カテゴリー別アーカイブ: 看護部

高梁中央病院さんが倉敷平成病院のナースコール見学に来院されました

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当院は全国的にもかなり早い段階でナースコール(NC)をPHSからスマホへ切替を行っています。
以前に、岡山県の医療情報技師会の勉強会でNC導入についての報告を行っていた経緯もあり、高梁中央病院のシステム管理ご担当者から相談を頂き、10月3日(木)に当院のNC見学に来られました。

高梁中央病院からは戸田 桂介理事長はじめ、看護師、事務の6名で来院されました。当院からは看護師2名、情報管理部門担当者1名と私の4名で対応いたしました。
最初にNCの運用に関する疑問点等の質問事項にお答えし、現場(2F病棟)での実機での動作確認を行いました。
質問は、PHSからスマホへの切り替えに伴うメリットや、スタッフの操作(使いやすさ)に関することに対して多くいただきました。高梁中央病院では、NCと院内内線電話機能を併用したいとのご意向で、通話の品質状況について大変気にかけておられました。
当院ではNCの仕組みにプラスアルファの機能として、コミュニケーションツールを導入しています。これにより、プッシュツートーク(トランシーバー機能)を有することが出来ており、看護師の大きな業務変化に繫がっており、この点についてもとても興味を示されていました。
現場では実際に看護主任が実機を操作して説明を行い、NCの使用感についても入念に確認をされていました。
ナースコールのスマホ化は、システムそのものよりもネットワーク部分の構築が最重要ポイントです。当院も稼動当初は、ネットワークの部分で看護部の方々にはご迷惑をおかけしました。患者様の命に直結するシステムでもありますので、今回の病院見学が高梁中央病院のより良いシステム構築の一助になれば幸いです。

医療事務部 副部長 S

※倉敷平成病院ではケアコムのナースコールシステムを導入しています。

2023年には寺岡記念病院さんが当院のナースコールシステムをご見学にこられました

【令和6年度倫理事例研修会 開催報告】

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9月27日(金)、日本臨床倫理学会 副理事長の稲葉一人先生を講師にお招きし「令和6年度倫理事例研修会」が開催され、75名の職員が参加しました。
稲葉先生より「臨床倫理の基礎的アプローチと臨床倫理に関する法的ポイント」についてご講演いただき、法的要点の観点から応招義務について興味深いお話を聞くことができました。

講義の後、「意思確認ができない患者の治療、ケア継続が本人にとって苦痛であったのではないかと感じた事例(3西病棟)」と、「決定した治療方針が本人にとって最善なのかと思い、もやもやした事例(リハビリテーション科ST)」の2事例で事例検討会を実施しました。多職種で構成された8グループでの討議で、各グループともに活発な意見交換ができました。

多職種でカンファレンスをする機会や重要性は今後ますます高まることが予想されます。当院では今年度「適切な意思決定支援の指針」を作成しました。職員の倫理的感性を高め、患者さんの意思と権利が尊重された上で適切な意思決定を行えるよう今後も倫理コンサルテーションメンバーとして活動していきたいと思います。

医療倫理コンサルテーションチーム 看護師 Y

倉敷平成病院では継続的に倫理事例研修会を実施しています。

令和5年度 倫理事例研修会 開催報告

倫理事例研修会が開催されました

倫理事例検討会開催報告

第34回看護セミナー 開催報告

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9月7日(土)第34回看護セミナーを開催しました。今年はコロナ前と同様に会場での開催とし、約218名と多くの方に参加していただきました。

今回は「超高齢社会の今を考える その人らしく生活するために」というテーマで、超高齢社会である現在において、高齢者に対し自分達が提供している看護・介護の喜びや悩み、取り組みについて振り返りました。

まず、話題提供で、涌谷先生より「『あと何年生きる?』から始める認知症の人の意思決定支援」と題してご講演いただき、先生が外来で実際に行っている患者・家族との関わりを交えて、意思決定支援について分かりやすくお話ししてくださいました。

次に、当グループ、水島中央病院、倉敷紀念訪問ステーションより5事例の発表を行い、ご本人さん・家族の意思決定支援での成功体験やACPに対する意識調査に関する研究の発表をしていただきました。

その後、岡本看護部長を座長とし、涌谷先生、発表者の方とパネルディスカッションを行い、看護・介護の場においての意思決定支援の大切さ、認知症を有している患者の意思決定支援の難しさ、医療職と本人・家族の情報共有の大切さ、ACPについて話ができました。短い時間でしたが会場の参加者とともに、私たち看護師、介護士、コメディカルがどのような役割を果たしていけばよいのか考える機会となりました。

セミナーを通じ、ご本人さん・家族の意思決定支援では、多職種の連携が重要であることを学び、全仁会グループのみならず地域で支えていけるように他施設とも連携を密にし、高齢者が望む生活ができるよう支えていきたいと思います。

看護セミナー事務局 2階病棟師長 K

【国際ティビィシィ小山看護専門学校1年生、5名のみなさんから倉敷平成病院 塩津看護師(健康運動看護師)がスポーツナースとしてのインタビューを受けました。】

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11月13日(月)16時20分~当院所属の塩津看護師が「スポーツナースについて」、国際ティビィシィ小山看護専門学校(栃木県小山市)1年生の田中さんをはじめとする5名よりZoomでインタビュー取材を受けました。
田中さんをはじめとする学生の皆さんは、学校の課題としての取り組みにおいて「スポーツナース(健康運動看護師)」という資格を知り、これについて調べる中で、当院のブログ記事に出会い、取材依頼をしたということです。

スポーツナースになろうと思ったきっかけ、スポーツナースとしての大変さ、スポーツナースの資格を取得して感じるメリットやデメリットについて、心掛けていること等々が質問されました。最初は、照れくさそうに始まったインタビューですが、終盤には初対面とは思えない程打ち解けることができました。

塩津看護師は、看護師として現場で求められることに応えられた際のやりがいについて、通常の病院勤務との両立の難しさ、学ぶことの大切さなど、実例をあげながら真摯に受け答えしていました。インタビューの内容は、学校内の授業の成果として来年、発表されるそうで、楽しみです。

秘書広報部 広報課

※学生さん達は、以前塩津さんを紹介した、こちらの記事を読まれたそうです。

当院看護師、塩津沙代子さんが山陽新聞に紹介されました

 

令和5年度上期 医療安全・感染対策委員会法令研修開催報告

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令和5年9月29日(金)に救急棟4階会議室にて、医療安全と感染対策の法令研修が同日開催されました。
今回は感染対策の観点から現場参加の人数を制限しての開催となり72名に参加してもらい実施しました。

増田先生から、「感染相互チェックの結果報告」と題し、相互チェックの報告を写真付きで分かりやすく説明がありました。

次に、加納副部長から「医療現場における5S活動への取り組み」と題し、5Sの定義を理解することで、医療・介護の安全や質の向上につながると発表がありました。

最後に重松先生から、「一度に全部を実施することは難しいので、ひとつひとつ実施していく心がけが大事。」と閉会の挨拶がありました。

医療安全、感染対策共に学んだことを日常業務にいかしていきたいと思います。

検査部 A

 

第33回看護セミナー 開催報告

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

9月9日(土)第33回看護セミナーを開催いたしました。今年度も会場とZOOM配信によるハイブリット開催となりました。

今回は「医療者のメンタルヘルスケア~人生100年時代を担うために~」というテーマで、医療従事者自身がメンタルヘルスを保ち働き続けていくための考え方を学びました。

現役看護師で生活習慣研究所所長も務められている森山佐恵先生をお招きし、「医療従事者のためのメンタルヘルスと『傾聴する力』をアップする法~ストレスに対抗し、仕事の能率を上げるには~」と題し、相手の話を聞く方法や心の整理方法、自己肯定感を上げる方法などについてアドバイスをいただきました。ピンクヘアのエネルギッシュな森山先生からのパワフルなお話に圧倒されながらも、たくさんの元気をいただき、楽しく講演を聴かせていただくことができました。

ストレスフルな現場の中で、少しでも心穏やかに過ごせるように発想の転換ができる良い機会になったのではないでしょうか。私たちが心の健康を保ち働き続けることができれば、それがパフォーマンス向上にも繋がり、さらに全仁会を盛り立てていけるのではないかと思います。

ZOOM配信では音声の不具合もありましたが、来年度は反省を踏まえ、さらに良いセミナーが開催できればと思います。

看護セミナー事務局 I

寺岡記念病院さんが倉敷平成病院のナースコール見学に来院されました

カテゴリー: 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

当院は全国的にもかなり早い段階でナースコール(NC)をPHSからスマホへ切替を行っています。
今回、広島県福山市にある寺岡記念病院より、病院の移設に合わせてシステムの更新を検討されているとのことで、7月20日(木)午後、当院のナースコールの導入状況を見学に来られました。

寺岡記念病院からは医師・看護師・セラピスト・事務の6名での来院。当院からは岡本看護部長、はじめ看護職2名と導入を担当した佐藤の4名で対応しました。
最初に運用に関する疑問点等の質問事項にお答えした後、現場(2F病棟)での実機での動作確認を行いました。

質問では、PHSからスマホへの切り替えに伴うメリットであったり、スタッフの操作に関する質問が集中しました。寺岡記念病院の看護師さんは経験年数が長い方達が多いとのことで、操作性が大きく変わる部分で、最も気にかけておられました。
その後は、導入効果(コール対応の時間短縮等)についての確認でデータの分析結果について説明がなされました。その際にとても興味深く聞かれているのが印象的でした。
2階病棟では実際に看護主任が実機を操作して説明いたしました。実際の使用感についても入念に確認をされていました。

ナースコールのスマホ化は、システムそのものよりもネットワーク部分の構築が最重要ポイントです。患者さんの命に直結するシステムでもありますので、今回の病院見学が寺岡記念病院のより良いシステム構築の一助になれば幸いです。

医療事務部 副部長 S

 

第33回看護セミナー開催のご案内

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、上記日程で『第33回看護セミナー』を開催いたします。
今年のテーマは、『医療者のメンタルヘルスケア~人生100年時代を担うために~』です。
当看護セミナーは、当院の職員だけでなく地域の方々と共に看護や介護について学ぶ機会として、途切れることなく開催しております。今年度は4年ぶりに会場でのセミナー開催とし、活発な意見交換・交流が行えることと期待しております。
医療従事者は、人命にかかわるという強い緊張感を伴う仕事内容に加え、高度化・複雑化する医療への対応など、ストレスを感じやすい環境で業務に従事しており、メンタルヘルスの必要性が問われています。
そこで今回は、メンタルヘルスとストレス対処法について看護師という立場から森山佐恵先生にご講演をいただきます。医療従事者が元気を出すきっかけとなり、明日への看護・介護の活力となればと考え企画いたしました。

入場無料でどなたでもご来場いただけます。
是非皆さんご参加ください。

〇日時:令和5年9月9日(土) 14時~16時(受付:13時30分~)
〇場所:倉敷平成病院 救急棟4階 会議室
〇内容:1話題提供
当院のメンタルヘルスに関する課題
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院 岡本なおみ
2特別講演
医療従事者のためのメンタルヘルスと「傾聴する力」をアップする法
~ストレスに対抗し、仕事の能率を上げるには~
講師 生活習慣研究所 所長 森山佐恵

〇お問合先:倉敷平成病院看護セミナー事務局
〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
TEL:086-427-1111 FAX:08-427-8500
e-mail:heisei@heisei.or.jp

※テーマにご興味をお持ちの方でしたら、どなたでも参加頂けます。
8月10日締め切り、要お申込 詳細はお問い合わせください。

ご来場をお待ちしております。

看護セミナー事務局

ポスターPDF

新人看護師へ業務で使えるグッズをいただきました

カテゴリー: お知らせ, 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

 

4月1日(土)、株式会社セレマ様より、今年の4月に入職した新人看護師全員にバインダーファイルやハサミなど、看護の現場で役立つグッズをいただきました。
嬉しいサプライズに、新人看護師たちは大喜びでした。

セレマの皆さま、ありがとうございました。これから本格的に医療現場で業務を行っていく際に活用し、地域の医療に貢献していきたいと思います。

秘書・広報部

第32回看護セミナー開催

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

令和4年10月1日(土)第32回看護セミナーを開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、今年度初めてZoom配信を併用した開催となりました。関係各所の協力があり大きなトラブルもなく実施することができました。

今回テーマを「アフターコロナの時代を迎えて~新興感染症に備えた看護の役割~」と題し、当グループより3演題事例発表と、感染管理認定看護師の柳田大輔先生による特別講演「新たな感染症の流行に備える」をお願いいたしました。

事例発表では、新型コロナウイルス感染症の対応や経験を経て、その振り返りを行いながら、新たな取り組みを行うなどPDCAサイクルが行われている現場の事例をみんなで共有することができました。

特別講演では、普段から行っている感染対策の「なぜ」を分かり易く丁寧に説明していただき、自身の感染対策を振り返ることができました。また、新たな新興感染症に対して行えることは、「日ごろからの備え」と「有事の対応」であり、その重要性を学ぶことができました。

今回セミナーで改めて学んだことを、今後の看護・介護に活かしていきたいです。

看護セミナー実行委員 H