月別アーカイブ: 2024年2月

接遇勉強会を開催しました

カテゴリー: 事務部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

2024年2月26日(月)にわかりやすいやさしい医療推進委員会主催の接遇勉強会を開催いたしました。

今回は、「電話応対」をテーマに、日本接遇教育協会理事のうぐ森まる美先生にご講演いただきました。

電話のかけ方・受け方の基本的なポイントや、印象のよい応対に効果的なクッション言葉や正しい言葉遣いについてご教示いただきました。
また、事例研究にて先生からアドバイスもいただき、日頃の電話応対を見直すきっかけにもなりました。

「電話は声だけが頼りであり、電話応対ひとつで病院や施設の印象も決まってしまうため、ホスピタリティの精神で患者様と向き合うことが大切」という言葉が印象的でした。

今回の勉強会で、改めて医療現場における電話の重要性を感じることができました。学んだ知識を実践に活かして、全職員が気持ちのよい電話応対ができるよう努めていきたいです。

わかりやすいやさしい医療推進委員会 事務局 H

CCC!

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナ感染症が減少すると、待っていましたといわんばかりにインフルエンザが台頭するようにウイルスは感染力の強弱に左右されています。季節外れのアデノウイルスもまた・・・。約100年に一度の割合でウイルスや細菌感染症がパンデミックになると予測されています。この次の実態はよもやの人工ウイルスかもしれません!

さて、ドックセンターは来年度の新体制へ向けて準備をしています。ドックシステムを支えるハードやソフト面のスペックが上がり、以前よりも迅速性や効率性が向上する予定です。
また、新オプションや検査項目の見直し・追加をし、多様な要望にお応えできるように取り組んでいる段階です。結果報告書作成業務の効率化も期待できます。
しかしながら、結果報告書は多くの人が関わって作成されています。人が介在するほどエラーが発生してしまいます(ヒューマンエラー)。
これを少しでも低減していくには人が出来るだけ介在しないシステム作りが必要になってきます。これがある意味唯一の改善ポイントであると考えています。コンピューターの発展の一端はここにあります。
何れにせよ、業務の効率化や合理化を追求し、その分の余力でより丁重なおもてなしをして受診される方の満足度に繋がれば誠に喜ばしいと思います。

私たちは先見の明を持って、物事に向かう姿勢とそれを実践してみることが肝要であると思っています。
温故知新は非常に大切なことです。一方で、旧態依然とした考えや行動は何の進歩も進化もしません。ましてや、現状維持どころか衰退の道を歩むことになるでしょう。そして、あらゆる場面において本当に正当な対応や対処は何かを見定める力(眼力)とそれを遂行する勇気と根気が必要だと考えます。

Creative challenge to Change!(CCC!)諦めることなく挑んでいきましょう!
全仁会の理念は「救急から在宅まで・・・」ですが、「予防そして救急から在宅まで・・・」と謳っても良い時期ではと心の中で勝手に思っています。
来年度もどうぞ宜しくお願いします。

脳ドックセンター 光源頭

季節を感じるお食事 手作りカードを添えて ~ ピースガーデン倉敷 ~

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

早いもので2024年も2ヶ月が過ぎようとしています。
少しずつ日差しが春めいてきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

ピースガーデン倉敷の管理栄養士として、食事がマンネリ化しないように、生活の一部として楽しんでもらえるような献立作りを心がけています。
また、旬の食材を使ったお食事を通して季節を感じていただき、毎月の行事食などその月にちなんだお食事を提供させていただいています。

施設での生活は室温や湿度が管理され、快適に過ごしやすい半面、季節感を感じる機会が少なくなってしまいます。日頃忘れがちな季節感を感じられ目でも楽しんでいただくために何かできないかと…。

毎月第2火曜日の「お誕生日食」、その月のご入所の方々、ご利用の方々のお誕生日をいつもよりは少し豪華なメニューでお祝いさせていただいています。
そのお膳に「目でも季節を感じていただけたら…」と、その月に咲く代表的な花を折り紙で作ったカードを添えています。
今月は2月6日がお誕生日食の日でした。「梅の花が咲く季節ね!」、「素敵なカードね。」、「まぁ、きれい!もらってもいいの?!」と手に取って喜んでくださる方々。
お話が難しくなっておられるご入所の方には職員が「梅の花のカードですよ」とお見せすると、にこやかな笑顔を見せてくださいました。
小さなカードを見て、季節を感じていただけた瞬間の出来事です。

月に一度の小さなカード一枚でも喜んでくださると、とても嬉しい気持ちになります。
2023年4月から始め、来月でちょうど一年になり、12枚のカードが揃います。

今では、皆様の喜んでくださる笑顔を想像しながら、「折り紙で何の花を作ろうかなぁ」と、カード作りを楽しんでいます。

地球温暖化による気候変動が、日本の四季にも影響を与え、極端な現象が増える一方で、快適な気候が少なくなってきています。まさに、日本の「四季」が「二季」になっていくかもしれません。
日本特有の四季「春夏秋冬」、その季節にしか咲かない花を折り紙ではありますが、旬の食材を使ったお食事とともに、これからもお届けしていきたいと思います。

 

ピースガーデン倉敷 管理栄養士 NO

グループホームのぞみ 早出職員の1日紹介(午前中)

こんにちは グループホームのぞみです。
立春を迎え春到来ですね。これから暖かくなってくるのが楽しみです。

グループホームのぞみの職員の勤務形態は、早出・遅出・夜勤の3種あります。
今回は早出職員のある1日を2回に分けてご紹介します。

朝、出勤したらすぐに、ご入居の方の様子をパソコンで情報収集し体調確認をします。状態を把握することで、より安心安全に過ごしていただける準備が整います。
体調確認した後は、ご入居の方にしっかり目を覚まして、食事を安全に召し上がっていただけるようにラジオ体操と嚥下体操を行います。
朝食後は朝活の時間です。脳活性を図る為に計算問題や数字並べに取り組まれるお手伝いをします。
10時頃からお楽しみのコーヒータイムです。皆様の好みに合わせ、お茶、カルピス、コーヒー等を準備します。中にはご自分でコーヒーをドリップして飲まれる方もおられます。一度にご紹介しきれないので、来月も引き続きご紹介させていただきます。

ピースガーデン倉敷 グループホームのぞみ M.F

『家族教室』Web配信

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

皆さまこんにちは!久しぶりのブログ執筆ですが、今回は家族教室について運営の側からお話してみようと思います。

これまで当院の家族教室は、認知症の方を介護されているご家族の方を対象に、月1回ずつ各専門職からの講義を行っていました。コロナの流行により長らく中止していましたが、WEB配信というかたちで昨年11月から家族教室を再開しました(今クールの募集は終了しました)。
WEB配信では、月に1種類ずつ、計5本の動画を視聴していただいています。現在4本目の動画を公開しています。受講された方の感想(一部脚色しています)を拝見すると、「今までの出来事が納得できた」「(本人と話す時は)ゆっくり話すように心がけようと思った」などの言葉を目にしました。

外来でご家族のお話をうかがっていると、「本人とどう接したら良いのか、どう対応したら良いのか」との質問をしばしば受けることがあります。限られた時間でのやり取りということもあり、十分にお答えすることができずもどかしく思うこともありました。
普段は“検査”というかたちでご本人・ご家族と関わることがほとんどですが、日々の生活の中でお役立てできていることがあるのだと実感し、とても嬉しく思っています。また個人的なことですが、コロナ禍最初の年の入職だったこともあり、家族教室を経験できていないままでしたので、今回運営に携わって私自身勉強になった点がたくさんありました。

次回の家族教室開催については、改めてご案内予定です。当事者の方々を含め、たくさんの方に興味を持っていただけると嬉しいです。

認知症疾患医療センター 公認心理師 M

イラスト:いらすとや

ホスピタルデザイン研究会10周年記念大会 参加報告

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月17日(土)、13時~16時40分で、ホスピタルデザイン研究会10周年記念大会「医療福祉の地域共創デザイン―ひと・まち・むすぶ―」に、当院 広報課スタッフがWEBで参加しました。

ホスピタルデザイン研究会は、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科に事務局がおかれています。
ホスピタルデザイン(病院環境における様々な問題を発見あるいは予想し、それを解決するためにデザインを応用する行為全般)に関する包括的研究の発展と知識の交流を図り、その成果を普及すること等を目的として設立運営されています(ホスピタルデザイン研究会会則より一部抜粋)。

年に一度、研究会が開催されており、今年は10周年記念大会として、川崎医療福祉大学とZoom配信のハイブリッド開催でした。今回のプログラムは以下の通りです
【講演】
「自分を知る~人材・組織開発(デザイン)の第一歩~」
sagasu株式会社 代表取締役  武元 康明 氏

「コミュニティデザインでつなぐ、ひと・まち」
studio-L 代表  山崎 亮 氏

「医療情報の掴み方・伝え方・届け方」
合同会社つなぐ 代表 松本 卓 氏

どの講演もその道の第一人者の方がお話され、大変刺激をいただき学びのきっかけとなりました。最初の講演では、個人と働く組織との相性について、共感力が求められていること、教育心理学においてコミュニケーションには異化と自動化があり、社会人として異化のコミュニケーション能力が求められていること等でした。
第2演題は、建築という分野からのご講演でしたが、地域で住まう方々、利用者の立場に立ったデザインを共に作り上げていくという行動力が大切ということを感じました。
また、第3演題では、小倉記念病院の広報担当だった演者の独自の熱意有る視点での広報活動により、患者数が増加した事例をご紹介下さいました。目から鱗の講演で、主体的に動くこと。想いを持って行動することが大切だと改めて感じました。
患者さんやそれを必要とする方々に熱意を持って情報を届けなければならないと感じました。

【主催】ホスピタルデザイン研究会
https://w.kawasaki-m.ac.jp/design/hd/backoffice.html

【過去の参加報告】
第7回
http://www.heisei.or.jp/blog/?p=13002

第8回
http://www.heisei.or.jp/blog/?p=15624

第9回
http://www.heisei.or.jp/blog/?p=18112

第10回
http://www.heisei.or.jp/blog/?p=20577

※今回はスマートフォンで参加しました。会に参加している様子の写真がありませんのでご了承下さい。

広報課 M

【山陽新聞メディカ286号 「岡山医療健康ガイドメディカ」Vol.286 「手足の震え 治療連携」が掲載されました。 】

令和6年2月19日(月)付けの山陽新聞朝刊 岡山医療ガイド メディカVol.286 に「手足の震え 治療連携」が掲載されました。

岡山旭東病院、岡山大学病院、倉敷平成病院の3病院が連携し取り組んでいる手足の震えに対する治療が紹介されています。

是非、ご一読ください。

https://medica.sanyonews.jp/article/31380

エコノミークラス症候群をご存じでしょうか?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさんエコノミークラス症候群をご存じでしょうか?元日に発生した令和6年能登半島地震関連の報道で最近耳にされた方も多いのではないかと思います。

正確には「深部静脈血栓症」が原因で、下肢の静脈内にできた血栓が血流にのって肺の血管である肺動脈に届き肺動脈を詰まらせてしまう「肺血栓塞栓症」のことを言います。エコノミークラス症候群という名称は飛行機などの座席で長時間じっとしていて急に立ち上がったときなどに発生しやすいことに由来します。直接的原因である深部静脈血栓症の症状としては下肢の腫れ・痛みがあります。特に片足にのみこの症状がでた場合は深部静脈血栓症である可能性が高く注意が必要です。
特に発症者が多かったのが2004年の新潟県中越地震と2016年の熊本地震だそうです。このとき余震による建物の倒壊を恐れ車の中で過ごす方が多く、そうした中で突然体調を悪化させる人が相次ぎました。足に血栓があったとしても小さな血栓の場合は無症状なことが多く無理をして車中泊を続けてしまい突然重症化してしまったと考えられます。

予防のために心掛けるといい事としては
①ときどき軽い体操やストレッチ運動を行う
②十分にこまめに水分を取る
③ゆったりとした服装をしてベルトをきつく締めすぎない
④かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする
⑤眠るときは軽く足を上げる
等を行うと効果的です。

災害時などの特殊な状況下以外でも旅行での移動中や長時間のデスクワークの時など上記のことを意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
また今回の地震をきっかけに普段の備えを見直された方も多いのではないかと思います。血栓予防として非常用持ち出し袋に用意しておきたいのが弾性ストッキングです。通常のストッキングよりも締め付けがきつく足に血がたまるのを防いでくれる効果があります。
当院では超音波での深部静脈血栓症の検査も行っています。明らかな下肢の腫れや痛みなどを感じる際はお気軽に医師にご相談下さい。

 

参考:NHK健康ch
厚生労働省ホームページ

イラスト:イラストACより

臨床検査部 N.K

中学生が職場体験に来られました。

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

中学生が職場体験に来てくれました。

【チャレンジワークとは】
学生が職場体験を行う事により、就労感や職業観の育成を図り、今後の進路設計を考え、参考とする事。

受入れ期間:2月6日~8日(3日間)
体験場所:病棟(2階外科系急性期病棟・3階内科系急性期病棟)、外来
学校名:岡山県立天城中学校の学生2名

2名の学生さんが病棟と外来で職場体験を行いました。
病棟では、現場スタッフに帯同しながら看護師業務の見学や、ベッドや車いすの移動などを行ってもらいました。
外来では、看護師が患者様に説明している様子や、実際に処置している所を見ていただきました。

▲車いす・ベッドを移動させている様子

▲外来処置室にて患者様への説明を見学している様子

3日間という短い期間ではありましたが、学生さんからは、「普段はなかなか見ることが出来ない看護師さんのお仕事を、経験させていただき貴重な体験をすることが出来ました」と、お言葉をいただきました。
病棟や外来でのお仕事の雰囲気を感じ、仕事をするという事のイメージを膨らます事ができたのではないかと思います。ぜひ将来に役立てていただけたらと思います。
学生さん大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

※写真は許可を得て掲載しております。

人事部 Y

「軽度認知症(MCI)」を知っていますか?

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

まだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨今「人生100年時代」といわれるなか、健康で自分らしい暮らしを続けるために、様々な認知症予防についての取り組みがなされています。そこで今回は、認知症発症や進行のリスクを防ぐために、今私たちができる対策や認知症に関する情報についてご紹介します。

みなさんは「軽度認知症(MCI)」という言葉をご存知でしょうか?MCIは健常と認知症の中間の状態を指し、「もの忘れの自覚があるが、生活に支障はなく自立した状態」を言います。MCIでは、発症後1年で約5~15%の人が認知症に移行する一方で、約16~41%の人は健常な状態になることが分かっています。そのため、できるだけ早期にMCIを発見することや、早期から認知症予防の対策を行っていくことで健常な状態への回復や認知症への移行を遅らせることが重要となります。
MCIは具体的にどのような状態のことを示しているのか。認知症発症や進行の予防にどのような取り組みが有効かをお伝えします。

【MCIの特徴】
・全般的な認知機能は正常範囲である
・年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
・日常生活動作は自立している
・本人または家族による物忘れの訴えがある

【MCI予防についての対策】
①運動
有酸素運動(ウォーキング、エアロバイク)や筋力トレーニング等を、ややきついと感じる程度の運動強度で週3回実施することが良いと言われています。運動により全身の血行が促進され脳細胞も活性化されるため認知症予防に効果があります。

②栄養
バランスのよい食事を1日3食摂取することや、多様な食材を使用した食事を摂取することが理想です。例えばアルツハイマー型認知症はアミロイドβというタンパク質が脳に異常に溜まることが原因と言われています。これを予防するには、DHAやEPA(サンマ、アジ、イワシなどの青魚に多く含まれる)などの不飽和脂肪酸、カテキンなどの抗酸化物質、葉酸などを積極的に摂ると良いと言われています。記憶力や判断力の向上、特にアルツハイマー型認知症の発症予防に有効であるという報告があります。

③認知機能トレーニング
記憶機能に特化した認知トレーニングは脳血流量の増加や脳内領域のネットワークの活性化につながり機能改善に効果が高いと言われています。脳トレや趣味活動など楽しく取り組めるものを選ぶことが長続きする秘訣です。
MCIは上記のように多面的に対策を行っていくことが有効です。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は認知症のリスクを高めるため、生活全般を見直し、少しずつ取り組める対策を継続していくことが重要といえます。

倉敷平成病院 予防リハビリでも、以前お伝えした脳トレ(リンク:2023年8月23日)やリハビリ職員による運動指導や口腔機能へのアドバイス、二重課題等を行う集団プログラムや栄養指導等、様々なプログラムや定期的な認知・身体機能の評価を実施しています。認知症予防に取り組んでいきたいという方がおられましたら見学・体験を随時お受けしていますのでお気軽にお声掛けください。

作業療法士 S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

 

ヤクルト販売さまより車いすを寄贈いただきました。

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

1月25日木曜日、岡山県西部ヤクルト販売株式会社より「令和5年度 第50回ヤクルト・チャリティーセール」の収益の一部で購入された「ヤクルト愛の車いす」が当院へ寄贈されました。

ヤクルト販売の方が訪問され、車いすの贈呈式を行いました。病院からは岡本看護部長が参加しました。岡本看護部長より「皆様の善意に感謝し有効に活用させていただきます。」との言葉がありました。

このボランティア活動は、ヤクルト販売株式会社により昭和49年から始まり、今までに2600台以上の車いすが岡山県内の病院や福祉施設に贈られたそうです。今年度は100台以上のの車いすが、岡山県社会福祉協議会等に寄贈され、これを通じて当院に贈与してくださいました。

岡山県西部ヤクルト販売株式会社の皆さん、ありがとうございました。

 

広報課 Y

 

通所リハビリテーションにおける支援相談員の役割

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
倉敷老健通所リハビリテーションでは、支援相談員と介護福祉士を含め4名が中心となり、相談業務にあたっています。
私たち相談員は、ご利用者やご家族の気持ちに寄り添い、住み慣れたご自宅での生活をサポートできるよう心がけています。ご利用者からの「こんなことがやってみたい」というご要望や、ご家族の「どのように過ごしているんだろう」という疑問等、小さなことでも様々な質問にリハビリテーション施設の相談員としてお答えできるよう努めています。
今回は相談員がどんなことをしているのかをご紹介させていただきます。

①相談窓口
事業所の窓口となり、ご利用者やご家族、ケアマネジャー等に対し様々な相談に応じます。ニーズを把握し、適切なサービスの提供に繋げていきます。
②サービス内容の共有や関係事業所との連携
ご利用者やご家族、ケアマネジャー、かかりつけ医、他介護施設等との連携を図ります。サービス担当者会議や退院前カンファレンスへ参加し、事業所内外の他職種と連携し、情報共有やサービス調整を行います。
また、事業所内の職員に対し情報の周知や意見調整を行い、ご利用者のニーズを適切に共有し、より良いケアが提供できるよう働きかけます。
③契約
ご利用開始にあたり、ご自宅へ伺い契約を行います。ご利用前に事業所の案内やプログラム内容の説明、介護保険制度の説明も行います。
その他、通所リハビリテーションのご利用以外に、介護相談にも応じています。「誰に聞いたらいいかわからない」「こんなこと聞いてもいいのかな」ということがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

倉敷老健通所リハビリテーション
TEL:086-427-1192
支援相談員 O

栄養科通信vol.192「スローフード」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

スローフードという言葉を聞いたことがありますか?
スローフードとは、伝統的な食文化を見直し、食への関心を高める運動のことです。安価で手軽に食べられるファストフードを単に否定するのではなく、日々の食生活を今一度見直すことで食を楽しもうという考え方が基本となっており、生産量の少ない食材やそれらを提供する生産者を支えていくことにもつながります。スローフード協会では、「おいしい(新鮮でおいしく健康的であること)、きれい(環境に負荷を与えない生産方法であること)、ただしい(生産に関わる者すべてに適正な賃金と労働環境を提供すること)食べ物をすべての人が享受できるように」をスローガンに掲げ、地域ごとに根付いた食材や和食などの食文化を継承していく取り組みを行っています。

スローフードのメリット
・健康的な食事につながる
糖質・脂質・塩分が多いファストフードやインスタント食品と比べて、健康面での満足度が高い。
・環境にやさしい
地産地消にもつながり、食材を輸送する際に発生するCO2を削減できる。
・伝統的な食文化が守られる

忙しく暮らす現代人にとってファストフードは欠かせないのが現状ですが、品種の減少や健康問題、労働・自然環境の悪化など、大きなデメリットも潜んでいます。お米をはじめ味噌などの調味料、伝統的な食品や各地の郷土料理、お正月などの年中行事の際に食べられる料理などを食べることもスローフードと言えます。気軽にはじめる方法としておすすめなのが休日だけスローフードです。たとえば地元の食材を選び、調理をして、その料理を味わいながら食べることもスローフードのひとつです。身近なところからスローフードを取り入れてみてはどうでしょうか。

参考:日本スローフード協会 https://slowfood-nippon.jp/

管理栄養士Y.M

運動で『もの忘れ予防』

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

早いもので2月4日の立春も過ぎ、暦の上では春となりました。

とはいえ・・・寒い日が続き、外に出るのが億劫になっている方も多いのではないでしょうか。
寒さの為、散歩等をする機会が減り、うとうとする時間や部屋でテレビを見る時間が増えていませんか?このような生活では、筋力が低下するだけではなく、もの忘れ症状が出現したり、もの忘れがひどくなってしまいがちです。

普通に生活していても、毎日脳内にはゴミのような物(アミロイドベータ/タンパク質が固まったもの)が溜まってしまいますが、このゴミは脳の血流循環によって押し流す事ができます。
脳の血流循環を良くするには、運動がとても大切です。5分程度の軽い筋トレ、15分程度の散歩が効果的と言われていますが、かかとの上げ下ろし、もも上げ、足ふみ等の簡単な体操でも効果はあります。
運動が難しい方は、深呼吸も効果的と言われています。鼻から3秒ほどかけて息を吸い、5~10秒かけて口から息を吐き出す深呼吸を繰り返す事で、血管が広がります。この時に良い姿勢で行うと、胸郭が広がりより多くの酸素を取り込む事ができます。

運動の他にも、水分や栄養、睡眠等にも気を付け元気に桜の咲く春を迎えましょうね。

支援センターN

画像:イラストAC

倉敷平成病院リハビリスタッフが老松地区出前講座(倉敷市社会福祉協議会)で講師をつとめました

1月30日(火)、老松ふれあい会館にて毎週実施されている「いきいき100歳体操(老松地区)」の「地域サロン」に講師として参加させていただきました。

今回は「転倒予防」について、「筋力を鍛えて転倒予防」と「注意機能を鍛えて転倒予防」の2本立てでお話しをさせていただきました。
途中で筋力強化のためのトレーニングや、注意力を鍛えるための二重課題を取り入れたトレーニングを実施し、楽しく体を動かしてもらうことが出来ました。中には90歳を超えても縄跳びや腕立て伏せを継続されている方がおられ、大変驚かされました。

これまで健康教室など多くの場でお話をさせていただく機会がありましたが、地域の方々からは毎回新たな学びをさせていただいています。今後も地域の介護予防に還元できるよう、研鑽を重ねていきたいと思います。

※この様子は倉敷社会福祉協議会発行【「通いの場」通信】でも「いつまでも住み慣れた地域で過ごせるために~倉敷平成病院の地域を支える取り組み(出前講座)~」でにて紹介されました

※倉敷市社会福祉協議会生活支援コーディネーターのサイトはこちら

倉敷平成病院 予防リハビリ 理学療法士 S

実習生の受入れと入所者さまの様子

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

今年も2月に入り、寒い日が続いています。

昨年の2月と違うのは、コロナ感染症が5類に変更となり面会されるご家族が増えたことです。
昨年は窓越しやweb面会など行っていましたが、今年は受付で手続きをしていただけたら面会ができるようになっているためです。
(ただし面会時間、人数、年齢制限があります。詳細は「倉敷老健」にお尋ねください)
なかには毎日のように面会に来られているご家族もおられ、入居されている方が安心されている様子や笑顔も、心なしか増えているように感じられます。

最近は看護師や介護福祉士を目指す学生さんの実習も定期的に受け入れています。
「孫」と同年齢にあたる学生さんから声をかけられた入所者さんの反応は、スタッフとの会話とは違って、優しいまなざしがみられます。有資格者である私たちではできないようなことをお話されることもあり、色々な年代の人たちが福祉に関わることの大切さを、日々実感しています。

倉敷老健 N.K

歯ッピーバレンタイン!

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

2月になりましたね。バレンタインが刻々と近づいて来て、ワクワクしている方もいるのではないでしょうか?

最近では、愛情のこもった手作りチョコだけでなく、お店やデパートやネットで見かける高級自分チョコ、お世話になった方へ贈る世話チョコ、家族に贈るファミチョコ、仲の良い友達と贈り合う友チョコ、男性から女性へ贈る逆チョコ。。。等々、いろんな名称でバレンタインデーが楽しまれているようです。2月はバレンタインデーがあることもあり、いつもよりお店でチョコレートを目にする機会も増えるため、口にする機会が多くなる方がたくさんいらっしゃると思います。
チョコレートは、甘くておいしくて私たちを幸せな気分にしてくれますが、歯にとっては少し困った食べ物で、むし歯になりやすい物とされています。むし歯は糖分を栄養にして酸を作り、歯を溶かすことで起こるのですが、特に、チョコレートやキャラメル、飴、グミ、ガムといったお菓子は砂糖が多く使われている上に、歯にくっついてお口の中に残りやすいことから、むし歯のリスクが高まることが知られています。
とはいえ、甘い物を食べるのが人生の楽しみなのに。。という方は多くいらっしゃると思います。

甘いお菓子を食べながらも、歯を守っていくために大切なことは、
① 食べる時間をしっかり決めておいしく食べること。(砂糖がお口の中にある時間を短くし、だらだら食べ続けることを控えること。)
② 食べたらしっかり歯を磨くこと。難しい場合はぶくぶくうがいや砂糖を含まない飲み物を同時にとること。
そうすることで、チョコレートをはじめとした甘いお菓子に含まれている砂糖が口の中に停滞することを防ぎ、むし歯ができにくくなります。
食べ方に注意しておいしく楽しい2月を過ごしましょう。

歯科助手N