月別アーカイブ: 2022年9月

ケアハウスのお花便り

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

千日紅

今年は、梅雨時期からの異常気象が花や野菜にも色々な悪影響を与えているようですが、ケアハウスドリームガーデン倉敷の花壇のお花たちは、夏の猛暑にも耐え抜き、けなげにその可憐な花を咲かせています。

当施設の花壇は、ご入居の皆様の日々の「心のこもった管理」によって成り立っているのですが、朝夕の水やりなどは、その時期や気温なども考えながら実施されているそうです。
9月初旬にお話を伺った折には、千日紅という可愛らしい花が咲いており、私たち職員も癒されています。

花を育てられているN様は、「花がしっかり育ってくれると達成感もあり、やりがいを一層感じる」と、目を輝かせて話してくださいました。

                                 ケアハウス 事務員 K

令和4年度 インフルエンザ予防接種のご案内

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和4年度インフルエンザ予防接種については令和5年2月8日(水)をもって終了いたします。
よろしくお願い申し上げます。

10月3日(月)より、インフルエンザ予防接種を実施いたします。

高校生以上の方が対象です。

予約制ではございません。
詳細は下に掲載しているポスターをご確認ください。

定期受診時に限り、ポスターに記載されている受付時間以外でも対応可能です。
受付の際に受付職員までお申し出ください。

尚、ワクチンの在庫が無くなり次第終了となります。何卒ご了承くださいませ。

※令和4年度インフルエンザ予防接種について

※予防接種同意書のPDFはこちら

 

もうすぐ半年

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさまこんにちは。はじめまして、新人作業療法士のSと申します。
秋の気配も次第に濃くなり、穏やかな好季節となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年4月に入職してもう半年が経とうとしています。はじめは、右も左も分からず、やっていけるか不安でいっぱいでした。しかし、先輩方のご指導やアドバイスなど優しく手を差し伸べてくださったお陰で、少しずつですが業務にも慣れ、日々やりがいを感じています。
私は今、回復期リハビリテーション病棟で働いています。回復期リハビリテーション病棟は急性期治療を終えた患者さんに対して、集中的にリハビリテーションを行える病棟です。
患者さんの退院後を見据えた治療がとても必要となってきます。そのため患者さんに寄り添い、ニーズやQOL向上に向けたリハビリテーションができることや他職種の方と連携しながら支援できることはとても魅力だと思います。
しかし、まだまだ、知識・技術不足があるため、少しでも先輩方のようなセラピストになれるよう、自己研鑽を忘れず精進していこうと思います。
最後に、当院はFacebook・Instagram・YouTubeでの情報発信も行っており、屋内で簡単にできる運動なども紹介しています。コロナ禍で屋内で過ごす時間が増え運動不足になっている方など、よろしければ是非ご覧下さい。新型コロナウイルスが未だ猛威を振るっていますが、三密回避など感染対策には十分にお気をつけ下さい。
これから寒さも強くなっていきますので、体調管理も忘れずにどうぞ健やかにお過ごしください。

新人作業療法士 S

介護保険にもいろいろなサービスがあります

こんにちは、ヘイセイホームヘルプステーションです。
夏の暑さはまだ続いていますが日に日に朝晩の冷え込みが大きくなってきましたね。日中との気温差で体調を崩さないよう健康管理には注意していきましょう。

さて、今回は介護保険サービスの種類ついてご説明いたします。

皆さまご存知のとおり、介護保険適用のサービスは要介護・要支援状態にある「65歳以上の高齢者」と「40歳から60歳までの特定疾患の患者」が、介護保険料と国・自治体からの財源によって受けられる介護サービスです。

サービスには「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3つがあります。

まず、「居宅サービス」は利用者が現在の住居に住んだまま提供を受けられる介護サービスです。
居宅サービスは①「訪問サービス」②「通所サービス」③「短期入所サービス」④「その他サービス」に分類されます。
※ヘイセイホームヘルプステーションでは①「訪問サービス」を担っております※

次に、「施設サービス」は①「特別養護老人ホーム」②「介護老人保健施設」③「介護療養型医療施設」④「介護医療院」に入所した要介護状態にある高齢者に対して提供されるサービスです。

最後に、「地域密着サービス」は高齢者が身近な地域で生活し続けられるように、事業所のある市町村の要介護・要支援者に提供されるサービスです。
地域密着型サービスは①「訪問・通所型サービス」②「認知症対応型サービス」③「施設・特定施設型サービス」に分類されます。

介護保険サービスの中にも利用者の住環境や身体状態等によってそこからまたサービスが細かく分類されており、ご利用される方一人一人に適したサービスを提案・提供させていただきます。

私たちヘイセイホームヘルプステーションをはじめ、全仁会グループでは様々なサービスを提供しております。

何かお困り事や相談事がある際にはお気軽にご連絡ください。

~救急から在宅まで~

事務部門 H

グランドガーデン南町

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

コロナ禍の中ではありますが、感染症は新型コロナウイルス感染症だけではありません。

今年はインフルエンザの流行も懸念されています。

今年もインフルエンザの予防接種を行い、感染予防に努めていきたいと思います。

引き続き、コロナ対策の徹底は行い、ご入居の皆様の安全につとめてまいります。

グランドガーデン南町 GG M

第57回のぞみの会だよりー5ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第57回のぞみの会のテーマを「こんな時こそ、救急から在宅まで一貫した医療、介護を~共に歩む全仁会~」と定めて、
実行委員が中心となり、冊子と動画の準備を進めています。


第57回のぞみの会では、救急から在宅までのトータルヘルスケアをサポートする全仁会グループの「介護系サービス」について、通所系と入所系の2グループに分けて冊子紹介と動画を作成します。

私の勤務先は「グランドガーデン南町」ですが、、コロナ感染対策として、3食居室配膳にて対応し、職員もマスク、ゴーグル、ガウン着用を徹底しています。

このような生活をする中ですが、ご入居の方々のADL維持、ストレス解消の為に散歩やコミュニケーション、昔ながらの遊びをおすすめさせていただいております。大人数で賑やかにとはいきませんが、お一人おひとりと短時間でも丁寧に、かかわりを持つことを大切にしながら、ケアをしています。

これから動画の撮影なども進んできます。私たちもできるだけ協力して、グランドガーデン南町の良さをお伝えできればと考えています。画像は、当施設内での作品です

 

第57回のぞみの会実行委員 ヘルプステーション南町 介護福祉士 K

 

グループホームのぞみ 居室のご紹介

こんにちは グループホームのぞみです

秋らしさを感じられる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は「居室」についてご紹介します。

グループホームのぞみにご入居された場合、皆さまに個室にてお住まいいただきます。東西、各ユニット9部屋ずつの、計2ユニット(18部屋)あります。

そのうちトイレ付きのお部屋は5部屋(東ユニット1部屋・西ユニット4部屋)設置されています。

家具は、ご自宅から使い慣れたものをお持ち頂くので、ご自身が過ごしやすい環境に整えられています。

そのため、間取りは同じでも、各室、全く違うお部屋のように感じます。

今回ご紹介させて頂くごA様は、ご入居前にご自宅で猫を飼われていました当施設にご入居されてからもお部屋に大好きな猫の絵やポスターを飾られたり、ぬいぐるみを愛でられたりして過ごされています。

コロナ禍でご自身の居室で過ごされる時間も増えていますが、安心できる環境として個室は大切な場所となります。

私たちスタッフも、安心感を持っていただけるよう、もう一つの家族としてこれからも支援してまいります。

ピースガーデン倉敷 4階 グループホームのぞみ  ぽめ

人生100年時代、健康に生活するために

9/19「敬老の日」に会わせて総務省より、65歳以上の3627万人(全人口の29.1%)となり過去最高を更新。100歳以上の高齢者も初めて9万人を超えました。

人生100年時代と言われ、いかに健康寿命(「健康上の問題で日常生活が制限されることがなく生活できる期間」)を維持するか、2019年には「健康寿命延伸プラン」が策定され、2040年までに健康寿命を男女とも75歳以上にすることが目指されています。

健康寿命を延ばすための取り組みとして以下の3分野があげられています。
・次世代を含めたすべての人の健やかな生活習慣形成
・疾病予防、重症化予防
・介護予防、フレイル対策、認知症予防

規則正しい生活・栄養バランスのとれた食生活・適度な運動等を行うことが大切になります。
コロナ禍で外出制限がかけられた時期もあり、体を動かす機会が減少した人も多かったのではないでしょうか。徐々に規制が解除され、基本的な感染対策をとりつつ日常生活を取り戻そうとう気運も高まっています。これから季節もちょうど良い時期になるため、紅葉狩りやスポーツ観戦等何か楽しみをみつけての外での活動機会をもつのも良いのではないでしょうか。そのために日頃から運動機会をもち、健康に生活が送れる心がけをもつことが大切になります。
なかなか目的もなく運動するのは大変だと思うので何か楽しみや目的を見つけて体を動かすようにしていければと思います。

地域医療連携センター POOH

人間ドック健診情報管理指導士について

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

平成20(2008)年4月から 「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、糖尿病等の生活習慣病に着目した「特定健診・特定保健指導」が医療保険者に義務化され、実施されています。この「特定保健指導」を行うにおいて、有効かつ適切な保健指導が行える知識・指導技術の修得とともに、特定保健指導を適切に企画、評価できる人材を養成することを目的として「人間ドック健診情報管理指導士」、通称:人間ドックアドバイザーという資格が創設されました。この資格の認定を受けることができるのは、医師(研修医も含む)、保健師、管理栄養士が対象で、「人間ドック健診情報管理指導士研修会」を受講し、認定を受けることが必要です。認定後は、特定保健指導事業の統括者の資格と特定保健指導の初回面接、対象者の行動目標・支援計画の作成、保健指導の評価に関する業務及び保健指導の実務を行うための資格となります。認定期間は5年間で、更新には認定期間中に2度の研修会の受講が必要となります。

このたび私は、第37回人間ドック健診情報管理指導士研修会(Web配信2022年1~2月)を受講し、無事に認定を受けることができました。研修の内容は、理念や制度、メタボリックシンドロームについて、食生活や運動、飲酒、喫煙、口腔保健、行動変容など多岐にわたる講義と、保健指導時の面接についての演習などがありました。この資格を得たことによって、日々の業務内容が特に変わるということはありません。ただ、今までの自分の経験で行っていたことが、今後は研修で学習したエビデンスにもとづいて対象者の方に生活上の助言が行えるようになったことは、保健指導を行っていく上での私の自信につながることと思います。
今後も新しい知見などを得る努力を怠らず、保健指導を受けられる方によりよいアドバイスが行え、その人らしい健康な人生を送って頂けるように、さらにスキルアップに努めていきたいと思います。

脳ドックセンター Y

当院管理栄養士が瀬戸内海放送に取材協力しました

カテゴリー: 栄養科, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:
昨日、9月20日(火)夕方放送のニュースパークKSBに【特集「食欲の秋」って本当?その根拠は? 専門家に聞いてみた】
コーナーで当院栄養科科長小野詠子管理栄養士が取材協力した動画と内容が KSBのホームページに紹介されました。
是非ご覧ください。
 
 
#倉敷平成病院 #管理栄養士 #食欲の秋
#アドバイス #ニュースパークksb

MRI検査

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

当院のMRI装置は閉塞感や所要時間によるストレスを緩和する為のSensaVue(センサビュー)を採用しています。

SensaVue(センサビュー)は、検査中に外部にあるモニターの画像を目の前に設置された鏡越しに見ていただいたり、ヘッドフォンで音楽を聴く事が出来るシステムです。(頭部と頚部の検査に限ります)。

患者様に見ていただく画像は、当院のカメラ好きの放射線技師数名が写真の提供をしており、スライドショーにしたものを見ていただいています。検査後の患者様からは「とても綺麗なお花を見せてもらったわ。あれはどこの公園なの?」とか「わしも以前あの場所に旅行に行った事思い出したわ~」などご好評を頂いています。
コロナの影響でこの3年程は外出を控えていたため写真撮影もできず更新もなかったのですが、最近行動制限も無くなった事から撮影する機会があり久しぶりに写真を更新できそうです。

機会があれば是非検査中に映像が見れるSensaVueシステムを体験してみてください。

放射線部 くー

 

 

【本日 9月20日(火)18:15~放送の KSB瀬戸内海放送「News Park KSB」に倉敷平成病院管理栄養士小野詠子科長が「食欲の秋はほんと?」について取材協力しました】

2022年9月20日(火)18:15~放送の KSB瀬戸内海放送「News Park KSB」に倉敷平成病院管理栄養士小野詠子科長が「食欲の秋はほんと?」について取材協力しました。

管理栄養士の視点から「秋」の食生活で気を付ける点についてお話いたしました。
9月16日(金)に取材を受ける様子。

秋になると、サンマや果物など美味しいものが沢山。食欲の秋はホントなのでしょうか?管理栄養士がお答えします。

是非ご覧ください。

秘書広報課

『モンテッソーリケア』の動画をYouTubeにアップしました

リハビリステーションピースでは、『モンテッソーリケア』とよばれる認知症ケアを取り入れています。モンテッソーリケアの紹介、実際に取り組んでいる活動内容やご利用の方の様子を動画にしました。

モンテッソーリケアは“その人らしく”を大切にし、ご利用の方が“自立”できるようサポートしています。職員の寄り添うケア、ご利用の方が生き生きと活動するご様子を、ぜひご覧ください。

認知症の方、認知症の方を支えるご家族様、いつまでも自分らしく自立して過ごしたい高齢者の方など、多くの方にモンテッソーリケアを知って頂きたいと思います。

お問い合わせ:連作先 086-423-2001 担当:山室

秋バテに注意

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

9月になりましたが、まだまだ暑く感じる日が続いています。
8月の猛暑の頃にバテて体調が不良になることを「夏バテ」と言いますが、最近では、9月に入って秋の気配を感じる頃になって自覚する同様の不調を「秋バテ」と称するようになっています。
夏バテとは、8月の暑い時期に体力や食欲が低下し、なんとなく体がだるい・食欲がないといった不調があらわれる症状のことです。 しかし、涼しくなった9月下旬頃から、体がだるい・食欲がないといった夏バテに似た症状があらわれてしまうことがあります。 これを「秋バテ」と呼びます。

秋バテの原因として、夏に身体を冷やしすぎてしまったため、自律神経のバランスが崩れ全身の血のめぐりが悪くなり、秋になって疲れやだるさ・肩こりや体調不良となって表れてきます。その他にも秋は気象状況も変動しやすく、猛暑日により熱中症になる人や、急な気温低下で体が冷え、関節痛が悪化することもあります。さらに台風もあり、気温や湿度、気圧の変動により、体調をコントロールしきれないなど様々なものがあります。

秋バテの対策として
・気温や天候に合った衣服や空調などの工夫をする
・睡眠をしっかりととる
・シャワーだけでなく、湯船にしっかりとつかる
・冷たいものを摂りすぎない
・水分摂取を怠らない
・適度な運動をする
・バランスの良い食生活を心掛ける
などが挙げられます。自分にできることから始めてみましょう!

秋バテと思っていても、体調不良が長く続くようであれば別の原因がある可能性もあります。その時は我慢せず医療機関を受診するようにしてくださいね。

薬剤部 M

ピースガーデン倉敷 ~ お食事で毎月の楽しみを ~

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

9月も半ば、朝晩は涼しくなり虫の声が秋を感じさせてくれますが、日中はまだまだ暑い日が続いております。いかがお過ごしでしょうか?
ピースガーデンでは、お食事を通して季節を感じていただきたく、毎月、行事食などその月にちなんだお食事のご提供をさせていただいております。
7・8月の暑かった夏を乗りきるためのお食事についてご紹介させていただきます。

今年の夏は、例年に比べ猛暑日も多く「熱中症警戒アラート」の発表もよく聞かれました。その上、第7波コロナの拡大、暑い夏のマスク生活は、暑さをより一層増強。
そんな暑い夏を乗りきるため、7月の土用の丑の日には、夏バテ防止に最適とされ、高齢者に不足しがちな、カルシウムや鉄や亜鉛・ビタミンA・ビタミンB1・DHA・EPAなどの栄養補給におすすめの食材「うなぎ」を使い、定番の『うなぎ丼』をご用意。ご入所者の皆さまにはとても喜んでいただき、しっかり食べてパワーアップ!していただきました。

お盆を過ぎても暑さは厳しく、まだまだ続く残暑を乗りきっていただきたく、8月最後の土曜日には、『スタミナ食』をご用意。疲労回復に効果的なスタミナ食材として人気のある「にんにく」を使い、「ガーリックライス」をご用意。普段は食が進まない方も、にんにく独自の風味に食欲がそそられ、大きな口でパクパクと食べ完食されました。

9月は、敬老の日に栗赤飯と天ぷらで『お祝膳』、10月は、秋の味覚をふんだんに使った『松茸弁当』など、その月にちなんだお食事のご提供を予定しています。
これからも、ご入所・ご利用の皆さまの素敵な笑顔が見られるように創意工夫し、お食事で毎月の楽しみをお届けしていきたいと思います。

「にんにく」豆知識
疲労回復に効果的なスタミナ食材として人気があるのは、独自の香りの素になっているアリシンとビタミンB1どちらも含まれているからです。アリシンは体内でビタミンB1と結合すると疲労回復効果を持続化させる働きがありスタミナアップに効果的なのです。また、アリシンには抗酸化作用があり、血栓を予防して血液をサラサラに保つ効果も期待でします。

ピースガーデン倉敷 管理栄養士 NO

台風への備え

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

皆さん台風の備えはしていますか?
9月は防災月間です。このところ、毎年といってよいほど、台風や豪雨などの被害が発生しています。特に8~9月にかけて、台風が1番発生しやすい時期です。皆様は台風への備えはしていますか?
ヘイセイ訪問看護ステーションでは、ご利用の方一人ひとりに、防災に関してのアンケートを行っています。防災に対する不安や困りごとをお伺いし、防災についてのアドバイスを行っています。必要に応じて、ご利用の方に合わせた非常用物品のアドバイスや防災マップを確認し、避難場所の設定や避難場所までの手段、ルートなどの確認を行っています。また今年から避難の方法をわかりやすくした新しいフローチャートを作成し、災害が起こったときに、どのように行動をするかをお伝えしています。もし、避難等が難しいご利用の方には予め、ショートステイ等の利用の提案もしています。
今後、南海トラフ地震も起こりうる可能性もあるため、常に新しい防災情報等をお伝えし、地域の皆様の一助になるような取り組みを行っていきます。

訪問リハ S

就実大学生がケアセンターショートステイに介護体験に来られました。

8/22(月)~8/26(金)に就実大学初等教育学科3年生1名が「教育職員免許法の特例に基づく介護等体験」という事でケアセンターショートステイに介護体験に来られました。
これは「小学校および中学校の教諭の普通免許状贈与に係わる教育職員免許法に関する法律」に基づき老人福祉施設などで、介護体験を行うことを、教諭の免許状の授与の要件とするとの事です。
介護体験の内容は感染対策のため、直接入所者と関わるケアはできませんでしたが、環境整備や、車椅子整備、シーツ交換、入所者の洗濯物たたみ、記録物や検温の補助等を体験されました。また食事介助見学や、レクリエーション見学、リハビリ見学などは、熱心にメモをとりながら、見学をされていました。

「はじめはショートステイといった施設を知らなかったが、多数の方が入所・退所されており、高齢者の方たちが介護をしながら生活できるのは施設のおかげだと感じました。」
「職員は多数の専門職の方が多くの記録物を用いて、入所者をみられており、すごいなと感じました。」などとご意見がありました。
体験を終えて「介護体験を終えてからは、介護福祉のやりがいや大変さなど、様々なことを感じることができました。そして私の社会に対する視野を広げることができました。これから教育現場に出てこの体験を活かしていきます。」との感想があり、私たちも社会の一員として、介護の仕事に誇りを持ち、地域や学生に貢献できればと感じました。

ケアセンターショートステイ 介護士H

急性低音障害型感音難聴

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

私事ですが先日、朝起きたら右耳の耳閉感があり耳鼻科を受診しました。
聴力検査を行ってみると右耳の低音が左に比べて聞こえにくくなっていることが発覚。右耳の急性低音障害型感音難聴と診断されました。

難聴と聞くと高齢の方に多いイメージがある方も多いと思いますが、この急性低音障害型感音難聴は男性よりも女性に多く、20代~40代くらいの年代に多い難聴と言われています。

難聴は音が耳の入り口から脳に伝わるまでのどの部位で障害されているかによって分類されます。外耳から中耳までの異常で起きる伝音難聴、内耳から脳までの異常で起こる感音難聴、2つが混ざりあった混合性難聴です

急性低音障害型難聴は内耳にある蝸牛と呼ばれる渦巻き型の管の部分に異常が発生して起こります。内耳にはリンパ液が入っていて、耳から入ってきた音の振動を電気信号に変換して脳に伝える役割があります。蝸牛のリンパ液がうまく排出できず増えすぎることにより内耳が浮腫んで、低音を感知する部分に影響し低音が聞こえにくくなってしまいます。

内耳にトラブルを起こす原因としては自律神経のバランスが大きいと考えられています。

バランスを崩す原因としてはストレス・肉体的な疲労・睡眠不足・体調不良の長期化などがあげられます。

私は投薬治療を受け聴力は10日ほどで回復、耳閉感も2週間経つ頃にはなくなっていました。耳の治療は早ければ早いほどいいと言われています。当院ではさまざまな耳の検査が受けられます。

当院で実施している主な聴力検査
●標準純音聴力検査(簡易聴力検査)
低音から高音までさまざまな音を聞き、聞こえの程度を調べる検査。

●標準語音聴力検査
「あ」や「か」など一文字ずつ聞こえてくる語音をどの程度聞き取れるかを調べる検査。

●ティンパノメトリー
鼓膜の動きやすさを調べる検査。

●耳小骨筋反射
音刺激を与えることによって生じる耳小骨の収縮の様子を調べる検査。

そのほかに耳鳴検査、SISI検査、聴性脳幹反応(ABR)などがあります。

聞こえにくい・耳鳴り・耳閉感・めまいなど、何かいつもと違う気がする…と思ったら早めに耳鼻科を受診することをおすすめします。

参考:臨床検査学講座 生理機能検査学(医歯薬出版株式会社)

臨床検査部 N.K

第57回のぞみの会だよりー4ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第57回のぞみの会はテーマを
「こんな時こそ、救急から在宅まで一貫した医療・介護を~共に歩む全仁会~」と定めて、実行委員が中心となり、冊子と動画の準備を進めています。

早いもので9月に入り半ばを過ぎようとしていますが、まだまだむし暑い日が続いています。コロナの拡大も落ち着かず台風の接近等もあり、日々の生活も気を付けてお過ごしください。

第57回のぞみの会では全仁会グループの「相談窓口」について紹介動画を作成中です。

全仁会グループには大きく分けて5つの相談窓口があります。
・地域医療連携センター(倉敷平成病院)
・認知症疾患医療センター(倉敷平成病院)
・倉敷総合在宅ケアセンター(居宅介護支援事業所)
・南町ケアプラン室(居宅介護支援事業所)
・倉敷市老松・中洲高齢者支援センター

全仁会グループでは、お困りの際の相談窓口を幅広く設置しております。
詳しくは倉敷平成病院のホームページからも確認出来るようになっています。
少しでも不安なことやお困り事があれば気軽にご連絡ください。
専門の従事者が皆様のお力になれると思います。

第57回のぞみの会 実行委員 ヘルプst H

『倉敷在宅総合ケアセンターショートステイ 紹介動画』をYouTubeにアップしました

倉敷在宅総合ケアセンターショートステイの紹介と共に短期入所生活介護(ショートステイ)とはどういった施設か?を知っていただくためにご利用の方の協力のもと紹介動画を作成しました。
 

ケアセンターショートステイでのリハビリの様子や医療ケア、施設の設備、サービス内容、そしてご利用の方へのインタビューなどを約2分30秒の動画にまとめています。
ぜひご覧ください。

お問い合わせ:086-427-1193

予防での取り組み~低栄養予防のための食事相談~

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

9月になりいくぶん残暑も和らぎ、しのぎ良い日が増えてきました。
皆様夏のお疲れは出ていらっしゃいませんか?
秋といえば食欲の秋、美味しいものが並ぶ季節となりますね。
今回は予防リハビリで取り組んでいる栄養食事相談についてご紹介をさせていただきます。

皆さんは低栄養といった言葉を耳にされたことはありますか?
低栄養とはエネルギーとたんぱく質が欠乏し、健康な体を維持するために必要な栄養素が足りない状態をいいます。
特にご高齢の方はものを上手く食べられなくなったり、消化機能が落ちたりすることで、栄養や水分を十分に摂れなくなることがあるため、注意が必要になります。

低栄養になると下記に示したような症状が起こりやすくなります。
✓気力がなくなる
✓体力の低下
✓免疫力が低下することによって病気にかかりやすい
✓筋肉量や筋力の低下
✓骨量減少で骨折の危険増
✓認知機能低下

低栄養状態になり、これらの症状が組み合わさると低栄養→筋力・筋肉量の減少→身体機能低下→活動量減少→食欲減退→栄養状態悪化と負のサイクルでの悪循環が始まってしまうのです。
そのサイクルに陥る前に低栄養状態であることを早期に発見し、改善していくことが大切になります。

低栄養状態を判断するにはBMI(体格指数)「体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))」が20以下であることと、※MNA(簡易栄養状態評価)で単に嗜好や食生活だけではなく身体心理・精神状態、社会環境など全体を把握した上で評価を行います。
※(当事業所ではMNAでのツールを使用していますが、他にもMSTやMUSTといったツールを使用しアセスメントを行っている事業所もあります。)
そして総合的に評価をして低栄養のおそれありと判断された方に対して栄養相談を実施し、フレイルに陥る前に管理栄養士と提携を組みながら予防・対策のアドバイスを行いサポートします。

利用開始時に低栄養状態と評価されていましたが、栄養相談を毎月実施し、個人の状態に合わせたアドバイスやサポートを継続して行うことで、栄養状態良好との評価になるまでに改善したため栄養相談を卒業された方は何名もいらっしゃいます。
その方達の中には食生活の見直しと近所の散歩や畑の草むしりなど積極的に身体を動かすように心掛けたところ、筋量がアップしタイムドアップ&ゴーテスト(椅子に座った状態から立ち上がり3ⅿ歩いて折り返してから再び椅子に座るまでの時間を測定する体力テスト)でも向上がみられた方もおられます。

運動とバランスのとれた食事は健康な体をつくるために欠かせないため、習慣化し継続していくことが重要になってきます。
これからもご利用の方ひとりひとりのその人らしい生活全般の改善や意欲を引き出し、生活の質を維持・向上させることを目指して、習慣的に「食べること」の意義や大切さをお伝えしていけるよう取り組んでいきます。

 

介護福祉士 S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

 

日々の積み重ねが大事!

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

日々の積み重ねが大事!

デイサービスドリームでは、換気や消毒、ソーシャルディスタンスを徹底し、感染対策を取りながら機能訓練を実施しています。

個別機能訓練は、ご利用の方からご自分の目標や現在困っていることなどをお伺いして、それに応じて訓練計画を立てています。訓練メニューはみなさんそれぞれ違いますが、ご自分のメニューはだいたい覚えておられます。「次は・・です」と声かけをしなくても、振り返れば、いつの間にか空いている道具や器械をみつけて取り組まれていることもしょっちゅうです(笑)

今回は、ご利用の方が日頃取り組んでいる機能訓練をいくつかご紹介しましょう。
(メニューの呼び方はドリームでの通称です。)

『膝ゴム運動』:100円ショップで売っているズボンのゴムを利用しています。写真のように太ももに巻いて、ゴムの抵抗を利用して、太ももを開いたり閉じたりする運動です。これは、お尻の筋力強化をしています。
『ゴムボール運動』:ゴムボールを太ももに挟んで、ボールが落ちないように太ももを閉じたり開いたりします。これは、太ももの内側の筋力強化をしています。
この2つの運動に取り組まれている方の中には「夜間のトイレ回数が5回から2回に減った」「夜中トイレに行かなくなってよく眠れるようになった」など訓練の効果を実感されている方もおられます。トイレ回数が多くて気になる方は試してみて下さい。

『足部ボール運動』:足底の感覚が鈍い方は感覚の再獲得になります。足の裏でボールを転がすことで血流が良くなって、この運動をされている方は「足の裏がポカポカしてくる」と言われます。また、足が浮腫んでいると足首の動きが悪くなるため、この運動をすると足首が柔らかくなったり浮腫みが引いたりするようです。
最初は100円ショップのテニスボールを使っていましたが、イボイボのあるボールを見つけて試したら、これが大好評! 今ではみなさんイボイボボールを使われています。気持ちいいみたいですよ。

『棒体操』:新聞紙を丸めて作った棒を両手で持って頭の上まで上げ下げします。これは、肩こりにいいそうです。
『ゴムバンザイ体操』:膝ゴム運動で使用しているゴムを両足に通して太ももで止めて両手で持って上げ下げします。これはゴムの抵抗があるので棒体操より力がいるのでしんどいようです。腰が曲がるのを予防する効果があります。
普段の生活の中で、頭より上に手を上げることはなかなかないと思いますが、腕や肩を上げる運動は気持ちいいですよ。

 

りっぱな運動マシーンがなくても、100円ショップに売っているようなちょっとしたものを活用することでも十分運動はできます。もちろん訓練効果は人それぞれ違います。訓練をしてちょっとしたことでも効果を感じる方もいれば、何も変わらないと効果が実感できない方もいると思います。
しかし、「何も変わらない、よくならない」のではなく、後退するのを防ぎ、現状維持できているということではないでしょうか。何もしないより、毎日20分でも、週1回でも、定期的に運動をすることが重要だと思います。

そして、デイサービスドリームの機能訓練は、体力維持だけでなく、訓練をしながら他のご利用の方と顔を合わせたり、世間話をしたりすることで、認知面・精神面にも良い効果があると思っています。
これからもご利用の方にとって、楽しい訓練の場になるよう心掛けていきたいです。

      デイサービスドリーム Y

栄養科通信vol.181「災害時の食品の備え」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

9月は防災月間です。地震、台風、水害など災害はいつどこで起こるか分かりません。災害発生からライフラインの復旧までには1週間以上かかることが多く、スーパーが機能しない、災害支援復旧物資が届かないなど、食品が手に入らないことが考えられます。そのため長期保存ができる食材を用意しておく必要があります。食品の備蓄方法として、災害用の非常食だけでなく日常で使用でき災害時にも使えるものをバランス良く備える、ローリングストックという方法がおすすめです。

ローリングストックとは普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限が切れる前に古いものから消費し、消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ方法です。メリットとして、普段の買い物の範囲でできるので時間がかからないこと、買い置きのスペースを増やすだけで出来ることが挙げられます。
家族の人数×3日分~1週間分を目安とし蓄えておきましょう。

ローリングストックに適しているものは常温保存ができ、期限が1年程度のものです。
災害直後の支援物資はおにぎり、パンなどの炭水化物が多いことが想定され、たんぱく質(魚、肉など)、野菜類の摂取が難しい状態になると思われます。大きな災害ではビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がとれず、便秘や口内炎などを起こしやすかったようです。不足しがちなたんぱく質、野菜を摂取できるよう、水やパックご飯、カップ麺などだけではなく、ツナ缶や鯖缶などの缶詰やレトルト食品、切干大根やひじきなどの乾物がおすすめです。

いつ、もしものことが起こっても大丈夫なように普段から食品の備蓄をしておきましょう。

 

参考:農林水産省Webサイト
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html

 

管理栄養士 Y.M

貸し出し本のご紹介

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

まだまだ残暑が厳しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
9月は初秋。「○○の秋」と良く言われますが、読書の秋を楽しまれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、認知症疾患医療センターの貸し出し本『認知症を楽しく生きる』を紹介させていただきます。この本は著者の姑が多発性脳梗塞による老人性の認知症に罹り、92歳で亡くなるまでの十五年半に渡る闘病生活について書かれています。千葉県で暮らす著者と茨城県で暮らす姑。当初5年半は茨城県での生活を望み、周囲の温かい協力のもと独居生活を送りますが、その後十年間は著者の家へ引き取られます。初めての神経内科受診、介護サービスの利用、そして老人ホームへの入所に至るまで、家族の日常の様子が細かく描写されています。
著書はあとがきで、驚くまいとしても驚くことばっかりだった、姑は認知症とはどういう病気なのかと実演して見せてくれているようだったと語っています。認知症の人の家庭での介護に少しでも役に立てば、そんな著者の願いがこめられた1冊です。一見500ページ近い分厚い本にはなりますが、一つひとつのお話が4ページ程で書かれており、とても読みやすくなっています。

認知症疾患医療センターでは他にも認知症に関する本の貸し出しを行っています。ご興味のある方はお気軽にお声かけ下さい。

精神保健福祉士 A

老松・中洲高齢者支援センター教室のご案内

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

老松・中洲高齢者支援センターでは、介護予防・転倒骨折予防・食事栄養などに関する教室を開催しています。

5~7月は介護予防教室として、運動・栄養・口腔に関することを理学療法士や栄養士がお話しました。

運動についてでは、理学療法士が運動とフレイル予防について説明があり、簡単にできる体操をみんなで実施しました。

栄養については、栄養士から栄養とフレイル予防について説明があり、栄養とフレイルについてのクイズや脳トレを楽しみました。

口腔については、口腔体操を動画で見ながら、マスク下で実施しました。

毎回30人くらいの参加者があり、和気あいあいとした雰囲気です。
今後の予定としては、9月から転倒骨折予防の教室が始まります。予約不要、参加費無料です。気になる方はぜひ参加してみてください。不明な点は老松・中洲高齢者支援センターまで問い合わせください。

支援センター T

通所リハビリ 新しい「体操」をはじめました!

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは!9月に入り、暑さも峠を越え夏の疲れが出る頃ですので、体調変化に気を付けながら元気にお過ごしください。
通所リハビリにはご利用の皆様の身体機能、認知機能に合わせて、たくさんのフロアがあります。
今回、紹介するフロアは、主に怪我や病気により、日常的にサポートが必要ですが、歩行がご自分で行える方を対象としています。

コロナの影響で、皆さまが楽しみにされている地域参加行事や旅行等の趣味活動が制限されたり、中止になったりする中で、身体機能、認知機能の低下が見られています。実際にリハビリスタッフが定期的に行う身体、認知評価でも値が下がっているのは著しく分かります。これではではいけないとリハビリスタッフと介護スタッフと話し合い、日々皆さまとの会話の中でうかがい知る、お困りごとをヒントに新しい体操を作りました!

新しい体操では手指の運動を取り入れたコグニサイズ、膝や腰痛、肩に痛みや可動域制限がある方と麻痺がある方のケアとして自主トレーニングで出来る運動を取り入れたり、全般的に落ちやすい上肢、下肢の筋力にアプローチできる体操も取り入れています。 体操する際にスタッフからの説明はもちろん、お手本になるDVDにも体操の効果や体操のポイントなどを詳しくいれて編集し、どなたにご覧いただいても興味を持って取り組んでいただけるようわかりやすく解説しています。

最後になりましたが皆様、体操を通じて筋力を維持し、コロナの終息が来る日に楽しみにしていた趣味活動や様々な行事にいつでも復帰出来るようにしませんか?

私たちスタッフも全力でご支援してまいります。

通所リハビリテーション 介護福祉士 S・Y

 

最近治療をはじめた方、継続して治療している方へ

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

私が外来で服薬指導をする時、いつも心がけていることがあります。
それは、受診してくださったことに「ありがとうございます」と言葉で伝えることです。頑張っていること、頑張ろうとしているけどなかなかうまくいかないことにも傾聴するよう意識しています。

糖尿病と診断されると、食事療法や運動療法、薬物療法を指導されます。
はじめのうちは、我慢すること、続けるのがしんどいことがあると思います。
次第に治療に慣れてきても、お正月や誕生日にごちそうに呼ばれて血糖コントロールが悪くなり、がっかりすることもあるかと思います。そういったことがあっても、継続して受診・治療してくださる患者さんを尊敬しております。患者さんがまた次の外来に来ていただけるような服薬指導を行えるよう、日々精進しております。

治療をはじめた頃は三日坊主になることがあるかもしれません。
4日目にやり忘れたとに気づいた5日目から再開すればいいのです。これを7~8回続ければ、1ヶ月間続けられたこととほぼ同じになります。治療は毎日続くので、長い目で取り組む根気が必要です。最後に、意識や行動の変化に関わる6つのステージを紹介します。(参考文献:糖尿病療養指導ガイドブック2022)

①前熟考期
知識や意欲が不十分で、問題に抵抗や否定をしている。
②熟考期
自己の問題に気づいたが、まだ行動に移せていない。6ヶ月以内に行動を変えようと考えている。
③準備期
1ヶ月以内に行動を変えようとしている。行動に取りかかろうとしている。
④実行期
自己の問題に取り組んでいる。行動を変えて6ヶ月未満である。問題行動に逆戻りしそうな気持ちや誘惑に立ち向かっている。
⑤維持期
行動を変えて6ヶ月以上経過した。まだ、意識していないと一時的なつまずきや問題再発が起きることがある。
⑥完了期
行動が習慣化し、誘惑も存在しない。落ち込み、ストレスを感じることがあっても不健康な習慣に戻ることはない。

糖尿病療養指導士 薬剤師 K

行事を少しずつ再開しています

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

毎年暑い、暑いと言われていますが今年はまた特別暑かったように思います。暑い夏を乗り切るため、ご入所の方に、こまめな水分補給や、睡眠・栄養を十分にとっていただくように心がけてきました。

老健では、新型コロナウイルスの感染対策を徹底しながら少しずつ行事を再開しています。6月からは毎月第4水曜日に、30分程度ではありますが歌会を再開し、みんなで体を動かしたりと楽しい時間を持てるようにしました。参加されているご入所の方は、マスクをしていても分かるくらい笑顔でリズムに乗っている人、手拍子をする人など、とても和やかな時間を過ごすことができています。

 

入所者の方が作成してくれた海の仲間たちのちぎり絵です。 かわいい海の仲間たちに毎日癒やされています。

朝・晩に鈴虫の鳴き声が聞こえ始め、少しずつ秋の訪れを感じはじめました。
今年の十五夜は9月10日。一年で最も月が美しく見える特別な日です。心豊かで楽しい時間をお過ごしください。

倉敷老健:看護師K

虫歯と唾液の関係

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

虫歯ができやすい人には唾液の量が少ないことが多いのはご存じですか?
今回は唾液の量が少なくなると起こりうるトラブルについてお話いていきたいと思います。

1. 虫歯が増える
唾液には虫歯菌が放出している、歯を溶かす酸を中和させる力があるため
酸で溶かされた歯を再生させることができます。唾液が減ると歯はより溶かされてしまい、再生もできないため虫歯が増えてしまいます。

2. 口臭が強くなる
口の中には多くの細菌が住んでいて細菌が発酵すると口臭が強くなります。唾液には細菌を洗い流す作用があります。唾液が少なくなると細菌を洗い流す力がなくなり、細菌が増殖し発酵して口臭が強くなります。

3. 歯周病になりやすくなる
唾液の中には殺菌作用を持つリゾチームという成分があります。唾液が少なくなると
歯周病菌に対抗する力が弱まり歯周病になりやすくなってしまいます。

4. 口内炎ができやすくなる
唾液は歯が舌を傷つけないよう、潤滑剤の役目を果たしています。唾液が少なくなると
お口の中で滑りが悪くなり口内炎ができやすくなります。唾液が減少してしまう原因として考えられるのは
① 薬の副作用
自律神経、花粉症、高血圧などの薬には唾液の量を減少させてしまう副作用を
持っています。特に精神科で出される薬に多いといわれ、急に虫歯が増えてしまう
ことが多いのです。
② ストレス
ストレスによって自律神経が乱れ唾液の分泌量が低くなります。もし、
唾液が少ないな。と感じたらチューインガムなどを噛んでみましょう。
噛む回数を増やすことで唾液腺が刺激されて唾液の分泌は増えます。
それでも改善されない場合は、お口の中に何かトラブルがあるかもしれません。

定期的にお口の中も検診されることでこういったトラブルも
早期発見につながりますので検診を受けてみてはいかかでしょう。
初めての方もぜひご相談ください。

歯科衛生士 N