カテゴリー別アーカイブ: 秘書・広報課

岡山大学脳神経外科田中將太教授をお迎えし脳神経外科症例検討会を実施しました

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令和6年11月11日(月)、倉敷平成病院にて岡山大学脳神経外科教授の田中將太先生をお迎えし、当院脳神経外科の常勤医師5名とともに症例検討会が実施されました。
この検討会では、当院の山岡医師が2つの症例を発表し、参加者間で活発な意見交換が行われました。発表された症例はどちらも術後経過が良好であり、医療チームの高い技術力と患者ケアの質が確認されました。

田中教授は今年1月に岡山大学脳神経外科の教授に就任されており、岡山大学脳神経外科学教室は年間約550件の手術を手がけ、全国トップクラスの実績を誇ります。また、学会発表も積極的に行っており、その研究内容は全国的に高く評価されています(山陽新聞 メディカ参照)。


このカンファレンスは定期的な開催を予定しています。このような岡山大学脳神経外科との連携を強化することで、倉敷平成病院も患者本位の医療をさらに推進し、質の高い脳神経外科医療の提供に努めてまいります。

広報課

【倉敷南高等学校放送無線部に当院臨床検査部が取材協力しました】

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10月30日、倉敷南高等学校放送無線部の取材依頼に、当院臨床検査部が協力いたしました。同部は、岡山県高等学校秋季放送コンテストに出品するため、「地元の話題」をテーマに番組を制作中で、当院のブログ記事をきっかけに臨床検査部門への取材が実現しました。

番組の企画立案、取材交渉から編集まで全て生徒たち自身で行っており、今回は2年生3人、1年生1人の計4人が顧問の先生に引率されて来院しました。放送無線部全体では20名の部員が活動しているそうです。

現在、番組は11月16日15時の提出締め切りに向けて編集中とのことで、内容についての詳細は控えさせていただきますが、部員の皆さんの健闘をお祈り申し上げます。
また、部員のお一人は将来の夢として臨床検査技師を目指しているとのことで、取材の合間には進路や仕事についても話が弾みました。

始終緊張気味の生徒さん達でしたが、集合写真では笑顔を見せてくれました。今後のさらなる活躍を応援しております。倉敷平成病院としても様々な形で地域貢献できることに喜びを感じるこの頃です。

広報課

#倉敷南高等学校 #放送無線部 #岡山県高等学校秋季放送コンテスト #番組制作 #応援
#地域と共に #倉敷平成病院

第37回神経セミナー「目からウロコ!進歩し続ける神経疾患のリハビリテーション」開催報告

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倉敷平成病院では、毎秋「神経セミナー」と題して、認知症・パーキンソン病・リハビリテーションなど、「神経疾患のより深い理解に立った医療・福祉の提供」を目的として講演会を開催しています。
今年は、救急棟4階を会場に、10月5日(土)に第37回神経セミナー「目からウロコ!進歩し続ける神経疾患のリハビリテーション」が開催され155名の方がご参加くださいました。
 講師には川崎医科大学神経内科学教授 三原 雅史先生をお迎えし「神経疾患における姿勢歩行障害の病態解明と新規治療薬の開発」という演題でご講演頂きました。三原先生は、神経リハビリテーション、脳機能画像研究、神経変性疾患臨床をご専門分野とされておられます。

歩行は中枢神経、末梢神経、体感、関節等多くが関係していること、日常動作の歩行についても中枢神経系による精緻な運動制御機構であること、特に人間の二足歩行については複雑な関節の動きでなりたっていることの説明がなされました。

NIRS(ニルス:近赤外分光法)で脳の機能を測定する方法や、脳卒中片麻痺患者の非麻痺側肢をミットやスリングなどで動かないように抑制し、その結果麻痺側肢の運動を誘導する運動療法であるCIMTについて等、事例を交えてご紹介下さりました。
また、最先端の治療法、脳波等の脳の信号によってコンピュータや機器を操作する技術であるBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)についても可能性をお話くださいました。
イメージをしながらリハビリを行うことで、リハビリの効果が向上すること、また脳は使えば使うほど機能が向上する分、使わなければその機能は不要と判断して出来なくなるというトピックスが印象に残りました。

講演後は医師、理学療法士、患者さん等から活発に質疑応答がなされました。
例えば、「良い食べ物とかおススメのリハビリなどがありますか」という質問に対しては「特定のものを食べてどうにかするというのは無く、バランスよく、またご高齢であればたんぱく質をしっかりとってください」ということでした。
また、「パーキンソン病の方は運動をすれば機能が向上するということが言われていますが、どれくらい運動したらよいのか」という質問については、「基本回復期リハビリテーション病棟と同じくらい、一日3時間程度の運動をすることをお勧めします。全身の筋肉を使う有酸素運動がよいとされています。まずは早歩きで歩く時間を増やすことをお勧めします」とのことでした。

「疾患がありバランスが良くなった方は、脳の様々な領域の活動が改善しているということを示されましたが、それを促すような運動や介入の強度はどれくらいが適切でしょうか」という質問に対しては、「ギリギリできないくらい、ちょっと難しいくらいの難易度にすることがよい」とのことでした。
また、パーキンソン病の患者さんが取り入れるとよい運動法について、ステップが決まっているダンスや太極拳をおすすめされていました。

最後にパーキンソン病の患者さんに向けて「認知症の薬がそうであるように、パーキンソン病の薬も少しずつ良くなってきています。パーキンソン病についても進行自体を抑える薬がでてくると思います。それはそう遠くない将来だと思いますが、まずは運動を日常生活に取り入れて、ご自身の努力で進行をゆっくりさせることができる病気だと思っています。頑張って維持していただければと思います」とやさしく語ってくださいました。

脳の機能や最新の治療法について幅広くお話くださりよい学びの機会になりました。ありがとうございました。

秘書広報部

※YouTubeに動画がアップされましたら改めてご案内いたします。

令和6年度インフルエンザワクチン・新型コロナワクチン予防接種のご案内

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10月16日(水)より、インフルエンザワクチン・新型コロナワクチン予防接種を実施いたします。当院では高校生以上の方に接種いただけます。
予約制ではございません。
詳細は下記案内をご確認ください。

かかりつけの方は、定期予約受診時に接種いただけます。受付職員にお声掛けください。

※インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは医師の判断により同時接種可能です。
※ワクチンの在庫が無くなり次第終了となります。
ご不明な点は受付へお声掛けください。

令和6年度インフルエンザワクチン・新型コロナワクチン予防接種について(PDF)

予防接種同意書PDFはこちら

 

第37回神経セミナー開催案内

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、第37回神経セミナーを「目からウロコ!進歩し続ける神経疾患のリハビリテーション」をテーマに川崎医科大学 神経内科学 教授 三原雅史先生を講師にお迎えし、開催することとなりました。
医療関係者の方はもちろんの事、一般市民の皆さまにも分かりやすく有用なお話が伺えるものとた期待しております。
どうぞお誘い合わせの上、より多くの方々にご参加いただけますようご案内申し上げます。

入場は無料ですが、お席の関係でお申し込みをお願いします。

◎日時:令和6年10月5日(土) 14:00~16:00(受付13:30~)

◎場所:倉敷平成病院 救急棟4階 会議室

◎特別講演:『神経疾患における姿勢歩行障害の

          病態解明と新規治療法の開発』

 講師:川崎医科大学 神経内科学教室 教授 三原雅史 先生

◎参加ご希望の方はご住所・連絡先をご記入の上E-mail、またはGoogleフォームにて、9月27日(土)までにお申し込みください。

◎お申込・お問合せ先:倉敷平成病院 神経セミナー事務局
岡山県倉敷市老松町4-3-38
TEL:086-427-1111
e-mail:heisei@heisei.or.jp

※本セミナーは岡山県医師会生涯教育講座(1.5単位)に認定されています。
(カリキュラムコード:【特別講演】19/身体機能の低下)

第37回神経セミナーポスター

神経セミナーについてはこちら

広報課

第31回倉敷ジュニアフィルオーケストラ演奏会が倉敷ケーブルテレビのニュースと山陽新聞に紹介されました

8月15日(木)に倉敷平成病院にて開催された「第31回倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラ演奏会」ですが、8月16日(金)のKCTニュースに紹介されました。

高尾聡一郎理事長は「音楽には患者さんをいやす力があると思いますし、子供たちの素直な演奏に我々も元気をもらいたいなと思います」とインタビューでお話されました。

この動画はKCTのホームページでも公開されています。

是非ご覧ください。

https://tv.kct.jp/program/detail.php?id=36539

また、8月17日(土)の山陽新聞朝刊 都市圏にも紹介されました。
「涙が出るほど感動した。リハビリの励みになります」というご入院患者さんの感想が紹介されていました。私達自身も心のこもった迫力ある演奏に力をもらいました。

ありがとうございました。

 

広報課

診療費支払機8月17日より新紙幣に対応いたしました

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 長らくの間、ご迷惑をおかけいたしました。7月3日に発行された新紙幣について、8月17日より自動精算機が対応切り替えできましたのでご報告いたします。
長い間お待たせいたしました。旧紙幣にも対応しております。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

#倉敷平成病院 #自動精算機 #新紙幣対応 #旧紙幣にも対応

 

第31回 ジュニアフィルハーモニーオーケストラ演奏会開催報告

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8月15日(木)、当院リハビリセンターにて、第31回倉敷ジュニアフィル演奏会が開催されました。この催しは、お盆の時期に病院で過ごさなければならない患者さんを対象に平成2年から継続開催されています。
今年はコロナ禍を経て実に5年ぶりの開催でした。リハーサル中から熱のこもった演奏に多くの方が足を止めて耳を傾けられており、演奏会本番には入院患者さん、ご家族、福祉施設をご利用の方はじめ、約150名が素晴らしい生の演奏に聞き入りました。
演奏曲はエルガー作曲の行進曲「威風堂々」や、ベートーヴェン作曲「三重協奏曲ハ長調 作品56」、「交響曲第7番 イ短調 作品92」で、OG・OBを含む幼児から社会人までの団員70名が好演しました。
可愛らしい幼児の演奏にヴァイオリン・チェロ・ピアノによる三重奏など、迫力たっぷりの生演奏に大変盛り上がった演奏会でした。
倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラの皆さんは8月18日(日)倉敷市民会館にて創立40周年記念 第38回定期演奏会を開催されます。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
広報課

水戸ブレインハートセンター 院長 畑山徹 先生 ご来院されました

カテゴリー: 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

7月17日(水)、水戸ブレインハートセンターの院長であり、脳神経外科医の畑山徹 先生がご来院されました。
先生は第17回日本脳神経減圧術学会 会長も務めておられます。

畑山先生は、今年5月に当院脳神経外科の常勤医として着任した山下圭一先生が、以前水戸ブレインハートセンターに勤めていたご縁で、今回三叉神経痛患者さんへの微小血管減圧術(手術)を山下先生と共に行われました。

三叉神経痛とは、顔面に生じる片側性・短時間の激しい痛みで、“最も激しい痛み”の一つと言われている病です。

また、今回行った微小血管減圧術とは、後ろ頭に500円玉程度の孔をあけ、そこから手術用顕微鏡を用いてアプローチし、圧迫している血管を神経に当たらないように移動させることで高い治癒率を誇る手術です。
※詳しくは7/22(月)の山陽新聞メディカをご覧ください。

手術後、畑山先生から「山下先生には、水戸ブレインハートセンター勤務時にもたくさんの三叉神経痛患者さんを診てもらっていました。岡山でもその技術を役立ててほしいです。その中でも再発等難しい症例がありましたら、私も協力していきたいと思います」とお言葉をいただきました。

畑山先生、ありがとうございました。

秘書・広報部

【山陽新聞メディカ295号 当院脳神経外科 山下圭一医師の記事が掲載されました】

令和6年7月22日(月)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイドメディカVol.295「地域の健康を支える医療を提供⑦」に当院脳神経外科部長 山下圭一医師の「三叉神経痛」についての記事が掲載されました。

山下先生は、2024年5月に当院 脳神経外科に着任され、脳神経外科一般を幅広く診療されています。

今回は“最も激しい痛み”の一つと言われている「三叉神経痛」について執筆されました。
治療法の一つである微小血管減圧術について、図と一緒に紹介されています。

是非ご一読下さい。

https://medica.sanyonews.jp/article/31877

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広報課