カテゴリー別アーカイブ: 医療福祉相談室・メディカルソーシャルワーカー

感情のコントロール

皆さんこんにちは。日ごとに春めいてまいり、春の訪れが近づいているのを感じる今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、3月7日(木)、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会所属の侍留慶子先生による「医療スタッフのためのアンガーマネジメント~感情をコントロールしてストレスのない職場へ~」という講演(院内研修・勉強会)に参加しました。

皆さんは、「アンガーマネジメント(anger management)」という言葉を聞いたことがありますか?

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされている、怒りの感情(anger)と上手につきあい、予防・制御・管理(management)し、適切に対処することをいいます。当講義によると、「怒りの感情」は、人間にとって自然な感情の一つであり、自分の身を守るための感情(防衛感情)としての機能や役割を有しているのです。つまり、「怒らない」、「怒りを我慢する」のではなく、「上手に怒る」ことが重要であるのです。「上手に怒る」ためのポイントを、侍留先生よりご教示頂きましたので、いくつかご紹介いたします。
①怒りを感じてから6秒待つ(衝動のコントロール) ②自分の価値観や思考を振り返ってみる(思考のコントロール)等の方法があります。
①:怒りのピークは6秒間であり、6秒間待ってみることで、怒りに任せた衝動的な行動を抑えることができます。この6秒間の間に、深呼吸をしてみたり、気持ちが落ち着く言葉を手の平に書いたりしてみると、さらに効果的であるそうです。
②自分の中に「~すべき」が多く、強いほど怒りが生まれやすいです。自分の価値観や思考(自分ルール)は、世間の常識ではないということです。不要な「~すべき」は捨て、自分の中で「まぁ許せる」というゾーンを大きくし、許容範囲を広げていくことが怒りのコントロールに重要であるそうです。

対人援助職である社会福祉士(ソーシャルワーカー)は、日々、患者さんやご家族、他職種、他院・他施設の関係者の方等、多くの方々と接します。その際、自分とは異なった、様々な価値観や思考に出会います。私も、怒りのコントロールができているかと問われれば、なかなかできていないことが多いように感じます。価値観や思考は人と異なって当たり前であるという認識、怒りの感情を上手に選別し対応していく力を身に付け、対人援助や私生活に活かしていきたいです。
皆さんもアンガーマネジメントを実践し、一緒に、上手に怒りをコントロールしていきましょう。

ソーシャルワーカー Z

ケアマネジャーにも実習があります

早いもので、今年も2ヶ月が過ぎました。3月は『去る』ですから、ぼーっとしていたら今月もあっという間に過ぎてしまいそうです…。何かと忙しい年度末ですが、1年を振り返り、新たな気持ちで4月を迎えられるようにしたいものです。

当居宅介護支援事業所には、今月、1名のケアマネジャー実習生が来ます。平成30年度の国家試験に合格した方です。3日間と短いですが、ケアマネジャー業務の魅力や楽しさを実感していただき、実りある実習になるように、現在、担当する職員で打ち合わせをしたり勉強したりしています。

さて、ケアマネジャー(介護支援専門員)には、その資格試験を受けるための条件があります。以下の業務の通算年数が5年以上必要なのです。
●国家資格等に基づく業務
医師、保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、管理栄養士、精神保健福祉士等
●生活相談員
介護老人福祉士施設などにおける生活相談員としての業務が対象となります
●支援相談員
介護老人保健施設における支援相談員としての業務が対象となります

その他、障害児相談支援における相談支援専門員や生活困窮者自立相談支援事業などにおける主任相談支援員としての業務が対象となります。

このように、ケアマネジャー試験は学校を卒業して即受けることができません。ですので、ケアマネジャーになる人は上記のいずれかの業務を5年以上経験した後ということになり、年齢も経験もバラバラです。試験に合格したとはいえ、それまでの経験の違いもあり、ケアマネジャーとして実務を行うには一定期間の研修が必要です。以前は、座学のみの研修でしたが、要介護者の増加が予測される中、ケアマネジャーが果たす役割りがますます重要となる、という国の見解のもと、平成28年度試験の合格者から、現場での実習がその研修に加えられました。

医療の関わりが不可欠な要介護者や認知症の高齢者などがますます増加している中、そうした方々が、今後とも住み慣れた地域で安心して生活を続けていくために、われわれケアマネジャーが業務の質を高めて、経験の浅いケアマネジャーさんも安心して仕事ができるように、実習や指導もしっかり行えるように、日々勉強していきたいと思います。

ケアプラン室 A

 

医療ソーシャルワーカー(MSW)として

立春も過ぎ、暖かい春が待ち遠しい時候となりました。
まだまだ寒い日も多く体調管理が難しいですね。敏感な方はそろそろ花粉が気になり始める頃でしょうか。
年末年始あたりからインフルエンザが猛威を振るい、当院でも面会制限を設ける程インフルエンザ患者が増え、慌ただしく1月、2月が過ぎていきました。
徐々に下火になりつつありますが、まだまだ気は抜けません。
手洗い・うがい・マスク着用など予防に努めたいものです。

さて私事ですが、医療ソーシャルワーカー(MSW)として病棟に配属されてから10か月、急性期のペースに慣れる間もなく、毎日入院患者様やご家族、ケアマネジャーとのやり取りに突入。
患者さんやご家族だけでなく、院内外の他職種や他部署、関係機関とのやり取りを通じて、多くの壁にぶつかり悩んだりへこんだり・・・。しかし、そこから自分に足りないものや必要な知識について気づくことができます。
患者様やご家族を支援するためには、福祉・介護の分野だけでなく、医療・看護・リハビリなどの関連する分野の知識も不可欠です。新たな知識を得られる楽しさも感じながら、今後も相談員としてスキルアップしていけるよう自己研鑽していきたいと思います。

「今後のことを心配していたので、相談できて安心しました」「もう帰れないと思っていたけれど、何とかサービス利用しながらで生活出来そうで良かったです」などのお声を頂くと相談員冥利につきます。

入院を機に、今後についてのご不安やお困りのことがございましたら、お気軽に各病棟担当MSWにお声かけ下さい。安心して入院・退院ができますように一緒に考えていきましょう。

医療福祉相談室 MN

野球部活動報告

1月25日に春の甲子園出場校の発表があり、2月1日からはプロ野球のキャンプが始まります。
あっという間に球春到来です。

今回、私が所属している全仁会野球部の活動を紹介させていただきます。

ご存じの方の多いと思いますが、全仁会野球部は、早朝野球リーグに参加しており、主に4月~9月の間4チームによるリーグ戦を行っています。
試合開始は、朝6:00から。試合が終わりそのまま仕事へ向かうスタッフも多くいます。若手からベテランまで、白球を追いかけ、真剣勝負を楽しんでいます。

昨年はチーム一丸となり、リーグ戦を無敗で終えることが出来、見事優勝しました。一昨年に続き大会2連覇です。
今年度も3連覇へ向け、部員一丸となり、頑張っていきたいと思います。

不定期ではありますが、練習・練習試合を行っています。今後も、全仁会野球部の応援よろしくお願いします。

 

相談室 H

ヒートショックにご用心!!

今年もあと数日を残すところとなりました。寒い日が続いており、お風呂で温まる機会も多いのではないでしょうか。しかし、冬場のお風呂には、危険が潜んでいます。
冬は夏場に比べて屋内外の気温差が大きく、屋内であっても居間と浴室や脱衣所、トイレなどでは温度差が20度近くになることもあります。このような急激な温度差は血管を縮め、血圧を急上昇させます。冬場に増える急激な温度変化により、血圧が変動して意識を失ったり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしたりすることを「ヒートショック」と言います。統計によるとこのヒートショックに関連した入浴中の死者数は年間約17,000人と推計され、その8割は65歳以上の高齢者だとされています*。ヒートショックはとくに冬の寒い時期に多く、入浴中に心肺機能停止となる人が最も少ない8月の約11倍にものぼります。

冬場のヒートショックを防ぐための対策

1 暖かい部屋から浴室やトイレなどへ行く際は、上着を羽織ったり、スリッパや靴下を履くなどカラダを冷やさないようにする。
2 脱衣所は暖房などで暖め、気温差をできるだけ
小さくする。
3 入浴前に浴槽の蓋を開けたり、浴室全体にお湯
をかけて温める。
4お風呂のお湯の温度は39~41度くらいのぬるめにしておく。42度以上の熱いお湯だと血管が収縮し、血圧が上がってしまうので注意しましょう。

安全に入浴し、元気に新しい年を迎えましょう。

医療福祉相談室 Pooh

医療ソーシャルワーカーのお仕事

11月も残りわずかになり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
また今年もインフルエンザが流行するのでしょうか・・・しっかり予防していきたいものです。
さて、みなさんは医療ソーシャルワーカーの仕事をご存じですか?聞き慣れない言葉でしょうか。

【医療ソーシャルワーカー】とは、保険医療分野におけるソーシャルワーカーのことであり、主に病院において「疾病を有する患者等が、地域や家庭において自立した生活を送ることができるよう、社会福祉の立場から、患者や家族の抱える心理的・社会的な問題の解決・調整を援助し、社会復帰の促進を図る」専門職を指す。
とされています。

当院では医療福祉相談室に医療ソーシャルワーカーを7名配置しており、全員が社会福祉士の資格を有しております。経験年数は1年目から20年以上のベテランまで様々です。

また、入院においては病棟担当性を導入しており、各病棟に1名配置しています。

医療ソーシャルワ―カーの具体的な仕事内容や・役割は
・療養中の心理的・社会的問題の解決
・退院援助
・社会復帰援助
・受診・受療援助
・経済的問題の解決・調整援助
・地域活動
と、なっています。

入院中の不安や退院後の生活の不安などお困りの事等がございましたら、いつでもお声かけください。外来通院の患者さまにおかれましてもいつでも対応させていただきますので、遠慮なくご相談くださいね。

相談は無料です。各関係部署とも連携を図っていきますので遠慮なくご相談ください。

私たち、医療ソーシャルワーカーという仕事内容がもっともっと浸透し皆様のお役にたてることを願っています。

【相談時間】
月~金 AM8時30分~PM5時15分
土   AM8時30分~PM12時30分

医療福祉相談室 お笑い怪獣

効果的な運動とは?

気候も涼しくなり、運動不足と健康のため運動を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか。私もその一人ですが、出来れば効果的に運動をしたいですね。

では効果的な運動は食前と食後どちらにしたほうがよいのでしょう?
有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど一定の呼吸を保って行う運動)は食前に。
基礎代謝が活発になり体脂肪がエネルギーとなって分解されます。
無酸素運動(筋力トレーニングなどグッと息を止めて行う運動)は食後に。
脂肪の合成を促すインシュリンの分泌を抑制し、食事で取った炭水化物や脂肪がエネルギーに分解されやすくなり、体脂肪のたまりにくい体を作り出してくれます。

減量・身体の健全化・ストレス解消・病気や認知症の予防等様々な効果がある運動を楽しみながら継続し、介護予防も含め健康寿命を延ばしていきましょう。

連携室 N.Y

高額療養費制度についてのお知らせ

平成30年8月から70歳以上の方の高額療養費の上限額が変更になっています。
高額療養費制度とは、一か月に医療機関に支払った金額が高額になった場合、あらかじめ決められた上限額を超過して支払った額が、払い戻されるという制度です。上限額は、個人や世帯の所得に応じて決まっています。
事前に「限度額適用認定証」の交付を受けておけば、窓口支払いの金額は、上限額でストップする仕組みになっていますので、払い戻しの必要がなくなります。
一か月にひとつの医療機関での支払が高額になる可能性がある方は市区町村窓口にて、事前に「限度額適用認定証」の交付を申請しておくといいでしょう。
※ 「限度額適用認定証」が提示されない場合、医療機関での支払い額が高額になる場合があります。(ただし、その場合でも、上限額を超えて支払われた額を後日払い戻すよう申請することができます。)

今回の変更では、限度額適用認定証が発行される対象者の条件が広がりました。

詳細は、厚生労働省のHPをご確認ください(外部リンク)。

医療福祉相談室 P.N 蒼いザリガニ

 

倉敷かけはしの会に参加

「倉敷かけはしの会」とは、倉敷旧地区の11病院のMSWによって運営している倉敷MSWネットワーク会議の中で地域のケアマネジャーと病院MSWとの顔の見える関係づくりのために開催している会です。

その中でMSWやケアマネジャーが日々の業務の中での問題点や疑問を話し合ったり、勉強したりする場として開催しています。

平成30年8月23日に第5回倉敷かけはしの会が開催されました。
このたびは倉敷地区の特定介護施設の方をお招きして施設紹介をおこなっていただきました。

施設の様子など紹介いただき、MSWならびにケアマネジャーの方も特定施設を知るよい機会となったと思います。倉敷かけはしの会をとおしてケアマネジャー、介護保険施設、MSWのネットワークがより強いものになればと思います。

地域連携室 M

初めまして。新人SW(ソーシャルワーカー)です。

皆さんこんにちは。
梅雨が明け、暑さが厳しくなる季節がやって参りました。西日本を襲った先日の記録的豪雨により、各地で甚大な被害が起こっています。この度の西日本豪雨による被害に際しまして、謹んでお見舞い申し上げます。皆様方のご無事と、被災地の一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます。

さて、私は今年度より倉敷平成病院に入職いたしました、新人ソーシャルワーカー(社会福祉士)です。早いもので、入職から4ヶ月が経過しようとしています。
私は大学時代、“福祉”という分野に触れ、人と人及び人と環境とのつながり、人の生活・人生を視ていく視点等について日々考察してきました。その中で、ソーシャルワークの機能・特性についても、自分なりに理解しようと努めて参りました。
しかし、入職し、実際に実践の場を見たり、感じたりする中で、人の生活・人生を視て、ソーシャルワークの機能を発揮させていくことは、決して簡単なことではないと痛感しました。ソーシャルワーカー(social=社会的な問題に対して働きかける worker=専門家 )として、まだまだ自分に足りない面や学ぶべき視点がたくさんあることに気付かされる日々を送っています。しかし一方で、これまでとは大きく異なった環境に身を置き、新しい自分に出会え、そして新たな発見が数あることに、喜びや充実感を感じられている気もします。

今後は、幅広い知識や技術、価値を身に付けたジェネラリストで存り続けられるよう、精進して参りたいと考えております。知識も経験も浅く、未熟者ではありますが、皆様の生活を支えていけるよう、労を惜しまず日々の業務に取り組んで参る所存です。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

当院では、各病棟に担当のソーシャルワーカーが配置されており、皆様の相談の窓口となっています。入院費、高額療養費制度等の各社会保障制度、退院後の生活のこと等、不安やお困りのことがございましたら、何でもご相談ください。皆様が安心して地域で生活できるよう、当院スタッフ一同、業務に励んで参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

医療福祉相談室 Z