5月9日(水)に、参加者ドリームガーデン17名・ローズガーデン14名・グランドガーデン3名の3施設合同の日帰りバス旅行に行ってきました。今回の旅は開業30周年を迎えた瀬戸大橋周辺を巡り、倉敷の良い所を再発見出来る旅を計画させていただきました。
旅行前夜までは雨足強くどうなるかと心配でしたが、当日は思いの他良い天候となりました。かつては岡山県が全国一の生産を誇った畳表の必需品の畳縁専門店「FLAT」に向かいました。「FLAT」は畳縁生産の国内シェア第1位の会社「高田織物」直営の世界初畳縁と関連商品の専門店です。店内の壁にカラフルな畳縁で埋め尽くされ、煌びやかな壁画を思わせる、まさに圧巻の一言です。最近は手芸の材料としてコースターや小銭入れなどの素材として扱われているようで、多くの人が商品を買い求め畳縁の新しい魅力を再発見しました。
次は「児島学生服資料館」へ足を運びます。バスが停車した場所はちょっと失礼な言い方ですが「これで資料館?」といった佇まいでしたが、中に入るとその昔全国に名を馳せた児島の各学生服メーカーの商品、ホーロー看板など約200点を展示してあり、参加者は古めかしい建物に板のスロープに戸惑われながら、恐る恐る足を踏み入れましたが、展示品や写真で学生時代にタイムスリップでき、職員さんの熱い説明を聞き楽しい思い出話に花が咲いていました。僅か15分の滞在予定でしたが、建物内には学生服やワイシャツ等のアウトレット商品があり、市価より大幅に安い価格にお揃いのピンクのカーディガン等次々と買い求める人で盛り上がっていました。
次は、皆さんお待ちかねの食事の時間です。「せとうち児島ホテル」の和食「岐備」で、瀬戸大橋を眺めながらA5ランクの黒毛和牛や瀬戸の逸品を堪能しました。
お食事の後は児島ICから高速に入り、いよいよ瀬戸大橋を渡ります。橋の両側に鮮やかな海が広がっていて、皆さんから「綺麗じゃね~」「高いな~」と歓声が上がっていました。橋の中間地点である与島パーキングエリアに降りて、「与島プラザ」に立ち寄りました。四国4県のお土産を数多く取り揃えており、お土産選びに悩むのも旅の楽しみのひとつでした。また、今年2月から新設された展望台からは瀬戸大橋の雄大な姿と瀬戸の多島美に、改めて倉敷の素晴らしさを体感できました。
帰路は車の流れが良く移動距離がいつもより短いこともあり、予定よりも早く帰ってくることができました。次の日まで疲れを残すことが無くて良かったと、参加者の中から嬉しい声をいただくことができました。次の旅行も皆さんに参加して本当に良かったと感じていただける旅行を計画します。
ケアハウス ドリームガーデン倉敷 介護副主任S.M