月別アーカイブ: 2018年2月

平成30年3月24日(土)16時30分~17時、RSK山陽放送で上利センター長取材協力のテレビ番組放送決定。是非ご覧ください。

このたび、慢性疼痛に対する様々な治療法を紹介する内容の番組に、倉敷ニューロモデュレーションセンター上利崇センター長が取材協力致しました。
脊髄刺激療法(SCS)のトライアル手術の様子や、実際にSCSを埋め込まれた患者さんの声、リハビリテーションの様子等の場面を取材協力いたしました。
是非この機会にご覧ください。

放送日時:平成30年3月24日(土)16時30分~17時
放送局:RSK山陽放送 6チャンネル
タイトル:痛みと向き合う~笑顔で暮らせる毎日を~(仮題)

秘書広報課

グランドガーデン南町2月誕生会開催のご報告

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

陽ざしの明るさに春の気配を感じるようになりました。我が家の庭に植えた球根の芽も、ここ数日でぐんと伸びました。春先ならではの出勤前の楽しみです。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
2月13日(火)グランドガーデン南町にて2月の誕生会が開催されました。野上社長のあいさつではオリンピックの話題で盛り上がりました。スピードスケート、スキージャンプ、フィギアスケート、スノーボード、カーリング等、皆さん好きな選手の名前、応援しているチームなどを挙げて、お話に花が咲いていました。楽しい笑い声の中、お食事も始まります。

2月のお品書きは『海鮮寿司・炊き合わせ・お吸い物・抹茶ミルクゼリー』でした。彩りも良く食欲をそそります。
管理栄養士より今回は『食事に注意が必要な人』についてのお話がありました。
①食べ物の好き嫌いが多い人。
②太るのを気にして油や卵などを極端に控えている人。
③お腹の調子が悪い、風邪等を引いた後の人。
④楽しみを持たない人、人とあまり話さない人。
「そうだねー」「あー、思い当たるわ」など口にされ、しっかりと感心を持って聞かれていたご様子でした。
最後に、
※しっかり食事を取りましょう!
※しっかり身体を動かしましょう!
と例を挙げ、説明がありました。下膳時、ほとんどの方が完食されており、「美味しいだけでなく、食事の大切さを感じたよ。ありがたいね」との声も聞かれました。
2部の歌声広場は職員Fさんのピアノ伴奏にて始まりました。

皆さん、次々とリクエストされ、司会者が順番を決めるのが大変な程でした。グランドガーデンの皆さんは本当に歌が好きなんです。

Fさんのピアノの伴奏も素晴らしく、『青い山脈』の間奏などは驚くほど美しい音色であることに改めて気付かされました。滑らかな指の動きにもうっとりしてしまいました。
そして、ピアノに負けない位の大きな声で皆さん歌われ、大盛況に終わりました。
今回もとても楽しかったです。また、次回もお楽しみに!!

グランドガーデン南町 介護福祉士 H・S

祝5周年!!

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年2月1日をもって、ピースガーデン倉敷は5周年を迎えることができました。当日は1階にある『リハビリステーションピース』に利用者・入居者様が集まり、来賓の方を迎え式典が開かれました。備中神楽も舞われ、厳かな雰囲気の中でお祝いすることができました。
地域密着型特別養護老人ホーム ピースガーデンに開設当初から入居されている入居者様は『最初は少ない人数じゃったのに・・・もう5年も経つんじゃなぁ・・・』と振り返られ、他の入居者様やスタッフと一緒に昔話に花を咲かせておられました。
開設当時から在籍されている入居者様は8名程おられ、最高齢は104歳の方がおられます。生活の中で、身体を動かすことやユニット内での役割を担って頂くこと、季節を感じて頂くことに配慮しながら、各スタッフは関わりを持っています。
しかし、高齢の入居者様が積極的に身体を動かすことは楽なことではありません。そこで外出等の機会をできるだけ持ち、それをモチベーションとして体操や生活リハビリなどに取り組んで頂ける様に工夫しています。先日もある入居者様と新聞を見ていたら木下大サーカスが岡山に来るという記事を見つけました。その方は4年前の時もスタッフと共に観覧しされていたので『また行きたいなぁ』と言われ、『じゃぁみんなでいこうやぁ!!』と盛り上がり・・・現在、企画中です。
日々の会話の中からやりたいことをくみ取り、サポートしていけるように入居者様に寄り添っていきたいと思います。

ピースガーデン倉敷 特養 M

倉敷医師会チャリティーコンサート・ピンクリボン2018にて、当院医師が参加のバンド「倉敷医師会軽音楽部」が演奏いたしました

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月25日(日)に、倉敷市芸文館ホールにて「倉敷医師会チャリティーコンサート・ピンクリボン2018」が開催されました。第1部では川崎医科大学附属病院園尾院長による基調講演がなされました。第2部では、ミュージカル女優清水ゆきさんの音楽ユニットや倉敷児童合唱団、倉敷歯科医師会バンド等の演奏で楽しいステージとなりました。


当院消化器科の都築医師がボーカル&ギターで参加する倉敷医師会軽音楽部の演奏もなされました。このバンドは伊木先生(ベース)、上村先生(ドラム)、中元先生(ギター)、安田先生(ボーカル&ギター)、都築先生(ボーカル&ギター)のメンバーで構成されており、今回のステージでは、山田医師会長のサックス演奏をはじめ、フルートやギター、ボーカルなどのゲスト出演もあり、日常は診療をされている医師会の先生方の多彩な一面を知ることができました。

演奏曲目は、「ミスタームーンライト」(ビートルズ)、「移民の歌」(ツェッペリン)、「ローズ」(ベッド・ミドラー)、「ワンダフル・トゥナイト」(エリック・クラプトン)、「君の友だち」(キャロル・キング)等、わくわくするような洋楽のラインナップでした。
途中、マジシャンのドクターハルも登場され、ステージは大変盛り上がりました。
またこのような機会がありましたらご紹介してまいります。

倉敷医師会軽音楽部メンバー
伊木 勝道先生(伊木診療所) ベース
上村 勝人先生(上村歯科医院) ドラム
中元 雅典先生(なかもと耳鼻咽喉科クリニック) ギター
安田 秀世先生(安田皮フ科クリニック) ギター、ボーカル
都築 昌之先生(倉敷平成病院) ギター、ボーカル

(秘書広報課)

まずは、体温調節を!

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

2月も過ぎようとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
徐々に暖かくはなってきていますが、まだ肌寒い日が続いていますね。
寒いと無意識の内に身体が縮こまってしまい、身体が動きにくくなったり、肩こりや腰痛等が強くなることがあると思います。
身体が縮こまっているのは身体の保温のために行っている働きです。
実は筋肉は収縮させることで熱を作り出してくれるので、身体を縮こませて筋肉を働かせて身体の保温を行っています。
筋肉をずっと縮めていることは、運動している時よりも筋肉に負担がかかりやすくなっていることもあるため、肩こりや身体の疲れがでやすくなっていることもあるのです。

リハビリでは歩行練習として、患者様にはしっかり着込んで頂き、外に出て病院の周りを歩くことも行っています。寒く身体が縮こまり、動きにくいなかでも、環境に応じて安全に歩けるように、入院中から自分の身体に目を向けてもらい自宅に帰ってからも身体の変化に気づいてもらえるように練習しています。
皆様もまずは着るものなどで体温調整を行いながら、柔軟体操などもしながら身体の柔らかさを保ち、身体の変化に気づけるようにしましょう。
また季節の変わり目でもあるため、普段以上にしっかりと身体のメンテナンスを行っていきましょう。

理学療法士 A.K

ケアハウスの菜園、一年間大活躍!&ご協力者に感謝!

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

平成29年度も残すところ1ヶ月余りとなりました。秋以降の野菜の高騰は、皆様の家計を圧迫していませんか?ケアハウスの食事にも少なからず影響が…。でも、ケアハウスドリームガーデン倉敷には、強い見方の「ケアハウス菜園」が一年を通じて大活躍!!野菜作り超ベテランの入居者のご協力の下、毎年恒例の野菜を育て、「収穫の喜び」、そして「食べる楽しみ!」を満喫しています。

4月、桜の花が咲きほこる北庭園のケアハウス菜園では、昨年の冬、寒さにも負けず、入居者の方々と植えつけた「玉葱」が丸々と大きく育ち、その横でには芽を出したばかりのじゃが芋も!

6月の晴れた日、大きく育った「玉葱」と「じゃが芋」を収穫。入居者の方々も慣れた手つきで玉葱の茎葉のあたりを紐で結んで5~6個のつり玉作り、保存のために風通しの良い非常階段下に吊るします。みずみずしい、甘~い玉葱は、皆さんの食事に調理され楽しみます。

っとおしい梅雨が明けると、ケアハウス菜園は、夏野菜でいっぱい。個人の方が手塩にかけて育てた「胡瓜」「トマト」「茄子」「とうもろこし」など、美味しそうに日に日に実り、毎日収穫、すぐ召し上がられて新鮮そのもの!うらやましい限り。もちろんたくさん収穫できた時はおすそ分けも!感謝です。

夏の日差しが照りつける前の早朝、ケアハウス菜園では、野菜作り超ベテランの入居者さんが、秋植えの準備のため、「土造り」に精をだしてくださり、職員はただただ『熱中症にはならないで!』と願うのみ。8月のとある暑い日、準備万端に整った菜園には、麦藁帽子をかぶって、熱中症対策も万全に整えた入居者の方々と秋採れ野菜「じゃが芋の種芋植え付け」開始。皆でするとあっという間。すくすくと育ち、白い花を咲かせ、12月の収穫が楽しみ。人のこぶし程の大きさのじゃが芋などたくさん収穫。新じゃが芋25Kgは、即、厨房へ届けられ、「ほくほくの肉じゃが」に、皆様の顔もほころびます。

10月になりケアハウスの庭の「冬柿」もたくさん実をつけ、オレンジ色に色づきはじめると、入居者さんが口々に「今年は柿がたくさんなっているらしいよ!」「干し柿作りは?」「干し柿作らんと歳が越せんなぁ」と。毎年欠かせない「干し柿作り」を楽しみにされている声が上がりはじめます。デイサービスご利用者のご好意で干し柿用の「渋柿」を収穫させていただき、皆で力を合わせて干し柿作りです。慣れた手つきで次々に皮をむいていただけ、各階食堂のベランダに冬の風物詩ともいえる干し柿のカーテンが登場。太陽に照らされ、日に日に干し柿らしくなっていく柿を眺め、口に指をくわえて今か今かと食べれる日を待ちわびます。今年は290個もの干し柿ができ、新年会やお正月の「柿なます」など3回にわたってご賞味いただきました。

12月には、ケアハウス菜園で育った「わけぎ」を収穫、皆で手分けして「しょうやく」。軟らかくて美味しい「わけぎのぬた」、一足早い春を2回も楽しみました。

12月の寒さが身にしみるとある日、防寒対策をしっかりして菜園に集合、春収穫のための「玉葱の苗の植え付け」、大きく育ってねと願いを込めて「1000株」を手分けして植えました。春には1000個の玉葱を収穫予定です。

今年の冬の寒さは厳しく、ケアハウス菜園にも異変が…。20年にして始めて「畑荒らし」に遭遇したり、冬越しさせて2月の収穫を楽しみにしていた「わけぎ」や春収穫予定の「玉葱」の発育が思わしくないのです。日に日に日差しも暖かさを増してきています。元気に育ってくれることを信じて、まだまだ寒い菜園を守り続けてくださっている方に感謝しながら、収穫を待ち遠しく眺めながら、どんな料理に使おうか思案中の今日この頃です。

ケアハウスドリームガーデン倉敷  管理栄養士 のんたん

老松小学校より車いすをご寄贈いただきました

カテゴリー: 倉敷老健, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

老松小学校より倉敷老健へ車いす2台が寄贈されました。これは、身近なところから始まる社会貢献として、児童会が中心となり、児童・保護者の方々が協力してアルミ缶を集める活動を通じてご寄贈くださったものです。
2月5日(月)、体育館で開催された全校朝礼での受け渡しとなりました。
「1年間かけてアルミ缶は38460個が集まりましたが、これは一人当たり約38個になります。皆さんの頑張りで今年は2台の車いすを倉敷老健の方々に使っていただけます。来年も頑張りましょう」と大月校長先生が児童に向けてお話されていました。
当法人からは小山倉敷老健看護部長と秘書広報課2名が出席しました。老松小学校へは、御礼の気持ちとして、ご利用の方のリハビリの作品で22体の人形が贈られました。
児童たちの「いつもは捨てるアルミ缶を、集めるだけで人の役に立てる。この行動を通してボランティア精神を培っていきたい」との言葉がとても印象に残りました。
老松小学校の皆さん、大切に使います。本当にありがとうございました。
(※許可を得て写真を掲載しています)

秘書・広報課

より良い在宅生活のために

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

春が待ち遠しいですね。福井県ほどではないですが、私の実家の庭にも60cmほど雪が積もったとのこと。

なさま、体調はいかがでしょうか?
雪道でなくても、転倒には注意して下さいね。

 

最近、利用者さんが笑顔でかけてくださった言葉です。

「書いてあること以上のことをせんとあかんよ」

「ここでは何もやることがないんです」

「よくなった気がする。Yさんのハンドパワーだな(笑)」

 

利用者のみなさんは、笑顔で「いらっしゃい」と迎えて下さり、リハビリ中に楽しくいろいろな話をして下さいます。
でもこうやって思い返してみると、

本人やご家族が望んでいる結果を出せているのかな?
「何もやることがない」のは何か楽しめることを提供してくださいという事かな?
できている気がするで終わっていないかな?

と心がざわざわします。

先日ヘイセイ訪問看護ステーションの満足度アンケート結果が出ました。
「よくして頂いている」「もっとこうしてくれると、よりよいです」「いろいろ大変なことも多い」「不安もあります」といった多くの意見が、本人・ご家族から届いていました。思いを伝えて下さることで、やっぱり私はできていないことが多いなと気づくことができたと同時に、また心がざわざわざわっとしました。

 

満足とは、心にかなって不平不満がないこと、心が満ち足りること、またそのさま。だそうです。

 

相手の心(思い)を聞いた上で、利用者さんやご家族の心が満たされる在宅生活のために、私の自己満足で終わらずそれ以上のリハビリを提供できる。

 

できるのでしょうか?

在宅生活を支える一員として、みなさんの心を満足でうめていけるよう、一生懸命頑張ります。

 

 

ヘイセイ訪問看護ステーション  Y

THE☆あったか調理

お正月も「あっ」と言う間に過ぎ・・・2月もあと数日です。

先日の訪問先では、水道の水が凍っていて、氷柱になっているのを見て、まだ寒さ感じています。早く暖かくなって欲しいものですね~。

ご利用者の中には、気候の変化で体調がすぐれず「食事が摂れていない」「温まる食事を作って欲しい」など・・・ご要望はたくさんです。

毎日のお食事は欠かせないもので、体調だけではなく精神面にも大きく影響しやすい為、ヘルプステーションでは「身体も心もほっこり温まる食事作り」をご提供させて頂いています。

えると・・・

①訪問中の出来事では、ガスコンロが使えない時に、レンジで行える調理や他職員の調理ワザ・ご利用者と一緒に食事作り等の家事支援のサポート。

②身体介護(入浴・着替え・食事介助など)では、ご家族の介護負担の軽減やお一人では困難な介護サポート。

 

訪問介護サービスを提供する上で、「観察と気付き」が重要で、状況等の変化に応じて、実際に利用者を見てわかる「観察」と本人から発信されるサインを感じとる「気付き」があります。介護情報の共有や(報告・連絡・相談)の大切さが改めて必要だと実感しています。

 

ヘルプステーションでは、今年1月に1名、2月には2名の新しいスタッフを迎え、フレッシュな雰囲気が広がりました。

 

「いつまでも住み慣れた自宅で暮らしたい」というお気持ちにお応えできる様、職員一丸となって安心・安全なサポートで支援いたします。

 

 

訪問介護職員  h

 

全仁会バスケットボール部第5回ホスピタルカップ出場のご報告

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

2月18日(日)岡山市のジップアリーナで開催された「第5回ホスピタルカップ」に私たち全仁会バスケットボール部が初出場いたしました。
 当日は19名の部員のうち、11名が集結しました。
結果は第1試合 対高松日赤(10-19)、第2試合 対倉敷中央(8-28)、第3試合 対福山医療センター(8-13)、第4試合 対金田病院(10-11)となり全敗でした。試合は6分×3クオーター制で男女混合の5名で行います。特に第4試合は最後までもつれた試合でしたが、あと一歩及ばず敗れてしまいました。

高尾理事長先生には応援にご来場いただき大変感謝しております。

 

今回、創部以来初の公式戦でしたが、昨年優勝した高松日赤病院や今年ベスト4に入った倉敷中央病院と対戦できた事は大きな経験となりました。来年開催予定の「第6回ホスピタルカップ」に向けて、個人・チームの力を付けていこうとみんなで誓う大会となりました。

毎週木曜日の練習を継続することと、練習試合等を計画していきたいと思っています。チームへのご参加また、対戦相手等について、お声掛けいただければ幸いです。
まだ結成して4か月ほどのチームですが、良い報告ができるように頑張っていきます。

 

 

バスケットボール部 事務局 (ピースガーデン倉敷ショートステイ)K

倉敷平成病院リハビリテーション部小畑PT副主任が番組取材に協力しました

このたび、瀬戸大橋開通30周年記念第31回瀬戸内倉敷ツーデーマーチが3月10日(土)、11日(日)の両日開催されます。

今回30キロのコースにチャレンジされる信長ゆかりアナウンサー(KSB瀬戸内海放送)が、準備運動やウォーキング初心者が気を付ける点、ストレッチなどについて質問したいと、当院を訪れ、小畑PT副主任(アスレティックトレーナー)の指導を受けました。

取材は当院のリハビリテーションセンターで行われ、実際のストレッチなどの動きを取り入れたもので、終盤ではお二人とも汗ばむほどでした。

 

 

 

【テレビ放送は平成30年3月24日(土)9時30分~10時(KSB瀬戸内海放送)の予定です】

ツーデーマーチの様子や、児島周辺のおすすめスポット等が紹介される予定とのことです。
信長アナ、完歩目指して頑張ってください。

秘書・広報課

 

救急車を呼ぶ時は・・・

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、ある記事で見かけた、救急車を呼ぶ際の豆知識をご紹介します。

119番で救急車を呼ぶ時は、病状・症状より先に「住所」を伝えることが重要だそうです。住所が特定できた時点で救急車が現場に向かうことができるため、迅速な対応が可能となります。
ついつい、病状から伝えたくなりますが、住所のほうが優先なのですね。屋外で住所が分からない場合には、電柱に住所が書かれているようなので、確認をしてみてください。

救急車を呼ばないといけない場面に、いつどこで出くわすかは分かりませんが、いざという時に役立ててもらえたらと思います。

医療福祉相談室 T

高尾武男代表「岡山大学神経内科ペトリュス男也(おなり)賞」受賞

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、高尾武男代表が岡山大学神経内科 阿部康二教授より第1回の「岡山大学神経内科ペトリュス男也賞」を頂きました。この賞は、長年にわたり岡山大学神経内科教室の医師育成に協力したとして証明されるものです。

東京帝国大学 病理学を卒業された木村男也先生の有名な「教不厳師怠也」という言葉(「教育が厳しくないのは教師の怠慢」という意味 週刊医学界新聞より)と、世界で最も有名な赤ワインの一つで、偉大なワインとして広く認められているペトリュスにちなんで名付けられました。
倉敷平成病院には、毎年岡山大学神経内科より医師を派遣して頂いています。
当院の神経内科診療をご支援頂き、また、阿部教授には月2回の神経難病外来において神経内科医師育成にもご尽力頂いています。今後も当院が臨床教育の場として担えれば幸いです。

秘書・広報課

 

平昌オリンピックを通じて

カテゴリー: 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

現在冬季オリンピックが平昌にて開催されています。皆さんも注目の競技や選手がいるのではないでしょうか?

私が注目したのは、今回も大活躍のフィギュアスケートの羽生結弦選手です。フィギュアスケートの競技自体は詳しくないのですが、羽生選手の立ち振る舞いや言動が毎回とても気になりついつい注目してしまいます。

羽生選手は昨年のケガから見事復活し、先日2大会連続の金メダルを獲得しました。そのインタビューでは「感謝」という言葉がとても強調されていました。周りへの感謝はもちろん、自分自身を労り競技に耐えた右足にも感謝しているという内容には心打たれました。このような、努力や根拠に基づく自信から溢れ出る言葉たちは、毎回響くものがあります。

またインタビューや表彰式の際の周りへの配慮や心配りも見ていてとても感心させられます。「少しオーバーでは?」と思うところもありますが、世界で活躍している選手としては最上級の接遇なのではと思います。

そうしてみると、私自身も業務中周りの方々に日々助けていただきながらなんとか業務をこなせています。しかし他人に依存するだけでなく、自分自身も知識や経験をしっかりと備えた上で対応ができるよう今後も努力が必要だなと思いました。接遇面も参考にして自分なりに取り入れてみたいと思います。
残りのオリンピック競技も楽しみに観戦したいと思います。

人事課 S.H

 

冷えによって悪化した神経痛

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

鍼灸院に40歳代の男性の患者さんが腰下肢の神経痛を訴え来院されました。
2ヶ月前から右大腿外側に違和感と右足首の屈伸困難の症状が現れて、3日前から右腰殿部から下肢外側に強い痛みを感じるようになりました。どの姿勢でも症状が現れるので、睡眠中も痛みで目が覚めます。後日、MRI検査で腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
話を聞いていくと、もともと腰痛症で仕事ではよく重いものを持つなど腰下肢は疲労していたのと、半年前に左足首を痛めてから右側の負担は増えていたそうです。冷えの自覚がなく、汗もよく出て暑がりだと思っていたそうで冷たい飲食物を好んでいました。

体質判断の情報として、腰殿部に筋緊張、腹部には冷えと筋緊張があり、四肢末端も冷えます、舌は大きく水分は多い、色は青く薄い白苔があり、脈は左側が弱い。以上のことから、この患者さんの体質には『寒湿停滞』があると考えました。
寒湿が体内で滞ると気血循環が妨げられ陽気を損ないます。陽気には全身を温める作用や気血水の循環を促す作用があるので、不足すると手足の冷えや水分代謝の低下などが現れます。水は陰性で停滞することで冷えの原因にもなります。また寒邪が筋脈に停滞すれば筋緊張を強くするので、突然強く神経症状が現れた原因の一つではないかと考えました。

治療は腰部の命門(めいもん)、腰陽関(こしようかん)、大腸兪(だいちょうゆ)、環跳(かんちょう)、下肢の委中(いちゅう)、殷門(いんもん)、陽陵泉(ようりょうせん)など陽気を補い腰下肢の循環を良くするツボを使い鍼と灸を行ったら、夜中の症状は緩和されました。ただ日中はあまり変わりなく、3回目からは腹部の陰交(いんこう)、関元(かんげん)・肓兪(こうゆ)、下肢の足三里(あしさんり)、陰陵泉(いんりょうせん)、三陰交(さんいんこう)、風市(ふうし)、懸鐘(けんしょう)など寒と湿に効くツボ、陽気を補うツボを使い鍼と灸を行いました。全体的に症状が軽くなってくれたのと右足首が少し屈伸できるようになり、日中が動きやすくなったと喜んでくれました。また冷えを自覚してからは冷たい飲食物などは控え、日常生活でも温めるように過ごしてくれているので、以前より冷えが穏やかになっています。
今回のような神経痛の原因は腰部にあるとはっきりしていますが、体質を改善することで症状が緩和できることを改めて実感しました。

ヘイセイ鍼灸治療院  MK

第94回 糖尿病料理教室

カテゴリー: 栄養科, 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

2月3日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第94回糖尿病料理教室」を開催しました。今回のテーマは『精進料理』。精進料理は、肉、魚などの動物性の食品を使用しないのが大きな特徴です。大豆、豆腐、おからなどの植物性のたんぱく質や、野菜をふんだんに使うことで、おいしく、バランスよく調理することができました。身近な食材で手軽に作ることができるので、ご家庭でもぜひチャレンジしてみてください。

次回は4月7日開催、テーマは「お花見弁当」です。桜を見ながらのお弁当はいかがですか。皆さまお誘いあわせの上、是非ご参加ください。

♥デザートタイム♥

白あんと豆乳ベースの白いお汁粉に白玉こんにゃくと大麦グラノーラを入れました。グラノーラは意外と簡単に手作りできるので好みの味を探してみてはいかがですか?

 

【本日のメニュー】

○ひじきと生姜の炊込みご飯:節分らしく大豆を使った、生姜の香る炊込みご飯です。
○田楽風おからハンバーグ :白、黄、緑の3色に味付けした生地に2種の味噌を塗って田楽風に。
○大根ステーキなめたけソース:柔らかく炊いた大根を香ばしく焼き、手作りのなめたけソースをかけました。
○春菊とりんごのくるみ和え:春菊、人参、りんごにくるみを混ぜた、食感を楽しめる一品です。
○菜の花の湯葉巻き:からし和えにした菜の花を湯葉で巻き、上品に仕上げました。
○けんちん汁:醤油ベースの汁に野菜をたっぷり使い、小さな手綱こんにゃくも加えました。
○白いお汁粉:ホッと温まるお汁粉に白玉こんにゃくと大麦グラノーラを加えて食物繊維たっぷりに。

計584kcal

たんぱく質20.3g 脂質13.2g 炭水化物(糖質77.2g 食物繊維20.2g)塩分3.0g

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

 

管理栄養士 T

人間ドックや健康診断のお勧め

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

 

倉敷平成病院に脳ドックセンターを開設して25年が経ちました。利用者の皆さんの安心と満足を大切に、検査の精度やサービスの向上に努めて参りました。

開設当初はがんの早期発見に重きを置いておりました。
徐々に人間ドックの位置づけが変わり、病気の早期発見だけではなく、未病の段階で生活環境や食生活に介入を行うようになってきました。特に生活習慣病については、早い段階からご自身の身体のことや健康について興味を持って頂くことが大切ではないかと考えています。

ご利用頂いた皆さんがご自身の身体に興味を持ち、すこやかに生活をして頂けるお手伝いができるように、今後もスタッフ一同努めて参ります。

ブログを見て頂いた皆さんやご家族の方々に、是非とも人間ドックや健康診断を利用して頂きたいと思います。

 

脳ドックセンター医師 E

デイサービスに鬼がきた!

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

1月はいぬる、2月は逃げる、3月は去る、と言いますが、
本当に時が過ぎるのは早いもので、もう2月。

今年の冬は例年にない寒波の影響で、倉敷でも雪が舞う日が何日もみられました。
関東から東北にかけては大雪のため、生活に影響が出ているようです。

 

立春を過ぎ暦の上では春という事ですが、本当の春はまだ遠いようです。
立春と言えば、前日は節分です。
今年の節分は土曜日という事で、一足早く、2月2日にこちらの事情に合わせてデイサービスドリームに鬼がやってきました。

 

昼食後、午後のプログラムが始まり、みんなで体を動かし、節分にちなんだ豆送りリレーを始めようと用意を始めようとしたその時です。なにやら背後から異様なうめき声が・・・。

「何、何?」とざわつき始めたその時、向こうからこわーい鬼が登場です。

 

「悪い子はいねーか。」と襲ってくる鬼に、皆さんなんとも楽しそうに、手に持ったお手玉を「鬼は―外、福はー内」の掛け声と共に、鬼退治の始まりです。

あまりの攻撃に鬼は退散。おかげでたくさんの福がやってきたようです。

 

記念撮影の後は、楽しいゲームに盛り上がり、一足早く節分の気分を味わった1日となりました。

 

平成30年はまだ始まったばかりですが、今年1年が皆さんにとって実り多き年になりますように。

 

介護福祉士 N

 

ケアセンターショートステイの節分

2月3日の節分のお昼ご飯に巻き寿司、そして豆のかわりにたまごボーロが出ました。
今年の恵方南南東を意識しながら召し上がっていただきました。

翌日には毎年恒例の節分の行事会を開催しました♪
節分と言えば、恵方巻き!豆まき!!ということで「豆まき」ならぬ「お手玉まき」をしました。男性職員が鬼に扮して、利用者様がその鬼に対して「鬼は~外!福は~内!!」と日頃のうっぷんを晴らすかのように、力いっぱい投げていました。利用者様も鬼のお面をかぶり、皆さんでポーズをとりカメラ目線で記念撮影を行いました。これで利用者様皆さんの中にいる鬼は外に出ていったのではないでしょうか♪また、ショートステイ食堂内には、利用者様に色を塗って頂いた色々な鬼や七福神を飾り、節分行事に花を添えました。

利用者様と一緒に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今年も皆さんが健康で、福にあふれた年になりますように願っております☆
行事会に参加してくださった皆さんありがとうございました!!

ペンネーム 恋来春来

家族が認知症になったらどう対処すればいい?

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

厳しい寒さが続き,春が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

通所リハビリよりお送りする、「認知症の家族を支える為に」をテーマとした3回シリーズです。

1回目は「認知症のタイプ別のケアの工夫」、
2回目は「認知症のリスクファクターと予防医学」ときまして
3回目は「家族が認知症になったらどう対処すればいい?」という題でお話をしたいと思います。

まず、書籍やインターネット上の資料から「家族が認知症になったら」を集めてみました。
・早めの受診をしましょう
・認知症の正しい知識をつけましょう
・介護保険サービスを活用しましょう
・認知症介護の経験者に話を聞きましょう
・認知症を隠さず、公的機関や地域社会の理解・助けを得ましょう
・ご本人の残された能力を活用しましょう
・介護者は自分自身の時間も大切にしましょう

ここから大まかにポイントをまとめ、「知ること」「知らせること」「1人で抱え込まないこと」の3つを覚えておいて頂けたらと思います。

ご家族が認知症ではないかと気付く場面は実に様々です。認知症の症状を起こす病気は数え切れないほどあるからです。ビタミン不足や高血糖/低血糖のように脳とは別のところに原因がある場合もあります。何が原因で認知症の症状が起きているのかを知り、必要な治療を行う為に早めの受診は大切です。

ではどこに行けば認知症を診てもらえるのか。ここに最初の「知ること」のポイントがあります。
元々病院にかかっている方であれば、その病院に相談してみると適切な窓口を教えてもらえたり、紹介状を書いてもらえたりすることが多いようです。ご本人もご家族も滅多に病院にかかることがない場合、どこに行けばいいのかわからず、受診が遅くなってしまうことも多いようです。
そのような場合、市町村の相談窓口、地域の高齢者支援センターなど公的な相談機関等に相談するといいかと思いますが、今まで触れる機会がなく知らないという方も多いです。
他には、親戚や友人、地域の方など身近な人への相談が鍵となります。
しかし、諸々の事情があり、人に知らせるのは勇気がいる場合もあります。どうしても言いにくい場合、「実は知り合いが家族の物忘れで困っているみたいで・・・」と架空の誰かの相談を受けたことにして聞いてみるのも一手かと思います。

「知ること」の一番重要な点は症状についてでしょう。認知症の介護では、何度伝えても忘れる、妄想や幻覚をはじめとする症状に振り回される、多くのことに見守りや手伝いが必要になる・・・などなど、ご家族の立場からすると思ったようにいかないことが連続するため、身体的な負担よりも精神的な負担の方が先に立ちやすいと言われています。

症状についての正しい知識をつけ、症状への対処方法や良い手助けの方法についてレパートリーを増やしていくことは非常に有効です。その点は、当ブログの認知症疾患医療センターの記事や、冒頭に挙げた「認知症のタイプ別のケアの工夫」なども参考にしてみていただけたら幸いです。
しかし、いくら対応力を上げたからと言っても、四六時中ご本人の側にいて対応していくことは現実的に不可能です。ここで、「知らせること」「1人で抱え込まないこと」が大切になってきます。

状況を解って話を聞いてくれる人がいるだけで、随分気持ちが楽になります。まずは信頼できる人から勇気を持って知らせてみましょう。ただご留意頂きたいのは、認知症の初期でもある程度進んでからでも、ご本人は家の外では「ごく普通に」振る舞えることが多いため、周囲の理解が得られにくいのも認知症介護の特徴だということです。
遠方の家族や親戚が正月やお盆の帰省で実際に家の状況を見て、ようやく協力してくれるようになったという話も聞いたことがありますが、理解してもらう為になかなか根気がいる場合も多いです。
病院の相談員や、高齢者支援センター、市の窓口など公的な機関で相談したり、実際に介護を経験した人に話を聞いたりするのは理解の壁が少ないので話しやすく、適切なサービス利用に繋がったり良いアドバイスをもらえたりするかも知れません。

介護保険の認定を受けてサービス利用が始まると、ケアマネジャーや利用している事業所のスタッフは親身に相談に乗ってくれます。
通所リハビリでも認知症のある方もご利用されていますが、必要に応じてご家族との連絡ノートを作成して、ご本人の通所リハビリでの過ごし方をお伝えしています。ご家族からのお返事で、ご家庭での様子や困り事を書いていただけることも多く、こうした連絡ノートのやり取りがご家族の精神的な支えにもなれたらいいなと思い取り組んでいます。

さて、長くなってしまいましたが、以上のようにご家族が認知症になった時には「知ること」「知らせること」「1人で抱え込まないこと」を念頭に、良いサポートの輪を広げていきましょう。
認知症のご本人が穏やかに過ごせる為には、ご家族自身が健康で心穏やかに過ごせることがとても大切です。「自分自身を大切にすること」が一番大事な対処方法かも知れませんね。

通所リハビリ 臨床心理士I

運動の前にはストレッチ?!

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

2月に入って寒い日が続いてますが皆様体調を崩したりされてないでしょうか。個人的な話ですが昨年はインフルエンザにかかってしまったので今年こそは病気をせずに健康に過ごしたいと思っております。

さていよいよ、冬季オリンピックが開催されました。普段ウインタースポーツの放送は見ないですがオリンピックはやはり世界のトップレベルの出場で見応えがあります。

スポーツ関係の話題ですが、運動前にストレッチしていますか?
準備運動としてストレッチを行うと怪我の予防にもなるってことでよく行われますよね。ところが運動前にストレッチを行うのは止めましょう。ここでのストレッチは、じわ~っと伸ばすストレッチの事です。静的ストレッチと言われるストレッチです。スタティックストレッチとも呼ばれます。運動前にこの静的ストレッチを行うと力が出にくくなってしまい、パフォーマンスが低下してしまいます。

ストレッチ後数時間は筋力低下が持続するという報告もあります。重たいものが持てなくなったり、速く走れなくなったりするわけです。ただ何もせずに運動を行う訳にはいきません。

運動前には動的ストレッチが効果的です。ダイナミックストレッチとも言われます。じーっと伸ばすのではなく、リズミカルに動かすことで筋肉の柔軟性を上げるという方法です。
わかりやすいのが、日本人なら誰もがやったことのあるラジオ体操や、サッカーなどスポーツのウォーミングアップに取り入れられているブラジル体操などが挙げられます。じーっと伸ばすのではなく、リズミカルに腕を回したり、腰を捻ったりする動きです。

具体的な方法は言葉では説明しにくいので興味のある方は動画サイトなどで検索してみてください。

放射線部 ろん

10)認知症とは?⑤

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は、アルツハイマー型認知症の人の記憶の成り立ちの特徴と、一般的な記憶の成り立ちの特徴の違いについてお話ししました
今回は、アルツハイマー型認知症の人の記憶の成り立ちの特徴と感情の結びつきによって、どのような心理状態を引き起こしやすいか、ということについてお話したいと思います。まずは前回の認知症の人の記憶の成り立ちについておさらいをしましょう。

アルツハイマー型認知症の人では、最近の出来事の記憶(エピソード記憶)が忘却されやすくなります。それによって、現在の出来事を理解・判断・記憶するために、かなり以前の出来事の記憶や個人の常識・知恵・知識のみによって関連づけをせざるを得なくなります。そうなると、現在の出来事の記憶は通常よりも、周囲の人から見れば勘違いや取り違いと判断されるようなアンバランスを生じるようになります。さらに、本人にとってみれば、現在の出来事は突然に起こった思いがけない出来事として体験されやすくなります。急に起こった思いがけない出来事には、人は誰でもギョッとなったり冷汗をかいたり、迷ったり、といったこころの動きを生じるものではないでしょうか。

よく、認知症の人には自覚が無い(病覚が無い)、という言葉を耳にします。はたして本当にそうなのでしょうか。現状の思いがけない出来事に直面し、「何かおかしい。(周りの人?環境?まさか自分自身?に今までとは違う変化が起きている)こんなはずじゃない・・」といった感覚を体験(自覚)した際のこころの動きとして、我々としても十分に理解でき得るものではないでしょうか。事実、周囲の人が「(本人が)怒りっぽくなった」と感じているケースも多くあります。
今回は、アルツハイマー型認知症の人の、エピソード記憶障害と心理状態の結びつきについてお話しました。次回は、エピソード記憶障害とそれに伴う心理状態の変化が、周囲の人とのかかわりにどのように影響を与えるか、ということについてお話したいと思います。

もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには地域のかかりつけの医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけの医師にご相談下さい。

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

執筆者 CP阿部

第65回院内コンサート開催のご案内

カテゴリー: 院内コンサート | 投稿日: | 投稿者:

立春とは名ばかりの寒さが続くこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

次回の院内コンサートのご案内です。

日時:3月26日(月)
10時30分~11時 外来待合にて

演奏は倉敷アカデミーアンサンブルの方々の予定です。

心地よい音楽でに一息癒されてみませんか。

入場無料で、どなたでもご参加いただけます。

どうぞお楽しみに。

秘書・広報課

倉敷医師会チャリティーコンサート・ピンクリボン2018出演のご案内

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、平成30年2月25日(日)に倉敷市芸文館ホールにて開催予定の「倉敷医師会チャリティーコンサート・ピンクリボン2018」(主催:倉敷医師会)に、当院消化器科都築医師が、倉敷医師会軽音楽部として出演(15時40分~16時50分)することとなりましたのでご案内いたします。

乳がんの啓発活動を目的としています。川崎医科大学附属病院園尾院長先生による基調講演や各種コンサートが予定されています。お時間ある方は是非ご来場ください。

秘書・広報課

平成30年度 倉敷平成病院リハビリテーション勉強会のご案内『胸郭運動システムの再建法』

この度、『胸郭運動システムの再建法』というテーマで講習会を開催する運びとなりました。

胸郭の動きは呼吸をするうえで重要であり、また姿勢アライメントや動作を考える上でも重要になります。呼吸器官としての機能と運動器官としての機能があり互いに大きく影響しています。そのような胸郭に対して評価から治療まで実技を交え柿崎藤泰先生にお話していただきます。大変お忙しい時期ではあると思いますが、興味のある方は奮ってご参加いただきたいと思います。
 

テーマ:『胸郭運動システムの再建法』

  日 時:4月7日(土) 14時~18時(受付13:30~)
          8日(日) 9時~15時
        *1日目終了後に懇親会を予定しております

  講 師:柿崎 藤泰先生(文京学院大学 保健医療技術学部 教授)

  場 所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター

  参加費:10000円 ※懇親会参加者は別途 4000円必要

  定 員:30名

  申込方法:倉敷平成病院のホームページ上にあるリハビリ勉強会申し込みフォーム内の講習会名「胸郭運動システムの再建法」を選択し必要事項を記入の上、お申し込み下さい。

  ※当日は実技を予定しますのでジャージ等実技のできる服装をご用意ください。

  締め切り:平成30年4月1日

  応募者が多数の場合はお断りする場合がありますのでご了承ください。
  受構可否は締め切りより1週間以内にE-mailにてご返信いたします。

 

*『胸郭運動システムの再建法 ~呼吸運動再構築理論に基づく評価と治療~ 第2版』という著書を出版されています。今回の講習会はこの本の内容が主になりますので受講される前に一読されることをお勧めします。

 

事務局:〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
倉敷平成病院 リハビリテーション部 理学療法科  片山 佳紀
TEL:086-427-1111 E-mail:heiseikousyuukai@yahoo.co.jp

フレーバーウォーターってなあに?

カテゴリー: 栄養科, 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

最近、“見た目は水のように透明だけど味が付いた飲料水”を多く見かけませんか?

近頃流行しているその飲み物は「フレーバーウォーター」といいます。

アップルやオレンジなどさまざまな味があり、お水がベースなので、すっきりとさわやかな味わいが大きな魅力ですよね。また。お水の味のマンネリを解消できたり、一般的なジュースよりも飲みやすかったりするために、手に取ったことのある人も多いのではないでしょうか。

ところで、名前の通りあくまで香りが付いたミネラルウォーターであって、ジュースではないと思っている方はいませんか?

確かに、一般的なジュースに比べるとカロリーは低いですが、ミネラルウォーターのようにカロリーゼロではありません!

フレーバーウォーターにもカロリーや糖分が含まれていて、ジュース類と同じ「清涼飲料水」に分類されているのです。

たとえば、ミネラルウォーターとフレーバーウォーターの100mlあたりのカロリーを比べると、ミネラルウォーターはもちろん0kcalですが、フレーバーウォーターは8~25kcalあります。

500mlペットボトル1本に換算すると、商品によっては100kcal以上になるものもあるのです。
一般的なジュースよりも低カロリーなものの、フレーバーウォーターにもカロリーや糖分が含まれていることを理解したうえで使いましょう。

摂る際はカロリー表示を確認してできるだけカロリーの低いものを選び、水やお茶代わりにがぶがぶ飲み過ぎないことに注意です。

寒い日が続いていて、夏場に比べてのどが乾かない分、ついつい水分摂取が減っていませんか?

冬場でも水分が少なすぎると脱水症になります。
お茶や水をメインに1日1L以上を目標にこまめに水分補給しましょう。

 

糖尿病療養指導士 栄養科 S.H

スイッチOTC

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんは「スイッチOTC」をご存じですか?

「OTC医薬品」とは調剤薬局や薬店、ドラッグストアなどで、処方箋無しに自らの責任で買うことができる医薬品のことです。
(OTC=over the counter カウンター越しにアドバイスを受けた上で購入できることを意味します)

「スイッチOTC」とは医療用(医師が発行する処方箋に基づいて薬剤師が調剤してから受け取ることのできる薬)から一般用に切り替えられた(スイッチした)薬をさします。医療用医薬品と成分が同じで、例えばロキソニンやガスター、最近ではアレグラやPL顆粒などがあります。

用するメリットとしては、

●医療機関が開いていない時間帯でも購入できることもある

●病院に行く時間や費用を抑えることができる

ことから、軽度の不調を感じた時の対処として利用できます。
しかし、主に症状を緩和する薬が多いので、数日間服用しても治らない場合は医療機関への受診をお勧めします。成分は同じでも薬の名前が異なる場合や複数の成分が配合されている場合もあるので、薬の重複や相互作用に気をつける必要があります。薬剤師に相談してうまく利用しましょう。

 

薬剤師  M

栄養科通信vol.126「チャレンジクッキング!~カリフラワーライスを作ってみた~」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

最近、セレブやニューヨーカーの間で「カリフラワーライス」が流行しているという記事を見かけました。カリフラワーとはもちろんあの白い野菜のこと。なんとカリフラワーをきざんで炒めて、ご飯の代わりにしているというのです!カリフラワーはビタミンCやB群、食物繊維を多く含み低カロリーなので、ご飯の代わりにすればもちろんカロリーも糖質も下がりますけど。。。
非常に気になったので、試してみることにしました。

【目的】
カリフラワーライスを作り、美味しいのか調査する。

【方法】
①カリフラワーライスを作る。
②おいしい食べ方を探る。

【結果】
①カリフラワーを軸ごとみじん切りにし、オリーブオイルをしいたフライパンで炒めました。写真A


見た目は白米っぽい。みじん切りが荒いのはご愛敬。味は、うーん、炒めたカリフラワーだ!

②-1 ご飯と半量ずつ混ぜてみました。たまたま麦ごはんでした。写真B


見た目は「ご飯に何か入ってる?」味は、うーん、野菜っぽい味のご飯だね?

②-2 カレーライスにしてみました。たまたまナスとしめじのカレーでした。写真C


見た目は一瞬カレーライス。ん?ご飯のとこ白すぎない?という印象。味はカレーの味です。まあ、ありです。

②-3チャーハンにしてみました。写真D


見た目はチャーハンそのもの。味は、うまい!野菜たっぷりっぽいチャーハンだ!卵と塩こしょう、ゴマ油で完全にごまかされます。しかもパラパラ!

②-4 ライスサラダにしてみました。たまたまトマトとアボカド、きゅうりとあわせてドレッシング(オリーブオイル、寿司酢、塩、黒こしょう)で和えました。写真E


見た目は普通のサラダ。味は、いや、普通のカリフラワー入り野菜のサラダですってば!

【まとめ】
・カリフラワーライスを白米の代わりに、それのみで食べるのは無理があるが、カレーやチャーハンには利用できる。
・カリフラワーの野菜っぽさを消し、でも食感を残して炒めるのがポイント。
・カリフラワーライスは歯応えがあり、満腹感は得られる。
・翌日のお通じが快調になる。(結局カリフラワー1/3玉分を食べましたので。)

NYで話題のダイエットメニュー「カリフラワーライス」。よかったらお試しくださいね。

栄養科 管理栄養士A子

脳神経センター大田記念病院(福山市)と医療秘書・広報の情報交換会実施報告

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

昨年12月9日(土)午後、社会医療法人祥和会脳神経センター大田記念病院(福山市)を訪問し、医療秘書・広報の情報交換会を実施いたしました。
平成28年11月の第20回全国病院広報研究大会(HITO病院)以来、病院広報についてご教示いただいており、この度の訪問となりました。大田記念病院の広報ご担当の島津様は、異業種で広報のエキスパートとしてスキルアップされた後、大田記念病院にて法人本部の広報担当としてご活躍されています。

大田記念病院では現在回復期リハビリ病棟開設に向け新病棟を増築中であり、数年前に外来棟を増築されています。
まず院内見学を行いました。とにかく壁に直接の掲示はしないこと。建設の際から、患者さんの動線等を想定したサイン(案内)を作成されている点、調剤薬局へのFAXシステムの案内やタクシー配車電話の案内等、随所に工夫されている点がみられました。
見学の後は、医療秘書班と広報班に分かれて、研修がなされました。私たち広報班は、島津さんから、体系的に広報の在り方や、広報担当者として必要な段階的スキル、病院広報に求められる適性やその目的等多岐にわたるものでした。
また、大田記念病院のレシピ本の出版や、だしパックの販売等、ただ単に話題性を求めただけではなく、地域の方々の健康を守る。という目的があっての事業ということで、大変感動致しました。
そして、所属する組織において最も大切なことは何かを念頭に課せられた業務を行うことが大切であると理解しました。

予定時間を2時間以上すぎるほど白熱した研修となりました。帰りの車中ではそれぞれがそれぞれの課題を見つけたような空気感でした。
多くの資料等もいただき大変充実した半日となりました。
報告が遅くなりましたことをお詫びすると共に、大田記念病院の方々には、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

大田記念病院の島津さんは『病院2018年2月号(医学書院)』にも執筆されておられます。

 

秘書広報課

早期発見、早期治療 ~腹部エコー~

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

当院臨床検査技師の仕事の1つに腹部エコー検査があります。これはエコー(超音波)を通してお腹の中の臓器(肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓、大動脈など)に異常はないかどうかを調べます。15分~20分程で行える非侵襲的な検査です。
さてこの検査、学生の時に実習はするものの、実際に検査を一通り行うことができるのは仕事を行うようになってからです。もちろん最初から患者さんに検査を行うわけではなく、職員のお腹を借りて、練習を十分に行い、上司のOKをもらってから患者さんの検査を行うようになります。患者さんの検査を行うようになってからも最初は上司の確認のもと検査を行います。
他の検査も同様で、その検査の難易度に合わせ、職員を練習台として経験を重ねていきます。

2年前のこと。私もお腹を出して、練習台になっていました。検査をしていた技師の後ろで指導していた技師が「あれっ!?」と何かを発見。「何????」まさかの多数の胆嚢ポリープでした。私としては症状もないし、まあまあ若いし何もないはず!と思い込んでいましたが、予想外の発見にショックを受けてしまいました。でもそれがきっかけで、半年に1回、病院に受診して腹部エコーをして経過観察をするようになりました。胆嚢のみならず、他の臓器も異常がないかチェックできることはありがたいことだなと思っています。

血液検査でひっかかって腹部エコーをしましょうと言われた方もおられると思います。面倒だなと思わず、ぜひ腹部エコーを受けてみて下さい。若くても何か潜んでいる場合もあります。絶食した上での検査ですが、痛くもなく手軽に受けられる検査ですよ。
1年に1回の人間ドックで腹部エコーを受けられるのもいいと思います。になるためにも、腹部エコー、ぜひ受けてみて下さい。

臨床検査技師 NY

全仁会バスケットボール部活動のご案内

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

平成29年11月より本格的に活動を開始しました、全仁会バスケットボール部です。
所属部署や職種、経験に関係なくバスケットが好きなメンバーが集まって、水島ふれあいセンターで毎週木曜日19時~21時で練習しています。ウォーミングアップやシューティング練習の後、ゲーム形式での練習を行っています。
今回2月18日(日)に岡山市のジップアリーナで開催される「第5回ホスピタルカップ」に出場が決まりました。創部初の対外試合という事で、自分たちの力がどれだけ通用するか未知数ですが、練習時の早いパスワークや鋭いドライブ等、個々の力を出せればいい結果が出ると思います。
当日は、高松日赤・倉敷中央・綾部市立・福山医療との対戦が組まれています。
興味のある方は、ぜひ応援にお越しください。

バスケットボール部事務局 K

 

寒い日もリラックスして元気な身体づくりを!

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは。2月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。わたしはそんな中、フロアの中を半袖で過ごしています。外は寒いですがフロアの中は暖かいので、のびのびと身体を動かせます!
さて寒い日が続いていますが、皆様は身体を動かす機会はありますか?寒くなると外出機会が減ったり、身体を動かす時間が減ったりして、体力や身体機能が衰える傾向にあります。
予防リハビリでは、エアロビやロコトレといった、しっかりと身体を動かせるプログラムがあります!ですがそればかりではありません。今回は予防リハビリで行っている、リラックスできるプログラムについてご紹介致します。

まずは昼食前にゆったりとした音楽を聴きながら行う体操・ストレッチです。
午前中にしっかり動かした身体を休めることができます!
中には気持ち良くて眠くなってしまう方もいます。

 

 

 

 

次に昼食後に行われているリラクゼーションです。
床に体操用のマットレスを敷いて、寝転びながら身体をゆっくりと動かしていきます。
体力に自信のない方や、痛みのある方なども行えるプログラムです!

 

 

 

 

 

そして最後に、夕方頃に行われるメンテナンスです。
アロマオイルを入れたお湯に手を浸け、オイルで手をマッサージしていきます。
落ち着いた音楽を聴きながら、手を温める空間はリラックスできること間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。予防リハビリの利用者様には、寒い日でも他利用者様と一緒に身体を動かし、リラックスできるプログラムで身体を休めながら健康増進に努めていただいています。運動の機会を維持したい方、少しでもプログラムを体験してみたい方など、いつでも見学を受け付けております!興味のある方はいつでもお問い合わせ下さい。

社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション
TEL:070-6690-2763 (相談員:あいやま)
MAIL:genki2reha@heisei.or.jp 

倉敷平成病院通所リハビリ(予防リハビリ) 介護福祉士 S

※写真掲載については撮影時に同意を得ております

倉敷ニューロモデュレーションセンターにおける言語聴覚士の関わりについて

倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、多職種が連携し1人1人の患者様に対してよりよい治療、訓練を提供させていただいています。

言語聴覚士は、DBS(脳深部刺激療法)を受けられる患者様や、すでにDBSを受けられている患者様を中心に、認知機能や飲み込み、話すことに関する検査・訓練を行っています。
DBSの適応となった患者様の発話や嚥下機能の詳細な検査は、術後、治療効果を見る上で大変重要となってきます。また検査に加え食事、会話などの生活場面においてもチームで情報共有し、より適した治療につなげています。

パーキンソン病の患者様の中には話にくさ(構音障害)や、飲み込みにくさ(嚥下障害)を訴えられる方が多くおられます。パーキンソン病の患者様の発話特徴としては声量の低下や発話の短いとぎれ、発話速度の異常、声の高さや大きさの単調化などがみられます。また嚥下機能としては、口腔機能の運動低下により口から流延が出る、食べ物が口の中に残ってうまく飲み込めない、食事中に咽るなどの症状がみられます。このような症状を認める患者様に対して検査以外に、積極的なリハビリ介入をさせていただいています。

入院中のリハビリも重要ですが、退院後も機能を維持していくためには継続したトレーニングが必要です。口腔運動機能や呼吸発声などその方にあった自主トレーニングの方法を退院時にお伝えさせていただいています。お伝えしたトレーニング内容を術後のフォローアップの入院の際にも積極的に実践していただいている方々の姿をみると大変嬉しく思います。

今後も治療が発展していく中で、新しい情報を取り入れチームで共有しながら患者様に適した言語療法が提供できるよう取り組んでいきたいと思います。

倉敷ニューロモデュレーションセンター 言語聴覚士

ある日の一日

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

今日は節分。

「鬼は外、福は内、パラパラパラパラ豆の音、鬼はこっそり逃げていく。」

昔は豆まきを実際にしていましたが、最近は後の掃除も大変だし、小袋入りの豆をまくか、まきもせずに口の中に放りこむかのどちらかです。

どういうわけか、昔はしなかった巻き寿司をその年の恵方に向いて黙々としゃべらず食べるというのはCM等で始まってから毎年しています。時代と共に行事の主流が変わってきています。

介護保険サービスも少しずつ変化してきています。平成30年の医療介護改正でまた変化が有りそうです。そんな中ケアマネのある1日のことをつらつらと文章にしてみました。

休み明けの月末、今日は1件午前中に契約があるだけ。後は事務処理をしようと思いながら出勤。すると机の上に張り紙が。

1枚目、Aさん、ショートステイから帰宅したが発熱有り。
救急受診し、尿路感染で入院になった。

2枚目、Bさん、昨日受診し、腰椎圧迫骨折との診断。病院に空き室無く、空きが出来るまでショートステイ利用となった。

3枚目、Cさん、昨日ショートから帰ったが、体調悪く嘔吐有り。これから受診に行く。

優先順位は?と考えている内に電話あり。訪問看護からで、Dさんのストーマの管が破れている。交換したいから材料があるかどうか、家族と連絡とってほしい。

ゆっくり事務処理のはずが、、、まずはストーマの件で各事業所から情報収集。その答え待つ間に、2枚目Bさんの家族に電話で詳細を聞く。ショートステイに電話し、当居宅では新規のためパソコンに事業所登録が必要。加算系等確認、サービス担当者会議の打ち合わせ。今日14時から。各事業所に連絡。

3枚目のCさんの件、主治医に連絡。事情を話す。

元々の10時の契約に通所リハ相談員と慌ただしく訪問に出かける。

契約から帰ると張り紙。3枚目の件、CさんK病院に救急搬送。主治医から連絡あり。各事業所に連絡。「医療情報連携シート」作成に取りかかる。昼食をかき込み、新規ショートステイの計画書、利用票作成、アセスメント等準備し、担当者会議に出かける。本人とも会い、内容を確認し、帰る。2枚目のBさんの情報を相談員に電話。自宅の家族情報を伝える。各事業所に連絡。
Dさんのストーマの件の連絡、情報収集し各事業所に連絡。
3枚目の「医療情報連携シート」作成。

あっという間に一日が終わりました。明日はK病院に「医療情報連携シート」を持って行き、今後について確認にしようと思います。

ケアマネは「連絡調整」が仕事ですが介護保険改訂の度にその範囲が広くなってきています。気楽に相談して下さい。

 

ケアプラン室 K

ドライマウスについて

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

 

こんにちは。

乾燥する日が続いていますが、お口の中も乾いていませんか?

もしかしたら、ドライマウスかもしれません。

ドライマウスとはさまざまな要因で唾液の分泌量が低下し、お口の中が乾燥する病気です。加齢に伴い唾液腺が萎縮するなど唾液腺自体に問題がある場合や、糖尿病や腎不全などの病気に関連して起こる場合、シェーグレン症候群、ストレス、薬剤の副作用で起こることもあります。

ドライマウスはお口の中が粘つく、舌が痛い、口臭がある、食べ物が飲み込みにくい、乾いた食品を食べられないといった症状があります。お口の中が乾くと、唾液の持っている自浄作用が失われ、むし歯や歯周病だけでなく、誤嚥下性肺炎などの全身疾患になる可能性があります。

対処法としては、こまめに水分を取る、飲酒・喫煙を控える、水分の多い野菜や果物を摂取するほか、唾液の有効成分が含まれたジェルやクリームなども市販されていますので、是非お試しください。

 

歯科O

 

 

 

“おむつ検定・おむつフィッター”って知ってますか?

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

高齢者の方が増え、排泄に問題を抱えていらっしゃる方も多くなってきています。以前はおむつと言えば小さな子供をイメージしていましたが、老健ではおむつを利用されている方も少なくありません。おむつを適切に使用しなければ、不快感やスキントラブル、また下に漏れてしまったりと問題が生じてきます。そのため、入職時の看護師や介護士の研修には、必ずおむつ着用の実技を取入れています。

昨年参加したセミナーで、京都市内にあるはいせつ総合研究所むつき庵でおむつ検定やおむつフィッター研修を行っていることを知りました。さっそく申し込みをして2日間の研修を受けてきました。

研修内容は解剖・生理、おむつの特徴など座学から始まり、おむつの交換方法や実技、またおむつだけでなく他の排泄器具の紹介や体験・見学など非常に豊富でした。最後に試験もあり、あらためておむつの奥深さを知りました。

そして、おむつ検定認定書とおむつフィッター3級資格認定書が届きほっとしています。
現在申し込みが多く、2級を受けるにも来年分の申し込みになるみたいです。
おむつの重要性を多くの医療・介護者が認識し、知識やスキルがどんどん高まることを期待したいと思います。

倉敷老健k

通所リハの共同作品2月「梅とウグイス」を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

おはようございます。通所リハビリです。気が付けば早2月、「行く・逃げる・去る」ように早く感じるとは、まったくその通りです。
さて、今月のタイトルは「梅とウグイス」です。今回は花びらをフェルトで作りました。一枚一枚の花びらを形作り、ボンドでとめますが、その成形が難しかったとのことです。
つぼみの花も雰囲気が出てますよね。
また、花びらの中の黄色いがくの部分は、12月の作品を作ってくださった、仲良しご夫婦が作ってくださいました。

青空は和紙の薄い青、そして梅は真紅の赤、ウグイスの色味も相まって、和のテイストに仕上がっています。
外は雪が舞っていますが、春が待ち遠しくなりました。立春はもうすぐですね。

是非、倉敷平成病院にご来院の際には、ご覧いただければ幸いです。

通所リハ 介護福祉士 K&S