月別アーカイブ: 2021年2月

のぞみの会冊子をご送付された方からお礼状をいただきました

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

前回ののぞみの会にご参加くださり郵便物の発送をご承諾してくださった方々に、第55回のぞみの会の冊子を発送して、約3週間が経ちました。先日、篠山実行委員長あてに、はがきが届きましたのでご紹介いたします。

本日は大変貴重な「第55回のぞみの会」のパンフレットをご送付賜わり嬉しく拝受いたしました。米寿の老婆ですので、コロナが恐ろしく外出も致さず過ごして居りますので、本誌より多くの事を学ばせて頂き感謝申し上げます。私にできます運動や脳トレを私なりに頑張ろうと思いました。
全仁会の発展を祈念いたします。乱筆乱文を御判読下さいませ。』(原文ママ)

O様、ありがとうございます。このようなお葉書をいただくとは夢にも思わず、感激しています。感染予防、外出自粛等 不自由な生活が続きますが、「明けぬ夜はない」ことを信じて、共に頑張ってまいりましょう。

※「第55回のぞみの会」冊子はご希望の方に発送しております。リンク先のメールフォームからお申込み下さい。

また、PDFデータもアップしておりますので、是非ご覧ください。

第55回のぞみの会実行委員会 広報担当

~コロナ禍でも負けずに体力づくりを!~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

コロナウイルス感染拡大防止に伴い、お誕生会や行事が開催できない状況となっています。しかし、新型コロナウイルスに感染することを恐れて外出自粛を続けていると、どうしても体を動かす時間が減り、心身の機能が低下してしまいます。

そこで、毎朝実施している体操とは別に「夕方健康体操」と銘打ち毎週金曜日各階の食堂で体操を開催することとなりました。マスク着用や換気など、感染防止対策に留意しながらも、毎回10名~15名の方が参加して下さりました。
皆様の馴染みのある懐かしい曲に合わせて、全身の運動を行います。そのあとは、下肢筋力アップを目的としたストレッチ。ゆっくりと動かすことによって血流が全身にいきわたり体も温まります。
そして最後は右手と左手の動作が違う脳トレ体操(デュアルタスク)も行います。これがなかなか難しく、我々スタッフにとっても良い刺激となっています。参加されたご入居の皆様からも「楽しく参加できました」「脳トレ体操は難しかったけど、次はできるようになりたいですね」と皆様の反応も上々外出自粛中であっても、適度に体を動かす事や、人との繋がりなどはむしろ大事ではないかと思います。これから気温も温かくなり、気も緩みがちになるかもしれませんが、気を引き締めながらも、体力づくりの場を提供できたらと考えています。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 生活相談員S

寒暖差が激しい季節です!

こんにちは!ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシーです。

少し暖かくなってきたかと思うと、また凍えるような寒さに襲われる季節の変わり目ですね。新型コロナウイルスの影響もあって、車いすを利用して生活されている方は、特に外出することをためらいがちになると思われます。

介護タクシーでは、車イスのまま車の乗り降りができるという特徴があります。スロープを兼ね備え、介護に特化した福祉車両の介護タクシーは、通常のタクシーやご家庭の乗用車では移動の難しい車イスに乗られた方、または寝たきりの方などの移動を可能にしてくれます。車イスをお持ちでない方でも、状況に応じて適した種類の車イスを、無料貸し出しができます。

また、高齢者や障害を持っておられる方の移動を支援するに際し、ドライバーは普通自動車二種免許の他、ホームヘルパーの資格を取得しているため、ご家族や付添いの方が介助を行う必要はありません。

通院や入退転院時のご利用だけではなく、お出かけにためらいがちな車いす生活の中に、介護タクシーを取り入れることによってお買い物や行楽など、外出の幅を広げられる可能性があります。

例えばこの2月中旬、倉敷市内にお住いのご利用の方から『3月から入院しないといけないから、髪をスッキリさせたい』と、ご依頼がありました。車イスに乗られたまま付添いのご家族様と市内の美容院へお送りし、カットとカラーが終わってからお迎えに伺いました。『頭が軽くなったので気持ちが良くなった』と、満面の笑みで言っていただけたので大変嬉しかったです。ありがとうございました。

このように、ヘイセイ介護タクシーは、ちょっとした気分転換にも便利に使うことができます。
お気軽にご用命ください。

ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシー I

ユニット2 リハビリについて

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

2月ももうすぐ終わり暖かい日が増えてくると、春の訪れが楽しみですね。

皆さまこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。今回は、倉敷老健通所リハビリテーションの1フロアで取り組んでいる、「座ってできる健康体操」についてご紹介いたします。

この体操は、立って体操することが不安な方を対象としており、椅子や車椅子に座ったままできます。また、体操の内容はリハビリスタッフが独自で考え、分かりやすく字幕を入れた動画にしています。

例えばこの写真の体操は、カッターを漕いでいるように体操をすることで腕・お腹・背中を楽しく動かすことができます。ご利用者様からも、実際にカッターを漕いでいるみたいで楽しく運動できる!肩こりに効きそう!とおっしゃっていただいています。

この動画は大きなスクリーンに映しているのでどこに座っていても大丈夫ですし、体操中は職員が巡回しているので、分からないことがあれば優しく教えてくれるので安心です。1フロアではこのように皆さんで楽しく座って運動をすることで、健康の維持・増進を目標にしています。まだ来られていない方は、1度試してみませんか?
季節柄、寒暖の差で体調を崩しやすくなります。皆さま何とぞご自愛ください。

倉敷老健通所リハビリテーション PT A

地域医療連携センターは 患者さん、地域の医療機関の窓口です

当院では、地域の医療機関の連携窓口として、「地域医療連携センター」という専門の部署を設けています。地域の医療機関、介護保険施設等とスムーズな連携を行う窓口として、入院・外来患者さんがよりよい医療をスムーズに受けられるよう支援いたします。

・紹介患者さまの受診予約
・当院医師との診療情報提供書(紹介状)の交換の手続き
・他医療機関へのご紹介、予約手続き
などをおこなっています。内容に応じて、MSW(メディカルソーシャルワーカー)、事務職員が協力して、医療連携のお手伝いをさせて頂きます。
ご不明な点は、直通電話(086-427-6550)へお気軽にお問い合わせ下さい

※土曜PM、日曜、祝日は対応時間外となっております。

連携センター NY

【岡山県病院協会を通じJAグループ岡山より「おかやま米」をご寄贈いただきました】

カテゴリー: 栄養科, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月19日(金)、JAグループ岡山より送られた岡山米が、当院に届きました。

 これは、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者やコロナの影響を受けている大学生や子育て家庭への支援を目的に送られたものだそうです。
 また、『今回、医療従事者らに贈呈した「きぬむすめ」は同県で初めて食味ランキングの最高ランク”特A”を取得した品種で、現在4年連続で特Aに選ばれている。その中でも地域ブランド米として展開している「里海米 きぬむすめ」は、”牡蠣のから”を砕いたものを栽培肥料として活用しており、海のミネラルや栄養分が豊富な米となっている。なお、この資源循環型で栽培される「里海米」の売り上げの一部は、「瀬戸内かきがらアグリ基金の基金」として積み立て、「食べて守る!瀬戸内海」をスローガンとした里海再生活動を支援している。』とのことです。

皆さんの善意のお米、美味しくいただきます。大変ありがとうございます。

秘書広報課

下半身のしびれへの鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

下半身のしびれで鍼灸院を来院された40歳代の女性がいます。

半年前から症状を感じ始め、下腹部から両側の下肢にかけてじんじんとしびれるような違和感が現れるようになりました。最近では下肢へのしびれ感が強くなり、時には両腕や顔にもしびれ感の症状が現れます。病院で検査をしても異常はなかったので、神経内科の医師の紹介で鍼灸院に来院されました。

この患者さんは細身な体形で、もともと手足が冷えやすく、尿の出が悪いなどの症状があり、最近は食べても体重が減少していることを悩んでいました。日常生活で、以前は冷たい飲食を好んでいましたが、症状が現れてから控えるようにしていると話してくれました。舌診では舌体は薄く、舌色は暗い、脈診では弓が張ってるような脈で、腹部の打診では高音調のガス音あり、腹部全体にガスが張っています。
以上のことから、この患者さんの体質は「脾気虚(ひききょ)」で、さらに「血虚」「瘀血(おけつ)」があると考えました。

漢方医学の理論では、脾には運化作用の働きがあり、運化作用の中には飲食物を消化しその中の営養物質を吸収し、全身に巡らせる働きがあります。この営養物質が気血をつくる素になるので脾は気血生化の源とも言われています。脾の消化吸収機能が弱ることで腹部の張り感などの症状が現れ、気血の生成にも影響が現れます。また寒邪により気血の運行が停滞、血行不良を起こし瘀血を形成しやすくなります。この患者さんの場合、血不足により体を十分に養うことができず、瘀血により血行不良の状態が続いて、しびれるような症状が現れていると考えました。

これに対して治療は、胃腸の働きを促す中脘、天枢、気海、曲池、足三里のツボ、血液循環の改善に血海(けっかい)、地機(ちき)などのツボを用い、寒邪に対して腹部のツボに温灸を施しました。
施術後ほんの少しですがしびれが軽減していたそうで、その後週1回で4~5回治療を続けていくと、しびれ感はほとんど気にならなくなりました。食欲も以前より増しているということで、美味しく食事ができると喜んでくれました。患者さん自身、症状が現れてから体力つくりや飲食にも気を付けるようにしてくれていたおかげで、症状の改善が早く見られたと思います。

 

ヘイセイ鍼灸治療院 MK

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688

外国人技能実習生の受け入れを開始しました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

2020年12月より、全仁会初となる外国人技能実習生の受け入れを開始しました。

外国人技能実習制度とは、開発途上国等の経済発展を図るため海外から技能実習生を受入れ、日本で学んだ技能・技術・知識を習得し、母国で活かす技能移転を目的とした国際協力のための制度です。

この度ベトナム人技能実習生4名を受入れ、現在は倉敷老健入所にて介護の業務習得に励んでいます。日本語の理解はまだ十分とは言えませんが、スタッフとも積極的にコミュニケーションを図ろうと努力しています。
介護技術に関しては、わからないことは質問し繰り返し練習するなど、向上意欲も感じられます。ベトナム人の持つ「真面目で勤勉で優しい国民性」は、介護職にとても向いているのではないでしょうか。

日本での慣れない生活面のサポートもしっかりと行いながら、各々の今後の成長に期待しています。

人事課 H

AMDAよりマスク・ガウンなどの感染防護具をご寄贈いただきました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月17日、AMDA(アムダ)よりマスク、長袖ディスポガウン、防災多機能デニム等をご寄贈いただきました。AMDAではこの度の事象を「目には見えない災害」と捉え、これまで備蓄していたマスクに加え、国内外のネットワークを通じてご協力いただいたものを、当院に複数回ご寄贈くださっています。
国内で新型コロナウイルスが確認されてから一年以上が経過し、県内でのワクチン接種も18日より始まりました。「コロナに打ち勝つ!」を合言葉に、今後も感染予防を徹底し、地域の方々に安心して医療を提供できるよう努めてまいります。
AMDAの皆さのご支援に大変感謝いたします。ありがとうございました。

※写真は一部です

秘書広報課

倉敷市立西中学校1年生より医療従事者へメッセージをいただきました。

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月16日(火)、倉敷市立西中学校1年8組、9組の生徒さんが道徳の授業でコロナ禍での医療従事者の働きについて学び、医療従事者に向けてメッセージや感謝の言葉を届けてくださいました。

メッセージには「コロナの中一生懸命働いてくれてありがとうございます」「24時間闘ってくれてありがとう」、中には「将来看護師になろうと思います」等、感謝の言葉や、心温まる内容のものがたくさんありました。

岡山県内、倉敷市内は新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にありますが、引き続き感染対策を徹底し、診療を行ってまいります。

頂いたメッセージは、早速、職員が集う食堂に掲示し、合わせて職員用の電子掲示板でも紹介しています。

倉敷市立西中学校の1年8組、9組の皆さん、お届けいただいた担当の先生ありがとうございました。

秘書・広報課

節分レクリエーション

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

日差しの明るさに春の気配を感じられるようになりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

よくなるデイ南町では2月2日(火)、『福』を呼び込みましょう!と節分のレクリエーションを行いました。2種類のゲームを用意しました。

 

まず1つは「太巻き作り」です。花紙でつくった「ご飯」、「のり」、「たまご」、「牛蒡」、「にんじん」、「きゅうり」、「さくらでんぶ」そして巻き簾も用意しました。ひとつずつ具材を取り、巻いていきます。皆さん具材がバラバラにならないように少しずつ巻きます。すると、形が崩れずに綺麗に巻くことができました。寿司は昔から作っていた方も多く、職員に巻き方を教えて下さったりと皆さんいきいきとした表情で取り組まれていました。作った太巻きを見てたくさんの笑顔が溢れ、ほっこりしました。

2つ目は「豆まき」です。職員が手作りした赤鬼と青鬼のパネルを配置し職員も鬼に変身し参戦です。鬼の口に向かって赤と白のボールを投げていれます。鬼退治に熱が入り応援団も盛り上げます。「思いっきり投げてすっきりした!」と好評でした。
来年も楽しい節分になるように企画を頑張ります。

介護福祉士 S

第55回のぞみの会 冊子配布のご案内

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

第55回のぞみの会の冊子が完成し、院内を中心に配布を行っております。

内容はYouTube動画でもご紹介した当院 整形外科部長 平川 宏之先生による勉強会『新型コロナウイルスに負けない 運動不足によるロコモを防ごう』やリハビリスタッフによる『健康体操』、栄養科による『免疫力を高めるバランスの良いレシピ』をはじめ、例年ののぞみの会でも人気コーナーの体験発表や医師紹介も紙面でお読みいただけます。今回、医師紹介では各医師直筆のメッセージもいただきました。

その他、昨年9月に運用が開始した新手術室や外来など、増改築のすすむ院内の様子をご紹介しており、盛りだくさんの内容となっております。

院内外来受付横にあります、冊子コーナーでの配布のほか、当院ホームページからのダウンロード、お申し込みの方には冊子の郵送も行っております。

ぜひお手に取っていただけますと幸いです。

【冊子ダウンロードはこちら】

【冊子お申し込みはこちら】

第55回のぞみの会実行委員会

 

 

勝負の2月

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

1年前の今頃は・・・
初めまして。昨年4月に入職した新人理学療法士です。
まだ寒い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

2月は医療系学生にとって、勝負の月!
国家試験がある月です!!

去年の今頃は国家試験に向けて、朝早くから夜遅くまで学校にこもりきって勉強をしていました。私は大学までの通学に2時間半程を要し、また国家試験を目前に控えて不安と焦りに何度も押しつぶされそうになりました。そんな時に私を支えてくれたのは家族と、一緒に頑張る仲間の存在でした。

私の母は毎日朝早くからお弁当を作ってくれて、終電のバスに間に合わなかった時は駅まで迎えに来てくれて、そしていつも笑顔とエールをくれました。

学校の友人達は苦手なところをとことん教えてくれて、休憩時間にはジャンプ最新刊の鬼滅の刃をみんなで読んだり、お菓子を食べて雑談をしたり・・・そんな周りの存在のおかげで最後までやり遂げることができました。

私は正直、勉強が好きではありません。だけど今思い返しても去年のこの時期の勉強は苦ではなく、むしろ不思議なくらい勉強が楽しくなってしまっていました。きっと1人で勉強していたら挫折してしまっていたと思いますが、みんなで同じ目標に向かって頑張ることで倍の力が出せたのだと思います。

今はコロナウイルスの流行で何をするにも制限がかかり、ストレスを感じやすい時代かもしれません。だけど、いつかはこんな日々にも終わりがくると思います。その時までみなさん一人一人が体調管理、感染対策を徹底しながら、2021年を楽しんで過ごしていきましょう。

 

最後に、あと1ヶ月するといよいよ新入職員が入職してきます。私がこの1年間で先輩方に教えて頂いたことを伝えていけるように、そしてまだまだ理学療法士として成長していけるように頑張りたいと思います。

PT M

 

 

ピースガーデン周年祭と節分祭開催のご報告

令和3年2月1日でピースガーデン開設8周年を迎える事ができました。
今回は新型コロナウイルスの影響で、ピースガーデン全体での周年祭が開催できなかった事は残念でしたが、今年は124年ぶりに2月2日が節分という事もあり、リハビリテーション ピースでは感染対策を行い節分祭と合わせてにぎやかにお祝いをしました。

ピースデイ管理者による8周年のご挨拶の後、みんなで甘酒にて乾杯を行いました。その後の豆まきゲームでは、かごを持った職員扮する鬼へ新聞紙を丸めたものを豆と見立てて「コロナ退散!鬼は外!」の掛け声とともにかごに投げ入れる形で盛り上がりました。

最後には福の神も登場し、コロナ禍でも賑やかで楽しく元気の出た会となりました。
9周年では感染対策をとりながらも、ご利用の皆さんに楽しんでいただけるよう、ご利用の皆さんや職員間の心のつながりを大切にする1年にしていきたいと思います。

 

リハビリステーション ピース S

第8回ホスピタルデザイン研究会参加報告

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月13日(土)オンライン(Zoom)で、第8回ホスピタルデザイン研究会「How to 新しい情報発信」が開催され、秘書広報課4名が参加しました。
この会は患者さん・ご利用の方が安心かつ快適に療養に専念できるため、そして医療従事者が関わる診断・治療行為に一層専念できるために、デザインによって病院をサポートしていくことを目的に開催されており、継続的に参加しています。

 

今回のプログラムは以下の通りでした。
・特別講座①
「広報担当者が知っておくべき創造物の法的保護
川崎医療福祉大学 医療福祉デザイン学科教授 平野聖氏

・口頭発表2題
「クリエイティブ×マーケティング ~医療福祉デザインを地域に届ける実践例~」
済生会熊本病院  松岡 佳孝氏
「文字にまつわるユニバーサルデザイン」
株式会社モリサワ 小林 佑氏

・動画活用事例報告3題
1)アマノリハビリテーション病院(広島県)
「見たい!聞きたい!あまの探検隊」 「YOUは何しにアマノへ」?

2)一宮西病院(愛知県)
「看護師の1日」

3)木村病院(福井県)
健康体操動画 「【たった5分】肩こりラクラク体操」など

・特別講座②
「困った時のメディカルイラストお手軽作成法!」
川崎医療福祉大学医療デザイン学科教授 横田ヒロミツ氏

・特別遠隔見学 「岡山博愛会病院および関連施設

著作権法や肖像権、またメディカルイラストについてユニバーサルフォント等について、病院広報担当者の知識として幅広い分野にかかわる講義内容でした。
また、コロナ禍で特に注目されている「動画」についての活用事例報告ではそれぞれの病院、制作担当者の意図がはっきりしており、大変興味深く、学びにつながりました。


当院では以前よりブログを運営していますが、FacebookやInstagramに引き続き、YouTubeチャンネルも運営しております。今後も積極的な情報発信をしてまいります。

 

秘書広報課 M

 

旬の美味しいものを食べてお腹と心を満たす

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

先日、知り合いから「紅ほっぺ」という苺を頂き、嬉しそうにお喋りしながら食べる子供を見て、何だが幸せを感じながら、ふと一昨年出かけた苺狩りのことを思い出したので今日は苺について調べてみました。
苺の旬は「冬」と思いがちですが、実は「春」だそうです。しかし、今はビニールハウス栽培が主で12月から1月の出荷が主であり、私の行った農家さんも「2月の苺が一番おいしい」と教えてくれました。
主な品種は28品種もあり、ビタミンCの王様と言われ1日3粒で成人1日分のビタミンCがとれるそうです。
また、苺の甘味成分はキシリトールというキシロールから作られ低エネルギーで血糖上昇させにくいので、虫歯予防や糖尿病やカロリーを気にされている方にも食べやすい果物だそうです。
現在、世の中はコロナウイルスの感染拡大により新しい生活様式や自粛生活が続いており、少なからずストレスを感じやすい状況です。
皆様も、食べすぎには注意をして時に旬の美味しいものを食べてお腹と心を満たしてください。

訪問看護  A

新型コロナウイルスとインフルエンザの症状違いと対策

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスが流行し始めてもうすぐ1年が経ちますね。マスクをつけることが当たり前になり、みんなが感染対策に気をつかうようになりました。そのおかげで例年この時期流行するインフルエンザは激減しています。そこで今日は新型コロナウイルスとインフルエンザの症状違いと対策を簡単に紹介したいと思います。
新型コロナウイルス
・38度前後の熱が4日以上続く
・くしゃみ、鼻水は少ない
・倦怠感は弱いが3日以上続く傾向がある
・息切れがあり、下痢や腹痛もある
・味覚・嗅覚異常が出ることがある
インフルエンザ
・39度以上の高い熱が出るが1、2日で解熱する
・くしゃみ、鼻水があり、せきは少ない
・筋肉痛、関節痛がある
・つよい倦怠感が出るが1、2日で終わる
・息切れ、下痢、腹痛はほとんどない。
息切れやくしゃみで症状に差があるのはなぜかというと、新型コロナは肺(下気道)に炎症を起こすので息切れが出るようです。インフルエンザはのど(上気道)の炎症なので鼻水、くしゃみが出るとされています。
どちらも予防方法としては、マスク着用と手洗い、アルコール消毒を励行し、多人数での会食を避けることです。我慢することが1年以上続きストレスもたまってきていることでしょう。はやく元通りの生活に戻れるようにひとりひとりが引き続き感染対策に努めること、みんなで我慢することが大切です。もうしばらく頑張りましょう。

放射線部 T

 

高尾芳樹院長が岡山大学脳神経内科 阿部康二教授より「ペトリュス男也(おなり)賞」を頂きました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

高尾芳樹院長が岡山大学脳神経内科 阿部康二教授より第4回(2020年)「岡山大学脳神経内科ペトリュス男也賞」を頂きました。この賞は、長年にわたり岡山大学脳神経内科教室の医師育成に協力したとして表彰されるものです。

木村男也先生(東京帝国大学 病理学卒業)の有名な「教不厳師怠也」という言葉(「教育が厳しくないのは教師の怠慢」という意味 週刊医学界新聞より)と、世界で最も有名な赤ワインの一つであるペトリュスにちなんで名付けられたました。

当院には、毎年岡山大学脳神経内科より医師を派遣していただいおり、2020年10月からは2名体制での派遣となりました。また、阿部教授には毎月第1・3火曜の神経難病外来にて神経内科医師育成にもご尽力いただいています。今後も当院が脳神経内科医の臨床教育の場としてご支援出来ればと思います。

 

当院の医師がこの賞を頂くのは、第1回(2018年)の高尾武男代表に続き2人目となります。

秘書・広報課

こまめな手洗いと手指消毒の後にスキンケアも

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

12月21日に岡山県医療非常事態宣言が発令され、一人ひとりが最大限の感染防止対策をとることが大切だと改めて話題になりました。県から「公共のモノに触れたときは、手を洗うか消毒すること」と広報されています。消毒用アルコールがどこにでも設置されるなんて、1、2年前は想像もしていませんでした。
薬剤部でも1月から、1人1個手指消毒用アルコールを持ち歩き、手指消毒の徹底に努めております。

1日に何度も手洗いや手指消毒を行うと手がガサガサになります。手荒れを起こすと、すべすべな手指状態よりも細菌が過ごしやすい環境になってしまいます。消毒液の効果を低下させる「バイオフィルム」という細菌の温床が形成され、黄色ブドウ球菌などの接触感染を起こしやすくなります。接触感染は医療従事者が媒介する恐れがあるため、私たちスタッフは細心の注意を払っております。さらに、手荒れは、手指衛生遵守率を低下させる要因にもなります。手荒れによって消毒液が染みて痛むからです。

このように、感染予防にはこまめな手洗いと手指消毒だけでなく、手荒れ予防も大切です。手荒れ予防には保湿成分を含むハンドクリームがおすすめです。ドラッグストアに行くと様々な種類のハンドクリームが置いてあります。しっとりタイプやさっぱりタイプ、無香料や香りつきなど色々あるので、きっとお気に入りが見つかると思います。

新型コロナ感染症流行拡大を防ぐために、こまめな手洗いと手指消毒をして周囲の方の健康を守りましょう。そして、手荒れ予防のスキンケアによってご自身の手指の健康も保ちましょう。

薬剤部 K

福笑いで免疫力アップ

さかのぼること80年前の2月12日、イギリスで、世界で初めての抗生物質「ペニシリン」の臨床実験が成功し多くの感染症が救われ、その2年後の1943年には「ストレプトマイシン」が発見され死の病ともいわれた多くの結核患者を救いました。

昨年から続くコロナ感染症の世界的大流行により私たちの生活も大きく変わりました。街から人が少なくなり心細い限りです。しかし、私たちの先祖は過去に繰り返された感染症の大流行から生き延びてきました。今回もコロナのワクチンが少しでも早く必要な人の手元に届きますようにと職員は三密に気を配りながら祈る今日この頃です。

ショートステイも多くの方がご利用されています。マスクなしで皆様と安心してお話出来る日が来るのを職員一同楽しみにしております。
写真は行事会の福笑いの時の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

福笑いで免疫力アップ。(台は立てた状態で皆様に参加していただきました。)

ケアセンターショートステイ T

 

 

 

足のケアについて~糖尿病療養指導士より~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

糖尿病足病変は糖尿病患者さんに起こりやすい合併症の一つです。血糖値が高い状態が長く続くと神経障害が起こり、足の感覚が鈍くなりケガややけどをしても痛みを感じにくくそのまま放置してしまいがちとなります。
また、抵抗力が低下し細菌感染しやすくなったり、傷口が化膿しやすくなります。動脈硬化が進み血流障害が起こると、足の先まで血液が流れにくくなり細胞に必要な栄養や酸素が届かなくなりケガが治りづらくなります。常に足の症状に注意し、足病変のサインを早期に発見することが大切です。

<日常生活での注意点>
・毎日足を観察しましょう。見えにくい所は手鏡に映したり、周りの人に見てもらいましょう。
・入浴時は足の裏や指の間も丁寧に洗い、乾燥してひび割れしやすいところには保湿クリームを塗りましょう。
・足をケガしないように注意しましょう。素足は厳禁。
・やけどに注意し暖房器具は直接用いないようにしましょう。お湯の温度は手で確認しましょう。
・足に合った靴を履きましょう。
・爪を切るときは皮膚を傷つけないよう慎重に先がまっすぐになるように切りましょう。
・禁煙しましょう。

足にケガをしたり、異常に気付いたら自己処置せずに早めに医師に診てもらって下さい。
足は全身を支える体の重要な部分です。長く健康な足を保つため、足のケアを日常的に行うことで足病変の重症化を防ぎましょう。

糖尿病療養指導士 看護師 T

 

※画像はイメージです

節分のお楽しみ会を開催しました。

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

立春を過ぎ少し春を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年の節分は暦のずれの影響で、明治30年以来、124年ぶりに2月2日となりました。今生きている誰もが、初めての1日早い節分となりました。 さてデイサービスドリームでは、2月2日に節分のお楽しみ会を開催しました。鬼は来ませんでしたが、2月1日からデイサービス勤務となった新しい職員より、自己紹介を兼ねて、節分の由来について話をしてもらいました。続いてチーム戦の豆つまみゲームを楽しみました。豆に見立てた碁石をプラスチック箸で、容器から容器へ移し替えます。滑るので難しいのですが、皆様箸さばきが上手で、思ったより早い!しかし、焦ると上手くいきません。ゲームは大いに盛り上がりました。ゲームの後は豆まきの変わりに乳ボーロを「福はー内(口)」と言いながら、お口の中へ。たくさんの福が皆様に届くよう願いを込めて。ささやかなデイサービスの節分お楽しみ会でした。
いろんな制限がある中ですが、少しでも、利用者の皆様の笑顔が見られますように、スッタフ一同アイディアを出しながら、これからもコロナ禍での新しいスタイルのプログラムを提供していきたいと考えています。

介護福祉士 N

栄養科通信 Vol.162 『チョコレート消費量と景気』

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

2/14はバレンタインデーです。1月中旬を過ぎるとバレンタインに向けてチョコレート商戦が活発化していきます。チョコレートの国内消費量は年々増加し2018年は276,589t、一人当たりの年間消費量は2.19kgと過去最高でした。

右記は1980年代からのグラフで、日本でバレンタインデーが一般的になった頃です。徐々に増加し1990年194,649tから1991年207,824tへと消費量が急増します。1990年~1991年といえば日本はバブル絶頂期でした。その後景気後退とともにチョコレートの国内消費量は1994年、196,195tまで減少します。

その後、2000年代に入りチョコレートは女性から男性へ愛を告白するためのアイテムとしてだけではなく、友達同士でチョコを送り合う「友チョコ」や自分へのご褒美として「自分チョコ」の文化が生まれます。これは同時期に海外から高級チョコレートが入ってきたことが影響しています。
2001年、銀座で高級チョコレートを展開した先駆けとして絶大な人気を誇る「ピエール マルコリーニ」がオープン。翌年の2002年には「ジャン=ポール・エヴァン」が新宿伊勢丹に日本1号店をオープンし、日本最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」がスタート。これ以降、日本で高級チョコレートのブームが巻き起こりました。チョコレートの輸入量も2001年17,331tから2002年19,091tと大幅に増加しています。

2008年リーマンショックの影響により国内消費量も落ち込みますが、景気の回復とともに消費量は再び増加に転じます。
嗜好品であるチョコレートは景気の影響を受けやすいですが、流行にも大きく左右されます。
2021年はコロナ禍でのバレンタイン商戦となるため消費量への影響も大きいでしょう。

管理栄養士 S.N

 

失語症とその現状

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

 失語症とは、脳卒中などの大脳疾患により、聴く・話す・読む・書く・計算の言語機能に支障を来し、日常生活上のコミュニケーション活動に問題が生じる障害です。

障害の程度やタイプはそれぞれ異なりますが、失語症者は生活における様々な場面で制限を余儀なくされ、コミュニケーションの問題が活動の制限や参加の制約に繋がると言われています。実際に失語症者が生活場面において困る事として、下記の事柄などがあります。

・携帯電話やパソコンの使用が困難となり、情報交換が制限される

・初めての場所に1人で行くことが難しい
(道を尋ねられない、メニューを読み取ることができず食事の注文ができない)

・医療機関で医師や薬剤師の説明が分からない時に質問ができない

・お釣りの計算に自信がなく、五千円や一万円札を出してしまう

これらの要因により、失語症のある人は自宅に閉じこもりがちになり社会への関心が乏しくなる、焦燥感や挫折感などにより心理的に落ち込むなど、心理的側面でも様々な問題を抱えることがあります。

このような状況である事を我々言語聴覚士は理解をしていますが、例えば、“難聴の方には手話通訳者”のように、失語症者のためのコミュニケーションを援助する社会保障制度がありませんでした。

そのため一般の方々にもほとんど失語症についての理解が浸透していませんでした。そこで日本言語聴覚士協会は、障害者総合支援法の見直しを契機に国の委託を受け、失語症のある人のための意思疎通支援者の養成を始めました。

そして現在、全47都道府県で失語症者向け意思疎通支援者養成講座が開催されています。今後、この失語症者向け意思疎通支援事業が失語症のある人の活動や参加を促進していくきっかけになり得る重要な事業であるため、皆様にも周知して頂きたいと思います

次回は失語症者向け意思疎通支援者・派遣事業について説明していきます。

 

言語聴覚士 尾高

足湯でおもてなし

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

一昨年の11月、予防リハビリに「おもてなしあしゆ」を導入しました。この足湯は遠赤外線を放射する天然鉱石の岩盤石が底面に敷かれた木枠の中に、お湯の変わりにセラミックボールを敷き詰め、電熱ヒーターで温まった岩盤石の熱を利用して蓄熱させます。このため濡れずに、靴下を履いたまま使用していただくことができます。

導入当初は初冬で、冬場の寒さを乗り切っていただくこと、足の血流改善、疲労感の改善を目的に大活躍しました。一方で、夏場はご利用いただく機会が減少するのではと予想していました。しかし、夏場でも靴下を2枚履かないと足の冷えが改善しないから効果的といった事や、脳卒中後や整形疾患等で感覚障害があり足湯に入ると痺れが一時的に緩和する感じがある、筋肉が和らぐ感じがするなどとご好評をいただき、たくさんのご利用の方に1年を通してご利用いただいています。

ご利用方法や時間帯は皆さんにお任せしているため、リハビリ前の朝一番に足湯に入り温まった状態でリハビリをされる方、日当たりのよい窓際に足湯を設置しており、昼食後に窓の外を眺めながらゆっくりと楽しまれる方、プログラム後にゆっくりと足を休めておられる方、時間の過ごし方や目的も様々です。リハビリはしんどいけれど、この足湯があるならもっと通いたい!と言われるご利用の方もおられます。

予防リハビリの足湯は1度に2名までのご利用となるため、時には譲り合ってご利用をいただいています。交流の少なかった方と足湯に入り会話が弾んでおられる場面もあり、交流の場としても一役買っています。

冬場の寒さとコロナ禍で外出や運動が億劫になりやすい状況ですが、感染対策にも注意をしながら、足元も、心も温まっていただけるように「おもてなしあしゆ」を活用していただければと思います。

この足湯を体験してみたい、予防リハビリってどんなところだろう、と興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、見学を随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

 

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128  相談担当:大段(おおだん) 営業時間:9:00~17:00

予防リハビリ 作業療法士K

 

倉敷老健 紹介動画(ショートVer.)をYouTubeにアップしました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスで施設の見学が難しいなか、少しでも倉敷老健の様子を知ってもらおうと、スタッフで協力して紹介動画(ショートVer.)を作成しました。

老健のご利用をお考えの方、興味を持たれている方、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております。

☎:086-427-1111(代表番号)

倉敷老健 相談員 T

 

下肢静脈瘤について

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

生理機能検査室が引っ越しました。新しく綺麗な検査室で気持ちよくお仕事をさせていただいています。

さて、私は最近夕方になると足がパンパンにむくんでだるくなり、明け方こむら返りの激痛で目が覚める日が続くようになりました。妊娠出産の度にむくみが酷くなってきて皮膚の表面にクモの巣状の血管が浮き上がっていることには気付いていましたが、朝になればむくみは改善されていたため放置していました。毎朝こむら返りで目が覚めるのがつらいので着圧ソックスを履くようにしたところ、だるさやこむら返りから解放されました。

皆さんも私のような症状はありませんか?
足がつる・足のむくみや冷え・足が疲れやすくだるい、痛い・足の血管がボコボコしている・足の皮膚に色素沈着がある・足の皮膚に潰瘍がある・・・など。もしかしたらそれは下肢静脈瘤かもしれません。

静脈には血液が逆流しないように弁がありますが、この弁が壊れると血液が逆流して下肢にうっ滞します。
原因としては、立ち仕事・妊娠・肥満・便秘・加齢・遺伝的要素などもあり、女性に多く高齢者の7~8割の方が静脈瘤を発症していると言われています。

私は検査室でエコー検査を担当していて、このような症状のある方に足の静脈の弁の逆流があるかどうか?の検査をしています。検査をしていて気になっている事が一つあります。

エコーで足の付け根から順番に静脈を見ていくのですが、足がむくむと訴えられる女性の方で足の付け根にに食い込むような下着をつけている方が多いのです。鼠径部の締め付けの強い下着は静脈瘤を悪化させる要因になることもあるので気を付けていただきたいです。
下肢静脈瘤は放置しておくと徐々に進行し、自然に治ることはありません。日々の生活で静脈瘤を予防するには、立ちっぱなし座りっぱなしなどを少なくし、適度に運動して下肢の筋肉を鍛えることで血流を良くしてうっ滞させないことが大事です。深呼吸や足首を上下に動かすだけでも血流が良くなります。

医療用弾性ソックスも症状の改善に繋がりますので、気になる症状があるなら一度医師にご相談されてみてはいかがでしょうか?
重症化して潰瘍ができてしまってからでは治療が複雑になりますので早い段階で専門医に受診をお勧めします。

                             臨床検査部 H.O

 

コロナ疲れしていませんか?

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、倉敷もの忘れ事例検討会が開催され、参加してきました。これまでは、現地開催となっておりましたが、今回はオンラインでの開催となりました。普段であると、参加が難しかった方もオンラインでの開催によって「参加できました」といった声も聞かれていました。

今回の事例検討のテーマは、「認知機能が低下した高齢者に向けて(工夫した点・うまくいったこと)」でした。緊急事態宣言の発令によって、県外にお住いのご家族が帰ってこられなくなったり、不要不急の外出を控えるといったところから、必要な受診の拒否につながってしまったり、困ったなといった点が多くあげられました。実際、当認知症疾患医療センターにおいても、外出自粛によって日々の生活の刺激がなくなり、もの忘れがみられるようになってきたといったご相談であったり、これまでと同様の生活が送れなくなった(外出時にはマスクをしなければならない、毎日していた外出を控えなければならない)ことがストレスになったり混乱につながっているといった声が聞かれています。

みなさんは、日々の生活を振り返ってこんな症状はありませんか?疲れやすくて何もやる気がおきない、イライラして落ち着かない、もの忘れが気になる、集中できない、楽しいと感じない・・・。長期間の自粛生活からこころが疲れてきているのかもしれません。そんなときはストレスをなくそうとするのではなく、上手く付き合い自分を労わりましょう。ストレスが積み重なってきたら、疲れたときは休んだり、気分転換を図りましょう。生活リズムを整えるように意識しましょう。人との交流を大切にし、ささいなことでも自分だけで抱え込まず、周りの人に相談しましょう。

一方で、緊急事態宣言の発令は大変なことではありますが、“逆に良かったな”といったこともあるのかもという話にもなりました。お家で過ごす時間が長くなったことによって、家族の知らない様子を改めて知ることができた、いいところを発見できた、新たな趣味を発見できた、オンラインの普及によって多くの研修会に参加できたなど、よかった点もあげられました。また、家族の絆や地域の方々との絆を改めて感じることのできる機会になったといった声も多く聞かれました。
めまぐるしい毎日の中で、目の前の大変なことへついつい目が行ってしまいがちですが、よかったポイントへ目を向けることも大切なのかもしれません。

また、相手への「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えること。このことも、感謝を伝える心の余裕をもつことでストレスの緩衝材となるのかもしれません。
日々の感謝を忘れず、今年も頑張っていこうと思います。

認知症疾患医療センター 公認心理師 H

ケアマネジャーの実習生の受入れをしています

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

R2年10月11日(日)に介護支援専門員(以下、ケアマネジャー)の試験(介護支援専門員実務研修受講試験)が行われ、12月2日(水)に合格発表がありました。岡山県では、921人が受験し135人が合格(合格率14.6%)しています。

ケアマネジャーとして働くためには、その後「介護支援専門員実務研修」を受け、全日程受講後に登録申請を行い介護支援専門員証の交付を受ける必要があります。

この研修ですが、ケアマネジャーの資質向上のため、平成28年度にカリキュラムの大幅な見直しが行われています。研修時間が44時間から87時間に増え、講義や演習だけでなく、新たに3日間の現場実習が位置付けられました。

以降、ケアプラン室でも、毎年実習生の受入れを行っています。
この実習は、研修で学んだケアマネジメントの過程を、実際に業務を行っているケアマネジャーから実践的に学ぶこと、多様な要介護高齢者の生活を理解することが目的とされており、ご利用者やご家族の理解と協力を得て、自宅訪問などに実習生と一緒に同行させてもらっています。
普段の業務を見られるのは少々緊張しますが、短い実習期間の中で、実習生の方に多くのことを見て、感じて、知ってもらえるようにと思っています。

今年度も1名の実習生を受け入れする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、岡山県の介護支援専門員実務研修の現場実習は中止となってしまいました。
来年度の今頃には、新型コロナウイルスも落ち着き、ケアマネジャーの仲間になる実習生をケアプラン室の皆で温かくお迎えできたらと思います。

ケアプラン室 N

ベトナム人技能実習生

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健では昨年末より全仁会初のベトナム人技能実習生の受け入れを行っています。技能実習制度とは、技能研修で習得した技術を母国で生かす技能転移を目的とする制度です。基本的には数年したら帰国してしまいます。技能実習生には1年目と3年目に技能検定があり、不合格になると帰国しないといけません。
現在4名の技能実習生が老健で研修を受けています。日本語はまだままならないですが、国民性もあってか、物怖じせずスタッフや入所者とコミュニケーションを図っています。介護技術に関して、分からないことは質問したり繰り返し練習するなど早く技術の習得・向上させたいと一生懸命取り組んでいます。なにより素直です。

介護人材の不足により今後も外国人介護士が増えてくると思われます。まだ手探りの状態ではありますが、早期に研修システムを構築し、技能実習生達が少しでも長く老健の一員でいられるよう体制を整えていきたいと思います。

倉敷老健
S・Y

明日は節分

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

今年は明日2月2日が節分です。節分には豆まきが行われます。豆まきには大豆が使用されますが、大豆は五穀の一つで、五穀には穀霊が宿るとされており、米に次いで神事に用いられてきたそうです。大豆は米よりも大きいため鬼を追い払うのに最適だといわれていたそうです。
また、節分の豆は炒った豆(福豆)を年の数だけ食べる風習があります。これは、年齢と同じ数だけ福を体に取り入れることで、一年の健康を願うという意味があるそうです。

しかし、福豆は硬いため歯が丈夫でないと噛みにくいものです。一般的に歯が20本以上あれば、たいていの物は噛んで食べることができると言われています。
例えば、18本以上でたくあん、スルメイカ、フランスパンなどの噛み応えのある物が食べられ、5本以下ではバナナ、うどんなどの軟らかい物しか食べられません。
また、歯の数は認知症や転倒と関係することが判明しています。

歯を大切にすることは、体の健康にも繋がりますので、お口の定期検診やメンテナンスをお勧めします。
もちろん歯を失っても、きちんと合った義歯を使用することによってしっかり噛むことができれば体の健康を維持することができます。義歯でお困りの方はぜひご相談下さい。

歯科 歯科衛生士 まろ