カテゴリー別アーカイブ: スポーツリハビリテーションセンター

「動的ストレッチ」の講習会にて講師を務めました

2025年3月10日(月)に、しらうめスポーツクラブ主催の「動的ストレッチ」をテーマにした講習会が開催されました。当センターの川元(理学療法士、JSPO-AT)が講師を務め、講演補助として小亀(理学療法士)が参加しました。

会場の岡山県真庭市の白梅総合体育館には、50名を超えるスポーツ指導者、選手、スポーツ愛好家の方が参加され講義・実技指導を行いました。動的ストレッチは大きくダイナミックストレッチとバリスティックストレッチの二つに分けられます。ダイナミックストレッチとは、静的なストレッチとは異なり、身体を動かしながら筋の柔軟性を改善し、パフォーマンス向上や怪我の予防に効果があると言われています。講習会に参加された方からは「スポーツ現場での指導に役立てたい」、「運動の前だけでなく、仕事前の運動としても取り入れたい」などの前向きな言葉をいただきました。今後も地域スポーツに少しでも役立つ知識・情報を発信していきたいと思います。

※ダイナミックストレッチ
   例:腕を大きく振る・足を前後に振る・軽いランジをする などの動作。
※バリスティックストレッチ
反動や弾みを使って筋肉を素早く伸ばすストレッチ方法。
例:前屈をして体をバウンドさせながら徐々に可動域を広げるような動作。

スポーツリハビリテーションセンター K

#倉敷平成病院
#スポーツリハビリテーションセンター
#倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター
#理学療法士
#アスレティックトレーナー
#ストレッチ #動的ストレッチ #ダイナミックストレッチ #バリスティックストレッチ

第37回日本肘関節学会学術集会 参加報告

2025年3月14日(金)~15日(土)に岡山市の岡山コンベンションセンターにて第37回日本肘関節学会学術集会が開催されました。当センターから川元(理学療法士)、石井(作業療法士)、山丈(作業療法士)3名が参加しました。
今回は「肘関節外科の最適解」をテーマに医師やセラピストの様々な発表がありました。超音波画像診断装置(エコー)を使用した評価や最新の治療方法など、肘関節疾患に対する多くのことを学ぶことができました。

当センターでもエコーを使い筋肉や腱、靭帯、骨などの運動器の観察・動的評価を行える体制を整えています。今回得た知識を日々の診療に活かし、より質の高いリハビリを提供できるよう努めてまいります。

#倉敷平成病院 #スポーツリハビリテーションセンター #倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター
#理学療法士 #作業療法士 #肘関節 #日本肘関節学会

【大阪府バスケットボール協会主催の中学生交流大会 メディカルチェック参加報告】

2025年3月9日(日)にの近畿大学記念会館(大阪府東大阪市)で大阪府バスケットボール協会主催のU14 DC交流大会(中学生交流大会)が開催されました。出場選手に対して検査測定等を行うメディカルチェックのスタッフとして、当センターから副センター長 小畑、川元、新田の3名が参加しました。
バスケットボール競技における足部・足関節・膝関節の外傷・障害は最も多く、パフォーマンスを低下させる要因となります。また軽視されがちな、足関節捻挫は初回受傷時の対応が最も重要であり、選手・保護者への教育や予防プログラムの実施は現状の課題であると感じました。
当センターでも今後予防プログラムや啓蒙活動を個人だけでなくチームにも行えるよう体制を整えていきたいと思います。

 

#スポーツリハビリテーションセンター #倉敷平成病院
#倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター #理学療法士 #メディカルチェック
#大阪府バスケットボール協会 #バスケットボール #足関節捻挫

スポーツリハビリテーションセンター K

リハビリセンターに超音波画像診断装置導入

この度、リハビリセンターに超音波画像診断装置(以下、エコー)が1台導入されました。

エコーは、音波を利用して体内の臓器や組織の画像を作成する検査です。音波は非常に高い周波数(人間の耳には聞こえない)で、体内の異常や病変を検出するために使用されます。この検査は、痛みがなく、侵襲的でないため、妊娠中の方やお子様にも安心してご利用いただけます。エコーを用いることで筋肉や腱、靭帯、骨など運動器の観察ができ、CTやMRIのような静止画像だけでなく、リアルタイムで運動器の動的評価が行えます。

スポーツ現場においてエコーを使用することで医療スタッフやトレーナーが迅速かつ正確に選手の健康状態を把握し、必要な治療を行うことができます。

スポーツリハビリテーションセンターではアスリートの方が早期に回復し、安全にスポーツを楽しむことができるようサポートします。

エコーについてのお問い合わせ等はスタッフまでお声掛けください。

スポーツリハビリテーションセンター 副主任 H

#超音波画像診断装置 #エコー # 運動器エコー #倉敷平成病院 #スポーツリハビリテーションセンター #倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター #理学療法 #作業療法 #スポーツリハビリテーション #アスレティックトレーナー

 

岡山県理学療法士会研修会「認定スクールトレーナーとは?基礎から岡山県の現状と展望」報告

【岡山県理学療法士会研修会「認定スクールトレーナーとは?基礎から岡山県の現状と展望」報告】

2025年2月21日(金)に岡山県理学療法士会研修会「認定スクールトレーナーとは?基礎から岡山県の現状と展望」がオンラインにて開催されました。研修会の講演のうち講演2「岡山県内の活動・展望」で当センター 濱田理学療法士(認定スクールトレーナー:略してScT)が3人のうちの1人として演者を務めました。

 

認定スクールトレーナーは、2024年度から全国で開始された制度です。内閣府と文部科学省に承認を受けた資格で、現在、全国で130名、岡山県では3名が認定されています。理学療法士が医師と協力して地域の医療機関や地方自治体、教育委員会などと連携し児童生徒等の運動器の健康増進、運動器疾患・疾患予防に関わる教育・啓発や保健指導の支援・協力を行う活動です。当センター長の平川宏之医師(整形外科)も活動を支援しています。
今回の研修会では申込者数が140名を越えており、注目度の高さが伺えました。
私自身、今後も地域と連携を図りながら、活動を進めて参ります。

スポーツリハビリテーションセンター H

認定スクールトレーナーについては、運動器の健康・日本協会ホームページに掲載されています。(https://www.bjd-jp.org/trainer

#倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター #倉敷平成病院#スポーツリハビリテーションセンター#認定スクールトレーナー #ScT #理学療法士 #PT #運動器の健康・日本協会 #日本理学療法士協会 #岡山県理学療法士会

 

【入谷式足底板フォローアップセミナー開催報告】

2025年2月16日(日)、倉敷平成病院リハビリテーションセンターにて「入谷式足底板フォローアップセミナー」を開催しました(主催:身体運動学的アプローチ研修会 岡山支部)。

午前の部では、倉敷平成病院 スポーツリハビリテーションセンター 片山理学療法士が講師を務め、症例検討を行いました。午後の部では、アーチパッドの削り方や靴への適合方法について実践的なトレーニングを実施し、参加者同士で技術の向上を図りました。

スポーツリハビリテーションセンター では、患者さまの症状に応じて、理学療法士がオーダーメイドで足底板を作製しています。歩行時の痛みや疲労を軽減したい方、姿勢や歩き方を改善したい方、スポーツパフォーマンスを向上させたい方は、お気軽にご相談ください。

※入谷式足底板とは
入谷式足底板は、姿勢や動作のコントロールをサポートする靴の中敷き(インソール)です。広島県出身の理学療法士・入谷誠氏によって開発されました。足部の形状だけでなく、使用者の姿勢や動作を細かく評価し、理学療法士が個別に作製します。

足底のアーチを適切に保つことで、腰・膝・股関節・足首への負担を軽減し、身体各関節のメカニカルストレスを減少させます。さらに、スポーツ時の姿勢や動作をコントロールしやすくなり、パフォーマンス向上にも貢献します。身体の学習機能を活用し、足底板を外した後も効果が持続しやすいのが特徴です。

歩行時の痛みや疲労を軽減したい方、姿勢や歩き方を改善したい方、スポーツのパフォーマンスを向上させたい方におすすめです。

スポーツリハビリテーションセンター 理学療法士 H

#入谷式足底板 #足底板 #インソール #中敷き #身体運動学的アプローチ研修会岡山支部

 

 

 

 

【肩関節理学療法実技セミナー開催報告】

2025年2月2日(日)、倉敷平成病院に小野志操先生(株式会社運動機能医学インスティチュート、理学療法士)をお招きし、「肩関節理学療法実技セミナー」を開催しました。

本セミナーでは、肩関節の機能解剖学、触診、評価、治療アプローチまで、幅広い内容について実技を交えてご講義いただきました。特に、実際の臨床に即した具体的な手技や治療法について手技を学ぶことができ、明日からのリハビリテーション業務に早速活かせる実践的な内容となりました。

今回の研修は、肩関節機能の向上を目指す上で、理学療法の重要性を再認識する機会となり、大変有意義な時間となりました。今後も、患者さまの治療効果を高めるため、学びを深め、質の高いリハビリテーションを提供してまいります。

小野志操先生のホームページ
https://www.shiso-ono.com/profile-1/

株式会社運動機能医学インスティチュートのホームページ
https://www.wow-factor.info/

倉敷平成病院 スポーツリハビリテーションセンター PT 副主任 H

【おかやま国スポ2025 アイスホッケー競技 岡山県代表帯同報告~スポーツリハビリテーションセンター】

2025年1月31日~2月5日にかけて、岡山市・倉敷市で開催された第79回国民スポーツ大会冬季大会(おかやま国スポ2025)において、倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター所属の川元(理学療法士・JSPO-AT)が岡山県成年男子アイスホッケーチームのトレーナーとして帯同しました。

 スポーツトレーナーの役割は、選手のコンディショニング管理、外傷への応急処置、テーピングなど多岐にわたり、試合で最大限のパフォーマンスを発揮できるようサポートすることです。

アイスホッケーは「氷上の格闘技」とも呼ばれ、脳震とうや脊髄損傷など命に関わる外傷が発生する可能性がある競技です。今大会では初戦敗退という結果ではありましたが、大きな事故や重傷者を出すことなく大会を終えることができました。

今後も、より質の高い選手サポートが行えるよう、研鑽を積んでまいります。

倉敷平成病院 スポーツリハビリテーションセンター PT 副主任 H

※写真掲載許可取得済み

https://okayamaikaho2025.jp/#gsc.tab=0

#おかやま国スポ2025 #アイスホッケー #成年男子チーム #帯同 #日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー #JSPO-AT #スポーツリハビリテーションセンター #倉敷平成病院

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー岡山県協議会 研修会開催報告

1月27日、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー岡山県協議会の研修会が倉敷平成病院にて開催されました。

当院スポーツリハビリテーションセンター 副センター長 小畑(理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT))が講師を務め、院内スタッフも参加しました。
テーマは「前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)損傷のリハビリテーション」で、他施設のトレーナーや医療従事者と知見を共有し、意見交換を行う貴重な機会となりました。

前十字靭帯損傷とは、膝関節内にある前十字靭帯(ACL)が部分的または完全に断裂するケガのことです。スポーツや転倒などによる膝への強い衝撃が主な原因で、特にサッカー、バスケットボール、スキー、ラグビーなどの急な方向転換やジャンプ動作を伴う競技で多発します。

当院では、前十字靱帯損傷の選手や患者様が多く受診されます。今後も、より質の高いリハビリを提供できるよう、研鑽を積んでまいります。

倉敷平成病院 PT科副主任 H

第77回全国高校バスケットボール選手権大会 帯同報告~スポーツリハビリテーションセンターより~

令和6年12月23日(月)~29日(日)に開催された第77回全国高校バスケットボール選手権大会に岡山県代表のトレーナーとして当院スポーツリハビリテーションセンターのスタッフ1名が帯同しました。1回戦は100点ゲームで勝利しました。2回戦は強豪との対戦となり惜敗しました。選手は全国大会を経験する度に成長し、最後には勝利という大きな成果を上げることができ、最後まで諦めない姿は多くの人に感動を与えてくれたと思います。そういった環境を共有できることがスポーツ分野に携わる者の醍醐味かと思います。このような体験を多くのスタッフに経験してもらえることを切に願います。

スポーツリハビリテーションセンター O