月別アーカイブ: 2021年3月

倉敷老健入所 広報動画完成報告

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウィルスの感染対策で施設見学を制限させていただいている期間が長期化しており、入居を検討して下さっている皆様が当施設の様子が分からず不安に思われていると考えて、広報動画を作成することにしました。

皆様が知りたい事は何かなど当法人のケアマネジャーに意見を聞いたり、職員募集の動画が好評だったリハビリ職員に工夫点を教えてもったりしながら、分かりやすさを第一に考えて企画し、撮影にも挑戦してみました。
動画には大浜施設長はじめ、実際に当施設で働く様々な職種の職員が出演しています。

編集は広報の職員に依頼しましたが、少しでも雰囲気や特徴がお伝えできればと無理難題を聞いてもらいながら、ようやく完成しました。当施設以外の職員が親身に協力してくれたおかげだと感謝しています。

動画はyoutubeにアップしています。加えて、相談員の名刺にQRコードのシールを貼って動画の紹介をしています。動画を見ていただいた方からは早速「どのような施設かイメージしやすかった」、「名刺のQRコードが便利だった」などの反響が聞かれており、ホッとしています。今後も皆様からの意見を基に内容を更新していければと思います。

倉敷老健 作業療法士 副主任 K

春の散歩会開催のご報告

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

ケアハウスドリームガーデン倉敷では、春と秋に散歩会を開催しています。
倉敷川の土手を通り、田んぼを抜けて1周、約30分程度の散歩です。
この度は、染井吉野の桜が咲き始めた3月22日からスタートしました。3月29日頃から満開の予想となっています。
今年は暖かく、河津桜の咲き始めも早かったです。染井吉野の開花も例年よりも早いと聞いていました。

参加者は10名~12名。皆さんそれぞれに歩くペースは違いますが、桜を楽しみながら歩かれています。
冬場は、どうしても外出が減り、寒さもあって動くことが億劫になります。そうなると、足腰の衰えが一気に現れてしまいます。体力維持の為にも歩くことは欠かせません。
コロナウイルスの影響で、行事が制限される中、明るい出来事も少ない状況ですが、春の訪れというのは、自然と笑顔になります。
個人的に散歩を楽しまれている方も多く、桜だけでなく土筆を摘んでこられ、春の訪れを楽しまれている方もおられます。
4月に入ると、少しずつ桜は散ってきてしまいますが、ハラハラと舞う花びらもまた風流ではないでしょうか。

 春の散歩会は、4月の末頃まで続けています。
体力を維持して頂き、元気に長くケアハウスでの生活を過ごして頂きたいと考えます。

ケアハウス 介護福祉士  N

第55回のぞみの会 YouTube動画 第6弾を配信

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第55回のぞみの会の動画配信は最終回となる第6弾を配信しました。

今回は、【新生理検査室のご紹介】と【閉会のご挨拶】の2本配信になります。

【新生理検査室のご紹介】では、2021年1月に移転しました、新しい生理検査室への行程や、室内を案内しながら特徴的な検査のご説明をしています。

 


第55回のぞみの会は、新型コロナウイルス感染拡大のため、動画配信と冊子配布の新しい形で開催しました。今回の「のぞみの会」の動画配信は、これが最終回です。新しい形の「のぞみの会」を、これからの皆さまの生活向上にお役立てください。
次回は是非皆さんと笑顔でお会いできることを願っております。

第55回のぞみの会実行委員会

 

ゴルフで健康になろう!

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

・健康維持・健康増進のためにゴルフをする人!
・ゴルフが続けて出来るため健康に気を付ける人!
様々な方がいると思いますが、ゴルフは健康にとても良いんです。

① 軽い有酸素運動+筋力運動であり広々としたゴルフ場を歩くことで 心身ともストレスを軽減でき      ます。

② 戸外活動のため日光を十分浴びることで脳内のセロトニンを増やして 日中の不安感を軽減するだけでなく、睡眠の質の向上もさせる。 戸外活動はビタミンDを補給ができる貴重な時間であり免疫力を増強に繋がります。

③ グループで1日プレイのため、会話などコミュニケーションが出来る。 特に独り住まいの高齢者が長生きできないと言われるように人と人のつながりで 素晴らしい人間関係維持するうえでもゴルフは貴重なスポーツです。

<ゴルフは認知症にも効果的>
食事・運動・人と人会話が出来る・頭を使う・睡眠 などゴルフは考え・運動するスポーツです。

・全部歩くと1ラウンド約3万歩(7㎞~8㎞)
・カートを利用しても約1万歩~1万5千歩になります。
・ゴルフ場に行けば芝生がクッションになり膝への負担も軽減します。
・何よりも「楽しく」達成できる。
   ◆この「楽しく」はとても重要でストレス発散・気持ちがウキウキする。
・楽しいことにより無理なく運動習慣(ゴルフ)を継続できます。
・歩くことは間違いなく健康に良いことです。
・楽しく歩くことが出来る「ゴルフ」は最高のスポーツです。
・高齢者になっても続けられます。
・高血圧・メタボリックシンドローム・糖尿病など予防・改善にもゴルフは効果的です。

今度ゴルフへ行く→楽しい気持ち・嬉しい気持ち→目標があり楽しいゴルフが生活の一部。
健康だからゴルフが続けられる、友達とゴルフがあるから健康でいられる。
※皆さん今からでも遅くありませんよ→ゴルフはじめてみませんか。 ゴルフは人生そのものです→笑って!楽しく!大元気!→ゴルフは最高です!

平成脳ドックセンター H・S

エアーストレッチャーの使用練習をしました。

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

令和3年3月17・18・19日にリハビリ管理職者を対象にエアーストレッチャーの使用練習を行いました。大規模災害時にエレベーターの使用ができなくなった際、リハビリセンターで練習中の患者さんの移動や、他職種サポートとして恐らくリハビリスタッフはエアーストレッチャーを使用する可能性は極めて高いと考えています。そのため、スタッフがいつでも使用できる状況にしておくことは災害対策上重要なことであると考え、医療安全管理担当看護師の指導の下、実施しました。

実際に使用してみると、設置は非常に簡便でありましたが、階段での搬送練習をすると、搬送の向きや、立ち位置など意外にコツが必要であることが分かりました。やはり、頭で覚えていても、一度経験しないと分からないことがありました。日常業務の中で時に災害に対する意識を高めるためにも、このような取り組みは大変意義のあることと考えます。今後リハビリ部では、管理職者から所属スタッフに伝達し、BLS研修とともに年に1回は実施をすることにしております。

リハビリテーション部 PT T

全仁会のリクルート用動画を作成しました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院の沿道の桜も少しずつ咲き始め、春の陽気が感じられるようになってきました。

現在、人事課ではリクルート用動画の作成を行っています。
最近では、「入職1年目の看護師インタビュー動画」「介護職募集用動画」を新たにYouTubeにて公開いたしました。約3分程度のショートムービーとなっておりますのでぜひお気軽に閲覧いただき、就職を検討されている方のみならず、より多くの方にも全仁会の魅力を知っていただける機会となれば幸いです。

【倉敷平成病院 1年目看護師 インタビュー】

【全仁会グループ 介護職 募集動画】

今年度は感染対策のため、直接病院や施設に学生の皆様をご案内できず、リモート説明会に変更いただいたことも多々ありました。そのため求職者の皆様にとっては、職場の雰囲気や職員の様子も伝わりづらい部分もあったかと思います。
そういった反省点を受け、来年度は新しい生活様式に合わせたリクルート活動ができるよう、人事課でも様々な職種・内容の動画を作成し、工夫を凝らしたPRを行って参りたいと考えています。
最新の求人情報につきましては、当院ホームページをご参考いただくか、お電話やメールにて人事課までお問い合わせください。来年度もよろしくお願いいたします。

人事課 H

ヘルパーの仕事って、どんな仕事?

皆さんこんにちは!
寒い冬が過ぎ、過ごしやすい季節になりましたが、いかがお過ごしですか?
今回は、知っているようで知らない事も多い、ホームヘルパーの仕事についてお話したいと思います。

ホームヘルパーとは、ご利用の方が日常生活上困難なことを援助し、穏やかに住み慣れた自宅で過ごすことができるようお助けする、言わばお助けマンです!!!
ご利用の方の担当ケアマネジャーなどが作成した、ケアプランに沿ってホームヘルプサービスを提供します。

ヘルパーが行うサービスは、主に2つになります。
・身体介護サービス
身体が動きにくく動作に支障が出る場合、身体的な介助として以下のものがあります。食事、入浴、排せつ、着替え等、直接身体に触れて行う介助や、自立支援のための見守り的援助など。
・生活援助サービス
日常生活を送るうえで必要な家事サポート。
調理、掃除、洗濯、買い物、薬受け取りなど。

ホームヘルパーは「介護初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」など資格を保有している、言わば自宅に来てくれる介護のプロと言えます!(ホームヘルパーに自宅に来てもらうには、介護保険サービスを使う必要があります)

<ホームヘルパーを頼む前に知っておきたい注意点>
ここまで説明すると、生活にまつわる殆どのことをやってもらえるように感じますが、ヘルパーのサービスには制限があります。介護保険を利用して受ける訪問介護サービスは、あくまでも日常生活においてどうしても必要であり、本人のためのものに限られています。

例えば…
インスリン注射などの医療行為や、散髪やマッサージも対象外です。
買い物についても、内容によって対応できない場合もあります。普段の食材や日用品はOKですが、お酒やタバコといった嗜好品はNGです。その他お歳暮や、仏壇に供える生花の購入も対象外になります。
人にやってもらうとありがたい庭の草むしりや、日曜大工なども対象外になります。
*また、介護保険を使わない自費サービスもありますのでご相談ください。

私たちホームヘルパーは、ご利用の方々がいきいきと毎日を過ごせるよう日々の生活を支え、一日一日が充実していくことを共に喜びあえるようこれからも頑張っていきます!!!

 

ヘイセイホームヘルプステーション 訪問介護 H

自立支援を促していきます

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健通所リハビリテーション(以下、通所リハ)では、お身体や認知機能の状態に合わせて、ご利用の方々が過ごされるフロアを4つに分けて運営しています。

本日は、ADL自立の部屋について紹介します。
座席数48席、定員数68名の部屋で、歩行やADLが自立している方を対象としています。比較的運動機能が高い方が多いので、通所リハの中では、負荷量や難易度が高めのプログラムを提供しています。朝一番のラジオ体操から始まり、転倒予防を目的とした集団体操太極拳歩行トレーニング、認知機能低下予防を目的とした脳トレ、嚥下機能低下予防を目的とした嚥下体操、筋力低下予防を目的としたセラバンド体操、健康意識向上を目的に毎月テーマを変えて行健康講座を実施しています。

介護予防を意識したプログラム構成に加え、私たちが意識しているのが「自立支援」です。地域包括ケアシステムが提唱されてから、「自助・互助・共助・公助」という言葉をよく耳にするようになりました。最近では、国会中継などでもこれらの言葉がよく出てきます。その中の「自助」とは「自分で出来る事は自分でする」という意味になります。

自助を実現するために必要な考えが「自立」になります。「自立」とは、内面的・精神的に独立した状態の事を指します。リハビリと聞くと、セラピストにしてもらうものといった受け身のイメージを持たれている方も多いと思います。

しかし、地域包括ケアシステムでは、自分の健康を自分で管理していく事を自助として求められます。
健康のために自らすすんで運動する。脳トレをする。健康関連の知識を身に着ける。ご利用の方々がこういった意識、つまり自立した意識を持てるような声かけや援助を行なっています。

自立支援を促して、ご利用の皆さまが少しでも長い期間、健康で自分らしい生活が送れるようにしていきたいと考えております。

コロナ禍の状況が続いておりますが、職員一同、感染対策を徹底して運営しています。通所リハにご興味を持たれた方は、見学だけでも構いませんので、是非とも通所リハへお越し頂ければと思います。

通所リハ K・K

この一年を振り返って~来年度の抱負を添えて~

先日、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の緊急事態宣言がされましたが、まだまだ油断できない日々が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?

当院ではコロナウイルス感染拡大防止のため面会制限を引き続き行っている状況であり、この1年はコロナウイルス感染対策をどのように講じていくかということに尽力してきた年でした。

突然ですが私は来月で3年目の年を迎えようとしております。ある程度余裕を持って業務に取り組むぞとの思いで臨んできましたが、この1年を振り返ると業務に追われる日々が続いたように思います。
医療ソーシャルワーカーはあらゆる制度の知識向上に取り組んでいくと同時に変わりゆく社会情勢をいち早く察知していく必要があります。そのため私は来年度、感染対策をしていくことはもちろんのこと、部署内での勉強会やオンライン上で開鎖入れている研修などを通してあらゆる制度についての知識向上に磨きをかけた1年にしていこうと思います。
ご家族の方々には入院患者様との面会が出来ない事でご不便をおかけしていることと思います。私達、医療ソーシャルワーカーは電話での対応も行っておりますので制度や、療養・退院につてやその他のご相談をお気軽に下記番号までお電話でお問い合わせ頂けたらと思います。

地域医療連携センター直通TEL:086-427-6550

コロナウイルス感染拡大で大変な時期ではありますが一緒にこの窮地を乗り越えて行きましょう!

地域医療連携センター 相談室のペリカン

春の出会い

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

厳しい冬が過ぎだんだん春の気配が近づいてきていますね。こんにちは、鍼灸院のブログです。皆様はお変わりなく過ごされていますでしょうか。
さて、今回は来年度のお話をしようと思います。春といえば出会いの季節でもありますが、倉敷平成病院にも新しい顔ぶれが4月から多く増えます。色々な業種の方々が入職する予定ではありますが、なんと鍼灸院にも鍼灸師が1名増員予定です。詳しくは入職後、慣れてきた頃に本人が自己紹介をする事でしょう。楽しみですね!!
思い返せば私にも新入職員で入職が決まり、期待と不安でドキドキした事がありました。何年か経つとその時に感じたものを忘れてしまいがちではありますが、今回、鍼灸師が増えることでまた気持ちをフレッシュにして頑張りたいと思います。
令和3年度は新体制のヘイセイ鍼灸院をどうぞよろしくお願いします。

ヘイセイ鍼灸治療院 shima

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688

4月のカレンダー創作活動を行いました

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

日ごとに春めいてまいり、桜花の便りが聞こえてくる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

三寒四温を実感する気温差のある季節ですが、日中は暖かく、よくなるデイ南町の室内にも、春を感じる暖かな陽ざしが差し込んでいます。「今日は暖かいねー」、「天気が良くて気持ちがいいわ」。ご利用の方々のそんな何気ない一言に、私も、春の訪れを感じる今日この頃です。

さて、よくなるデイ南町では、先月、4月のカレンダー創作活動を行いました。
葉や茎を貼り、その周りに菜の花の花びらを飾り付けます。ボンドを駆使しながら、菜の花をカレンダーの台紙いっぱいに貼っていきます。指先を使用した細かい作業が続きますが、皆様の表情は真剣そのもの。指先をしっかり使って、葉や茎、花びらの配置を考えながら丁寧に貼っていきます。皆様、一生懸命な表情で取り組まれました。
創作活動中、「菜の花はやっぱりきれいじゃなー」、「黄色く小さい花がたくさん咲き誇っているところが好きじゃわ」といった声が聞かれました。また、作業をされながら、思わず、「菜の花畠に 入り日薄れ 見わたす山の端…」と、朧月夜の歌詞を口ずさむ方もおられました。菜の花畑が一面に広がっている情景が思い浮かびますね。まぶしく黄色い菜の花があちこちで咲き始めると、春の訪れを感じます。

緑のつぼみと鮮やかな黄色の花のコントラストが美しい菜の花。春の香を運び、人々の心を明るくするその姿から、「明るさ」、「小さな幸せ」という花言葉をもちます。菜の花のように、明るさや笑顔を常に絶やさず、ご利用の皆様に喜びや幸せを与えられる存在でありたいと強く思います。

暖かい春の陽ざしが感じられる中、今年度も終わりを迎えようとしています。新年度からも、気持ち新たに、良いスタートが切れるよう、業務に励んで参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

*写真は、許可を得て掲載しております。

 

デイサービスよくなるデイ南町 生活相談員M

入院患者さんよりシトラスリボンをいただきました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

当院にご入院中の患者さんが当院職員へシトラスリボンを贈ってくださいました。この患者さんは1月に当院へ入院され、ご入院中にピンクとブルーの紐で60個程作成し、病棟(3西、4西)の職員に感謝の気持ちとコロナの終息を願って贈ってくださったとの事です。いただいた職員は、勤務中に身に着けている消毒液のポーチ等にリボンを付けて業務を行っています。感染者が回復された後、偏見や差別なく社会に受け入れる取り組みが地域に広がるよう、思いやりの気持ちを持って行動したいと思います。

「シトラスリボンプロジェクト」とは?
コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。 愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。 リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながります。 また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。感染者が「出た」「出ない」ということ自体よりも、感染が確認された“その後”に的確な対応ができるかどうかで、その地域のイメージが左右されると、考えます。 コロナ禍のなかに居ても居なくても、みんなが心から暮らしやすいまちを今こそ。 コロナ禍の“その後”も見すえ、暮らしやすい社会をめざしませんか?

「シトラスリボンプロジェクトfrom ehime 」より引用

秘書・広報課

入職して一年

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

春の訪れを感じる頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

去年4月に入職し約1年経過しました。1年があっという間に過ぎたように感じています。
新型コロナウイルスの影響もあり、入職式が遅れたり、楽しみにしていた新人研修会が縮小されたり、交流会などもなく、職場の方々とのコミュニケーションも十分ではありませんでした。職員教育も先輩方から教わりながらなんとか1年やってくることができました。

治療をする中で患者様とのコミュニケーションの取り方や回復段階に合わせた治療が難しく、日々悩むことも多かったです。しかし、先輩の治療場面を見学させて頂いたり、アドバイスを頂きながら、乗り越えることができました。
入院して来られた患者様が退院される時に「○○さんのおかげで良くなりました。ありがとう。」と言われた時はとても嬉しく、作業療法士になって良かったと心から感じました。
これからも患者様により良い治療を提供できるように日々勉強していきたいと思います。

4月になれば後輩が入ってきます。去年の3月、私は不安でいっぱいでした。同じような気持ちを抱えている後輩の支えとなれるようにしっかりと頑張っていきたいです。

新型コロナウイルス対策も徹底し、体調に気をつけながら日々過ごしていきましょう。

作業療法士K

※写真はイメージです。
今年は桜の開花も早いようです。倉敷平成病院の駐車場桜並木の開花も、間もなくでしょうか。楽しみです。

ピースガーデンで河津桜を見に行きました

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

早いもので、もう年度末の3月がやってきてしまいました。

今年度を振り返ると、新型コロナウイルスに翻弄された1年となりました。
行事会の縮小や外出の制限、ユニット移動の制限、面会の制限など、ご入居の皆さまには制限だらけの生活になってしまいました。

ご家族様にも施設内での感染対策にご理解・ご協力をいただきました。
現在も施設内の感染対策は継続しておりますが、気候も良くなり県内の感染状況も少し落ち着いてきたようなので、久しぶりのドライブに出掛けました。

ちょうど倉敷川沿いに河津桜がきれいに咲いており、車内から花見を楽しみました。
『久しぶりに外に出るなぁ』
『もう桜の時期なんじゃなぁ!』
『みてごらん。きれいに咲いとるでぇ』など会話もはずみました。

ご入居者様の明るい笑顔を見ることができ、一緒に出掛けた職員も元気をもらい、外に出掛けることの大切さを再認識しました。

年々ご入居の皆さまはお年を重ねられ、徐々に足が上がらなくなってきたり、膝や腰が痛く何をするにもめんどくさく動きたくなくなってきているように感じます。

しかし、『桜を見に行きましょう!』の声掛けに対しての反応は良く、ハイエースの階段をササッと手すりを使いながら上がったり、車内で車椅子から座席に文句を言われることなく座り変えて下さいました。

何も目的のない運動はしぶしぶですが、楽しい目的がある時の動きは素早いものです。(目的って大切だなぁ)と痛感します。

来年度も制限のない生活は難しいとは思いますが、その中でも楽しみを提供していけるように職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。

ピースガーデン倉敷 特養 機能訓練指導員(OT副主任) M

【倉敷平成病院にて医療従事者への新型コロナワクチン接種始まる】

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院で3月16日から医療従事者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。

初日は、高尾理事長、高尾院長をはじめ現場対応をする医師や看護師ら60人がワクチン接種を受けました。
インタビューをしたほとんどの職員が「インフルエンザの予防接種よりも痛みはなく、思ったより楽だった」という感想を述べていました。
密にならないような動線を考慮した会場には、副反応に対して、薬剤が準備されたり、待機場所が確保されていました。

ワクチンが入荷され次第、速やかな接種が求められており、それに対応すべく、院内の対策委員会が中心となり準備を進めてまいりました。
今後、近隣医療機関や高齢者、一般の方々へと対象が広がった際にも、スムーズな接種ができるよう準備を進めてまいります。
新型コロナウイルスの一日も早い収束を願い、取り組んでまいります。

秘書広報課

訪問看護ステーションにおける作業療法士の役割

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と言いますが本当にその通りですね。ついこの間お正月を迎えたばかりと思っていたらもう新年度が訪れようとしています。
私も訪問リハビリの業務に従事してはや3年の月日が経ちます。

さて、訪問看護ステーションのリハビリスタッフは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3職種が在籍しています。その中で私は作業療法士として業務にあたっています。作業療法士はその名の通り利用者様が大切にしている「作業」を行うために必要な能力や技能を獲得、維持していくためのリハビリを行うのが主な役割です。作業とは、身の回りの動作や家事、仕事、趣味活動など幅広い意味で用いられています。

例えば、利用者のAさんは“写真”という趣味をお持ちです。会話の中で写真関係の仕事をしていたエピソードやカメラについての話などイキイキと語って下さることもあります。訪問時には外出に向けた歩行練習、体力upのための生活アドバイス、腰痛予防体操などを主に行っています。そして、普段の生活をお聞きした際に「この間セニアカーに乗って写真を現像してきたよ。」や「週末に孫と一緒に矢掛の町並みを撮りに行ってきたよ。腰の痛みなく撮影できたよ。」など活動的に過ごされる様子をお聞きするととても嬉しく感じます。
ちなみに、Aさんは今、展示会に向けて写真の整理など準備中のようです。

これからも利用者様お一人お一人が大切にしている作業が続けられるようお手伝いができれば、と思っています。

訪問看護ステーション K

第55回のぞみの会 YouTube動画 第5弾を配信開始

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

『第55回のぞみの会』の動画 第5弾が本日3月15日(月)9時から配信開始となりました。
今回は通所リハビリによる「コロナに負けるな! 脳トレーニング」です。

自宅で過ごす時間が増えているこの時期でも、座りながら気軽に実践できる脳トレーニングとして、指先体操をご紹介しています。
ぜひ動画を見ながら一緒に挑戦してみてください。

第55回のぞみの会実行委員会

花粉症対策

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

三月も中旬に差し掛かり、春の暖かさを感じる日も増えてきたように思いますが、朝晩は冷え込む日も多く、まだまだ防寒対策も忘れてはならないなと感じます。これから暖かくなっていくようですが、体調管理には気を付けてくださいね。
コロナウイルスの影響もあり、マスクをする、手指消毒をするなどといった新しい生活様式を人々が実践するようになったため、冬の時期に流行するその他の感染症の発症が抑えられている現状があります。しかし、この時期に多くの人を悩ます症状の一つに花粉症が挙げられます。私自身、三月に入ったあたりから目の痒みやくしゃみに非常に悩まされており、さらに鼻水、鼻づまりなどの症状が発症しないかドキドキしながら生活している現状です。
多くの人が花粉症の治療のため医療機関を受診されていると思いますが、今回は各個人でできる花粉症対策を調べましたので、ご紹介します。

①マスク、眼鏡の着用
原因となる花粉少しでも体の中に入れないよう、着用することが重要です。花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用の眼鏡では1/4に減少することが分かっています。

②花粉情報の活用
花粉情報に注意し、花粉飛散の多い日は外出を避け、家にいる場合でも飛散の多いときは窓の開け閉めに注意しましょう。もし外出する場合は花粉のつきやすい素材のコートを着ることは避け、帰宅後はすぐにかおを洗い、うがいをすることで少しでも症状を軽くすることができます。

③生活習慣の改善
鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、お酒の飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽い運動などは花粉防御をした上では推奨されます。

いかがでしたか。簡単なことばかりでしたが、以上のことに自分自身も注意しつつ生活していくことが大事だなと感じました。セルフケアと薬による治療などを含め、花粉症の季節を少しでも快適に過ごせるように努力してみてくださいね。
放射線部 K・T

ワクチンの種類

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

日差しに春の訪れを感じる頃となりました。県内各地でも梅が見頃となっているようです。コロナ禍で外出自粛が続いていますが、ぽかぽか陽気の日に密を避けて散歩に出かけるのもいい気分転換になりそうです。

さて、先日より日本国内でも新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、岡山県内でも医療従事者の先行接種が始まりました。みなさんが普段接種する機会のあるワクチンには様々な種類があることをご存じでしょうか。今回はワクチン(予防接種)の種類について紹介させていただきます。

一般に感染症にかかると、原因となる病原体(ウイルスや細菌など)に対する「免疫」(抵抗力)ができます。免疫ができることで、その感染症に再びかかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。予防接種とは、このような体の仕組みを使って病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。

病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンを接種することで、その病原体に対する免疫ができます。具体的には以下のようなものがあります。

①メッセンジャーRNAワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチン
新型コロナウイルスワクチンはメッセンジャーRNAワクチンにあたります。
これらのワクチンでは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。新型コロナウイルスワクチンは、新型コロナウイルスの表面にあるタンパク質に対するワクチンです。

②生ワクチン
病原性を弱めた病原体からできています。接種すると、その病気に自然にかかった場合とほぼ同じ免疫力がつくことが期待できます。代表的なワクチンとしては、MRワクチン(M:麻疹、R:風疹)、水痘(みずぼうそう)ワクチン、BCGワクチン(結核)、おたふくかぜワクチンなどがあります。

③不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン
感染力をなくした病原体や、病原体を構成するたんぱく質からできています。代表的なワクチンとしては、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンなどがあります。

ワクチンはウイルスなどに対する免疫力を高めるものであって、ワクチン接種後も基本的な感染予防対策(マスク着用、密集、密接及び密閉の回避、手洗いや咳エチケット等)が必要です。
気になる点などありましたら、厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)をご確認ください。
参考:厚生労働省ホームページ

薬剤部 MN

春を感じながら

3月3日の桃の節句も過ぎ、軽やかに響く小鳥のさえずり・そよ風に運ばれる花の香りなど、視覚・聴覚・嗅覚などの感覚をとおして、ようやく春の気配を感じられるようになりました。

私もつい最近春を感じることがありました。毎月定期的にご利用をされている方がいらっしゃいます。多くは、筋力増強・基本動作・歩行・神経筋再教育など屋内での訓練を希望される方が多いのですが、なかには、ご本人・ご家族の方が屋外歩行訓練を希望される方もいらっしゃいます。
こういう場合、ケアセンターや病院駐車場周辺の散歩の形式をとることになります。また時節柄、日々の寒暖差も大きいため、屋外歩行訓練は昼過ぎてからにしています。

先日、4月上旬のような陽春を感じる昼過ぎの散歩時に、たまたま、メジロが紅梅の花の蜜を吸っている光景に出会うことがありました。そのことを、屋外訓練中のご利用の方はことのほか喜ばれていました。WITHコロナでの行動制限下での生活、いつもとは違った楽しみもあるんだな…と思う今日この頃です。

皆さん健康に気をつけて、このコロナ禍を乗り切りましょう!

2021年3月8日:look like a young PT:MS

倉敷老健 紹介動画(フルVer.)をYouTubeにアップしました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスで施設の見学が難しいなか、少しでも倉敷老健の様子を知ってもらおうと、スタッフで協力して紹介動画(フルVer.)を作成しました。前回作成したショートVer.よりも更に詳しく倉敷老健の様子を見ていただける内容になっています。

老健のご利用をお考えの方、興味を持たれている方、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております。

 

 

☎:086-427-1111(代表番号)

倉敷老健 相談員 T

SGLT2阻害薬の適正使用

カテゴリー: 糖尿病療養指導士, 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

SGLT2阻害薬は多くのエビデンスの集積により、その有用性が世界的に注目されており、使用患者さんが増え続けている糖尿病治療薬であります。一方で、従来の糖尿病治療薬とは異なる作用機序を有しているため、SGLT2阻害薬特有の副作用に注意が必要です。なかでも糖尿病ケトアシドーシス(diabetic ketoacidosis;DKA)は、初期治療を誤ると生命にかかわる可能性が高いため、注意すべき副作用となります。今回はSGLT2阻害薬を服用する際の留意点をご紹介いたします。

糖尿病ケトアシドーシスDKAとは、インスリン欠乏や極度のインスリン作用不足と、グルカゴンなどのインスリン拮抗ホルモンの過剰分泌により、高血糖と高ケトン血症、アシドーシスをきたした状態です。症状としては、全身倦怠感や口渇などの高血糖症状に加えて嘔気・嘔吐、腹痛や過呼吸などがあり、処置が遅れると昏睡に至ることもあります。DKAの患者さんは、入院の上、脱水と電解質異常への対処、インスリン少量持続静注を開始します。

SGLT2阻害薬によるDKA発症の機序には、本剤ならではの特徴があります。SGLT2阻害薬を投与すると、尿糖排泄増加により血糖および血中インスリンが低下し、グルカゴン/インスリン比が増加します。その結果、肝臓では血糖低下を補うように糖産生が増加します。脂肪組織では脂肪分解が亢進し産生された遊離脂肪酸が肝臓でケトン体に変わっていきます。SGLT2阻害薬により、全身エネルギー代謝としてはブドウ糖利用から脂質利用の割合が増え、増加したケトン体もエネルギー源として心臓などに好影響を与えることが報告されています。しかし、そのような状況のなかで、不適切なインスリン減量/中断や極端な糖質摂取不足、脱水などの誘因により、この流れが増強されると、酸性物質である血中ケトン体が急増しDKAが発症します。有益とも考えられているケトン体を増加させ過ぎないことが重要です。

DKA回避のためには、明らかになっているこれらの原因や誘因をできるだけ取り除いていくことが重要です。とくに注意すべきはインスリン分泌能が極端に低下した患者さんですので、2型糖尿病として治療中の患者さんに対しても、一度は空腹時血清Cペプチドを測定して患者さんのインスリン分泌能を評価しておきましょう。
SGLT2阻害薬内服中は、インスリン不足のほかに糖質不足や脱水も重要な誘因リスクとなりますので、周術期やシックデイなどの際の一時休薬を必ず守りましょう。

SGLT2阻害薬は血糖降下や体重減少だけではなく、様々な代謝への好影響、心血管イベントや腎機能低下、脂肪肝などに対する影響が報告されています。一般的に、1型糖尿病患者が糖尿病性ケトアシドーシスになるのは高血糖のときであるため早く気づくことが出来ますが、SGLT2阻害薬を飲んでいるとケトン体が発生しやすく、また血糖値が上がらないので、気づくことが遅れてしまう可能性があるのです。

一方でSGLT2阻害薬のダパグリフロジン(商品名:フォシーガ)は慢性心不全の適応が新たに追加されました。今後使用患者も増えることが予測されるSGLT2阻害薬を有効かつ安全に使用していきましょう。

何か気になる症状、疑問点などあればいつでも近くの医師や薬剤師に相談してください。

糖尿病療養指導士 薬剤部AAA

※写真はイメージです。

デイサービスドリームの春

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

皆さん こんにちは。デイサービス ドリームでは3月3日にひな祭り会を開催しました。この日はとても晴天に恵まれました。

コロナ禍で外出が制限され、閉じこもりがちな皆さんに気分転換して頂こうと、少し外に出ることにしました。ちょうど、ケアハウスのすぐ裏手にある倉敷川沿いの土手に河津桜が見頃を迎え、春の訪れを感じられるようになってきたところです。

風は少しひんやりしていましたが、皆さん河津桜を目にした途端、晴れやかな顔になり、「気持ちいい!来て良かった。ずっと出かけてないからね。」「よもぎも沢山出てるし、つくしもあるよ。よもぎ餅作りたいね。」「私、ケアハウスに入居してから、初めてここへ来たわ。良いところね!」と大喜び。コロナ禍で遠くへの外出は出来ませんが、庭ほどの距離で桜が見られるデイサービス ドリームは最高の立地です☆

デイへ戻ってからは、「お雛様(紙)相撲」春場所の開幕です。
職員が行司になり「はっけよい のこった」の掛け声で取り組みの始まりです。この瞬間皆さんのスイッチがON。箱を強く叩いたり弱く叩いたりしながら大盛り上がりでした。

続いて、「ひな祭りクイズ」です。
最後は【あまおう苺のパウンドケーキとさくらんぼの紅茶】をおやつとして楽しんで頂きました。
『今日は最高でした!』というお言葉を頂き、ひな祭り会、大成功☆☆☆
来月は、どんな楽しい企画にしようかな?

 

デイサービス ドリーム 介護士 S

予防リハビリのプログラムが新しくなりました!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

桃の節句も過ぎ、風も日差しも春らしさを感じられる頃となりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
予防リハビリでは、2月からプログラム内容をリニューアルいたしました。去年からスタッフ全員で話し合いを重ね、準備をしてきました。その中の1つで私が担当したプログラムについてご紹介したいと思います。
今までは1日の最後のプログラムでアロマオイルを使用したハンドマッサージを行っておりました。新スケジュールではコロナで密や接触を避けるため、また他のプログラムや個別リハビリで生じた疲れをとってもらうこと、ご自宅でご自身での体調管理が行えることなどを目的として『メンテナンス』というプログラムに変更しました。フロアには静かな音楽を流し、アロマオイルのほのかな香りと間接照明だけのゆったりとした空間で身体の緊張をほぐしていきます。
ヨガマットや椅子を使用して、足指をほぐす体操やストレッチ、腹式呼吸を行っていきます。スタッフのゆっくりとした口調で、終わるころには眠気を誘う位リラックスできるプログラムとなりました。実際参加された利用者さんからは、ハンドマッサージも良かったが、自分であまり足の指を触ることがなかったから気持ち良かった。ここでやり方をしっかり教わって寝る前にやってみたいとご好評をいただきました。

今回は新プログラムの1つを紹介しましたが、他にも様々なプログラムを行っています。
興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら見学を随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

◎問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(直通)   営業時間:9:00~17:00
相談担当:大段(おおだん)

介護福祉士 M

 

栄養科通信vol.163 「キムチについて」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

キムチは、主原料である白菜、大根、きゅうりなどの野菜を塩漬けにし、様々な薬味(唐辛子粉、にんにく、生姜、ねぎ、大根、塩辛など)を混ぜて漬け込み発酵させた食品です。
今では白菜キムチが定番ですが、季節や風土、材料などにより、韓国には200種類を超えるキムチがあると言われています。
⾃然発酵したキムチには生きたまま腸に届きやすい、ラクトバチルス乳酸菌(植物性乳酸菌)が豊富に含まれており、腸内の酸度を下げて有害菌の生育を抑制、または死滅させる整腸作用を持っています。さらに食物繊維と乳酸菌の相乗効果で便秘改善にも期待ができます。その他にも唐辛子の辛味成分であるカプサイシンにはアドレナリンを分泌する働きがあり、代謝を⾼め、⾎流を促し、体を温める事で、免疫⼒を⾼める効果が期待できます。また、発酵することで作られるビタミンB1・B2・B12・ナイアシンなどのビタミンB群も豊富に含まれています。

日本のキムチと韓国のキムチとの違いは、韓国産が「熟成型」 であるのに対し、日本産の大部分は、「浅漬け型」だという点です。日本では発酵していない韓国キムチ風の浅漬も、発酵させたものもキムチと定義します。その為、スーパーに並んでいる大半のキムチが発酵風調味料に白菜と唐辛子を漬け込んだ浅漬となります。
熟成発酵されているキムチを見分けるポイントとして「キムチくんマーク」があります。キムチくんマークは韓国産キムチにのみつけられており、韓国政府認定の証です。
それ以外にも

 

・国産でも韓国の製法で作られたもの
・植物乳酸菌を加えて作られたもの
・熟成発酵されているもの

を選ぶようにすると上記のような効果が得られます。
そのまま食べても美味しくいただけますが、きゅうりやアボカドと和えたり、うどんやスープにトッピングするなど、他の食材と組み合わるだけで簡単に韓国風ピリ辛料理になります。キムチに含まれる植物性乳酸菌は熱に弱い為、効率良く取り入れたい方は加熱せずそのまま食べることをおすすめします。

管理栄養士 MS

参考:韓国農水産食品流通公社、韓国農協

もしかして脂肪肝?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

新生理検査室 受付

暖かくなり、春がすぐそこまで感じられる日も増えてきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。新生理検査室へ引越しして約1か月。以前より明るくきれいな検査室となり、気持ちよく検査を受けていただいているのではないかと思います。処置室や外来診察室からもずいぶん近くなりました。
病院全体はまだまだ工事が続いており、院内の景色もガラリと変わってきています。検査室の場所など困ったことがあれば、お気軽に声をお掛けください。

 

さて、みなさん“脂肪肝”という言葉を耳にしたことはありますか?
脂肪肝とは肝臓に中性脂肪が蓄積した状態のことです。“フォアグラ状態”と言った方がイメージしやすいかもしれません。日本人の3人に1人が脂肪肝といわれ、飲みすぎや食べ過ぎ、肥満などが原因でなります。最近では、無理なダイエットが原因で若い女性にも増えてきています!
以前は軽い病気と考えられていた脂肪肝でしたが、肝硬変や肝がんへ進行する可能性や生活習慣病のリスクを高めるといわれ、注目されることも増えてきています。
その中でも、お酒を飲まない人の脂肪肝が危険といわれています。お酒ではなく、食べ過ぎによるものは“非アルコール性脂肪性肝疾患”といわれ、重症のタイプでは肝硬変や肝がんへと進行していきます。

腹部エコー検査では脂肪肝の場合、肝臓が白っぽく見えます。

脂肪肝には、痛みなどの症状はありません。しかし、血流が悪くなり疲れや肩こり頭痛などの症状が出ることもあるそうです。また、心疾患など生活習慣病との合併も起こりやすくなります。気になる方は、採血や腹部エコー検査などを一度受けてみるのも良いかもしれません。

脂肪肝は生活習慣を改善すればほとんどの場合は良くなります。新型コロナによる生活の変化で、体重が増えた人も多いのではないでしょうか?感染対策をしっかり取りながら、運動や食事療法(特に糖質を摂りすぎないように)で肝臓についた脂肪を減らしていきましょう!

参考:サワイ健康推進課

臨床検査部 MU

コロナフレイルを防ぐには?

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

フレイル:(活動量の低下による心身の虚弱)

新型コロナウイルスの影響もあり、診察場でデイサービスの利用が出来ていないという声を度々聞くことがあります。
ご家族やご本人様もデイサービスを利用したり、人の集まる所に外出をすることによって新型コロナウイルス感染のリスクが高まり、持病がある方はその心配は当然のことだと思います。

しかし、家に引きこもることはあまりよくありません。心も体も弱まっていくだけでなく認知機能も衰えやすくなります。
デイサービスの利点は、身体介助やリハビリ、自宅では少し難しい他者との交流が得られることです。
デイサービスでも感染対策には細心の注意を払って運営していますが、少しまだ不安な思いのある方は転倒などに注意しながら、家の中で歩く距離を伸ばしたり体操をしてみてください。
体を動かす事で活動量の低下を防ぐことができます。

また、趣味があれば、編み物や塗り絵、創作活動や趣味がない人は趣味探しをしていくことも脳の活性化にいいと言われています。
新型コロナウイルスに負けないように、規則正しい生活を送り一日一日を大切にしましょう。
何か不安や心配事があれば、気軽に相談してください。
スタッフ一同お待ちしております。

            認知症疾患センター 外来看護師 F

【オセラのゴルフリレー談義に高尾理事長のインタビューが掲載されました】

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

 オセラ110号(2021年3-4月号 株式会社ビザビ発行)に連載中の「ゴルフリレー談義」のコーナーに、高尾聡一郎理事長が紹介されました。
インタビューは、11月に実施されました。ゴルフとの出会いや、学生時代の思い出、またご自身にとってのゴルフとは等が紹介されています。

併せて、オセラ110号では「今気になるおかやまのパン」を特集しており、これから暖かくなり近場のパン屋さん巡りをしたくなるような内容でした。

是非お手に取ってご一読下さい。(許可を得て画像掲載しています)

秘書広報課

今日はひなまつり。

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

二十四節気で雨水(うすい)の日にひな人形を飾ると良縁に恵まれると言われているそうです。我が家もその日に合わせて娘と一緒におひな様を出しました。

いつもなら今の時期に老松・中洲高齢者支援センター主催の栄養改善教室「ひなまつりクッキング」を開催します。倉敷平成病院の管理栄養士さん考案の季節を感じるメニューで行っています。例年、50名前後の地域の方の参加がありワイワイ、ガヤガヤと手・口・目・耳をフル回転させる賑やかな会でおしゃべりとクッキングを楽しみながらお互い元気をもらったり与えあったりしています。

 

今年は集まってお互いの元気を確認しあうことが出来ず残念です。地域の方からも直接会う機会が減り、寂しさや孤独を感じているという声も多く聞きます。お互いの顔が見える関係の大切さを実感しています。

のため、支援センターとしてこれからの状況に合わせた出来ることを工夫しながら地域の方々とのつながり(=ご縁)が持てる方法を考えているところです。

支援センター M

季節を感じる食事

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

2月2日は節分でしたね。
節分とは季節を分けるという意味があります。昔の春は1年の始まりとされ、特に大切にされたようです。その為、春が始まる前の日だけを節分と呼ぶようになったそうです。
無病息災を願って「豆まき」、商売繁盛を願って「恵方巻き」と言う習わしが全国各地で行われています。
今年は2月3日ではなく、2月2日でした。3日でないのは37年ぶり、2日になるのは
124年ぶりだそうです。
倉敷老健では、昼食・夕食で節分らしいメニューが提供されました。

昼食は大豆ご飯、鰯のパン粉焼き

夕食は巻き寿司、すまし汁、節分ボーロ

今年もおいしそうなメニューが提供され、ご入所者の方もとても喜んでおられました。
コロナ禍でも、食事などで季節を感じ、ご入所者の方に少しでも楽しく過ごしていただきたいと思っています。

倉敷老健 S

3月1日は再石灰化の日

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

3月1日は再石灰化の日です。【さ(3)い(1)せきかいか】の語呂合わせにちなんで記念日とされたそうです。
再石灰化とは、お口の中で常に起きている現象です。歯を脱灰から守る唾液の自然治癒のメカニズムです。

歯の表面は食後、酸性の脱灰の領域に入ります。その後、唾液の緩衝作用により再石灰化の領域に戻ります。間食などの少ない、規則正しい食生活ですと、脱灰と再石灰化とのバランスがとれ、虫歯になりにくい環境が守れます。しかし、不規則にだらだらと食べたり飲んだりする生活では、再石灰化に比べて脱灰の時間がほぼ同じ、あるいは長くなってしまうので、虫歯が発生しやすい状態になります。お口の中では、常に脱灰と再石灰化が繰り返され、双方がバランスをとりながら歯の健康を維持しています。
なお、就寝中は唾液の分泌量が低下し、再石灰化領域に戻りにくいので、寝る直前の食事や清涼飲料などをなるべく避けて歯をよく磨くことが大切です。

再石灰化を促進するためには、フッ素やハイドロキシアパタイトを配合した歯みがき剤を使用したり、また歯垢をブラッシングなどできれいに落とし、唾液が充分に歯の表面に接触するようしておくことは大切です。

歯科衛生士 I