子についても注意深く観察を行い、診察場への情報提供を行っています。
②ご家族・お付き添いの方への問診では、普段の生活のご様子を知る方に情報を教えていただきながら、生活場面での認知機能の状態や、BPSD(認知症の行動・心理症状)の有無・程度について評価を行っていきます。ご本人がおられる場ではお話しにくい内容もあるため、必ずご家族も個室へご案内し、プライバシーに配慮しながらお話を伺い、診察場へ情報提供を行います。
中には、ご本人の対応についてストレスや不安を感じているご家族もおられるので、そうした場合には③ご家族への個別カウンセリングを実施したり、④認知症カフェ(わくわくカフェ)、⑤家族教室、⑥家族会(オアシス会)といった、他のご家族との交流をはかったり、気分転換が出来る場のご案内を行います。
また、社会的な制度やサービスについては、精神保健福祉士や高齢者支援センターなど専門職・専門機関への紹介を行い、安心して地域でお過ごしいただけるように連携を図っています。
心理士もこの4月から新しい仲間を迎え、新メンバーでの業務がスタートしています。今後とも皆さまにとって、認知症の予防・治療が身近で安心できるものであるように、私たちも日々力を合わせて頑張っていこうと思います!

心理士 M

当院医療秘書課職員が寄稿した論文が「日本老年医学会雑誌第57巻第1号」(令和2年1月25日発行)」に掲載されました。

この度、日本老年医学会発行の定期刊行誌「日本老年医学会雑誌第57巻第1号」(令和2年1月25日発行)」に「運転免許制度変更に伴うもの忘れ外来患者の現状調査」についての論文を掲載いただきました。

2017年3月に改正道路交通法が施行され、運転免許の更新時や交通違反時に医師の診断を要することになり、当院認知症疾患医療センター(以下当センター)は診断書作成医療機関に指定されました。この改正道路交通法施行にあたり、業務の一つとして公安委員会の診断書作成も担うこととなりました。患者さんごとに異なる環境を調査するため、当センターへ通院されている患者さんへアンケートを実施し、高齢者ドライバーの運転免許更新時への当センターでの指導内容に活用しています。

本稿では当センターの運転免許外来に関する医師事務作業補助者の活動実践を含め、研究論文にし寄稿致しました。医療秘書の実務の質と内容の充実は期待されており、今後も積極的に業務改善に加わり、研究活動へとつなげ、当院の取り組みやチーム医療の現状を示していけたらと考えます。

病院という組織において、医療秘書は医師をサポートし、患者さんや他職種との橋わたしとなるような重要な役割であると自負しており、社会的認識や医療秘書の評価を向上すべきと考えます。将来的にこの専門性を活かし医療秘書の立場から、より良い医療サービスが提供できるよう貢献していきたいです。

医療秘書課 副主任 上野節子