カテゴリー別アーカイブ: 薬剤部

薬の名称には意味がある?

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現在、薬剤部にて薬剤師の業務補助として働いております。仕事の一つとして、卸業者から薬を仕入れ、それを薬の棚に保管する仕事があります。そんな業務を通して薬の名前などを自然と覚えるようになりました。

私事ですが、子供がアトピー性皮膚炎を患っています。冬の時期は乾燥もあり、皮膚のかゆみがひどくなると、皮膚科の先生から『リンデロンV』を処方されました。そのときはあまり気にしていなかったのですが、薬剤部で扱っている薬の中に「たしか『リンデロンVG』(以下、『V』『VG』)っていう名前の薬も確かあったような… 『G』がつくのとつかないのでは何か違いがあるのかな?」と、ふと疑問に思いました。

そこで、『V』と『VG』の名前の違いは何がちがうのか、これらの薬の組成されてるものを調べてみました。

 

リンデロンV(軟膏)  ベタメタゾン吉草酸エステル

リンデロンVG(クリーム)  ベタメタゾン吉草酸エステル ゲンタマイシン硫酸塩クリーム

 

このように、ベタメタゾンの『V』とゲンタマイシンの『G』という頭文字をとっており、ベタメタゾンとはステロイド剤のひとつで炎症を鎮めるはたらき、ゲンタマイシンには抗真菌作用があることがわかりました。『V』だけなのか、それとも『VとG』両方配合されているのか、ということを表していました。そのときの疾患の状況により処方される薬が違うのだということもわかりました。

これから、これらの薬が処方されることがあれば、皮膚の状態をどう判断され、何を処方されたのかが、自分でも少しはわかるなと勉強になりました。

薬の名称にもちゃんと意味があるものなのですね。

薬剤部 ガンガン

糖尿病治療と「ケトアシドーシス」について

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日本糖尿病学会から、SGLT2阻害薬について、「周術期におけるストレスや絶食により、ケトアシドーシスが惹起される危険性があるため、手術が予定されている場合には術前3日前から休薬し、食事が十分摂取できるようになってから再開する」と2020年12月に提言されてから1年が経過しました。「ケトアシドーシス」というのは、どのような状態のことでしょうか。

まず、「糖尿病性ケトアシドーシス」は、糖尿病の高血糖性の急性代謝失調で、インスリンが不足した場合や、コルチゾールやアドレナリンなどのインスリン拮抗ホルモンが増えてインスリンの作用が弱まった場合などに発症します。インスリンの作用が弱まると血液中のブドウ糖を利用できなくなり、代わりに脂肪酸を分解してエネルギーをつくり出す仕組みが身体に備わっています。これにより、脂肪酸の分解副産物である「アセト酢酸」、「β-ヒドロキシ酪酸」などのケトン体が血液中に増え、ケトーシスという状態になります。ケトン体は酸なので血液が酸性に傾き、「ケトアシドーシス」と呼ばれる状態を引き起こします。1型糖尿病ではインスリンがもともと体内で不足しているので「ケトアシドーシス」の発症リスクが高く、「糖尿病ケトアシドーシス」は1型糖尿病に多くみられる代謝異常です。

一方、「SGLT2阻害薬」は、2型糖尿病の治療にも使用される薬です。尿中に一度排泄されたブドウ糖の再吸収を抑制するので、血液中のブドウ糖を尿と一緒に体外に出して血糖値を下げる作用があります。食事を摂れない状態では、尿中へのブドウ糖排泄が促進されるために体内のブドウ糖が不足し、代替エネルギーを作り出すために脂質代謝が亢進するので「ケトアシドーシス」が引き起こされます。「SGLT2阻害薬」服用中は、薬の作用により血糖値が高くならないので、「正常血糖ケトアシドーシス」が起こり、気づくのが遅れることがあります。この場合は、治療初期から十分なブドウ糖とインスリンの補充が必要です。

「ケトアシドーシス」の主な臨床症状は、悪心、嘔吐、食欲減退、過度の口渇、倦怠感などです。このような初期症状を知っておき、異常があれば、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。日常生活においては、「シックデイ」と呼ばれる、発熱や嘔吐下痢を発症した状態のときには注意が必要です。また、過度の糖質制限ダイエットにも注意が必要です。

ただし、「SGLT2阻害薬」が特別に危ない薬ということではありません。1型糖尿病にも使用できる、体重を減少させる、心不全による死亡率を低下させる、慢性腎不全の進行を遅らせる、など、新しい効果も解明されて多くの患者さんに恩恵があります。もともと糖尿病はブドウ糖の代謝異常ですから、食事や運動といった生活習慣とは密接な関係があり、すべての薬で特徴や注意が異なります。まずは、自分の薬を理解すること、そして、正しい生活習慣を送り、特に冬場は感染症などによる体調変化に注意することで、危険な状態を回避できます。私たちと一緒に、糖尿病治療に取り組みましょう。

薬剤師 いっちー

予防接種(ワクチン)について

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11月も半ばを過ぎ、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。体調を崩していませんか?

今日は予防接種(ワクチン)についてお話したいと思います。

予防接種は、様々な病原体(ウイルスや細菌など)に対して免疫を持たない方への免疫を与える効果、あるいは免疫の増強効果(ブースター効果)を目的に行われるもので、感染予防、発病予防、重症化予防、感染症のまん延予防、感染症の排除・根絶等を目的として行われます。

 

<代表的なワクチンの種類>

①生ワクチン:おたふくかぜワクチン、水痘ワクチン、麻疹ワクチン、風疹ワクチン

②不活化ワクチン:インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン

③メッセンジャーRNAワクチン:新型コロナウイルスワクチン

 

<異なるワクチンを接種する場合の接種間隔>

2 種類以上のワクチンを同時接種または近い時期に接種する場合には、下のような接種間隔で行うことが定められています。

・生ワクチン⇔生ワクチン:27日以上あけること

・生ワクチン⇔不活化ワクチン:間隔に関する規定はない

・不活化ワクチン⇔不活化ワクチン:間隔に関する規定はない

・新型コロナワクチン⇔他のワクチン:14日以上あけること

 

最近では新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、厚生労働省が12月1日から開始することを正式決定したようです。接種間隔は原則、「2回接種の完了から8カ月以上後」が目安とされていますが、感染予防効果から「2回目から少なくとも6カ月後」の接種も可能となるようです。※現在当院での新型コロナウイルスワクチン3回目接種予定は対応検討中です。

参考文献:予防接種に関するQ&A集2020(一般社団法人 日本ワクチン産業協会)

寒暖差アレルギー

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一日の寒暖差の大きい季節の変わり目の時期ですが、鼻がムズ痒かったり、くしゃみが止まらなかったりしませんか? 寒暖差によって起きる鼻炎の症状を「寒暖差アレルギー」といいます。
医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、温度差が刺激となって鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることで引き起こされると考えられています。

一般的なアレルギー反応と異なるため、寒暖差アレルギーのみを対象にした薬は販売されていませんが、抗アレルギーの内服薬やステロイドの点鼻薬などを用いることがあります。症状が軽い場合は市販のお薬でもコントロールできますが自己判断には注意が必要です。医師や薬剤師にお気軽にご相談下さい。

また寒暖差アレルギーの症状は、寒暖差がなくなれば自然と落ち着く場合がほとんどです。コロナウイルスの感染対策の面からマスクが手放せない日々が続きますが、マスクは鼻の粘膜に感じる温度差をできるだけ小さくするため寒暖差アレルギーにもとても効果的です。

その他にも栄養バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠をとり温度差による刺激に左右されない体づくりを目指しましょう。

引用: https://kenko.sawai.co.jp/theme/201911.html

薬剤部 YS

ドーピング

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9月になり秋を少しずつ感じられるようになってきました。先日東京オリンピック・パラリンピックも閉幕しましたね。たくさんの熱戦に胸を打たれました。今回はオリンピックにも関係の深いドーピングについてお話ししたいと思います。

ドーピングとは、スポーツでの競技能力を高めるために禁止物質を使用することを言います。アンチ・ドーピングのルールにおいて、スポーツの中で禁止されている物質と方法が定められており、1年に1回その物質や方法は更新されています。これらは全世界、全スポーツ統一のルールです。ただし、スポーツに参加する選手は全ての薬剤の使用が禁止されているわけではなく、禁止物質・方法に該当しないものであれば使用することができます。よって、風邪を引いたとき、けがをした際にはしっかりと薬の成分まで確認する必要があるのです。

では禁止されている物質とは具体的に何があるでしょうか。

例えば総合感冒薬に含まれることのあるメチルエフェドリンやプソイドエフェドリン、気管支喘息治療薬に含まれるβ2刺激作用という働きをもつ薬剤、口内炎に使用するデキサメタゾン口腔用軟膏、麻黄を含む漢方薬などが禁止物質に該当します。常に服用を禁止されているものや競技中のみの服用が禁止されているもの等、物質により細かな規定はありますが、服用することでドーピングとされてしまう薬剤は意外と身近な薬剤にも含まれています。

皆さんもぜひお近くにのドラッグストア等で薬を購入する際には、それらの薬の中に含まれている物質名にも注目して見てみてください。また、特にスポーツをしている方は薬を服用される際、お近くの薬剤師まで禁止物質に該当しない薬剤かどうか必ず相談してくださいね。

参考サイト:日本アンチ・ドーピング機構HP

 

薬剤部MK

虫刺されについて

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暑い時期が続き、虫さん達もまだまだ活発に活動しています。虫に刺されると当分痕が残ってしまうため、原因や治療法を知りたいと思い調べてみました!

虫刺されの皮膚症状には、大きくわけると「痛み」と「かゆみ」があります。
「痛み」には、虫が皮膚を刺したり咬んだりすることによる物理的な痛みと、皮膚に注入される物質の化学的刺激による痛みがあります。
「かゆみ」には、虫の刺咬を受けた直後からかゆみ、発赤、ジンマシンなどが出現し、数時間で軽快する即時型反応と、虫の刺咬を受けた1~2日後にかゆみ、発赤、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現して、数日~1週間で軽快する、という遅延型反応があります。
これらの反応は、虫に刺された頻度やその人の体質によって症状の現われ方に個人差が大きいのが特徴です。

何かに刺されたらまずこすらず冷水で洗い、よく冷やします。
蚊による虫刺されなど軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科を受診するのがよいでしょう。特に毛虫、ムカデやハチなどによる虫刺されはかゆみが強く、症状が長引きます。掻いてしまうと細菌による二次感染を起こしたり、痕が残ったりすることがあるので、掻く前に充分な強さのステロイド外用剤を使ってしっかり炎症を抑えるのが早くきれいに治すための近道です。

虫刺されを予防するには、まずは虫に刺されない対策が必要です。室内での被害を防ぐためには、定期的に掃除する、燻煙剤を活用するなどして、ダニやノミの発生を防ぎましょう。外で活動をする時には、注意すべき虫などの情報を収集し危険を避ける、虫よけスプレーや蚊取り線香など虫よけグッズを活用する、肌の露出を少なくするなど、虫に刺されないように対策をとりましょう。

薬剤部 NM

感染制御認定薬剤師試験に合格しました

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先日感染制御認定薬剤師試験があり合格の通知を受けました。
感染制御認定薬剤師とは、感染制御に関する高度な知識、技術、実施能力により、
感染制御を通じて患者が安心・安全で適切な治療を受けるために
必要な環境の提供に貢献するとともに、
感染症治療に関わる薬物療法の適切かつ安全な遂行に寄与することを目的としています。

現在当院では2名が感染制御認定薬剤師を取得しており、私は3人目となります。
実際に院内ではICD(infection control doctor)や感染症認定薬剤師を中心に看護師、
臨床検査技師などと抗菌薬適正使用支援チーム(AST:Antimicrobial Stewardship Team)で活動を行っています。
AST活動は感染症の治療効果を高め、耐性菌の出現を押さえるためることを目的としており、
当院では2012年10月より活動を開始しています。

感染制御認定薬剤師は入職後取得したかった資格の一つであり、
私はASTの一員としてAST活動に携わらせて頂き、さまざまな症例を経験することが出来ました。
しかし、感染症治療において専門的な知識がより求められていると感じると同時に、
知識の乏しさを痛感することが多々ありました。
そのためこの資格を取得するにあたり、経験したこと、学んだことを活かし治療に対する意見を述べることや、
抗菌薬を提案することも徐々に増えていくことが出来ました。

新型コロナウイルスの流行もあり、感染症は今では世界各国で問題となっている疾患でもあります。
この資格を活かし、今後も薬剤耐性対策、院内感染対策に勤めていきたいと思います。

薬剤部 AAA

温故知新

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「子曰、温故而知新、可以為師矣(子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし)」
中国の思想家孔子が述べた言葉です。
この言葉から生まれた四文字熟語に「温故知新」という言葉があります。
昔のことを研究し、そこから新しい考え方や知識を得るということを意味します。

薬の世界にも、温故知新の精神から生まれた概念があります。
それがドラッグリポジショニング(Drug Repositioning)です。

ドラッグリポジショニングとは、ヒトでの安全性と薬物動態(=薬が体の中でどのような動きをして、変化していくかの過程)が既に確認されている既存の医薬品、あるいは、世の中に出回る前に開発が中止となってしまった薬剤から、新たな薬効を見つけ出し、実用化につなげていこうという研究手法のことを言います。

以前のブログ(2019年7月13日)でも紹介しましたが、創薬(=新しい薬をつくる)の成功確率は3万分の1です。そして、このたった1つの薬の誕生には9~17年といった膨大な時間と、200~300億円といった膨大な費用がかかると言われています。

世界経済の見通しの暗さや医薬品の承認審査(=新薬の有効性や安全性を確認する過程)の厳格化などが影響し、近年、承認される新薬の数が年々減少しています。
そんな中、創薬に求められていることは、「低コスト」と「安全性」なのです。

そこで、近年注目されるようになったのがドラッグリポジショニングです。
ドラックリポジショニングでは、基本的な安全性が既に確認されている医薬品を用いるため、一部の非臨床試験を行わずに臨床試験へと進むことができます。また、新しい医薬品をゼロから開発する必要がないため、開発費用を大幅に抑制することができます。
つまり、「低コスト」で「安全」な手法なのです。
既に、多数の薬剤がドラッグリポジショニングによって誕生しており、最近では、新型コロナウイルス感染症治療薬開発においても、ドラッグリポジショニングが注目されています。

薬剤部 H.N

夏の日差しに備えて

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5月に入り、暖かくなってきましたね。日差しも強くなり、日傘や日焼け止めが必要な季節となってきました。紫外線は3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えるそうです。

紫外線は、波長の長さによってUVA(紫外線A波、400〜315nm)、UVB(紫外線B波、315〜280nm)、UVC(紫外線C波、280nm以下)の3つに分類されます。UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届きません。私たちの肌に悪影響をもたらし、日焼けの原因となるのは、UVAとUVBの2つであり、それぞれ肌への作用が異なります。
UVAは地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めます。波長が長く、家の中、車の窓ガラスも透過して肌にも到達するため「生活紫外線」とも呼ばれます。UVAを浴びると、肌はゆっくりと黒くなり、シワやたるみを引き起こします。UVBは波長が短く、屋外での日焼けの主な原因となるため「レジャー紫外線」とも呼ばれます。たくさん浴びてしまうとすぐに赤く炎症を起こし、メラニンをつくり、シミや色素沈着の原因になります。

日焼け止めのパッケージで「SPF」、「PA」という表示をよく目にするかと思います。
「SPF」とは・・・シミ、ソバカス、皮膚がんの原因となるUVBの防止効果を示しています。「日焼け止め化粧品を塗った場合、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると、翌日に肌がかすかに赤くなるか」を示しており、数値が高いほど防止効果があります。
「PA」とは・・・しわやたるみの原因となるUVAの防止効果を示しています。PA+、PA++、PA+++、PA++++の4段階があり、「+」が高いほど防止効果があります。

SPF、PAの高いものほど日焼け止め効果は高いですが、必要以上に効果の高いものは肌に負担がかかってしまい、肌トラブルの元となります。特に、敏感肌や乾燥肌の方は注意が必要です。生活シーンに合わせて日焼け止めを選ぶことが大切です。また、日焼け止めだけに頼らず、外出時には日傘や帽子、サングラスを使うことも効果的です。環境省が発行している「紫外線保健指導マニュアル」では、「生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方」が下記のように提案されています。

・散歩やちょっとしたお買い物などの日常生活・・・SPF10前後、PA+~PA++
・屋外での軽いスポーツやレジャーなどの活動・・・SPF20~30、PA++~PA+++
・炎天下でのお出かけやマリンスポーツなど・・・SPF30~50以上、PA+++~PA++++
このように、生活シーンによって日焼け止めを使い分けることが、肌に負担をかけず上手に日焼けを防ぐコツです。ぜひ参考にしてみてください。

薬剤部 KF

糖尿病療養指導士

カテゴリー: 糖尿病療養指導士, 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

糖尿病療養指導士とは、糖尿病治療にもっとも大切な自己管理を患者さんに指導する医療スタッフのことで、幅広い専門知識をもち患者さんの糖尿病セルフケアを支援します。
一定の経験を有し試験に合格した看護師、栄養士、薬剤師、検査技師、理学療法士が資格を取得できます。

私は2006年に糖尿病療養指導士の資格を取得しました。
資格を取得すると5年ごとに更新が必要で、更新の際には勉強会や学会に出席した単位と自らが関わった療養指導の10症例のレポートも必要となります。
私は昨年度、無事に3回目の更新をすることができました。3回目の更新をすると、金バッジをいただけます。
医療は日々進歩し、新薬も販売されるため実績と研鑽を重ね、最新の知識や技能を身につけなければなりません。

糖尿病患者さんの血糖コントロール改善のため多職種で連携しての試行錯誤の日々です。倉敷平成病院には多職種にわたってたくさんの糖尿病療養指導士がいます。
ご自身の治療向上のため、私たち療養指導士のレベル向上のため、気になる事は気兼ねなく相談していただきたいと思います。

ちなみに今日5月14日はキウイフルーツで有名な会社が設定した記念日「ゴールドデー」です。新年度ゴールデンルーキーとして入職した新入職員に期待とエールを込めて先輩からキウイフルーツを贈る日だそうです。
コロナ禍で我慢も強いられる日々ですが、新入職員の皆さんが糖尿病療養指導士の取得など次の夢、目標を持って働けるようエールを送ります。

薬剤師&糖尿病療養指導士   M