月別アーカイブ: 2017年6月

ピースガーデン倉敷で老松保育園と平成29年度交流会開催

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

 6月20日(火)、ピースガーデン倉敷 3階地域交流センターで老松保育園園児のお招き会を開催しました。職員のお子さんが老松保育園に通っていたことがきっかけで、平成27年より毎年交流会を行っており、今回で3回目となります。園児は5歳~6歳のさくら1組・2組の48名が来所。ピースガーデン倉敷からは、特養25名、ショートステイ15名、グループホーム9名の合計49名が参加しました。歌やダンスを披露してくれました。よく揃った振付けや、愛らしい歌声に、参加された方々は手拍子をしながら微笑ましく見ていました。中には涙を流されて喜ばれている方もいました。また最期の出し物では毎年恒例となっている「肩たたき」をしてくれました。
園児一人ひとりが入居者様・ご利用者様の後ろにまわり、曲にあわせて肩をたたいてくれました。入居者様からは「可愛いお子さんの姿を見られて元気になりました」と喜びの言葉を聞くことができました。また今日の為に練習をしてくれた園児は「おじいさん、おばあさんが喜んでくれてよかったです」と話していました。施設に入居している方は普段お子さんを見ることが少なく、また小さいお子さんが好きな方が多いこともあり非常に良い機会になったのではないかと思いました。
ピースガーデン倉敷は地域密着型施設で地域に根差した運営が求められています。これからも地域の方々と交流を行い開かれた施設運営に努めていきたいと思います。
また、この様子は倉敷ケーブルテレビと山陽新聞に紹介されました。

ピースガーデン倉敷 特養 生活相談員 O

父の日会で感じた歌の力

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨に入ったといえど、好天の日が続き最近になって梅雨らしくなってきました。

6月の第3日曜日といえば、父の日です。皆さんは、どの様にして日頃の感謝を込められたでしょうか?

ースガーデン倉敷ショートステイでも、6月18日(日)に父の日会を行いました。当日の主役である「お父さん=男性利用者様」によるカラオケ大会を行いました。当日の男性利用者様は10名。最初に当日の主役である男性利用者様の紹介をし、ささやかなプレゼントの贈呈を行いました。プレゼントの贈呈中、感極まり涙される利用者様も・・・。

そして当日のメインイベントカラオケ大会です。日頃、口数の少ない利用者様や歌は苦手と日頃レクのカラオケでは歌おうとはされなかった利用者様が気持ちよさそうに歌われ、他の利用者様は歌を聞きながら口ずさんだり・・・。聞いている歌に思い入れのある利用者様は、涙される方・笑顔になる方・一緒に大きな声で歌われる方と様々です。日頃顔を合わす事があっても会話をしたことのない利用者様同士が、その歌の流行した頃の思い出、思いなどを話しをされていました。また他者とのつながりを形成したり過去の記憶を蘇らせたりと歌のちからに偉大さを感じたひと時でした。

時代は流れても、その時々の記憶はいつまでも残り歌とともに思い出されるものだと改めて感じた父の日会でした。

介護士 I

 

認知症カフェ「喫茶 おれんじ」開催のご報告

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

老松・中洲高齢者支援センターでは、今年4月から認知症カフェ「喫茶 おれんじ」を始めています。
認知症カフェとは、認知機能が低下した方やそのご家族、地域の方等が気軽に集まり、専門家のアドバイスをもらいながら、認知症状の悪化防止や相互交流、情報交換ができる「つどいの場」です。
会場には、認知症予防となるアロマオイルの香りを焚き、脳神経細胞の活性化を促すトリゴネリン入りのコーヒーやココアを飲みながら、参加者同士の交流や体や頭の体操、専門職による体のことの情報提供や介護のこと相談対応等を行っています。
先日、3回目となる6月15日には、片山内科クリニックの片山院長より「物忘れについて~元気が一番~」と題し、ご講演いただきました。約80名もの方がご参加くださり、会場は追加で椅子を並べるほどの盛況で、地域の方々の認知症に対する関心の高さを改めて感じました。
今後の開催は、
日時:毎月第3木曜日 13:30~15:30  場所:中洲憩の家 参加費:100円
となります。
支援センターでは他にも、地域住民に対して介護予防・転倒骨折予防などを目的とした教室開催をおこなっています。
詳しい情報については、老松中洲高齢者支援センター(倉敷在宅総合ケアセンター1階)
電話086-427-1191 までお気軽にお問い合わせください。

老松中洲高齢者支援センター A

平成29年度新入職員フォローアップ研修(3ヶ月目)に参加しました。

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成29年6月24日、新人職員のフォローアップ研修(3ヶ月目)に参加しました。
研修では、同職種で3ヶ月間を通し感じたことや頑張ったこと、日頃打ち明けることができない悩みなどについて話し合うグループワークや、じゃんけん列車方式で同期が頑張ったことを聞き、褒めていくことでネットワーク作りを行いました。また、多職種のグループワークでは、『3ヶ月後の目標を立てよう』とテーマを挙げ、3ヶ月で出来たこと、改善すべきこと、今後の課題を話し合い模造紙にまとめました。グループワークを通して自分たちが6ヶ月研修までにできるようになりたいことやレベルアップしたいことを明確化し目標設定をすることができました。
私自身、入職して3ヶ月が経ち少しずつ業務の流れや内容を理解してきていますが、思うように業務を行うことができず、自信を無くしたり、悲観的になってしまうこともありました。しかし、このようなフォローアップ研修で話し合う時間を設けていただき、同期が同じような悩みを抱えていることを知り、自分だけではないのだと気づきました。また、お互いに励まし合うことで、これからも頑張ろうと前向きに捉えることができました。
研修を通して、久しぶりに顔を合わせた同期と話ができたことでリラックスし、楽しい雰囲気の中気分転換ができました。そして、ステップアップするために何が必要か、どうして行きたいかなどを見つめ直すことができました。
これからは任せてもらえる業務も増えていき、それに伴い責任の範囲も広がると思います。今まで以上に知識や技術を高められるように自己学習もし、優先順位やスケジュールを考えて行動していけるように意識して業務に臨みたいと思います。

次回は9月30日に6ヶ月目フォローアップ研修が実施されます。次の研修までに今回立てた目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。

人事課 N・U

ケアハウス6月食事ツアー~とんかつを食べて夏を乗り切きる力に

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

6月21日(水)ケアハウス6月の食事ツアーで、「とんかつ 浜勝」へ行ってきました。既に暑い日が続き、何だか身体がだるいと思う季節になってきています。そうなるのを予防したいと思い、お肉を食べて力を付けようという目的での食事ツアーでした。
当日のご参加は9名と職員2名で出発。皆さん、「とんかつ」というと、お肉が硬いというイメージが強かったようで、いつもより少しご参加が少なかったです。
お店は、スロープもあり、バリアフリーなのでシルバーカーを利用される方も負担なく利用できました。

食事はテーブルに用意してあり、着席すると皆さん揃って食べ始めることが出来ました。ちょっと心配しましたが、さすがは揚げたてのとんかつです。 「お肉は柔らかくで食べやすいね。」「あまり油ものは食べなくなったけれど、美味しく食べれるし、外出して食べると雰囲気も違って食が進みます。」という声が聞け、参加して頂けて良かったと思いました。家庭では柔らかく揚げるのが難しい揚げ物。自分でも作りますが、プロの味はだせません。
おかわり自由のご飯、キャベツをお代わりされた方は3人居られました。細かくて柔らかいキャベツが食べやすかったようです。
デザートのミルクセーキシャーベット、ちょっぴり小さめですが、デザート付はお得感満載。皆さん、ほぼ完食されました。
「あーお腹いっぱい」暑い夏が乗り切れそうです。
また7月も食事ツアーを企画していますので、1人でも多くの方に参加して頂き、外出の機会を少しでも増やすことが出来るようにお手伝いしていきたいです。
ケアハウス 生活相談員  N

グランドガーデン南町 6月誕生日会 

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨入りしたとは思えないほど外は晴天の中、6月13日火曜日誕生日会が開催されました。
初めに高尾公子副理事長より開会の挨拶を頂き、皆様へお祝いの御言葉を贈られました。今月は11名の誕生日の方がおられ、プレゼントの花と一緒に記念撮影が行われ、皆様嬉しそうにされていました。

本日の食事は鯛のそぼろご飯・鰆の木の芽焼き・千草蒸し・すまし汁・びわゼリーでした。美味しいお膳を前に話も盛り上がっていました。
2部の歌声広場では、多くのリクエストを頂き、多田先生のアコーディオン演奏に合わせ歌いました。「瀬戸の花嫁」がかかると職員が花嫁姿になり皆様の周りを歩かれ、まるで披露宴のように盛り上がりました。あっという間の30分でした。
今月は季節の変わり目ということもあり、体温調節、体調管理には十分気を付け、じめじめした梅雨を乗り切りましょう。

グランドガーデン南町 R

老松小学校2年生の「町探検」

6月6日(火)、倉敷市立老松小学校2年生(児童63名と保護者22名、先生2名)が2グループに分かれて「町探検」の一環で、ピースガーデン倉敷に来られました。
「町探検」は老松小学区にあるお店や施設等を訪問し仕事の内容を見ることを目的としているそうです。
当日は、朝から快晴で、児童の「おはようございます!」という元気な挨拶で開始。児童から「お年寄りは何て言ったら笑顔になりますか?」「お食事はどこで作っていますか?」「お年寄りは普段どんなことをして過ごしていますか?」といろいろな質問が飛び交い、その質問にピースガーデン倉敷武部施設長、リハビリステーションピースの大森介護副主任がわかりやすく答えてくれました。
そのあとピースガーデン倉敷の各施設を少しずつですが見学されました。児童の姿を見ると通所の方や、入居の方は、手を振ったり自然と笑顔になられていました。
時間が限られていたので、ふれあいやじっくりした見学はできませんでしたが、ピースガーデン倉敷を知っていただくいい機会になったと思います。

秘書・広報課  はる

福祉用具レンタルカタログが新しくなりました

先日、いつもお世話になっている業者さん主催の福祉用具展示会に
行ってきました。
いつもレンタル商品でカタログでしか見たことのない商品や、普段から
お世話になっている商品までずら~っと並び、どれから見ようか悩む程
商品がそろっていました。

やはり気になるのは新しく取り扱いを始める新商品や、普段なかなか
見ることが出来ない商品で、使い方の説明や実際に使用してみて
いろいろと納得することが出来ました。

会場のすぐ横に設置してある消毒庫の見学も合わせて実施し、改めて
使用後の商品がどれほど徹底して消毒・保管してあるかを確認して
きました。
安心してご利用してください。

レンタルカタログも新しくなり、新商品の取り扱いも始まりました。
気になる商品などありましたら、お気軽に声を掛けてください。

ヘイセイホームヘルプステーション
福祉用具 K

第54回日本リハビリテーション医学会参加報告~リハビリテーション部~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

去る6月8日~10日までの3日間、岡山市で開催された第54回日本リハビリテーション医学会学術集会に発表者と座長の任をいただき参加してきました。
リハ医学会主催の学術集会は初参加でしたが、岡山駅を東西から挟む形で会場が構成され、研究報告だけではなく、積極的に臨床実践されている先生方のシンポジウム、海外招聘研究者の先端研究に関するレクチャーなど大変興味深い話が目白押しで、何を聴講しようか非常に悩みながら歩き回った3日間でした。
当法人からは大根先生、リハスタッフ4名で計5題の演題を発表してきました。中には学会発表自体が初めてのスタッフもおり、多くの議論を交わしてきたテーマではあったものの、セッション開始前には声をかけても反応が乏しく、前の演者の発表には気を向けられないぐらい緊張する姿に心配をしましたが、フロアや座長とのやりとりを重ねていく中で徐々に緊張がほぐれ、今後の課題がより明確になるアドバイスにつながる議論ができたように感じます。
 参加した後の皆の感想として、日頃と違う場で他職種との意見交換を多く経験したことで、自分たちが他の職種から何を求められているのか、チームの中で自分は何をアウトプットするべきなのかを改めて見つめ直す良い機会になった、という声が多く聞かれました。日頃の臨床業務の中でこれまで以上に自分の果たす役割を意識しながら、今回の学会で明確になった新しい課題の解決に取り組みブラッシュアップに努めていきたいと思います。

PT I

熱中症にご用心!!!

梅雨に入り、徐々に気温が上がってくる今日この頃。
そんな時に気を付けたいが熱中症です。
また、私も初めて知ったのですが、来月からはなんと「7月は熱中症予防強化月間」だそうです。
夏期には4万人前後の方が熱中症で救急搬送されるなど、多くの方が熱中症になっています。また、近年、熱中症は、職場や学校、スポーツ現場での発生だけではなく、夜間や屋内も含め、子供から高齢者まで幅広い年代層で発生しています。このため、熱中症に関する普及啓発等の効果をより一層高いものとするため、2013年6月4日(火)に開催した熱中症関係省庁連絡会議において、熱中症に罹る人が急増する7月(1日~31日)を「熱中症予防強化月間」と設定されたそうです。
★熱中所に注意が必要な日・場所は以下の7か所が挙げられています。
• 気温が高い
• 湿度が高い
• 風が弱い
• 日差しが強い
• 照り返しが強い
• 熱いものがそばにある
• 急に暑くなった
環境庁環境保健部環境安全課、熱中症環境保健マニュアル(2011年5月改訂版)より
 その他にも、規則正しい生活とバランスのとれた食事、こまめな水分補給が必要になります。
これから、ますます暑くなる季節、熱中症に負けず、元気に過ごしていただければと思います。
医療相談室 POOH

はじめまして!

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:
皆さんこんにちは。今年4月に入職しました、新人作業療法士のWです。
今年度、リハビリテーション部には理学療法士4名、作業療法士3名、言語聴覚士2名、心理士1名の計10名が入職しました。
6月となり梅雨の季節になるかと思いきや今年度は雨が少なく、
もう夏が来たのかと思うような天気が続いていますね。流石は晴れの国、岡山です。
私もやっと?あっという間に?社会人、作業療法士となって2ヶ月と少し経ちました。
何もかもが初めての業務で、まだまだ慣れないことだらけではありますが、先輩方の指導のもと頑張っています。
そんな中、患者様の出来ることが増えたり、笑顔が見えたりすることが日々の刺激や喜びとなっています。最近では担当させて頂いた患者様も退院される肩が増えてきました。
担当患者様が退院される時は嬉しい気持ちと少し寂しい気持ち、もっと私に出来たことがあったのではないかという複雑な気持ちでいっぱいです。
「ありがとう。」と言われることに満足するのではなく、プロとして患者様が望む生活を見据えたリハビリが提供できるようにもっともっと頑張っていきたいと思います。
これから夏本番となり、より一層暑くなります。
体調管理には気をつけ、元気に夏を乗り切りましょう。
私も夏に負けないように元気いっぱい頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

「平成29年度倉敷平成病院パンフレット」是非ご覧ください。

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

当院では、新年度に病院パンフレットを改訂していますが、平成29年度分ができましたのでご案内いたします。

今年度は4月新任の医師が4名おりますが、どこかに登場されています。また、4月に開設した「倉敷ニューロモデュレーションセンター」も紹介しております。患者さん本位の医療「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応する」を理念とする私たち倉敷平成病院を是非ご覧いただければと思います。

病院パンフレットのPDFデータはこちらからダウンロードしていただけます。

秘書広報課

老松保育園に絵本読み聞かせボランティアに行ってきました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

 6月13日(火)、当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら組さん(年少)17名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアに行ってきました。昨年度は5回実施し、地域の新聞にも取り上げていただいた取り組みです。今年度初の読み聞かせということもあり、一段と気合が入りました。

参加されたのは、Mさん(78歳)、Kさん(74歳)のお二人です。用意したのは、『どうぶついろいろかくれんぼ』『あめのひのえんそく』の2冊で、通常の絵本の倍以上の大きなサイズで園児たちは興味津々でした。
なかでも『どうぶついろいろかくれんぼ』は、ページをめくると共に、いろんな動物の鳴き声、色、形、名前が登場してくる仕掛け絵本となっています。園児たちは次、どんな動物が登場するのか分かると、元気な声で答えを言いながら、終始、キラキラした笑顔を見せてくれました。
読み聞かせ後には、園児たちが手作りした「ストローのネックレス」のプレゼントをいただき、通所リハビリに戻ってからも興奮冷めやらず、大感激のお二人でした。今回、初めて読み聞かせボランティアに参加されたKさんは「大勢の子供たちと関わることがないから、とても楽しかった」「また、子供たちに絵本を読みたい」と、笑顔で話して下さいました。
帰り際も、園庭で遊具遊びをしている園児たちが元気よく挨拶をしてくれたり、随所で互いに交流を深めたりすることが出来たと思います。
今年度は、保育園のご了承をいただき、6月から9月まで各月1回の計4回、読み聞かせボランティアの開催を予定しています。次回もご利用の方々、保育園の園児の皆さんにとって有意義な時間となるよう準備を進めていきたいと思います。
※了承を得て写真掲載しています。

通所リハビリ 介護士 N

日本医師会からの《受動喫煙の防止対策を強化・実現するための署名のお願い》

カテゴリー: 医師 | 投稿日: | 投稿者:

日本医師会から、日本全体で屋内100%全面禁煙とするための署名依頼が各医療機関に届いています。
所属郡市区医師会への送付期限が本年6月23日に迫っていますが、まだ間に合いますので賛同される方は(未成年者を含む全国民対象)署名をよろしくお願い致します。署名用紙は当院に用意していますが、日本医師会のホームページからダウンロードすることができます。6月22日までに当院に持参して頂ければ倉敷医師会へ届けます。

日本医師会 会長 横倉義武先生からの趣意書は以下の通りです。(原文のまま)

受動喫煙の防止対策を強化・実現するための署名のお願い

趣意書
2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会の開催にあたり、国際オリンピック委員会(IOC)から「たばこのないオリンピック」の実現が求められています。わが国は世界に向け、たばこ対策に抜本的に取り組む姿勢を示す必要があります。
なかでも、わが国の受動喫煙による健康被害への対策は、世界保健機関(WHO)から「世界最低レベル」に分類されており、少なくとも年間1万5千人が受動喫煙を受けなければ、がん等で死亡せずに済んだと推計されています。
このような状況を考えれば、屋内における喫煙は単なるマナーや嗜好の問題ではなく、国民の健康被害の問題として捉えなければなりません。
非喫煙者、とくに働く若い人を受動喫煙による健康被害から完全に守るためには、日本全体で屋内100%全面禁煙とする国際水準の受動喫煙防止法や条例の制定が不可欠であります。
われわれ医師会は、「国民の健康を守る専門家集団」として、国民の健康を第一に考え、例外規定や特例を設けることなく受動喫煙の防止対策を強化・実現するための署名活動を行うことといたしました。
国民の皆様にも広くこの活動の趣旨をご理解いただき、ひとりでも多くの方にご署名賜り、国への働きかけの力とさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成29年5月    公益社団法人 日本医師会 会長 横倉義武

健康被害を減らすためには喫煙をしない事が第一ですが、喫煙の意思のない人への受動喫煙を防ぐための運動は、喫煙者を含めた全ての人が取り組む必要があると考えます。

平成南町クリニック  医師 玉田

ショートステイ夏祭り

梅雨入りはしたものの、雨の少ない梅雨ですね。ちょっと嬉しい(笑)
体調が崩れやすい時期。私も6月に入り風邪をひいてしまいました。
美味しいものを食べて体力をつけなくては!

ショートステイでは、8月13日に夏祭りを行いますよ~!!
今年の夏祭りは、いつものお祭りとは一味違うお祭りにしようと考えていて、入所者の方々に浴衣を着て楽しんでもらおうと、今浴衣や帯の寄贈を皆さんにお願いし、少しずつ集まっています。 ワクワクしますね~!!
※浴衣・帯の協力をお待ちしております!

それ以外にも、屋台でバイキング形式の食事や何種類かの遊びもあり、また、映像ではありますが 花火大会のビデオも流します。くわしい説明はまだできませんが楽しい事間違いなしです。

ボ ランティアの参加もお待ちしていますので、よろしくお願いします。
皆さん遊びに来てください!!

ショートステイ K

第90回糖尿病料理教室

カテゴリー: 栄養科, 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

6月10日(土)、倉敷生活習慣病センターにおいて「第90回糖尿病料理教室」を開催しました。今回のテーマは『バリ料理』。バリ島はインドネシアにあるリゾート地で、バリ島ならではの食文化が味わえます。バリ料理は初めて!という方が多く、皆さん興味津々。バリ料理の代名詞ナシゴレンを始め、テンペやサテなど日本の食材を使って、バリ島の伝統料理を作りました。意外にも日本人の舌に合う味付けで、「おいしい!」と言っていただけました。バリ料理で少し早いバカンス気分を楽しめたのではないでしょうか?

次回の開催は8月5日(土)です。テーマは「地中海料理」。本格的な夏の到来です。夏野菜をふんだんに使用したメニューで皆様のご参加をお待ちしております♪

 

♡デザートタイム♡
バリのデザートでピサンゴレンという揚げバナナがありますが、今回は揚げずにバターでソテーしました。
あっさりと、でも食べごたえ十分なデザートの完成。シナモンパウダーをふりかけていただきます。

◎本日のメニュー◎

○ナシゴレン:オイスターソース、スウィートチリソース、ケチャップを使って野菜たっぷり簡単ナシゴレン!
○サテ:ココナッツミルクやカレー粉が入った調味液に鶏肉を漬けこみ、香ばしく焼き上げました。
○テンペ:日本の大豆発酵食品である、納豆を使った即席テンペです。
○ダブダブソース:くり抜いた茄子の中に色とりどりの野菜を使ったソースを入れて彩り鮮やかに仕上げました。
○スパイシー炒め:ズッキーニと人参を数種類のスパイスで炒めました。
○ガドガド:ピーナッツバターを使った甘くないガドガドソースを野菜につけていただきます。
○ベジラーメン:にんにく、ねぎ、生姜、しいたけの風味でいただく少し優しい味のもやしラーメンです。
○バナナソテー:バナナをバターでソテーしたものに低カロリーアイスとミントを添えて。

 

計570kcal
タンパク質21.4g、脂質18.2g、炭水化物84.7g(糖質74.2g、食物繊維10.5g)、塩分2.3g

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

 

糖尿病療養指導士 S.N.

ロボットスーツHAL®がバージョンアップしました

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

①運動麻痺で動かない足でも、脳から少しでも「足よ動け!」という信号(生体電位信号)が出現していれば、その微弱な信号を感知、増幅し、足に装着したロボットが関節運動を助け、立つ・歩くことが運動として実現する。②信号が出ていなくとも、ロボット自体が歩行のリズムで動き、足の運動ができない場合でもロボットを装着し歩行練習をすることで、その繰り返しにより脳から歩行に必要な信号を発現させるきっかけを作る。
ロボットスーツHAL®(Hybrid Assistive Limb)は脳卒中や脊髄損傷など、運動麻痺がある患者さんに前記のような2つのシステムで立位、歩行練習が可能となるロボット機器です。
平成26年度より当院理学療法科で使用しておりますが、今年度よりバージョンアップし、新型機体となりました。最も特徴的な違いは、信号を検知する感度が非常に高くなった、つまり、旧型では拾えなかった微弱な信号も捉える事が出来るようになったことです。

HALを使用した練習では、歩行速度が向上する、立位、歩行練習を通じ運動学習を促進するなどの効果があります。
実際装着した患者さんからは、「歩く感覚が良く分かる」「こんな早さで歩いたのは、病気になってから初めて」などの反応があります。リハビリテーション機器も多様化し、ロボティクスの技術が現場に浸透してきていますが、最新の技術を患者さんに提供し、機能改善、満足度の高い治療に寄与できる体制を継続していきます。

リハビリセンター副センター長 T

 

「第1回 歩行アシスト体験会」を終えて

倉敷老健では2から歩行練習器「Honda歩行アシスト」を導入して、機械を使った歩行練習や歩行評価を行っています。
高齢者の場合、「歩行アシスト」による歩行練習を行っただけでは十分な効果は得られません。まずは、その方の身体機能が十分に発揮できるよう、皮膚や筋肉を動きやすくほぐしたり、筋力強化を図りバランス機能を高められたりできるような身体のメンテナンスが必要です。

倉敷老健では従来の身体機能訓練と併用して、歩行練習の最終調整に活用しています。今回は518日に法人外の居宅介護事業所を対象に行った、「第1回 歩行アシスト体験会」の様子について報告します。

始めに倉敷老健でのリハビリについて紹介しました。
倉敷老健の特徴の一つには、リハビリ職員が入所と通所リハビリの兼務という施設が多い中で、常勤で専従の体制をとっているということです。また、身体機能面だけでなく生活面での情報を活かし多職種連携できる環境は強みとなっており、在宅からもリハビリ目的で入所が可能であることを説明しました。すると、「知らなかった」という方もおりPRにもなりました。

実際の体験会の場面になると、初めは体験希望者の手がほとんど挙がらず焦ってしまいました。恥ずかしさや遠慮があったようす。数名に体験してもらった後は次々と体験希望者が続きほっとしました。

1目の体験会開催で緊張しましたが、歩行アシストに関する質問だけでなく入所に関するご相談も頂き有意義な時間を過ごす事ができました。今後も、地域包括ケアシステムの中核としての役割が果たせるように頑張ります。

K.D

 

 

訪問看護広報誌「ひまわり」

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

庭先で色鮮やかなあじさいの花を見かける季節になりました。
今日は訪問看護が発行している広報誌「ひまわり」についてのお知らせです。

ひまわりは1月と7月の年2回発行しており、まもなく7月号の発行になります。
毎回、その時期に気をつけることや訪問看護ステーションを知っていただく内容でテーマを決めており、好評を頂いています。

7月号の内容は
1.訪問看護の利用者、介護者から学ぶ「私の健康法」
2.脳トレ
3.新入職員紹介  を予定しています。

訪問看護をご利用の方を中心に配布しておりますが全仁会のホームページからヘイセイ訪問看護ステーションのコーナーを見ていただくと過去のひまわりもご覧になれますので、ぜひチェックして下さい。

第16号(2017、1月)肩こり予防のワンポイント、職員紹介
第15号(2016、7月)防災準備
第14号(2016、1月)誤飲、異食時の対応、スタッフの1日
第13号(2015、7月)夏場の疑問(食欲低下、脱水など)
第12号(2015、1月)楽する介護術
第11号(2014、7月)口腔ケア
第10号(2014、1月)便秘について
第09号(2013、7月)熱中症の予防
第08号(2013、1月)ヒートショックに気をつけて、ノロウィルスに感染した時の対処方法

訪問看護 T

カフェインの摂り過ぎに注意しましょう

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

先日、こんな記事を目にしました「カフェイン中毒、5年で101人搬送 若者中心に乱用?」
「カフェインを多く含んだ眠気防止の薬や清涼飲料による中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が病院に運ばれ、うち3人は死亡したことが、日本中毒学会の実態調査でわかった」というものです。「カフェイン」は医療用医薬品でもあり、「眠気、倦怠感、血管拡張性及び脳圧亢進性頭痛(片頭痛、高血圧性頭痛、カフェイン禁断性頭痛など)」で、医師が治療上必要と判断した場合に処方されます。

「カフェイン」は、アデノシンA1とA2A受容体の働きをブロックすることで脳神経系の覚醒を引き起こします。ノルアドレナリンが増えて血管を収縮させるので、脳の拡張に伴って生じる片頭痛などを改善する作用があります。SNRIや三環系抗うつ薬などと似た鎮痛メカニズムも考えられます。その他、心臓の収縮力を高める作用や、利尿作用もあります。「カフェイン」には、弱いながらも依存性があるので、摂取は適度にとどめなければなりません。

カフェイン入り製品を摂取している一番の理由は、「眠気が取れて覚醒があがる」で、夜勤や長時間労働などに眠気を防ぐ目的で購入されているケースが多いそうです。日本食品標準成分表では、100mLあたり、コーヒーには60mg、紅茶には30mg、抹茶には20mgのカフェインが含まれるそうです。最近はカフェインの入った清涼飲料「エナジードリンク」が若者によく売れており、「強強打破」、「メガシャキ」、「レッドブル」、「モンスターエナジー」などでは1本あたり80~150mgのカフェインが含まれます。「ファイト一発!」でお馴染みの「リポビタンD」にも1本あたり50mgの無水カフェインが含まれます。必要時に適量を摂取するのは問題ありませんが、強い効果を求めて複数本を短時間に摂取すると中毒につながります。カフェインの中毒量には諸説ありますが、短時間に250mg以上の摂取で焦燥感、神経過敏、興奮、不眠、顔面紅潮、悪心、頻尿、頻脈などの症状から現れ、高用量になるほど強い中毒症状が現れ、重篤なケースでは死に至る危険性があるとのことです。

これから夏休みを迎え、ドライブで遠出をしたり、帰省で渋滞に巻き込まれたり、眠気を抑えるためにカフェインが含まれた製品を使用するケースが増えるかもしれません。過労にならないよう適度な休息と睡眠を確保し、カフェインや医薬品に依存しない睡眠リズムを形成することが大切です。

薬剤部 いっちー

新人臨床検査技師として

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!
暑い日が続いていますが、皆様いかがおすごしでしょうか。

私たち新入職員が入職して、あっという間に3か月が経とうとしています。
入職して間もない頃は、新しい環境に、慣れない
ことばかりで、毎日緊張していて1日1日を過ごすことに必死でした。最近では少しずつ出来ることも増えてきて、同期ややさしい先輩方に支えられ、
充実した毎日を送っています!!
来月からはドキドキの当直勤務も始まります。ひとつひとつできることを増やしていきたいです!

まだまだわからないことばかりですが、信頼される臨床検査技師となれるよう、
笑顔いっぱいがんばっていきたいと思います!
臨床検査部 MU

ケアハウスで笑いヨガ始めました

中国地方も梅雨入りし、毎日うっとうしい日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ケアハウスでは今年の2月から、入居者ご家族様からのボランティア申し出があり、笑いヨガ教室を開催しています。
ところで、皆様は、笑いヨガって知っていますか?最近テレビや新聞などでも取り上げられている、健康に良いと話題の笑いの健康体操です。おかしさや、ユーモアを使わず、体操として笑います。そのうち不思議な事に、自然に笑えるようになって来ます。笑いにはリラックスしたり、肺を大きく膨らませる等の健康効果がありますが、自然な笑いでも、体操としての作り笑いでも、人間の脳は区別がつかず、身体への健康効果は同じであると、科学的に実証されているそうです。どうせ同じなら、笑わにゃ損ですよね!私が笑いヨガに最初に興味を持ったのは、2年ほど前の高尾代表の講話で、入居者の方から、笑いヨガをやってほしいとの要望があったときです。その時は、笑いヨガって健康にはよさそうだけど、どうやっていいものかまったく見当がつきませんでした。その後テレビやインターネットで笑いヨガを目にする機会があり、これなら、体操や行事にあまり参加されていない入居者の方にも、今までとはちがうアプローチができるのではないかと考え、自分なりに笑いヨガについて積極的に勉強するようになりました。デイサービスのプログラムの準備体操代わりに、少しずつ取り入れるようにしたり、ケアハウス内の勉強会で、他の職員にも笑いヨガの素晴らしさを知ってもらいたくて、実際に体験してもらったりと、いろいろ取り組んでいたところ、思いがけず笑いヨガ教室の話があり、私も、サブとして一緒に参加させて頂き、ますます笑いヨガの魅力にはまっていきました。そんな時に「笑いヨガリーダーの認定講座を受けてみないか」との嬉しい話を頂き、2日間の研修を終え、晴れて笑いヨガリーダーの認定を受ける事ができました。
そして5月25日。初めて自分が主となって展開するケアハウスでの「笑いヨガクラブ」を開催する事ができたのです。あの時の入居者の方からの一言から、時間はかかりましたがやっと約束を果たすことが出来ました!当日はケアハウス、デイサービス合わせて、31名の参加があり、大いに盛り上がることが出来ました。終了後は、「楽しかったよ」「また来るからね」とうれしい言葉を頂き、なにより嬉しかったのは、体操等の参加を拒んでいた車イスの入居者の方が初めて参加され、喜んで頂けた事です。来月もまた、皆様に喜んで頂けるような、楽しいプログラムを考えたいと思っています。毎月第4木曜日に開催しています。興味をお持ちの方は是非遊びに来て下さい。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 介護福祉士 N

2)認知症疾患医療センターの役割について②

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

認知症疾患医療センターには5つの役割があります。①各種検査データや事前相談など多くの情報を元に診断を行い、②診断にもとづく適切な治療方針を決定し、③内科的異常の早期発見・治療し、④かかりつけ病院との情報共有を行い、連携して治療にあたります。また、地域や行政など、関連機関などの部門とも連携し、よりよいケアの方法を患者様、ご家族の方々と共に考えていきます。また、⑤認知症に関する教育・啓発機関として機能することも、患者様と患者様の援助に携る方々を総合的にフォローしていくために、とても重要な役割となります。今回は役割②:適切な治療方針の決定、についてご説明します。

②診断にもとづく適切な治療方針の決定
もの忘れに関して鑑別診断を行った後には治療方針を決定します。
治療可能なもの忘れ、認知症のタイプ、生活習慣や体質によっても選択される治療方針が変わります。認知症専門医により、適切な治療方針を立てていきます。
ひとことに認知症といってもたくさんの分類があることは、前回に詳しく説明いたしました。では、認知症に対する薬物治療についてはどのような選択肢があるのかというと、現在本邦では、塩酸ドネペジル(商品名:アリセプト、ドネペジル塩酸塩)、ガランタミン(商品名:レミニール)、リバスチグミン(商品名:イクセロンパッチ、リバスタッチパッチ)、メマンチン(商品名:メマリー)といった4種類のお薬があります。
先ほどご紹介した4種類のお薬は、認知症のタイプ、進行度、体質や持病によって選択が変ります。単剤でもちいることもあれば2種類のお薬を併用する事もあります。いずれにしてもお薬の効きぐあいや副作用の出かたには個人差が大きく、おひとりおひとりの身体に合った治療薬の種類、量の選択に慎重に取り掛かっていきます。そのためには、通常お世話をしてくださる方の観察によってもたらされる日常生活上の気付き、変化といった情報は、治療を進めていく上で、きわめて重要なものとなります。これらのお薬はいずれも、認知症の進行の速さを遅くするという作用があります。現在では、いまだ根治薬はありませんが、世界中で認知症の治療薬の研究が盛んに行われており、有力なお薬の候補も段々と発見されてきています。
進行の速さを遅くするといったお薬のメリットとは何か、それは認知症を患う方の今、現在の日常生活能力の水準をなるべく長い期間維持するということです。このことはご本人自身の自尊心の維持、ご家族を含め周囲の援助・介護にまつわる負担感の増大防止に直結する、極めてメリットの大きな治療となります。
また、妄想、幻覚、興奮などといった行動・心理症状(BPSD)に関しては、その症状を引き起こしている原因(内科的異常の早期発見・早期治療は特に重要です。次回に詳しく説明いたします)を注意深く観察し、環境を調整したり、薬剤の調整を行うことによって、症状を軽くすることが可能です。なにより医師や介護の専門家に相談し、一緒により良いケアに向けて考えていくことが大切です。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはご相談を!

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター CP 阿部

第33回ひまわり号ボランティア参加報告

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

 新緑のさわやかな風を感じる、5月28日(日)、医療スタッフとして、涌谷センター長、外来看護師Fさんと第33回「ひまわり号」にボランティア参加しました。
「ひまわり号」は日頃、公共交通機関を使ってなかなか旅に出る機会のない障がい者が、ボランティアスタッフと共に一日の旅を楽しむものです。今年は、障がいのある方78名、介護ボランティア120名、家族その他スタッフなど総勢約280名が電車7両に乗り込み、尾道へ行きました。今回私は初めての参加で、ドキドキしていました。
当日はまず、倉敷駅北口で受付を行い、そこで名札と手作りワッペンを受け取ります。そのワッペンに感激です。障がいのある方たちの作業所で作られたものだそうで、3種類のデザイン、色も工夫してあり、どれもとてもかわいく思いのこもったものでした。
次に電車に乗り込み、移動。尾道は坂の町、どうなる・・・・?そこでボランティアさんのパワーです。二人三人がかりで車いすを持ち上げて階段の昇降や尾道観光を一緒に廻りました。地元尾道高校ラグビー部員の皆さんも大活躍していました。
一般ボランティアは事前に講習を受け、担当する障がいのある方とは連絡を取り合った後、当日に初めて出会い、一緒に過ごすことになるとのことです。
電車で同席した参加親子、ボランティアの看護学生とのおしゃべりも貴重なひと時でした。
今回私は、医療スタッフでの参加でしたが、私たちだけでなく、様々な役割で全仁会のスタッフの方が参加しておられました。
そして、私自身がふれあいを楽しみ、尾道の風景に心洗われた一日でした。何よりご参加の方々皆さんが心から楽しまれている笑顔が素敵でした。その笑顔が私の心に元気を注ぎ込んでくれた「ひまわり号」でした。

外来看護師 M

アジサイ

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

 

近趣味で写真を撮ることにはまっています。 その中でも花の写真を撮ることが好きで、6月の花と言えば紫陽花だと思い紫陽花の花を撮ってみました。

アジサイには様々な色がありますが、アジサイの花色は土の酸度によって決まるそうです。

ジサイの花色は、アントシアニン系色素がはたらいて、青色やピンク色が発色します。
青色は、土中のアルミニウムが吸収され色素と結合して発色し、アルミニウムが吸収されないと、ピンク色が発色するそうです。
また様々な色のアジサイを撮ってみたいと思いました。

この写真は平成病院の受付前のアジサイです。

病院に飾ってある花は毎月違う花を飾っています。病院に来院されたときは受付前の花を是非見てみてください。

 

 

放射線部 A.M

オーダーメイド健診

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

最近、人間ドックを受けられる方で、普段から気にしていることや心配していることなど、一般の検査項目に追加して受けられる方が多くなってきました。  すなわち自分独自のオーダーメイド健診というわけですが、私ども倉敷平成病院ではこのような方々にいろいろなオプション検査を用意しております。

例えば、最近2人に1人ががんで死亡すると云われますが、がんの発見のため通常の胃レントゲン検査や胃内視鏡検査に加えて、胃がんのリスクを高めるピロリ菌検査や胃粘膜の萎縮の程度を調べるABC分類検査、通常の胸部レントゲン検査より肺がんをより早期に発見する胸部CT検査や、マンモグラフィーで診断困難な若い人に多い高濃度乳腺に有用な乳房超音波検査、色々ながんの発見に役立つ各種腫瘍マーカーの検査などを揃えております。

そのほか最近多い花粉症や食物アレルギーなどの原因検査となるMAST36、メタボリック症候群に関係する内臓脂肪量をより詳しく腹部CTで調べる内臓脂肪測定、生活習慣病と関係する歯周病検査、頚動脈の状態(血管壁のコレステロールの沈着、狭窄の程度)から脳梗塞発症のリスクを調べる頚動脈エコー、血管の動脈硬化の状態をみる脈波伝達速度(PWV)や下肢の血管の詰まり具合をみる検査(ABI)などいろいろあります。
ご自身の健康はご自身で守るしかありません。オーダーメイド健診が行われているのもその為かもしれません。

ドック K.O

 

栄養科通信 vol. 118『チャイとスパイス』

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

最近、カフェやレストランのドリンクメニューで『チャイ』を見かけることが増えてきたように思います。あまり飲んだことがなく敬遠されている方が多いかもしれません。
チャイとはヒンディー語で「茶」を意味します。国によってチャイのスタイルは様々で、インドでは茶葉とスパイスを煮だし、牛乳と砂糖を加えたミルクティーのようなチャイ、ロシアやトルコのチャイは牛乳を入れず砂糖のみの甘い紅茶です。
海外でチャイをオーダーするときは、「砂糖なし」と言わなければ甘すぎて日本人の口に合わない事が多々あります。
日本で最もメジャーなチャイはインド式のスパイスの入ったマサラチャイです。マサラとはヒンディー語で「スパイス」を意味します。入れるスパイスの種類、量によって何通りものチャイを楽しむことができます。
使用するスパイスはシナモン、カルダモン、クローブ、スターアニスが代表的です。シナモンはお菓子を作られる方にはお馴染みですね。
シナモンには抗菌作用、発汗作用があり、多くの効能があります。
その他に、 ・毛細血管の老化防止、修復
・毛細血管を丈夫にすることによるシミ、しわ、たるみ、抜け毛の予防、改善
・脂肪細胞を小さくする
・血行促進による冷え、むくみの改善
・中性脂肪、コレステロールを下げる
・血栓予防
・リラックス、安眠効果
などがあります。
1日の摂取量は3ℊ程度が適量とされ、過剰摂取(1日10ℊ以上)は肝機能に影響を与える可能性がありますのでご注意を。
シナモン一振りが約0.6ℊ、小さじ1杯は約2ℊですので、お菓子作りに使用する程度の量であれば問題ありません。
その他のスパイスの効能は、
カルダモン:消化器官の不調を改善し、消化不良の際に唾液や胃液の分泌を促し消化を助ける。
腸内に溜まったガスを取り除く。
クローブ:鎮痛効果と抗菌作用。
消化を促進し胃腸を整える。
スターアニス:胃腸の働きを促進。
月経を順調にする。
これらはほんの一部ですが、薬のような効能がありますね。実際、シナモンは桂皮(けいひ)、スターアニスは大茴香(だいういきょう)と呼ばれ漢方薬に使われています。
ちなみにスターアニスに含まれるシキミ酸は、インフルエンザ治療薬のタミフルの原料です。しかし、タミフルに利用されているのは化学合成したもので、スターアニスをスパイスとして料理などに使用しても効果はありませんのであしからず。

これらのスパイスを買いそろえてチャイを作るのは大変ですが、スパイスと茶葉をブレンドしたティーパックも売られています。そこへ好みのスパイスを追加してオリジナルのチャイを作ってみては?

管理栄養士 S.N

脱水対策について

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

冷んやりと心地良い風の吹く春も終わり、梅雨がやってきました。雨が降ると気温がそれほど高くなくても、湿度が高いせいで汗をかきやすくなります。
皆さん、かくれ脱水になっていませんか?

脱水症は進行するまで、これといった症状が出にくいのが特徴で、脱水症になりかけているのに、本人や周囲がそれに気が付かないため、有効な対策が取れていない状態を「かくれ脱水」と呼びます。
例えば、夏バテにより疲れやすくなったり、食欲が落ちたりする人もいますが、夏バテの背景にも「かくれ脱水」が潜んでいるケースが考えられます。予防する為には、こまめに水分を飲んで、しっかり栄養バランスと量を考えた食事を食べることが重要になります。
また室温の調整も脱水症を防ぐためには非常に有効になります。クーラーや 扇風機を使用し部屋の空気を入れかえるようにしましょう。

脱水の症状は軽度~重度に分けられますが、早めに気づき対応をすることで重症化を防ぐことができます。
・軽度  めまい ふらつき 口の中が乾いた感じがします。
・中等度 頭痛 悪心 口の中や鼓膜が強く渇き唾液や尿の量が減る。嘔吐 発熱する場合もあります。
 ・重度  意識障害 けいれんなどを引き起こします。昏眠、錯覚、幻覚などの精神障害が起こることもあります。

重度の脱水症は命に関わることもあるので、軽度であっても症状が出たら、すぐに 水分補給を行ってください。脱水の予防では、定期的な水分補給が重要となります。

水分補給のタイミングとしては汗をかきやすい就寝前 起きてすぐ 入浴前後 運動前中後に行うと効果的といわれています。また汗や尿だけでなく皮膚表面や呼吸などからも水分は排出されています。 運動をしていなくても1日に2リットルは排出されているので、同じ量の水分補給を目標にしましょう!

これからどんどん暑くなってきますが、今のうちに水分補給の習慣をつけ夏を元気に乗り切りましょう。

通所リハビリ OT S

転倒と筋力低下・転倒予防

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。もうすぐ梅雨入りの季節になり、暑い日も多くなってきましたね。気候が良い季節は外に出かけたくなりますが、梅雨に入り雨の日が増えたり暑くなってくると外に出る機会が減り家の中であまり動かず過ごす時間が多くなった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしそうすると、筋力低下が生じ転倒の危険が高くなります。転倒により実際に骨折をしてしまったという方や身近に骨折してしまった人がいるという方も多いのではないかと思います。転倒はいくつかの要因が折り重なって生じていると言われていますが、高齢者の転倒との関連が最も高いといわれているのが筋力低下です。そこで、今回は転倒と筋力低下、また転倒を予防するための運動についてお話しをさせて頂きます。
筋力は30歳をピークに50歳代までは緩やかに低下しますが、60歳代、70歳代では1年に1.5%ずつ急速に低下するといわれています。しかし、高齢者でも運動により筋力増強は可能であり、それに伴い転倒リスクも軽減します。また、高齢者において、転倒したことがある人はない人に比べて筋肉量が約5%低いということがわかっています。つまり、転倒したことがある人は、あと5%筋肉量を増やすことができれば、転倒しにくくなるということが考えられます。5%であれば増やせそうだな、運動をやってみようかな、と思いませんか??
では、実際にどんな運動を行うと良いのでしょうか。オススメの運動は、スクワットとつま先立ちです。スクワットは大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)や大殿筋(お尻の筋肉)が鍛えられ、踵上げは下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)が鍛えられ、転倒しないために大切な筋肉が鍛えられます。行って頂く回数は人によって異なりますが筋肉が少し疲れてきたかな、という程度が目安です。
注意点:膝などに痛みがある人は無理してこの運動を行わないで下さい。疑問があれば近くの専門家に相談をお願いします。
できるだけ生活の質を維持するために転倒による骨折などを防ぐには、転倒予防のための筋力維持が非常に大切です。外に出にくい季節にはなりますが、自宅でもできるような上記の運動などを行っていきましょう。また、予防リハビリではトレーニングのための各種マシンや様々な認知・運動プログラムを実施しています。自宅でどの様な運動を行ったらよいか分からないというに方へも、理学療法士・作業療法士による個別の運動指導をさせて頂いております。

予防リハビリ 理学療法士 T

もち麦について

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

「もち麦を食べると、血糖値が上がらないって聞いたけどホント?」
と、患者さんから質問されました。確かに最近テレビやスーパーでもち麦を見かけることが増えていますね。少し調べてみました。

もち麦、押麦などは全て大麦の一種で、大麦は性質で2つ、形状で3つに大別されます。

●性質

うるち性・・・粘りが少なくプチプチの食感。押麦や米粒麦に加工されることが多い

もち性・・・粘りが強くモチモチの食間。丸麦に加工されることが多い。

●形状

押麦・・・精製後に蒸して平べったくつぶしたもの

丸麦・・・外皮を取り表面を削っただけのもの

米粒米・・・黒条線で2つに切り、米粒そっくりに加工したもの

つまり、もち麦とは、もち性の大麦を丸麦に加工したもの、ということになります。
大麦は食物繊維や抗酸化物質が多く含まれ、特に他の穀物では十分に補給できない水溶性食物繊維が豊富なのが特徴です。水溶性食物繊維であるβグルカンは食後血糖値の上昇を抑え、コレステロールを低下させることも数々の研究で確かめられています。
もち麦は冷めてもモチモチで硬くなりにくいことと、より水溶性食物繊維が多いので便秘解消、腸内環境を改善することでの免疫力アップなどメリットが多いため人気がでているんですね。

しかし、大麦を喜ばれる方ばかりではないようです。戦時中、戦後の物のない時代に麦ご飯を食べていたイメージからか、白米に比べ麦は貧しい印象がある方がいたり、やっぱり臭いや食感が気になって続けられない方もいるそうです。
そんな時の一工夫として、麦をしっかり浸水させてから炊くこと、米と一緒に洗ってみることなどで臭いの軽減につながるようです。ご飯として食べにくい方は、大麦だけを茹でておいてサラダやスープの具として利用してみるのもいいですね。
食物線維の宝庫であるもち麦、一度試してみてはいかがでしょうか?

糖尿病療養指導士 A子

通所リハの共同作品「紫陽花」を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは通所リハです。6月ですね。今月の作品は「紫陽花」です。
紫陽花の「がく」1枚1枚を折り紙で表現しました。
折り紙の教材と格闘しながら、皆さんで折りました。紫陽花に見えるように丸く組み上げる作業も、きれいな色が見えるようにはりつける作業もなかなか大変でした。
完成すると、皆さんできれいにできたなぁと喜びあいました。


外来の作品以外にも、通所リハのある倉敷在宅総合ケアセンター1階のエレベーター横の掲示板にも素敵な紫陽花の作品が出来上がっています。
お時間許すようでしたら、ご覧ください。
通所リハ 介護福祉士 K

歯と口の健康週間

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

初夏の暑さを感じる毎日。我が家のバラも元気よくたくさんの花をつけています。

6月4日~10日は歯と口の健康週間です。日本歯科医師会によると

「おいしい」と「元気」を支える丈夫な歯

を平成29年度の標語とし、啓発活動を行っているそうです。

 

20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物をかみ砕くことができると言われていて、80歳で20本以上歯を残そうと「8020運動」が提唱されました。現在では8020達成者が37%にも上るそうです。ちなみに8020運動が開始された当初の達成者は10%以下だそうです。

最近は口腔ケアの必要性も広く認知されて、お口への関心も高くなっています。お口の健康を保つことは、体の健康にもつながります。定期的にお口の検診を受けられることをお勧めします。

また、お口の健康を保つには、毎日のセルフケアがとても大切です。歯磨きのポイントは、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を当てることです。力を入れてゴシゴシこするのは歯ぐきを傷つけてしまい逆効果です。鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、やさしくマッサージするように磨くことが効果的です。

歯科衛生士 まろ

倉敷ニューロモデュレーションセンター「大脳皮質運動野刺激術」を実施しました

このたび、倉敷ニューロモデュレーションセンターでは5月29日に大脳皮質運動野刺激術(motor cortex stimulation MCS)を実施しましたのでご報告いたします。
MCSは硬膜の上に電極を留置して微弱な電気を流すことで大脳皮質知覚領と視床で発生している異常活動が抑制され疼痛の軽減が期待する特殊な手術です。
正確な手技が必要となるため、手術用ナビゲーションという医療機器を使用します。
CTやMRI画像をナビゲーションに登録し、画面が表示されるとナビゲーションに装着しているカメラから赤外線センサを術者が持つ器具が感知し、ナビゲーション画面に現れます。画面を見ながら、どこの骨を削るか、適切な場所に電極を置くことができるように案内してくれます。
近年では脳腫瘍や脊椎手術で使用されている最新の医療機器です。

当院で初めて使用し問題なく手術が終了しました。翌日、上利センター長、作業療法士、臨床工学技士にて刺激開始と上肢評価を行い、痛みは軽減し手の動きが良くなっています。今後も実施できるようにチームの一員として治療に望みたいです。

臨床工学技科 T

ケアプラン室のご紹介

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!!
私たちケアプラン室は現在14名のケアマネジャーで活動しています。

女性の多い職場で、4月から産休に入った人、5月から育休明けで復帰した人と、
人数が増減することもありますが、みんなパワフルに助け合って楽しく日々業務に励んでいます。

毎月担当している利用者さんのご自宅に訪問し、状態確認や相談、」サービスの調整などを
主業務として行っています。

今回は倉敷平成病院での外来相談コーナーの紹介をさせていただきます。

ケアプラン室から毎日交代で倉敷平成病院の外来の一室で相談を受け付けています。
最近あった質問事例をご紹介させていただきます。

Q1.「物忘れ症状が気になるけどどうしたらいいの?」(娘さんと来院) 
→  介護保険制度のお話しから申請手続きのお手伝いをさせていただきました。

 Q2.「最近足腰が弱って転ぶことが多くなった!
     手すりとお風呂の椅子を買おうと思うどこで買ったらいいかわからない…」
→  介護保険の制度を利用して、1割(2割)の負担で準備することができることを説明し、
取り付け位置や商品の選定について体に合った物が選べるようにアドバイス、
手続きのお手伝いをさせていただきました。

外来相談コーナー ☆
日時:  月~金(平日) 9:00~12:30
場所: 平成病院 1階 外来受付横

医療、介護についての御相談を承っております。
お気軽に声をかけてください。

ケアプラン室 М

倉敷老健 リハビリマシン導入

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

 さあ今日から6月。比較的過ごしやすかった5月が終わり、湿気に体力を奪われる梅雨の時期となりました。脱水症状を見過ごして、体調が悪くなっている方はいませんか?こまめな水分補給と早めの休養で夏バテを予防しましょう!!
さて今回は、倉敷老健に新しく導入されたリハビリマシンについて紹介します。タッチフィット デュオ(オージー技研)という商品で、1台で足と腕・体幹(腹筋)の2種類の筋力強化が出来るマシンです。タッチパネルで簡単に運動負荷(抵抗)や回数,休憩時間などが設定できます。休憩しながら3~5セット繰り返して運動しますが開始と休憩の合図に音楽が鳴るので、ご自分で操作して自主トレとして取り組まれる方もおられます。これまでもゴムチューブやダンベルを使用した運動をしてもらっていましたが、腕の力だけでなく体幹(腹筋)を同時に発揮できる運動になっているので効果が高い印象です。
また、隣にはレストレーター(低床の足こぎバイク)が並んでいるので、お隣同士でお話しながら楽しく取り組んでおられる姿も見かけるようになり、運動だけでなくコミュニケーションの場として活用できて嬉しく思っています。これからも心も体も元気に、少しでも入所者の皆さんの健康長寿のお手伝いが出来るよう努めていきます。

※写真の掲載は、ご本人の了解を得ています
倉敷老健 リハビリ職員 D