カテゴリー別アーカイブ: 通所リハビリテーション

パワーリハビリテーション(レッグプレス)について:通所リハビリより

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

日ごとに暖かさを増し春めいてきましたが、皆様いかかお過ごしでしょうか。通所リハビリは、利用目的別に部屋が分かれており、私は主に移動やトイレが自立された方が過ごす部屋の担当をしています。その部屋を利用されている方はリハビリ時間のみではなく、自主的にパワーリハビリテーション機器を使用した運動に積極的に取り組まれています。

当施設にはパワーリハビリテーション機器が数種類あり、今回はその中でもレッグプレスという下肢の筋肉を鍛えるのに効果的な機械の使用方法や注意点についてご紹介します。

●レッグプレスの使用方法
①お尻が浮かないように椅子に深く座ります。
②取手をしっかり握って体を安定させます。
③フットプレートの上に左右の足を肩幅くらいにひらいて置きます。
④足を伸ばしてフットプレートを押します。
⑤押した状態で3秒キープします。
⑥ゆっくりと元の状態に戻し、スタート時の状態に戻ります。
⑦同じ動作を繰り返し行います。

●レッグプレス実施時の注意点
フットプレートに足を置く際に、つま先と膝の向きは同じ方向を向くようにするつま先と膝の向きが曲がっていると、膝と足首の痛みに繋がる可能性があります。
・足を伸ばしてフットプレートを押す際に、膝は伸ばしきらない膝を伸ばしきると強い負荷がかかり、膝を痛めてしまう原因になります。
・フットプレートを押す際にお尻を持ち上げないお尻を持ち上げると腰を痛める原因になります。
・いきなり強い負荷にせずに、少しずつ負荷を上げる 高い筋トレ効果を得たいと思っても、いきなり強い負荷をかけすぎてしまうと下肢を痛める原因になります。

●鍛えられる筋肉について
レッグプレスで鍛えられる筋肉は、以下の筋肉になります。
・大殿筋(お尻を大きく覆っている筋肉)
・ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)
・大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)
・下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)
これらの筋肉を鍛えることで、歩行や立ち上がりなどの動作の安定性の向上、歩行スピードの向上、痛みの緩和などを図ることが出来ます。

パワーリハビリテーションは、1人で行うことが出来、筋力強化を図るとともに、基礎代謝の向上も目指すことが出来ます。
私の担当の部屋のご利用の方がパワーリハビリテーションにしっかり取り組まれていますが、その中でどこの筋肉が鍛えられるのか?どのような効果がでるのか?を知りたいといったご要望がありました。

そのため、どこの筋肉が鍛えられ、どのような効果が期待できるかという説明の掲示を2023年3月より開始しました。

新型コロナウィルスの感染の拡大が原因となり、運動不足によって生じる歩行能力の低下などが課題となっています。最近、体の動きが悪くて気になり始めた。でも何をしたらいいのか分からない。などのお悩みをお持ちの際は、ぜひとも当施設へご相談ください。普段のリハビリに加えてパワーリハビリテーションにもしっかり取り組み、皆さんが安全に生活ができるように支援をしていきます。

 

倉敷老健通所リハビリテーション 理学療法士O

通所リハビリテーション「6フロア」のご案内

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

まだまだ寒い日々が続き、春の訪れ遠しい毎日ですね。
そして、感染症にも気を付けなければいけない日々もまだまだ続きますが、通所リハビリでは、1時間に1回の換気、手洗い、手指消毒など感染予防に努めています。

今回は通所リハビリ6フロアについてご紹介させていただきます。

6フロアは病気などの後遺症の回復を主とし、家庭での活動や地域社会への参加を促進するため、より自立的なリハビリを行うフロアです。

午前は、転倒予防を中心の体操プログラム、脳トレプリント、健康講座を行っております。
転倒予防体操では座位・立位にて筋力強化訓練やバランス訓練を中心に行い転倒なくいつでも安全に在宅生活が送れることを目標にしています。

脳トレプリントは、計算、漢字、間違え探し、言葉探しなど毎日違うプリントに取り組み、「漢字が書くのは難しいけど、今日はできた。」「今日は分からなかったけど、家でももう一度やってみる。」などと、苦手な問題にも挑戦し出来た達成感など楽しみながら取り組まれています。

午後は、日常生活動作を中心とした、太極拳ゆったり体操・セラバンド体操、脳トレーニングを行っております。
太極拳と聞いて驚かれる方もいらっしゃいますが、太極拳の特徴的な動きであるゆっくりとした重心移動やバランス動作を取り入れた体操です。いつまでも介護が必要のない充実した生活の為に取り組んでいます。
セラバンド体操は、セラバンドを使用しながら日常生活に必要な筋力・動作(家事・入浴・排泄)訓練を実施しています。
夕方は2つのことを同時にすることで、運動機能と思考機能を司る前頭葉を刺激させ、認知症の予防になるデュアルタスクマットトレーニングです。マット上で指定された色を踏みながら、季節に関する事、野菜の名前、などのお題に答えながら歩行訓練をしています。
他にも次月のカレンダーの塗り絵やナンプレなど取り組まれています。

1日のプログラムをご紹介させて頂きましたが、体操が苦手な方やトレーニングを中心にしたい方などは、リハビリスペースでマシーンを使用し、自主トレーニング中心に取り組み、皆様にあったペースでプログラムへ参加をしています。
いつでもお気軽にご相談下さい。

通所リハビリテーション6フロアスタッフ一同

通所リハビリ ユニット2でのリハビリ紹介

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。新型コロナウイルスが未だ猛威を振るっておりますが、お健やかにお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

今回は通所リハビリ・ユニット2でのリハビリの様子をご紹介いたします。
 ユニット2では、怪我や病気により日常生活にサポートが必要な方々を対象にリハビリを実施しています。生活の獲得や活動の拡大、生活の中で自分で出来ることが増えるなどを目的に、個別リハビリテーションや、自宅環境の調整、ご家族への介助指導など実施しています。また、リハビリスタッフ、看護師、介護士、相談員、ケアマネージャーなど他職種が密に連携し、在宅での生活が安全に行えるように支援しています。

ユニット2で過ごされる皆様には、マシンを使用し上肢・下肢の筋力強化、レストレーターでの全身耐久性の向上を図る運動を実施しています。また、身の回りの動作に介助が必要で、ご自身での自主トレーニングが難しい方はベッド上での筋力強化やストレッチ、起き上がり、立ち上がりなどの基本動作の練習をメインに行っています。

皆様が安全に、快適な在宅生活が送れるよう、ご本人やご家族からの要望に合わせて身体機能の改善を図っています。更に、自立度が少しでも上がることを目標に、担当リハビリがリハビリのメニューを作成しています。また必要に応じて、住宅改修、福祉用具の検討、アドバイスも実施しています。また、運動習慣が定着できるよう、自宅での自主トレーニング資料の配布や、動作指導も積極的に行っています。

ユニット2では、今後もご自身でできることが1つでも増え、生活の質が改善することを目標にサポートさせていただきます。周りの方々や、スタッフと楽しく会話しながら運動を行い、「今日も通所リハビリに行きたい!」「通所リハビリに行くのが楽しい!」と思って頂けるような環境づくりを行ってきます。「楽しいから運動が続けられる」そんな通所リハビリが今後も笑顔でいっぱいの場所になるようスタッフ全員で日々精進していきます。マスクなしで皆様の笑顔が見られる日が来ることを願いながら、取り組みを継続してまいります。

通所リハビリテーション 理学療法士F

通所リハビリ~コロナ禍での創作活動 

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

アッという間に、寒くなりもう師走です。
コロナ禍生活も長くなり、毎日のプログラムも、受難の日々が続いています。

通所リハビリ内の一番大きなフロアである1フロアの毎日のメインレクレーションの一部をご紹介します。コロナ禍でも、感染対策に留意しながら創作活動は形を変えて続けています。

現在は、1つの作品を1人1人が作り上げ、それを貼り合わせて大きな作品に仕上げたり、個人で持ち帰れるものを1人で作成していただいています。

今月は、クリスマスカードを作成しました。片側に麻痺のある方でも作れるように、予め,大きなパーツは職員が作ります。
今回は顔が無いサンタクロースの体だけを、カードに印刷し、顔のパーツを利用者様が作成します。形に切った折り紙を貼り合わせます。

顔の部分に貼って、いよいよ、目、鼻、口を書き入れる瞬間がやってきます。私は、この時間が一番好きです。十人十色、様々なお顔が出来上がります。

笑顔も笑いも起こる、その日の、メーンイベントの瞬間です。今回も、素敵な笑顔になる作品が生まれました。

その日の短い30分程の時間ですが作りながら、笑顔になったり、悩んだりしながら時間を積み上げて行きます。

そんな時間を、積み上げて通所リハビリの一日が作り上げられているなあ~といつも思っています。

「また来るよー」「楽しく終わった~」などの言葉を頂きながら、その日は終わります。明日はまた、新しい一日が始まります。さあ、今日は何をしようかな!

今日も、元気に、楽しく過ごしてまいりましょう~そんな通所リハビリでありたいと思っています。

倉敷老健通所リハビリ 介護福祉士 K.S

飲み込む力の低下を予防しましょう!

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。
季節はだんだんと冬に近づき、朝晩は肌寒いことが増えてきましたが、体調お変わりなくお過ごしでしょうか?

さて、現在も新型コロナウイルス感染の影響もあり外出や人との会話の機会が以前より減ってしまっている方も多いかと思います。これらの機会が減ってしまうと、口腔機能や飲み込みの力の低下などに繋がってしまう可能性があります。
秋は、お芋や柿、秋刀魚などおいしい食べ物もたくさんありますね。今回は、安全にそして楽しく食事が行えるよう「オーラルフレイルのチェック」や「口腔機能・嚥下機能の低下を予防する方法」についてご紹介したいと思います。

まず「オーラルフレイル」とは、ちょっとした口の衰えのことであり、主に加齢やからだの病気、薬の副作用や低栄養、廃用などによって起こり、複数の口の機能が低下することを言います。当てはまるものがあるか、チェックしてみましょう。

➀かたい物が食べにくい、
②汁物でむせる、
③口の乾燥が気になる、
④薬が飲みにくい、
⑤話すときに舌が引っかかる、
⑥口臭が気になる、
⑦食事に時間がかかる、
⑧薄味が分かりにくくなった、
⑨食べこぼしがある、
⑩食後に口の中に食べ物が残りやすい、
⑪左右の奥歯がしっかりかみしめられない。
みなさん、この中で当てはまるものはありましたか?当てはまる数が少なくなるように、低下を予防していきましょう!

そして、低下を予防する取り組みとして、「パタカラ体操」や「早口言葉」、「嚥下体操」などがあります。今回はこの中の「パタカラ体操」についてご紹介したいと思います。

「パタカラ体操」は口の代表的な体操の1つで、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための運動となります。効果として、
➀噛む力や飲み込む力の維持・向上、
②唾液の分泌を促し口の乾燥を防ぐ、
③発音がはっきりする、
④表情が豊かになる、などの効果があります。

「パ」:唇を閉じて食べこぼさない  「タ」:食べ物を押しつぶす、飲み込む
「カ」:食べ物を食道へ運ぶ     「ラ」:食べ物を口腔内に運び飲み込みやすくなる
*タイミングはお食事の前に行うことがおすすめです♪

当通所リハビリには2名の言語聴覚士が在籍しており、ご利用の方へリハビリを提供しています。
最近では、個別リハビリ以外に口腔機能・嚥下機能の低下の疑いがある方に対し、定期的な嚥下機能の評価等も行っています。
自宅での生活で気になることや飲み込みのことで困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。

倉敷老健通所リハビリテーション 言語聴覚士 S.H

通所リハビリ ユニット1でのリハビリ紹介

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皆様こんにちは。10月に入り木々も色づき、秋を感じられるようになりました。スポーツの秋ということで、私は壁打ちテニスを始めて見ました!過ごしやすい気候となってきましたが、皆様はどんな秋をお過ごしでしょうか?

 

今日は、ユニット1で行われているリハビリについてご紹介していきます。ユニット1では、怪我や病気により日常的にサポートが必要ですが、移動が自立で行える方を対象にリハビリを実施しています。身体機能の低下予防、日常生活で必要となるサポートの軽減、活動範囲の拡大を目的に、個別リハビリテーションや自主トレーニング指導、栄養状態の確認、住宅環境の調整を行っています。

また、リハビリ、看護師、介護士、相談員、ケアマネージャーなど他職種が密に連携し、在宅での生活が安全に行えるように支援しています。現在もまだまだ新型コロナウイルスが流行っているため、スタッフはガウンやマスク、ゴーグルを着用し感染対策をしっかり行った上でリハビリを実施しています。また、密にならないようご利用の方同士の距離がとれるように環境を整えています。午前、午後に物品やマシンなどの消毒も行い、感染対策を徹底した環境でのリハビリが行えるように取り組んでいます。

ユニット1で過ごされるご利用の方々には、マシンを使用した上肢と下肢の筋力強化や可動域訓練、全身耐久性の向上を図る運動に取り組んでいただいております。また、個別リハビリとして応用動作訓練や日常生活動作訓練、歩行訓練なども行っています。

ご利用の皆様が安全で快適な在宅生活を送れるようご本人やご家族の要望に合わせ、身体機能の改善を図っています。またリハビリ以外の時間にご自宅でも身体のケアや活動量を増やしていけるよう、自主トレーニング資料の配布や動作指導も行っています。ご自宅でのご様子を定期的にうかがい、住宅改修や福祉用具を使用する必要性があれば評価や提案をいたしております。

ユニット1では、ご利用の皆様が、「現在ご自分でできていることを継続して行える」、「できることが増えること」を目標にサポートしています。皆さまとの会話の中で、家でできることが増えた、ご家族や友人と外出できた等のお話を笑顔でしてくださり、本当に嬉しいです。今後もご利用の皆様とそのご家族が、安心・充実した生活が送れるよう、通所リハビリがそのお助けに少しでもなれるよう私達スタッフも日々精進してまいります。

今後も、新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりと行いながら対応してまいります。マスクを外して皆さまの笑顔が見られる日が来ることを願いながら、取り組みを継続してまいります。

 

倉敷老健通所リハビリテーション 理学療法士M 作業療法士O

 

通所リハビリ 新しい「体操」をはじめました!

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皆様、こんにちは!9月に入り、暑さも峠を越え夏の疲れが出る頃ですので、体調変化に気を付けながら元気にお過ごしください。
通所リハビリにはご利用の皆様の身体機能、認知機能に合わせて、たくさんのフロアがあります。
今回、紹介するフロアは、主に怪我や病気により、日常的にサポートが必要ですが、歩行がご自分で行える方を対象としています。

コロナの影響で、皆さまが楽しみにされている地域参加行事や旅行等の趣味活動が制限されたり、中止になったりする中で、身体機能、認知機能の低下が見られています。実際にリハビリスタッフが定期的に行う身体、認知評価でも値が下がっているのは著しく分かります。これではではいけないとリハビリスタッフと介護スタッフと話し合い、日々皆さまとの会話の中でうかがい知る、お困りごとをヒントに新しい体操を作りました!

新しい体操では手指の運動を取り入れたコグニサイズ、膝や腰痛、肩に痛みや可動域制限がある方と麻痺がある方のケアとして自主トレーニングで出来る運動を取り入れたり、全般的に落ちやすい上肢、下肢の筋力にアプローチできる体操も取り入れています。 体操する際にスタッフからの説明はもちろん、お手本になるDVDにも体操の効果や体操のポイントなどを詳しくいれて編集し、どなたにご覧いただいても興味を持って取り組んでいただけるようわかりやすく解説しています。

最後になりましたが皆様、体操を通じて筋力を維持し、コロナの終息が来る日に楽しみにしていた趣味活動や様々な行事にいつでも復帰出来るようにしませんか?

私たちスタッフも全力でご支援してまいります。

通所リハビリテーション 介護福祉士 S・Y

 

「熱中症警戒アラート」をご存じでしょうか

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暑さの厳しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎年、“熱中症に注意を“という言葉をよく耳にしますが、熱中症は、晴れていて暑い日だけでなく、曇りや雨でも湿度が高い日、また、屋外だけでなく屋内でも注意が必要です。

そこで「熱中症警戒アラート」を活用してみてはいかがでしょうか。

「熱中症警戒アラート」とは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ、熱中症予防行動を効果的に促すための情報です。
気象庁と環境省が連携し、2021年4月28日より全国で運用が開始されました。
今年は4月27日~10月26日の期間に運用されます。

「熱中症警戒アラート」は、体と外気との熱のやりとり(熱収支)に与える影響の大きい、「気温」、「湿度」、「日射・放射」、「風」の要素をもとに算出された“暑さ指数”によって判断されます。熱中症リスクを判断する数値として、運動時や作業時だけでなく、日常生活での指針としても活用されています。この暑さ指数が“危険”の基準値を上回った際に、前日の17時頃及び当日の5時頃に対象都道府県等に対して発表されます。

「熱中症警戒アラート」は、気象庁と環境省のウェブサイトで確認できるほか、テレビやラジオの天気予報などでも情報発信されます。また、登録をすればメールや環境省のLINE公式アカウントから情報を受け取ることができます。

熱中症警戒アラートが発表されたら、
・不要不急の外出はできるだけ控えましょう
・昼夜を問わずエアコンやクーラーを使用し、涼しくして過ごしましょう
・熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう
・エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則中止または延期しましょう
・喉が渇く前にこまめに水分を取りましょう

ぜひこの夏は「熱中症警戒アラート」を活用し、適切な熱中症予防行動を積極的にとり、暑さを乗り切りましょう。

通所リハビリテーション 支援相談員 O

 

通所リハビリ 「認知症専門フロア」のご紹介

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今回は「認知症専門フロア」のご紹介を致します。

物忘れにより集団で過ごす事が苦手な方や、物忘れに伴う不安がある方、「家へ帰りたい…」と帰宅願望がある方でも個人の在り方を尊重し安心して穏やかに過ごして頂けるよう、ご家族様と協力し日常生活や心理面に関しての支援を行っています。

ご利用の方に合ったプログラムを提供出来るよう、ご本人様からはもちろんご家族様からも、昔からのご趣味や今現在興味のある事、得意な事、苦手な事、今までの生活歴、やってきたご職業等お聴きし、お一人おひとり のプロフィールシートを作成しております。また、ご利用者様と関わっていく中で新たに発見出来た一面や様々な情報を職員同士で共有し、ご利用者様の好きな事、やりたい事を主に日々のプログラムに取り入れ少しでも安心して楽しく過ごせるように取り組んでおります。

 現在コロナウイルス感染予防の為実施出来ないプログラムもありますが、制限がある中でも出来る限りご利用者様が安心して楽しく参加出来るプログラムを思案し実施しています。
 例えば、天気の良い日はどなたでも気軽に体を動かせるよう近所を散歩したり、リハビリも兼ねて施設内の階段昇降を行ったりしております。

不安な気持ちが強いご利用者様に対しては、何故不安なのか、どのようにすれば気持ちが落ち着き少しでも安心して当フロアで過ごせるのか、ご利用者様自身にも傾聴し職員同士で話し合い、場合によってはご家族様や他事業所の方とも情報交換を行いケアにあたっています。

日々当たり前に感じていることを、より一層大切にし、ご利用者様の些細な変化を見逃すことなくご利用者様や、そのご家族様にも安心して任せて頂けるケアを行っていきたいと思います。

当施設の認知症専門フロアでのケアが、どのようなものなのか少しでも気になった方がいらしたら、ご見学いただけますので、ご遠慮なくお電話にてご連絡ください。
職員一同お待ちしております。

通所リハビリテーション  介護士 M.T

通所リハビリテーション  TEL086-427-1192

通所リハビリ 生活に介助が必要な方への支援・取り組み

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。暖かく過ごしやすい気候となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は通所リハビリで、主に生活に介助が必要な方への個別の支援に取り組んでいるフロアについてご紹介致します。

このフロアは介護度が重度である方が多いフロアです。ここでは専従の介護福祉士・看護師・リハビリスタッフ等様々な専門職が連携し、ご利用の方それぞれの状態を評価し、介護とリハビリに取り組んでいます。

フロアは個別なケア提供は必須であり、臥床・離床時間を個別に設けてケアを行っています。臥床(がしょう:ベッドなどに寝る事)が続くほど、心肺機能・消化機能・運動機能・精神機能等心身共に機能低下が進んでしまいます。

また、傷病・後遺症に加え、年齢や体形が臥床の要因となり著しく動作能力が低下し、ベッドから離れる事が難しくなる場合があります。そのような機能低下の状態から回復を図る為、介護福祉士・看護師・リハビリスタッフで、車椅子移乗・排泄介助・食事・脳トレプリントといった離床の援助を行っています。

ご利用の方の身体への負担は最小限に、かつその方の能力を最大限に引き出すために様々な声掛けをしケアを行っています。このように生活に介助が必要な方が穏やかに日常生活が送れるように取り組んでいます。ご本人が快適にお過ごしいただくのはもちろん、ご家族から安心して任せていただけるような場でありたいとの思いで職務に励んでいます。
今後も地域の為・社会の為に日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

介護福祉士 S.N