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【おかやまマラソン2024 医療スタッフ 参加報告】

カテゴリー: 医師, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

2024年11月10日(日)におかやまマラソン2024が開催されました。当院より医師1名、看護師1名、臨床工学技士1名が医療スタッフとして参加しました。3日前までの雨予報でしたが、当日は「晴れの国岡山」の名にふさわしい快晴となりました。今回のおかやまマラソンは国内外よりフルマラソン15000人、ファンラン1400人が参加しており、中四国では最大規模の市民マラソンといわれています。参加した医療スタッフは各担当に分かれて活動を行いました。各担当者と活動内容は下記となります1)2)。

① 自転車AED班(医師 消化器科 髙田良江部長)AEDを所持し、自転車でコース上を一定のペースで走行し、ランナーの状態を観察。 傷病者の早期発見、初期対応や、重症者の応急対応、一次救命処置などを行う。

② 待機AED班(30km担当)(臨床工学技士 臨床工学科 髙須賀功喜)AEDを所持し、コース上の配置ポイントにて待機し、通過ランナーの状態観察。傷病者の応急対応、一次救命処置などを行う。

③ フィニッシュ地点救護所(看護師 2F病棟 武井敏弘)救護所来所時のトリアージの実施、傷病者の応急処置、医師の補助など。

当日は気温が高い影響か、痙攣や脱水の症状のあるランナーに対応することが多かったですが、大きなトラブルなく活動を終了することができました。過去のおかやまマラソンでは4例心停止が発生し、全例で心室細動を認めAEDによる最初の除細動で心拍再開、病院に搬送され後遺症なく退院されています3)医療スタッフとしておかやまマラソン2024に携わる貴重な機会となりました。この経験を活かし、日頃の業務に従事したいと思います。引用論文は消化器科髙田部長が共同著者として、今年の日本臨床救急医学会雑誌に掲載しており、J-Stageのサイトで閲覧できます。

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja

引用文献
1) おかやまマラソン2024 救護所スタッフ募集要項https://www.okayamamarathon.jp/wp-content/uploads/2024/03/first-aid-staff2024_guidelines.pdf

2) おかやまマラソン2024待機AED班スタッフ募集要項 https://www.okayamamarathon.jp/wp-content/uploads/2024/03/aed-teams-staff2024_guidelines.pdf

3) 角南 和治, 津島 義正, 石井 史子, 木下 公久, 羽井佐 実, 氏平 徹, 髙田 良江, 堀 純也, 西岡 良子, 氏家 良人 おかやまマラソンにおける医療救護体制と救命活動―突然の心停止対応に特化したAED班の設置と救命できた4症例― 日本臨床救急医学会雑誌2024;27: 86-92

臨床工学技士 T

第13回日本認知症予防学会学術集会参加報告

第13回日本認知症予防学会学術集会が「人として輝き続ける社会の実現を目指して」をテーマに2024年9月27日(金)~29日(日)パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて開催され、当院からは5名が参加しました。
涌谷陽介認知症疾患医療センター長は、「認知症の多職種協働、専門職の躍動」についての座長と、「もの忘れ外来初診者におけるレカネマブ投与基準適合者の検討」についてポスターセッションをされました。

菱川望脳神経内科部長は「認知症関連疾患、認知症とCOVID-19」について評価委員を務められました。

■ポスター発表:「認知症における比喩理解と認知機能の関係―ADとDLBとの比較―」
藤本憲正(ST・CP科課長)
言語聴覚士からは、軽度アルツハイマー型認知症(AD)者とレビー小体型認知症(DLB)者のコミュニケーション障害は存在するのか?を比喩理解課題を用いて検証し、またそれはどのような認知機能と関連するのか?について発表しました。いずれも健常者よりも比喩理解課題成績は低下し、ADは失語症状と遂行機能障害によって低下する可能性、DLBは遂行機能障害によって低下する可能性が示唆されました。会場参加による発表は感染対策緩和以降初めてで、久しぶりの発表前段階の疲労感、発表直前の緊張感、発表後の達成感を思い出すことが出来ました。

■口演発表:「非薬物療法によるBPSDへのアプローチ―不安への対応でBPSDが落ち着いた一事例-」
安信 陽菜(ST・CP科 公認心理師)
公認心理師からは、病棟で関わった患者さんの事例を発表し、認知症の行動・心理症状への対応や、昨年度から開始した園芸活動について紹介しました。学会では認知症領域で働く公認心理師の取り組みを共有できただけでなく、他の病院・施設の方の報告を拝聴することで、今後公認心理師の強みを活かし、患者さんとどのように関わっていくか、改めて考えるきっかけとなりました。学会で得たアイディアを参考にしつつ、今後もチーム全員で患者さんと関わることを大切にして業務に励んでいきたいと思います。

口演発表:「通所リハビリテーションにおける軽度認知障害に対する認知症予防の取り組み」
坂本千尋(倉敷老健 通所リハビリテーション介護主任)
通所リハビリテーションにおける軽度認知障害に対する認知症予防の取り組みについて、予防リハビリとの合同研究の内容を発表しました。研究期間が短かったため、思ったような結果は出ませんでしたが、今後もMCI予防の為に、取り組んで参ります。このような大きな会場での発表は初めてで、とても緊張しましたが、無事に発表する事が出来、このような機会を頂けたことに感謝致します。

 

第12回日本認知症予防学会学術集会参加報告

第11回日本認知症予防学会学術集会で倉敷平成病院より3名発表、涌谷センター長は浦上賞を受賞

第7回認知症予防学会にて浦上賞受賞

水戸ブレインハートセンター 院長 畑山徹 先生 ご来院されました

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

7月17日(水)、水戸ブレインハートセンターの院長であり、脳神経外科医の畑山徹 先生がご来院されました。
先生は第17回日本脳神経減圧術学会 会長も務めておられます。

畑山先生は、今年5月に当院脳神経外科の常勤医として着任した山下圭一先生が、以前水戸ブレインハートセンターに勤めていたご縁で、今回三叉神経痛患者さんへの微小血管減圧術(手術)を山下先生と共に行われました。

三叉神経痛とは、顔面に生じる片側性・短時間の激しい痛みで、“最も激しい痛み”の一つと言われている病です。

また、今回行った微小血管減圧術とは、後ろ頭に500円玉程度の孔をあけ、そこから手術用顕微鏡を用いてアプローチし、圧迫している血管を神経に当たらないように移動させることで高い治癒率を誇る手術です。
※詳しくは7/22(月)の山陽新聞メディカをご覧ください。

手術後、畑山先生から「山下先生には、水戸ブレインハートセンター勤務時にもたくさんの三叉神経痛患者さんを診てもらっていました。岡山でもその技術を役立ててほしいです。その中でも再発等難しい症例がありましたら、私も協力していきたいと思います」とお言葉をいただきました。

畑山先生、ありがとうございました。

秘書・広報部

【倉敷医師会軽音楽部、くらちゅう癒しのコンサート4/29 に倉敷平成病院都築昌之内科部長が出演しました】

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

連休の晴天にめぐまれた4月29日(月)、くらちゅう癒しのコンサートが開催され、倉敷医師会軽音楽部の方々が出演しました。

倉敷医師会軽音楽部は平成26年12月に結成、ビートルズをはじめ懐かしいロック、ポップスや歌謡曲まで幅広く演奏するバンドです。

「マイホームタウン」
「ルイジアナママ」
「さくらなみき道」(オリジナル曲)
「年下の男の子」
「夜空ノムコウ」
「嘲笑」などを演奏、熱唱されました。

また途中、伊木先生と上村先生による「歯周病」の漫才もあり、大変盛り上がりました。

倉敷医師会軽音楽部メンバー
伊木 勝道先生(伊木診療所) ベース
上村 勝人先生(うえむら歯科医院) ドラム、コーラス
國末 充央先生(グリーン在宅クリニック)キーボード
倉橋 克文先生(倉橋皮フ科クリニック)ドラム、パーカッション、ドラム
中元 雅典先生(なかもと耳鼻咽喉科クリニック) ギター
安田 秀世先生(安田皮フ科クリニック) ギター、ボーカル
都築 昌之先生(倉敷平成病院) ギター、ボーカル

#倉敷中央病院 #くらちゅう癒しのコンサート #倉敷医師会バンド #倉敷平成病院

2023年演奏の様子

2019年演奏の様子

2018年演奏の様子

 

令和6年5月 倉敷平成病院に山下圭一医師(脳神経外科)、高田良江医師(消化器科)が着任いたしました

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年5月1日に、常勤医師2名の辞令交付式が執り行われました。

山下圭一(やました けいいち)先生(脳神経外科部長)が着任いたしました。
山下先生は、脳神経外科一般を幅広く診療ご担当されます。

高田良江(たかた よしえ)先生(消化器科部長)が着任いたしました。
高田先生は、4月から当院にて非常勤で勤務されていまいた。胆膵(たんすい)疾患をご専門とされていますが、消化管疾患を含め消化器系を幅広く診療されています。また、上部消化管内視鏡(胃カメラ)もご担当されています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

秘書・広報

 

整形外科 部長 高田逸朗 先生の取材記事 掲載

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

山陽新聞 2023年12月23日(土)朝刊にて、当院整形外科 部長 高田逸朗 医師が受けた取材記事が掲載されました。

中高年に多い肩の痛みは肩関節周囲炎、いわゆる四十肩・五十肩、また、加齢に伴う腱板断裂などが挙げられます。
「年だから」、「我慢するしか仕方ない」と諦めて放置していると、痛みがひどくなり、どんどんと生活に支障が生じることもあります。

取材では、どういったタイミングで整形外科を受診したらよいのか、肩の痛みを生じるそれぞれの疾患について、治療法をご紹介しています。

肩の痛みは原因が特定できないケースもあります。かつて一度整形外科を受診した時には治療法が定まらず、保存療法(薬物療法や運動療法など、直接原因を取り除くのではなく、症状の改善や緩和を目指す治療)を続けられている方もおられるかと思いますが、現在では検査の技術向上により、原因・対策が明らかになるケースもあります。

肩の痛みにお悩みの方は、是非肩の専門医にご相談ください。

広報課N

令和5年8月、倉敷平成病院に植田 敏弘 医師(婦人科)が着任いたしました

カテゴリー: 医師, お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

令和5年8月1日に、常勤医師1名の辞令交付式が執り行われました。

植田 敏弘(うえだ としひろ)先生(婦人科 部長)

専門は婦人科内分泌学で、主に月経や更年期等におけるホルモンの不調を原因とした女性特有の症状改善のお手伝いをしたいとのことです。月・火・木・金曜日の午前・午後の外来を担当されます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
婦人科 植田敏弘先生
婦人科診療担当表

秘書・広報部

当院内科都築医師が参加する「医師会バンド」が倉敷中央病院100周年記念リレーコンサートにて演奏しました

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷中央病院100周年記念イベントとして、毎週木曜日の12時~リレーコンサートが開催されているのをご存じでしょうか?今回7月17日(月・祝)海の日に、我々倉敷平成病院の都築医師が所属する「倉敷医師会軽軽音楽部」の皆さんがこちらで演奏をされましたので紹介します。コロナ禍で活動自粛を余儀なくされていたのですが、メンバーが5人から7人に増え、活動を続けておられました。結成8年になられたとのことです。
都築医師作詞・作曲のオリジナル曲をはじめ、スピッツや小田和正の名曲を披露されました。ひげダンスではパフォーマンスも取り入れ、大変盛り上がったステージでした。
演奏する人も聞く人も元気になれる、音楽って素敵ですね。

倉敷医師会軽音楽部メンバー
伊木 勝道先生(伊木診療所) ベース
上村 勝人先生(うえむら歯科医院) ドラム、コーラス
國末 充央先生(グリーン在宅クリニック)キーボード
倉橋 克文先生(倉橋皮フ科クリニック)ドラム、パーカッション(カバサ)
中元 雅典先生(なかもと耳鼻咽喉科クリニック) ギター
安田 秀世先生(安田皮フ科クリニック) ギター、ボーカル、パーカッション
都築 昌之先生(倉敷平成病院) ギター、ボーカル

※写真左から安田先生、都築先生、中元先生

過去の倉敷医師会軽音楽部の記事

2018年演奏の様子

2019年演奏の様子

(秘書広報部)

当院脳神経内科部長 菱川望医師の取材記事が掲載されました

カテゴリー: 医師, お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

『壮快』(マキノ出版)2023年4月号菱川医師は、腎臓の働きを活性化し、高血圧予防におすすめのヨガをご紹介しています。体をひねる、呼吸を意識する、という簡単な動きで腎臓の働きを活発にし、血圧をコントロールすることができます。
ご興味ある方はどうぞご覧ください。

秘書・広報課 N

脳神経内科部長菱川望先生が実践する「認知症予防ヨガ」の動画ができました。是非ご覧ください。

このたび、倉敷平成病院YouTubeチャンネルに新動画「ドクターのぞみの認知症予防ヨガ」(6本シリーズ 1本2~3分)がアップされたので、ご紹介します。

1)準備体操
2)体を伸ばすポーズ
3)猫のポーズ
4)ねじりのポーズ
5)スーパーブレインヨガ
6)呼吸法


菱川先生は、数年前からヨガをご自身の健康法として実践しておられます。
このたび、ご高齢の方でも簡単に取り入れることができ、認知症予防につながるであろうヨガの紹介動画の制作依頼を受け、今回の公開となりました。

リハビリテーションスタッフの協力を得、座ったままできる姿勢のバージョンも紹介しています。

是非、生活に取り入れてみてください。

認知症疾患医療センター