カテゴリー別アーカイブ: 倉敷老健

倉敷老健での看取り

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こんにちは 介護老人保健施設 倉敷老健です。
皆様、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今回は倉敷老健で行っている看取りの対応についてお話をさせていただきます。
老健は基本的には在宅復帰の施設であり、もちろんリハビリや体調管理をしながら介護者の方にも休息をとって頂き住み慣れた地域で長く過ごせる事を目的とした施設です。
しかし、超高齢化社会に伴い当老健をご利用して頂く方も、年々ご高齢の方や体調の不安定な方が増えてきています。今までも状態が悪くなった時に、すぐに病院に行くのではなく過ごし慣れた老健で看取りまでお願いをしたいというご家族の声も多くありました。

当老健では令和5年12月よりターミナルケア加算というものを算定し、医師より看取り期であると判断された場合、病状説明を実施し、ご希望される方には老健での看取りを行っています。
もちろん病院ではないので医療的にできることも限られています。しかし、ご本人・ご家族の意向を聞きながら心穏やかに過ごして頂けるように心掛けています。
今までも何名かの方を、看取り、お見送りさせて頂きました。お亡くなりになる数日前に満開の桜の木の前で、リハビリ・介護スタッフがご入所の方をリクライニング車椅子にお乗せし、介護者である旦那様と一緒に記念写真を撮りました。
ずっと仲の良いご夫婦で、大変な時期を在宅介護で旦那様が介護された上で老健に入所された方です。最後の2ショットになりましたが素敵な写真で旦那様も喜ばれ、見ているこちらも目頭が熱くなりました。

いつまでもお元気にお過ごしいただきたいという思いが一番ですが、その時期が近づいてきた時に老健での看取りが選択肢のひとつとしてご提案できる体制が整ったことは大変意義があるのではないかと思っています。

これからも、当老健でのご永眠を望まれる方に対し、人生の大切な最期を、ご本人・ご家族の気持ちにできる限り寄り添うことができたら・・・と職員一同心から思っております。

倉敷老健 介護支援専門員 主任 T

あじさいの花が咲き始めました

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梅雨入りも近く、蒸し暑い日が続いていますが体調に変わりなくお過ごしでしょうか。6月といえば梅雨、あじさいを連想する方が多いと思います。テレビでもあじさい寺などのあじさいを見られる観光スポットが放映される時期になりました。
老健内にも入所者の方が一生懸命作った飾りがたくさん掲示されており、「はや、6月じゃなあ~」と飾りのあじさいを見て梅雨の訪れを感じている方も少なくありません。

倉敷老健の玄関の横にもあじさいの花が咲き始め、入所者の方と一緒に散歩をしながら観察をしてみました。

あじさいには赤・青・紫などの色がありますが、色のベースになるのは「アントシアニン」という色素だそうです。アントシアニンは通常赤色ですが、土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると青色に変化します。従って、アルミニウムをたくさん吸収したあじさいは青色、しなかったものは赤色、その中間が紫色の花を咲かせるそうです。ちなみに、アルミニウムの溶け出す量は水の酸性度によって決まり、酸性だとよく溶け、中性~アルカリ性だとあまり溶けないとのことです。
入所者の方も興味津々で、「こっちは濃いけどこっちは薄いが~。」と、色の話をしながら観察したあじさいは赤紫とピンク色でした。まだまだつぼみも多くこれから大輪の花を咲かせてくれることを入所者も職員も楽しみにしています。

参考文献:化学に触れる学びのトレイン キャタライナー化学Q&A

倉敷老健 介護士 A・S

いよいよ新年度

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本日からいよいよ新年度となり、全仁会でも眩しい笑顔の新入職員を迎えました。
倉敷老健にも介護職員の仲間が増えました。
日差しも明るくなり窓辺はぽかぽかと暖かい陽気の日も増えて、やっと待ちに待った
春到来です。
倉敷老健の入所者様も新年から少しずつ春を迎える準備をしてきました。
2月の節分にはフェルトや綿で作った恵方巻きを飾って、たくさん福を呼び込みました。
3月のお雛様の準備では、着物の柄選びにはじまり、髪型にもこだわりながら創作に
取り組み、皆さんそれぞれ満足そうに「うちの子が一番可愛い」とできばえを褒めながら、
嬉しそうにお部屋に飾っておられました。

いくつになっても人形のように、美しさ、艶やかさ、可愛いらしさを求める乙女たち、これが若さと元気の源ですね。
まだ桜の蕾は小さいですが、今年も倉敷平成病院の駐車場にお邪魔してお花見ができるのを心待ちにしております。

倉敷老健 看護師 M.K

実習生の受入れと入所者さまの様子

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今年も2月に入り、寒い日が続いています。

昨年の2月と違うのは、コロナ感染症が5類に変更となり面会されるご家族が増えたことです。
昨年は窓越しやweb面会など行っていましたが、今年は受付で手続きをしていただけたら面会ができるようになっているためです。
(ただし面会時間、人数、年齢制限があります。詳細は「倉敷老健」にお尋ねください)
なかには毎日のように面会に来られているご家族もおられ、入居されている方が安心されている様子や笑顔も、心なしか増えているように感じられます。

最近は看護師や介護福祉士を目指す学生さんの実習も定期的に受け入れています。
「孫」と同年齢にあたる学生さんから声をかけられた入所者さんの反応は、スタッフとの会話とは違って、優しいまなざしがみられます。有資格者である私たちではできないようなことをお話されることもあり、色々な年代の人たちが福祉に関わることの大切さを、日々実感しています。

倉敷老健 N.K

にぎわいが戻ってきました~倉敷老健より~

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早いもので2023年も残すところあとわずかとなりました。
今年は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられ、それに伴い、各地でイベントや行楽も賑わうようになりました。皆さんも少しづつコロナ前の日常を取り戻しつつあるのではないでしょうか。
倉敷老健では、コロナウイルス流行前は、11月に学生さんや職員ボランティアの協力を得ながら、ご家族も招待して当施設の最大イベントである『秋祭り』を開催していました。
おでんの屋台にヨーヨー釣り、1,000本くじなどの縁日もあり、我々職員も本当に楽しみにしていた行事でしたが、コロナ禍で何年も寂しい思いをしていました。残念ながら元の規模とはいきませんが、今年はやっと10月25日にフロア毎に会場を分けて『秋祭り』が開催できました。参加された入所者様はマスクをしていてもわかるほど笑顔が溢れており、それを見ている職員もとても嬉しい時間となりました。また、11月5日に開催された『のぞみの会』では、当施設の紹介コーナーで、入所者様が一生懸命作ってくれたアクリルたわしをプレゼントして、久しぶりに施設外の方とも交流することができました。今後は、感染対策の工夫は必要ですが、ご家族も参加できる行事会が再開出来る様にしていきたいと思っています。
まだまだ油断できない状況ではありますが、ご入所者の方の健康を第一に基本的な感染対策を継続しつつ2024年はさらに良い年になるようより一層努めていきたいと思います。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

敬老の日の贈り物~倉敷老健より~

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初秋の季節となりました。コロナ禍も少しずつ落ち着き、面会が再開した中、少しでもご入所者の方に喜んで頂けるように、9月に敬老会を開催しました。
倉敷老健では、今年の記念品として、ご入所者の方皆さまにチェック柄の膝掛けをプレゼントさせていただきました。「これからの時期に使えそう」「暖かい」ととても喜んでおられました。

来年の敬老の日もご入所者の方がお元気で、笑顔いっぱいで楽しんで過ごせますように、心より皆さまのご健康とお幸せをお祈りしています。

 

倉敷老健 Y.O

日中の生活状況

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ひまわりが今が盛りだと言わんばかりに咲き誇る季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
老健の入所者の皆様は汗ばむ猛暑の気候をものともせず、一日も早い在宅生活復帰を目指し、リハビリを中心とした生活を送られています。一階リハビリ室では平行棒歩行やペダル漕ぎを行い体幹の安定や下肢筋力の維持・向上を目指した訓練をされています。このような訓練を一週間に三回以上実施していますが、皆さん意欲的に参加されています。訓練後は体の動きが良くなり、満足されているご様子です。フロアでは、午前は体操、午後は体操とレクリエーションを行っており、計算・漢字のドリルや塗り絵に取り組まれる方もいます。こちらも手指機能と認知機能の維持・向上のために実施しており、積極的に参加されています。レクリエーションでの早口言葉や歌唱は、声が揃い特に人気の内容です。これからも様々に工夫して入所者の皆様に少しでも楽しいひとときを提供していきたいと思います。

倉敷老健 T

今月の力作~倉敷老健より~

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6月も後半になり、暑い日が続いていますが、皆さんお変わりなく過ごされていますか?
さて、毎月、老健の入所者さまにその月にあった貼り絵を作成頂いております。
今月は、梅雨をモチーフに長靴や傘・かたつむりなどを色鮮やかに作成して下さいました。

私は、雨の日が続いて憂鬱な気分になった時に、この貼り絵を見て元気をもらっています。
来月はどのような素晴らしい作品が出来るのか?と楽しみにしている今日この頃です。
もう1つ、元気をもらっているのが、紫陽花を見に行くことです。

青や紫など色鮮やかに咲いた紫陽花がとても綺麗で、見ていると雨が降っていても心の中は晴れやかな気分になりますね。老健の玄関のところにもきれいな紫陽花が咲いていますので、来所時に是非見ていって下さい。
最後になりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いておりますので、しっかり水分補給を行いながら、元気に楽しく過ごしていきましょう。

倉敷老健 介護福祉士 I

 

絵画を飾りました

このたび、ご寄贈いただきました作品を倉敷老健とケアハウスドリームガーデン倉敷に設置いたしましたのでご紹介します。

絵の作者は、坪井進様といわれる方です。坪井様は岡山市北区大内田ご出身で、日展に複数回入選されるなどされています。どちらもF100(1620×1303mm)サイズの油絵です。ご縁があり、ご遺族からご寄贈いただきました。

ケアハウスドリームガーデン倉敷に飾った「広告塔のある風景」は第26回日展作で欧州の街並みを描いたものです。紅葉した木々の奥に路面電車(トラム)が走っておりその奥には洋風の建物がのぞいています。

倉敷老健へは「ヨットハーバーにて」(第33回日展作)を飾りました。これは牛窓のヨットハーバーの風景を描いたものです。雲と瀬戸内海と湾岸の平面とヨットのマストの直線が印象的です。

どちらもとても力強いタッチであるにも関わらず、自然の光のあたたかさややさしさが感じられる作品です。

ご入居の皆様の憩いの場が更に素敵な空間になりました。脳ドックセンターにも水彩画2点を飾らせていただいています。ありがとうございます。

※一般の方々の立ち入りはご遠慮いただいているエリアとなります。
秘書広報部

新人職員を迎えて

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すがすがしい若葉の季節を迎え

昨年度は、新人職員の入職がなく、寂しいと思っていましたが、今年は新たに5名の新人職員を迎えることとなりました。
コロナ禍の影響で、実習が少なかったこともあり、実際に業務に入ると理想と現実のギャップに戸惑いを感じると思いますが、社会人として、老健職員として、早く慣れてもらえるように優しく・丁寧にしっかり援助していきたいと思っています。

ここ数年は、感染対策のため研修時間を短縮したり、交流の制限を設けたりしていたので、今年は基本的な感染対策のもと、以前のような新人研修を行いました。
フロア配属も決まり、各フロアで一つ一つ業務を覚えて頑張っています。
今後は、先輩職員のアドバイスをもらいながら、ご入所の方本位のケアが出来るようになってもらいたいなと思っています。

これからの活躍を期待し、一緒に成長しながら頑張っていこうと思っています。

介護福祉士 O