10月17日(金)、日本臨床倫理学会副理事長の稲葉一人先生をお招きし「令和7年度倫理事例研修会」が開催され、78名の職員が参加しました。
まず稲葉先生より「医療安全と臨床倫理の関係を考える-身体拘束の最小化を素材にして」についてご講演いただきました。
講演の後、「介護サービスの導入についての理解が得られなかった事例(外来)」と、「本人が望む生活状況ではなく、不適切介護とも捉えられる事例(ケアプラン室)」の2事例について、多職種で構成された8グループで検討会を行いました。
どのグループも活発な意見交換が出来ていて、多くの意見や提案が発表されました。
事例提供者、参加者の視野の拡大に繋がり、稲葉先生がおっしゃっていた、“一人で考えるのではなく複数で議論することの大切さ”を実感する事が出来た研修会となりました。
倫理的感性を高めるためにも、多職種で話し合うことは重要であり、患者本位のケアの提供にも繋がります。
今後も倫理コンサルテーションチームとしてアプローチを続けていき、日頃皆さんが感じている倫理的ジレンマの解消にも繋がればと思います。
医療倫理コンサルテーションチーム ケアサポート科 K















阿知須共立病院では既にメドコム(旧日病モバイル)の仕組みが稼働中であるとのことでしたが、システムの更新検討に伴い、切替を考えているとのことで当院のシステム(Acute)の運用状況についての確認に来られました。
令和7年3月4日、褥瘡・足病変対策委員会主催の令和6年度下半期勉強会が開催されました。今回は、外来看護師・木村郁美主任による「フットケア外来(処置)~病棟/老健からの連絡方法について~」をテーマに講義が行われました。