月別アーカイブ: 2025年5月

【通所リハビリでの言語療法のご紹介】

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

5月も終わりごろとなり、蒸し暑い日も続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、通所リハビリでの言語療法について紹介したいと思います。当通所リハビリには2名の言語聴覚士が在籍しており、ご利用の方へリハビリを提供しています。ところでみなさんのなかには「言語聴覚士」という職種に聞き馴染みのない方もいらっしゃるのではないでしょうか。言語聴覚士は障害をお持ちの方に言語療法を行い、機能の回復を図っていきます。

言語療法とは、①言語障害(失語症)、②喋ることや飲み込みの障害(構音・嚥下障害)、③脳の働きの障害(認知・高次脳機能障害)がある方を対象として、訓練や指導・援助などを行っています。それぞれの障害によって症状や訓練内容は異なりますが、当通所リハでは「機能低下を予防し、自分らしい生活を送ることができる」を目標に支援させていただいています。ここからは、具体的な症状や訓練内容をご紹介していこうと思います。

○失語症
脳の損傷を原因に言葉を聞いて理解することや話すこと、文字を読んだり書いたりすることが難しくなることがあります。失語症の症状や程度は様々です。訓練として、絵が描かれたカードやプリントを使用して、言葉を聴いて理解する練習や文字を読んで理解する練習、物の名前を答える・説明する練習を実施しています。

○構音・嚥下障害
病気や加齢が原因で発声発語器官(口や舌、喉など)の筋力低下や麻痺が生じ、喋りにくさや飲み込みにくさ、食事でのムセ等の症状が見られます。訓練として、舌を動かす練習や筋力強化、パタカラ体操、早口言葉などの練習を実施しています。また、適宜ご利用の方のお食事の様子を確認し、安全に食事が行える方法や食事形態等について検討し、必要に応じてご家族様への情報提供を実施しています。

○高次脳機能障害
病気や事故などによる脳の損傷が原因で注意力や思考力の低下、感情のコントロールが難しい、物事を計画的に行うことが難しいといった症状が見られることがあります。この高次脳機能障害は「目に見えない症状」であるためご家族様や周囲の方も気づきにくいことがあります。訓練として、プリントやトランプ、積み木などの物品を使用した練習を実施しています。

このように1対1での個別リハビリを実施しています。また、個別リハビリ以外にも口腔機能や嚥下機能の低下の疑いがある方に対し、定期的に嚥下機能の評価や自主トレーニングの指導等も実施しています。ご自宅での生活で気になることや飲み込みのことで困っていることなどあれば、お気軽にご相談ください。

倉敷老健通所リハビリテーション 言語聴覚士 S.H
倉敷老健通所リハビリテーション 電話  086-427-1192

写真はイメージです。(写真AC)

「第38回 ひまわり号」医療スタッフとして参加して

カテゴリー: 医師, お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

令和7年5月25日(日)、JR倉敷駅発の貸切列車「ひまわり号」が、尾道への日帰り旅行として運行されました。ひまわり号は、外出の機会が少ない障がいのある方々とそのご家族に、旅の楽しみを届けたいという思いから始まったもので、今年で第38回を迎える歴史ある福祉行事です。

当日は、抽選で選ばれた障がい者の方52名とご家族、ボランティアら計177名が参加し、晴天のもと笑顔あふれる一日となりました。救護班として、倉敷平成病院から医師1名(脳神経内科 涌谷陽介医師)と看護師2名が同行しました。個人としてのボランティア参加の職員は複数名います。

私たちの担当されたグループでは幸いにも体調を崩される方はおらず、特別な医療処置を行う場面はありませんでしたが、安心して旅を楽しんでいただけるよう、終始見守りを行いました。

列車内では、レクリエーションとしてじゃんけん大会や歌の時間もあり、ボランティアも参加者も一緒に大いに盛り上がりました。尾道の坂道では、高校生ボランティアが車椅子を引いてお手伝いする姿も見られ、「若い方の助けがあるからこそ、こうして来られるのよ」とご家族から感謝の声も聞かれました。

参加して感じたのは、ボランティアの年齢層の幅広さと、それぞれの温かい支援がこの活動を支えているということ。そして、参加者全員が自然と笑顔になれるような、誰一人うつむくことのない素敵な時間を共有できたことの感動です。

今回、医療班としての参加を通じて、地域とのつながり、そして支え合うことの大切さを改めて実感しました。私たちも、医療機関としての役割を超えて、地域の笑顔を支える存在でありたいと願っています。

倉敷平成病院 看護師 N・K

地域のテレビニュース(OHK)でも紹介されました。

満開の紫陽花を楽しみに・・・

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

老健入所では春から初夏頃の気候の良い時期には、ケアの一環として敷地内での屋外散歩に出かけ気分転換を図っています。

倉敷平成病院の桜見学で春を満喫した後も、老健の玄関脇の花壇でサツキやツツジ,花菖蒲,紫陽花が咲いて季節を感じさせてくれます。


今は蕾だった紫陽花がようやく咲き始め、満開になるのを楽しみにしています。

老健入所 リハビリ職員D

【株式会社セレマ様よりご寄贈いただきました】

カテゴリー: 看護部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、株式会社セレマ様より、今年の4月に入職した新人看護師に対して、バインダーファイルやハサミなど、看護業務に役立つグッズをプレゼントしていただきました。
4月23日(水)に看護部を代表して岡本看護部長が贈呈品を受け取り、新人看護師全員にお渡しいたしました。

温かいご支援とご厚意に、心より感謝申し上げます。
セレマの皆様、誠にありがとうございました。

広報課 Y

失語症の日イベント「第2回 岡山県サロン合同交流会」開催のご報告

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

毎年4月25日は、「し(4)つ(2)ご(5)」の語呂合わせから「失語症の日」とされ、全国各地でさまざまな関連イベントが行われています。岡山県ではその一環として、4月27日に「第2回 岡山県サロン合同交流会」を倉敷平成病院にて開催しました。

本交流会には、岡山市・倉敷市・総社市・玉野市・笠岡市・津山市など県内8つの地域で活動する失語症サロンが参加。失語症当事者やそのご家族、意思疎通支援者、言語聴覚士など約80名が集まりました。

当日は、各サロンによるポスター発表、グループ交流会、コーラス鑑賞といった2時間のプログラムを実施。ポスター発表では、当事者やご家族が、発症前の生活や失語症を受け入れるまでの心の葛藤、社会に対するメッセージなどを自身の言葉で発信され、会場からは深い共感と温かい拍手が寄せられました。

またコーラス鑑賞では、音楽療法のボランティア講師の伴奏にあわせて、懐かしい歌をくちずさんだり楽器を奏でたりと、会場は笑顔と歌声に包まれました。失語症があっても歌だと言葉がでてくる場合もあります。歌を通して心が通い合う、そんな力強い瞬間が随所に見られました。

今回のイベントには、山陽新聞、毎日新聞、テレビせとうちの各社にも取材いただき、地域における失語症支援の重要性を広く発信する機会となりました。

倉敷平成病院では今後も、失語症をはじめとする言語障害に向き合い、医療と支援の両面から、地域に根ざした活動を続けてまいります。

倉敷平成病院 言語聴覚士 副主任 H

※許可を得て写真を掲載しています。

歯1本の価値は約100万円?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

突然ですが、質問です。歯1本の価値はいくらだと思いますか?
実は、専門家の見解によれば、歯1本の価値は約100万円ともいわれています。

歯科医師への調査では、永久歯1本の価値が平均104万円とされています。これは、むし歯や歯周病で歯を失ったときの治療費だけでなく、食事や会話など日常生活の質(QOL)を落としてしまう影響を考慮した数字です。また、交通事故で歯を全部失ってしまった場合は、後遺障害の慰謝料が約2800万円(100万円×28本)になるという話もあります。過去には不要な抜歯に対して1本150万円の損害賠償が認められた裁判事例もあります。
これらの数値から、単純に「歯1本の価値は約100万円」という言い方をすることはありますが、実際には歯の役割や重要性はお金では測り切れないほど大きいのです。

では、なぜ歯にはそれほどの価値があるのでしょうか。歯は食事をしっかり噛んで楽しむためだけでなく、発音や見た目の印象にも関わります。さらに、歯周病が全身疾患(糖尿病や心疾患など)に影響を及ぼす可能性も指摘されており、口の健康はそのまま体全体の健康にもつながります。

しかし、歯を失って初めて「もっと早くケアしておけばよかった」と後悔する方も多いのが現実です。歯を守るには、1. 定期的な検診やクリーニング、2. 正しいブラッシングや歯間ケア習慣、そして3. 生活習慣の見直し(だらだら食いや喫煙など)が重要です。また、異常を感じたら早めに歯科を受診することも忘れてはなりません。

歯はお金では代えられない、大切な身体の一部です。歯を大切にすることは、「将来の自分への投資」といえます。当院の歯科では、皆さまがいつまでも自分の歯で食事し、笑顔で過ごせるようサポートしてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

「 画像はAI(ChatGPT + DALL·E)によって生成されたオリジナルイラストです(制作:2025年4月、使用目的に応じて生成)」

歯科医師 N

船穂ワイナリーへおでかけしてきました~グループホームのぞみ~

こんにちは、グループホームのぞみです。

5月とは思えないほどの真夏日が続き、汗ばむような陽気となってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 グループホームのぞみでは、5月10日と17日に船穂ワイナリーへお出かけしました。名物のソフトクリームを味わった後は、色とりどりのパンジーや満開のバラが咲く花壇をゆっくりと眺めながら、心癒されるひとときを過ごしました。お腹も心も満たされ、皆さま笑顔で心地よい気分のまま帰路につかれました。

 これからも体調管理に十分配慮しながら、皆さまが毎日を楽しく健やかに過ごせるよう、スタッフ一同努めてまいります。

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみ T.R

【第35回日本臨床工学会参加報告】

カテゴリー: 臨床工学科 | 投稿日: | 投稿者:

第35回日本臨床工学会が「臨床工学の進歩と調和」をテーマに、令和7年5月17日・18日に大阪府大阪市大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催されました。当院からは臨床工学技士(CE)2名が座長および発表として参加しました。

髙須賀は座長として公募企画「ニューロモデュレーションという新たな業務~植込み型心臓デバイスの次はこれだ!」を行いました。基調講演として日本定位・機能神経外科学会前理事長である上本町ふるえと頭痛・脳神経クリニック院長平林秀裕先生にご登壇して頂きました。平林先生は「神経難病への挑戦:ニューロモジュレーション療法とは」と題して、脳深部刺激療法(DBS)を受けた患者動画や神経ネットワーク、脊髄刺激療法(SCS)の概要についてわかりやすく講演して頂きました。その後CE業務紹介として、SCS業務を釧路三磁会病院、DBS業務を国立病院機構宮城病院より講演を行いました。

講演後は聴講者とのディスカッションを行いました。質問があり、業務を行う上での教育や勉強方法、業務の携わり方など、悩みや疑問点を共有することができ、限られた時間で充実した内容となりました。
大会2日目の朝早いセッションにもかかわらず、多くの聴講者がいたことはとてもうれしく、CEが携わる施設が多くいたことを伺うことができました。
樽井副主任は一般演題「パーキンソン病の脳深部刺激療法における刺激条件方法の検討-脳局所フィールド電位法とコンタクトスクリーニング法の比較-」を発表しました。DBSの新たな刺激方法であるaDBSをどのように活かすべきか、スクリーニング方法の比較検討した研究内容を発表しました。

日本臨床工学会はCEが携わる学会の中では一番の規模です。発表以外にも様々な内容について勉強することができました。さらに、全国のCEが一堂に集まるため、親睦を深めることができました。日本臨床工学会は業務指針作成や診療報酬獲得に繋がる可能性があるため、座長や発表は大変貴重な機会となりました。今後も院内外での活動を精力的に実施していきたいです。

臨床工学科 主任 T

※ 学会会場内の写真撮影は禁止されており、会場外の写真のみとなっています。

【第35回日本臨床工学会公募企画セッションのご案内】

皆で庭のお手入れ~草取りをしました~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

ケアハウスドリームガーデン倉敷でにはお部屋や廊下の窓から眺められる中庭を敷地内に設けています。
4つに分かれたこの庭を『四季の庭』と呼んでいます。
それぞれ植木や花で「春・夏・秋・冬」を表現しています。春の庭にはハナミズキ、夏の庭にはスイカやトマトの鉢植え、秋の庭には紅葉、冬の庭には梅の木など季節ごとに楽しめるようになっています。

が、しかし、お世話をしないとこの通り! 雑草の生命力はすさまじく、草取りをしてもしてもまたすぐにボウボウです。

庭師をされていたご入居の方が時間を見つけてはお世話をしてくださっていましたが、なかなか追い付かず、日中の暑さも増して来たので今のうちにと思い、他のご入居の方々にもご協力いただいて、草取りをしました。

「膝が悪いのよ」「腰が痛くなるね」など言われながらもお手伝いしてくださいました。黙々と一心不乱に雑草と戦っている方、仲の良い方同士でおしゃべりをしながら時々手が止まっている方(笑)、皆様のおかげでアッと言う間にきれいになりました。ご協力ありがとうございました。
きれいになった中庭を眺めながら、お茶を一服。穏やかな時間が過ごせるといいですね。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 Y

 

【第76回中国高等学校ハンドボール選手権大会 帯同報告】

2025年5月9日(金)~11日(日)にジップアリーナ岡山にて開催された「令和7年度 第76回中国高等学校ハンドボール選手権大会」に、当センター副センター長の小畑(PT・AT)と小亀(PT)がトレーナーとして帯同しました。

小畑は岡山県立玉野光南高等学校、小亀は岡山県立倉敷天城高等学校の女子ハンドボール部をそれぞれ担当し、試合前および試合中における外傷・障害への対応として、テーピングや応急処置などのトレーナー業務を行いました。

今後も、選手たちが安心して競技に集中し、持てる力を最大限に発揮できるよう、現場でのサポートを継続してまいります。

スポーツリハビリテーションセンター K

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糖尿病療養指導士による運動のススメ~ 雨の日は 部屋でゆっくり ストレッチ ~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

九州南部が梅雨入りしました。これから雨が多くなりますね。

屋外スポーツやウォーキング習慣がある方にとって、梅雨は運動継続が難しい時期です。
そこで今回は、部屋で簡単にできるストレッチをご紹介します。雨の日の運動継続の一助になれば幸いです。

●ストレッチの効果

ストレッチは筋肉を柔らかくしてくれる為、ケガの予防につながると言われています。
他にも血行促進による疲労回復作用があるそうです。精神的なリラックス効果やストレ ス軽減などの報告があり、雨の日にじっくりストレッチすることをおすすめします。

●ストレッチの注意点

・ 1日1回・20秒・1セットからはじめましょう。余裕があれば徐々に時間や回数を増 やしていきましょう。

・ 呼吸は止めないようにしましょう。

・ 弾みをつけず、ジワジワ伸ばしましょう。

・写真の赤線の部分が軽く伸ばされる感じ、気持ちよい感じでキープしましょう。

・写真の赤線の部分以外が痛むときは中止してください。

・ 無理のない範囲で行いましょう。

●ストレッチの紹介

◇ 手首~うで のストレッチ

できるだけ手のひら全体をテーブルに付けましょう。


◇ 体幹筋 のストレッチ

前かがみにならないよう気を付けましょう。
片手を床に付けましょう。体が安定し、ストレッチしやすくなります。

◇ 太もも裏がわのストレッチ

慣れてきたら少しずつ浅く腰を掛けましょう。

◇ すね裏のストレッチ

慣れてきたらタオルを短めに持ったり、小指側のタオルを少し強めに引きましょう。

糖尿病療養指導士 理学療法士 H

 

 

面会時間を活用して

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

新年度がスタートし1ヶ月半。新緑の木々やさわやかな風に清々しさを感じる時期になりました。連休も終わり、疲れは溜まっていないでしょうか。

私は現在、回復期リハビリテーション病棟で勤務をしています。コロナのみでなく感染症が少し落ち着き、病院の面会制限も緩和が進んでいます。
コロナ禍ではゆっくり面会して頂くことが難しい期間もありましたが、現在はご家族にリハビリの様子をゆっくり見学して頂くことが出来るようになってきました。
「話を聞いて想像していたより、動けるようになっていてびっくりしました。」
「一人でこのくらいトイレに行けるようなら、元の施設に戻れるんじゃないかなって思います。」など、退院先は自宅や施設等様々ですが、患者さんの様子を見て頂いたり、実際に介助をして頂くことで、状態の理解や退院後の生活を想像する良いきっかけになっているなと日々感じています。

一人の患者さんにたくさんの職種が関わらせて頂いています。
各職種がしっかりと各々の責任を果たしていくことはもちろんですが、患者さんの全体像を把握して関わらせて頂くことで、面会時間に患者さんの状態の説明がより具体的に丁寧に行えると考えています。

そのためには日頃から職員間のコミュニケーションが必要不可欠です。職種や年代などの垣根を越えて、患者さんにより良い医療を提供できるよう、良い雰囲気作りができるよう務めていきたいと思っています。

面会に来られた際には、分からないことや不安なことなど、お気軽にスタッフにお声かけ頂ければと思います。

暦の上では夏に入ったところです。ご無理なさらずご自愛下さい。

リハビリテーション部 回復期リハビリテーション病棟 作業療法士 O

※画像はイメージです(写真AC)

端午の節句

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

季節も新緑の眩しい5月となりました。気温も上昇し過ごしやすくなりました。
さて、5月と言えば端午の節句、端午の節句は五節句の中で唯一祝日(5月5日こどもの日)として残っています。男の子の健やかな成長を祈願し、五月人形を飾ったり、柏餅など食べてお祝いします。グランドガーデン南町でも端午の節句をお祝いし、人形やテリーベアを飾り付けました。

季節ごとに飾ることで,その季節をしっかり感じて頂き、懐かしい思い出など入居者に感じて頂ければ幸いです。また、面会のご家族も季節の飾り付けを楽しんでおられ声をかけて頂くなど交流の一環ともなっています。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが皆様の健康をお祈りいたします。

グランドガーデン南町 M

 

 

岡山県内すべての小学5年生に配布される『岡山県のおしごと本2025』に当院 作業療法士 西科長が取材協力】

岡山県のおしごと本』は、岡山放送株式会社(OHK)が発行する岡山県内すべての小学5年生(約16,000人)に配布されるキャリア教育教材です。 子どもたちが将来の進路を考えるきっかけとして、地域で働く大人たちの姿を紹介することを目的に、岡山県教育委員会を通じて配布されます。
2025年版では、「作業療法士(OT)」のお仕事紹介として、岡山県作業療法士会のご推薦のもと、当院リハビリテーション部  作業療法士 西科長が取材を受けました。取材では、作業療法士の魅力ややりがい、リハビリテーションを通じた患者さんとの関わりなどについて、お話しさせていただきました。

未来を担う子どもたちが「医療の仕事って素敵だな」「地元で誰かの役に立ちたい」と思ってもらえるきっかけになれば幸いです。発行は2025年秋の予定です。私たちも今から完成が楽しみです。

これからも倉敷平成病院は、地域の皆さまと共に歩み、未来を担う人材育成にも積極的に関わってまいります。

倉敷平成病院 広報課

#倉敷平成病院 #岡山県作業療法士会 #岡山県のおしごと本 #リハビリテーション #作業療法士 #医療職 #地域を担う #未来を担う #子供たちに伝えたい

「福祉用具レンタルカタログが出来ました」

毎年、福祉用具のレンタルカタログはリニューアルされていますが、今年も完成しました!
今回は①手すり②歩行器③車いす④車いす付属品⑤特殊寝台⑥特殊寝台付属品(テーブル、移乗用具)⑦体位変換器⑧認知症老人徘徊感知機器の種目で新しく取扱いが出来るようになった商品が増えました。
 カタログの内容も商品の特徴や設置例も掲載していて、さらに見やすくなりました。
実際に見て、触って、試すことが出来るので、気になる商品があればお気軽にご相談ください。福祉用具専門相談員が商品の使い方や特徴を分かりやすくご説明致します。
電話 086-427-8451

ヘイセイホームヘルプステーション 福祉用具 O

【令和7年度 倉敷平成病院リハビリテーション研修会 開催報告】

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

4月26日(金)・27日(土)の2日間にわたり、福島県立医科大学 保健科学部 准教授の阿部浩明先生を講師にお迎えし、「脳卒中片麻痺患者の歩行再建」をテーマにリハビリテーション研修会を開催しました。

1日目は、筋電図や研究データをもとに、歩行に関わる神経機構や装具療法の最新知見を、豊富な治療事例とともに解説いただきました。2日目には、病院や地域との連携体制の構築に関する講義と、長下肢装具を使用した実技指導も行われ、より実践的な学びの場となりました。

参加者は定員30名が満席となり、当院スタッフを中心に、岡山県内外(広島県・島根県など)の医療従事者も多数参加され、活気にあふれた充実の研修会となりました(内訳:当院23名、外部7名)。

今後も本研修で得た学びを日々の臨床に活かし、脳卒中リハビリテーションの質向上と、患者さんのよりよい生活の実現を目指してまいります。

倉敷平成病院 理学療法士 N.N

#倉敷平成病院 #倉敷 #病院 #リハビリテーション研修会 #脳卒中片麻痺患者の歩行再建 #阿部浩明先生 #歩行早期トレーニング #リハビリの質を高めよう

 

地域とつながる時間 「郷の会」さんの訪問

4月23日に、「郷の会」さんが来所されました。

華やかな舞踊や、巧みな技が光る南京玉すだれ等を披露してくださり、ご利用の皆様も笑顔いっぱいで楽しまれていました。「久しぶりにこんなに笑った」と喜ばれる声も聞かれ、心温まるひとときとなりました。


今後も、地域の皆様とのつながりを大切にしながら、こうした交流の機会を続けてまいります。
5月は21日と28日、6月は11日にボランティアの方の来所を予定しております。

ケアセンターショートS

患者さんのことを第一に考えリハビリを提供

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

入職し1年がたち、職場には後輩も入職してきました。

入職1年たった今でも、仕事内容や、リハビリを提供する上での技術など、わからないことも多くありますが、後輩のことをよく気にかけてくださる先輩方に助けていただきながら、日々精進しています。職場には優しい先輩方ばかりで、わからないことに対しては、仕事の合間を縫い、時間を作り、言葉だけではなく実際に行う治療の様子の見学や、ポイントなどを詳しく教えていただけたりなど、丁寧に指導いただいています。また、当院では、治療について相談しやすいよう、同職種内で情報共有する時間もあり、より質問・相談しやすい環境下でリハビリを提供することが出来ています。

当院のPT科では積極的な勉強会が行われていることに加えて、勉強会で取り上げてほしい内容についても案を出すことができ、より実際の現場で役立つとこについて学ぶことも出来ます。また、院外から先生をお招きして、外部のリハビリ職の方々も参加される研修会も積極的に開催されており、当院のPT科の先輩方が多く参加されていることから、勉強する機会を多く得ることが出来ています。

その後のリハビリでは実施することの難しさもありますが、わからないことがあっても、研修会に参加されている先輩方が多くおられるため、新しい発見や効果の体験を得ることができています。

理学療法士2年目となり、職場や仕事内容にはなれてきましたが、日々自己研鑽を怠ることなく、患者様のことを第一に考え、リハビリを提供していきたいと思います。

リハビリテーション部 理学療法士 T

5月17日は「高血圧の日」~血圧を気にしていますか?~

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

皆さんは「高血圧の日」という日があることをご存じでしょうか?
毎年5月17日は「世界高血圧デー:World Hypertension Day」として、世界中で高血圧の予防と管理の大切さについて呼びかける日となっています。日本でも2008年から日本高血圧学会が中心となり、この日を「高血圧の日」と定めています。
「ちょっと血圧高いかも…」という方、「まだ若いから大丈夫!」という方も実は注意が必要です。高血圧は脳卒中や心臓病、腎臓病など、様々な病気のリスクを高めると言われています。高血圧は自覚症状がほとんどないまま進行し、気づいた時には重大な病気にかかっていることも…!!!そのため、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。ぜひこの機会に自分の血圧を見直してみましょう。

★高血圧治療ガイドラインで定められている血圧目標値および至適血圧値
75歳以上の方         150/90mmHg未満
                →可能であれば140/90mmHg未満を目標に!!
75歳未満の方         140/90mmHg未満
■高血圧予防のために自宅でもできる5つの習慣

① 塩分は控えめに
・低塩の調味料を活用する
・汁物には野菜をたくさん入れる
→野菜に多く含まれるカリウムはナトリウムを体外に排せつし、高血圧予防になる
・調理法を工夫する(焼き目をつけて香ばしさup等)

② 毎日少しずつ運動
・1日20~30分の散歩
・テレビを見ながら足踏み、ラジオ体操も◎

③ 規則正しい生活
・お昼寝しすぎない(30分以内が適切◎)
・食事の時間を一定にする

④ ストレスをため込まない
・家族や友人との会話を楽しむ
・好きなことや趣味を楽しむ時間を設ける

⑤ 血圧を測る習慣を
・朝など決まった時間に測定する
・血圧の数値を記録しておく

できることから少しずつ始めることが大切です。日々の健康づくりに役立てていただければと思います。
訪問看護 S
イラスト:イラストAC

【脳神経外科 佐々田部長が倉敷平成病院で手術を実施しました】

カテゴリー: 臨床工学科, 医師, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年4月中旬、脳神経外科部長の佐々田晋先生が、倉敷平成病院にて専門とされる脊髄・脊椎領域の手術を行いました。

佐々田先生は、4月1日の着任前から当院を訪れ、手術室や放射線部の見学、オペ室スタッフとの綿密な打ち合わせを重ね、万全の準備を整えてこられました。

手術当日は、医師、看護師、臨床工学技士、放射線技師が各々の役割を担い、初めての手技ながらも円滑に手術を終えることができました。

今後も、安心して手術を受けていただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。

佐々田晋先生は、倉敷市ご出身で、脊椎脊髄外科をご専門とされています。今年4月に岡山大学脳神経外科より当院に着任されました。

今後、「脊髄・脊椎疾患の治療センター」の開設も予定されており、腰痛や手足のしびれ、握力低下、スポーツ障害など、多岐にわたる疾患に対応してまいります。

お悩みの症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

臨床工学科・広報課

#倉敷平成病院 #脳神経外科 #脊髄手術 #脊椎手術 #チーム医療 #佐々田晋医師 #臨床工学技士

 

不調は邪気のせい??

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

冬が終わり、春が訪れ、夏が始まろうとしています。今年になってから寒暖差が激しくて季節や、気温にかなり振り回された方が多いのではないのでしょうか。
こういった季節や、気温の変化は我々の身体に影響を及ぼします。

寒さ、暑さ、湿気、風、乾燥など、どれも身近に存在していますが、これらの要因がご自身の身体を悪くしてしまっている経験をしたり、イメージできる方が多いのではないでしょうか。
これを我々は「邪気」と呼び、患者さんを施術するにあたり無視できない存在になります。
元気であれば邪気には負けずに侵入されにくく打ち勝つことが出来るのですが、元気が無くなっていたり、忙しさや油断により気が抜けてしまっていたりと、邪気の侵入に対して防御が出来なくなってしまい身体は不調に転じてしまいます。
例えばですがこれからの季節、暑さと湿気が邪気として皆さんを襲ってきます。簡易的にはなりますが、暑さでのぼせたり、湿気で身体がだるくなったりとイメージしやすい症状が出てきます。
毎年これからの時期に不調になる方はこのような要因も原因として考えなければなりません。
鍼灸院での施術は侵入された邪気に対するツボや、邪気に侵入されないように身体を作っていく「未病」という考えもあります。一年間通して健康でいたいという思いはあれど毎年一定の時期、一定の季節に悪化する症状があるのであればもしかしたらそれは邪気のせいかもしれませんね。
気になる症状などあればぜひヘイセイ鍼灸院にご相談ください。

ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 shima

イラスト:イラストAC

第2回倉敷ニューロモデュレーションセンターパーキンソン病患者説明会開催のご案内

このたび、2025年6月28日(土)14時~15時30分 で第2回パーキンソン病患者説明会を開催いたします。
説明会チラシPDFはこちら

開催形式
会場(定員50名)とZoomによるハイブリッド開催です。

会場:倉敷平成病院 会議室

会場参加申込フォーム:(※リンク)

パーキンソン病患者説明会 参加申込フォーム

 

Zoom参加申込フォーム:(※リンク)

医師・看護師・リハビリスタッフ(理学療法士・言語聴覚士)が、専門的な立場から患者さまに役立つ情報を分かりやすくお伝えいたします。
また、事前にお寄せいただいたご質問にお答えする「質問コーナー」も予定しております。ぜひこの機会をご活用ください。

昨年2024年の開催の様子

お問い合わせ先
地域医療連携センター(直通) TEL:086-427-6550

 

五月病

新年度が始まって一ヶ月が経過しました。新しい仲間が加わり、フレッシュな風が舞込んだり、環境が変わった部署もあったかと思います。新入職員が新しい職場に少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。そんな中GWもある5月でよく口にされるのが「五月病」というワードです。
五月病と言われ始めたのは、1961年にアメリカの医師会が、入学から一ヶ月ほど経過した大学生に見られる無気力、無関心など軽いうつ症状を報告したことから始まるそうです。ストレスが原因となって肉体的・精神的に様々な不調が起こります。新生活を始めて落着いてくる5月あたりに発症することから一般的に「五月病」と呼ばれています。

誰にでも起こり得るものですが、日常的なセルフケアによって予防することも可能です。ストレスを溜め込まないよう、リフレッシュする時間を設けることも大事になってきます。
地域医療連携センターにも新たな仲間を迎えることができました。先輩職員として仕事でのフォローや声掛け等も行いながらサポートできたらと思っています。地域医療連携センターには1年目からベテランの社会福祉士まで、入院外来を問わずご相談に対応させていただきます。お気軽にお声かけください。

地域医療連携センター A

イラスト:イラストACより

研修会 「膝前十字靭帯および半月板損傷の術後リハビリテーション」開催報告

2025年4月20日(日)、大阪電気通信大学 木村佳記先生を当院にお招きし、「膝前十字靭帯および半月板損傷の術後リハビリテーション」をテーマに研修会を開催いたしました。

午前の講義では、膝関節の機能解剖や手術方法、術後のリハビリテーション、そしてスポーツ復帰までの流れについて、数多くの論文や研究結果をもとにご講演いただきました。
午後は、木村先生が考案された膝関節に対して安全かつ効果的なトレーニング法について、実技を交えながらご指導いただきました。
参加者は、筋肉痛になるほどのトレーニング効果を実感できる大変有意義な1日となりました。
本研修で得た学びを、明日からのリハビリ診療にしっかりと活かしてまいりたいと思います。

スポーツリハビリテーションセンター H

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