令和6年10月13日(日)は、粒浦八軒屋地域で由緒ある保食(うけもち)神社の秋祭りの日。
“わっしょい”“わっしょい”と地域にお住まいの「八軒屋なかよし子ども会」の皆様が、巡行・練り歩きで、ドリームガーデン倉敷には「お旅所」のひとつとして立ち寄ってくださいました。
災いや災難・穢れを取り除いていただく秋季の風物詩として、このイベントの日を心待ちにしていたご入居の皆様は、当日は玄関前に一斉に揃って、笑顔いっぱいでお出迎えしました。
秋晴れの青天に恵まれ、子ども会の皆さんの蒼い法被姿と元気はつらつとした陽気に、ご入居の皆様は、心麗しく朗らかに励まされました。ご一行の皆様から裕福を授かり縁起を担いでいただき、まるで一瞬にしてその場が パワースポット!? となったかのように、お祭りのにぎわいは、秋空に聲色高く盛況に響き渡り、楽しく豊かなひとときをいただきました。
ご入居の皆様は、お一人おひとり無病息災を祈願して「お神酒」をいただきました。お礼にお花や手作り品を献上される姿が次から次へと列を成して止まりませんでした。そして、皆様が一緒になって、感謝の意と健康を祈願して、お神輿のご一行をお送り出ししました。
『来年もまた御巡幸よろしくお願いします。』
ちなみに“わっしょい”の言葉には、「和を背負う」「和一処」「和一緒意」の語源があり、心ひとつに幸せを願う気持ちが込められているそうです。
国境を越えて、韓国語には「ワッソイ」(来ましたの意)や、古代ヘブライ語には「エッサ」(運ぶの意)など、掛け声には海外の言葉に源流があるという説もあり、発音からみるとグローバルに通じている文化や慣習のいきさつを垣間見るようで、国内外でルーツを知ると興味とロマンが膨らみます。また、全国には「ソイヤ」「セイヤ」「どっこい」など多種多彩いろいろな掛け声も見られ、祭り文化の楽しみ方も角度を変えてみると面白さがずいぶんと拡がるのかもしれません。