月別アーカイブ: 2021年1月

啓翁桜でひと足早い春を

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

1月は1年で最も寒さが厳しい時。今週の天気を眺めては、「今日も寒いね」を合言葉にしてしまうことも、しばしば。
温かい春を待ち望むこの季節に、ホッと心温めてくれるお花がケアハウスで咲いています。

それは、「啓翁桜(けいおうざくら)」。春を告げる花ともいわれる、冬に咲く桜です。ご入居の方宛に東北から送られてきたという啓翁桜の花の枝をご寄贈いただき、ケアハウスの玄関に飾りました。

薄紅色の可愛らしい花が、しなやかな枝いっぱいに咲き揃う、美しい桜。
ケアハウスでは、1月初旬に小さな冬芽をふくらませ、中旬から蕾が開き、写真を撮った20日には満開となりました。可憐な姿に、ひと足早いお花見を楽しませてもらっています。

啓翁桜は、1930年(昭和5年)に支那実桜(しなみざくら)と彼岸桜(ひがんざくら)を交配して作られたと言われています。名前の由来は、作出者である福岡県久留米市の吉永啓太郎氏にちなんでいるそうです。桜に自分の名前がつけられるのは嬉しかったでしょうね。

早咲きで、花びらの先に大きな切れ込みがあるのも特徴です。見頃は約1か月間と長く、お手入れすれば、お正月から立春ごろまで咲き続けてくれます。花の見頃が終わると次は淡い緑色の葉桜を楽しめます。山形県が日本一の生産量を誇り、山形県産の啓翁桜は「みちのくの初桜」とも呼ばれ、人気を集めているそうです。お正月の飾りや結婚式、卒業式などハレの日を演出する花としても重宝されています。

黄緑色の葉っぱも出てきて、季節が少しずつ進んでいるんだなと感じます。小さな春の贈り物を楽しみつつ、凛と咲く力強い啓翁桜のように、ケアハウスも色んな事に挑戦してきたいと思います。

介護福祉士 Fd

干支の創作~デイサービスよくなるデイ南町~

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

令和になって初めての丑年。皆様、2021年はどんな年にしていきたいですか?
よくなるデイ南町では、1月12日(火)に干支の創作を行いました。その様子をご紹介します。

まず、お手本を見ながら、色紙にフェルトを使った牛の絵を貼ります。「迎春」「丑」スタンプを選んでいただき、色を付けて皆様上手に押されていました。

今年の抱負を書いていただく為に、皆様に筆をお配りしました。真剣な表情で書かれる方が多い中、ニヤッと笑って、「宝くじがあたりますように」「当たったら山分けしてあげるよ」といわれる方もおられ、楽しい雰囲気の中、作品が次々完成します。「久しぶりに筆を持ったよ。手が震えたよ」と言われる方も。味のある作品となりました。皆様楽しそうに取り組まれ、オンリーワンな干支の飾りが並びました。「いいのが出来たよ」と言われ、笑顔が多く見られました。皆様の書かれた目標が叶いますように。

コロナが一日も早く収束して、以前のようにカラオケや歌声広場で皆様と元気に歌いたいです。

生活相談員 M.S

 

介護保険制度の理念と見直し

こんにちは、ヘイセイホームヘルプステーションです。昨冬の折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年が始まり、あっという間に1ヶ月が過ぎようとしていますね。

今回は前回のブログでご紹介した介護保険制度についてさらに詳しくお話しさせていただきたいと思います。

前回は介護保険制度が創設された背景と目的についてお話ししましたが、今回は介護保険制度の理念と見直しについてお話しします。

介護保険のサービスは、利用者主体のサービスであり、自立した生活を営むことができるよう配慮することが介護保険法によってうたわれています。
利用者が自分に合ったサービスを選択できることや、サービスの提供に民間事業者が参加し、サービスの多様化を実現すること、高齢者の自立支援を行うことなどが介護保険制度の理念となっています。

介護保険法(介護保険制度)1997年12月に公布され、制度自体は2000年4月からスタートしました。
制度はあらゆるニーズに対応すべく、3年ごとに介護保険法の見直しと改正が行われています。
そして、今年度(2021年)はその改正の時期にあたり、4月に新しい介護保険法が施行される予定です。

私自身も介護保険制度を理解して業務を行っていく中で、今回の改正について新しいことも勉強し学びつつ皆様のお力になれるよう日々精進していきます。

事務部門 H

通所リハビリ、ユニット2のご紹介

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

通所リハビリの一番大きなお部屋はご利用者様の身体状態により、二つのブロックに分かれています。

今回は、その一つ、少しお手伝いがあった方が生活やリハビリをしやすい、そんな方々がたくさんいらっしゃる、ユニット2の活動をご紹介いたします。

【ユニット2はこんな方におすすめ】
 自分で歩きたいけど、見守りがあると安心だ。
トイレも、少し不安だから手伝って欲しい。
レクリエーションもみんなと同じようにはできないけれど参加したい
そんなご希望にこたえられるのが、1フロアユニット2です。

【ユニット2のプログラム】
・体操
片麻痺の方や、車椅子の方でも座ったまま身体を動かせるように、体操も工夫されています。
棒を持つことで、動かしにくい手に棒を握って頂き、ご自分の範囲内で動かす事ができます。簡単な動きを中心に、でもしっかり動かす事ができるよう反復動作が多いです。
このことは、やればできるんだ!という、ご本人のやる気に直結しています。

・脳トレプリント
基本のプリントはユニット1(反対のチーム名)も同じですが、難しい方には、塗り絵、簡単な計算問題を一緒に解いたり、個別のものを提供しています。

・レクリエーション
午後のメインプログラムは別々に行います。
創作を行う週があります。片麻痺の方でも参加できるよう、予め、少し、スタッフが張り付けたりしやすいようにカットしていたり、人形などを作る際に折り紙を貼って顔を書くだけでも、個性豊かな作品が出来上がり、スタッフの一番楽しい時でもあります。

 

ただ、塗るだけ!と、思われるでしょうが、絵の具で塗られる方もおられ、繊細な筆遣いに圧倒されることもあります。

 

このように、リハビリにいろんな事が繋がるなと~と実感する事たくさんです。少しでも「なんだ、出来るじゃないか!」そんな風に思って頂く事を、たくさん増やせるように、楽しかったと、感じて帰って頂けるように、毎日ユニット2は活動しています。

通所リハビリ 介護福祉士 K

今年の抱負 ~コロナ禍で“学ぶ”ということ~

感染対策の観点から、セミナーや研修が自粛傾向にある中で、専門職としてのあり方に警鐘が鳴らされているのではないかと感じる。Web上での研修など、限定的な学びの場は、かろうじて確保されているのは事実だが、直接対人援助に関する体験的な学習は、性質上限界があり、2020年は、グループワークやロールプレイなど、これまでの修練では、十分な成果を得られにくいと体感した1年だった。特に我々MSW(メディカルソーシャルワーカー)のように、相談援助のスキルを成長させるべき職種にとってこの問題は深刻で、社会福祉士という国家資格にさらなる磨きをかけたいという、志ある若者にとって苦悩の時代が到来したかのように思えてならない。その時代時代に求められるニーズに合わせて、学びの方法は変革を求められる。感染対策を十分に考慮した上で、これまでと同等かそれ以上の成果を得られるような研修方法を生み出す努力をすることは、長くこの業種に携わった者の使命でもある。
全仁会のMSWは、日々変化する社会保障制度や、新しく生み出される援助技術の方法を学び続け、全ての患者が優しい医療を受けられるよう尽力することを第一目的としている。そのための研修方法を、院内でよく考え、わずかでも実行できる一年にしたい。コロナ禍でも目を見張るような専門職の成長。今の当院でなら、それが達成できると信じている。

地域連携医療センター 蒼いザリガニ

伝統医学から疫病の予防を考える

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスによる疫病が、世界規模で蔓延しすでに1年以上になります。今までこの病気の予防や治療において各国が実施した様々な方策は、目立った効果が得られていません。期待されているワクチンの接種は、既に始まっていますが、短時間で開発されたワクチンの安全性に関して、多くの不安の声がある一方、変異しつつあるウイルスに対する有効性も疑問視されています。

世界の人々が毎日不安の中で生活している現在、現代医学の奇跡を期待しながら、伝統医学の知恵を借りて努力してみる価値があるかもしれません。

疫病の対策において、現代医学は感染源の病原体の制御を重点に考えているが、伝統医学は個人の体質状況をより重要視しています。つまり、人々は同じ感染源が存在している環境の中において、同じ予防対策を取っていても、必ずしも全員同じように感染するわけではありません。その違いを生じる原因は、つまり個人の体質状況である。

体質の形成には様々な要素が関わっています。先天的な要素(生まれつきに物もの)があれば、後天的な要素(生まれてから生命力に関わるもの)もあります。先天的な要素は変わらなくても、個人の努力によって、後天的な要素を有効に生かせれば、疫病に強い抵抗力を持つ体質を作ること可能です。そのために、以下の方法は参考にしてください。

1、精神の集中力を高める。2千年前にできた中国伝統医学の古典である『黄帝内経(こうていだいけい)』の中に「精神内守、病安従来」という言葉が記載されています。その意味は「精神を煩労させず、常に体内に集中させて安定した状態を保てば、病気になるわけはない」ということです。精神を煩労させているのは、人間の欲望です。欲は少ないほど、精神の煩労が少なくなり、より集中しやすくなります。座禅、瞑想、気功修煉などの方法も補助的な効果があります。

2、正気を強める。同じ『黄帝内経』の中にまた「正気存内、邪不可干」という言葉があります。つまり「体内の正気が強ければ、邪気に侵入されにくい」と言う意味です。伝統医学の理論では、病気とは正気と邪気の戦いによるものであり、正気が強ければ、邪気が体内に侵入しにくく、侵入しても排除されやすい。正気を強めるために、栄養バランスの良い食事、規則正しい生活リズム、程よい労逸(ろういつ)の体の使い方などの面に気を付けるべきです。

3、経絡(けいらく)の通達を保つ。中国伝統医学の理論では経絡は体の正気(エネルギーや栄養物質)の通路です。経絡の通りが良ければ、正気が邪気のある所に届きやすく、速やかに邪気を排除したり、消滅したりしやすいです。経絡の通達を保つために、適切な運動や気功、漢方、鍼灸などの方法が有効です。実証されていませんが、経験から言えば、膏肓(こうこう)、気海(きかい)、足三里(あしさんり)などのツボに鍼灸を実施すれば、新型コロナウイルスの感染予防に効果があると思います。

さまざまな方法がありますが、正しい信念を強く持ち、安定した精神状態を保つことは一番重要かもしれません。「病は気から」ということはここにも通用します。

ヘイセイ鍼灸治療院  甄 立学

篠山副院長がFMくらしき「love our community -わが街のわ-」に出演しました

FMくらしきで毎月第3水曜日17時30分から放送されている『love our community-わが街のわ-』に1月20日(水)、篠山副院長が電話出演致しました。

『love our community -わが街のわ-』は、2025年、4人に一人が後期高齢者になるその時代が到来する前に、「市民の皆さんと医療従事者とが地域医療について共に考える双方向コミュニケーションの場を…」と、2013年にスタートし、現在、倉敷市内の25の病院やクリニックが共催している『わが街健康プロジェクト。』の公式ラジオ番組です。

第20回目の今回は、『わが街健康プロジェクト。』が発刊しているニュースレター『にじいろ便り』に寄せられたメッセージを紹介しました。その中で、篠山副院長は質問のあった「どんな時に救急受診が必要か?」について先生の専門である脳神経外科分野を中心にお答えしました。

頭をぶつけてすぐに痛みが引いた場合は、危険性は低いが、時間が経過しても痛みが強くなる場合や吐き気が続く場合は非常に危険ということ。また、今の時期特に気を付けなければならない脳卒中の症状について説明し、そのような症状が出た際は119番に電話してほしいということをお話しされました。参考にしていただければ幸いです。

「love our community -わが街のわ-」は「わが街健康プロジェクト。」HPで過去の放送音源を公開中です。
ぜひ、ご視聴ください。

秘書・広報課

「黄砂アレルギー」!?

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

1月半ば、ある受診の方が会計時、くしゃみが止まらなくなりました。
「あれ!?まだ花粉の時期ではないのになあ~?」と思っていたら翌日、私もくしゃみと鼻がムズムズ🤧→鼻水が出始めました。

毎日、新型コロナ感染のニュースばかり気にしていて、今年の花粉の飛散状況をチェックをしていなかったと思いながら、次の朝の天気予報を見ていたら、「今日も黄砂が飛んで来そうです」と。
何年か前、ひどい花粉症状で困っていたら、「症状が酷くなった辺り、PM2.5が飛んでいたからなあ~」とある医師から言われて、気にしていました。

「黄砂アレルギー」とは、黄砂や、黄砂に付着して飛んでくるアレルギーを引き起こす物質(PM2.5、ほこり、ダニなど)によって引き起こされるアレルギー疾患です。

日本に黄砂が飛んで来るのは、2~5月頃らしいのですが、今年は少し早い飛散でした。
そして残念なことに「黄砂アレルギー」を調べる検査は、たんぱく質を持たないため、まだ調べることはできないそうです。
花粉症状でお困りの方、「黄砂」の飛散時期も気をつけてみてはいかがでしょうか?

脳ドックセンター Y.K

新年あけましておめでとうございます

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。
1月に入り寒い日が続いており、雪が降る日や気温が氷点下に達する日もありますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は通勤が自転車ということもあり、寒さ対策を万全にして日々の仕事に向かっています。

自己紹介が遅れましたが昨年4月に入職した新人作業療法士です。入職して早いもので9か月が経とうとしています。入職した当初は右も左も分からず先輩方に支えていただきながら再日過ごしていました。現在は、1人でできることも増え、少しずつ心と時間に余裕を持ちながら日々の業務に励んでいます。

話は変わりますが、先月担当患者さんの退院前訪問に行かせていただきました。
退院前訪問とは、退院後自宅に戻られる患者さんやご家族の方が円滑に安心して在宅生活や介護を送ることができるようにご自宅に療法士が訪問し、現在の家屋状況の把握や動作の確認を行い、必要に応じて住宅改修・福祉用具の提案をさせていただきます。

私は、2回目の退院前訪問でしたが緊張と準備不足がないかと不安で一杯でした。現在は、チームの方々や先輩方のアドバイスをいただきながら退院後の生活を見据えて治療を進めています。リハビリを進めていく上で、知識不足と先輩方の幅広い着眼点を日々痛感しています。今回の退院前訪問や治療で学んだ1つ1つのことを吸収していき、日々精進し今後の治療に活かしていきたいです。

今後も作業療法士として患者さんの能力を最大限に活かして、その人らしく今後の生活をよりよく送ることを大切にしながらリハビリを行っていきたいと考えています。

まだまだ寒い日が続きますが、感染対策の手洗い・うがい・手指消毒・マスクを徹底し体調管理に気をつけて過ごしていきましょう。

リハビリテーション部 作業療法士 M

ピースガーデン倉敷の年末年始

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。とのご挨拶をするには1月も半ばを過ぎてしまいましたが、今回のブログでは、ピースガーデン倉敷の年末年始の食事事情についてご紹介いたします。

ピースガーデン倉敷では大晦日に年越しそば、正月三が日の朝食にお正月献立としてお雑煮と祝膳を提供しました。

年越しそばは普段食事がすすまない方もしっかりと召し上がられていました。
祝膳では、お正月らしく黒豆や伊達巻、栗きんとんなどの食材を彩りよく盛り付け提供しました。

お雑煮に使用するお餅は、安全面に配慮し、粘りやべたつきが少なく軟らかい介護用・高齢者向けをご用意しました。「お餅は久しぶりにいただくんよ」喜んで下さる方が多かったように思います。

栄養バランスは勿論のこと、盛り付け方や季節感などを大切にした献立を提供できるよう心がけていきたいと思います。

ピースガーデン特養 管理栄養士 AT

※写真はイメージです

ヤクルト販売株式会社さまより車いすをいただきました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

1月21日木曜日、岡山県西部ヤクルト販売株式会社より「第47回愛の車いすチャリティー活動」で購入された「ヤクルト愛の車いす」が倉敷平成病院に寄贈されました。

このボランティア活動は、ヤクルト販売株式会社により昭和49年から始まり、今年で第47回となるそうです。今年度は100台の車いすが、岡山県社会福祉協議会等に寄贈され、このうちの1台を当院に贈与してくださいました。

岡山県西部ヤクルト販売株式会社の皆さん、ありがとうございました。

秘書広報課

 

「リハビリステーション ピース紹介動画」をYouTubeにアップしました

コロナ禍でなかなか施設の見学をしていただけない中、少しでもリハビリステーションピースの雰囲気を知っていただこうと、紹介動画をYouTubeにアップしました。

サービス内容や大まかな一日の流れをまとめた『一日の流れ編』、リハビリステーションピースで実施しているリハビリ内容を紹介した『リハビリ編』、集団プログラムや創作活動・趣味活動をまとめた『プログラム編』の3種類です。

ご利用をお考えの方、リハビリや通所施設にご興味のある方、ぜひご覧ください。

お問い合わせ:☎086-423-2001(担当:矢野)

【一日の流れ編】

【リハビリ編】

【プログラム編】

オーラルフレイルを予防しましょう!

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

全国の感染拡大に伴い、今年は例年とは違った年末年始となり、とても残念な状況が続いていますね。また、繰り返しの寒波で、ご自宅で過ごす時間が増え、日中の活動量や会話の量が少なくなってきているのではないでしょうか。

会話の減少や不活発な生活習慣が続くと、手や足の筋力だけでなく、舌や口周りの筋力低下(オーラルフレイル)が起こり、低栄養や誤嚥性肺炎などの発症リスクが高まると言われています。

始まりは、滑舌低下・食べこぼし・わずかなむせ・かめない食品が増える・口の乾燥等ほんの些細な症状であり、見逃しやすいという特徴があります。

オーラルフレイルは、健康と機能障害との中間にある為、早めに気づき適切な対応することで、健康に近づくことが出来ます。

効果的な予防方法を以下に記載していますので、ご参照ください。

《あいうべ体操》
できるだけ大きい口で、1セット4秒前後でゆっくりと1日30回(3分程)
行うことが理想です。

 

 

 

 

 

 

《吹き戻しを使った運動》
馴染みのある玩具「吹き戻し」が実は、口腔機能訓練の用具として使われてい
ます。笛を吹くことで腹式呼吸が行え、唇などの、口の周りの筋肉も鍛えられ
ます。
1セット10~30回を目安に、朝・昼・夕の1日3セット行うことが理想です。

 

 

 

 

 

毎年2回発行しておりますヘイセイ訪問看護だより「ひまわり」は、今回オーラルフレイルに関する情報やその予防方法等を記載しております。倉敷在宅総合ケアセンター1階に置いてますので、一度手にとってご覧頂けたらと思います。今年も訪問看護ステーションを宜しくお願い致します。

訪問看護ステーション T

MR撮影装置のアップグレード

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

当院に2台あるMR装置のうち1台が修理サポート終了になる事から2020年12月11日~27日の間新規MR装置への更新工事を行いました。
今回の更新工事は今まで使用していたMR装置のマグネット部分を再利用する事で従来より短期間で更新する事が出来ました。撮影技術ソフトも最新式を使用しており撮影時間も従来より短くなっています。

 

 

PHILIPSさんにより古いMR装置が解体されていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残ったマグネット部分(磁場は発生していない状態です)

 

 

 

 

Achieva dStream に更新されました

 

 

 

 

放射線部 くー

リハビリステーション ピース 紹介動画が完成しました

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスが猛威をふるっている現状において、施設内の見学はお断りせざるを得ない状況が続いております。
従来のパンフレットや口頭での説明では初めて介護サービスを利用される方や、利用に不安のある方にはリハビリステーション ピースの「皆で楽しんでもらいながらリハビリと創作が提供できるイメージ」を伝えることにも限界を感じていました。
そこで、少しでもピースの雰囲気を伝えやすくするために広報と協力して「一日の過ごし方編」「リハビリ編」「プログラム編」の3部構成でピースの紹介動画を作成しました。

完成した動画を新規の利用者様の契約時にご家族と一緒に観てもらい、最初は不安な顔をされていましたが、動画を観終わった後に感想を聞くと、「じゃあ、行ってみようかな」と利用に前向きな言葉を頂くことが出来ました。

今後も紹介動画を活用し、ご利用前に少しでも不安や疑問点を払拭していただけたらと思います。

リハビリステーション ピースでの活動にご興味のある方、ご利用をお考えの方はお気軽にお電話ください。
☎086-423-2001

リハビリステーション ピース 理学療法士 S

薬の効果には個人差があります

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

寒い日が続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は薬の影響についてお話しようと思います。薬の効果には個人差があることはご存知だと思いますが、主に影響しているものは3つあります。

1つ目は薬物代謝の個人差です。お酒の強い人弱い人がいますが、これはお酒を分解する酵素の個人差によるもので、お酒が弱い人は活性が弱く、頭痛や吐き気などを引き起こすアセトアルデヒドが体内に蓄積しやすいためです。
薬も同じで薬物代謝の個人差によって薬が効かなくなったり、効きすぎてしまったりと副作用につながる場合があります。薬の代謝以外にも吸収、分布、排泄によって薬の効き方が変わってくることもあります。

2つ目は生活習慣による影響です。喫煙や飲酒などの生活習慣の違いによって、薬が通常の量では効きにくかったり、逆に少しの量でも効きすぎてしまったりと薬の効果に差が出てくることもあります。例えばぜんそくの薬であるテオフィリンを内服している人がたばこを吸うと薬の効きが悪くなります。また、お酒を飲んで睡眠薬を飲むと薬が効きすぎてしまいふらつきや朝まで眠気が残ってしまうことがあります。

3つ目は他の薬や食品による影響です。血液さらさらの薬ワーファリンが納豆・青汁・クロレラとの相性が悪いことは有名ですよね。その他にもグレープフルーツや健康食品のセイヨウオトギリソウ、市販の胃薬やカルシウム剤を一緒に飲むことで薬の吸収が悪くなってしまう組み合わせもあります。

同じ薬を処方されていても効果は人それぞれです。入院時に色々と質問させていただくのには、このような薬への影響がないかを確認するためでもあります。飲み合わせなど気になるようでしたらお気軽に薬剤師へご相談下さい!

薬剤部 A

ご寄贈ありがとうございます。大切に活用いたします。

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

12月末、特定非営利活動法人アムダを通じて日本技研工業株式会社様よりチャック付きポリ袋を寄贈いただきました。

当院では、このチャック付きポリ袋は入院患者さんの薬を1回の服用分毎にセットするために使用しています。

日々の業務になくてはならいものですので、大変助かっております。
大切に活用致します。

 

秘書広報課

 

※個人情報に配慮し一部画像を加工しています。

ケアセンター ショートステイのお正月

寒さ増し、新型コロナの感染が増えるなか、新しい年を迎える事が出来ました★★
さて、ショートステイ毎年恒例の初日の出をご利用の皆さんと拝みました(‘ω’)ノ
初日の出の瞬間に「わー!!」と歓声が上がり、より良い1年になりますように
とお願いしました!(^^)!

 

☆1月11日には新年会を開催いたします☆彡
今年は写真の顔出しパネルを職員が作成し、ご利用の皆さんの写真を撮って飾り、笑顔あふれる写真がいっぱいでショートステイが明るくなっていまーす!!
毎月皆さんに楽しんでいただける行事会を考え、くつろげて安心して過ごせるショートステイをモットーに今年も職員一同頑張りますので宜しくお願い致します( ^)o(^ )

                    Kショート O

1月16日(土)午前11時25分~12時 KSB5チャンネルで放送される「Newsジェニック」で倉敷平成病院総合美容センタ―華山医師がマスクによる肌荒れについてリモート取材を受けました

Newsジェニック」は、岡山・香川のNew(新しいモノ・コト・スポットなど)を特集や中継で紹介するほか、最新のニュース、お天気・イベントなど気になる週末の動きもフォローする番組だそうです。

1月16日(土)放送の特集は「マスク生活を楽しむためのコツ」。マスクの中の肌トラブルについて専門医の立場からということで、華山博美医師が取材を受けました。

感染対策に配慮し、12月中旬にリモートでの取材となりました。

時間は約90秒の予定ということです。是非ご覧ください。

秘書広報課

第30回看護セミナー動画第3弾公開しました

カテゴリー: お知らせ, 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

『第30回看護セミナー『人生観・価値観に寄り添い最善を考える~「もやもや」を感じた事例における臨床倫理検討会からの学び~』の第3弾動画を本日より公開いたしました。

第3弾は以下の3演題となります。
事例6「最期の一口に寄り添えなかった事例を振り返る」
事例7「本人の意思を尊重した退院支援を考える」
事例8「健康管理とQOLの両立に関するジレンマ」
是非ご視聴下さい。

冬の朝は高血圧「モーニングサージ」に注意!~糖尿病療養指導士より~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

冬本番、寒い日が続いています。この時期は風邪やインフルエンザ、コロナウイルスだけでなく高血圧にも注意が必要です。

夏と比べると、冬の方が血圧が上がる人が多いのですが、これは血圧を調節する交感神経が刺激されて血管を収縮させることが主な原因です。

加えて、冬は鍋物など塩分の多い食事が増えること、発汗が少なく、運動不足になりがちで体重が増えることも血圧上昇の要因となります。

その中でも特に、冬は朝に血圧が上昇する「モーニングサージ」により心筋梗塞や脳卒中など脳心血管疾病を起こす可能性が高まると言われています。

モーニングサージは、「血圧サージ」(あるタイミングで血圧が急変動を起こすこと)といわれるものの1つです。

健康な人にはゆるやかな血圧の日内変動があり、朝は高くなり夜に低くなりますが、朝目覚める前後に急激に血圧が上がるのがモーニングサージです。
正常血圧の人に比べると、日中に血圧が高い人は脳卒中や心筋梗塞のリスクが1.46倍、しかし日中は正常にもかかわらず朝だけ血圧が高い人は2.47倍であることが報告されています。つまりモーニングサージは普段測る血圧が正常な人にも起こる可能性があり、命かかわる病気のリスクが高まるため、特にこの冬の時期には注意が必要なんです。

自分が「モーニングサージ」かどうかは、家庭で血圧を測定することである程度知ることができます。夜寝る前に落ち着いた状態で血圧(収縮期血圧)を測定し、翌朝目を覚ましたとき、動き出す前の血圧(同)を測定します。これを数日間くり返し、その平均値から夜と朝の差をみて、血圧の差が55mmHg以上あるとモーニングサージです。
夜も朝も計るなんて無理!と言う方は、まず朝の血圧を測りましょう。起床して1時間以内、食事の前、トイレを済ませた後に測ります。寒さに耐えながら測定するのではなく、室内は温めておきましょう。

少し心配になった方は、モーニングサージを防ぐ工夫をしましょう。

温かいところから急に冷たい場所へ移動すると毛細血管が詰まり血圧が上昇

します。冬の朝は布団の中で手足を動かし、身体を温めてから布団から出たり、ゴミ捨てや新聞をとりに外へ出るときは近くても厚着をしましょう。入浴時に脱衣所を温めるのはもう有名ですが、朝のトイレも油断できません。冷え切ったトイレで排便しようと力むと、血圧は30~50mmHgも上がることもあると言われています。

また、ストレスを感じた時も血圧は上がるので、早朝のケンカや慌てての車の運転も、しなくて済むなら避けられるよう、時間に余裕を持って過ごしましょう。

高血圧は「サイレントキラー」といわれるほど自覚症状がなく進行します。糖尿病がある方は必然的に高血圧にも気をつけなければいけません。血圧測定から始めましょう。

糖尿病療養指導士 管理栄養士 A子

 

ドリーム新年会

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

昨年はコロナ渦でいろいろな行事や催し物が中止になり、寂しい1年になりました。コロナ、コロナと言いながら、気づけば年末になり、そして、お正月に…。楽しみにされていた年末年始の外泊や外出も控えられ、いつもと違う静かなお正月だったように思います。そんな中少しでもお正月気分を感じて頂きたいと考え、ソーシャルディスタンスを保ちながら、1月4日に新年会を開催しました。

初詣として、デイサービスドリームの横にある『ドリーム神社』にて、巫女さんからのありがたいご祈祷を受けました。毎年恒例となっていますが、このご祈祷がないと一年が始まらない! 「コロナ渦の中でも毎日元気で笑って生活ができますように。コロナが早く収束しますように。えいっ!」
ご祈祷のあとは、おみくじを引きました。他の人が引いている時もドキドキしながら見守り、みんなで今年を占いました。

続いて、2021年の抱負について、それぞれの決意表明です。
『コロナが終息したら出掛けたいから、頑張って身体を動かす!』『デイサービスに休まず通う』『毎食後に歩いて、血糖値を下げる』など、記されていました。職員も皆さんに負けずに目標を持って頑張ります!!

続いて、【これな~んだ?】ゲームをしました。ゲームの内容は、目隠しをしたままスプーン一口分の食べ物を口に入れます。その一口で、それが何かを当てるゲームです。簡単そうですが、意外と難しく、4人中1人当たれば良い方でした。ちなみに、問題となった食べ物は、・鰹節・豆腐・ヨーグルト・チーズ・きゅうりの5種類。『食べたことある気がするけど、なんだっけ?』や『こんな味食べたことない』など、実際はよく知っている味でも、目隠しで食べると難しいようです。地味ですが、なかなかの盛り上がりで、新年初笑いをして頂けました♪
最後に新年最初のおやつです。
とろとろで身体がぽっかぽかになる抹茶かたくり&ミニどら焼き。
とっても喜んで頂けました。

デイサービス ドリーム、今年もしっかり笑ってしっかり身体を動かし、コロナに負けずにいきいきとした生活を送れるよう、お手伝いさせて頂きます!
デイドリーム 看護師 Y

新自主トレ・血圧記録用紙について

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様、明けましておめでとうございます。どうぞ本年もよろしくお願い致します。
さて、毎月利用者様に配布している自主トレ兼血圧記録用紙(以下、自主トレ用紙)を昨年11月よりリニューアルしました。今回はリニューアルさせていただいた経緯や目的について、お伝えをしていきたいと思います。
予防リハビリでは、ご利用いただいている皆様がご自身の目標へ向かって前進し、生活のセルフコントロールができることを目指しています。これまでの様式では、血圧測定結果と合わせて記載していただいていた自主トレーニング(以下、自主トレ)について、内容の把握が十分にできていませんでした。そこで、目標を達成するためにはまずご利用者様の自主トレ状況の把握や、それを自己管理ができることが大事なことではないかと考え、リニューアルすることとなりました。
新たな自主トレ用紙では、皆様の日ごろの活動内容を数値化することにより、皆様が自宅での運動量を「見える化」することができるようになりました。また、厚生労働省が推奨している「+10(プラステン)」という運動施策の要素も取り入れました。「+10(プラステン)」とは、今より1日10分多く身体を動かすことで健康寿命を延ばすことができるという、至ってシンプルなものです。日頃から身体を動かすことで、糖尿病・心臓病・脳卒中・癌・ロコモ・うつ・認知症などになるリスクを下げることが出来ると言われています。(※身体を動かす時間は少しずつ増やし、体調が悪い時は無理をしないようにしましょう!)
新たな自主トレ用紙には、皆様が日常で取り組まれている運動や活動(家事動作や家庭での役割など)が実施できたかどうかを、その日ごとに記載していただいています。例えば、筋力強化トレーニングやストレッチ(柔軟性の改善)は1種類1点と計算していただき記載をしていきます。日常生活の中で今よりも10分身体を動かすために、①今できていることの回数を増やす②今はしていないことでもできそうなことに挑戦するといった方法があります。皆様が日々の運動や活動を増やすことができるよう、スタッフもサポートしています。
11月より始まったばかりの取り組みのため、まだ慣れず、戸惑いを感じられている方もおられますが、継続することで月毎の点数の比較も可能となります。楽しく取り組み、運動・活動量の増加を実感していただければと考えています。ブログをお読みの皆様もぜひ1日10分多く身体を動かし、一緒に健康寿命を延ばしていきましょう!!

【参考・引用文献】
厚生労働省、e-ヘルスネット アクティブガイド
公益財団法人長寿科学振興財団、健康長寿ネット

予防リハビリでは、様々な取り組みを通して利用者様の健康維持・向上を目指しています。
見学は随時受け付けておりますので、興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128  相談担当:大段(おおだん) 営業時間:9:00~17:00
予防リハビリ 介護福祉士O

 

当院の言語聴覚士3名が「失語症者向け意思疎通支援者指導者」の認定を取得し活動を行っています

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

失語症者向け意思疎通支援者は、失語症者に対して日常生活で必要な買い物・書字記入などコミュニケーションを必要とする場での意思疎通支援を行い、失語症者の社会参加を促進する市町村サービスです。

意思疎通支援サービスは平成27年に、厚生労働省より支援事業に追加されたものです。
この失語症者向け意思疎通支援者を養成するにあたり、失語症者向け意思疎通支援者指導者を各県に配置する必要があるため、厚生労働省と日本言語聴覚士協会の共同事業として指導者養成研修が開催され、県から指名を受け当院では言語聴覚士3名が研修を修了し、指導者となりました
岡山県では全6名の指導者がおり、この6名で、講義12時間、実習28時間の失語症意思疎通支援者の養成講座を市町村より委託を受け、運営しています。
この事業は業務時間外となりますが、大変やりがいのあるものです。

初開催となった令和元年度は、県南会場のみの開催で計21名が養成講座を修了しました。
令和2年度はコロナ禍で、会場とzoomでのハイブリッド型の開催となりましたが、県南・県北会場に分かれ、計29名に講義を実施しました。実習は、来年度に持ち越しとなりました。

令和3年度より開始予定の事業では、この養成講座を修了した者は失語症者向け意思疎通支援者として失語症者の要請を受け、実際に派遣される予定となっています。

この新しい支援制度についてご説明してまいります。よろしくお願いします。

言語聴覚士 平垣

低温やけどに気を付けましょう

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

今、倉敷平成病院は増改築工事をしています。救急外来、外来、処置室など新しくなっていますが、生理機能検査室も1月下旬から新しい生理機能検査室に引っ越しとなります!
新生理機能検査室は外来処置室のお隣に移動するので、今の生理機能検査室より外来から少し近くなります。広くなるわけではありませんが、新しい綺麗な検査室で仕事ができると思ったらとても楽しみです。

さて、みなさん年末年始はどのように過ごされましたか?
今年の年末年始はおうちでゆっくりされたという方が多いのではないでしょうか。わたしは寒い時はほとんどこたつに入っていて、一度入ってしまったらなかなか出てこられません。暖かくてついつい長時間入ってしまいますが、実はこたつは危険なものでもあるのです。今日は、今の時期に気をつけなければならない低温やけどについてご紹介します。
みなさんもカイロや電気カーペットなど、温かいものに長時間触れ続けてヒリヒリしたり赤くなってしまったりしたことはありませんか?そのヒリヒリや赤みは低温やけどを負ってしまっているかもしれません。症状が見た目にはわかりにくく、痛みを感じづらいことがあるので軽傷と勘違いしがちですが、普通のやけどとは違いじわじわと皮膚の深部までダメージを受けてしまったという場合もあるので注意が必要なのです。特に、皮膚の薄い高齢者、麻痺のある人、糖尿病などで手足の循環が悪い人など、自分で温度をコントロールできなかったり、熱さを感じにくい人は低温やけどを負いやすいと言われています。
こたつや電気カーペットはタイマーをセットするようにしましょう。
そして、自分で熱いと伝えられない高齢者や乳幼児では周りの家族が気を付けることが大切です。もし低温やけどになってしまったら、すぐに常温の水道水などの流水で冷やし、自己判断で済ませずに早めに病院を受診するようにしましょう。

気がつかないうちに重症化!「低温やけど」の対処法と注意点|ココカラクラブ より引用

臨床検査部 A.N

「倉敷老健へのルート案内」YouTubeに動画アップしました

カテゴリー: 倉敷老健, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

「倉敷老健へのルート案内」をYouTubeに動画アップしました。

駐車場(倉敷平成病院正面玄関)から倉敷老健へのルート案内です。
倉敷老健へお越しの際にご参考にしていただければ幸いです。

駐車場から倉敷老健まで徒歩約2分
(2021年1月現在)

秘書・広報課

栄養科通信Vol.161「2月1日は『フレイルの日』~サルコペニア・フレイル指導士に合格しました~」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態、つまり筋力などが低下し始め、心身が弱ってきた状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずに元気な状態に戻れる可能性があります。

「フレイル」と2(ふ)、0(れ)、1(い)の語呂合わせから、日本老年医学会、日本老年学会、日本サルコペニア・フレイル学会と連携し、2月1日が「フレイルの日」と制定されたのをご存知ですか。
2020年4月から、75歳以上を対象に生活習慣や認知機能などをチェックする『フレイル健診』が実施され、国のフレイル対策が本格的に始まるなか、対象となる人だけでなく、あらゆる世代に認知度を高める必要があります。

そこで、「サルコペニア・フレイル指導士」という資格制度が出来ました。
高齢者が自立して生活できる健康寿命を延ばすために、サルコペニアやフレイルの評価に加えて、それぞれの専門性を生かした適切な評価を行い、多職種と連携しながら運動や栄養、環境や習慣に指導介入計画を立案し、安全に実施していくことを目的としている、できたばかりの資格です。

私も講習に参加し、WEBテストを受けて試験に合格しました。
現在は暫定認定期間ではありますが、しっかり勉強して本認定を受け、皆さんのフレイル予防のお役に立ちたいと思っています。

管理栄養士 A子

第30回看護セミナー動画第2弾公開しました

カテゴリー: お知らせ, 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

『人生観・価値観に寄り添い最善を考える~「もやもや」を感じた事例における臨床倫理検討会からの学び~』をメインタイトルに第30回看護セミナーを動画配信にて開催いたします。

第2弾は以下の3演題となります。
事例3 入居者の安全確保に感じるジレンマ
事例4 患者・家族の思いを汲んだ意思決定支援を考える
事例5 ケアの公平性にジレンマを感じた事例

是非ご視聴下さい。

“あなた”へ送りたい本です

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。今回は認知症疾患医療センターにあります『認知症になっても人生は終わらない―認知症の私が、認知症のあなたへ贈る言葉―』(著:認知症の私たち2017)という貸出本をご紹介いたします。

この本は認知症と診断されたご本人によって作られている本になります。本の中には『届け、私たちの声!』と題し、直筆で書かれたものが掲載されています。続いて『認知症の私から認知症のあなたへ』との題で、認知症と診断されたご本人が贈りたい温かいメッセージが書かれています。最後に『私のホンネ』とのことでご本人の素直な気持ちが書かれています。

相手の立場になって考えるというのは難しいことです。実際に経験していないとなると、なおさら難しいですよね。認知症という現代の医学では治すことができない病気の診断を受けたご本人が、その日、その時期を乗り越えて、贈りたい言葉が多く書かれています。
『認知症のあなたへ贈る』とのことですが、これはご本人だけではなく、ご本人に関わる方にもぜひお読みいただきたい1冊です。というのが、先述したとおり、相手の立場になって考えるというのは難しいことです。この本からご本人と関わる上で、こう思っているのかもしれない、考えているのかもしれない、と気づけるヒントが書かれているかもしれないからです。また、悩んでいるご本人の手助けとなる1冊になるもしれないからです。100ページほどの本ですが、比較的文字も大きく読みやすいのでお時間があるときにぜひお手に取ってみてください。

最後に、私が印象に残った言葉をご紹介します。それは『認知症の私から認知症のあなたへ』の中で書かれています、『まだ出来る。そんな思いで生きている。』です。“病気になったから出来ない”と決めつけてしまってはいませんか?決めつけていなくても、ご本人を助ける意味で自然と決めつけているようになってはいませんか?何かが難しくなったときには、少し視点を変えて物事を見ると、今まで見えていなかったものが見えるかもしれません。
まだ出来ると思えなくても、“まだ出来るかもしれない“と視点を変えて、何かに取り組んでみるのはいかがでしょうか。

認知症疾患医療センターには他にもご本人が書かれた本があります。お時間がありますときに、ぜひ覗いてお好きな本を探してみてください。

精神保健福祉士 A

 

まちをつなぐもの

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
皆様お正月はいかがお過ごしでしたか?例年とは違い、家族の集まりや外出を自粛された方が多かったのではないでしょうか?早くコロナウイルスの流行が落ち着き、平穏な日々が戻ってくることを願っております。

さて、先日見た映画の中から訪問診療をテーマにしたピア ~まちをつなぐもの~という作品を紹介させてください。

<あらすじ>
病気で倒れた父親の医院を継ぐために、大学病院をやめざるを得なくなった若手医師は、父親の要望で渋々訪問診療もはじめる事になる。しかし、大学で先端医療の研究を志していた主人公にとって、地域の患者やその家族達の医療にはなかなか関心を持てないでいた。それに加えて医師のプライドもあり、ケアマネジャーや介護福祉士など他の職種との連携も積極的にとらず、やがて地域医療の中で孤立していくようになる。そんな中、訪問診療に行ったある患者家族との出会いによって、医師としての考え方が大きく変わっていくことになるのだった・・・。

軽い気持ちで見た映画でしたが、独居で認知症を患う方、末期がんの方の自宅での看取り、延命治療についてなど、地域医療について分かりやすく丁寧に描かれており、心温まる感動作でした。
また、ここで登場するケアマネジャーが在宅で生活する患者さんそれぞれの思いに寄り添い熱く奮闘する姿を見て、改めて初心を思い出し、自分の日々の業務を振り返ることができました。

医療関係の方も一般の方にも是非見て頂きたい作品です。

 

謹賀新年

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今年はコロナの関係で静かな年末年始を過ごしました。皆様も、同じだと
思います。自粛生活、まだまだ続きそうですね。気を引き締めていきましょう。

さて、倉敷老健玄関には毎年立派な門松を立てています。
日本の昔ながらのお正月には「新しい年が明けておめでたい」という意味だけではなく
この時期にそれぞれの家へ訪れるとされる神様をお迎えして、おもてなしをするという
意味合いの習慣がいくつもあります。
正月飾りの中でも、門や玄関前に飾る門松は、年神様が家へ尋ね入るにあたっての
目印だとされています。
一年中落葉しない松、成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し、年始にふさわしい梅と
3つの縁起物が用いられます。

今年も年神様を倉敷老健へ迎え、入所されている皆様、ご家族様が健康で心穏やかに
過ごせますよう職員一同心よりお祈り申し上げます。
コロナに負けないぞ!

倉敷老健 KM

丑年

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。
今年は丑年ですが、丑年は先を急がず一歩一歩着実に物事を進める事が大切な年だと言われています。私達も昨年に引き続き、焦らず確実にできる限りの新型コロナ感染対策に取り組み診察をおこなっていきますので、どうぞ本年もよろしくお願いします。

さて牛と言えば牛乳ですが、牛乳には歯にとってとても優れた食品でもあります。
牛乳の代表格はやはり「カルシウム」だと思います。カルシウムには骨はもちろん
歯も強くするため、コップ一杯で一日に成人が必要とされるカルシウム量の3分の1を摂ることができるので、とても効率が良いといわれています。

また最近では「リカルデント(以下CPP-ACP)」という言葉を耳にすることがあるかもしれませんが、これはもともと牛乳由来の成分でもあります。
このCPP-ACPは虫歯の初期症状の脱灰を抑制し、溶け出した歯の表面のエナメル質を構成するリン酸カルシウムを取り戻す再石灰化や、溶けにくい歯質にする耐酸性により歯を丈夫に健康にする力があると言われています。
最近はこのCPP-ACP配合のガムや牛乳も販売されていて、虫歯予防や口内環境を
整えるということで注目されています。特に牛乳は今の寒い時期、ホットミルクとして飲んでも成分的には問題ないそうなので、ぜひ機会がありましたら飲んでみてください。

これから寒さが益々厳しくなりますが、新型コロナウィルス、インフルエンザ共にしっかり予防、感染対策をしていき、素敵な1年となりますようお祈り申し上げます。

歯科 k