月別アーカイブ: 2024年12月

年末年始の外来休診・面会時間について

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

本年も残すところ1週間ほどとなりました。
年内の外来診療は12月28日(土)の午前までです。
2025年の外来診療は1月4日(土)から行います。

※当院は、救急指定病院です。緊急時は24時間受付けます。
緊急対応をしている場合もございますので救急外来は待ち時間が長くなる場合もございます。
事前にお電話での受診確認をお願い致します。(☎086-427-1111)

また、年末年始の入院患者さんへの面会時間は13時~16時となっております。

今シーズンの冬は昨シーズンと比べて寒さが厳しくなると予想されます。感染予防だけでなく体調管理にも気を付けて良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

広報課

【院内保育へクリスマスプレゼントを届けました】


12月25日(水)、回復期リハビリ病棟にご入院されている患者さん3名と一緒に院内保育を訪問し、創作のクリスマスプレゼントを届けました。
行く前は、「患者さんたちも喜んでくれるかな」と少し心配していましたが、実際に保育の子どもたちが「ありがとう!家に持って帰るね」と笑顔で喜んでくれる姿を見て「頑張って作ったかいがあった」と、とても嬉しそうにされていました。また、「孫を思い出して可愛い」と話される方もおられ、入院生活でなかなか家族とゆっくり会えない中で、院内保育との交流が心温まるひとときになったようでした。
リースやツリーの制作について、「院内保育の子どもたちにプレゼントする」という目的があったことで、患者さんたちはいつも以上に意欲的に取り組み、達成感を感じながら楽しんでいただけたと感じています。
また来年もこのようなイベントを通じて交流を深められたら素敵だと思います。ご協力くださった院内保育の皆様、代表で受け渡しに行ってくださった患者さん、そして創作を手伝ってくださった患者さんたち、皆様のおかげで素敵なクリスマスとなりました。本当にありがとうございました。
リハビリテーション部 公認心理師 Y

#倉敷平成病院 #病院 #回復期リハビリ #回復期 #院内保育 #交流 #あたたかい気持ち #クリスマスの贈り物

【回復期リハビリテーション病棟にてクリスマス会開催】

12月24日(火)14時~15時、倉敷平成病院 回復期リハビリテーション病棟にて「クリスマス会」を開催しました。感染対策の影響で中止していたため、久しぶりの病棟全体での集まりとなりました。

デイルームには大勢の入院患者さんが集まり、スタッフを含めると約50名が参加。ピアノ、フルート、ギターの生演奏が病棟内に響き渡り、患者さんたちはいつも以上に楽しそうな表情をされていました。

司会は公認心理士のYさん。冒頭では日付や場所の確認が行われ、続いてクリスマスソングの生演奏が始まりました。演奏されたのは、「ジングルベル」「きよしこの夜」「サンタが町にやってきた」の3曲からなるクリスマスメドレーです。生演奏が始まると、患者さんたちは目を輝かせながら手拍子を打ち、会場は一体感に包まれました。

5分間の休憩時間中には、ピアノで山下達郎さんの「クリスマスイブ」が演奏され、会場はクリスマスの特別な雰囲気に包まれました。

後半では、「上を向いて歩こう」と「赤鼻のトナカイ」を手作りマラカスでリズム合奏しながら合唱を行いました。患者さんたちの歌声とマラカスの音がデイルームいっぱいに響き渡り、楽しそうな笑顔があふれていました。中には感動して涙ぐむ方もいらっしゃり、心温まる時間となりました。

 会終了後には「懐かしい」という声が多く聞かれ、皆さんが昔を思い出されている様子が印象的でした。普段は見られないような特別な笑顔が見られ、スタッフにとっても非常に充実した時間となりました。メリークリスマス。

 4階西病棟 介護福祉士 M

#病院 #倉敷平成病院 #クリスマス会 #回復期 #回復期リハビリテーション病棟 #病棟レク #患者さんの笑顔 #幸せなひと時

 

グループホームのぞみ【朝の日課~歩行訓練~】

こんにちは
グループホームのぞみです。
寒さも厳しくなり、今年もわずかとなりました。
そんな寒い冬になっても、のぞみ家の皆さんは、毎日運動に取り組んでおられます。歩行訓練でも、屋外の駐車場を周回したり、階段を昇ったりと、寒さに負けずに、元気いっぱいで頑張っています。

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ Y.I

【第16回 岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 研究会 開催報告】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年11月30日(土)、倉敷平成病院救急棟4階を会場に、第16回岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会が開催されました(主催:岡山県回復期リハビリテーション病棟協会、後援:岡山県病院協会、岡山県看護協会、岡山県栄養士会、岡山県理学療法士会、岡山県作業療法士会、岡山県言語聴覚士会、岡山県ソーシャルワーカー協会)。当日は122名が参加し、盛況のうちに終了いたしました。

今回の研究会では、「エビデンスとテクノロジーを活用した回復期リハビリテーション医療の未来」 をテーマに、東京湾岸リハビリテーション病院 院長の近藤国嗣先生をお招きし、ご講演いただきました。
ご講演では、能動的な訓練やリハビリテーションの量の確保がいかに重要であるか、またロボットなどの先端技術を活用したリハビリテーションの可能性について、数値や動画を用いながら幅広くお話しいただきました。
参加者のアンケートには、
「非常に有意義な時間だった」
「自院でできていることと、まだ改善が必要な点が明確になった」
「リハビリテーションにおけるマインドを再確認し、時間を忘れるほど学びが多かった」
といった前向きな感想が多く寄せられました。

事務局としても、エビデンスに基づくリハビリの重要性を改めて感じ、大変学びの多い時間となりました。この研究会の開催にあたりご協力いただいた皆様、ご参加いただいた方々に心より感謝申し上げます。
岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局は、今後も継続的にこのような研究会を開催してまいります。来年もぜひご参加ください。

岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局

(※岡山県回復期リハビリテーション病棟協会は、回復期リハビリテーション病棟を有する県内23病院で構成されています。令和6年度は倉敷平成病院が事務局を担当しています。)

やってきました健康チェック週間!

師走の慌ただしい季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか?予防リハビリでは3か月に一度利用者様の健康チェック週間を設けています。12月はこの健康チェック実施月となっており、認知機能検査と身体機能の検査を実施しました。健康チェック週間が近づくと事前に利用者様にアナウンスするのですが、「よし、前回よりもいい成績を出すぞ」と意気込まれる方もいれば、「私はどの日に健康チェックを受けるのかしら。心づもりして来なくちゃ」と内心穏やかでない方もちらほらおられます。日頃の予防リハビリでの運動やご自宅での自主トレーニングの成果を確認できる場ということもあり、利用者の皆さんも張り切って取り組まれています。

健康チェックでは同日に認知機能検査「ファイブコグ」と身体機能検査を実施しています。

〇認知機能検査「ファイブコグ」

 

 

スクリーンを使用して1度に15名程度で同時に検査を受けて頂きます。実施時間は45分程度です。検査内容は記憶・注意・言語・視空間認知・思考の5つの認知領域と手先の運動機能を測定するものです。検査後、1ヶ月程度で結果をお返しします。その際に、生活面での注意点やアドバイスをさせて頂きます。検査やテストという言葉を耳にすると構えてしまいがちですが、順位を付けるわけでも優劣を付けるわけでもありません。検査の結果をもとに自分の得意、不得意が分かり、日々の活動や生活の中で何に気をつければよいかを知ることができます。

〇身体機能検査
以下の5項目の身体機能検査を実施しています。
・握力:握りこむ手の力を測定します。その人の最大の筋力(全身の筋力)とも言われています。
・片足立ち:運動能力全般(筋力、柔軟性、バランス能力、耐久性など)を評価できる特徴があり
ます。
・5回立ち座り:下肢筋力の評価に有効です。
・TUG(Timed Up & Go Test):下肢筋力、バランス能力、歩行能力、易転倒性といった日常生活
機能との関連が高く、高齢者の身体機能評価として広く用いられています。
・5m歩行速度:移動能力、歩行能力を測定します。

 

 

検査結果は1年間の経過をグラフ化してお返しします。少しずつ能力が向上しておられる方や現状をしっかりと維持出来ている方が多くおられます。どのポイントを伸ばせばよりバランスや歩行能力の向上に役立つかなど、結果も一緒に確認しながら日頃の運動や自主トレーニングに取り入れています。

予防リハビリでは、「自分の健康管理を自分で行う」ことを大事にしています。この健康チェックを行う事で、運動の効果を実感して頂く事が出来るため、運動へのモチベーションの向上や運動習慣の定着に繋がります。実際に、利用者様はご自身でいつまでも元気ですごそうという意欲がとても高いです。私たちスタッフも利用者様の目標とすることをサポート出来たらと考えています。もし予防リハビリに興味を持って下さいましたら一度お問い合わせ下さい。

予防リハビリ 作業療法士N

◎お問合せ◎
社会医療法人全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

【個人情報管理研修会を開催報告】

カテゴリー: 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

2024年12月18日(水)に個人情報管理委員会主催の個人情報管理研修会を開催いたしました。今回、高梁中央病院 医事課の滝澤宏和先生をお招きし、「個人情報の基礎と対策」をテーマにご講演いただきました。

研修会では、「個人情報とは何なのか」という定義の話しから、医療現場で職員が個人情報保護のために気をつけるべきことや、実際に個人情報漏洩が起こったときに想定される被害と対処について等、具体的な事例も交えてわかりやすく説明してくださいました。

個人情報の対象となる情報は日々拡大しており、さらに医療現場で取り扱っている病歴や既往歴は「要配慮個人情報」として、個人情報の中でもワンランク上の機微情報として位置づけられています。そのため、業務・家庭生活において、普段から個人情報を扱っているのだと意識することがとても重要であると改めて認識させられました。

個人情報漏洩が起こると、漏洩された個人はもちろん漏洩した組織も大きな損害を被ります。医療従事者として「個人情報は患者様からの預かりものである」ということを常に念頭におき、今回の研修会で学んだことを活かして、今回の研修会で学んだ内容を活かし、全仁会全体で個人情報漏洩防止に努めてまいります。

個人情報管理委員会 事務局 H

#倉敷平成病院 #委員会活動 #個人情報管理研修会 #要配慮個人情報 #質の高い医療の基盤

現地開催での家族教室再開を振り返って

寒さも日毎に増す今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、今年の7月から11月にかけて開催した、認知症疾患医療センター主催の家族教室についてお話ししたいと思います。

当院での家族教室は、認知症疾患センターを受診している患者さんのご家族を対象に、月1回、各専門職(医師、看護師、MSW、リハビリテーションスタッフ、栄養士、公認心理師)からの講義を行っています。講義の後には、各回のテーマに合わせて意見を出し合うグループワークも行っています。

新型コロナウイルス感染症の流行でしばらく休止していましたが、昨年よりWEB配信という形で再開し、今年は久方ぶりに現地開催をすることができました。7月から計5回、ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

ご参加いただいた方からは、「ここに来る前より少し自信につながった」「学んだことを少しずつ日常生活に取り入れていきたい」(一部抜粋)などの感想をいただきました。今回の家族教室が、ご家族のよりよい関係作りの一助となれればとてもうれしいです。

私個人としては、初めて運営に携わった家族教室でした。グループワークでは、患者さんのご家族が抱えておられる気持ちや悩み、経験談などを共有していただいたり、困りごとについて対応方法を一緒に考えることで、自分自身の学びにもなりました。今後の臨床活動に活かしていきたいです。

次回の開催については改めてご案内する予定です。関心のある方は是非、気軽にお申し込みいただければ幸いです。

公認心理師T

イラスト:いらすとや

当院秘書課主任の上野節子さんが執筆した原稿が、医事業務総合情報誌『医事業務』NO.681号(2024年12月1日号)に掲載されました。

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 『医事業務』(産労総合研究所)は、変化の激しい医療情勢を敏感にとらえ、医事業務の効率化と的確な推進を支援する情報誌です。このたび、上野主任の執筆原稿「UMLで図式化!医療秘書の業務プロセス作成」が、特集1「業務プロセスを見直そう」の事例1として紹介されましたのでご報告いたします。

本稿では、当院脳神経内科もの忘れ外来における、新たな認知症治療薬レカネマブの導入プロセスマネジメントの事例が紹介されています。レカネマブは2023年9月に新薬として初認可され、同年12月に発売されました。

この導入に際し、他院および院内多職種と協働し、UMLを活用して業務プロセスを図式化することで、効率的かつ迅速な導入が可能となった取り組みです。
このプロセスマネジメントの成果により、2024年4月からの開始予定だった治療が、前倒しで3月から実施可能となりました。これにより患者さんへの迅速な対応が実現したことは、当院のチーム医療の成果を示す事例でもあります。

是非本誌をご一読ください。

秘書広報部

『安心おかえりシール』ご存じですか?

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

認知症の症状は、記憶力の低下や判断力の低下などいろいろですが、そのひとつに「徘徊」と言われるものがあります。

そして、近年、認知症高齢者が徘徊する事によって行方不明になる事案が増えています。警視庁によると、認知症やその疑いがあり、家族が警察に捜索願を出した行方不明者の数は、昨年の統計で全国で1万9023人に達しており、2012年の統計開始以来11年連続で最多を更新しているそうです。

認知症高齢者が徘徊で行方不明になってしまった場合、ご本人の命を守るために速やかな対応が求められます。また、ご家族が普段からできる備えがありますので、ご紹介します。
①「今日はどんな服装しているか」を覚えておく。
②本人の上半身、全身が写った写真を撮っておく(1年以内の写真)。
③本人がよく行く場所、行きたがる場所、好きな場所を把握しておく。
④いつも持っている物(杖、かばん等)や服、靴のよく見える所に名前を書いておく。

倉敷市では認知症高齢者等が外出後に行方不明になった際に、できるだけ速やかに発見、身元確認ができるように、QRコード付き『倉敷市安心おかえりシール』の交付を行っています。

『安心おかえりシール』とは、ご家族等が事前に登録した情報をスマートフォン等で読み取ることが出来る二次元コードが印字されたシールです。認知症高齢者の衣類やカバンなどの持ち物に貼って使用します。

対象は、医師から認知症の診断を受け外出後に行方不明になるおそれがある方、認知症の疑いがあり過去に外出後に道に迷うなどして警察などに連絡、又は保護されたことのある方です。対象の方のご家族、介護者の方が、お住いの地区の支所の窓口にて申請できます。1人あたり安心おかえりシール50枚が無料で交付されます。

相談窓口は、倉敷市健康長寿課 地域包括ケア推進室です。介護保険サービスを利用している方は、担当のケアマネジャーに相談してみられても良いかと思います。

ケアプラン室 ケアマネジャー K

【日本医療秘書実務学会 第15回全国大会 参加報告】

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年11月23日(土)9時30分~17時、川崎医療福祉大学本館6階にて「日本医療秘書実務学会 第15回全国大会」が開催されました。テーマは「変革の時代に挑む―医療秘書のリスキリング―」で、倉敷平成病院秘書課からは1名が演題発表を行い、合計8名が参加しました。

学会ホームページはこちら

基調講演「2040年に向けたわが国の医療政策」
講師:浜田 淳先生(川崎医療福祉大学特任教授・岡山大学名誉教授)
浜田先生の講演では、2040年の社会構成や診療報酬改定の方向性、国民皆保険の仕組み、医療政策の手法についてご説明いただきました。「2040年問題」という言葉を耳にする機会は多いですが、実際にはあと15年後という近い未来の話であり、85歳以上人口の増大や働く世代の人口減少といった具体的な課題を、数字を基に理解することができました。また、病院経営の厳しさや人手不足の中で、働き手を引き付ける「魅力ある病院づくり」の重要性についても触れられ、高齢者と若者が対立せず協働する社会構築の必要性を学びました。

講演「リスキリングによる自己変革のすすめ」
 講師:勝連 城二先生(PMイノベーションオフィス51 代表)
勝連先生の講演では、ご自身が神道の神職階位を取得された経験を基に、リスキリングの重要性についてお話しされました。異なるコミュニティに飛び込むことで新たな視点を持つことの大切さや、指示待ちではなく主体的に挑戦する姿勢が、不確実な社会を生き抜く上で重要であることを実感しました。

研究発表
研究発表は2会場で計13演題が発表されました。当院秘書課主任の上野節子さんは、「院内プロジェクトに対する医療秘書に求められたマネジメント手法 ~UMLを使用した認知症治療薬レカネマブ導入マネジメント~」と題して発表を行い、注目を集めました。
他にも患者情報の共有方法や医師事務作業補助体制加算2を届け出た施設の傾向調査など、実践的な発表が多く、学びの多い時間となりました。

講演「事務職員が医療従事者と協働するために必要なスキルを考える」
 講師:小林利彦先生(医療法人社団白梅会 理事長)
小林先生は、事務職員が医療従事者と協働するためのスキルについて、キャリアパスやアクティブラーニングにおける「三つの力」などを具体的にご説明くださいました。特に、組織内のハラスメント防止やZ世代への対応ポイントについて触れられ、信頼感で結ばれ、心理的安全性が担保された健全なチームの重要性を再認識しました。

私たちも一人ひとりがチームの一員として自覚を持ち、積極的に学び、成長していくことの必要性を痛感しました。今回得た学びを、日々の業務に活かしていきたいと思います。

※写真掲載の許可をいただいています。

秘書広報部 M

第59回のぞみの会「教えちゃいます私の健康法」コーナーに携わって

過ぎ行く秋を感じる時期となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。天気も気持ちの良いほど晴天の中、令和6年10月27日に第59回のぞみの会が開催されました。
今年の第59回のぞみの会のテーマは、「元気で自分らしく生きる~全仁会の予防と医療~」でした。

今回はコロナ禍以前に近い規模で来場者の皆様をご参加いただき、様々な分野の先生方による勉強会や講演、患者様の体験発表、医師紹介、多くのご利用の皆さまから集まった健康法の発表コーナーや体操のコーナー、昼食にお弁当、ふれあい広場が行われました。

私は当日、「教えちゃいます健康法」のコーナーを担当させていただきました。ご利用者様に日頃実際に行っている健康法をアンケートで募集をし、沢山集まった健康法から数名のアンケートをステージ上でスライドや動画を使用し私含め職員二人で発表を行いました。
発表に使用するスライドなどの資料作成には、担当の職員全員で、どうしたら見やすいのかなど意見を出し合いながら、協力をして準備を行いました。

当日は、親子連れやご夫婦、お友達同士などのぞみの会を外出のきっかけにして来場してくださっていました。皆様が真剣にステージ発表を観覧され、様々なイベントにも参加してくださっていたため、とても有意義な時間を笑顔でお過ごしいただけていました。

私自身も、ご来場の方々のたくさんの笑顔を拝見できたこと、そして全仁会職員全員で力を合わせて作り上げた今年ののぞみの会が無事に成功し、開催に携わることができて本当に良かったです。来年度もさらに盛り上がるよう、全仁会の一員として頑張りたいと思います。

通所リハビリ 介護福祉士 T

【褥瘡足病変対策委員会 令和6年度 上半期勉強会 開催報告】

カテゴリー: 看護部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

11月19日(火)、褥瘡や創傷処置の専門である形成外科の福井季代子先生をお招きし、褥瘡足病変対策委員会主催の「令和6年度上半期勉強会」を開催しました。今回は4年ぶりに、コロナ前と同様に対面形式での開催となりました。

勉強会では、創傷治療の過程に基づく治療法の選択、当院で採用している外用剤や被覆剤の特徴と使い分け、褥瘡回診時の視点について学びました。福井先生には症例を交えながら、非常にわかりやすくご解説いただき、病態を理解し創部の状況に応じた治療法を選択することの重要性を再認識しました。
 今後は、創部の状態を的確に観察し、早期に適切な治療を行うことで、看護やケアに活かしていきたいと思います。また、褥瘡の発生には様々な要因が関与しているため、医師や看護師だけでなく、理学・作業療法士、薬剤部、管理栄養士、MSWなど、多職種が連携し、それぞれの視点を活かして褥瘡予防と治療に取り組んでいく必要性を改めて感じました。

これからも質の高いケアを提供できるよう努めてまいります。

褥瘡足病変対策委員会 2階病棟看護主任 M

※画像の一部を加工して掲載しています。

令和元年 褥瘡対策委員会・フットケア委員会 下半期合同勉強会 報告

 

冬の寒気が身にしみる頃となりました!

こんにちは!ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシーです。

年末も近くなり朝晩の寒さも厳しい頃ですが、今年も残りわずかとなってきました。

師走は、年間で最も交通事故が多い時期ですが、ヘイセイ介護タクシーでは特に安全運転に注意して運行しています。

さて、介護タクシーの最大の特徴といえるのが、車いすのまま車の乗り降りができるという事です。ご家庭の乗用車や普通のタクシーでは移動することが難しい、車いすをご利用の方、または寝たきりの方などの移動を可能にしてくれます。車いすをお持ちでない方は、お体の状態に合った車いすを無料で貸し出ししています。

また、高齢者や障害を持っておられる方の移動を介助するために、ドライバーは普通自動車二種免許の他、介護福祉士、またはホームヘルパーの資格を取得しているため、ご家族や付添いの方が介助を行う必要はなく安心してご利用できます。

通院や入退転院時のご利用だけではなく、お出かけにためらいがちな車いす生活の中に、介護タクシーを取り入れることによって、お買い物や行楽など、外出の幅を広げられる可能性もあります。

先日、倉敷市西田にお住まいのご利用者様から、受診の帰りに笹沖のビックで買い物がしたいから寄って欲しいと、ご依頼がありました。平成病院からビックへお送りし、店内で買い物のお手伝いをさせて頂きました。普段は外出する機会と手段がないので、久しぶりに好きなものが買えて良かったと言っていただけたので大変嬉しかったです。ありがとうございました。

このように、ヘイセイ介護タクシーは、ちょっとした日常の買い物などにも便利に使うことができます。

お気軽にご用命ください。

ヘイセイ介護タクシー I

 

 

回復期リハビリ病棟 園芸療法~冬野菜の種まきをしました~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

段々と冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりましたが、皆さん体調はいかがでしょうか。
先日、11月18日(土)、倉敷平成病院の駐車場にある桜並木の近くのプランターに、冬野菜の種を植えました。

皆さん、このプランターをご覧になったことはありますか?昨年の夏から始まったこの活動ですが、この日は、はつか大根、ほうれん草、水菜の種を植えました。園芸に詳しい患者さんからアドバイスをいただき、患者さんと一緒に種まきを行いました。
「育つのが楽しみ」「芽が出たら間引きが必要だね」などと、皆さん楽しみに取り組んでくださり、冷え込みが厳しい日にもかかわらず黙々と作業をしてくださいました。
これから、皆さんと一緒に育てながら収穫を楽しみにしていきたいと思っています。お時間があるときには、ぜひプランターを見にいらしてください。

公認心理師 N

回復期リハビリ病棟より 冬のプランター活動の紹介

 

お口の乾燥対策をはじめてみませんか?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

近頃だんだんと寒くなってきましたね。外気も乾燥し始めて、身体の乾燥も気になる季節です。ブログをご覧の皆さんはお口の乾燥は気になっていませんか?

唾液が減り、お口が乾燥すると、お口の中の細菌が増えてむし歯のリスクが上がってきたり、歯肉が腫れやすくなり、歯周病のリスクが上がりやすくなります。

また、唾液による自浄作用が低下して、乾燥してくる状態は口臭の原因にもなります。

これらを予防するためには早めの対策が効果的です。

今日からお口の乾燥対策をはじめてみませんか?

唾液を出す器官として、耳の下方あたりに位置してる耳下腺、顎の下側にある顎下腺、下顎の先端の下方にある舌下腺という3大唾液腺があります。

これらの唾液腺をマッサージすることで、唾液が出やすくなってきます。

また、梅干しやレモンなどの酸っぱいものを想像したりするのも唾液の誘発には効果的です。

しかしながら、高齢になると、唾液腺そのものが萎縮して、マッサージをしても十分な唾液が出ない方がいらっしゃいます。

そのような方には唾液の作用を補助するための口腔保湿剤の併用をお勧めしています。当院では口腔保湿洗口液(バイオティーン)と口腔ケア用ジェル(リフレケアジェル)を取り扱っております。

口腔乾燥の改善についてご相談がある方は歯科までお問い合わせください。

 

歯科衛生士  F

栄養科通信vol.197「ユニバーサルデザインフードについて」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

「ユニバーサルデザインフード」という言葉を聞いたことがありますか?
まず、ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違いや老若男女といった差異、障害の有無を超えて多くの人にとって使いやすい施設・製品・情報の設計のことをいいます。食事の分野でも、介護用加工食品として、日本介護食品協会が「ユニバーサルデザインフード」を作成しました。規格は、軟らかさや滑らかさによって「容易に噛める」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「噛まなくてよい」の4つに区分されます。各商品のパッケージには、ユニバーサルデザインフードのロゴマークと、区分形状が表示されています。この他にも飲み物や食べ物に加え混ぜるだけで簡単に適度なとろみをつけることが出来るとろみ調整食品もあります。病院から自宅へ退院される患者さんで嚥下機能の低下がある方には適した食事の作り方や食品の選び方を指導することがありますが、毎日手作りで適した硬さや形状の介護食を作るのは大変だと思われる方も多いと思います。そんな時にドラッグストアやスーパーマーケットで簡単に用意できる「ユニバーサルデザインフード」の紹介もしています。レトルトパウチで常温で保存ができ、賞味期限も長いため買っておいていざという時に使用することができます。

●容易に噛める
噛む力の目安:かたいものや大きいものはやや食べづらい
飲み込む力の目安:普通に飲み込める

●歯ぐきでつぶせる
噛む力の目安:かたいものや大きいものは食べづらい
飲み込む力の目安:ものによっては飲み込みづらいことがある

●舌でつぶせる
噛む力の目安は:細かくてやわらかければ食べられる
飲み込む力の目安:水やお茶が飲み込みづらいことがある

●噛まなくてよい
噛む力の目安:固形物は小さくても食べづらい
飲み込む力の目安:水やお茶が飲み込みづらい


このように噛む力や飲み込む力によって区分されており、形状が分かりやすくなっています。咀しゃくや嚥下状態にあったユニバーサルデザインフードをみつけて、毎日の食事が楽しくなるように活用してみるのもいいですね。噛むことや飲み込むことが難しく、食事が進みにくいということがあれば、まずはかかりつけの病院を受診して、嚥下の状態を診察してもらい、適した食事の形態を知ることが一番重要となります。何を選んだら良いか分りにくい、低栄養や食事が進まないなど、お困りの際は当院管理栄養士までお気軽にご相談ください。

栄養科 管理栄養士 MS

※画像:日本介護食品協会より

わっしょい! ワッショイ!秋祭りで地域交流をしました~ケアハウスドリームガーデン倉敷~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

令和6年10月13日(日)は、粒浦八軒屋地域で由緒ある保食(うけもち)神社の秋祭りの日。

“わっしょい”“わっしょい”と地域にお住まいの「八軒屋なかよし子ども会」の皆様が、巡行・練り歩きで、ドリームガーデン倉敷には「お旅所」のひとつとして立ち寄ってくださいました。
災いや災難・穢れを取り除いていただく秋季の風物詩として、このイベントの日を心待ちにしていたご入居の皆様は、当日は玄関前に一斉に揃って、笑顔いっぱいでお出迎えしました。
秋晴れの青天に恵まれ、子ども会の皆さんの蒼い法被姿と元気はつらつとした陽気に、ご入居の皆様は、心麗しく朗らかに励まされました。ご一行の皆様から裕福を授かり縁起を担いでいただき、まるで一瞬にしてその場が パワースポット!? となったかのように、お祭りのにぎわいは、秋空に聲色高く盛況に響き渡り、楽しく豊かなひとときをいただきました。

ご入居の皆様は、お一人おひとり無病息災を祈願して「お神酒」をいただきました。お礼にお花や手作り品を献上される姿が次から次へと列を成して止まりませんでした。そして、皆様が一緒になって、感謝の意と健康を祈願して、お神輿のご一行をお送り出ししました。

『来年もまた御巡幸よろしくお願いします。』

ちなみに“わっしょい”の言葉には、「和を背負う」「和一処」「和一緒意」の語源があり、心ひとつに幸せを願う気持ちが込められているそうです。

国境を越えて、韓国語には「ワッソイ」(来ましたの意)や、古代ヘブライ語には「エッサ」(運ぶの意)など、掛け声には海外の言葉に源流があるという説もあり、発音からみるとグローバルに通じている文化や慣習のいきさつを垣間見るようで、国内外でルーツを知ると興味とロマンが膨らみます。また、全国には「ソイヤ」「セイヤ」「どっこい」など多種多彩いろいろな掛け声も見られ、祭り文化の楽しみ方も角度を変えてみると面白さがずいぶんと拡がるのかもしれません。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 M

クリスマスの準備

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

少しずつ寒くなってきました。それでも例年よりは暖冬傾向で、まだ冬物のコートなどは本格的に活躍していない状況です。

季節はゆっくり進んでいますが、暦は普通に進みます。
12月といえばクリスマスを迎えます。街中でも少しずつ、クリスマスに向けた準備や飾り付けなどが見られるようになりました。
グランドガーデン南町でも毎年、マスコットである玄関のテディベアにクリスマスの飾り付けを行います。ご入居の方にも「華やかでいい」「季節を感じる」など好評です。

施設の中で、少しでもクリスマスを感じていただければ幸いです。

グランドガーデン南町 GM M

第37回神経セミナー動画配信

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年10月5日(土)開催 『第37回神経セミナー』

今回は「目からウロコ!進歩し続ける神経疾患のリハビリテーション」をテーマに、川崎医科大学神経内科学教授 三原 雅史先生を講師にお迎えし、「神経疾患における姿勢歩行障害の病態解明と新規治療法の開発」というタイトルでお話しいただきました。

医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。是非動画をご視聴ください。

【開催報告ブログはこちら】

秘書・広報部

師走の忙しさの中で

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

12月に入り、いよいよ年末ムードが高まってきました。
倉敷老健でも秋の名残を感じつつ、クリスマスに向けた準備をしています。
今回は先日開催した秋祭りの様子と現在進行中のクリスマスの準備についてお届けします!!

11月20日(水)に倉敷老健で秋祭りを開催しました。
ご入所の方には懐かしいお祭りの雰囲気を味わっていただけるよう『ゲームコーナー』や『御神輿』など準備しました。
皆さんの笑顔が印象的であり、職員一同も楽しいひとときを共有することができました。
ご入所の方からは「楽しかった!!」、「またしてね!!」などお声をいただき大変嬉しく思います。

秋祭りが終わりましたら倉敷老健ではクリスマスの準備が始まりました。
ご入所の方はクリスマスのリースを作られています。
「初めて作るけど楽しい!!」「飾るのが楽しみ!」などお声をいただいています。
皆さんそれぞれ工夫しながら作成されており完成が楽しみです。

今年も残りわずかとなりましたが、ご入所の方と共に元気に年末年始が迎えられるよう、職員一同心を込めてサポートしてまいります。
寒さが厳しくなる季節、皆様もどうぞお体に気をつけてお過ごしください。

 

倉敷老健 介護士 D・K