カテゴリー別アーカイブ: 通所リハビリテーション

家族が認知症になったらどう対処すればいい?

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厳しい寒さが続き,春が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

通所リハビリよりお送りする、「認知症の家族を支える為に」をテーマとした3回シリーズです。

1回目は「認知症のタイプ別のケアの工夫」、
2回目は「認知症のリスクファクターと予防医学」ときまして
3回目は「家族が認知症になったらどう対処すればいい?」という題でお話をしたいと思います。

まず、書籍やインターネット上の資料から「家族が認知症になったら」を集めてみました。
・早めの受診をしましょう
・認知症の正しい知識をつけましょう
・介護保険サービスを活用しましょう
・認知症介護の経験者に話を聞きましょう
・認知症を隠さず、公的機関や地域社会の理解・助けを得ましょう
・ご本人の残された能力を活用しましょう
・介護者は自分自身の時間も大切にしましょう

ここから大まかにポイントをまとめ、「知ること」「知らせること」「1人で抱え込まないこと」の3つを覚えておいて頂けたらと思います。

ご家族が認知症ではないかと気付く場面は実に様々です。認知症の症状を起こす病気は数え切れないほどあるからです。ビタミン不足や高血糖/低血糖のように脳とは別のところに原因がある場合もあります。何が原因で認知症の症状が起きているのかを知り、必要な治療を行う為に早めの受診は大切です。

ではどこに行けば認知症を診てもらえるのか。ここに最初の「知ること」のポイントがあります。
元々病院にかかっている方であれば、その病院に相談してみると適切な窓口を教えてもらえたり、紹介状を書いてもらえたりすることが多いようです。ご本人もご家族も滅多に病院にかかることがない場合、どこに行けばいいのかわからず、受診が遅くなってしまうことも多いようです。
そのような場合、市町村の相談窓口、地域の高齢者支援センターなど公的な相談機関等に相談するといいかと思いますが、今まで触れる機会がなく知らないという方も多いです。
他には、親戚や友人、地域の方など身近な人への相談が鍵となります。
しかし、諸々の事情があり、人に知らせるのは勇気がいる場合もあります。どうしても言いにくい場合、「実は知り合いが家族の物忘れで困っているみたいで・・・」と架空の誰かの相談を受けたことにして聞いてみるのも一手かと思います。

「知ること」の一番重要な点は症状についてでしょう。認知症の介護では、何度伝えても忘れる、妄想や幻覚をはじめとする症状に振り回される、多くのことに見守りや手伝いが必要になる・・・などなど、ご家族の立場からすると思ったようにいかないことが連続するため、身体的な負担よりも精神的な負担の方が先に立ちやすいと言われています。

症状についての正しい知識をつけ、症状への対処方法や良い手助けの方法についてレパートリーを増やしていくことは非常に有効です。その点は、当ブログの認知症疾患医療センターの記事や、冒頭に挙げた「認知症のタイプ別のケアの工夫」なども参考にしてみていただけたら幸いです。
しかし、いくら対応力を上げたからと言っても、四六時中ご本人の側にいて対応していくことは現実的に不可能です。ここで、「知らせること」「1人で抱え込まないこと」が大切になってきます。

状況を解って話を聞いてくれる人がいるだけで、随分気持ちが楽になります。まずは信頼できる人から勇気を持って知らせてみましょう。ただご留意頂きたいのは、認知症の初期でもある程度進んでからでも、ご本人は家の外では「ごく普通に」振る舞えることが多いため、周囲の理解が得られにくいのも認知症介護の特徴だということです。
遠方の家族や親戚が正月やお盆の帰省で実際に家の状況を見て、ようやく協力してくれるようになったという話も聞いたことがありますが、理解してもらう為になかなか根気がいる場合も多いです。
病院の相談員や、高齢者支援センター、市の窓口など公的な機関で相談したり、実際に介護を経験した人に話を聞いたりするのは理解の壁が少ないので話しやすく、適切なサービス利用に繋がったり良いアドバイスをもらえたりするかも知れません。

介護保険の認定を受けてサービス利用が始まると、ケアマネジャーや利用している事業所のスタッフは親身に相談に乗ってくれます。
通所リハビリでも認知症のある方もご利用されていますが、必要に応じてご家族との連絡ノートを作成して、ご本人の通所リハビリでの過ごし方をお伝えしています。ご家族からのお返事で、ご家庭での様子や困り事を書いていただけることも多く、こうした連絡ノートのやり取りがご家族の精神的な支えにもなれたらいいなと思い取り組んでいます。

さて、長くなってしまいましたが、以上のようにご家族が認知症になった時には「知ること」「知らせること」「1人で抱え込まないこと」を念頭に、良いサポートの輪を広げていきましょう。
認知症のご本人が穏やかに過ごせる為には、ご家族自身が健康で心穏やかに過ごせることがとても大切です。「自分自身を大切にすること」が一番大事な対処方法かも知れませんね。

通所リハビリ 臨床心理士I

通所リハの共同作品2月「梅とウグイス」を飾りました

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おはようございます。通所リハビリです。気が付けば早2月、「行く・逃げる・去る」ように早く感じるとは、まったくその通りです。
さて、今月のタイトルは「梅とウグイス」です。今回は花びらをフェルトで作りました。一枚一枚の花びらを形作り、ボンドでとめますが、その成形が難しかったとのことです。
つぼみの花も雰囲気が出てますよね。
また、花びらの中の黄色いがくの部分は、12月の作品を作ってくださった、仲良しご夫婦が作ってくださいました。

青空は和紙の薄い青、そして梅は真紅の赤、ウグイスの色味も相まって、和のテイストに仕上がっています。
外は雪が舞っていますが、春が待ち遠しくなりました。立春はもうすぐですね。

是非、倉敷平成病院にご来院の際には、ご覧いただければ幸いです。

通所リハ 介護福祉士 K&S

認知症のリスクファクターと予防医学

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寒さが一段と厳しくなり、インフルエンザが流行してきていますが、みなさま体調はいかがでしょうか?
さて、今回は「認知症のリスクファクターと予防医学」についてお伝えしていこうと思います。

まず、認知症のリスクファクター(危険因子)とは認知症になりやすくなる原因と言われているものです。リスクファクターは大きく以下の4つに分けられます。

・遺伝的因子(家族に認知症になった人がいるかどうかなど)
・社会・経済因子(友人・知人との繋がりの減少など)
・生活習慣因子(高血圧、脂質異常、糖尿病など)
・老年症候群因子(加齢、うつ傾向、転倒(頭部外傷)、不活動など)

遺伝的因子や加齢による認知症の発生は、残念ながら制御することが困難ですが、自分で制御できる因子の中で、特に影響しやすい症状や習慣には、糖尿病、高血圧、肥満、身体的不活動、喫煙などがあります。その中でも身体的不活動は糖尿病、転倒、交流の減少などの原因にも繋がるため、1番のリスクファクターと言われています。

認知症を予防していくためには、これらのリスクファクターを減らしていく必要があります。そのために重要とされているのはズバリ、運動です!
早歩き程度の強度の運動を週3回以上実施している人では、将来にアルツハイマー病を発症する危険が一段と低くなるといった研究も報告されています。

さらに、認知機能予防としてよいとされている運動方法の1つに、コグニサイズと言われる認知課題と運動を組み合わせた運動があります。例えば、「足踏みをしながら3の倍数で手を叩く」など、頭を使いながら少し疲れるくらいの運動を行うものです。少し間違える程度の課題を行っていく事で脳がより活性化されやすくなると言われています。この運動は、一人でも大勢でも行うことが出来るものです。ウォーキングしながらしりとりをしたり、左右の手を交互にグーパーして挙げながら「あ」から始まる言葉を思いつくだけ挙げてみたりするなどの方法もあります。皆さんも安全に気を付けながら試してみて下さい^^

ちなみに、通所リハビリでもコグニサイズを取り入れた運動などを行っています。興味のある方は、見学にお越しくださいね☆

通所リハビリ 作業療法士 F

通所リハの共同作品1月「おめでたい!」を飾りました

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あけましておめでとうございます。平成30年が始まりました。倉敷は穏やかな快晴の3が日でした。皆様にとってよい一年となりますようお祈り申し上げます。
倉敷平成病院では、本日1月4日より外来診療がはじまっています。そして、外来には通所リハビリのご利用方々の共同作品「おめでたい!」が飾られています。

富士山に昇る、初日の出。鮮やかな鯛が悠々と大海原から初日の出を拝んでいます。

この作品、鯛一匹一匹がちぎり絵で丁寧に作られています。
今年も、皆さんに喜んでいただける作品作りに取り組んでいきたいと思います。

秘書広報課

 

認知症のタイプ別のケアの工夫

寒気厳しき折、お風邪など召されていないでしょうか。
今回は通所リハビリ認知症専門フロアで行っている、認知症のタイプ別のケアの工夫について紹介したいと思います。

<アルツハイマー型認知症>
アルツハイマー型認知症では、もの忘れや見当識障害、判断力の低下、実行機能の低下といった症状が出現します。もの忘れに対しては、同じことを何度言われてもご本人にとっては初めてであるため、感情的にならず根気強く対応することで不安の軽減や、興奮の予防が図れます。メモ書きも有効な場合があります。通所リハビリをご利用中にも、帰りの時間が気になって何度も尋ねてこられる方がおられ、その都度同じようにお時間をお伝えする他、帰りの時間を書いた手作りのバスチケットをお渡しする場合もあります。見当識障害では日にちや場所がわからなくなるため、目立つところにカレンダーを掲示したり、会話の中に季節の話題をいれたりして対応します。当フロアでも部屋に日付と場所を見やすい字で書いて掲示しています。判断力の低下に対しては、たとえば「何がいい?」と聞くのではなく「あれとこれ、どっちがいい?」と聞くように判断材料を減らす声かけが有効です。実行機能の低下というのは聞き慣れないかもしれませんが、たとえば「服を着てね」と言うと何をすればいいのかと戸惑うような場面を言います。こういう場合には、「上着を持って」、「袖を通して」、「ボタンを付けて」と、一手順できたら次の手順と分けて具体的な動作を伝えるとやりやすくなります。

<脳血管性認知症>
脳卒中がきっかけの認知症であるため、脳の障害部位によって症状は様々です。ご本人ができることは何か、できなくなってしまったことは何かをしっかり把握して、苦手な部分のサポートをすることが大切です。自発性の低下やうつ状態が見られることが多いため、活動性の低下が危惧されます。無理強いするのは良くないですが、寝たきりや閉じこもりを防止するため、本人のできる部分に注目してできる限り脳にとって刺激の多い生活を送れることが重要です。通所リハビリでは、色々なプログラム(体操や脳トレ、レクリエーションなど)を試す中で、ご本人の反応をしっかり観察して、得意そうなことを探しています。得意なプログラムに取り組んでいる時のご本人の集中した表情や笑顔は私たちの励みになっています。
また、脳卒中の再発予防が極めて大切です。処方された薬をきちんと服用すること、医師に指示された生活習慣や生活上の制限を守ることなどを支援することがご家族の大きな役割のひとつです。

<前頭側頭型認知症>
このタイプの方は脳の前頭葉と側頭葉という部分の機能が低下してしまいます。前頭葉は感情のコントロールや集中力、物事の善悪の判断など人間らしさを司るところです。側頭葉は言葉の意味や味覚、聴覚、記憶などに関係する部分です。急な感情の変化や、反社会的行動、頑固で言うことが聞けないなどの症状が現れることがあるため、ご家族はショックを受けやすく、介護にも様々な苦労があると言われています。できればご家族だけで介護するのではなく、デイサービスや訪問看護など介護保険サービスを活用してできるだけご家族の介護負担を軽減することが必要でしょう。
万引きなど反社会的な行動は、本人には悪気はないため叱責や禁止はかえって逆効果になります。外出する時は一緒に行く、万引きをする店が特定できるなら事情を説明して代金を後から請求してもらう、または先払いしておくという方法で対処されている方もいるようです。
また常同行動が出現することがあります。いつも同じ物を食べ続けたり、毎日決まった時間に同じコースを散歩したりと常に同じように繰り返される行動を言います。これを止めようとするとご本人の反発を買い、興奮することもあります。むしろ常同行動を利用して、ご本人が得意な作業や行動を日課に取り入れた方がうまくいく場合があります。決まった時間に座ってもらい、決まったケアを行うなど、常同行動を日常に取り入れて定着するように働きかけることが有効です。
さらに集中力の低下や感情コントロールの拙劣さが影響して、周囲の環境に影響を受けやすく刺激や変化に弱くなりやすいのも特徴です。騒音や刺激的な映像、強い匂いなどに注意が必要です。広すぎる場所、混雑した場所、強い光なども苦手です。当通所リハビリにおいても部屋には物を少なくして(あるいは目に付かないように隠して)、少人数の職員が対応するようにしています。

<レビー小体型認知症>
はっきりとした幻視が見えることが特徴です。幻視とはそこにいないものが、あたかも本当に存在するように錯覚して見えてしまうことです。幻視は、虫や小動物、人の姿が鮮明に見えます。そのため介護者が「そんなものはない」と否定しても納得できず、かえって幻視を増長させたり妄想に発展したりすることがあります。ご本人には見えていることを前提に、「私には見えないけどあなたには見えるのね」などと共感的に関わることが大切です。また幻視は近づいたり触れたりすると消えることもあるため、ご本人が怖がっていなければ一緒に近づいてみることで解決する場合もあります。また、見間違いから幻視が起こることもあるため、壁に衣服を掛けない、薄暗い場所を減らすなど見間違いやすいものを排除することも大切です。
パーキンソン症状も特徴的です。顕著な歩行障害が起こりやすいため、転倒に注意が必要です。屋内の段差を減らしたり、出だしの一歩を特に注意したりして転倒予防に努めましょう。パーキンソン症状が現れるとじっとしていることが多くなる傾向がありますが、閉じこもりを防止し昼間の活動を確保して夜眠りやすくするためにも、適度な活動性を維持していくようにしたいところです。
通所リハビリでも、無理のない範囲で立って行えるゲームに取り組んでもらったり、散歩をしたりしてリハビリ以外の時間にも活動量のアップができるように取り組んでいます。

さて、長くなってしまいましたが、4つのタイプの認知症について書かせていただきました。今回挙げた対応方法はあくまで一例ですが、共通して言えることは「ご本人に起きている変化を理解する」「共感的に関わる」「できることを中心に活動性を維持する」ことです。
通所リハビリでは引き続き、様々な工夫を取り入れながら、認知症がある方も安心して1日1日を過ごせるように努めて参ります。

通所リハビリ 介護福祉士S

通所リハの共同作品12月「クリスマスツリー」を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは、通所リハビリです。12月1日に今月の作品を外来に飾りました。「愛情たっぷり、クリスマスツリー」です。
この作品は、今年結婚60周年を迎えられたご夫婦の共同作品です。
お二人そろって通所リハビリをご利用くださっています。いつも大変仲良しなお二人に
葉っぱの部分を作っていただきました。貼り付ける作業は大変そうでしたが、次に貼る葉っぱ決め、糊付け、貼り付け作業など
お二人とも息がぴったりのご様子でした。

ご来院された際には、愛情たっぷりのクリスマスツリー是非ご覧ください。

通所リハビリ 介護福祉士 K

閉じこもりと廃用症候群:廃用症候群の予防方法~通所リハビリより

鮮やかな紅葉の季節になりましたが、体調の程はいかがでしょうか?

10月から3回に分けて『閉じこもりと廃用症候群』についてお話ししてきました。
今月は“廃用症候群の予防方法”についてお話をします。

先月の通所のブログの記事にもあるように、廃用症候群とは「生活不活発病」とも呼ばれていて、体の機能を使わなければ直ぐに陥ってしまう障害です。ではこのような状態にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。

何らかの病気にかかると、体力が低下し動く事がおっくうになりがちです。しかしここで大事なのは、周りの方が過度の介護・介助は避ける事です。着替え・排泄・移乗など身の回りの動作はできるだけ自分でやってもらうようにしましょう。また家事や趣味などのグループ活動に積極的に参加するように促すことも効果的です。自分の意志で動く機会が増えると、気持ちも前向きになります。

次に、歩ける機会を作りましょう。加齢に伴い「とにかく安静にしておくことが一番」と考えてしまい、杖を使えば歩けるのに、車椅子に頼ってしまう・・。という事があります。しかしこれでは悪循環で、体は余計に動かなくなってしまいます。短い距離からでも良いので歩く習慣を作るようにしましょう。

廃用症候群を予防するには、マッサージも有効です。運動・マッサージ効果により筋肉組織および他の組織などの全身の血行が良くなり、痛み・むくみなどの改善、褥瘡予防にもなります。
関節の動きも良くなり、運動が行いやすくなれば、筋力アップにもつながります。出来る基本的動作が増えてくるようになると、循環器機能が刺激され心肺機能が強化されて、血圧・呼吸など改善されます。
また、マッサージはストレスの解消につながり、精神的に落ち着くなどの様々な効果があります。続けていきたいですね。

精神的なサポートは廃用症候群の予防のために非常に重要となります。
入院を始めた高齢者は、慣れない病院での生活に不安を感じて、精神的に落ち込みます。そんな時介護者はやさしく接して、よく話しかけ、話を聞いてあげましょう。
不安を解消することで心が軽くなり『またがんばろう!』と意欲も湧いてきます。そうすると徐々に運動に対して前向きに取り組むことができ、廃用症候群の予防につながります。

また、専門的な機関でリハビリを受けるのもよいでしょう。病院では急性疾患などに伴う安静によって廃用症候群になってしまう可能性がある場合、その特性に応じたリハビリを実施します。
詳しくは主治医に相談してみてください。自宅で寝たきりや安静にしている時間が長い場合には、廃用症候群の予防や改善を目指して訪問リハビリを受けるという方法もあります。

3ヶ月にわたって『閉じこもりと廃用症候群』についてお話をしてきましたが、いかがでしたか?当通所リハビリでもこのような「閉じこもり・廃用症候群」に対して予防や改善を目的として様々な取り組みを行っています。興味のある方は是非、見学にお越し下さい。

 

 

通所リハビリ  介護福祉士 O

通所リハの共同作品11月「六重塔と紅葉」を飾りました

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こんにちは、通所リハビリです。11月1日に今月の作品を外来に飾りました。「六重塔と紅葉」です。本当は五重塔にする予定でしたが、もう一段高くしてもいいんじゃない?とのことで六重塔が完成しました。
ほぼ切り絵の作品ですが、特に鹿のシルエットを切り抜くのは大変そうでした。はさみで作業をするのですが、細かいところは時間をかけて丁寧に切り抜いてくださいました。
この作品を担当していると、本当に一か月経つのが早いなと毎月思います。
この11月5日(日)には「のぞみの会」が開催されます。是非ご来場いただき、作品もご覧いただければ幸甚に存じます。

通所リハビリ 介護福祉士 K

閉じこもりと廃用症候群:廃用症候群の症状~通所リハビリより

さわやかな秋晴れの続く今日此頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

月1回掲載させて頂いている通所リハビリのブログでは先月から3回に分けて『閉じこもりと廃用症候群』についてお話しさせて頂いています。
今月は“廃用症候群の症状”についてお話しします。

廃用というのは(体の機能を)用いない・使わないこと、すなわち生活が不活発なことの意味を表します。
廃用症候群とは「生活不活発病」とも呼ばれ、進行は早く、特に高齢者はその現象が著明です。1週間寝たままの状態を続けると、10%~15%程度の筋力低下が見られます。足腰が弱くなり、動くと息が切れトイレに行くのも困難になることがあります。また高齢の場合、病気やケガなどでしばらく寝たきりになると立てなくなったり、あるいは歩けなくなったりすることもあります。絶対安静の状態になり筋収縮が行われなくなると、廃用症候群が起きてしまいます。

廃用症候群の主な症状として
①体の一部に起こるもの(関節拘縮、筋力低下、廃用性骨萎縮、皮膚萎縮、褥瘡、肺塞栓症)、
②全身に影響するもの(心肺機能低下、起立性低血圧、食欲不振、便秘、脱水)、
③精神や神経の働きに起こるもの(うつ状態、知的活動低下、周囲への無関心、自律神経不安定、姿勢・運動調節機能低下など)などがあります。

ここで問題なのは①は比較的知られていますが、②③はあまり知られていないことです。しかし実際には②③に属するものも重要で、特に心肺機能低下は持久力を中心とした総合的体力が低下することであり、廃用症候群の初期症状の一つである『疲れやすさ』もこれが主な原因です。このような多様な症状があまり知られていない為、廃用症候群が発生していても見過ごされていることも多いものです。

また一部の症状に注意が偏り筋力増加や関節可動域訓練など特定の「身体機能」への対応だけにならないよう注意が必要です。廃用症候群の発見の為には、これらの症状がはっきり出てから気付くのではなく、生活が不活発であれば生じているはずという観点で探すことが大事です。

 

次回は廃用症候群の予防法についてご紹介をしていきます。

通所リハビリ 介護福祉士 K

通所リハの共同作品10月「夕焼け小焼け」を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは、通所リハビリです。10月1日に今月の作品を外来待合に飾りました。
題名は「夕焼け小焼け」です。
 真っ赤な夕焼けに赤とんぼが舞っています。トンボは爪楊枝に毛糸を巻いて胴体を作り、赤いフィルムを羽根にしました。トンボの羽根の透明感が伝わりますでしょうか。また柿はティッシュを丸めて制作しましたが、実際に自宅に柿の木をお持ちの方が枝ぶりや柿の実が枝についている様子など工夫してくださいました。
何とも言えない雰囲気のある夕焼け空も、色の選択やグラデーションの塗分けもご利用の方がしてくださいました。なんだか心がほっこりするような作品に仕上がりました。
外来にお越しの際はぜひご覧ください。
通所リハビリ 介護福祉士 K