カテゴリー別アーカイブ: 医療福祉相談室・メディカルソーシャルワーカー

寒暖差アレルギーをご存じですか?

朝晩とめっきり冷え込むようになり、日中との気温差の変化に体調を崩されていませんか?こうした寒暖差によっておきるくしゃみや鼻水、鼻詰まりなどの症状を「寒暖差アレルギー」といいます。
寒暖差アレルギーの症状は、朝方、日中、夜間の温度差が7℃以上になると出やすいと言われています。寒暖差アレルギーの原因はまだ明らかにされていませんが、一因として自律神経のバランスが関係していると考えられます。自律神経のバランスを乱さない為にも普段の生活から3食バランスの良い食事や、軽い運動を取り入れるなどして、温度差による刺激に負けない体作りを目指していきましょう。私も季節の変わり目は、鼻詰まりの症状があるので子供と一緒にサッカーをしたりして、体力作りに努めていきたいです。

地域医療連携センター A

「倉敷かけはしの会」 参加しました

「倉敷かけはしの会」に参加しました。

「倉敷かけはしの会」は倉敷地区の11病院のMSWが主体となり居宅介護支援事業所や地域包括支援センターのケアマネジャー等と交流する会です。

コロナ禍を経て、数年ぶりの交流となりました。
今回は、『保健師の仕事を知ろう』というテーマで、保健師さんからの講義とその後各グループで保健師さんとの交流を行いました。

普段、保健師さんと連携をすることはあっても、色々と話を聞く機会は少ないため、日頃気になっていること等を積極的に意見交換をする機会となり、有意義な時間を過ごすことができました。

今回の交流を通じて、顔が見える関係作りが行えたことで、今まで以上に連携が行いやすくなり、患者さんや患者さん家族に対してよりよい支援が行えればと思います。

地域医療連携センター Pooh

イラスト:イラストAC

夏にも多い脳梗塞に注意!

連日湿度も高く、30度を超す日も多くなってきました。
気温の上昇とともに気をつけたいのが、脱水症や熱中症ですね。
脱水症になると体に様々な異変が表れます。めまい、吐き気、脱力感、手足の震えなどが主な症状となります。
また、体内の水分が奪われることにより、血液濃度の上昇にもつながります。そうすると血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなってしまします。
脳梗塞は、冬に多い印象がありますが、夏も脳梗塞には注意が必要です。
脳梗塞の前触れとしては、片側の手足の麻痺や、顔面の麻痺、しびれ、ろれつ不良、片方の目が見えにくいなどがあげられます。
このような症状がでれば、できるだけ早く医療機関への受診が必要です。
夏の脳梗塞の予防には、こまめな水分補給が必要です。喉が渇いた自覚があるときにはすでに脱水が始まっています。特に高齢に方は、喉の渇きも感じにくくなることもあります。
就寝中にも汗をかくため、就寝前、起床後に水分補給をおすすめします。

これからが夏本番です。水分補給をしっかりと行い、脱水症、熱中症には十分気をつけてこの夏を乗り越えましょう。

 

地域医療連携センター H

イラスト:イラストAC

お気軽にご相談ください

当院では、外来受診されている患者さんの外来相談を承っております。(予約不要ですが、お待たせする可能性がございますので、事前にお電話頂けるとスムーズです)

専門資格をもった、医療ソーシャルワーカー(MSW)がお話をうかがい、必要に応じて専門機関のご紹介、社会保障制度の説明などを行っております。その他、日常生活の困り事など含め、どこに相談していいか迷われている方は、お声かけください。

最近では、介護保険制度について、身体障害者手帳の申請、障害年金について、難病医療費の受給について、などの相談が増えているようです。

入院中の方は、各病棟に担当のMSWが配置されていますので、お気軽にご相談頂けると幸いです。

※個人情報は厳守致します。

イラスト:イラストAC

P.N蒼いザリガニ

令和5年度がスタートしました

令和5年度がスタートしましたね。
今年度のスタートは今までできなかった対面による入社式、マスクを外して参加可能な入学式など、明るい話題が多くなっていますね。
当法人も4/1(土)に4年ぶりに昇格者や、管理職参加型の辞令交付式が行われました。
今年度は全仁会グループに49名の新入職員が仲間入りとなりました。

私たち地域医療連携センターのMSWも、3名の新入職員が入職してくれました。
3名のMSW(社会福祉士)が一度に入職するのは、まさに10年ぶりです。
フレッシュな相談員が増えたことで一気にセンター内の空気も変わり、平均年齢もぐっとさがりました。
新人のうちは、聞きながら、確認しながら、業務にあたることがあたりまえですが、経験を積むと少しずつ【聞く】ことに、躊躇したり、恥ずかしさが出てしまうことがあります。
自分で考えて判断する力をつけていくことも大切ですが、思いこみで判断したり、確認を怠ることで患者さんやご家族、周りのスタッフに不利益を被ることにならないよう、新人も中堅もベテランも、聞く勇気を忘れないようにしないといけないと、毎年この季節に思います。そんな少しピリッとするこの季節が私は好きです。

地域医療連携センターでは、地域の皆様と当院を繋ぐ役割を担っています。
入院外来を問わず、社会福祉士がご相談に対応させていただきます。
お気軽にお声かけください。

地域医療連携センター KY

第41回 回復期リハビリテーション病棟協会 研究大会 参加報告

世間では3月13日以降、マスクの着用についは「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねられる。」と政府より発表されていますが、医療の現場ではまだまだ感染症対策は気が抜けない日々が続いています。

2月24日(金)2月25日(土)2日間に渡り川崎医療福祉大学にて第41回 回復期リハビリテーション病棟協会 研究大会 in岡山に参加してきました。

当院からは、PT・OT・ST・看護部・地域医療連携センターより演題発表を行いました。
地域医療連携センターからは、「ソーシャルハイリスクを抱えた患者の支援」「回復期リハビリテーション病棟におけるMSWの適性配置数について」の2演題を発表しました。

全国もたくさんの病院が参加され、様々な演題発表があり、どの発表も非常に興味深く、日々の業務に役立つ内容ばかりでした。
今回参加させていただき、学んだ事をしっかりと患者さん、家族へ還元できるように日々の業務を行っていこうと思います。

地域医療連携センター H

 

今までの当たり前が戻ってくるまで

 1月20日の大寒を過ぎ、1年で最も寒くなる時期を迎えました。今週は10年に1度とされる「最強寒波」襲来と言われて、岡山の平地部でも氷点下と言われるほどの寒さが予測されています。急な寒さで体調を崩さないように注意していただければと思います。

大寒と同じ日である20日に政府は、新型コロナウイルスについて感染症法上の分類を原則として今春、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を出しました。新型コロナウイルス発生から3年、今まで当たり前であったことが当たり前ではなくなり、生活の面でも色々なことが制限される場面が多々あったと思います。
感染症法上の分類が引き下げられることで、どこまで生活場面での変化が出てくるかはまだはっきりとしていませんが、少しでも今までの当たり前の生活が戻ってくれば嬉しいなと思います。

院内でもこの3年間なかなか思うように患者さんとご家族の面会が叶わず、それを解消するためにオンライン面会ができるようにしましたが、やはり直接会って話をしたいと言われる患者さんやご家族からの声は多く聞かれました。私たち相談員も患者さんやご家族の想いがどうすれば伝わるのか不安を解消してもらうにはどうするば良いのかと試行錯誤する期間となりました。以前のように面会ができるまでは、まだ時間がかかるようになるとは思います。
入院中、何か不安なことがあれば、お気軽に病棟の相談員にご相談下さい。不安が軽減できるようにお手伝いができればと思います。

地域医療連携センター pooh

今年1年を振り返って

先日岡山県でも初雪が観測され厳しい寒さが連日続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私の住んでいる地域では、朝晩は氷点下を記録することも多くなり、体調管理・体温調節には十分に気をつけなければと身を引き締めております。12月も下旬に差し掛かり、いよいよ今年も終わりに近づいて参りましたね。
私事ではございますが、今年4月より全仁会へ入職し、MSW(医療ソーシャルワーカー)として働き始め、半年が経ちました。今年は社会福祉士の国家試験の受験があったり、新社会人になった年であったりと、私にとっては“激動の1年”となりました。私がMSWを目指したきっかけは、学生時代の授業にて病院で働く社会福祉士がいると知ったことでした。それから私もMSWとして患者さんの力になりたいと思うようになりました。当院へ入職して、私は「患者さんやご家族の気持ちに目を向け、寄り添うことのできるMSWになる」という目標をたてました。

4月より、MSWの業務はどのようなものなのかを上司の方々の後ろについて学んでいましたが、最近では患者さんやご家族と面接をしたり、ケアマネさんや施設の相談員さんなどと情報を共有したりと、徐々に私も入退院支援に関わらせていただいております。業務量も入職したときよりも増え、あっという間に1日が終わってしまうことも多いですが、4月に設定した自分の目標の大切さを自分自身の体験で実感する出来事がありました。

それは、家族が入院したことにより私自身が「患者さんの家族」の立場になったことでした。未だ猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の影響で面会はできず、「状態はどうなのだろうか」「今後はどうなっていくのだろうか」と、大きな不安を感じました。そんな時に、自分はMSWとして患者さんやご家族の気持ちに向き合えていたのだろうかと4月にたてた目標に立ち返りました。当院でも面会制限は続いており当たり前のこととなっていますが、急に入院を余儀なくされ家族に会えなくなった患者さん、ご家族の気持ちを考えるともっと自分のたてた目標を大切にしていかなければならないと実感いたしました。

来年度は2年目を迎えますが、何年経っても入職時に立てた目標を忘れずに日々精進していきたいと思います。

地域医療連携センター M

チーム医療のタスキをつなぐ「地域医療連携センター」

先日、倉敷マスカット球場で駅伝大会がありました。

陸上は個人競技が多い中、駅伝はみんなの思いを背負いチームで挑む競技です。
どんな結果になったとしても、チーム・仲間のために少しでも早く、いい結果で繋げたい、そんな思いで心を一つにして挑みます。
我が子も中学三年間駅伝を続けてきました。


下級生だった頃には、仲間のため、卒業する先輩の為にと一生懸命タスキを繋ぎました。
昨年の引退試合では思った走りが出来ず、目標の順位にあと一歩が届かず、アンカーの責任を果たせなかったと悔し泣きをしていましたがチーム全員が全力を出し切り、チーム一丸となった思い出深い引退試合となりました。
今年、後輩の駅伝への応援にはいけませんでしたが、自分たちの思いも込めたはちまきを託しての応援となりました。

チーム全員で一丸となり、お互いを思いやって取り組む駅伝のように、地域医療連携センターも、ご本人・その方に関わっておられる方々の思いを真摯に受け止め、患者さんが少しでも安心して医療を受けてもらえるよう努力していきたいと思います。

当院と地域医療とを繋ぐタスキとなれるよう、スタッフ一丸となってチームで取り組んでいきたいと思います。

連携センター NY

外部研修に参加してみて

朝晩と冷え込むようになり、日中でも長袖を着るようになりました。早いもので今年も後2ヶ月程となり、月日が過ぎるのは本当に早いと感じています。

私事ですが、相談員となって2年目、外部の研修に参加する機会が増えました。コロナ禍のため、リモートでの研修になりますが、参加することで自分自身の知識が増えたり、制度について改めて学ぶことができるため自己研鑽に繋がっています。

また、他病院の相談員も研修に参加しており、参加者同士の交流機会の場にもなります。研修内ではグループワークを実施することもあり、情報交換やコミュニケーションを取ることで横の繋がりも構築できます。その結果、通常業務において外部の病院等と相談がしやすくなるメリットにもなります。

外部研修で得た知識や参加者との関わりは、実際の業務にも役立つことばかりで、自分自身の成長にも繋がっています。相談員の業務に限らず、様々な仕事をする上で自己研鑽は非常に大切なことだと思います。
今後も積極的に外部研修に参加させて頂き、自分自身レベルアップしていければと思います。

地域医療連携センターでは、様々な経験年数の医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)がいます。職員全員が患者様やご家族の困り事に対して相談にのれるよう、日々自己研鑽に努めています。お困り事がありましたら、お気軽にご相談下さい。

 

地域医療連携センター A