カテゴリー別アーカイブ: 訪問看護ステーション

笑顔で在宅生活を

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

梅雨に入り、ジメジメした気候が続いています。

訪問看護ステーションで働きだして、3年目が過ぎようとしています。雨の日に車で運転して利用者さまのご自宅に訪問すると、庭先に紫陽花が咲いているお宅もあり、季節の移ろいを感じています。

私は在宅で療養されている利用者さまのご自宅に伺って、リハビリを提供させていただいています。訪問先で利用者さまやその家族と話をする機会も大切にしています。体の調子や睡眠や食欲、痛みの具合など、病気と共に在宅でできるだけ長く生活するために、必要な情報収集としてお話をさせていただく時間は長くなりがちです。

先日、いつものように訪問させていただいているお宅で、何かの拍子に利用者さまが若かりし日々に熱中していたスポーツや、仲間と過ごした日々の思い出についてお話を聞かせていただく機会がありました。その利用者さまは、普段はベッドの上で過ごされているのですが、昔を懐かしそうに思い出しながら、はっきりとした口調でお話されました。帰り際、ご家族の方から「普段はあまり話す機会がないから...今日は本当によくしゃべってくれました。聞いてくれてありがとうございました」とお礼を言われました。

日々私が病状について話しをしていた方たちの中には、もっと自分自身のことを話すことが必要たったり、それが日々の活力につながったりすることもあるのではないか、と気付かされる出来事でした。

利用者さまの中には経験が豊かで、戦後にどのように生きてきたかであるとか、重い責任を背負って仕事をされていた時代のことであるとか、本当に貴重なお話を聞かせていただくことがあります。人生の先輩である利用者さまから日々大切なことを学んでいる実感があります。

これからも利用者さまとのコミュニケーションの時間を大切にしながら、少しでも長く在宅で笑顔で過ごせるよう、リハビリテーションを提供していきたいと思います。

ヘイセイ訪問看護ステーション K

さわやかな季節になりました~訪問看護のひと時~

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新緑が美しい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

ふと気がつけば、ヘイセイ訪問看護ステーションで訪問看護師として働き始め2年目となりました。去年の5月は業務を覚えることに精一杯でしたが、日々の業務に少し慣れ、気持ちに余裕ができてきた今年は、例年よりも暖かい日が続く5月がご利用者様にもたらすステキな効果を実感しています。

部屋に閉じこもりがちで抑うつ的なご利用者様が、青空と心地よい風につられて車椅子で外に散歩に出た際に、「外に出てこうやって日向ぼっこできるのが至福の時です」、としみじみおっしゃられ、和らいだ表情に私の心も和らぎました。
呼吸器感染症を多く発症する季節が去り、肺疾患のため酸素療法をされているご利用者様の呼吸が楽になってきています。
表情が和ぎ、動くことに少しずつ自信が出てきた様子や、リウマチや脳血管障害により拘縮や麻痺で関節や筋肉のこわばりがある方の関節や筋肉の動きが良くなり徐々に行動範囲が増える姿をみさせていただき、こちらの身体まで軽やかになったようでした。

常に空調で適温に管理されている病院勤めでは感じることが少なかった、在宅にお伺いする仕事だからこそ、温かい季節の力を借りてご利用者様の強みを引き出すこと、共に心身が安らぐことができることも、訪問看護の醍醐味だと感じています。

そうそう、徐々に気温が上昇するこの季節だからこそ気をつけてほしいことがあります。ご利用者様の背中やお腹に湿疹がポツポツ出始め、足の指の間の皮膚の皮むけや、ふやけが目立ってきています。厚着や起毛の敷き布団を使用されている方もおられるので、まずは、寝具を含めた衣替えや、ファンヒーターの使用を中止する等の衣類や室温調整を提案させて頂いています。入浴はご自身でされても、屈む動作が難しく、足先までしっかり洗うことが難しい方も多いため、訪問の際に足浴や軟膏の塗布をさせて頂いています。

ご利用者様の体調管理だけでなく、訪問時のひと時に、ご利用者様や介護者の方にも安らぎを感じてもらえる存在になりたいと思っています。

P.S 親戚の方に水槽を譲って頂いたので、金魚が我家の一員となりました。皆様にひと時の安らぎを感じていただければ幸いです。

 

ヘイセイ訪問看護ステーション 看護師 K

健康診断を受けました

先月、健康診断受けました。全仁会の職員は、倉敷平成病院4階にある平成脳ドックセンターで受けます。健診って何となく緊張しませんか?
体重は増えてないかな…。コレステロールは下がってるかな…。血圧も高いしな~って
色々考えてると測定値が高くなったりしませんか?。そんな時は、待合のソファーに
腰掛て天井を見てみると、なんと景色が…!
天井がドーム状になっていて、真ん中はガラス窓があり光が射し込み、廻りには素敵な壁画が描かれているんです。
画家の作野旦平氏が神話の世界の人の姿を借りたりして、四季を表現されています。柔らかい色彩で描かれていて穏やかな気分にさせてくれますよ。
いつもは雑誌を読んだりテレビに目を向けているんだけど、ある時、何気なく上を見上げたら「すごい!なんて綺麗な絵なんだろう」って不思議な感覚になった事を覚えています。

それからは健診の度に眺めています。
良かったら皆さんも見上げてみて下さい!癒されますよ(笑)

訪問看護 看護師  komame

※作野丹平氏(1931-2000)。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)を卒業後、イタリアでフレスコ画とモザイクを学ぶ。主な作品には、浦辺鎮太郎氏が手がけた倉敷市民会館のガラスモザイク、目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社)のガラスモザイク、遠山記念館(埼玉県川島町)の天井フレスコ画、宝塚カトリック教会のステンドグラスなど。

春が来た♪春が来た♪何処に来た?

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今年の冬の厳しい寒さには、驚かされましたね。連日のように氷点下の日が続き、本当にここは温暖な気候の倉敷なのかという気にさせられました。

幸いに雪が降り積もることは無く、訪問看護の業務に支障をださずに、皆様のご自宅に伺うことができました。訪問者2台にスタッドレスタイヤを履かせて備えていましたが、事無く終えたようです。3月に入り、ようやく暖かい日が見られるようになりましたが、まだまだ所謂三寒四温、2~3日おきに寒い日や雨の日も来て、なかなか体調が整わない利用者さんもいます。

でも大丈夫ですよ!倉敷川沿いの早咲きの桜は、7~8割方明るく咲き誇っています。高知では、ソメイヨシノの標準木が満開になったとのニュースも聞きました。今週末には、気温も上がり、ようやく春の温かい日差しが差し込むとの予報です。

連日のように代表選手の健闘を伝えられた平昌オリンピック、パラリンピックも閉幕しましたが、テレビに、ラジオに釘付けになりながら、感動の涙を流された方も多かったようです。「今日はこれが見たいから」とおっしゃられ、リハビリを始めたものの、心ここにあらず、で競技中継に熱中され、こちらもついつい一緒に見入ってしまったこともありました。

まあ心を動かすことも大変重要なリハビリの要素でもあり、活き活きした表情には嬉しくもありました。皆さんの心に倉敷の地に暖かい春の訪れを期待しています。少しでも外に出て、暖かい日差しを浴びて、楽しい時間を過ごしましょう。では、また。

訪問看護 T.O

より良い在宅生活のために

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春が待ち遠しいですね。福井県ほどではないですが、私の実家の庭にも60cmほど雪が積もったとのこと。

なさま、体調はいかがでしょうか?
雪道でなくても、転倒には注意して下さいね。

 

最近、利用者さんが笑顔でかけてくださった言葉です。

「書いてあること以上のことをせんとあかんよ」

「ここでは何もやることがないんです」

「よくなった気がする。Yさんのハンドパワーだな(笑)」

 

利用者のみなさんは、笑顔で「いらっしゃい」と迎えて下さり、リハビリ中に楽しくいろいろな話をして下さいます。
でもこうやって思い返してみると、

本人やご家族が望んでいる結果を出せているのかな?
「何もやることがない」のは何か楽しめることを提供してくださいという事かな?
できている気がするで終わっていないかな?

と心がざわざわします。

先日ヘイセイ訪問看護ステーションの満足度アンケート結果が出ました。
「よくして頂いている」「もっとこうしてくれると、よりよいです」「いろいろ大変なことも多い」「不安もあります」といった多くの意見が、本人・ご家族から届いていました。思いを伝えて下さることで、やっぱり私はできていないことが多いなと気づくことができたと同時に、また心がざわざわざわっとしました。

 

満足とは、心にかなって不平不満がないこと、心が満ち足りること、またそのさま。だそうです。

 

相手の心(思い)を聞いた上で、利用者さんやご家族の心が満たされる在宅生活のために、私の自己満足で終わらずそれ以上のリハビリを提供できる。

 

できるのでしょうか?

在宅生活を支える一員として、みなさんの心を満足でうめていけるよう、一生懸命頑張ります。

 

 

ヘイセイ訪問看護ステーション  Y

-訪問看護の仕事に関心のある方へ-

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当ステーションでは訪問看護に関心のある方、例えば転職や再就職を検討中の方、 看護学生さん等を対象に1日職場体験の機会を随時受けています。

まずステーションの特徴を説明させてもらい、先輩スタッフと共に利用者さんのお宅へ一緒に訪問します。挨拶をしてお部屋の中へ。体温チェックや療養相談、医療処置や保清ケア、リハビリ、介護相談等実際にスタッフが行うのを見ていただきます。

1日3~4件訪問します。1日一緒ですが緊張されなくても大丈夫です。

体験に来ていただいた方からは「今回のような機会があると、迷うより一歩踏み出せます」「すごく勉強になったし、大変な仕事だけどやりがいの ある仕事だと改めて感じました」「よい体験が出来た事を深く感謝しています」等の感想をいただき、とても嬉しく思います。

私達にとっても良い刺激になっています。訪問看護師の増員が求められている昨今、是非ここで働いてみたい!という方が増えるように願っています。

職場体験のご希望がある方、遠慮なくご相談を下さい。スタッフ一同お待ちしています。

 

訪問看護 K.M

ヒートショック対策

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12/18 朝の気温予想-1℃ 最高8℃
連日朝の冷え込みに厳しくなりました。

訪問先のお宅でも部屋を暖かくされている方がほとんどですが、浴室は冷えており ヒートショック予防に脱衣場に小さいストーブを置いたり、浴室暖房がある方は、浴室だけでなく、脱衣場も暖めたり、シャワーで熱めのお湯を入浴前に数分出しておくなど、対策をしています。

入浴中の死亡事故は全国で年間約19000人、中でも家庭での浴槽内での溺死者数はこの10年で約7割増加しています。その9割が65才以上の高齢者です。

入浴事故の原因として代表的なものは、身体が温度変化を感じ、急激に血圧が上下することで心臓や脳の血管にダメージを与えるヒートショックがあります。

暖房している部屋から寒い脱衣場に移動して衣服を脱ぎ、寒い浴室に入ると、血圧が急激に上昇します。 温かい湯船に入り、身体が温まると血管が拡張して血圧が下がります。

浴室を出て、寒い脱衣場に移動すると血圧が上昇します。その為、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞がおきて突然死してしまう可能性があります。

ヒートショック対策

①温かい部屋と脱衣場の温度差は5℃以内がベスト(上記のような対策を)

②湯船の温度は41℃以下で、浸かる時間は10分

③湯船に入る前に、必ずかけ湯をする
心臓から遠い足先から徐々にかけると血圧の乱高下を防止

④湯船から出る時は、手すりを持ってゆっくり立ち上がる

高齢者に多いヒートショックですが、誰にでも起こる売る可能性があります。糖尿病や高血圧、コレステロールが高く、メタボリック症候群やその予備軍の人も急激な血圧の変化でヒートショックになってしまう可能性があります。 家族全員が、ヒートショックに注意して、自分のことだけでなく、みんなが無事お風呂に入れているか気にかけてみてください。みんなでヒートショックを防ぎましょう。

 

訪問看護 C子

寒い冬を乗り切るストレッチ

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11月も終わりが近づき、最近では最低気温が1℃となる日も出てきています。

我が家ではストーブでサツマイモを焼いたり、鍋を囲んだり、訪問先ではこたつや湯たんぽで暖まっている利用者様をみると“着々と冬に近づいているんだな~”と感じます。

冬は気温の低下により、身体中の循環が悪くなり、筋肉が硬くなりやすい時期でもあります。
特に足先は血流が滞りやすいため、冷え性やむくみの原因となりやすいのです。訪問先の利用者様からも“体が硬くて動きにくい”“足が冷えるし、むくんでしまう”と言う声が多く聞かれます。
そこで、軽い有酸素運動としてウォーキングがおすすめです。

歩く前に十分なストレッチ・水分補給を行い、おしゃべりができて、少し疲れたかな、うっすら汗をかいたかな、程度の負荷で歩きます。手をしっかり後ろに振るようにする事で胸を張ることができ、良い姿勢を保ちやすくなります。
また、訪問時には第二の心臓と呼ばれる下腿三頭筋(ふくらはぎ)の運動を指導させて頂くこともあります。椅子に座った状態で膝を90度に曲げ、つま先を床に付けたまま、かかとを上下させるというシンプルな運動です。この運動によって筋肉のポンプ作用が働き血液の循環がよくなり、冷えやむくみの予防に繫がります。
また、血液の循環が良くなることで筋肉の柔軟性も得られ、こわばりにくくなるなど、様々な点でメリットがあります。このような運動だけでなく、入浴後、循環が良い状態でのストレッチは非常に効果的です。

この冬を健康に乗り越える為に、ぜひチャレンジしてみてください。

訪問看護 髭男爵

お家で暮らす その想いを支えます!

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

昨今、2025年には団塊の世代が75歳を超え、日本の高齢者人口は急増するといわれています。皆様の身内の方にも、介護保険や病院、施設を利用しながら生活されている方がおられると思います。実は私の祖母も、永らく介護保険のお世話になりながら、最期は私の実家で看取りの時を迎えました。

祖母は介護が必要な状況になって以来、生まれ育った家を離れて娘(私の母)の嫁ぎ先に居候の身であったため、肩身の狭い思いをしていたようです。満足に歩けないにも関わらず家を出ては道に迷い、警察のお世話になることも度々ありました。それでも祖母を自宅で看取ったのは、介護者である母と、何も言わずに母を見守った父の覚悟でした。

大阪の実家を出て倉敷で暮らす私は、仕事をしながら介護を行う母や、認知症・骨折などで苦しむ祖母に、直接関わることができずもどかしいこともありました。そんな母を支えてくれたのは、自宅にきてくれる訪問診療の先生であり、訪問看護の方々でした。「いいですよ、無理しないでね、私たちがお手伝いしますからね。」の声かけに、母はどれだけ救われたでしょうか。

祖母が亡くなる1週間前、もう、食べるのがやっとの祖母と一緒に、祖母の故郷へドライブしました。そこで祖母の大親友と会うことができたことは、私にとっても最高のおばぁちゃん孝行になりました。

私が訪問リハビリの仕事について5年がたちました。
在宅で生活するということを決めた理由や、家族の思いは様々ですが、
その意思を尊重し、専門職として援助していくのが私達の仕事です。
時には孫のように話を聞き、時には理学療法士として身体状況を評価、治療していきます。

「あなたがくるのを楽しみに待って、リハビリしてもらったら心も身体も楽になって、そしたらまた今度きてくれるのを楽しみに、1週間、どんな風に過ごそうか、と思う」と言って頂いた時、訪問リハビリの仕事はなんて素敵なのだろう!と思いました。

みなさんが悩んで決めた在宅で生活するという決断、全力で応援させていただきますので、
何かお手伝いできることがあれば是非、ヘイセイ訪問看護ステーションをお尋ねください。

訪問リハビリ キューティーハニー

認知症予防「脳トレ」

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「最近、物忘れをするようになったわ。大丈夫かな?」と言う言葉を訪問先の利用者、家族から聞く機会が増えました。特に一人暮らしの方は切実な思いがあるようです。

加齢に伴って誰でも記憶力や判断力が低下し、物忘れをする傾向にあります。
ですが、高齢の物忘れと違い、認知症の物忘れは自覚があまりなく、体験の全部を忘れ、探し物も誰かが取ったと言ったり、時間の軸がずれ日時・曜日・場所・人物などが順を追ってわからなくなったり、日常生活に支障が出るようになります。

近年は認知症に関して、報道・新聞などのマスメディアからの情報が豊富になった事や、運転免許証の更新にあたり認知症の検査が実施されるなど、様々なところから認知症という言葉を耳にする機会が増えたことでより関心が高まってきています。

そこで認知症予防として、運動、食事、知的活動、社会とのつながりなどリスク要因に目を向ける事が大切です。
ここでは訪問看護がよく提案している知的活動の一つの脳トレーニング(脳トレ)を紹介します。人それぞれ生活背景や環境の違いがあり、得意、不得意な事も様々です。不得意な事を克服する事も良いことですが、認知症の方は得意な事を伸ばす事で脳が活性化すると言われています。クイズ・クロスワード・間違い探し・計算・漢字問題・カレンダー作り・塗り絵・編み物など・・・の提案をしています。
「クロスワードを解いているけど、これ以上は無理。だけど次のページを開けたら答えがあるから助かるのよね」と笑顔で言われた事があります。
答えを見たとしても全て埋める事の達成感があり、一緒に「こうじゃない?合ってる?」と言いながら解いていく事で笑顔が増えてきました。今からでも遅いということはありません。
少しでも認知機能の低下が進まないように、得意な分野を探してみませんか?

訪問看護 O