カテゴリー別アーカイブ: ケアプラン室

人生の大先輩からの“生きるヒント”

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紫陽花が綺麗な季節になりましたね。
訪問先のお宅でもお庭に紫陽花が綺麗に咲いていて、色とりどりの紫陽花を見ながら「もうすぐ梅雨の時期に入るなあ」と感じる今日この頃です。

さて、先日、腰椎圧迫骨折で入院していた担当の方の退院が決まり、退院後のサービスをどうするかご相談のため病院に会いに伺いました。
その方は80代後半の女性で、骨粗鬆症の為何度も骨折による入院を繰り返し大変な状況ではありますが、性格は明るく前向きな方で「同じ時間を過ごすなら明るく楽しく過ごさないと損よ」といつも教えてくださいます。
「人の良い所探しをしていると楽しいわよ」「考え方が違う人が居ても、そのうち分かってくれる時が来るから大丈夫」とお話してくださり、いつも励まされます。

人生の大先輩であるご利用の方から色んな考えや、自分では思い至らないような“生きるヒント”を教えていただいている毎日です。

当ケアプラン室には現在12名のケアマネジャーが在籍しています。介護の事でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 N

改定の4月

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

暖かい日が続いて、春らしくなってきました。お花見など、楽しいことをいろいろやりたい気分になりますね。
でもでも・・私たち、医療介護分野で働く人間にとって、今年の春は楽しいことばかりではありません。

2024年は、6年に1度のタイミングで医療・介護・障害福祉の3つの制度の報酬が改定される年なのです。通常、それぞれ2年ごと、3年ごとに改定がありますが、その3つが重なる重要な年といえます。

日本が超高齢社会であるのは言うまでもありませんが、いわゆる団塊の世代が75歳以上となるのが2025年、第二次ベビーブーマーが65歳以上になるのが2040年。この15年間は医療、介護のニーズが継続して増加すると言われており、それに備えて、いろいろな体制の整備が進められています。

医療保険も介護保険も、未来に続いていく制度でなければいけません。今の高齢者だけでなく、これから年を取っていく人も安心して年を重ねていけるように、今回の改定では、医療と介護が更に連携することや、要介護状態を予防するためのリハビリテーションや栄養、食べることへの取り組みの強化などが実施されます。また、限られた人材を有効に活かしていくことも重要な課題とされています。

改定の年は、私たち介護サービス事業所は、書類を作り直したり、使っているシステムの設定を変えたり、ご利用の方に説明して承諾を頂いたり、市役所に提出する書類を作ったり、と通常業務に加えていろいろとやらなければならず、バタバタします。
ご利用の方、ご家族の中にも、利用料金が高くなったりして負担が増えるなーという方がおられるかもしれません。でも、2025年問題と2040年問題へ向けた重要な改定です。

4月は忙しい日が続きますが、保険制度が未来にも継続され、高齢者を含む全ての人が安心して暮らしていけるための改定と思って、スタッフみんなで乗り切りたいと思います!

ケアマネジャーA

イラスト:イラストac

12月ですね

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一年の締めくくりでもある12月。
新年を迎える準備や、年内に終わらせてしまいたい仕事などで忙しい日々を送られている方も多い事と思います。忙しさのあまり、気が付けば年末・・という事もあるかもしれませんね。
12月にまつわる行事や風物詩って、意外と多いのをご存じでしょうか?
針供養(12月8日)・・折れたり曲がったりして使えなくなった針を、労いの意味を込めて柔らかい豆腐や蒟蒻に刺して供養し、裁縫の上達を祈るそうです。
正月事始め(12月13日)・・その名の通りお正月の準備を始める日で、「煤払い」や「松迎え」をする習慣で、現在でもお寺や神社では「煤払い」を行っています。

炭や薪で火を起こす事が無くなったので一般の家庭では「煤払い」が「大掃除」に変化し、習慣として残ったようです。
その他、冬至やクリスマス、大晦日や年越しそばに除夜の鐘・・と、12月にはイベントや行事がたくさんあります。
忙しい中でも、イベントや行事を楽しむ余裕を持ち、一年を締めくくりたいですね。

倉敷在宅総合ケアセンターには、現在13名のケアマネジャーが在籍しており、ご利用者様が住み慣れたご自宅で、安心して生活出来るようお手伝いさせて頂いています。お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 I

ある朝のできごと

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酷暑続きの夏がようやく終わりを告げ、待ち遠しかった秋の足音が聞こえてくるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

とりわけ朝の空気はとても気持ちが良く、出勤時の道のりも、これまでと違いゆっくりと楽しみながら歩けるようになりました。駐車場から事務所まで、ほんの5分程度の道のりですが、道端の草花や樹々の枝葉が季節の移り変わりとともに変化する姿を眺めるのは、とても楽しいものだと改めて気付かされる今日この頃です。

そんな毎朝の楽しみに、いつしか小さな生き物が仲間に加わりました。雀です。はじめは気がつかなかったのですが、この雀たち、私が近づいても慌てて飛び立つ様子がありません。それどころか、こちらの様子をじっと伺っているようにも見えるのです。ずいぶん人に慣れている雀だなあ、もしかしたら私のことを覚えて待ってくれているのかなあ・・・そんなふうに思うと小さな雀がいっそうかわいく思えてきます。ですが、そんなはずはありません。何日も何日も不思議な気持ちで雀を眺める日が続きました。そしてある朝、謎が解けたのです。

ある日、高齢の女性が手押し車を押しながら私の前を歩いておられました。その方の左手からはお米がポロポロとこぼれ落ちています。よくみると左手にはお米が入ったビニール袋を握りしめておられるではありませんか。雀はこの方を待っていたのでした。ああ、そうだったのかと思いつつ、女性の後ろ姿とお米をついばむ雀たちを交互に眺めながら、とても愉しく心温まる思いでいっぱいになりました。この方は餌をやりながら心の中で雀に何を語り掛けておられるのでしょう。小さな生き物との交流は癒しであったり元気の源であったりするに違いありません。どうかこれからもお元気で、こんなふうに雀たちとの交流を楽しんでいかれますように、と思った秋の朝でした。

介護のことでお困りのことはありませんか。私たちケアマネジャーはご利用の皆様が住み慣れたご自宅で安心して生活できるようお手伝いさせて頂いています。12人のケアマネジャーがお待ちしていますので、いつでも気軽にご相談下さい。

ケアプラン室 TA

イラスト:イラストac

今日、6月30日はハーフタイムデー

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1月1日の新年開始時には、その年の目標を考えて「今年からは〇〇しよう」と何か始めたりします。
4月1日には、新年度が始まるため、進級、進学、就職など、生活上の変化が見られたりします。
6月30日は、新年から半年経ち、1年の折り返し地点となりますが、生活の変化はあまりみられることがなく、何気なく過ごしていることが多いと思われます。

6月30日は、「これまでの半年間を振り返って、その年の目標を再確認する日」などとされており、私自身、ケアマネ業務を振り返ってみることも必要と感じています。
今年は、自分の目で確かめ、情報提供ができるようにしていきたいと考え、新規介護サービス事業所や、リニュアルした施設などの見学、研修会などに積極的に参加しています。

ケアマネは、ご利用の方が可能な限り自宅で自立した生活を送ることができるように、ご本人やご家族の意向をお伺いしながら、ご利用の方の心身の状況や、置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成します。そして、プランに基づいて、適切なサービスが提供されるように、事業所や関係機関との連絡、調整を行いながら支援しています。
ケアプランの作成にあたってご利用の方負担はありません。

介護保険サービスを利用するには、まず介護認定を受ける必要があります。
倉敷在宅総合ケアセンター・ケアプラン室は、介護保険サービスの説明や相談、介護保険認定の相談にも応じています。
窓口・電話対応時間は、8時30分~17時15分で、土・日・祝日も、来所相談や、電話相談など、対応していますのでお気軽にお問い合わせください。

倉敷市老松町4-4-7(倉敷平成病院西側)
4階建ての建物で、倉敷在宅総合ケアセンターの1階にあります。
086-427-0110

ケアプラン室 A・W

新しい環境で安心して過ごすお手伝い

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新年度が始まって、早いものでもう少しで2か月が過ぎようとしていますがお疲れは出ていませんでしょうか?

私事ですが、娘が小学生になり、新しい環境で日々初めてのことを経験し、初めましての出会いがあり、あっという間に毎日が過ぎています。
少しずつ疲れが出てくる時期ですが、学校が楽しいと話し、ゴールデンウイーク明けも、元気に登校する娘の顔を見て安心しています。

入学や進学、就職だけではなく、新しい環境になるということは、大人でも経験します。

高齢者の場合、要介護状態になって介護保険サービスの利用が始まる、ということも、新しい環境といえます。普通でも慣れるまでには時間がかかりますが、新型コロナウイルスの流行により、見学や体験の中止、発熱チェック、パーティションの設置、面会制限など、様々な制約があり、コロナ禍以前に比べて、施設やサービスになれるのにさらに時間がかかっていたように思います。
そのような状況で、サービス事業所側も、オンラインによる面会や見学、動画を用いた説明など、様々な工夫をしてくださっていました。

コロナウイルス感染症の感染症法の位置づけが、2類相当から5類に変わったこともあり、現在は実際に見学したり体験することができるようになっています。

私達ケアマネジャーは、少しでも早く安心して新しい環境で過ごすことができるよう、事業所の方々と日々連携を図っています。

土、日、祝日も電話やお越しいただいての相談をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

倉敷在宅総合ケアセンター 居宅介護支援事業所
倉敷市老松町4-4-7(倉敷平成病院西側)
086-427-0110
窓口・電話対応時間 8:15~17:15

ケアプラン室 S

画像:イラストAC

今日は何の日?

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皆さんこんにちは。
節分も終わり暦では春がやってきましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

さて、今日は2月10日です。
語呂がいい日のようで色々な「日」になっています。
例えば
・ふきのとうの日
・豚丼の日
・二重の日
・フルーツアートの日
・布団の日
・フットケアの日
・左利き(レフト)グッズの日 などです。

何か気になるものはありましたか?

今回はフットケアについて掘り下げたいと思います。
2(フッ)10(ト)の語呂合わせで、日本フットケア学会、日本下肢救済・足病学会が制定したそうです。


皆さんは倉敷平成病院にフットケア外来があるのをご存じでしょうか?
フットケア外来は予約制で毎週木曜日の午前中にしており、爪・足・足趾の変形、足部の皮膚潰瘍など足についての問題を幅広く扱っています。
気にある事がある場合は、当院にお問い合わせください。

さて、次に、皆さんは「介護の日」がいつかご存知でしょうか?
平成20年7月に、厚生労働省が「いい日、いい日、あったか介護ありがとう」という思いを念頭に、覚えやすく親しみやすい語呂に合わせようとのことで「いい日、いい日」の11月11日を介護の日として制定しました。
皆さんの中には日々介護を頑張っていらっしゃる方も多いと思います。
支援や介護を受けている方はあったか介護に感謝し、介護をされている方はあったかい気持ちで無理せず介護をしたいですね。

私達介護支援専門員はそういった環境が整えられるようにお手伝いをさせていただいています。
お困りのことやご相談があればいつでもご連絡ください。

ケアプラン室 M

介護手当をご存じでしょうか?

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

ブログを読んでくださっている方の中には、日々介護をされている方がおられると思います。
倉敷市にお住まいの方で、介護をされている方に支給される、介護手当をご存じでしょうか。
介護手当
〇支給対象者及び支給要件
(1)市内に6箇月以上住所を有していること。
(2)ねたきり高齢者等を介護した期間が、年度内(4月~翌年3月)において、6箇月以上であること。ただし、前年度分の介護手当の支給を受けていない場合に限り、前年度の介護期間を通算することができます。
※ねたきり高齢者等が医療機関・社会福祉施設・老人保健施設などへ入院(入所)中の期間は、介護期間から除くこと。
※ねたきり高齢者等を複数で介護している場合は、主たる介護者であること。
※介護を業としていないこと。

〇ねたきり高齢者等とは
市内に6箇月以上住所を有し、日常生活を営むうえで、常時、他の者の介護を必要とする状
態が6箇月以上続いている
(1)満65歳以上のねたきり高齢者
(2)満65歳以上の認知症高齢者
(3)満20歳以上の重度の障害を有する者
①身体障がい者手帳 1.2級
②療育手帳A
③精神障がい者保健福祉手帳 1級
のうち別の認定基準に該当するものをいいます。

〇支給額
年額 4万円(年1回支給)

相談窓口は、倉敷市役所 健康長寿課です。細かい認定基準がありますので、介護保険サービスを利用している方は、担当のケアマネージャーに相談してみてください。
ケアプラン室 B

 

私の脳活

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朝晩めっきり寒くなり、暦の上ではもう冬です。
早いもので今年も残り2か月となりました。
振り返ると丁度1年前の今頃、私は医療系の部署から介護系の部署に異動となりした。
全てが今までとは違い、新しく覚える事が沢山ありました。年齢と共に下降する記憶力では覚えきれず、もう無理かも・・・と思う日々が続きました。

そんなある日、50代、60代の人が認知症予防にピアノを始めて、上手に弾いておられるのをテレビで見て、私にもできるかな?と一念発起。
「すぐ弾けるはじめてのらくらくピアノ」という本を買い、実家に眠っているピアノを弾いてみました。回数を重ねるうち少しずつですが弾けるようになり、今は両手で簡単な曲に挑戦しています。
練習は1~2週間に1回なので、毎回、また1からという繰り返しですが、一生懸命弾いた後は達成感もあり、脳が活性化されたような気になります。
他にもタップネスという脳活エクササイズや脳トレの本も購入してみたりしています。


「継続は力なり」という言葉があるように、コツコツと努力を続ければ目標は達成できると信じて頑張っています。今の仕事もこのおかげで覚える事に自信がつき、頑張れています。
皆様も是非、何か自分に合った脳活を始められてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、次は簡単なヨガなど始めてみようかと思っています。

倉敷在宅総合ケアセンター ケアプラン室 A

【介護保険制度】 自己負担する費用に関する制度について

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連日の蒸し暑さに夏バテ気味の今日この頃ですが、皆さまお変わりありませんか。
私たちケアマネジャーは、ご利用の方、ご家族様から笑顔と元気を頂き、日々頑張っております。

さて、今日は介護保険制度の中で、自己負担する費用に関する制度を3つご紹介します。

まず、介護保険制度にある【負担限度額認定】をご存知でしょうか。
介護保険施設等に入所して施設サービスを受ける場合に、一定の条件を満たす方に対して、食費・居住費の利用者負担限度額を設定して、ご利用の方の負担を軽減する制度です。
軽減を受けるには、事前の手続きが必要です。
詳しくは担当ケアマネジャーにご相談下さい。

次に、介護認定を受けて介護サービスをご利用されている方には7月下旬頃より【介護保険負担割合証】(白色)が介護保険課から送られてきます。
お手元に届きましたら、必ず担当ケアマネジャーにお知らせください。
1割負担から3割負担のいずれかが記載されており、中には、前年度から変更になっている方もおられます。

最後に、介護保険と医療保険の自己負担が高額になった場合は、合算する事ができます【高額医療・高額介護合算制度】。介護保険と医療保険のそれぞれの限度額を適用後、年間(8月~翌年7月)の負担額を合算して、限度額を超えていた場合は、申請により超えた金額が後から支給されます。
自分は該当するかな?と思われる方、担当ケアマネジャーに相談し申請してみてはいかがでしょうか。

盛夏の疲れが出やすい時期ですのでくれぐれもご自愛ください。

ケアマネジャーN