カテゴリー別アーカイブ: 地域包括支援センター

運動で『もの忘れ予防』

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早いもので2月4日の立春も過ぎ、暦の上では春となりました。

とはいえ・・・寒い日が続き、外に出るのが億劫になっている方も多いのではないでしょうか。
寒さの為、散歩等をする機会が減り、うとうとする時間や部屋でテレビを見る時間が増えていませんか?このような生活では、筋力が低下するだけではなく、もの忘れ症状が出現したり、もの忘れがひどくなってしまいがちです。

普通に生活していても、毎日脳内にはゴミのような物(アミロイドベータ/タンパク質が固まったもの)が溜まってしまいますが、このゴミは脳の血流循環によって押し流す事ができます。
脳の血流循環を良くするには、運動がとても大切です。5分程度の軽い筋トレ、15分程度の散歩が効果的と言われていますが、かかとの上げ下ろし、もも上げ、足ふみ等の簡単な体操でも効果はあります。
運動が難しい方は、深呼吸も効果的と言われています。鼻から3秒ほどかけて息を吸い、5~10秒かけて口から息を吐き出す深呼吸を繰り返す事で、血管が広がります。この時に良い姿勢で行うと、胸郭が広がりより多くの酸素を取り込む事ができます。

運動の他にも、水分や栄養、睡眠等にも気を付け元気に桜の咲く春を迎えましょうね。

支援センターN

画像:イラストAC

認知症サポーター養成講座開催報告

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11月28日(火)10時~玉島信用金庫倉敷支店3階会場にて、認知症サポーター養成講座を倉敷市老松・中洲高齢者支援センター主催で開催しました。当日は天気も良く38名の方にご参加いただきました。認知症サポーター養成講座を初めて受けられる方がほとんどであり、認知症支援についての関心が伺えました。

90分間と長い時間でしたが、85歳以上の2人に1人は認知症になることや認知症は脳の病気であり、誰もがかかるかもしれない身近な病気であり、地域で認知症の方を支えていき共に生きていく必要性など伝えさせていただきました。また、対応の方法では、実体験を元に認知症介護のことについて話を行い、皆様最後まで真剣に聞いてくださっていました。

今後も住民の皆様に有益な情報をお伝えできるように活動していきたいと思っています。日常の生活や地域のことでお困りのことがありましたら、高齢者支援センターまでご相談ください。

倉敷市老松・中洲高齢者支援センター H

※参加案内の記事はこちらです。

認知症サポーター養成講座 のご案内※定員に達しました※

このたび、老松・中洲高齢者支援センターでは「認知症サポーター養成講座」を、11月28日(火)に、会場に「玉島信用金庫倉敷支店」をお借りして開催することとなりました。
現在、ご参加者を募集しております。
今までは公民館等の公的な施設をお借りして開催することが多かったのですが、このたび、玉島信用金庫さんのご厚意で会場をお借りすることができました。

日時:11月28日(火)10時~11時30分

場所:玉島信用金庫 倉敷支店

「認知症サポーターとは」認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る地域の応援者です。

「認知症サポーター養成講座」を受講した方が認知症サポーターとなります。
【講座の内容】
●時 間:90分程度
●内 容:「認知症ってなあに?」「どう接したらいいの?」など認知症の理解や基本的な対応方法について学びます。

受講は無料・定員は30名程度を予定しています。
お申込みは お電話086-427-1191 老松・中洲高齢者支援センター 岡本・平松・坂井田 まで

どうぞよろしくお願い申し上げます。

老松・中洲高齢者支援センター 平松

老松中洲高齢者支援センター 認知症サポーター養成講座チラシPDF

※おかげさまで定員に達しました。また改めて開催報告をさせていただきます。

100歳体操

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先日、老松町のふれあい会館で行われている「いきいき100歳体操」に参加してきました。30名ほどの参加でした。週に1回10:00~地域の方であれば誰でも参加可能です。

椅子に座ってビデオを見ながら、みんなで「1.2.3.4…….」と声をかけ合い、ゆっくり腕を上げ下げしたり、足を曲げ伸ばししたりと、30分ほど体を動かします。

今回は、支援センターからこの時期に気を付けていただきたい「高齢者の脱水」についてのお話を体操の前にさせていただきました。皆さん熱心に聞いてくださいました。

100歳体操は、「高齢者ができるだけ長く要介護状態になることなく、健康で暮らせるように」と開発されたものだそうです。ある報告では、3ヶ月も続けると筋力が平均で2.2倍にもなったそうです。

このような取り組みが地域のサロンなどで行われています。
支援センターにお問い合わせいただければお住まい近くの集まりの場などを紹介させていただきます。
「体を動かす」+「人と交流する」と心も明るくなれます。
皆さん、元気に過ごすため、介護予防に取り組みましょう。

                      支援センター m.m

2023年度 元気教室のお知らせ

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桜の花があちこちで咲き、満開が待ち遠しくなりましたね。
散歩をしていても、日差しが暖かく気持ちがいいです。
倉敷市老松・中洲高齢者支援センターでは毎年、地域の方の通いの場のとして、「元気教室」を開催しております。

第2火曜日:倉敷西公民館(八王寺町199-3)
第3火曜日:倉敷労働会館(稲荷町5-38)
どちらも、13時30分~開催しております。

「元気教室」では毎年、転倒・骨折予防、介護予防、家族介護などをテーマに様々なプログラムを企画しております。次年度の新たな日程・プログラムができましたのでご覧ください。
介護保険の認定の有無に限らず、どなたでも参加していただくことが出来ます。
予約不要・参加費無料です。
ご不明点は、倉敷市老松・中洲高齢者支援センターまでお問い合わせください。

倉敷市老松・中洲高齢者支援センター T

還暦の日に介護を考える

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先日迎えた還暦の誕生日。
母をデイサービスに送り出し夕方帰ってくるまでの間に、新幹線に乗り、ノスタルジック日帰り一人旅に出かけました。学生の頃過ごした下宿の大家さんご夫婦に奇跡的にお会い出来て、約40年の空白を埋めるがごとく出来事のあれこれを報告し合って、短い時間でしたが、感動し、とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

思い出話は心をホッとさせてくれます。
今、ご近所にはあなたのことを知っている方がおられますか?
 生まれた時にはご両親が居てご兄弟が居て親戚が居て、、、。幼稚園、小学校、中学校、高校あるいは大学まで勉学を共にした同世代の仲間、職場では同僚や先輩後輩。人それぞれではありますが、人生の大半を大勢の人に囲まれて過ごしてこられたことと思います。
高齢者と呼ばれるにはまだまだ若い65歳以上の皆さまは、動ける間は再び仲間を作りに出かけてください。住み慣れた、歩いて行ける距離の所に、用事が無くても気軽にお話ができる友達を作りに、ゴミ出しや公民館やスーパーへ。

高齢者支援センターはそんな皆さまの仲間づくりのお手伝いをさせていただいています。小さな集まりのサロン、健康教室、心配な認知症の勉強会(認知症サポーター養成講座)など。また、倉敷市の事業として住民の皆様の生活の様子を伺う実態把握調査にも出かけています。訪問の際にはご協力をよろしくお願い致します。皆様と一緒に暮らしやすい地域づくりをしていきたいと思っています。

そして今、介護で大変な思いをされている介護者の皆さま、一人で悩まずお近くの高齢者支援センターに相談をしてみてください。私も今は実母と暮らし、介護保険のお世話になりながらお仕事をさせていただいています。介護保険制度が始まって22年。社会福祉士や保健師、経験のあるケアマネジャーが、高齢者支援センタ―でお待ちしています。

※図は内閣府のホームページから、「高齢者の健康に関する調査」(平成29年)の中の『必要になった場合の介護を依頼したい人』図1-2-2-11
(内閣府の調査で、55歳以上の人に介護を頼みたい人について聞いたところ、男性の場合は「配偶者」が56.9%、女性の場合は「ヘルパーなど介護サービスの人」が39.5%と最も多くなっている)

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2019/html/zenbun/s1_2_2.html

支援センター OH!

本当の自立

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10月に入り、あんなに暑かった夏が終わり、羽織り物や上着が欲しくなる季節になりました。皆様衣替えはもうお済みでしょうか?

ご利用の方のお宅に訪問した際に、「衣替えをしようと思ってもなかなか2階から衣装ケースを持って降りることが出来ない」や、「衣装棚を運ぼうと思って持ち上げた瞬間に腰を痛めた」というお話をしばしば聞くことがあります。

自立支援に向けたケアマネジメントのために、ケアマネジャーとして今後どのような生活をご希望されるのかを皆様にお聞きする場面がありますが、衣替えに限らず「家族に迷惑をかけたくない、周りには頼れない」とおっしゃる方が多くおられます。

ある精神科医の先生は「自立とは依存先を増やすこと」「誰にも泣き言を言わずに一人で頑張ることが自立ではない。できるだけサポーターをたくさん作ることこそが本当の自立。そして最大の自傷行為は何かというと助けを求めないこと」とおっしゃっています。
私自身も家族や周りに頼らないようにと頑張ってはいますが・・・実際には気づいていない所でいっぱい迷惑をかけているんだと思います。

少しずつ気楽に「周囲に頼ってもいいのかな」と一人で頑張り過ぎず、肩の荷を下ろして日々が過ごせると良いですね。

ケアプラン室 N

老松・中洲高齢者支援センター教室のご案内

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老松・中洲高齢者支援センターでは、介護予防・転倒骨折予防・食事栄養などに関する教室を開催しています。

5~7月は介護予防教室として、運動・栄養・口腔に関することを理学療法士や栄養士がお話しました。

運動についてでは、理学療法士が運動とフレイル予防について説明があり、簡単にできる体操をみんなで実施しました。

栄養については、栄養士から栄養とフレイル予防について説明があり、栄養とフレイルについてのクイズや脳トレを楽しみました。

口腔については、口腔体操を動画で見ながら、マスク下で実施しました。

毎回30人くらいの参加者があり、和気あいあいとした雰囲気です。
今後の予定としては、9月から転倒骨折予防の教室が始まります。予約不要、参加費無料です。気になる方はぜひ参加してみてください。不明な点は老松・中洲高齢者支援センターまで問い合わせください。

支援センター T

教室活動開催

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老松中洲高齢者支援センターでは、65歳以上の方を対象に老松・中洲学区に分かれて教室活動の開催をしています。

中洲学区は5月10日(火)倉敷西公民館、老松学区は17日(火)に倉敷労働会館で元気教室がありました。当日は、両会場とも35名程度の参加があり、「教室活動を楽しみにしていた」との声が聞けました。

倉敷平成病院通所リハビリのスタッフに「フレイル予防の運動」について講演を依頼しました。参加者の皆様が体操や講義に真剣に取り組まれる姿を見て、健康に対する意識が高いと感じました。コロナ禍の中で運動や活動の場が制限される中で、健康に対する意識を持ち、自宅でできる運動などもあるので体力や筋力が落ちないようにしていきたいですね。

今後6月に「食事でフレイルを予防しよう」7月には「フレイルとは~体だけではない、脳のフレイル~」のテーマで開催予定です。
地域の方と一緒に勉強して健康な生活習慣を身につけていきたいと思います。

お問い合わせは 老松・中洲高齢者支援センター 086-427-1191

支援センター H

“ヤングケアラー”という言葉をご存知ですか?

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早いもので、2022年の12分の1が、もう終わってしまいました。『あっ!』という間でした。今年も何も進歩することなく一年終わらせてしまうかも…、少々焦っています。

逃げる2月、去る3月、ぼーっとしないで毎日を大切に過ごそうと思います。

 

さて、みなさんは“ヤングケアラー”という言葉をお聞きになったことはありますか?

最近、テレビや新聞等のメディアでも取り上げられていますので、ニュース番組などで見られたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

“ヤングケアラー”とは、『法令上の定義はないが、一般的に、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを日常的に行っている子ども』とされています(厚労省HPより)。近年、日本では、このヤングケアラーの増加が問題となっており(令和2年度の厚労省による調査では、回答した中学2年生の17人に1人がヤングケアラーだったという結果もあります)、国は令和3年3月に文科省と厚労省が連携したプロジェクトチームを立ち上げました。

ヤングケアラーの一番の問題は、家庭内のデリケートな問題であり、本人や家族に自覚がないことも多く、支援が必要な場合でも表面化しにくい、ということです。そのため国は、令和4年度から3年間を〔ヤングケアラー認知度向上キャンペーン〕の期間として、重点的に認知度の向上に向けて取り組むとしています。

 

子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。もちろん、家族で助け合うということも悪いことではありません。しかし、年齢等に見合わない重い責任や負担を負い、子どもが本来持つ、勉強する時間、部活動する時間、友人と過ごす時間‥‥それらが奪われ、結果、学業への影響、就職への影響、友人関係への影響などが出て、将来の夢を諦めたり、ストレスを感じたりしている子ども達も少なくないのです。

ヤングケアラーに関する施策には私たちケアマネジャー(介護支援専門員)の役割もあります。関わる家族にヤングケアラーがいないか、早期発見と適切な機関への相談、子どもをあてにしない介護・福祉サービスの調整、などがそれにあたります。ケアマネジャーは介護を必要とする高齢者の支援が主な業務ですが、子どもの問題は専門外、ではなく、ご利用者を取り巻く〝環境″を把握できるケアマネジャーだからこそ、できることを考えていきたいと思います。

 

【子どもが子どもでいられる街に。】(ヤングケアラー啓発のためのスローガンです)

ケアプラン室 A