カテゴリー別アーカイブ: 倉敷ニューロモデュレーションセンター

倉敷ニューロモデュレーションセンター「大脳皮質運動野刺激術」を実施しました

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンターでは5月29日に大脳皮質運動野刺激術(motor cortex stimulation MCS)を実施しましたのでご報告いたします。
MCSは硬膜の上に電極を留置して微弱な電気を流すことで大脳皮質知覚領と視床で発生している異常活動が抑制され疼痛の軽減が期待する特殊な手術です。
正確な手技が必要となるため、手術用ナビゲーションという医療機器を使用します。
CTやMRI画像をナビゲーションに登録し、画面が表示されるとナビゲーションに装着しているカメラから赤外線センサを術者が持つ器具が感知し、ナビゲーション画面に現れます。画面を見ながら、どこの骨を削るか、適切な場所に電極を置くことができるように案内してくれます。
近年では脳腫瘍や脊椎手術で使用されている最新の医療機器です。

当院で初めて使用し問題なく手術が終了しました。翌日、上利センター長、作業療法士、臨床工学技士にて刺激開始と上肢評価を行い、痛みは軽減し手の動きが良くなっています。今後も実施できるようにチームの一員として治療に望みたいです。

臨床工学技科 T

第1回DBS(脳深部刺激療法)説明会開催のご報告

5月20日(土)、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて、第1回DBS(脳深部刺激療法)説明会を開催しました。事前にお申込みいただいた3組5名の患者さん、ご家族がご参加くださいました。

会の最初に、上利センター長より「パーキンソン病の脳深部刺激療法について」と題して、30分間の講義をしていただきました。この治療法の特色、また、パーキンソン病でもどのような方を対象として、どのような現象を対象としているのかということの説明がありました。

パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の脱落を生じる変死疾患であり、ドパミンが不足することにより、運動の指令がうまく伝わらず、スムーズに動けなくなる病気です。50~60歳代で発症することが多く、日本人の約1000人に一人に発症しています。

パーキンソン病の4大症状は、振戦(ふるえ)、筋強剛(こわばり)、無動(動きがおそい)、姿勢保持障害(バランスがとりづらい)です。
治療は基本的に薬物療法になりますが、長期間内服することにより問題症状が出現する場合があります。その代表的なものに「ウェアリングオフ現象(くすりを内服してもすぐに効果がきれてしまう現象)」と「薬剤誘発性ジスキネジア(くすりを内服すると不随意運動が出現する現象)」があります。
脳深部刺激療法は、脳の運動野を司る部分に電極を埋め込み、電気刺激を実施することによりこれらの現象を抑える治療法です。近年は技術の進歩で埋め込む刺激装置が小型化されたことや、充電式の場合は1個でよいこと、また、具体的な入院治療のスケジュール等も紹介されました。

今年4月に開設された「倉敷ニューロモデュレーションセンター」ですが、毎週の外来予約・手術予定共に予想を上回るペースでの運営・実施となっています。今後もこの治療法の普及と啓蒙に努めていきたいと思っております。ご質問やご不明な点等もお気軽にお問い合わせください。
地域連携室 森

第1回SCS(脊椎刺激療法)説明会開催のご報告

4月22日(土)、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて、第1回SCS(脊椎刺激療法)説明会を開催しました。新聞やホームページなどでお知らせし、具体的な内容について説明を受けたいと申し込みがあった患者さんやご家族、2組6名の方がご参加くださいました。
まず、上利センター長より「痛み」の原因、メカニズム、「痛み」に対するSCS(脊椎刺激療法)がどのような効果が得られるのか、また手術の内容についての説明が講義形式で行われた。その後、個別相談を15分ずつ行った。それぞれが抱えておられる病気や痛みに対しての治療の可能性や効果についてより具体的に質問に答えることができ、ご参加された方も、この療法についての理解が深まり検討する判断材料になったと考えています。
終了後は、運営スタッフで反省会を行い、今後の円滑な開催を検討しました。
様々な疾患により「痛み」に悩んでおられる患者さんの訴えを聞くと、なかなか他人には分かってもらえない苦しみがあること、色々な治療を受けてはいるが解決に繋がらないことが多いと悩んでおられることがよくわかった。今後、この「SCS(脊髄刺激療法)」という治療法がこのような方々の救いになればと思いました。

SCS(脊髄刺激療法)とDBS(脳深部刺激療法)についての患者・家族説明会は、不定期の土曜日午前(偶数月にSCS、奇数月にDBS)に開催を予定しています。お困りの方などおられましたら、ご案内ください。

 

倉敷平成病院 地域連携室・医療福祉相談室 森

倉敷ニューロモデュレーション上利センター長のインタビューが山陽新聞メディカVol143に紹介されました。

山陽新聞メディカvol.143(平成29年4月4日(火))に、倉敷ニューロモデュレーションセンター上利センター長のインタビューが掲載されました。
脳深部刺激療法(DBS)と脊髄刺激療法(SCS)について紹介されています。
是非ご覧ください。山陽新聞のホームページはこちらです
秘書広報室

倉敷ニューロモデュレーションセンターSCS(脊髄刺激療法)説明会開催のご案内

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンターでは下記日程にて、SCS(脊髄刺激療法)の患者さん・ご家族向けの説明会を開催しております。

 

SCSは、慢性的な痛みに電気刺激を与える療法です。このSCSについて、ご興味をお持ちの方はお申込みの上ご参加ください。
お電話 ・ファックス(こちらからPDFファイルをダウンロードして送信ください)
・ホームページから、お申込みいただけます。

倉敷ニューロモデュレーションセンターDBS(脳深部刺激療法)説明会開催のご案内

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンターでは下記日程にて、DBS(脳深部刺激療法)の患者さん・ご家族向けの説明会を開催することといたしました。
この治療法について、ご興味をお持ちの方はお申込みの上ご参加ください。
お電話・ファックス(こちらからPDFファイルをダウンロードして送信ください)
・ホームページから、お申込みいただけます。

倉敷ニューロモデュレーションセンター開設

本日、倉敷平成病院は、パーキンソン病などの脳疾患や、慢性疼痛の治療を目的に「倉敷ニューロモデュレーションセンター」を院内に開設した。センター長には、岡山大学脳神経外科より上利崇医師が着任した。
診療は、火・金の午後(予約制で、かかりつけ医の紹介状が必要です)

また、本日の山陽新聞朝刊 全県版に「ニューロモデュレーション療法開始」が掲載されました。

 

倉敷ニューロモデュレーションセンター開設が瀬戸内海放送で紹介されました

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンター開設にあたり、説明会を開催した様子が、3月28日(火)の瀬戸内海放送「KSBスーパーJチャンネル」にて紹介されました。
KSBスーパーJチャンネルのYouTubeはこちら

倉敷ニューロモデュレーションセンター開設が倉敷ケーブルテレビで紹介されました

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンター開設にあたり、説明会を開催した様子が、3月27日(月)の倉敷ケーブルテレビ「KCTワイド」にて紹介されました。
倉敷ケーブルテレビのサイトはこちら

秘書広報室

倉敷ニューロモデュレーションセンター開設説明会開催報告

このたび、4月からの開設を間近に控えた平成29年3月27日(月)、「倉敷ニューロモデュレーション開設記者発表」が倉敷平成病院にて開催されました。
当日は、社会医療法人全仁会倉敷平成病院高尾聡一郎理事長より開設にあたっての趣旨説明が行われ、また上利崇センター長よりニューロモデュレーションセンターで行われる治療の説明が行われました。
主に「脳深部刺激療法(DBS)」はパーキンソン病や本態性振戦に対して行われ、「脊髄刺激療法(SCS)」については神経障害性疼痛などを対象に実施されるとのことでした。
倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、医師、専門看護師、臨床工学技士、放射線技師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床心理士などのリハビリスタッフが多職種で関わることなどが示されました。
また、この様子は同日の瀬戸内海放送KSBスーパーJチャンネルと翌日の倉敷ケーブルテレビ「KCTワイド」にて紹介されました。

秘書・広報室