月別アーカイブ: 2019年10月

10/29・11/5 FMおかやま「フレッシュモーニングおかやま」で放送されます。

ラグビーワールドカップに看護師として参加した当院看護師・塩津沙代子さんがFMおかやま「フレッシュモーニングおかやま」に取材を受けたもようが放送予定です。
お時間のある方はぜひご視聴ください。

【FMおかやま 76.8 10月29日(火)・11月5日(火) 7:30~】

秘書・広報課

第32回神経セミナー開催報告 ー神経難病の臨床倫理についてー

カテゴリー: 秘書・広報課, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

近年医療界でも必要不可欠となっている倫理的配慮に関して学びを深めようと、「神経難病の臨床倫理について」をテーマに、10月19日(土)、第32回神経セミナーが開催され、340名が参加しました。中京大学法科大学院教授の稲葉一人先生を講師にお迎えし「臨床倫理的問題への対処法入門」と「神経難病をめぐる法と倫理」の2題をご講演いただきました。

神経難病における終末期の倫理的配慮は特に難しく、職種による価値観の相違や、医療従事者が患者さんにとって最適と考える事と、患者さんの求める事とに相違がある場合が実際の医療現場では起こりうること。そこで最適な判断を求められることの多い医師や看護師が負担や不安を一人で抱えこまないための倫理コンサルテーション・チームの必要性を提示されました。
また、平素より倫理的問題に配慮すること、気づきの重要性も述べられました。

日本では、欧米に比べてまだまだ臨床倫理に関して対策を行っている病院は少ないそうです。今回の学びをきっかけに、臨床倫理に関してしっかりと目を向け、これからの活動に活かしていきたいと思います。

秘書・広報課

干し柿作り~美味しい干し柿になあれ~

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

10月8日(火) 毎年柿を頂いているお宅へ職員が柿を収穫に行かせて頂きました。豊作で、立派な柿をたくさん頂き、今年も美味しい干し柿作りができそう!年が明け、食事のお膳に干し柿が添えられるのを楽しみに。午前中に収穫した柿を、入居者様17人の方が皮を剥いて下さいました。

テーブルの上に柿がゴロゴロと沢山有りましたが、皆さん器用な手つきで柿を剥いておられました。柿の粒は本当に大きく立派で「今年は豊作なんじゃなあ」「昔は家で作って吊るしてたなあ」と、会話も弾みました。

柿を剥く作業中は皆さんとても集中したおられ、特大のボールも柿で山盛りになりました。剥いて下さった柿は全部で350個ありました。柿は湯を通して3階、4階食堂のベランダに干しました。

干した時に雨が続いてしまうと表面が早く乾かないのでカビになってしまうこともあるので表面が乾くまではいい天気が続いて欲しいです。天候に関しては神に祈るしかない。甘さが凝縮された干し柿ができる事をご入居の皆様は心待ちにされており、また、落ちてしまいそうな柿がないかを見守ってくれています。美味しい干し柿ができますように。

ドリームガーデン倉敷 生活相談員  N

第54回のぞみの会だよりー16ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:


朝夕が冷え込んでまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 のぞみの会当日まで2週間を切り、あと11日となりました。 職員一丸となり、準備の方も着々と進めております。

さて、その一部として、今回ご紹介させていただきたいのが、当日のプログラムにもあります予防リハビリによる「リラックスタイム」です。

先日、リラックスタイムの体操を職員でさせて頂く機会がございました。 最初は楽しく余裕も感じながら出来ていましたが後の方になるにつれてついていく事に必死になり、会場から笑いがこぼれておりました。

倉敷市民会館の広いホールでたくさんの方にして頂くのを想像すると更に当日が楽しみになりました。 皆様も楽しみにしていて下さい。 11月10日たくさんの方のご来場をお待ちしております。

 

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターは支援センターが作成したものです

のぞみの会実行委員会 医事課 M

令和元年度6か月目フォローアップ研修開催報告

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和元年10月19日(土)9;00~12:15ケアセンター4階多目的ホールにて、新入職員6か月目フォローアップ研修が開催されました。(参加者50名)


はじめに篠山副院長より、のぞみの会について説明がありました。のぞみの会への理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。

その後、「マシュマロチャレンジ」と題したチームビルディング研修を行いました。3~4人のチーム戦で、パスタやテープ等の限られた備品のみを使い、制限時間内にどのチームが最も高いタワーを作れるかを競ってもらいました。研修中は活発な意見交換が見られ、チーム一丸となって協力して取り組む姿が印象的でした。

後半は、6か月の業務の中で、各自悩んだり困ったりした際の解決方法についてグループ内のメンバーで共有し、今抱えている不安や悩みの解消に繋げました。

6か月目というと、業務に慣れてきた頃かと思います。しかし、慣れてきたからこそ新たな課題が見つかる時期でもないでしょうか。そういった時期をお互いが支え合うことで、同期とともに壁を乗り越え成長していってほしいと思います。

人事課 H

グランドガーデン南町10月誕生会

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

暑かった日々が終わりようやく、秋の涼しさを感じられるようになりました。
グランドガーデン南町では、10月の誕生会が行われました。今月の誕生者は6名おられ、その中には、今年101歳になられる方がおられました。誕生日者代表の挨拶もされる元気な方で、今年の目標を聞かれると「元気で過ごすこと」と述べられていました。昔から活発な方で、学生時代は放課後にバレーボールをされ、大人になってもお孫さんと学校の運動会で一緒にダンスを踊ったり、走ったりされ、とてもパワフルな方です。長生きの秘訣を以前お聞きすると「自然体でいること・あまり悩まないこと・心配しないこと」と答えて下さいました。現在人生「100年時代」と言われておりますが、今の高齢者と私達では、生活も違っていますが、自分自身が同じ年齢になっても元気にパワフルで過ごせるように他の皆様にも元気の秘訣を聞いていきたいです。

食事は、松茸ご飯になって松茸の良い香りを感じる事ができました。デザートのようかんには、下の方に柚子の皮を小さく切ったのが入っていました。柚子皮は、お吸い物に入れたり料理に乗せる事により、アクセントになりますが切って入れる事によりまた違った形で楽しむことが出来ます。見た目と匂いで秋を感じられる。豪華な献立となっていました。

第2部の歌声広場では、初めに「紅葉」「証城寺の狸囃子」を歌いリクエスト曲では、誕生月の方から「りんごの歌」をいただきその後「黒田節」「学生時代」を歌いました。皆様とても良い表情で手拍子をしながら歌われていて、とても一体感を感じられました。

今回も誕生会に出席頂きありがとうございました。10月になりようやく秋を感じられる季節になりましたが季節の変わり目になり、体調不良やインフルエンザが流行する時期になってきているため皆様体調管理に気を付けてお過ごしください。

グランドガーデン南町 長谷川

お買い物にも使えます!

こんにちは!ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシーです。

介護タクシーの最大の特徴といえるのが、車イスのまま車の乗り降りができるという事です。
スロープを兼ね備え、介護に特化した福祉車両の介護タクシーは、通常のタクシーやご家庭の乗用車では移動の難しい、車イスに乗られた方、または寝たきりの方などの移動を可能にしてくれます。車いすをお持ちでない方でも、状況に応じて適した種類の車いすを、無料にて貸し出しが可能です。
また、このような高齢者や障害を持っておられる方の移動を支援するに際し、ドライバーは普通自動車二種免許の他、ホームヘルパーの資格を取得しているため、ご家族や付添いの方が介助を行う必要はありません。

通院や入退転院時のご利用だけではなく、お出かけにためらいがちな車いす生活の中に、介護タクシーを取り入れることによって、お買い物や行楽など、外出の幅を広げられる可能性があります。

先日、倉敷市白楽町にお住いのご利用者様から、リハビリ用の靴が買いたいからマルナカへ買い物に行きたいと、ご依頼がありました。車いすに乗られたままマルナカへお送りし、店内でもそのまま買い物のお手伝いをさせて頂きました。目的の靴の他、生花、または食料品などを買うことができ大変満足されたようです。

このように、ヘイセイ介護タクシーは、ちょっとしたお買い物にも便利に使うことができます。
お気軽にご用命ください。

 

ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシー I

祝!敢闘賞 第5回岡山県老健協会フットサル大会参加報告

カテゴリー: 部活動, 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

10月20日(日)に浅口市フットサル場で開催された「第5回岡山県老健協会フットサル大会」に参加してきました。私達は第2回からこちらの大会に参加していますが、年々規模が拡大され、今年はなんと20チームでの開催となりました。今年も、選手総勢13名で大会に臨みました。朝早くから心強い応援も来ていただき、試合にも力が入りました。

予選は5チームずつのリーグ戦が行われ、順位によって各順位トーナメントへの進出が決定します。私たちは昨年決勝トーナメント進出チームが3チームも集う、死のリーグを引いてしまいました。第1戦、第2戦と惜しくも1点差で敗れてしまいまいたが、徐々にチームワークも高まり、何とか3位で中間トーナメントに滑り込むことができました。

中間トーナメントと言ってもあと一歩で決勝トーナメントを逃したチームばかりで、一筋縄では行かない試合が続き、何とか辿り着いた決勝では更にゲームスピードが上がる激しい展開となりました。そんな中、倉敷老健チームは1点、2点と得点を重ね、最後にはこの日待望の女性のゴールも決まりました。そのまま決勝を4-1で終え、敢闘賞を頂くことができました。

仲間を理解し、良さを引き出し合う、その結果勝ち取ることができた賞であり、表彰式では胸にこみ上げるものがありました。来年も新たな感動をチームで分かち合えるよう、練習に励んでいきたいと思います。

フットサル部 O・Y

脊髄刺激療法 (SCS) の勉強会に参加して

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

台風も過ぎ去り、朝夕の気温の変動が大きくなってきましたが、体調はいかがでしょうか?

先日、北海道・札幌で脊髄刺激療法 (SCS) の勉強会があり、私も参加させていただきました。

脊髄刺激療法とは、脊髄の硬膜外腔といわれる場所に電極を留置して、脊髄の後索といわれる場所を刺激することで疼痛を軽減させる治療法です。
疼痛の原因には大きく分けて2種類あり、神経障害性疼痛と侵害受容性疼痛があります。神経障害性疼痛とは、中枢・末梢神経の損傷などに伴って発生する疼痛であり、灼熱痛や電撃痛、痛覚が過敏となり触るだけで痛いなどの症状がみられます。
侵害受容性疼痛とは、骨折や挫傷、内臓痛といった組織の損傷で発生する痛みです。うずくような痛みや鋭い痛み、ズキズキするような痛みなどがみられます。

SCSは主に神経障害性疼痛に対して有効であるといわれています。当院でも、ニューロモデュレーションセンターでSCSを実施しています。

今回の勉強会では、SCSにおけるリハビリの役割についてお話ししてきました。
リハビリの役割としては、①術前・術後の疼痛や運動機能の評価②疼痛軽減後に患者様のニーズに合わせてリハビリに重点をおいています。

①術前・術後の評価に関しては、SCSには数種類の刺激方法があり、患者様個人で効果が異なってきます。術前と比較して疼痛は軽減しているか、刺激方法で疼痛に変化はあるかを評価しています。また、疼痛が軽減することによって動きが良くなる患者様もおられますので、疼痛の評価と一緒に動きの評価も実施しています。

②リハビリに関しては、痛みが軽減することで何をしたいかを患者様に問い、実現できるようリハビリに取り組んでいきます。
SCS後のリハビリはまだあまり注目されていません。リハビリスタッフがしっかりSCSを理解し、SCS×リハビリで患者様の生活の質をより一層高めていけるよう今後も精進していきます。

北海道の気温は日中10℃でした。日も照っていたので体調も崩すことなく仕事に励んでいけそうです。

リハビリ S

秋のミスドツアー

  10月12日(土)、ご利用の方々が楽しみにしていた、令和初のピースガーデン秋祭りが、台風19号のため、泣く泣く中止になりました。残念にしていたご利用の方々の為に、グループホームのぞみでは10月13日(日)~10月15日(火)の3日間、秋のミスドツアーを開催しました!!
ピースガーデン倉敷の近くにあるミスタードーナツまで、徒歩組と車組に別れて行って来ました。天気も味方してくれ、気持ちいい散歩&ドライブになりました。
ミスタードーナツに着き、メニュー表を見ていただくと「うわぁ!!全部美味しそうじゃ~!全部食べたい!」と、まだドーナツが来る前から大喜び。「チョコのやつが食べたい!」「私も!」とチョコが大人気!!職員が、もちもちのもあるよ~と言うと、「私はそれがいい!」とチョコともちもち派で大論争でした!!
注文したドーナツが来ると、みなさん大きな口でパクリ!「これ美味しいわ~!!」とペロッと食べ終わっちゃいました。
甘い物は皆さん大好きなようなので、また甘い物ツアーを企画しようと思います。
※了承を得て写真掲載しています。

グループホームのぞみ 介護福祉士T

 

 

 

一人暮らしで不安を感じる高齢者様とご家族様へ

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院とセコム㈱が契約して「さまざまなシーンで安全・安心」を提供する、セコム・マイドクタープラスをご提案しています。
このサービスの特徴
認知症高齢者や一人暮らしの高齢者の増加に伴い、倉敷平成病院とセコム㈱がお互いの強みである、「救急と見守り」を生かして、より「安全・安心」な在宅生活を支援するための取組、「マイ・ドクタープラス」です。

安心1◎自宅・外出先など屋外でもセコムが駆けつけます。
・ブザー用ストラップを引くことでセコムへ救急通報とGPS機能により瞬時に場所を特定し、セコムからお電話の上119番通報や最寄りのセコム緊急対処員が現場に急行。

安心2◎セコムの看護師に、24時間365日健康相談ができます。

安心3◎あなたの「救急情報」をしっかりとお預かり。
・持病やご家族の連絡先などの「救急情報」をセコムが安全にお預かり。救急時、救急隊員、医療機関への情報提供に努めます
◎事例:転倒介助
「ご自宅の鍵をお預かりし、一人暮らしの転倒介助」
一人暮らしの80代女性が「自宅で洗濯物を取り込み中に、バランスを崩し転倒した」との救急通報を受ける。最寄りのセコム緊急対処員はお預かりしているご自宅の鍵を持参し、ご利用者宅へ急行。床に仰向けで倒れていた女性を介助した。

「もしもの時の安心と安全」を全仁会グループとセコム㈱でサポートできればと考えています。

平成脳ドックセンター H,S

第54回のぞみの会だよりー15ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:


本格的に秋も深まって参りました。

のぞみの会まで19日です。 受付ではのぞみの会の申し込み用紙を記入しながら「今年も楽しみにしています」 と声をかけて頂くこともあり、大変うれしく思います。

病院では増改築工事が進んでおり、来院される皆様の目にも工事中の様子が目に とまっている事と思います。のぞみの会では完成予想図のパネルや 令和時代に全仁会が目指す地域医療についての講演もございます。

皆様にたのしんで頂けるよう工夫を凝らしながら準備をすすめておりますので、 ご家族ご友人をお誘い合わせのうえお越しいただければと思います。

倉敷市民会館でお待ちしております。

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターはグランドガーデン南町が作成したものです

のぞみの会実行委員会 医事課 S

脳深部刺激療法(DBS)におけるCT検査の役割 開発編

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

当院、倉敷ニューロモデュレーションセンターで上利医師が行っている脳深部刺激療法(以下、DBS)は、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアなどの運動障害を対象に治療を行っています。

このDBSシステムから脳内の特定の標的部位に微弱な電気パルスを送り、運動制御に関与する組織を刺激し症状を緩和します。その電気パルスは脳内にDBSリードから送出されます。

当院ではディレクショナルDBSリードと呼ばれる電極から送出される電流に指向性を持たせることが可能なリードを使用しています。

このリードは脳内の特定の部位だけに効果的に刺激を与えることにより副作用が生じるおそれのある部位には刺激を与えることなく効果的に患者の症状を緩和することができます。

放射線部での役割としては、手術前に高精細な頭部MRIを撮影することにより刺激部位の位置の把握をする事、手術後には頭部CTでリード周辺の脳内の状態を観察します。

そのCT撮影時に、電極がどの方向に向いているかを特定します。

この電極は1本のリードに3つ存在し、さらにその1つずつは3方向に分割されていています。この方向を特定するため指標としてディレクショナルマーカーと呼ばれるものがセットで存在します。

このディレクショナルマーカーは径が1.3mm、長さが3mmほどのとても小さなものです。

レントゲンで撮影しさらに拡大して見れば、電極の真横は「コ」の形に観察され真正面では「I」の形に観察されます。この真横から見た「コ」の字の2画目にあたる縦の線が正面となります。しかし真正面から見ると前後が分かりません。さらに脳内で具体的にどの方向に向いているのかも分かりにくいです。

 

その、3分割の電極が脳内でどの方向に向いているかを特定するのがCT検査の役割の一つになります。

先に述べたようにとても小さな電極ですので大変な作業と時間を要しました。

当院の80列マルチスライスCTの性能をフルに発揮し、ワークステーションと呼ばれる解析装置を駆使して可能となりました。

当院ではディレクショナルDBSリードを2種類扱っています。このディレクショナルマーカーのCT画像から方向を特定していくのですが、この2種はレントゲンで見るとよく似ているのですが、CT画像ではマーカーの方向の指標となる特長が全く違っていたので別々の方法で解析を行いました。

さらに一方は方向を特定するための特長が分かりにくく、さらに細かく撮影し特定方法も変えないと分かりませんでした。

もっと分かりやすくするためには線量を多くすれば良いのですが、電極留置後は定期的に何度も撮影するので被ばくに関しても留意しないといけません。そのため特定できる最低限の線量を探る事で被ばく低減にも努めました。

また、精度維持・作業時間短縮・技師間のバラツキを無くすため、作業のマニュアル化・解析効率を高めるアシスト機能の作成・撮影技師の教育をすることにより現在では撮影から解析まで正確で迅速に結果のバラツキ無く行えるようになりました。

では、実際の電極のCT画像と行きたいのですが、今回は熱くなりすぎたので次回お見せしたいと思います。

放射線部 とんかつ

職員向研修会「第1回骨粗しょう症リエゾン勉強会」開催報告

カテゴリー: 医師, 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、倉敷平成病院では、医師・薬剤師・栄養士・MSW・リハビリ・看護師で「骨粗しょう症リエゾンチーム」を立ち上げ、一次予防・二次予防(病気になる前の健康増進と早期発見・早期治療)を行うことにより、骨折予防・寝たきり予防を行うことを目的とした活動を実施することになりました。
院内の他のスタッフにも骨粗鬆症について知識を深めてもらいたく、10月10日、「第1回骨粗しょう症リエゾン勉強会」を開催しました。

新薬のイベニティについて製薬株式会社より内容の説明をしていただき、婦人科太田郁子先生より「骨粗しょう症の検査について」講義をしていただきました。
内容は、とても勉強になることばかりで、骨粗鬆症の予防をした人生と予防をしなかった人生の数分のムービーはとても印象に残りました。
40歳過ぎたら骨粗しょう症の検査を行い予防することが今後の人生骨折予防・寝たきり予防に繋がっていくことを広めていき骨粗鬆症についてもっと周知して行けたらと思います。

 

 

 

また、骨密度や採血の読み方についてもわかりやすく講義をしていただいたので今後の看護に活かせるものとなりました。

骨粗鬆症リエゾンチーム 看護師 A

※参考:日本骨粗鬆症学会サイト

デイサービス ドリーム 食欲の秋と芸術の秋を体感する旅

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

10/17(木)、秋のバス旅行へ出掛けて来ました。
少し心配していた天気は朝から良い天気となりました。

まず向かった先は、和食処。こちらでは刺身や稲庭うどん、うな重などのセットから、お好きなセットを選んで食べていただきました。メニュー決めでは「どれも美味しそうで悩むわ~」と頭を悩ませておられました。
以前より、「うなぎを食べたい」という声が多く、今回はうなぎを食べられるお店を選択しました。食事が始まると、美味しくていつもは小食な方が完食されていたので、ご本人さんも驚いたようで「明日は雪が降るわ」と笑っておられました。

昼食後、一行は矢掛へ向けて出発。総社の五重塔を横目にバスを走らせ、その後は昨年豪雨被害の大きかった真備町へさしかかりました。
皆さん、昨年テレビでは見たであろう被災地の姿を真剣な眼差しで見つめ、職員の説明に耳を傾けておられました。
真備町出身の方は、真備町の復興中の姿を目の当たりにして少し安心されたようでした。

その後、矢掛町に到着。芸術の秋を体感していただこうと訪れたのは、矢掛郷土美術館です。期間限定で開催されている【本手描友禅 秋山章の世界展 卒寿記念 代表作を初公開】にお邪魔しました。
ご利用の方のほとんどが手描友禅を生で見るのは初めてとのことでした。私自身も初めて目にしましたが、圧巻の美しさに茫然としました。皆さんも本当に熱心に見入っておられました。「来て良かった。これは、わざわざ来なければ見れなかったものね」と大変喜んでいただきました。

その後は近くの矢掛町家交流館に立ち寄り、お買い物を楽しまれました。矢掛町名物の柚餅子を試食すると、とっても美味しく、こぞって柚餅子を購入しておられました。

バスの階段を上り下りすることは、ご利用の方々にとっては、とても大変なことです。一段一段を一生懸命に上り下りしなければなりません。店や美術館の出入りではスロープや段差を上がり下りしなければなりません。
帰り道に皆さんにお話ししました。今回、無事に旅行に行けたのは、皆さんの日々の努力(訓練)の成果であること。少しずつでも訓練することで、身体の機能が維持されていること。訓練は疲れることもあるけれど、頑張ればまたこのような楽しみが待っていること。
春にはお花見へ行く為に、また明日から訓練や体操を頑張りましょう!と。

デイサービスでの訓練・体操が皆さんの生活を支え、機能訓練で自信につなげ、日々の生活にハリや目標が出来、楽しく過ごしてもらえることを願っています。

デイサービス ドリーム 介護士 K

便秘薬「酸化マグネシウム」について

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは、10月も終わりに近づいてきました。朝晩寒くなってきましたが体調は崩されていないでしょうか。

さて、“○○の秋”と聞くと、読書の秋や食欲の秋など様々なものが思い浮かびますよね。みなさんは今年の秋はどのような秋を過ごされていますか?“
○○の秋”で一番に思い浮かぶのは食欲の秋ですね。味覚の秋。秋の食材には、たくさん美味しいものがあります。
しかし、便秘だと美味しいものもたくさん楽しめませんよね。
そこで今回は、テレビCMでもよく見かける便秘薬「酸化マグネシウム」についてお話ししたいと思います。

便秘解消には水分摂取、食物繊維や発酵食品を取り入れた食事、運動などが大切だとされていますが、それでも解消できない場合に便秘薬を服用されている方も多いと思います。
「酸化マグネシウム」は、腸内に水分を引き寄せ、硬くなってしまっている便を軟らかくします。
水分を吸収するため、便のかさが増大しその刺激により腸の運動が活発になり排便を促します。腸を直接刺激する刺激性便秘薬とは異なり、習慣性が少ないことも特徴です。
水分を吸収するため、「酸化マグネシウム」はコップ一杯の水で飲むようにし、こまめに水分摂取を心掛けてください。

比較的安全性の高い薬として「酸化マグネシウム」は昭和25年から広く使用されています。お近くの薬局やドラッグストアでも簡単に購入できるようになりました。
しかし、「酸化マグネシウム」は医薬品です。特に病院で腎臓が悪いと言われた方、高齢者の方、病院で「マグミット」や「酸化マグネシウム」を処方されている方は、注意が必要です。
個人の体質や間違った飲み方により高マグネシウム血症など副作用が起きることがあります。
高マグネシウム血症の初期症状として吐き気・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈などがあります。また、他のお薬との相互作用もあります。

便秘に悩まれている方、市販の「酸化マグネシウム」を飲まれている方は今飲んでいるお薬との相性なども確認させていただきますので、ぜひ医師や薬剤師にご相談ください。

 

薬剤部 MN

倉敷老健 地域貢献活動のお知らせ

カテゴリー: お知らせ, 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健では地域貢献活動の一環として11月16日(土)に、マットレスをテーマにした勉強会を行います。参加は無料で、対象は倉敷市内に在住の方、または倉敷市内で勤務している方です。マットレスと言ってもいろいろと種類がありますので、実際に数種類のマットレスを準備して体感していただく予定です。興味のある方は是非お越しください。申込締切は11月8日(金)までです。詳しくはチラシをご覧ください。

<参加申し込み方法>
①メール:kularow2@heisei.or.jp
②FAX:086-427-1196
③電話(代表倉敷平成病院):086-427-1111 倉敷老健
①②③の何れかの方法で、参加者のお名前、連絡先(電話番号)を
倉敷老健 地域貢献担当 高見にお伝え下さい

 

ケアセンターショートステイから秋の便り

少しずつ秋の気配を感じるようになり、
ケアセンターショートステイの秋は、トトロが運んできてくれました。

ショートステイでは毎月、誕生日会、行事会を行っており、今月は10月3日に
ご利用中の6名の方のお誕生日をお祝いしました。
誕生日者の中にはショートステイ最高齢の105歳の方がおられ、紹介をすると
皆さん、「おお~すごいな~」と驚かれていました。
誕生日プレゼントとして、バースデイカードを贈らせていただき、カードを手渡すと、涙ぐみながら、写真を見ている方もおられ、作成したカードを喜んで頂けて、私も嬉しく思いました。

誕生日会のあとは皆さんと遊びりテーションを取り入れて行事会を行いました。
もみじチームとくりチームに分かれて、棒と輪っかを使い、隣の人に送る簡単なゲームですが、「こっち、こっち」や「早よ、早よ」と自然に笑顔や、声がでて落とさないように奮闘しながら積極的に参加してくださり盛大なもりあがりでした。

短い時間でしたが、利用者さんとレクレーションを楽しむことが出来きたと思います。
来月の行事会は秋の大運動会を予定しています。

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 E

 

第54回のぞみの会だよりー14ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんこんにちは!
日中の気温も下がり、過ごしやすい季節になってきました。朝晩は肌寒くなってきていますので、体調を崩されないようお気をつけ下さい。
さて、のぞみの会まであと25日となりました。院内の手作りポスターの他に、院外にも
30か所ポスターを掲示させて頂いています。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなど、様々な場所にのぞみの会のポスターを掲示していますので、外出の際にはぜひチェックしてみて下さい。

11月10日(日)のぞみの会当日、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターは歯科が作成したものです

のぞみの会実行委員会 栄養科 M

令和元年度 JA岡山西 健康フェアに参加しました

10月4日(金)、JA岡山西、庄支店で開催された「健康フェア」に体操指導という形で参加しまた。健康器具を実際に体験するブースが設けられていたり、健康食品の試飲や試食が行われていたりと「健康」に興味や関心を寄せられている方々が多数参加されていました。

体操の時間は30分間と短めでしたが、来場された多くの方に参加していただくことができました。
体操は座位での全身のストレッチ、立位での筋力トレーニング、脳活性を意識した脳トレーニングという順に行いました。ストレッチではひとつひとつの筋を意識してもらうため、筋の場所やストレッチの際どの部位を意識するかなどを説明しながら行いました。
筋力トレーニングでは目新しい運動は取り入れず、筋トレとしてなじみの深いスクワットなどが自宅でも正しく行えるよう、注意点などを皆さんと確認しながら行いました。
スクワットの様子を見て回っていると、ご参加の方から「スクワットが正しく行えているか見て欲しい」と声をかけていただく場面もありました。
多くの方々が自宅でも自主トレなど運動を行っておられたり、普段から100歳体操などに参加しておられたりと健康への意識の高さが伝わってきました。

最後の脳トレでは左右の手で別の動きを行ったり、あえて混乱しやすい設定で手を動かしてもらったりとゲームのような感覚で参加していただけました。初めて体験される方が多く、間違える場面もありましたが、間違ったことを皆で笑い合いながら、楽しんで参加していただくことができました。体操終了後に「家でも運動だけじゃなくて認知症予防もせんといけんな」とお友達と話されていたことがとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

今回の健康フェアを通して、地域の方々の健康に対する意識の高さを改めて感じることができました。また地域に目を向け、健康促進のための活動を発信することの大切さも学ぶことができました。今後もこのような場に積極的に参加し情報発信していきたいです。

予防リハ PT S

中高年の失明の原因を知っていますか?

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

1位は緑内障、2位は糖尿病網膜症で、夜盲をきたす網膜色素変性症、最近増えている加齢黄斑変性がそれに続きます。

糖尿病網膜症は高血糖の持続による細小血管障害を原因とする網膜症です。糖尿病罹患後、数~10年で発症し、単純網膜症→増殖前網膜症→増殖網膜症の順に進行していきます。初期は自覚症状がほとんどなく、症状が出現するころには網膜症がかなり進行していることが多いです。

糖尿病網膜症の発症ついて

糖尿病の発症は、糖尿病の罹患期間と密接に関係しており、未治療で放置した場合、7~10年で約50%、15~20年以上で約90%に網膜症が発生します。

糖尿病患者は1000万人を超え、そのうち糖尿病患網膜患者は140万人と推計されています。糖尿病網膜症は適切な血糖コントロールと眼科治療により、発症・進行を抑制できるようになってきていますが、初期の段階では自覚症状が全くないため重症になるまで眼科を受診しないことが問題となります。

糖尿病網膜症はとにかく血糖コントロールが重要です。当院の生活習慣病センターでは糖尿病網膜症を早期に発見するために、年に1度は眼科を受診するようにおすすめしています。当院は同じフロアに眼科が併設されています。糖尿病網膜症の予防・治療のために連携を図っています。待ち時間の間に受診される方も多くいらっしゃいます。

食欲の秋です。この時期は、ブドウや柿など果物がとてもおいしくて、ついつい食べる量が増えて体重が増えやすくなります。糖尿病網膜症にならないために食べた後は体を動かして血糖コントロールをつとめていきましょう。

「RUN伴2019」に参加しました

10月5日(土)「RUN伴2019(らんとも)」に参加しました。
RUN伴とは、認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎ、認知症の人と一緒に、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指すイベントです。

倉敷エリアは、玉島地区、早島地区、グループホーム吉岡からスタートし、それぞれの地域でタスキをつなぎ、最後は昨年被災した真備支所までタスキをつなぎました。

倉敷平成病院からは認知症疾患医療センター長 涌谷先生をはじめとする5名が参加し、倉敷美観地区を走り、倉敷商店街までタスキをつなぎました。
途中、沿道で応援してくださる方もおられ、応援が力となり、最後まで走ることができました。

認知症の人がタスキを渡している笑顔や、頑張っている人を応援している姿を見ることができました。小さなことでもできた達成感や、一人では難しいことでも周りの人の手助けでできることもあると思います。できないことばかりに目を向けるのではなく、できること、できていることに目を向け、地域全体で支え合い、誰もが住みやすい町づくりの一助になれればと思いました。

倉敷老健 介護福祉士 T

第104回 糖尿病料理教室

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

10月5日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第104回糖尿病料理教室」を開催しました。今回のテーマは「体スッキリ!便秘解消ランチ」。暖かい日が続いていますが、秋本番になると気温が下がって血行が悪くなり、腸の働きが低下し便秘になりやすいと言われています。今回は、サツマイモやサンマなど秋の味覚や食物繊維を多く取り入れた献立で、きっと皆さんの腸内環境も良くなったのではないでしょうか。

次回は12月の開催です。3回目のカンバセーションマップ体験後、お弁当を食べる予定です。調理はありませんが、皆様のご参加をお待ちしております♪

【デザートタイム】
バルサミコ酢とはちみつを使った餡で洋風に仕上げました。秋の夜長、お月見をしながらお召し上がりください。

【本日のメニュー】
○ さいまいもペンネ:皮ごとさつまいもで食物繊維たっぷりと。ソースにもさつまいもを使いました。
○ さんまのタプナード:薄切りなすでサンマとプチトマトを巻きアンチョビやオリーブのソースで風味良く。
○ オレンジサラダ:塩麴とヨーグルトで作ったシーザー風のヘルシーなドレッシングをかけて頂きました。
○ チコリボート:コロコロに切った大根や人参をチーズと混ぜ、チコリに乗せるだけでおしゃれに。
○ ゴマ味噌スープ:ゴマと味噌をしっかりすり合わせ、野菜とキノコもたっぷりのスープです。
○ 洋風お月見団子:白玉粉と豆腐を混ぜた生地でモチモチに。
○ ジンジャーエール:しょうがを煮出して作ったシロップで香りの良い辛口ジンジャーエールに。

計576kcal
たんぱく質19.9g、脂質18.2g、糖質91.2g、食物繊維10.4g、塩分2.4g

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

【地域と共に~倉敷古城池高校の学生が職場訪問に来られました】

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 令和元年9月24日(火)、当院に岡山県立倉敷古城池高等学校の1年生23名と先生1名が職場訪問に来られました。御校の総合学習での校外研修を、当院が担当させていただきました。

今回は、看護師・薬剤師・リハビリ・放射線技師・検査技師・管理栄養士の6職種のうち、学生がそれぞれ興味を持っている職種に分かれ、実際の現場で当院スタッフから具体的な業務について説明受けました。

またその中ではスタッフへのインタビューを実施し、学生からは「その職種を目指すきっかけ」「仕事のやりがい」「業務で大切にしていること」などの質問がありました。学生は少々緊張気味でしたが、普段あまり触れることの少ない、実際の医療現場にて貴重な体験ができたのではないかと思います。
この職場訪問の大きな目的は、「社会で実際に働く際に必要なことや心得を理解し、社会との繋がりや今後学ぶべきことを考える」ということでした。今回の訪問が学生のみなさんにとって、日々の学習や今後の進路選択に積極的に取り組むひとつのきっかけとなっていれば幸いです。


※写真は掲載許可済のものです。
人事課 H

 

続・ヘイセイ鍼灸治療院より第54回のぞみの会について

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

厳しい暑さも過ぎ、秋を感じる良い季節になってまいりました。
鍼灸院にも良い風が入ってきて、患者さんと共に僕も眠たくなるような気持ち良さがあります。

さて、僕が前回予告していた、鍼灸院がのぞみの会で何をするかですが、残念ながら、今回は鍼灸院のブースはありません。
毎年行っていた、体験治療・漢方茶・漢方相談を楽しみにしてくださる方々がおられるのですが、来年に期待してください!!
そのかわり、今年は普段見る事の出来ない事が用意されています!!会場や時間も今年は違いますのでお間違えの無いように!!今年、僕はのぞみの会実行委員ですので良い会にして、来てよかったと言ってもらえるように頑張ります。
是非来て楽しんで行ってくださいね。

ヘイセイ鍼灸治療院 shima

しげい病院の方々がリハビリの管理業務について見学に来られました

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

10月11日、しげい病院よりPT、OT管理職の方々当院のリハビリテーション部の管理運営業務を知るために見学に来院されました。
当院ならびに全仁会グループにおけるリハスタッフの組織体制やその仕組み、現場管理の方法や実績管理、人材育成の工夫など説明をさせて頂きました。

管理業務における人、物、金、時間、情報などをどのように扱い、効率的、効果的、経済的に活用するのかという課題は難しいものがありますが、当院の状況を基にディスカッションをする中で、ご参考にしてもらえる点や、互いの課題なども共有することが出来ました。この度の見学で、私自身も現状の振り返りと課題について改めて考え直す良いきっかけとなりました。

リハビリテーションセンター 副センター長 T

倉敷平成病院 市川薬剤部部長のコラムが週刊薬事新報(9月26日号:第3116号)に掲載されました。

 

出会いと運に恵まれて

社会医療法人全仁会倉敷平成病院 市川 大介

私は「出会いと運に恵まれている」と強く感じます。鳥取県立倉吉東高校時代は,足羽英樹監督に率いられて2 度の甲子園出場を果たしました。初出場の時は,部員16名の最弱チームという下馬評を覆して2 勝を挙げる快挙でした。私はベンチ控えで出場機会はありませんでしたが,監督やチームメイトに恵まれて運が良かったのだと思います。3 年間の厳しい部活をやり遂げたことは大きな自信です。足羽監督から伝えられた「素直に,謙虚に,常に挑戦者であれ」というチームの教訓で,いつも周囲の人々に支えられているという謙虚さをないがしろにしないよう心掛けています。
岡山大学薬学部に推薦入試で運よく進学し,土屋友房教授に巡り合いました。土屋先生には1 年生の時からサークル活動などでお世話になり,教室員でもないのにゼミ旅行にも同行させていただきました。
土屋先生が推薦入試導入を主導されたことは後で知りました。4 年生の時には,土屋先生の「微生物薬品化学教室」への配属を希望し,津田正明助教授のもとで,遺伝子発現を足掛かりにした神経機能の解明に関する研究に取り組みました。修士課程を含めた3 年間,良き先輩や同僚にも囲まれて,研究の厳しさと楽しさを学びながら研鑽を積みました。土屋先生は,「余計な枝葉を切り落として幹を見極めなさい」という教えで,卒業生に毎年「ハサミ」を贈られる慣習がありました。研究だけでなく,管理職としての日常の業務でも,どこが重要かを考える努力をしています。
その後,万有製薬つくば研究所に就職し,ノシセプチン受容体(ORL1)の低分子アンタゴニストを最初に報告した尾崎諭司さんに出会い,一緒に研究プロジェクトに関わる機会に恵まれました。研究所には憧れる優秀な上司や先輩もたくさんおられ,チームで協力して目標に挑戦するという経験をしました。ある日の面談で,尾崎さんから「他部署との調整が上手い」と褒められたのが,今でも自分の励みになっています。現在は,倉敷平成病院で薬剤部長として働く日々ですが,様々な専門職が働く病院という組織でも力を発揮できるよう努めています。今後も,これまでに出会った方々との縁を大切にし,その背中を追いつつ,教えを実践していきたいと思います。

 

この度、当院の市川大介薬剤部長のコラムが、週刊薬事新報(9月26日号:第3116号)の35ページ「人と人」に掲載されましたのでご紹介いたします。
当院の薬剤部は女性が多いのですが(女性比率85%)、笑顔が絶えない雰囲気になのは、きっと市川部長の人柄によるところも多いのだなぁと感じずにはいられませんでした。

秘書広報課

 

倉敷ニューロモデュレーションセンター ホームページ開設のお知らせ

このたび「倉敷ニューロモデュレーションセンター」のホームページを開設いたしました。
レスポンシブ対応(端末の表示サイズによってレイアウトが変更)にて、スマートフォン等でも見やすくなっております。
2017年4月の倉敷ニューロモデュレーションセンター開設から2年半が経ちますが、DBSは150名、SCSは50名の方々に新規で治療を提供できております。

これからも専門性を追求し、患者さん、ご家族に届けてまいります。

倉敷ニューロモデュレーションセンターのHPはこちら
http://www.heisei.or.jp/neuro/

 

当院ホームページのトップページからもご覧いただけます。

今後も倉敷ニューロモデュレーションセンターの運営にご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

「食欲の秋」の食欲はどこからやってくる?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

10月に入りだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりましたね。
秋といえばみなさん思い浮かぶのは「食欲の秋」ではないでしょうか。

実際、夏が終わり涼しくなると「食べたい」欲求が増して食べる量が増え、体重増加につながってしまう人が多いそうです。
なぜ秋に食欲が増すのでしょうか?食欲に影響のある要因は様々ですが、いくつか紹介します。

◆日照時間減少・照度低下との関係(セロトニン分泌低下)
夏から秋になると、日照時間が減少して明るさが低下しますが、精神の安定化を保つ作用のある脳内の神経伝達物質で、食欲の調整にも深く関わっているセロトニンは、日光に当たった時間によって分泌量が調整されることが分かってきました。つまり、日を浴びることが少ない秋には、夏に比べセロトニン分泌量が減少してしまうのです。日光に当たる以外に、セロトニン分泌量を増やす方法は、糖質・乳製品・肉類の摂取や睡眠をとることとされており、秋に食欲が増すのではないかと言われています。

◆気温変化に対するからだの反応
これまでよく言われているのが気温の低下による基礎代謝の変化です。気温が下がると、体温保持のため体の熱産生が高まり、基礎代謝が上がることはよく知られています。基礎代謝が上がれば、それだけエネルギーを多く使ってしまうため、その分を補給しようとお腹が空くのでは?と言われています。(しかし近年ではエアコン等の空調機能の発達で季節変化による基礎代謝への影響はほとんど考慮しなくてもいいのではないか・・・という見方もあるそうです。)

◆その他の要因
「夏バテ気味で低下していた食欲が、涼しくなって回復する」、「秋は美味しくなる旬の食べ物が多いので、食べたくなるのは自然なこと」、「冬に向けて秋のうちに食べて身体に蓄えておくという自然の摂理」など、そうかもしれない!と納得のいく説がたくさんあります。

美味しいものがたくさんの秋ですが、くれぐれも食べ過ぎには注意して、「食欲の秋」を楽しみましょう。

参考:タニタの健康応援ネット からだカルテ からだクローズアップ

臨床検査部 N.K

献血にご協力いただきありがとうございました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

10月3日(火)15:00~16:30の時間で、当院に献血バスがやって来ました。

今回は受付された方が16名で、実際に献血された方は12名でした。今回は院内の研修と重なってしまい、残念ながら職員の参加が少なくなってしましました。

現在、岡山県全体で輸血用血液が大変不足しております。献血バスのスタッフによると、血液の有効期間は採血後21日間なので定期的な献血が必要とのこと。週末にはショッピングモールにも献血バスが来られ、皆様のご協力をお願いしているそうです。今回当院で出来なかった職員(実は私も挑みましたが少し睡眠が足らなかったようです…苦笑)も、是非そちらでの献血にお立ち寄りいただきたいと思います。

『献血』は、身近にできるボランティア活動です。医療従事者として、献血の大切さをもっと多くの方に知っていただき、私自身も積極的に協力していけたらと思います。

今回、献血にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
次回も皆さんの積極的なご協力をお待ちしております。

秘書・広報課 N

予防リハビリの健康チェック週間

朝晩はだいぶ涼しく感じられるようになりましたがが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。予防リハビリをご利用の皆さんも涼しさに後押しされ、より一層運動に励まれています。
さて、予防リハビリでは「ファイブコグ」という認知機能検査を3ヶ月に一度行っています。この検査は記憶、注意、言語、視空間認知、思考の5つの認知領域と手先の運動機能を測定する検査です。従来の一般成人用認知機能検査では判別することが難しい軽度認知障害のレベルも幅広く測定することができます。検査やテストという言葉を耳にすると構えてしまいがちですが、順位を付けるわけでも優劣を付けるわけでもありません。検査の結果は偏差値として表され、その値をもとに自分の得意、不得意が分かり、日々の活動や生活の中で何に気をつければよいかを知ることができます。


また、ファイブコグと同日に転倒評価も実施しています。この評価では握力やバランス能力、歩行機能など身体機能の状況を把握することができます。日頃の予防リハビリでの運動やご自宅での自主トレーニングの成果を確認できる場ということもあり、利用者の皆さんも張り切って取り組まれています。少しずつ能力が向上しておられる方や現状をしっかりと維持できている方が多くおられます。どのポイントを延ばせばよりバランスや歩行能力の向上に役立つかなど、結果も一緒に確認しながら日頃の運動や自主トレーニングに取り入れています。

予防リハビリでは、来所された際の運動に加えてこのように健康チェックや自主トレーニングの指導も定期的に行い、目標を持って日々の運動を実施してもらえるよう支援させていただいています。もし興味をお持ちの方がおられましたら、予防リハビリまでお気軽にお問い合わせください。一緒に運動や脳トレーニングに取り組んでいきましょう!

理学療法士S

◎お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリテーション)
TEL:086-427-1128 (相談担当:大段)

 

SDGsを考える~全仁会グループ 主任・副主任研修開催報告~

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

10月5日(土)に全仁会グループ主任副主任研修を開催しました(総勢75名参加)。

今回、倉敷青年会議所より松本昌彦氏と熊本雄介氏を講師にお招きし、『カードゲームで学ぶSDGs~2030 SDGs~』と題しご講演いただきました。

SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、2030年までの世界をより良くするために「誰一人取り残さない世界の実現」を目指し、社会・環境・経済をめぐる課題に取り組むための国際的な目標です。

 

カードゲームの内容はとても奥深く、ゴールの達成にはチーム同士での協力も不可欠で、体験をしながらSDGsへの理解を深めることができました。またグループワークでは、全仁会の取り組みがSDGsの「17の目標」にどう当てはまるかを考えました。
普段の業務がSDGsの掲げる目標に多く関わりがあることがわかり、個々の意識が変わるきっかけになったと思います。夜は懇親会を開き、部署を超えて主任・副主任同士で交流を深めました。
この研修で、SDGsは管理職として業務に当たる上で重要な考え方だと感じました。今後は、目標達成のため自らが起点となり、行動に移せるよう意識していきたいです。

人事課 H

第54回のぞみの会だよりー13ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。台風の時期も過ぎ去り、星空が綺麗に見えるようになりましたね。

さて、先日、ぶらりと散策していたところ、なにやら行列を見かけました。タピオカでも売っているのかな、と思い、気になって調べたところ、人気アーティストのライブが開催されていたようでした。場所は、倉敷市民会館でした。

そんな、行列のできる人気イベントが日々開催されている倉敷市民会館で、今年ののぞみの会は開催されます。

あの行列に負けないくらい、沢山の方々にお会いできるのを、楽しみにお待ちしております。

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターはローズガーデン倉敷が作成したものです

のぞみの会実行委員会 薬剤部 H

第31回消火技術訓練大会(倉敷市消防局主催)出場報告

 9月27日、児島の由加山にて第31回消火技術訓練大会が開催されました。消火技術訓練大会は、万一の火災発生時に迅速で的確な初期消火活動が出来るよう、消火器の基本的な取り扱いと操作技術を競うものです。昨年は豪雨災害で大会が中止となってしまったため、2年ぶりの大会となりました。

我々全仁会からは、男子1チーム、女子1チームが参加しました。8月より練習がスタートし、規律や気迫、手の位置や足の角度、目線など丁寧に指導して頂きました。しかし実際行ってみるとなかなか難しく、1つずつ動きを修正していきました。また2人1組のペアになので動くタイミングや走る速度、歩幅などを合わせるのがとても大変でした。
大会当日は曇りのち雨の予報でしたが、大会中雨に見舞われることもなく、無事演技を終了することが出来ました。女子の部は残念ながら努力賞という結果に終わりましたが、男子の部は見事3位に入賞することが出来ました。
今回の消火技術訓練大会を通して、実際に職場で火災が起きたときの対処方法を学ぶことが出来ました。消防署員の方々に習った知識・対処法を忘れず、有事の際には、迅速かつ冷静に対応できるように取り組んでいきたいです。

医療福祉相談室 MSW Y

栄養科通信vol.146「栄養って大事!~元気に食べてますか@倉敷に参加して~」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

9/29(日)に倉敷アイビースクエア中庭広場で開催された「元気に食べてますか@倉敷」に参加してきました。このイベントは、一般社団法人WAVESJapanの主催する、高齢者の低栄養を予防するイベントです。飽食と言われる現代でも日本の高齢者の2割が低栄養であり、およそ半数に低栄養リスクがあると言われています。低栄養は高齢者にみられる多くの病気の原因となるばかりでなく、骨量や筋肉量、免疫力や体力、気力、認知機能などの低下を招き介護が必要になったり、寝たきりや死に至ったりする危険性を増加させます。低栄養が進み、状態が悪くなってから入院する患者さんに対してはNST(栄養サポートチーム)が関わりますが、病院に来られる前に何とか低栄養を予防できないか、低栄養を知ってもらい、正しく予防することで皆さんの健康維持と増進に努めたい。社会に貢献したいと願う医療人の活動です。

当日は50名の医療人がオレンジ色のTシャツを着て訪れた方の栄養チェックやアンケ―トを行いました。結果を説明してお土産を渡すと、約100名の参加者の方からは「サルコペニアとか聞いたことなかった。」「これから気をつけたいわ。」「近所の人にも伝えたいから公民館でもやってくれない?」などの感想が聞かれ、楽しく学んでいただけたようでした。

入院時に低栄養があると、状態が悪化したり入院が長引く傾向にあります。入院前に低栄養にならずに生活していれば、入院しても回復が早かったり、入院せずに済む可能性もありますよね。元気なお年寄りが増えるように、予防啓発にも取り組んでいきたいと思いました。

栄養科 管理栄養士 A子

通所リハビリ 将棋・囲碁、カラオケ会のご紹介!

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

通所リハビリでは、囲碁・将棋、雑誌スペースが設けられています。ご利用者様が将棋・囲碁などを楽しまれています。こちらのスペースにはTVも置かれており、リラックスできる映像・音楽(川のせせらぎや山の映像)が流されています。そのため、集中して囲碁・将棋に取り組むことができます。他にも雑誌や新聞を読む方、音楽を聴いている方、休憩されている方など様々なご利用者様が過ごしています。

将棋・囲碁スペースは、各フロアの壁を超えての交流の場となっています。将棋・囲碁スペースで出会い、仲良くなっているご利用者様も大勢おられます。将棋・囲碁スペースで交流されている姿を見ていると私たちも嬉しくなります。

また、毎日15時30分より、45分ほどカラオケ会も開催されています。好きな曲を歌うことができ、「カラオケが楽しみでここにきとる」という利用者様もおられます。

カラオケ機器により、自宅では味わえない、キレイで迫力のある音で歌を楽しむことができます。利用者様のお好きな歌を思いっきり歌っている姿や、歌い終わった後の「パチパチパチ」という拍手。とても楽しい空間になっています。

通所リハビリはリハビリだけでなく、将棋・囲碁、カラオケと言った余暇活動の機会も提供しています。楽しんでリハビリができます。

通所リハビリ 介護福祉士 T

感染対策、医療安全に対する取り組み~職員向け勉強会開催報告~

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

 9月24日感染対策会議・リスクマネジメント委員会による同日開催の法令研修が行われました。
まず「なぜ・なにSafeMaster」という題名で、医療安全管理者の加納師長より講演がありました。SafeMasterとは、2019年1月より導入した全仁会グループ共通で使用するインシデント管理システムのことです。この導入により統計分析が容易になり、傾向の把握やフィードバックもしやすくなりました。医療事故の発生を未然に防ぐために、振り返りを行い改善策へ活かしていく行動の重要性を改めて感じました。
感染対策会議からは「今、流行の感染症について」というタイトルで、呼吸器科の矢木先生より講演がありました。風疹や手足口病、インフルエンザなどについてわかりやすく解説していただきました。中でも風疹は飛沫感染のため感染していても気づかない人が多く、誰でも感染するリスクがあるためワクチン接種が重要となります。このような知り得た情報を周囲へも発信し、みんなで感染予防に努めていきたいと思いました。
医療安全や感染対策は、我々医療人の業務と密接に関係しています。今回の研修での学びを念頭において業務へ活かしていきたいと感じました。

感染対策委員 2階看護師 T

ニューロモデュレーションと医療機器について

倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設し、今年で3年目を迎えました。以前、臨床工学技士の役割について紹介しましたが、今回、SCS・DBS治療の機器説明における臨床工学技士の関わりについて紹介します。SCS・DBS治療では患者さんが日常的に機器(コントローラ)操作をすることがあります。機器操作を行うメリットとしては自分で動きや痛みをコントロールすることができ、日々の体調に合わせて調整することが出来ます。コントローラの種類は使用するメーカによって変わります。最初は「コントローラの操作は難しいのでは?」・「怖くて触る(操作する)のが嫌だ」と言われる患者さんもいますが、徐々に興味津々で操作しています。患者さんの機器操作(操作手順・刺激の強弱・プログラム変更・MRIモード設定など)に対する不安や医師の負担減を目的に、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士が指導を行っています。

手術後から機器操作を行いますが、操作説明書は細かい内容も記載していることもあり、すべてを読むには時間がかかります。当院では必要最低限の機器操作マニュアル(A4用紙4枚程度)を作成し、提供しています。患者さん個々にあわせた操作説明を行うため、十分な時間を確保し慣れるまで指導を行っています。
また、退院後のフォローも行っており、入院期間中に機器操作を覚えられなかった場合は、外来受診時に継続して機器操作の説明を行っています。

臨床工学技士が接する事で、少しでも不安を取り除けるように貢献しています。

倉敷ニューロモデュレーションセンター ME T

「第3回オレンジメモリーウォークin倉敷」参加報告

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

 1944年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、本人や家族への施策が充実されることを目的に啓発活動を行っています。
 その前夜祭として、9月19日「第3回オレンジメモリーウォークin倉敷」が開催され、全仁会グループ高尾理事長、認知症疾患医療センター長涌谷医師をはじめ全仁会スタッフが参加しました。
認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のものを身につけ、
「忘れても 一人ひとりが主人公」
「認知症 つながる心が 笑顔呼ぶ」
「認知症になっても 安心して暮らせる倉敷市にしましょう!」を合い言葉に、
大原美術館からアイビースクエアまで地域の方々と歩きました。空もオレンジ色に染まっていき、みんなが思いを一つにして倉敷美観地区をゆっくり進んでいきました。目的地のアイビースクエアに到着後、「認知機能が低下しても豊かに暮らせる社会を」目指し、みんなの思いを寄せ書きにしました。
 認知症に対する理解が広がることを願い、当院疾患センターでは今後もこのような活動を継続していこうと思います。

精神保健福祉士 A

RUN伴2019 10月5日(土)応援お願いいたします !

このたび、認知症の人や家族、支援者などが少しずつタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN伴(ラントモ)」涌谷認知症疾患医療センター長をはじめ倉敷平成病院スタッフ5名が参加します。
ルートは図のとおりですが、倉敷平成病院正面玄関でのタスキリレーセレモニーを皆で応援したいと思います。
10月5日(土)午前9時50分頃に倉敷平成病院正面玄関へご参集ください。また沿道での応援も大歓迎です!昨年のようすはこちらです。

秘書・広報課 R

「介護予防教室」生活習慣病についてまなびましょう

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

涼しい秋風に、高く澄んだ空。大きく深呼吸したくなるような気持ちのよい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
テレビや新聞などでよく耳にする「生活習慣病」についてご存知でしょうか?
生活習慣病は昔、「成人病」と呼ばれていました。高血圧、高血糖など様々な病状は、老化にともなって起こるものと考えられていたからです。
しかし、徐々に日々の生活習慣の積み重ねが病気をつくることが分かり、名前が「生活習慣病」に改められました。

どんな生活習慣が病気をつくるのか、大きな要因に分けると①食生活の乱れ②運動不足③飲酒④喫煙⑤ストレスの5つになります。
これらの生活習慣を見直し、病気の発症・進行を予防することや、一人一人が生活習慣病予防という認識を持つことが、病気の発症を未然に防いだり、病状の進行を予防したりすることにつながり大切です。
そこで支援センターでは10月からの3回シリーズで「生活習慣病について学びましょう!」と題し、元気教室を西公民館、労働会館それぞれで開催します。
10月は運動、11月は歯の健康、12月は生活習慣病の代表ともいえる糖尿病理解の、それぞれのテーマで行います。
参加費無料・予約不要ですので、是非、お時間がある方は生活習慣について一緒に考えてみませんか。

 支援センター T

令和元年度 倉敷老健秋祭り開催報告

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

今年は残暑が厳しくなかなか秋の気配が感じられませんが皆様お変わりありませんか?
今回は、9月21日(土)倉敷老健恒例の秋祭りが開催されたのでご報告します。
老健職員で編成される「秋祭り委員」が中心となり、毎年7月から9月にかけて入所の方や、ご家族様に楽しんで頂けるように繰り返し打ち合わせを行い当日を迎えました。
迎えた当日、職員手作りの神輿を担いで会場入りし祭りの始まりました。
続いて老健職員率いる備中神楽振興会の皆さんによる本格的な神楽を鑑賞しました。笑いあり、感動あり皆さんからたくさんの拍手がありました。

余興がおわるとお待ちかねの会場回遊です。大人気綿菓子をはじめ、ヨーヨー釣り、千本釣り、サイコロ転がし、スイーツ、ジュースなど入所の方ご家族やボランティア、職員と回遊し大変な盛り上がりでした。

普段はなかなか外出するにも介助が必要な方がほとんどで、多くのボランティアの方々に協力頂かなければ「老健秋祭り」は開催することが出来ません。今年も高校生10人、大学生6人、職員16人のボランティアの皆様、ご家族74名の方々に参加いただき「老健秋祭り」が無事に開催出来たことに老健職員一同心より感謝いたします。
また、来年もご協力の程よろしくお願い致します。
老健看護師K・M

 

第54回のぞみの会だよりー12ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは♪
気が付けば今年も10月へ突入ですね。
金木犀の良い香りが漂い、秋の訪れを感じます^^

さて、『第54回 のぞみの会』まで あと40日となりました。
地域の方のご協力のもと、院外にも案内ポスターを掲示させていただいております。
ご家族の方をはじめ、ご友人、地域の方々など皆様お誘いのうえ是非ご参加ください。

参加ご希望の方は、お名前、ご住所、電話番号、来場方法(車、自転車、その他)、車椅子使用の有無(会場での貸し出しはありません)をご記入の上メールにて11月4日(月)までにお申込み下さい。なお、当院受付窓口にて、参加申し込み用紙・申し込み用紙提出箱のご用意もございますので、受付窓口でも申し込み可能です。

開催時間と開催場所が例年と異なり、今回初めての倉敷市民会館での開催となるめ私たちも緊張しておりますが、職員一同一致団結し盛り上げていきたいと思います。

一人でも多くの方のご来場を心よりお待ちしております♪

★第54回のぞみの会 令和元年11月10日(日)10時~12時『令和時代の地域医療 ~全仁会の取り組み~』★


★ポスターは薬剤部が作成したものです

のぞみの会実行委員会 総合美容センター Y

通所リハビリの共同作品「秋の味覚」(令和元年10月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

今月の作品のテーマは「秋の味覚」です。

秋の味覚である、リンゴとキノコがデザインされています。
また、今月最後の日はハロウィンということで、かぼちゃとお化けも入っています。
リンゴは立体的にするために3~5枚ほどのカラフルな折り紙を貼り合わせています。
色の組み合わせが作った方によって異なるため、とても個性的な作品になっていますよね!
キノコはご利用の方がそれぞれでデザインしてくださり、素敵な作品になっています。
その一部しかご覧いただけないのが残念ですが…。
リンゴの木や葉っぱをメインに全体の配置は大まかに職員が伝えてご利用の方に協力して貼り付けていただきました。
その時、皆様でのり付けする方や貼り付けする方、全体を見る方などと役割分担して相談しながら取り組まれていました。
通所リハビリテーションをご利用されている皆様が協力して創作された作品は、心温まる作品に仕上がっていると思います。
いかがでしょうか?

通所リハビリテーション 介護福祉士 H

食欲の秋に嚥下運動

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

秋の訪れを感じ始める季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

秋といえば、食欲の秋と言われるくらい美味しい食材が多く、食欲が増す季節ですよね。

 

美味しく食べるためにもお口の健康は大切です!

1.よく噛んで栄養バランスのとれた食事をしましょう

2.間食は時間を決めて食べるようにしましょう。

3.毎食後、歯磨きをする習慣をつけましょう。

4.虫歯などのトラブルがある場合は早急に治療しましょう。

 

また主に、食べる前の準備体操として行う嚥下体操があります。

全身、肩甲骨、頸部など、嚥下筋のリラクゼーションおよび食べる事への意識の向上を促すことにもなります。

 

深呼吸
 鼻から息を吸い込み、ゆっくり吐く、息を吐く時に口をすぼめながらゆっくり吐くと、鼻咽腔、口唇、軟口蓋の連動が強化される。

首の運動
 左右にゆっくり回施、前後・左右に曲げ伸ばす。

肩運動
肩の挙上・回施、肩甲骨の引き寄せを行う。

口唇の運動
「あ~ん」「う~い」と声を出して、しっかり唇を動かす。

頬の運動
頬を膨らませる~すぼめる動作を行う。

舌の運動
舌を「べ~♪」と出し、前後・左右・上下運動を行う。

「パタカラ」体操
リズミカルに「パ」「タ」「カ」「ラ」の発声を行う。

などの運動がよいです。

お口の健康を保って食欲の秋を楽しみましょう。

 

※定期的な検診も大切です。

歯科衛生士 M

 

【札幌医科大学脳神経外科助教江夏先生が倉敷ニューロモデュレーションセンターを視察され、手術見学と意見交流をされました】

9月30日(月)、札幌医科大学脳神経外助教江夏怜先生が、倉敷平成病院を訪問され、上利センター長が行う手術見学と意見交流がなされました。
手術を見学された江夏先生からは、「上利先生が手術において大切に思われているポイントや、ちょっとしたコツ等を実際に視認することでよく理解できました。また、手術時間も早くて驚きました」とのお言葉をいただきました。

 

 

 

札幌医科大学脳神経外科、昭和29年に開設され日本脳神経外科の中でも最も長い歴史を持たれております。更に、「札幌医科大学脳機能センター」を開設されており、パーキンソン病・不随意運動、てんかん、脳腫瘍に対して総合的な治療、病態・機能診断に基づく包括的治療や術後リハビリを行っておられるとのことです。
このたび、手術見学のために北海道から来院されたとのこと、大変光栄に存じます。
今後も、意見交流で得られましたことを、診療充実に役立ててまいります。
江夏先生ありがとうございました。

倉敷ニューロモデュレーションスタッフ