カテゴリー別アーカイブ: 医療福祉相談室・メディカルソーシャルワーカー

共に歩むサポーター

昨日、澄み切った秋晴れの下令和天皇の【祝賀御礼の儀】即位祝賀パレードが行われました。
テレビで拝見いたしましたが、皇后さまの目に光るものを見たとき、胸にぐっとくるものがありました。
自然災害が多い現代ですが、令和の時代もきっと日本のみならず世界が平和であることを国民1人1人が強く願った日になったのではないでしょうか。

自然災害のみならず、突然の疾病や怪我によっても当たり前の日常生活が送れなくなります。
仕事・家庭・生活動作全てにおいて今までできていたことができなくなる事に対する辛さやもどかしさは図りしれないものです。
そんな時、わたしたち医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)は、1人1人の患者さん・ご家族に寄り添い、不安や心配事の解消にむけ一緒に考え、サポートしていける存在でありたいと思っております。
入院中・外来通院中に問わず、当院医療ソーシャルワーカーにお気軽にご相談ください。

医療福祉相談室 お笑い怪獣

第31回消火技術訓練大会(倉敷市消防局主催)出場報告

 9月27日、児島の由加山にて第31回消火技術訓練大会が開催されました。消火技術訓練大会は、万一の火災発生時に迅速で的確な初期消火活動が出来るよう、消火器の基本的な取り扱いと操作技術を競うものです。昨年は豪雨災害で大会が中止となってしまったため、2年ぶりの大会となりました。

我々全仁会からは、男子1チーム、女子1チームが参加しました。8月より練習がスタートし、規律や気迫、手の位置や足の角度、目線など丁寧に指導して頂きました。しかし実際行ってみるとなかなか難しく、1つずつ動きを修正していきました。また2人1組のペアになので動くタイミングや走る速度、歩幅などを合わせるのがとても大変でした。
大会当日は曇りのち雨の予報でしたが、大会中雨に見舞われることもなく、無事演技を終了することが出来ました。女子の部は残念ながら努力賞という結果に終わりましたが、男子の部は見事3位に入賞することが出来ました。
今回の消火技術訓練大会を通して、実際に職場で火災が起きたときの対処方法を学ぶことが出来ました。消防署員の方々に習った知識・対処法を忘れず、有事の際には、迅速かつ冷静に対応できるように取り組んでいきたいです。

医療福祉相談室 MSW Y

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)をご存じですか?

暑さも和らぎ過ごしやすい時候になりましたね。
日中は30度近い日もあり朝夕の寒暖差で毎日何を着ようか悩ましいところです。

さて、医療福祉相談室では、先日ACPの研修会に参加した同僚による部署内勉強会がありました。みなさんはACPをご存じですか?
ACPとは、アドバンス・ケア・プランニングのことで、「人生の最終段階の医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと事前に話し合うプロセス」のことを指します。終末期を迎えた患者や家族に対し、医学的な側面だけで無く、本人の価値観や死生観、家族の思いやそれらを取り巻く様々な環境などを踏まえ「本人にとって何が最善かを共に考えること」の重要性について、改めて考えるよい機会となりました。

最近では入院時の状態や治療経過において、必要に応じて急変時の対応をどこまで希望するかを書面にて確認を取る医療機関も多いです。何が良いか価値観は人それぞれですが、人工呼吸器や挿管を希望せず「自然に」と希望する方も多いように感じます。

よく「ピンピンコロリ(病気に苦しむことなく元気に長生きし、最期は寝付かずコロリと亡くなること)」が理想と言われますが、みなさんは自身やご家族の終末期についてどう考えますか??
元気な時はなかなか意識することも無いと思いますが、入院や介護が必要になったタイミング、病状的に終末期を意識する段階などがあれば、少し今後の人生について考えてみるのもいいかもしれません。

私も医療・ケアチームの一員として患者の価値観を理解し、意向が変わることも許容しながら、継続して「どう生きたいか」の意思決定過程に伴走していけるように努めたいと思います。

 医療福祉相談室 N

非言語コミュニケーションの大切さ

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は4月よりMSWとして倉敷平成病院に入職いたしました。新しい環境の中で、たくさんの方とコミュニケーションを図りながら仕事をし、毎日がめまぐるしく過ぎています。先輩方に付いて勉強をしているのですが、まだまだ至らぬ点も多く、努力している最中です。

さて、皆さんは「非言語コミュニケーション」というものをご存じでしょうか?

私が面談場面に同席させてもらう中で、大切だと感じたことの一つです。

非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションという意味で、私たちも普段の生活の中で無意識的に使用しています。

例を挙げると、相手の表情であったり目線や身振り、手振りなどです。

会話しているときに、無表情に相手の話を聞くのではなく、笑顔やうなづきがあると話しやすい雰囲気になります。

メラビアンの法則ではコミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は言語情報(話の内容など)が7%、聴覚情報(声のトーンや話の早さなど)が38%、視覚情報(見た目など)が55%となっています。

コミュニケーションの中の言語情報が与える影響が1割であるのに対し、非言語情報が与える影響は9割であるとされています。

MSWとして先輩方は非言語コミュニケーションを駆使しながら、さまざまな人との信頼関係を形成しています。

私も先輩方を見習って、非言語コミュニケーションスキルを高め、多くの方に信頼して頂けるMSWになれるよう努力していきます。

皆さんも通院中・入院中にお困りごとがございましたら、MSWにお気軽にご相談下さい。

相談室 Y

『話しかけやすい雰囲気づくり』をモットーに ~ちょっと相談してみようと思えるソーシャルワーカーを目指して~

皆さんこんにちは。

7月後半に入りじめじめと蒸し暑く、夏本番には一体何度まで気温が上がるのだろうと不安に思う日々が続いていますが、体調崩されてはいませんか?

私は今年度から新社会人として、倉敷平成病院に勤務しています。昨年度は実習生として倉敷平成病院にお世話になっていました。実習で私は、忙しく大変な業務をされている中にも、医療福祉相談室内で時折ジョークを言い合い、楽しく仕事をされている医療ソーシャルワーカーの方々の姿を見て、ここの職場で働きたいと思うようになりました。
入職してからも、1日として笑わない日は無い程毎日楽しく仕事をさせて頂いています。

また、行事ごとにも積極的に参加させて頂いていて、最近は、倉敷市の天領夏祭りの
OH!代官ばやしの踊りに倉敷平成病院として参加をしてコスチューム賞を受賞したり、毎年恒例、秋に行われる倉敷平成病院のぞみの会のポスターを相談室の先輩と一緒に作成して見事、院長賞を受賞したりと業務以外にも積極的に活動しています。

さて私事ですが、医療ソーシャルワーカーとして入職してから4ヶ月が過ぎようとしています。

現在はまだ、先輩の後ろに付き業務を見て覚えるという状況ですが、少しずつ介護保険制度の説明練習なども始まってきています。しかし、病棟で飛び交う医療用語が分からなかったり、自分が説明しているはずの介護保険の説明練習で質問されると、返答できなかったりする場面があるなど非常に多くの壁にぶつかっており、時にはへこんだりすることもあります…。ですが、そういった壁にぶつかる度に自分の知識不足を改めて感じることができ、今では分からないことを一つずつ調べることが新たな趣味になりつつあります。

突然ですが、私のモットーは『話しかけやすい雰囲気づくり』です!
私は常に笑顔でいることを心がけています。人は出会って3秒でその人の印象を決めてしまうという情報を聞いたことがあります。ソーシャルワーカーとしての知識がまだまだ足りていない分、まずは自分が出来る話しかけやすい雰囲気づくりを徹底していこうと思います。もちろんソーシャルワーカーとしてスキルアップしていけるように日々の勉強は怠りません!
ソーシャルワーカーとして、一人の人間として成長していけるようにこれからの日々を過ごしていきたいと思います。

医療福祉相談室のペリカン

大人もかかる!?手足口病流行中

西日本を中心に手足口病の感染が拡大しており、岡山県でも流行しているようです。

手足口病といえば、子どもの病気というイメージが強いですが、実は大人も感染します。大半の人は子どもの頃に感染して免疫が出来ていますが、子どもの頃に手足口病にかかった記憶がない人は要注意です。(手足口病と診断されておらず、知らない間に感染し、治癒してしまっている場合も多いようですが。)

また、手足口病はウイルスが何種類かあるので一度感染したからといって、感染しないわけではありません。手足口病はその名の通り、手のひら、足の裏、口の中に発疹が現れる夏風邪ですが、子どもよりも大人のほうが重症化しやすいという特徴があります。

大人が感染するケースで最も多いのは、手足口病に感染した自身の子どもを看病していて感染した、というパターンです。手足口病は基本的には飛沫感染ですので、子どもの看病をする際にはマスクの着用、こまめな手洗い・うがい等注意が必要です。また、ウイルスは便中にも出るため、オムツ交換の際にもウイルスが手に付着する可能性があるので、いつもより念入りに手洗いをしましょう。

以下のような症状がある場合は手足口病の可能性があるので、早めに医療機関に受診をしましょう。

・口内炎ができており、よく見ると手や足にもうっすら発疹のようなものが出ている
・口の中が痛く、熱がある
・なんだかよくわからない発疹が、手足やほかの箇所に見られる
・風邪の前触れのような悪寒がある
・全身がだるい
・関節痛や筋肉痛を感じる

相談室のチョロ

「エビングハウスの忘却曲線」をご存じでしょうか?

心理学者ヘルマン・エビングハウスによって導かれた、「人間の脳の忘れる仕組み」を曲線で表したもので、私自信この曲線が年々急カーブになっているように感じます。

学習した内容をどう効率的に記憶にとどめていけるのか?
記憶に残していくには学習した内容を反復して記憶にとどめていくことは必要ですね。しかしその前に、効率よく頭に入っていかせる方法はないものか...
認知症予防の100歳体操等の体を動かす予防法をヒントに何かないかと調べてみました。

そこで気になったのは、暗記方法の一つ、「シンクロ・マッスル学習」という勉強法。
軽いスクワットや手足を少し動かしながら、覚えたい内容を声に出して暗記していくというこの方法。

メカニズム的には、記憶を司る脳が、神経、神経に繋がる筋肉と強い結びつきがあることに関係し、筋肉を動かすことによって神経・脳が活性化され記憶が残りやすくなすそうです。血流が良くなり、脳により多くの酸素を届けるメリットもあるようです。

老若男女問わす体を動かし、口を動かし、頭を動かすということは日常生活を送る上で大変重要な事。
さて私の記憶力を呼び起こしてくれる方法となるでしょうか?
早速試してみたいと思います。

連携室 N.Y

傷病手当金制度

病気や怪我で入院して、長期に仕事を休まなければいけなくなった時、頭によぎるのは「収入がなくなってしまう…どうしよう…」ということではないでしょうか。

安心して入院生活を送る上で、経済的な不安は決して無視できない大きな問題です。それが一家の稼ぎ頭の方であれば言うまでもありません。病気や怪我で会社を休んだときには、傷病手当金を受けることができる可能性があります。

傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。

業務外の事由による病気や怪我の療養のため仕事を休んだ日から連続して3日間の後、4日目以降の仕事に就けなかった日に対して支給されます。1年6ヶ月を限度として標準報酬月額の3分の2に相当する金額の支給を受けることができる、とされています。

対象となるかどうかの相談は、まずはご自身が勤めている会社に相談してみるのがいいでしょう。

P.N 蒼いザリガニ

感情のコントロール

皆さんこんにちは。日ごとに春めいてまいり、春の訪れが近づいているのを感じる今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、3月7日(木)、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会所属の侍留慶子先生による「医療スタッフのためのアンガーマネジメント~感情をコントロールしてストレスのない職場へ~」という講演(院内研修・勉強会)に参加しました。

皆さんは、「アンガーマネジメント(anger management)」という言葉を聞いたことがありますか?

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされている、怒りの感情(anger)と上手につきあい、予防・制御・管理(management)し、適切に対処することをいいます。当講義によると、「怒りの感情」は、人間にとって自然な感情の一つであり、自分の身を守るための感情(防衛感情)としての機能や役割を有しているのです。つまり、「怒らない」、「怒りを我慢する」のではなく、「上手に怒る」ことが重要であるのです。「上手に怒る」ためのポイントを、侍留先生よりご教示頂きましたので、いくつかご紹介いたします。
①怒りを感じてから6秒待つ(衝動のコントロール) ②自分の価値観や思考を振り返ってみる(思考のコントロール)等の方法があります。
①:怒りのピークは6秒間であり、6秒間待ってみることで、怒りに任せた衝動的な行動を抑えることができます。この6秒間の間に、深呼吸をしてみたり、気持ちが落ち着く言葉を手の平に書いたりしてみると、さらに効果的であるそうです。
②自分の中に「~すべき」が多く、強いほど怒りが生まれやすいです。自分の価値観や思考(自分ルール)は、世間の常識ではないということです。不要な「~すべき」は捨て、自分の中で「まぁ許せる」というゾーンを大きくし、許容範囲を広げていくことが怒りのコントロールに重要であるそうです。

対人援助職である社会福祉士(ソーシャルワーカー)は、日々、患者さんやご家族、他職種、他院・他施設の関係者の方等、多くの方々と接します。その際、自分とは異なった、様々な価値観や思考に出会います。私も、怒りのコントロールができているかと問われれば、なかなかできていないことが多いように感じます。価値観や思考は人と異なって当たり前であるという認識、怒りの感情を上手に選別し対応していく力を身に付け、対人援助や私生活に活かしていきたいです。
皆さんもアンガーマネジメントを実践し、一緒に、上手に怒りをコントロールしていきましょう。

ソーシャルワーカー Z

ケアマネジャーにも実習があります

早いもので、今年も2ヶ月が過ぎました。3月は『去る』ですから、ぼーっとしていたら今月もあっという間に過ぎてしまいそうです…。何かと忙しい年度末ですが、1年を振り返り、新たな気持ちで4月を迎えられるようにしたいものです。

当居宅介護支援事業所には、今月、1名のケアマネジャー実習生が来ます。平成30年度の国家試験に合格した方です。3日間と短いですが、ケアマネジャー業務の魅力や楽しさを実感していただき、実りある実習になるように、現在、担当する職員で打ち合わせをしたり勉強したりしています。

さて、ケアマネジャー(介護支援専門員)には、その資格試験を受けるための条件があります。以下の業務の通算年数が5年以上必要なのです。
●国家資格等に基づく業務
医師、保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、管理栄養士、精神保健福祉士等
●生活相談員
介護老人福祉士施設などにおける生活相談員としての業務が対象となります
●支援相談員
介護老人保健施設における支援相談員としての業務が対象となります

その他、障害児相談支援における相談支援専門員や生活困窮者自立相談支援事業などにおける主任相談支援員としての業務が対象となります。

このように、ケアマネジャー試験は学校を卒業して即受けることができません。ですので、ケアマネジャーになる人は上記のいずれかの業務を5年以上経験した後ということになり、年齢も経験もバラバラです。試験に合格したとはいえ、それまでの経験の違いもあり、ケアマネジャーとして実務を行うには一定期間の研修が必要です。以前は、座学のみの研修でしたが、要介護者の増加が予測される中、ケアマネジャーが果たす役割りがますます重要となる、という国の見解のもと、平成28年度試験の合格者から、現場での実習がその研修に加えられました。

医療の関わりが不可欠な要介護者や認知症の高齢者などがますます増加している中、そうした方々が、今後とも住み慣れた地域で安心して生活を続けていくために、われわれケアマネジャーが業務の質を高めて、経験の浅いケアマネジャーさんも安心して仕事ができるように、実習や指導もしっかり行えるように、日々勉強していきたいと思います。

ケアプラン室 A