【地域包括ケアシステムの現実に向けた介護支援専門員の役割とは?】
これはケアマネジャーの研修で出された課題です。
なんと堅苦しい表現。何のことだか?
介護支援専門員(ケアマネジャー)はご利用の方が住み慣れた地域(自宅とは限らない)で、自立した生活を営むことができるように医療、介護サービス、福祉サービス、ボランティア、地域の住民等あらゆる機関と連携し、連絡調整をしていきましょうという仕事です。
まだ、何のことだか?
ケアマネは、主治医の先生、介護サービス(通所系、訪問系、福祉用具)、配食サービス等、民生委員さん等と、相談・連携して、担当になった人が住み慣れた環境下(方言が通じる)で、暮らしていくことができるように調整していきます。
老夫婦、独居の方も、一人で生きていくのではなく、周りが手助けしていきますよ。
介護保険の下、主治医や他事業所と連携を図る役割をケアマネが担っていきますよ、ということでしょうか。
「良いケアマネとの出会いとは」週刊文春オンライン「認知症生活」によると
・居宅介護支援センターが家から近い
近いほうがまめに自宅訪問してくれ、きめ細かい対応が期待できる。
・ケアマネが3人以上いる
多いほうが様々な視点からの目配りが期待できる。
・ベテランのケアマネがいる
現場経験豊かなケアマネに担当してもらえば非常に心強い。
主任ケアマネが多い。
・居宅介護支援センターがどこに併設されているか
認知症疾患医療センター、または認知症外来のある病院、介護施設と併設されていれば介護と医療が密に連携したケアを行っている可能性が高い。
と記載されていました。
「倉敷在宅総合ケアセンターケアプラン室」はどうかと言いますと、
・社会医療法人全仁会 倉敷平成病院
倉敷ニューロモデュレーションセンター
認知症疾患医療センター
倉敷生活習慣病センター
社会福祉法人全仁会、医療福祉研究所ヘイセイに併設。
*老松中洲高齢者支援センターとの連携も早い。
*ケアマネは12人(ケアマネ歴全員6年以上最長18年以上)。主任ケアマネ5人。
と、条件はそろっています。
「要支援、要介護の方と家族を支える良いケアマネ」とは、
・介護に詳しく、本人や家族の要望をきちんと聞いて意思決定できるように納得できるまで説明をしてくれる人。
・施設、事業所の現状を知り、複数のプランやサービスを提供してくれる人。
・自己研鑽している人。
とはいっても本人、家族との相性もあります。ケアマネは少なくとも月に1回は自宅訪問しています。その時にケアマネに会うことを楽しみに待っていただいていたら幸いです。
ケアプラン室 N