月別アーカイブ: 2023年12月

グループホームのぞみ 2023クリスマス会

こんにちは グループホームのぞみです。

冷え込みが強くなってきましたが、皆様体調など崩さずお元気でお過ごしでしょうか?

グループホームのぞみでは、クリスマス会を開催しました。サンタクロースやトナカイ、ツリーになった職員のダンスを鑑賞したり、ケーキを食べて楽しいひと時を過ごしました。

今後もご入居の皆様が楽しく健康で過ごせるようお手伝いさせていただきます。

ピースガーデン倉敷4階 グループホームのぞみM.I

年末年始の外来休診・面会時間について

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

本年も残すところあとわずかとなりました。
年内の外来診療は本日が最後となります。
2024年の外来診療は1月4日(木)からです。

※当院は、救急指定病院です。緊急時は24時間受付けます。
緊急対応をしている場合もございますので救急外来は待ち時間が長くなる場合もあります。
事前にお電話での受診確認をお願い致します。(☎086-427-1111)

また、年末年始の入院患者さんへの面会時間は10時~13時となっております。

日増しに寒さが厳しくなってきております。感染予防だけでなく体調管理にも気を付けて良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

広報課

市民公開講座 第21回もの忘れフォーラム 開催のお知らせ

市民公開講座『第21回もの忘れフォーラム』を4年ぶりに現地開催いたします。

日時:令和6年3月9日(土) 13時15分~16時(受付12時30分~)
場所:くらしき健康福祉プラザ 5階プラザホール(倉敷市笹沖180)
入場料:無料(要申し込み・定員250名)
申込方法:往復はがき(詳しい申し込み方法はチラシをご覧ください)

今回は認知症介護の実際と新薬について講演が行われます。

また、同日『認知症介護家族交流会』も開催いたします。
日時:令和6年3月9日(土) 10時~12時(受付9時30分~)
場所:くらしき健康福祉プラザ 2階研修室
入場料:無料(要申し込み・定員先着50名)
申込方法:Fax 086-232-6628
電話086-232-6627のいずれかにて認知症の人と家族の会岡山県支部まで

チラシは当院外来やもの忘れ外来にも設置しております。
認知症についての理解を深めたい方、興味のある方、ご家族に認知症患者さんがおられる方など、是非ご参加ください。

チラシPDFデータはこちら

認知症疾患医療センター

更年期世代からの身体の変化についてご存じですか?

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院の脳ドックセンターでは、働く女性が増えたこともあり、多くの女性の方々にも当センターを利用して頂いています。今日は女性の方々に、年齢を重ねてからも元気に過ごして頂くために、男性とは違う女性特有の身体の変化について知って頂けたらと思います。
女性ホルモンには、メタボリックシンドローム(メタボ)や生活習慣病を防ぐ作用があるため、女性は更年期を迎えるころ(おおむね40代後半以降)になると急に健診数値が悪化することがあります。閉経後も健康に過ごすためには、この機会に新たな健康習慣を身につけることをお勧めします。

~更年期以降の脂質異常症に要注意~
女性の体は、一生を通じて卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲンやプロゲストロン)の影響を受けていますが、更年期を迎えるころから卵巣の働きが低下するに従って女性ホルモンの分泌が急激に低下します。
女性ホルモンには、血管をしなやかに保ち、脂質や糖の代謝を調整したり、内臓脂肪の燃焼を促進する働きがあります。そのため、40代ごろまではメタボや脂質異常症、糖尿病、高血圧症、高尿酸血症、骨粗しょう症などを防いでくれていますが、女性ホルモンが減少する更年期近くになると、それらの病気のリスクが徐々に高まってきます。

●脂質管理はバランスが大事
卵を食べるとコレステロールが高くなる…と言われ続けていましたが、最近では食品中に含まれるコレステロール量によって、体内のコレステロール値が大きく変わることはないとわかり、2015年版の「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)からは、摂取基準が撤廃されました。米国ではトランス脂肪酸の取り過ぎが問題になっていますが、日本は飽和脂肪酸の取り過ぎの方が問題です。「◯◯油を摂って、◯◯油を摂らない」というよりも、バランスのよい脂質摂取を心がけましょう。 また、脂質だけを制限しても、炭水化物をたくさん取れば中性脂肪が高くなり、動脈硬化を起こしやすい脂質も増えてきます。ビタミンやミネラルが欠乏すると栄養素の代謝がうまくいかなくなります。昔から長寿のもとと言われていた大豆製品は、女性ホルモン類似作用もあり、更年期女性の強い味方です。こうして考えると、よく言われる「バランス」が大事、ということに行きつきます。また、有酸素運動と無酸素運動を交互に行うことで脂肪の燃焼が効率的に行われることもわかっています。更年期以降は、これまで守り神だった女性ホルモンが減ってくるぶん、そのように意識的にがんばる必要が出てきます。

~更年期に気を付けるべき骨粗しょう症の原因と対処について~
骨粗しょう症とは文字通り、骨量が減り、もろくなり、骨折しやすくなる病気です。日本では約1000万人以上の患者がいるといわれており、なかでも閉経後の女性が発症しやすいことで知られています。骨粗しょう症の原因として考えられるのは、女性ホルモンのエストロゲンの減少によるものです。
また、加齢や運動不足などの生活習慣も影響しています。骨にも新陳代謝があり、新しい骨を作ること(骨形成)と、骨を溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返していきますが、そのバランスが重要です。更年期や加齢により、骨の分解を抑制するエストロゲンが減少することで、骨の形成が追い付かなくなるからです。
そして、骨量が減ってもろくなったのが、更年期に気を付けるべき骨粗しょう症です。
骨粗しょう症は徐々に進行するため、痛みや自覚症状がありません。しかし、どこかにぶつかったり、軽く転んだりしただけでも骨折しやすいことが特徴です。
特に肋骨、脊椎、手首の骨、太ももの付け根の骨などで骨折しやすいといわれています。中でも、高齢になるほど圧迫骨折といわれる背中や腰椎の骨が徐々に潰れてしまうものがあります。
身長が縮んだり、背中がまるくなったりするのは、この影響も考えられます。圧迫骨折は身体を動かすことで痛みを感じることもありますが、あまり痛みを感じない方、安静にしていればおさまってしまう方もいるため、すぐには気づかないケースも多いです。
骨粗しょう症の診断は骨密度と呼ばれる検査や痛みなどの症状からレントゲン、CT、MRI検査、また血液検査や尿検査による骨代謝マーカー、身長測定などをして判断されます。他の検査や治療などで骨粗しょう症が見つかることもあります。

●骨粗しょう症の予防法について
1.食事で気を付けること
骨粗しょう症は食事からでも予防はできます。カルシウム(牛乳やヨーグルト、ブロッコリー、アーモンドなど)とビタミンD(魚の肝油や脂の多い魚、きのこ、海藻類)を多く含む食材をとり、食事だけでは難しい場合にはサプリメントをあわせて摂取することもいいでしょう。他にも食事では、適量のタンパク質やマグネシウムをとることを意識し、アルコールやカフェインを控えめにすることも大切です。

2.適度な運動をする
体重の負荷がかかる、適度な運動もおすすめです。ウォーキングや階段を昇るなどの運動は骨密度を増加させます。しかし、水泳などの体重の負荷がかからないものは、骨密度は増加しません。転倒リスクを下げるための体幹と筋力のバランスを鍛えることが大切です。

3.その他、生活で気を付けること
適度な運動は必要ですが、骨折の原因となる転倒の予防のためには、さまざまなことを意識する必要があります。特に買い物などの外出時には、足元がしっかりとした靴を選び、動きやすい服装を心がけてください。雨や雪の場合にはなるべく外出を避け、靴底に滑り止めがしっかりとあるものを選びましょう。また、時間に余裕を持って外出することも大切です。時間がないと焦ってしまうと、段差に躓きやすくなったりする可能性があります。自宅にいるときでもふらつくことがあれば、住環境の整備なども必要です。段差をなくし、手すりをつけるなどの調整も検討しましょう。
骨粗しょう症の治療や予防は目に見えて効果が出るものばかりではなく、長期的なものとなります。しかし、自己判断で治療を中止することなく、医師に相談して調整するようにしましょう。
骨粗しょう症というと、かなり高齢の方に起こるものだと考えてしまうかもしれませんが、更年期を境に徐々に骨がもろくなっていきます。治療法としては薬物療法が一般的ですが、日頃の食生活や適度な運動からでも予防できることはあります。今から少しずつ、予防対策を積み重ねていきましょう。

以上、更年期世代以降の身体の変化についてお伝えをしてきましたが、更年期に関して何か気になることがある場合はまず婦人科を受診することも一つの方法です。
また定期的な子宮がん検診を受けることも大切です。当センターでも子宮頸がん検診を実施しておりますので、どうぞ遠慮なくご相談してください。

脳ドックセンター T.Y

 

12月恒例のクリスマス会開催

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

今年も残すところあと僅かとなりました。
新しい年を迎える為、忙しく過ごされている事と思います。
室内の換気はされていますか?寒くて窓を開けたくないとは思いますが、定期的に室内の換気は行いましょう。室温18度以上、湿度は40%以上を保ち換気は30分に1回5分程度を目安にコロナやインフルエンザに負けないように環境を整え年末を過ごして頂けたらと思います。

さて、ピースガーデンショートステイでは12月恒例のクリスマス会を行いました。
スタッフがサンタクロースとトナカイに扮してご利用者様と一緒に鈴の演奏会を行いました。
ソリに乗せたプレゼントを引くゲームなどを行いました。
サンタクロースが素敵な笑顔とプレゼントを届けてくれました。
皆さんの笑顔がみられ幸せな時間を過ごせたと思います。

ピースガーデン倉敷ショートステイ看護師 H

整形外科 部長 高田逸朗 先生の取材記事 掲載

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

山陽新聞 2023年12月23日(土)朝刊にて、当院整形外科 部長 高田逸朗 医師が受けた取材記事が掲載されました。

中高年に多い肩の痛みは肩関節周囲炎、いわゆる四十肩・五十肩、また、加齢に伴う腱板断裂などが挙げられます。
「年だから」、「我慢するしか仕方ない」と諦めて放置していると、痛みがひどくなり、どんどんと生活に支障が生じることもあります。

取材では、どういったタイミングで整形外科を受診したらよいのか、肩の痛みを生じるそれぞれの疾患について、治療法をご紹介しています。

肩の痛みは原因が特定できないケースもあります。かつて一度整形外科を受診した時には治療法が定まらず、保存療法(薬物療法や運動療法など、直接原因を取り除くのではなく、症状の改善や緩和を目指す治療)を続けられている方もおられるかと思いますが、現在では検査の技術向上により、原因・対策が明らかになるケースもあります。

肩の痛みにお悩みの方は、是非肩の専門医にご相談ください。

広報課N

今年1年を振り返って

急に冷え込む寒さになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
12月も下旬となり、いよいよ年末が迫ってきましたね。

今年は面会制限が緩和され直接患者さんとご家族の方が会えるようになったり、オンラインで行なっていた研修や会議も顔を合わせて行えるようになったり、先月11月には4年ぶりに対面で「のぞみの会」が開催されるなど、これまでのコロナ禍と比べ変化が多い一年であったと感じております。

直接面会をされて喜ばれる患者さんとご家族の方をみて、こちらも嬉しい気持ちでいっぱいになったことをよく覚えております。院外の研修では普段電話でのやりとりをしている方などに初めてお会いし、顔の見える関係作りの大切さを実感いたしました。
また、私は全仁会に入職をしてから、初めて対面での「のぞみの会」に参加し、実行委員としても携わらせていただきました。地域の方々とお話しをしたり、温かい声をかけてくださったり、こちらもとても元気をいただける機会となりました。今回は感染対策のため、人数を制限しての開催でしたが来年度の「のぞみの会」は制限なく多くの方々にお越しいただけるような会になってほしいと願っております。

私たち社会福祉士にとって対話や連携は欠かせないため、これからも直接のコミュニケーションを大切にして日々精進して参りたいと思います。地域医療連携センターには、入院や外来を問わずご相談に対応させていただく社会福祉士が在籍しております。お気軽にお声がけください。

地域医療連携センター M

日本生命さんより『ハッピーサポートカタログ』をご寄贈いただきました

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

12月8日(金)日本生命さんより、『ハッピーサポートカタログ』を日本生命保険相互会社 倉敷支社よりご寄贈いただきました。

ハッピーサポートカタログは、日本生命さんが社会交流活動の一環として行われている活動です。頂きました「はっぴぃサポートカタログ」より福祉用具を選び、患者さんの看護・介護等に使用させていただきます。
日本生命保険相互会社 倉敷支社の皆さま誠にありがとうございました。

広報課 Y

貸し出し本のご紹介

師走を迎え何かと慌ただしい時期になりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今年も残すところ12日。1年が経つのはあっという間ですね。

さて、今回は認知症疾患医療センターにある貸し出し本の紹介をさせていただきます。
皆様、認知症疾医療センターでは、もの忘れ・認知症に関する本の貸し出しを行っていることはご存じでしょうか?認知症疾患医療センターに入ってすぐ右手には180冊ほどの本が並んでいます。そこで、貸し出し本の中から1冊紹介をさせていただきたいと思います。

ご紹介させていただく本は、『マンガでわかる 認知症の人の心の中が見える本』川畑智(著)・浅田アーサー(漫画)です。私たち相談員が、もの忘れ外来を受診される方やご家族等の方へ日常生活の中でのもの忘れの症状を伺うと「何度も同じことを聞く」「ご飯を食べたのに食べていないと言う」等々、様々な症状が聞かれます。そのような場面に直面した時、どのように対応をしたらいいのか戸惑っているご家族もおられると思います。では反対に、そのような時に認知症の方はどのようなことを思い、どのような世界を見ているのでしょうか?
この本では、まず症状を2ページ程の漫画で紹介し、その後に解説と対応のポイントが紹介されています。文章だけでなく漫画を交えることでとても読みやすくなっており、外来の待ち時間の間でも読み終わっていただくことが出来そうです。
本の表紙には『認知症になると何も分からなくなる。認知症になると本人も家族も不幸になる。それは誤りです。私たちと少し異なる世界が広がっているに過ぎません。認知症の人の不可解な行動にも、理由や意味があります。理由が分かれば、介護者の心理的な負担が軽くなり、優しくなれるのです。』と書かれています。一人ひとり症状は異なりますが、この本を読んでいただくことで認知症の方へ接する時の何か手助けになればと思います。

この本以外にも貸し出し本をしています。認知症疾患医療センターには相談員が在室していますので、ご興味のある方はいつでもお声かけください。

もう少しでお正月。皆様、体調を崩さないようにお気を付けて、良い年明けを迎えて下さいね。

認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 A

 

便潜血検査について

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

寒さが厳しくなってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は健康診断を受ける年になりました。血液検査は職員検診などで定期的に行っていますが、今回初めて便潜血検査をします。大腸がんの検査ですね。初めて受ける検査は緊張します。
ということで、大腸がんの基本的な検査「便潜血検査」についてお話ししたいと思います。

便潜血検査は簡単に言うと「便に血液が付着しているかどうか」を調べる検査です。大腸に腫瘍があればそこから出血があるためです。
この検査が陽性であれば大腸内視鏡検査などの精密検査を受けることになります。

せっかく検査を受けるのですから正確な結果がほしいですよね。
結果が偽陰性(陽性と判定されるべきものが陰性と判定されること)にならないための注意点をいくつか紹介します。
①「便の表面から採取する」
便が作られた後、表面に血液が付着します。これを検出したいので便の表面から採取します。表面に均一に血液が付着しているわけではないため、いろいろな箇所から採取することが大切です。
②「適量を採取する」
採取容器には保存液が入っているため採便量には適量があります。当院で採用している採取容器は採取棒の溝が埋まる程度となっています。
③「採取後は早めに提出する」
提出日前日と当日に採取するのが一番よいのですが、難しい場合は数日前から採取するのがよいでしょう。採取した便は提出まで日の当たらない涼しい場所で保管します。採取後はできるだけ早く検査をした方が検出率は高くなります。

便潜血検査を受ける機会があれば参考にしてみてください。

臨床検査部 N.K

日本医師事務作業補助者協会 第6回岡山地方会に参加しました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

日本医師事務作業補助者協会 第6回岡山地方会が、2023年12月2日(土)午後、倉敷中央病院 大原記念ホールにて開催され、当院秘書課より5名が参加してまいりました。

会では、「医師事務作業補助者の教育」をテーマに、まず「迫る医師の働き方改革!2024年の先にある医師事務作業補助者教育のあり方を考える」と題して、慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 訪問助教 高橋 新先生より講演がありました。
講演では、厚労省の2040年を展望した医療提供体制の改革についての概要解説がなされました。その基盤として、地域医療構想の実現、医師・医療従事者の働き方改革の推進・実効性のある医師偏在対策の着実な推進を三位一体で改革推を進めていることが開設されました。
また、2024年4月から、医師の働き方改革がスタートするにあたって、開始がスタート地点であり今後、一層変革に対応していかなければならないことや、医師事務作業補助者の業務について1)量から質へ 2)地域医療構想 3)DXによる働き方改革 4)教育 5)我々が目指す医療 の5つの視点から解説がなされました。
医療の質を保持するため、患者さんに良質な医療、安心安全な医療提供に、医師事務作業補助者は不可欠な存在である。その自覚を持ち、自院のビジョンも意識しながら日々の業務を遂行し今後更に、組織の成長に貢献していく存在であるべきと、医師事務作業補助者の存在意義についても語られ、私たち自身の学ぶ姿勢が問われているのだと感じました。また、様々な資料もご提示され、よい学びの機会となりました。

その後は、プログラムに沿って、グループディスカッションが実施されました。~ほかの病院ではどうしてる?他院の取り組みを学んだり、悩み相談してみよう!~をテーマに、第一部「教育について(新人・指導経験者・管理者)」の3部門9グループに分かれて、また、第二部「業務について(外来業務・病棟業務・診断書・秘書業務・登録業務・マネジメント)」の6部門に分かれての実施でした。北海道や福岡、京都、高知等県外からの参加者も多く、おられました。実務についてのディスカッションで様々な視点を得ることができました。ディスカッションの内容は課内でも共有し、スキルアップに活用してまいります。これからも学ぶ姿勢を大切にしていきたいと感じました。

※医師事務作業補助者協会ホームページ

秘書広報部 M

 

スクエアステップエクササイズについて

こんにちは。街路樹も葉を落とし、すっかり冬景色に変わりましたが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか?これから日増しに寒くなってまいりますが、予防リハビリでは寒さを吹き飛ばせるようにしっかりと身体を動かす運動プログラムを毎日行っています。今回はその中でもご好評を頂いているスクエアステップエクササイズについてご紹介させて頂きます。

スクエアステップエクササイズとは
スポーツ医学などを専門とする国立大学法人の教頭が連携して開発した、科学的エビデンス(根拠)に基づくエクササイズです。スクエアステップの適用範囲は広く、高齢者の要介護化予防(転倒予防・認知機能向上)を始め、成人の生活習慣予防や子供の身体機能の発達などあらゆる年齢層の体力づくりにも適用できる将来性のある新しいエクササイズです。

どのような運動を行うの?
スクエアステップは一辺25cmの正方形が横に4列、縦に10列書かれたマットを利用し、そのマット上でステップを行いながら進んでいく運動プログラムです。動作パターンは難易度に応じて8ステージに分かれており、指示通りに前進・左右など様々なパターンで動くので「歩く脳トレ」とも呼ばれています。初めに職員の指導者が見本のステップのパターンを説明しながら実施し、そのステップを覚えてもらって参加者の方は同じように進みます。人との競争ではないので、ご自身の体調に合わせて自分のペースで実施して頂きます。

初めて体験する方は実際にやってみると難しく感じることもありますが、頭と身体を同時に使うので達成感があって楽しいとのお声を頂くことが多いです。また普段の生活でつまづいて転ぶことがあった方も、バランスを崩しそうになった時に立ち直ることができるようになったと転倒予防を実感される方も多くいらっしゃいます。実際にスクエアステップが身体機能に与える影響を検証してみるとバランス能力・下肢筋力共に身体機能に改善の傾向が見られ、継続することにより機能向上に繋がる可能性が高いことがわかっています。
予防リハビリでは座って行う座位ステップ、立って歩きながら行う立位ステップとそれぞれのお身体の状態に合わせて毎日実施しています。ご希望があれば見学の際に体験して頂くことも可能です。皆さんで楽しくワイワイと交流のきっかけにもなりますので、是非皆様のご参加をお待ちしております。

予防リハビリ 介護福祉士S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

12月ですね

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

一年の締めくくりでもある12月。
新年を迎える準備や、年内に終わらせてしまいたい仕事などで忙しい日々を送られている方も多い事と思います。忙しさのあまり、気が付けば年末・・という事もあるかもしれませんね。
12月にまつわる行事や風物詩って、意外と多いのをご存じでしょうか?
針供養(12月8日)・・折れたり曲がったりして使えなくなった針を、労いの意味を込めて柔らかい豆腐や蒟蒻に刺して供養し、裁縫の上達を祈るそうです。
正月事始め(12月13日)・・その名の通りお正月の準備を始める日で、「煤払い」や「松迎え」をする習慣で、現在でもお寺や神社では「煤払い」を行っています。

炭や薪で火を起こす事が無くなったので一般の家庭では「煤払い」が「大掃除」に変化し、習慣として残ったようです。
その他、冬至やクリスマス、大晦日や年越しそばに除夜の鐘・・と、12月にはイベントや行事がたくさんあります。
忙しい中でも、イベントや行事を楽しむ余裕を持ち、一年を締めくくりたいですね。

倉敷在宅総合ケアセンターには、現在13名のケアマネジャーが在籍しており、ご利用者様が住み慣れたご自宅で、安心して生活出来るようお手伝いさせて頂いています。お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 I

栄養科通信vol.191「食品表示の豆知識」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

買い物をする際、食品表示を気にしていますか?
食品の表示には法律に基づいて明確なルールがあります。

●原材料名は「先頭」をチェックしましょう。
店頭で販売されている食品には、パッケージの原材料名はたくさん使用している順に記載するよう決められています。そのため先頭に「砂糖」と記載されているものは何よりも砂糖が多く入っているということになります。

●賞味期限と消費期限を確認しましょう。
・賞味期限=「品質が変わらずにおいしく食べられる」期限
比較的品質が劣化しにくい商品(スナック菓子、カップ麺、チーズ、缶詰、ペットボトル飲料など)に表示
・消費期限=「安全に食べられる」期限
品質の劣化が急速にすすむ商品(弁当、サンドイッチ、生麺、ケーキなど)に表示

●カロリーゼロは本当にゼロキロカロリー?
カロリーにも表示基準があります。
100mlあたり20kcal未満で「カロリーオフ」や「低カロリー」などの表示ができ、100mlあたり5kcal未満で「ノンカロリー」や「カロリーゼロ」の表示ができます。
カロリーオフという言葉に安心して500mlのペットボトル1本を飲んだら、実は100kcal近く摂取していたということにもなりかねません。
言葉の影響に惑わされず、栄養成分表示を確認する習慣をつけましょう。

参考
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0929-7a.html
農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/syouan/syoku_anzen/bimi/r0212/limit.html
消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrient_declearation/

管理栄養士 Y.N

イラスト:イラストAC

にぎわいが戻ってきました~倉敷老健より~

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

早いもので2023年も残すところあとわずかとなりました。
今年は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられ、それに伴い、各地でイベントや行楽も賑わうようになりました。皆さんも少しづつコロナ前の日常を取り戻しつつあるのではないでしょうか。
倉敷老健では、コロナウイルス流行前は、11月に学生さんや職員ボランティアの協力を得ながら、ご家族も招待して当施設の最大イベントである『秋祭り』を開催していました。
おでんの屋台にヨーヨー釣り、1,000本くじなどの縁日もあり、我々職員も本当に楽しみにしていた行事でしたが、コロナ禍で何年も寂しい思いをしていました。残念ながら元の規模とはいきませんが、今年はやっと10月25日にフロア毎に会場を分けて『秋祭り』が開催できました。参加された入所者様はマスクをしていてもわかるほど笑顔が溢れており、それを見ている職員もとても嬉しい時間となりました。また、11月5日に開催された『のぞみの会』では、当施設の紹介コーナーで、入所者様が一生懸命作ってくれたアクリルたわしをプレゼントして、久しぶりに施設外の方とも交流することができました。今後は、感染対策の工夫は必要ですが、ご家族も参加できる行事会が再開出来る様にしていきたいと思っています。
まだまだ油断できない状況ではありますが、ご入所者の方の健康を第一に基本的な感染対策を継続しつつ2024年はさらに良い年になるようより一層努めていきたいと思います。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

【2/18(日)】福祉の就職フェア岡山冬に参加します!

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年2月18日(日)に開催される岡山県社会福祉協議会主催の「福祉の就職フェア岡山 冬」に全仁会グループとして参加します!
(場所:岡山コンベンションセンター3階 ブース出展時間:13時00分~16時00分)

チラシはこちら ↓↓
20240218福祉の就職フェア

・介護職や生活相談員を目指している学生の方

・介護職としてご経験があり新しい職場を検討している方

・当グループの関連施設にご興味をお持ちの方 など

ぜひお気軽にご来場ください!事前の申し込みも不要です。

当日は60法人の採用担当者がブースを設け、個別面談会を実施します!
ご友人などをお誘いの上、ご来場いただけると幸いです。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

人事部 日笠・米村

倉敷老健 通所リハビリテーション『介護予防を目的とした運動プログラム 転倒予防体操』のご紹介

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

今年も残りひと月を切り、寒さも本格的になってまいりましたが、皆さま体調はいかがでしょうか?
倉敷老健通所リハビリテーションでは、換気や手洗い、手指消毒など感染予防に努めています。

今回は、倉敷老健通所リハビリテーションにある『介護予防を目的とした運動プログラム 転倒予防体操』についてご紹介させていただきます。
ここでは、毎日60名程度のご利用者が活動されています。
対象のご利用者は、介護保険の認定を受けた方で自立度の高い方が介護予防を目的とした基礎体力の向上や転倒を予防したい方、家庭での活動、地域社会へ参加を不安なく行いたい方等にご利用いただいています。
職員は、理学療法士2名、言語聴覚士1名介護福祉士2名が担当しています。

活動内容は、
午前に、転倒予防を中心とした体操や健康講座などを行っています。
午後に、日常生活動作を中心とした太極拳、ゆったりとした体操・セラバンド体操などを行っています。
加えて、個別リハビリテーションでは、リハビリ専門職が個々のご自宅での状況を踏まえ、身体状況の確認や運動指導を行っています。
上下肢筋や体幹筋の筋力強化練習は、身体機能の向上や動作の安定性の向上を図るためにも大切です。
今回は座ったり、立ったりなどの筋力強化訓練やバランス訓練を中心に行っている転倒予防体操の中のスクワットという下肢の筋力を鍛えるのに効果的な運動についての方法や注意点等をご紹介します。

・正面では、膝を曲げる際に、膝が足部に向かうように、曲げていきます。
膝が内側に入らないようにします。
・側面では、股関節と膝関節を曲げながら体幹と下腿が平行になるように前に倒します。その際に、膝は足先の上に位置するようにします。膝が足先を大きく超えないようにします。

 

スクワットは、お一人で実施が出来、大殿筋(お尻周りの筋肉)や大腿四頭筋(お膝周りの筋肉)を鍛えることが出来ます。それらの筋肉を鍛えることで、立ち座りや歩行の安定性の向上を図ることができます。回数に関しては、少ない回数から無理ない範囲で徐々に回数を増やしていきます。正しい方法で運動を行わないと、目的の筋肉を鍛えることができなかったり、痛みを生じたりする可能性があるため、正しい方法で行うことが大切です。運動をしっかり行いたい、しかし、どのような運動を行えば分からないなどのお悩みをお持ちの際は、ぜひとも当施設へご相談ください。
倉敷老健通所 リハビリテーションスタッフ

スクワットは、お一人で実施が出来、大殿筋(お尻周りの筋肉)や大腿四頭筋(お膝周りの筋肉)を鍛えることが出来ます。それらの筋肉を鍛えることで、立ち座りや歩行の安定性の向上を図ることができます。回数に関しては、少ない回数から無理ない範囲で徐々に回数を増やしていきます。正しい方法で運動を行わないと、目的の筋肉を鍛えることができなかったり、痛みを生じたりする可能性があるため、正しい方法で行うことが大切です。運動をしっかり行いたい、しかし、どのような運動を行えば分からないなどのお悩みをお持ちの際は、ぜひとも当施設へご相談ください。

倉敷老健通所 リハビリテーションスタッフ

認知症サポーター養成講座開催報告

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

11月28日(火)10時~玉島信用金庫倉敷支店3階会場にて、認知症サポーター養成講座を倉敷市老松・中洲高齢者支援センター主催で開催しました。当日は天気も良く38名の方にご参加いただきました。認知症サポーター養成講座を初めて受けられる方がほとんどであり、認知症支援についての関心が伺えました。

90分間と長い時間でしたが、85歳以上の2人に1人は認知症になることや認知症は脳の病気であり、誰もがかかるかもしれない身近な病気であり、地域で認知症の方を支えていき共に生きていく必要性など伝えさせていただきました。また、対応の方法では、実体験を元に認知症介護のことについて話を行い、皆様最後まで真剣に聞いてくださっていました。

今後も住民の皆様に有益な情報をお伝えできるように活動していきたいと思っています。日常の生活や地域のことでお困りのことがありましたら、高齢者支援センターまでご相談ください。

倉敷市老松・中洲高齢者支援センター H

※参加案内の記事はこちらです。

中学生が職場体験に来られました

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

中学生が職場体験に来てくれました。

【チャレンジワークとは】
学生が職場体験を行う事により就労感や職業観の育成を図り、今後の進路設計を考え、参考とする事。

①受入れ期間:11月7日~9日(3日間)
体験場所:倉敷在宅総合ケアセンター 通所リハビリ(デイサービス)
学校名:倉敷市立船穂中学校の学生2名

2名の学生さんが通所リハビリで職場体験を行いました。
現場スタッフに教わりながら、ご利用の方のお話し相手やレクリエーション、リハビリの観察など普段行っている業務を体験してもらいました。

▲ご利用の方と一緒にテレビ画面を見ながら体操をしている様子

コミュニケーションをとりながら楽しく取り組んでいました。

②受入れ期間:11月14日~16日(3日間)
体験場所:薬剤部・リハビリテーション部・倉敷老健(介護老人保健施設) 計3部署
学校名:岡山県立岡山大安寺中等教育学校の学生4名

4名の学生さんが計3部署で職場体験を行いました。
現場スタッフに教わりながら部署ごとの特性を理解してもらい、どんな仕事をしているのかなど理解を深めてもらった後に実際に現場スタッフに教わりながら業務を体験してもらいました。

▲薬剤スタッフより業務内容の説明

一生懸命聞いてくれ、メモもたくさん取っていました。

▲調剤業務の体験

▲リハビリスタッフによる業務内容の説明

▲患者さんの疾患に対し、どの様なリハビリが実施されているのかを理解し観察してもらいました

▲感染対策の一つでもある、ガウンの着脱を教わる様子

▲ご利用の方と楽しく塗り絵をしている様子

3日間という短い期間ではありましたが、患者さんやご利用の皆さんも若い中学生の方とコミュニケーションを取ることができ、大変喜ばれておりました。
中学生の皆さまは、この体験を通して仕事をするという事のイメージを膨らます事ができたのではないかと思います。ぜひ将来に役立てていただけたらと思います。
学生さん大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

※写真は許可を得て掲載しております。

人事部Y

口臭が気になった経験はありませんか?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

口臭が気になったことはありませんか?
実は口臭の原因の9割は口腔疾患にあります。

最大の原因の一つが歯周病です。歯肉からの出血による血液成分が歯周病細菌を増殖させて、口臭の元である揮発性硫黄化合物(卵が腐ったような臭い)を生み出します。

そして、もう一つ口臭の最大の発生源と考えられるのが舌苔(ぜったい)です。舌苔とは、舌に付着している白や黄色っぽい苔状のものです。
舌の表面には舌乳頭という突起があり、舌乳頭の隙間に食べかすや、剥がれ落ちた細胞などが溜まると舌苔が形成されます。

口臭予防の対策として、まず虫歯や歯周病の治療をしましょう。そして、歯磨きなどのセルフケアの行程に舌苔のお掃除(舌磨き)も加えましょう。
舌磨きには歯ブラシではなく舌専用ブラシを使うようにしましょう。やり方は、舌ブラシを舌の奥に優しく当て、奥から手前に3〜4回程度軽く掻き出すように動かしましょう。舌表面は傷つきやすいので強くゴシゴシ磨かないように注意してください。
1日に何度も舌磨きをすると舌の表面を傷つけてしまいます。舌磨きはやりすぎず、1日1回を目安に行うようにしましょう。

歯科衛生士 T