月別アーカイブ: 2025年11月

倉敷平成病院内科都築医師が「医師会バンド」として第60回くらちゅう癒しのコンサートに出演しました

カテゴリー: 医師 | 投稿日: | 投稿者:

第60回くらちゅう癒しのコンサートが11月24日(月・祝)、倉敷中央病院にて開催されました。今回、「倉敷医師会軽音楽部(医師会バンド)」として、倉敷平成病院 内科部長の都築 昌之 医師が出演し、演奏を披露しました。

【倉敷医師会軽音楽部 メンバー】左から
國末 充央 先生(グリーン在宅クリニック)
安田 秀世 先生(安田皮フ科クリニック)
伊木 勝道 先生(伊木診療所)
倉橋 克文 先生(倉橋皮フ科クリニック)ドラム・タンバリン
倉橋先生ご息女:タンバリン
都築 昌之 先生(倉敷平成病院)
中元 雅典 先生(なかもと耳鼻咽喉科クリニック)

【当日演奏された曲目】
ビートルズの名曲を中心に以下7曲が披露され、大変盛り上がりました。
Help !
Ticket to ride
If I fell
While my guitar gently weeps
Let it be
Happy Xmas (War Is Over)
Yesterday

また演奏の合間には、伊木先生と國末先生による「訪問診療」をテーマにした漫才もあり、
明るい日差しに包まれた会場は、音楽と笑いに満ちた心地よい時間となりました。

秘書広報部

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2018年演奏の様子

2019年演奏の様子

2023年演奏の様子

2025年2月演奏の様子

 

スマートフォンでのマイナ保険証利用が可能になりました

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院では、令和7年11月21日(金)より、スマホでのマイナ保険証の利用が可能となりました。
カードを取り出すことなく、スマホをかざすだけでご利用いただけます。
ご利用の際には、スマホでマイナ保険証を使うための事前準備が必要になりますので、来院前に設定していただくと受付がスムーズに進みます。

・マイナポータルアプリから、マイナンバーカードの健康保険証の利用登録
 ※既にマイナ保険証をご利用されている場合は不要です。
・スマホにマイナンバーカードを追加

カードリーダーは受付に設置しております。より便利になったマイナ保険証をぜひご活用ください。

詳細は、下記厚生労働省のページをご覧ください。
スマートフォンのマイナ保険証利用について

 

秘書・広報部

グループホームのぞみ~日常の一コマ~

 こんにちはグループホームのぞみです。今回は日常の一コマをご紹介します。この日は天気が良かったので、お散歩がてらミスタードーナツへおやつを食べに行くことにしました。青い空の下、道に落ちていく枯れ葉や肌寒い空気に触れ「はや冬が来るね。」と晩秋を感じながらお店に向かいました。
お店の扉を開けるとふわっと甘い香りが漂い、先ほどまでの寒さを忘れ、色とりどりのドーナツを見ながら「全部美味しそう。どれにしようか迷うわ。」と目を輝かせながらショーウィンドウを眺められていました。
その後ご自分で選んだクリームやチョコレートたっぷりのドーナツとドリンクを「美味しい、美味しい。」とあっという間に完食され、お腹も心も満たされました。
食べることを楽しみにされている方は多いです。施設に入所しても外食の楽しさを味わっていただけるよう、今後も取り組んでいきます。

             ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ 介護福祉士  M

第38回神経セミナー「脳卒中のチーム医療」開催報告

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院では、毎秋「神経セミナー」と題して、認知症・パーキンソン病・リハビリテーションなど、「神経疾患のより深い理解に立った医療・福祉の提供」を目的として講演会を開催しています。令和7年度は救急棟4階を会場に、11月22日(土)に第38回神経セミナー「脳卒中のチーム医療」が開催され、154名の方にご参加いただきました。

今回は、話題提供として、「回復期リハビリテーション病棟における脳卒中リハビリの最近の取り組み」と題して、当院リハビリテーション部PT科長(回復期リハビリ病棟担当)隠明寺悠介さんが発表しました。
回復期リハビリテーション病棟の役割、脳卒中後のリハビリテーション、脳の可塑性、生活期とのシームレスな連携という4つの視点から、脳卒中リハビリにおいて重要なポイントが示されました。実際に、「釣りに行けるようになりたい」という患者さんの具体的な生活目標に寄り添い、退院後それを実現された事例も紹介されました。AIを活用した動作解析、機能的電気刺激療法、ロボット治療などの先進的な手法により、熱意ある多職種による協働の様子が深く伝わってくる発表でした。

特別講演は、川崎医科大学 脳神経外科教授 菱川朋人先生をお迎えし、「脳卒中の外科治療アップデート」というタイトルでご講演いただきました。
自己紹介では、菱川教授が当院高尾理事長と岡山大学脳神経外科教室の同級生であり学生時代から共に切磋琢磨したことを写真を交えてご紹介くださいました。また開頭手術と血管内治療の双方に精通された、二刀流の熟練エキスパートとのことでした。
ご講演では、脳血管内治療における最新の血栓回収療法やステント留置術など、多様なデバイスを用いたカテーテル手技について、動画で示しながら非常にわかりやすくご説明くださいました。「複雑な血管治療が、とてもわかりやすく感じられた講演は初めて」という声も聞かれ、大変好評でした。
また、「もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)」についての解説では、発症年齢分布や病態の特徴に加え、菱川教授が年間200名以上の患者さんを診療されていること、リハビリテーション科と定期的にミーティングを開催するなど連携して高次脳機能障害や学習障害に対するアプローチを積極的にされているとのことでした。
さらに学校・家庭・医療の三位一体連携を重視したサポート体制を整えられているなど、大変貴重な実例を交えてご紹介くださいました。教育行政への働きかけ、学校関係者への啓発活動、「もやもや病ぴあサポート in おかやま」の取り組みは医療の枠を超えた社会的支援活動として非常に印象的であり、参加者の見識を大いに深める機会となりました。

 

今回のセミナーを通し、最新の脳血管内治療について理解を深めるとともに、脳卒中医療におけるリハビリテーションの重要性や、多職種連携の意味を改めて学ぶことができました。ご参加いただいた皆さま、そしてご講演くださった菱川教授、隠明寺さんに心より感謝申し上げます。

 

秘書広報部

※YouTubeに動画がアップされましたら改めてご案内いたします。

認定医療機器管理臨床工学技士 認定報告

カテゴリー: 臨床工学科 | 投稿日: | 投稿者:

2025年9月1日、公益社団法人 日本臨床工学技士会が実施する認定臨床工学技士制度において、「認定医療機器管理臨床工学技士」に認定されました。
この資格は、医療機器の安全な運用および適切な保守管理の能力を証明するものであり、医療機器管理に特化した臨床工学技士(Clinical Engineer: CE)として唯一「医療機器管理」の名を冠する認定資格です。

制度は2019年に開始され、現在までに約800名が認定を受けており、CE全体の約1.5%に相当します。認定要件は以下の通りです。

  • 日本臨床工学技士会の正会員であること
  • 実務経験が2年以上あり、現在も業務に従事していること
  • 指定講習会の受講
  • 検定試験の受験および合格
  • 認定申請日から過去5年間に、学会発表やセミナー参加等により20単位以上を取得していること

指定講習会は臨床工学技士法、医療法、医療機器の関連法規をはじめ、生命維持管理装置の保守管理、電気設備・医療ガス、医療事故調査制度など、幅広い内容が網羅されており、病院勤務のCEにとっては必須の知識といえる内容でした。

私は約半年間、指定講習会受講と勉強を行い、2025年2月2日に検定試験を受験しました。
試験の前後には病院機能評価の受審や学会発表も重なっていましたが、無事に合格することができ、大変嬉しく思っております。

現在、私は医療機器安全管理責任者としての業務に従事しており、今後は認定医療機器管理臨床工学技士として、より一層安全な医療機器管理の提供に努めてまいります。

 臨床工学科 主任 T

【山陽新聞メディカvol.323 『第60回のぞみの会』の勉強会が掲載されました】

令和7年11月17日(月)付・山陽新聞朝刊「岡山医療ガイド メディカ Vol.323」に、10月26日(日)に当院で開催した『第60回 のぞみの会』勉強会の内容が紹介されました。
整形外科部長・スポーツリハビリテーションセンター長 平川宏之先生による「動いて元気!今日から始める健康づくり ~体を動かすって、こんなにいいこと~」では、現代の便利な生活だからこそ、日常の中に運動を取り入れる大切さについてお話ししました。
また、婦人科部長 植田敏弘先生の「女性の“骨活”はホルモンから:世代を超えて支える婦人科医療」では、骨の健康を守るための“骨活”の重要性、女性ホルモンと骨粗しょう症の関係、そしてホルモン療法の有用性について紹介しています。
記事はメディカサイトでもご覧いただけます。
ぜひご一読ください。

https://medica.sanyonews.jp/article/32751

広報課

倉敷平成病院【喫茶】令和7年度年末年始営業のご案内

カテゴリー: スマイルキッチン | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院喫茶「スマイルキッチン」(サービス棟2階)の令和7年度年末年始営業のご案内です。

年末 12月29日(月)まで通常営業。

12月30日~1月4日の間はお休みです。

1月5日(月)より通常営業いたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

喫茶スマイルキッチン令和7年度年末年始ポスター

秘書・広報部

岡山操山中学校 1年生の校外学習に取材協力

10月30日(木)、岡山操山中学校1年生4名が校外学習の研究取材に来院され、当院整形外科部⾧・スポーツリハビリテーションセンター⾧ 平川宏之 先生と理学療法士 小亀淑子さんが協力しました。

事前に送付された質問を中心に、それぞれの研究に関する質問を積極的にされ、真剣な様子でアドバイスを聞かれていました。
勉強中にできる筋トレや、ダイエットする女性への健康を意識したすごろく作りなど、中学生らしい視点の研究に、取材協力した2名も終始笑顔で応えていました。

皆さんの研究が実を結ぶよう応援しております。

秘書・広報部

中国高等学校フェンシング大会 大会救護委員として帯同

2025年11月15日-16日に中国高等学校フェンシング大会、兼全国高等学校学校選抜フェンシング大会中国地区予選会がエフピコアリーナ福山にて開催され、当センターの濱田(PT、ScT)が大会救護委員として帯同しました。

フェンシングでは、足関節捻挫や肉離れ、剣との接触による外傷、剣の操作による手首の障害などが多い競技です。
マイナー競技であるが故に医療的サポートが普及していない現状があります。

今大会では、中国5県総当りの団体戦があり、選手はかなり消耗が激しく試合終盤は疲労に対するコンディショニングへの対応が必要でした。
また剣の接触による外傷への対応もありましたが、無事に大きなトラブルなく大会を終えることが出来ました。

今後も継続してフェンシング競技のサポートを行なって参ります。

スポーツリハビリテーションセンター 副主任 H

倉敷平成病院【売店】令和7年度年末年始営業のご案内

カテゴリー: 売店 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院売店(サービス棟1階)の令和7度年末年始営業のご案内です。

年末12月29日(月)17時まで通常営業。

12月30日~1月4日の間はお休みです。

1月5日(月)より通常営業いたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和7年度売店年末年始ポスターPDF

秘書・広報部

スポーツリハビリテーションセンター主催 院内勉強会 開催報告

2025年11月13日に当センター主催で院内勉強会が開催されました。
講師は当センターの畠中主任が務められ、「運動器疾患の臨床推論」について講義していただきました。
業務後の遅い時間にも関わらず若手からベテランまで約40名の方が参加されました。
主観的評価から仮説立案、客観的評価、治療までの流れを丁寧に整理でき、臨床推論(クリニカルリーズニング)の重要性を再認識いたしました。
難しい内容ではありましたが具体例を示しながら、非常に分かりやすく説明していただきました。
患者さんの背景を踏まえた協働的推論の視点も非常に勉強になりました。
明日からの臨床で、より質の高い評価と介入につなげていきます!
当センターでは不定期ではありますが、勉強会を開催し臨床力の向上に努めて参ります。
スポーツリハビリテーションセンター 副主任 H

第78回全日本新体操選手権大会 トレーナーとして帯同

2025年11月7日~9日に群馬県高崎市で第78回全日本新体操選手権大会が開催されました。
岡山南高校のトレーナーとして当センター小亀(PT)が帯同しました。

8月のインターハイで団体6位となり、出場枠を獲得した大会となります。

大きな舞台の中、力を出しきり団体種目別リボン5において5位という成績を収めました。

選手のサポートを行う一方で、選手の日々の頑張りや本番の演技に私自身も力をもらいました。
今後もより質の高いサポートができるよう精進していきます。

スポーツリハビリテーションセンター K

災害時の食事の注意点

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

地震や自然災害などいつ起こるか分からない緊急事態に備えて、食料や水分は3日~1週間を目安に備蓄するよう推奨されています。
いざという時のために、ご自宅で防災バックや備蓄品を揃えるようにしましょう。

また糖尿病の方はシックデイや低血糖の対策も必要になるため、日ごろから糖尿病手帳、おくすり手帳、内服薬、インスリンの確認も行いましょう。

災害時に備えて準備するものリスト

① 主食:米、麺、パンなど。レトルトの粥や雑炊でも良いです。

② 主菜:肉、魚、豆などの缶詰やレトルト食品は手軽にたんぱく質がとれます。

③ 副菜:たまねぎやかぼちゃなど日持ちしやすいものや、糖分の少ない野菜ジュースなど。

④ その他:ガスや電気が使えなくなることも想定しカセットコンロやボンベも用意。

水は1人あたり、飲用2L+調理用1L=計3Lを目安に準備しましょう。
災害時はすぐに食料が手に入らないこともあるため低血糖対策としてブドウ糖やビスケットなども用意しておきましょう。

おくすり手帳は携帯電話などで撮影し内服薬やインスリンの容量や回数を確認できるようにしておきましょう。内服薬も食事に合わせて3日分以上予備としておくと良いです。

災害時の生活の注意点災害時の生活の注意点

① 十分な水分摂取→甘くない飲み物(お茶、水など)で1日1L以上は摂りましょう。

② 軽い体操をし、身体を動かす→食後の運動で食後高血糖を予防しましょう。エコノミー症候群の予防にもなります。

③ 下半身を温める

④ 主食など糖質に偏らず、できるだけバランスの良い食事を心がける。

普段からよく使うものを賞味期限の近いものから消費して、新たに買い足すローリングストックも活用してみてください。
この機会に、ご自宅の備蓄について見直してみましょう。

管理栄養士 MH

出典:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
政府広報オンライン「https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202103/2.html(今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方)」

 

【母校のパンフレット制作に協力しました】

このたび、令和8年度朝日医療大学校のパンフレットに、倉敷平成病院のリハビリスタッフ(理学療法士・言語聴覚士)が卒業生として紹介されることになりました。

10月28日には、大学入試広報部の方がカメラマンとともに来院され、院内での写真撮影が行われました。撮影とあわせて、なぜこの職業を選んだのか、入職1年目に感じた難しさや成長、今感じているやりがいなどについてもアンケート取材されました。

これから医療の道を目指す学生さんたちに、少しでも参考になれば嬉しく思います。
どんな仕上がりになるのか、パンフレットの完成が今からとても楽しみです。

 広報課

山陽新聞メディカ323号 第60回のぞみの会 勉強会が掲載されました

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年11月17日(月)付・山陽新聞朝刊「岡山医療ガイド メディカ Vol.323」に、10月26日(日)に当院で開催した『第60回 のぞみの会』勉強会の内容が紹介されました。

整形外科部長・スポーツリハビリテーションセンター長 平川宏之先生による「動いて元気!今日から始める健康づくり ~体を動かすって、こんなにいいこと~」では、現代の便利な生活だからこそ、日常の中に運動を取り入れる大切さについてお話ししました。

また、婦人科部長 植田敏弘先生の「女性の“骨活”はホルモンから:世代を超えて支える婦人科医療」では、骨の健康を守るための“骨活”の重要性、女性ホルモンと骨粗しょう症の関係、そしてホルモン療法の有用性について紹介しています。

記事はメディカサイトでもご覧いただけます。
ぜひご一読ください。

https://medica.sanyonews.jp/sp/article/32751

広報課

#倉敷平成病院 #病院 #倉敷 #のぞみの会 #スポーツリハビリテーションセンター #女性アスリート外来 #プラス #身体活動運動ガイド #ホルモン療法 #骨粗しょう症 #骨活

ケアハウスドリームガーデン倉敷にてお誕生会開催

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

10月1日に30周年を迎えたケアハウスドリームガーデン倉敷。
30周年記念式典を無事終えた翌日、ご入居の皆さまのお誕生会を開催しました。

ケアハウスには2階から5階まで各階に食堂があり、普段はそこでお食事を召し上がっていただくのですが、お誕生会では1階のホールに集まって、みんなでお食事をいただきました。いつもは席が離れていたり、階が違ったりする仲良しの方と一緒に食べるお食事は楽しそうで「今日の御飯はおいしい」と笑みがこぼれます。

もちろんお食事自体も、お誕生会食として気合いを入れたお食事を提供させていただきました。銀杏のおこわ、天婦羅盛り合わせ、鱧のお吸い物、卵豆腐盛り、季節の果物。旬の食材や人気の献立を取り入れた特別献立です。職員も一緒にホールでいただきましたが、とてもおいしかったです。

 

第一部としてお食事の前には、みんなでケアハウスの式歌や、お誕生の歌を歌いました。伴奏はなんと副理事長によるピアノの生演奏です!生演奏による斉唱は、一体感と臨場感があって良いですね。お食事のあとには第二部としてボランティアさんによる「民謡を楽しむ会」もあり、終始和やかな雰囲気で素敵な会となりました。

 

ケアハウスドリームガーデン倉敷 Y

おかやまマラソン2025 医療スタッフ参加報告

カテゴリー: 医師, 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 

2025年11月9日(日)、おかやまマラソン2025が開催され、当院から医療スタッフのAED班としては医師1名、臨床工学技士1名、救助スタッフとして看護師2名が参加しました。
またおかやまマラソンは、マラソンとファンランを合わせて16,400人が参加する中四国最大規模の大会です。当日は「晴れの国おかやま」とはならず、雨天の中での開催となり、時折激しい雨が降る厳しいコンディションでした。AED班の2名はそれぞれの担当に分かれ、任務を遂行しました。

① 自転車AED班(医師 消化器科 部長 髙田良江)AEDを所持し、自転車でコース上を一定のペースで走行し、ランナーの状態を観察。 傷病者の早期発見、初期対応や、重症者の応急対応、一次救命処置などを行う。
② 待機AED班 26km地点(臨床工学技士 臨床工学科 主任 髙須賀功喜)AEDを所持し、コース上の配置ポイントにて待機し、通過ランナーの状態観察。傷病者の応急対応、一次救命処置などを行う。

 

両名は、特定非営利活動法人NPO救命おかやまの活動に従事しており、おかやまマラソンのAED班には第1回大会から継続して参加しています。おかやまマラソンでは過去に5例の心停止が発生しています。今大会でも心停止が発生し、AED班がすぐに駆けつけて、胸骨圧迫とAEDでの電気ショックを施行し、意識を回復したと報道がありました。文献によれば、マラソンにおける突然の心停止発症率は10万人あたり0.54~2.18人とされているため、AED班の存在は非常に重要です。

また、今大会では救助スタッフとして看護師2名も参加しました。
救護所では多職種の他医療機関スタッフとも交流を深め、大会をサポートしました。
当院は「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念のもと、地域に根差した医療を提供しています。
今後も、おかやまマラソンをはじめとする岡山県内のイベントに対し、医療という形で貢献できるよう、活動を継続してまいります。

 

臨床工学技士 T

令和7年度岡山県看護学会 倉敷平成病院看護部 発表報告

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年11月8日(土)、岡山県看護会館で開催された「令和7年度岡山県看護学会」に、倉敷平成病院看護部が参加しました。今年度のテーマは「人生100年をいきいきと暮らす~看護のありかたを考える~」。少子高齢化や医療の高度化が進む中で、地域で支える看護の役割を改めて見つめ直す内容でした。
当院からは、「褥瘡の予防・治療における褥瘡専任看護師の役割の明確化」について発表を行いました。専任看護師への意識調査をもとに、役割の明文化や教育体制の整備、専任医師との連携強化を進めた取り組みを紹介し、チーム医療による褥瘡対策の質向上をめざした取り組みを報告しました。
会場では多職種連携や教育支援に関する活発な意見交換が行われ、看護の専門性をさらに深める貴重な機会となりました。今後も学びを現場に活かし、より良いケアの提供に努めてまいります。

倉敷平成病院 3西病棟師長 H

 

予防接種

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

暑い夏がいつまで続くのかと思っていたら、急に涼しくなり、気温の急激な変化に驚いています。この気温の落差には体が付いていきません。皆さんも健康の維持に苦労されているのではないでしょうか。

さて、急激な変化に伴い、インフルエンザの感染が広がってきています。今年は早くに広がっているのではないでしょうか。暑い夏を乗り越えたものの、体には少し疲れが残っていて抵抗力も落ちているのかもしれません。インフルエンザの対策としてワクチンの予防接種が有効です。サ高住グランドガーデン南町、特定施設グランドガーデンでも11月6日に予防接種を行いました。冬に向けた大切な体の準備です。

みなさんも予防接種だけでなくしっかり食べて、休んで、運動して冬に向けた体の準備をしていきましょう。

グランドガーデン南町 M

回復期リハビリ病棟 園芸療法2025~冬野菜の種まきをしました~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

急に冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じるこの頃ですが、皆さんは体調はいかがでしょうか。

11月7日(金)倉敷平成病院の駐車場の桜の木の近くにあるプランターで、入院中の患者さんと一緒に、冬野菜の種まきを行いました。今年も はつか大根、ほうれん草、水菜の種を植えました。元々園芸が趣味の患者さんがおられ、久しぶりの土いじりを熱心に取り組まれていました。

「水やりをしないといけないね」とプランター活動を楽しみにしてくださっている患者さんもおられました。「気分転換になった」「葉っぱが赤くなってるね」と季節を感じながら種まきを楽しまれる患者さんの姿がみられて嬉しかったです。
これから収穫を楽しみに育てていけたらと思います。皆さんもお時間あるときにぜひプランターに立ち寄ってみてください。

 

公認心理師 N

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の収穫をしました】

新型コロナウイルス・インフルエンザの予防習慣

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
空気も乾燥し、体調を崩しやすい季節です。
この時期はコロナウイルスやインフルエンザの感染リスクも高まるため、毎日のちょっとした習慣で自分と家族を守ることが大切です。

〈コロナウイルスの対策〉

コロナは変異株がでても、基本の感染対策が大切です。

•体調の自己チェック(体温、倦怠感、咳など)を日々行う
•ワクチン接種の確認と必要に応じた追加接種
•手洗い、マスク、換気などの基本的な感染予防

寒くなると換気がおろそかになりがちなので、短時間でも窓を開けて空気を入れ替えることを意識しましょう。

インフルエンザも流行中のため要注意!!

今年は例年より早い11月からインフルエンザが流行っているため、早めの予防が大切です。

•ワクチン接種 接種後2週間ほどで効果がでます
•手洗い、うがい、マスクの徹底
•室内の湿度を50〜60%程度に保つ

栄養バランスの良い食事や十分な睡眠も免疫力を高めるためには、必要不可欠です。

〈予防方法〉

•栄養バランスのとれた食事
•十分な睡眠と軽い運動
•手洗い、マスク、換気
•加湿器や濡れタオルで室内の湿度を保つ

11月は冬に向けて感染症対策を本格化させるタイミングです。コロナもインフルも基本の予防習慣でリスクを減らすことができます。
毎日の予防習慣で、健康な冬を迎えましょう。

               ケアセンターショートステイ 看護師 O

私が訪問介護職員になるまで…

11月になり、 少しずつ秋らしくなってきましたね。秋と言えば…
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋と何かと過ごしやすくなってきますね。
ただ日中の寒暖差もあり体調管理には気を付けていきたいものです。
インフルエンザやコロナも静かに流行してきているので要注意です。
今回のプログでは、私が訪問介護職員になるまで…
と題して書いていこうと思います。

遠い昔、私は歯科衛生士として歯科医院に勤めていました。勤務先の先生が「介護保険ができた、介護保険ができた」「ケアマネジャーの資格を取った」等、毎日のように言っており、若かった私は、とても興味を持っていました。そんな折、歯科医院より有料老人ホームへ訪問歯科として、先生と訪問し介護現場を観たのが始めてでした。いつか資格を取りたいなと思い、介護職員初任者研修を取り、介護をするなら「訪問介護」だと思っており訪問介護に身を投じました。色々なご利用者様がいらっしゃり、たくさんのお話を聞き自分にとってとても勉強になりました。訪問介護の楽しさや難しさも学んできました。介護福祉士の資格も取得し、デイサービスで歯科衛生士と兼務で口腔機能の向上を目的とした指導をしていた事もありますが、やっぱり訪問介護がしたい!との思いから現在、居宅に出向いて家事援助や身体介護をしています。それに併せて、訪問介護事業所でのサービス提供責任者もさせて頂いています。サービス提供責任者の主な業務は、訪問介護計画書の作成、利用者との調整・モニタリング、関係機関との連携、訪問ヘルパーとして訪問する等です。
サービス提供責任者になりまだ日が浅く、右も左も分からないですが、ご利用者様の在宅生活
を少しでも支えらえられる様に日々精進していきたいと思っています。

ヘイセイ ホームヘルプステーションでは、現在13名のヘルパーが在籍しており、ご利用者さまに寄り添った訪問介護をさせて頂いています。
ご用命があれば、ぜひお声かけいただければと思います。

訪問介護 A.S.

写真:写真AC

言葉を思い出す力

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。
朝晩の空気がひんやりとして、日が落ちる時間が早くなり、すっきり秋ですね。
秋といえば「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」など、いろいろな「○○の秋」が連想できますね。また、そんな言葉を聞くだけで、本を読む時間やおいしいご飯、きれいな紅葉の様子が頭に浮かびます。

さて、今日はその「言葉を思い出す力」=「語想起」についてお話します。
語想起とは「言いたい言葉を思いだして口に出す力」のことです。例えば、「果物といえば?」と聞かれて、「りんご」「ミカン」「ぶどう」などが自然にでてくるのは、語想起がスムーズに働いているからです。
しかし、この力は加齢や脳の働きの変化によって少しずつ低下することがあります。特に、注意力・記憶力・意味理解などを担う脳の機能が低下すると、「名前がでてこない」「あの人の名前が喉まででかかっているに思い出せない」といったことが起こりやすくなります。

脳卒中や認知症の方では、この「語想起」が難しくなる場合もあり、私たち言語聴覚士(ST)は、ことばを思い出す力を保つ・取り戻すためのリハビリも行っています。
また、当院は「もの忘れ外来」にて認知症診断・治療の外来診療も実施しています。完全予約制にはなりますが、もの忘れから日々の困りごとまでお気軽にご相談頂ければと思います。

リハビリテーション部 言語聴覚士 N

冬に向けた体調管理~免疫力を高める3つの習慣~

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

朝晩の冷え込みが強まり、風邪やインフルエンザが流行しやすい季節になりました。
気温差や乾燥は体にとってストレスとなり、免疫機能を低下させる要因のひとつです。

この時期を健康に乗り切るためには、「体を温める」、「十分に休む」、「動かす」の3つが大切です。
今回は、日常生活の中で実践できる免疫力アップのポイントをご紹介します。

① バランスのとれた食事で内側から整える

免疫細胞はタンパク質を材料に作られます。
鶏肉・魚・卵・豆腐などの良質なタンパク質を毎食少しずつ取り入れましょう。

また、体の調子を整えるビタミン・ミネラルも欠かせません。

・ビタミンC:みかん、ブロッコリー、キウイなど(ウイルスから体を守る抗酸化作用)

・ビタミンE:ナッツ、かぼちゃ、アボカド(血流を促進し、冷え対策にも効果的)

・亜鉛:牡蠣、レバー、納豆(免疫細胞の働きを助ける)

さらに、体を温める根菜類や生姜を積極的に摂るのもおすすめです。
「バランスよく、温かく」を意識するだけでも、体調が崩れにくくなります。

② 良質な睡眠で回復力を高める

睡眠中、体では「成長ホルモン」や「メラトニン」が分泌され、免疫細胞の働きを整えます。
特に睡眠の質を上げるためには次のポイントが有効です。

・就寝前の1~2時間前に湯船でゆっくりリラックス(深部体温をゆるやかに下げる)

・寝室の温度は18~20℃前後、湿度は50~60%が理想的

・スマートフォンやテレビは寝る30分前にはOFFにして脳を休ませる

しっかりと眠ることは「最も手軽で確実な免疫対策」とも言われています。

③ 適度な運動で血流と免疫をサポート

体を動かすことで筋肉や血流の働きを保ち、免疫力の維持につながります。激しい運動でなくても、「少し体が温まる」、「呼吸が深くなる」程度を目安に、無理なく続けることがポイントです。

私が訪問リハビリでおすすめしているのは次のような軽運動です。

・足踏み運動:その場で1分ほどリズム良く足踏みをするだけでも下半身の血流が改善します。

・肩まわし:両肩をゆっくり前後に回すことで、肩こりの解消や自律神経の安定にも効果があります。

・背伸びと深呼吸:両手を上に伸ばして深呼吸。背中や胸の筋肉を動かすことで呼吸が深くなり、リラックス効果も得られます。

どれも道具を使わず、椅子に座ったままでも行える運動です。
寒い季節はどうしても活動量が減りますが、動くことで温まり、温まることで動きやすくなる好循環を作りましょう。

免疫力は「特別なこと」よりも、毎日の生活習慣の積み重ねによって支えられています。
私たち訪問リハビリスタッフも体調や生活リズムに合わせた運動や休養のアドバイスを行っています。
冬を健康に過ごせるよう、一緒に生活リズムを整えていきましょう。

訪問看護ステーション 理学療法士 K

イラスト:イラストac

11/9停電に伴う救急診療・面会一時停止のお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

このたび、院内情報システム保守作業(停電も含む)に伴い、11月9日(日)7時~16時の間で、救急診療(救急車受け入れ・外来救急受診)ならびに、入院患者さんへの面会を一時停止させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力よろしくお願い申し上げます。

停電に伴う救急診療・面会一時停止のお知らせPDF

広報課

【ヨガで楽しく! 認知症予防・介護予防2025年秋 ご案内】

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年度に開催して大変好評をいただいた、菱川先生のヨガ講座、第2弾の開催が決まりました

「ヨガは身体に良いと聞くけれど、本当に効果があるの?」
「難しそうだけど、高齢者でもできるの?」
そんな疑問をお持ちの方へ、ご高齢の方でも無理なく取り入れられるヨガをご紹介します。

椅子に座ったままできるバージョンもあり、初心者でも安全に行える基本的なヨガのポーズと呼吸法を学びます 。

高齢期の健康維持を目指す方、認知症や介護予防に関心のある方、またはご家族や支援者として学びを深めたい方も、ぜひご参加ください。

■開催概要
日時:令和7年11月29日(土)10:00~11:30
場所:国民宿舎サンロード吉備路 コンベンションホール(総社市三須825-1)
講師:倉敷平成病院 脳神経内科部長 菱川 望 先生
倉敷平成病院 理学療法士も参加

参加費無料
年齢不問
先着70名

※ 当日は動きやすい服装でご参加ください。

■お申込み方法
締切:令和7年11月25日(火)

1)専用申込フォーム(QRコード・URL)
2)FAXでお申込み(下記にご記入のうえ送信ください)

FAX:086-427-5304

※ 緊急時のご連絡のため、電話番号を必ずご記入ください。
※ ご提供いただいた個人情報は、本研修会の目的以外には使用しません。
※ 発熱・体調不良の際は、ご来場をお控えいただきますようお願いいたします。

お問い合わせ先 TEL:086-434-7022(岡山県備中県民局 健康福祉課)

楽しく身体を動かしながら、健康づくりを始めませんか? 皆さまのご参加をお待ちしております!

岡山県のホームページ告知はこちら  https://www.pref.okayama.jp/site/12/954344.html

秘書広報部

【「ヨガで楽しく認知症予防・介護予防」が開催されました】

第60回のぞみの会だよりー11ー 開催報告②

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

午後のふれあい広場では、作品展示や創作コーナー、健康チェック、医師相談コーナーなど、多彩な企画に笑顔があふれました。どのブースでもご来場の方々と職員が楽しそうに交流する姿が見られ、地域と病院の絆を改めて感じるひとときとなりました。
 

 

 

明け方の雨に一時は心配もしましたが、会の間は問題なく、お天気に恵まれました。患者さんとの絆、地域との絆、そして職員同士の絆――3つの絆がより深まった特別な一日でした。

 来年の第61回のぞみの会は、2026年10月25日(日)に開催予定です。次回も皆さまと笑顔でお会いできることを、心より楽しみにしています。

第60回のぞみの会実行委員長 副院長 篠山英道