2月15日(土)、13時~16時30分で、第12回ホスピタルデザイン研究会 研究大会「デジタル時代の今 伝える伝わる広報誌」が開催され、当院 広報課スタッフがWEBで参加しました。
ホスピタルデザイン研究会は、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科に事務局がおかれています。
ホスピタルデザイン(病院環境における様々な問題を発見あるいは予想し、それを解決するためにデザインを応用する行為全般)に関する包括的研究の発展と知識の交流を図り、その成果を普及すること等を目的として設立運営されています(ホスピタルデザイン研究会会則より一部抜粋)。
年に一度、研究会が開催されており、今年は第12回大会で、川崎医療福祉大学とZoom配信のハイブリッド開催でした。今回のプログラムは以下の通りです
開会の辞
1【デザイン活用・広報関連 事例発表 7演題】
1)公益財団法人操風会 岡山旭東病院
「院内広報誌が育む教官と交流~職員をつなぐきっかけづくり~」
企画課企画広報室 荻野 雄大氏
2)医療法人平病院
「病院広報誌とSNSで広がる地域との絆」
事務部総務課 小山 乃愛 氏
3)社会福祉法人岡山博愛会 岡山博愛会病院
「広報誌を活用したブランドイメージアップ戦略」
法人本部 経営企画課 磯野 佑衣 氏
4)社会医療法人石川記念会 HITO病院
「メールマガジンで人と繋がる広報活動」
総務人事部 総務・人事・広報課 古西 泉瑚 氏
5)公益社団法人日本会員掖済会 名古屋掖済会病院
「笑顔あふれる記念誌の制作」
広報部 渡邉 志保 氏
6)社会医療法人岡村一心堂病院
「つながりをデザインする―職員ホームページで創る新しい関係性―」
広報部 山田 貴史 氏
7)パナソニック健康保険組合 松下記念病院
「市民のくらしに寄り添う広報活動」
経営企画室広報担当 清水 由香 氏
2【特別講演】
広報誌「hesso」を通じた社会とのコミュニケーション
東北大学病院 広報室長 病院長特別補佐 溝部 鈴氏
閉会の辞
今年度は、病院広報の第一線で活躍されている方々による実務事例が発表され、非常に刺激を受ける内容でした。特に、人材募集のためのSNS活用、LINEアカウントを利用した市民講座の参加募集、広報誌を勉強会の資料として活用する事例など、医療機関が地域活動に積極的に参画し、相互交流を深める取り組みが多数紹介されました。
特別講演では、日本グッドデザイン賞にも選ばれた広報誌「hesso」の担当者である溝部氏が、創刊の背景やコロナ禍を経てのデザインリニューアル、イラストに込められた想いについて語られました。現場の視点だからこそ語れる熱意や工夫を学ぶことができ、広報活動への意識が一層高まりました。
今後、医療・介護の人材不足や2025年問題といった社会課題に対し、私たちも広報を通じてどのように貢献できるかを考え、取り組んでいく必要性を改めて感じました。
【主催】ホスピタルデザイン研究会
https://w.kawasaki-m.ac.jp/design/hd/
【過去の参加報告】
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
※昨年に引き続き今回もスマートフォンで参加しました。会に参加している様子の写真がありませんのでご了承下さい。
広報課 M