カテゴリー別アーカイブ: 放射線部

紫外線と放射線

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9月になり、少しずつ涼しくなり過ごしやすい日も増えてきました。
秋の紫外線は夏ほど強くはないですが、9月は初夏と同じくらいの紫外線量があるそうなので外で過ごす時間が長くなる秋も紫外線には注意が必要です。
紫外線は太陽から放出される目に見えない光で、電磁波の一種です。そして、レントゲン写真やCT検査などで使われるX線などの放射線も同じ電磁波です。
紫外線と放射線は同じ電磁波の仲間で、どちらも浴びると体に良くないというイメージがあると思います。この2つの違いや身体への影響についてお話したいと思います。

紫外線
紫外線は放射線よりも波長が長く、体内を通り抜けることができず、皮膚で止まります。皮膚で止まるので皮膚を傷つけ、これが日焼けやシミなどの原因になります。日焼け止めやUVカット効果のある衣服などで直接皮膚に当たらないよう、自分で対策することが必要です。

放射線
放射線は紫外線よりも波長が短く、体内を通り抜けることができます。体に放射線を受けることを被ばくといいます。放射線が体内を通り抜ける時に細胞を傷つけ、組織や臓器に悪影響を及ぼします。
病院の診断で使用するX線は体内を通り抜けるという性質を利用して体の中の写真を撮ります。医師が必要だと判断した場合に、最適な画像が得られる最小限の量のX線を必要な部分にのみ照射します。検査のための放射線量は、身体に影響が出ると言われている量よりはるかに少なく、不必要な被ばくをしないよう私たち放射線技師が日々気を付けて検査を行っています。

目に見えないものが体に悪影響があるというのは理解し難く、わからないからこそ不安を感じますが、正しい知識を持つことが大切だと思います。もし検査を受けていて何か不安なことがありましたら何でも聞いてください。

放射線部 M.T

放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)更新

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2021.7下旬に電子カルテ更新に伴い放射線科情報システムRIS(Radiology Information System)の更新がありました。

“RIS”とは放射線部門における情報システムのことです。放射線検査オーダーの予約管理、検査機器への連携のほか、検査情報の管理、他部門システムとの連携などを担っています。
電子カルテから患者情報・検査依頼情報を受け取り、検査オーダーの受付・検査情報登録・会計情報の送信といった、放射線部門での一連の業務プロセスを最適に行ってくれます。
前電子カルテでは電子カルテ附属のものを使用していましたが、今回は富士フィルム・メディカル社製となりました。

当院では一般撮影装置・マンモグラフィ装置・PACS(Picture Archiving and Communication Systems)等で富士フィルム・メディカル社製を使用しています。 “PACS”とは画像撮影装置で撮影した画像データをネットワークを通じて受信し、保管・管理するシステムのことです。
このネットワークシステムと同一メーカーのRISの導入によりさらに高度な性能を発揮することが可能となりました。

また、このPACS自体も新しいバージョンになり、画像閲覧作業効率が上がりました。
一例を挙げると、CT・MRI画像を前回画像と比較する際、簡単に同じ撮影断面で比較読影が可能となりました。
他にも任意断面を表示、心胸郭比を自動で計算、高速で画像表示など、他にも機能追加がありより使いやすい物へとアップグレードされました。

我々放射線部はこのシステムに早急に順応できる様、一丸で頑張っています。
これからも変化し続ける倉敷平成病院、放射線部をよろしくお願い致します。

放射線部 とんかつ

熱中症に注意!

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日を追うごとに暑くなりますが、皆様お元気で過ごされていますか。

この時期に気を付けなければならないものとして熱中症があります。毎年7月から8月に多く発生しています。特に梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる7月には、体が暑さに慣れていないため、例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。

・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
・体のだるさや吐き気
・汗のかきかたがおかしい
・体温が高い、皮膚の異常
・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

上記のような症状が出たら涼しい場所へ移動して体を冷やし、塩分や水分を補給しましょう。ただし意識のない人に無理やり水分を取らせるのは危険です。改善が見られない場合、医療機関へ相談または救急車を呼びましょう。

これから夏本番ですが、どうかお元気でお過ごしくださいますようお祈りいたします。

放射線部 ろん

RSウイルス感染症

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調べたところによるとRSウイルスとは、主に秋から冬に流行する呼吸器感染症を引き起こ

す風邪の原因のウイルスです。免疫力が正常な方が感染した場合には、鼻水や咳程度の軽い風邪のような症状だそうです。
RSウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染であり、家庭内で感染する確率が高い傾向にあるそうです。このRSウイルスを予防するためには手洗いが重要で、特に流行する時期にはこまめな手洗いをし、大人であれば咳エチケットも重要となります。特に0歳、1歳の子どもは感染により重症化しやすいため、大人で咳が出るという場合はマスクを着用し、手すりやスイッチなど触る部分を定期的に消毒することで感染拡大を防ぎましょう。RSウイルスは消毒剤に対して抵抗性の低いウイルスなので、消毒用エタノールや亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨードなどが特に有効とされています。新型コロナウイルスと同時の対策となると高濃度の消毒用エタノールが有効となります。
今年は5月頃からも流行していますのでコロナ同様感染対策をしてRSウイルスにもかからないようにしていきましょう。

放射線部 A.M

バランスが大事

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TV等のニュースでご存じの方も多いかと思われますが、今年は例年よりも少し早めの梅雨の時期に入った地域もある模様です。梅雨時期は突入が早いと終わるのも早いだろうと思いきや、なんと逆に長くなるそうです。
梅雨の時期は晴れて蒸し暑い日もあれば雨が降り続く日もあり、朝晩の寒暖差で体調を崩しやすいことが多いと言われています。また、低気圧により体のあらゆる機能に関連する自律神経系である交感神経と副交感神経の調整がうまくいかなくなり、だるさや頭痛、めまいなどの症状が出やすくなります。
こういったことを少しでも防ぐためには、規則正しい生活リズムと良質な睡眠をとることで自律神経系のバランスを整えること、バランスの良い食事をして疲労回復につなげること、ウォーキングやストレッチなどでも良いので適度な運動をして血の巡りを良くして汗をかくこと、空調は温度を下げすぎないこと、いつもより多めを意識するくらいで水分補給をすることなどが大切とのことです。

さて、私たち放射線技師の働く放射線部内には種々の放射線機器やPCなど機械物が多く、気温や湿度をある程度一定に保っておかなければ不具合を発生してしまいます。毎日の整備に加えて温度や湿度管理も重要になってきます。

人間も機械もバランスの良い管理が重要ですね。

梅雨の明けた先に待つ暑い夏に向けて、体調を整えながら梅雨を乗り切りましょう!

 

放射線部 千

脂肪について

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みなさん、こんにちは。 昨年から引き続き、コロナウイルスが流行し大変過ごしづらい日々を送っていると思います。 ワクチン接種も始まりましたが、気を抜かず手洗い、うがい、マスク着用を徹底し体調管理に気をつけてください。 さて、コロナウイルスが流行し早1年が経ちました。 私自身も自粛生活を続けていくうちに運動する機会も以前と比べ、減ってきました。 それが原因か分かりませんが、以前と比べるとお腹周りの脂肪が増えたように思えます。 そこで、今回は脂肪について書いていきます。

まず、脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。 食事などから摂取した糖や脂質などの栄養が消費できずに余ってしまうと、それらは脂肪となって蓄積されます。 そのうち、お腹を中心とした内臓のまわりについた脂肪を「内臓脂肪」、 皮膚のすぐ下や腹筋の外側につく脂肪を「皮下脂肪」といいます。

それぞれの特徴も記しておきます。
①内臓脂肪肥満
・上半身に多く脂肪がつく。
・脂肪がつきやすく、減らしやすい。
・血圧、血糖、コレステロールなど複数の健康リスクを抱えやすい。
・男性に多い肥満タイプ。
・閉経後の女性も次第にたまりやすくなる。

②皮下脂肪肥満
・下半身に多く脂肪がつく。
・脂肪が徐々につき、減らしにくい。
・女性に多い肥満タイプ。

また、生きていくために必要な基礎代謝量が身体機能の低下とともに減少されてしまうため、 年齢とともに摂取した栄養を消費しきれなくなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。 内臓脂肪はため込む原因になりやすい、食生活や運動などの生活習慣を改善することで 減らしていけることがわかっています。 気になる方は当院でも検査や対策ができますので、ぜひお越しください。

スーパー

 

花粉症対策

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三月も中旬に差し掛かり、春の暖かさを感じる日も増えてきたように思いますが、朝晩は冷え込む日も多く、まだまだ防寒対策も忘れてはならないなと感じます。これから暖かくなっていくようですが、体調管理には気を付けてくださいね。
コロナウイルスの影響もあり、マスクをする、手指消毒をするなどといった新しい生活様式を人々が実践するようになったため、冬の時期に流行するその他の感染症の発症が抑えられている現状があります。しかし、この時期に多くの人を悩ます症状の一つに花粉症が挙げられます。私自身、三月に入ったあたりから目の痒みやくしゃみに非常に悩まされており、さらに鼻水、鼻づまりなどの症状が発症しないかドキドキしながら生活している現状です。
多くの人が花粉症の治療のため医療機関を受診されていると思いますが、今回は各個人でできる花粉症対策を調べましたので、ご紹介します。

①マスク、眼鏡の着用
原因となる花粉少しでも体の中に入れないよう、着用することが重要です。花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用の眼鏡では1/4に減少することが分かっています。

②花粉情報の活用
花粉情報に注意し、花粉飛散の多い日は外出を避け、家にいる場合でも飛散の多いときは窓の開け閉めに注意しましょう。もし外出する場合は花粉のつきやすい素材のコートを着ることは避け、帰宅後はすぐにかおを洗い、うがいをすることで少しでも症状を軽くすることができます。

③生活習慣の改善
鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、お酒の飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽い運動などは花粉防御をした上では推奨されます。

いかがでしたか。簡単なことばかりでしたが、以上のことに自分自身も注意しつつ生活していくことが大事だなと感じました。セルフケアと薬による治療などを含め、花粉症の季節を少しでも快適に過ごせるように努力してみてくださいね。
放射線部 K・T

新型コロナウイルスとインフルエンザの症状違いと対策

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新型コロナウイルスが流行し始めてもうすぐ1年が経ちますね。マスクをつけることが当たり前になり、みんなが感染対策に気をつかうようになりました。そのおかげで例年この時期流行するインフルエンザは激減しています。そこで今日は新型コロナウイルスとインフルエンザの症状違いと対策を簡単に紹介したいと思います。
新型コロナウイルス
・38度前後の熱が4日以上続く
・くしゃみ、鼻水は少ない
・倦怠感は弱いが3日以上続く傾向がある
・息切れがあり、下痢や腹痛もある
・味覚・嗅覚異常が出ることがある
インフルエンザ
・39度以上の高い熱が出るが1、2日で解熱する
・くしゃみ、鼻水があり、せきは少ない
・筋肉痛、関節痛がある
・つよい倦怠感が出るが1、2日で終わる
・息切れ、下痢、腹痛はほとんどない。
息切れやくしゃみで症状に差があるのはなぜかというと、新型コロナは肺(下気道)に炎症を起こすので息切れが出るようです。インフルエンザはのど(上気道)の炎症なので鼻水、くしゃみが出るとされています。
どちらも予防方法としては、マスク着用と手洗い、アルコール消毒を励行し、多人数での会食を避けることです。我慢することが1年以上続きストレスもたまってきていることでしょう。はやく元通りの生活に戻れるようにひとりひとりが引き続き感染対策に努めること、みんなで我慢することが大切です。もうしばらく頑張りましょう。

放射線部 T

 

MR撮影装置のアップグレード

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当院に2台あるMR装置のうち1台が修理サポート終了になる事から2020年12月11日~27日の間新規MR装置への更新工事を行いました。
今回の更新工事は今まで使用していたMR装置のマグネット部分を再利用する事で従来より短期間で更新する事が出来ました。撮影技術ソフトも最新式を使用しており撮影時間も従来より短くなっています。

 

 

PHILIPSさんにより古いMR装置が解体されていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残ったマグネット部分(磁場は発生していない状態です)

 

 

 

 

Achieva dStream に更新されました

 

 

 

 

放射線部 くー

ブレスト・アウェアネスという考え方 ~乳がんの早期発見・死亡率減少をめざして~

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先日、第30回日本乳癌検診学会が現地とWebでのハイブリッドで開催されました。今年は仙台での開催でしたが、こんな状況下なので残念ながらWeb参加となりました。
会の中では、いろいろな乳がん検診にまつわる新しい話題が演題として発表されるのですが、中でも“ブレスト・アウェアネス”という言葉をよく耳にしました。私自身最初は言葉の意味がよく分からなかったのですが、ブレスト・アウェアネスとは“乳房を意識すること“だそうです。特に従来の自己触診の推奨とは違っていて、乳房の状態がいつもと変わりないかに気を付ける生活習慣を身につけるということのようでした。

乳癌検診学会からは、ブレスト・アウェアネスとして具体的に以下の4項目が提唱されています。
1.自分の乳房の状態を知るために、日頃から自身の乳房を、見て、触って、感じる(乳房の健康チェック)
2.気をつけなければいけない乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
3.乳房の変化を自覚したら、すぐ、医師に相談する(医療機関に行く)
4.40歳になったら乳がん検診を受診する(対策型(市町村等の)乳がん検診の受診)

私自身も自己触診は、正しくやらなくてはという思いもありなんとなくハードルが高く、ちょっと億劫であまり実践できていなかったのですが、これなら気軽にやってみられそうな気がしました。それと検診で異常なしという結果であっても、微小な乳がんは拾い切れていない可能性もありますし、検診と検診の間に急成長してしまう性質の乳がんもあるので、検診を受けたと安心せず自分の乳房を時々気にしておくということが大事なのだと思います。また、なにかいつもと違うように感じることがあれば、躊躇せずにとりあえず医療機関に相談するということも大切です。月1回のペースでブレスト・アウェアネスを実践することで乳がんの早期発見につながり、死亡率が減少するというデータあるそうです。

ちまたではクリスマスムードが高まっていますが、今年はいつもとは違うクリスマスになりそうですね。おうち時間が増えて家族や友人等の大切さを実感した方も多いと思います。このブレスト・アウェアネスを実践することは自分を大切に思い、いたわるということだけでなく、まわりまわってあなたを大切に思ってくれる方をつらくさせないことにもつながっていくと思います。この時期に自分や周りの方々のための未来へのクリスマスプレゼントとしてブレスト・アウェアネスという新しい生活習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。

放射線部 Y.Y