日別アーカイブ: 2026年8月12日(水曜日)

特定保健指導はご存知ですか?

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

毎日、暑い日が続いていますが、元気にお過ごしでしょうか?
当院では、令和8年度も脳ドックセンターで多くの方が、健康診断を受けていただいています。ありがとうございます。
今回、健康診断を受けてくださった方で、特定保健指導に当てはまった方もいらっしゃいます。

皆さん、特定保健指導はご存知ですか?
特定健診の結果から、メタボリックシンドロームのリスクが高く、生活習慣の改善が必要な方に行われるのが、特定保健指導です。保健師、管理栄養士などの専門家が当日の健診結果をもとに、日頃の食生活や運動についてアドバイスを行い、その方にあった生活習慣の改善のサポートを行います。

●特定保健指導対象者●

☆対象年齢:40歳以上75歳未満
☆ご本人の費用の負担はなく無料。
すでに、高血圧症や糖尿病、脂質代謝異常で治療・服薬の方は対象外。

内臓脂肪の蓄積
A) 腹囲:男性 85cm以上または女性90cm以上
B) BMI:25以上

その他に
1)収縮期血圧 130mmHg /85mmHg 以上
2)中性脂肪 150mg/dl 以上、または HDL-コレステロール値 40mg/dl未満
3)空腹時血糖値 100mg/dl 以上、または HbA1c5.6%以上
4)喫煙歴あり

Aまたは、Bに該当する場合で、その他の1~4のうち1つ以上当てはまる場合に対象になります。
(4は、1~3に1つ以上該当したときにカウントします。)
これらの項目に何個当てはまったかで、動機付け支援積極的支援に分けられます。


動機付け支援

(選定基準:内臓脂肪Aで1つ当てはまる、もしくは内臓脂肪Bでリスクが1~2つの方。)

メタボリックシンドロームのリスクが出始めた方。健診当日に、保健指導を1回受けて、生活習慣の改善方法についての目標を立てて、それを実践しましょう。

①健診当日の面談 → 日々取り組み  →
②手紙などで3か月後の最終評価


積極的支援

(選定基準:内臓脂肪Aで2つ当てはまる、もしくは内臓脂肪Bでリスクが3つ以上の方。)

※65歳以上75歳未満の方は、積極的支援となった場合でも動機付け支援とします。
メタボリックシンドロームのリスクが重複している方。約3~6か月にわたり、メールなどでサポートを行います。

①健診当日の面談 → 日々の取り組み →
②3カ月以上の継続的なメール、電話、手紙など →
③最終評価


※特定保健指導の対象になった場合でも、受けるかどうかは任意になります。

 

●特定保健指導を受けるメリット●

・管理栄養士や保健師などの専門家により、その方にあった食事・運動などの生活改善の方法についてのアドバイスを健診当日に無料で受けることができます。
・特定保健指導を受けて翌年の健診結果が改善するという研究結果もあり、生活習慣を見直すきっかけとなったり、自分一人だけで生活習慣の改善に取り組んだ場合よりも挫折することなく継続しやすいことがあげられます。
・不健康な生活習慣を続けて健康状態が悪化すると糖尿病などの生活習慣病になったり、合併症を引き起こして病院で支払う医療費が増えます。これらを防ぐことによって、ご自身やご家族の経済的・精神負担を抑えることができます。

 

●特定保健指導を受けられた方の声…●

「あの時、話を聞いて、生活を見直している。」
「お酒の量を減らしたり、休肝日を設けるようになった。」
「濃い目の味付けが好きだが、血圧が高いので薄味を心がけるようになった。」
「甘い物が好きでよく食べていたが、回数を減らして、体重が減ってきている。」
「仕事が忙しくて、なかなか生活を改善することは難しいけど、身体を動かすようにして運動をするようになった。」
「お腹周りはまだまだ減りそうにないけど、続けてやっていこうと思う。」
「電話や手紙、メールが届くと、頑張る気になれる。」

 

脳ドックセンターでは、特定保健指導対象者で希望された方には、3~6か月のサポートを行っています。対象になられた方は是非ご利用ください。
また、対象にならなかった方も、健診受診が生活習慣を見つめ直すきっかけになると思います。
是非、年1回の健診をご自身のためにも受診しましょう。

 

脳ドックセンター 保健師 S