月別アーカイブ: 2022年1月

『コロナ禍に元気を』手づくりの竹細工をご寄贈いただきました

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、福田さんがコロナ禍で大変な医療従事者に元気になってもらえたら、との思いで手づくりされた竹細工をご寄贈くださいました。

お正月の門松をヒントに竹の廃材を利用し、節のところで斜めに割るとにっこりと口を開けて笑っているように見えることから、目を付けたら可愛いのではないか、とアイデアを形にされたそうです。

3つの素敵な笑顔の下にはそれぞれ『笑顔で』『カムカムエブリバディ』『笑って』と気持ちが明るくなる言葉が並び、付属のお手製絵馬にも『笑福』『立春大吉』『招福』と願いを込めたメッセージが書かれています。

福田さんは、星形の小物入れや脳トレの数字パズルを手づくりされ、地元の幼稚園やクリニックに寄贈されるなど、地域との交流を精力的に行われている方で、当院には昨年もシトラスリボンをご寄贈くださり、ご縁をいただいております。

今後も感染予防を徹底し、職員一同これからも笑顔で診療に努めて参ります。
福田さん、心温まる作品をありがとうございました。

秘書・広報課

グループホームのぞみ 感染予防実施中

 

こんにちは
グループホームのぞみです

新型コロナウイルスが日本に上陸して2年が経過しようとしています。
ウイルス自体も変異を続け、少し落ち着いてきたた様子を見せていましたが、あっという間に、新しい変異株が広がっている状況となってしまいました。

グループホームのぞみでも、手洗い・消毒・換気・飛沫防止など、感染対策の徹底を行いながら、皆様がお元気で、笑顔で過ごしていただけるよう努めてまいりたいと思います。

ご家族の皆様にも、面会の制限があり、ご不便をおかけしますが、引き続きご協力をお願い致します。

 

         ピースガーデン倉敷 4階  グループホームのぞみ 介護福祉士 Y

環境の変化

新しい年を迎え早くも1ヶ月が経過しました。「一月往ぬ、二月逃げる、三月去る」といい、1月から3月はあっという間に過ぎ去り、新年度を迎えることとなるでしょう。

私事ですが、我が家の娘は3月で保育園を卒園、4月にはピカピカの1年生です。ランドセル、制服、学習用品など着々と準備を進めていますが、「うちの子が勉強についていけるのか。新しい環境に馴染めるのか」今から心配で仕方ありません。本人も「友達が出来なかったらどうしよう」と度々つぶやき、不安いっぱいの様子です。

新しい環境、環境の変化というのは楽しみでもありますが、同時に誰しも不安を抱えるものだと思います。

突然起こる病気や怪我もまた、大きな環境や生活の変化をもたらします。私たち医療ソーシャルワーカーは、病気や怪我により、今までとは異なる状況に不安を感じている患者様やそのご家族が、少しでも安心して入院生活、退院後の生活を送れるようにサポート致します。
お気軽に病棟の医療ソーシャルワーカーまでご相談ください。

チョロQ

ホームヘルパーってこれは出来る?出来ない?

皆さんこんにちは、ヘイセイホームヘルプステーションの訪問介護です。
新しい年を迎えて1ヶ月が過ぎようとしています。一段と寒い日が続いていますが、健康管理に気をつけて乗り切りましょう。

さて、皆さんは訪問介護サービスでホームヘルパーが出来ること、出来ないことは何?と疑問に思った事はありませんか?
訪問介護サービスの内容と利用時間は、介護保険制度により決められており、サービス内容は身体介護(ヘルパーが体に触れて行う食事や入浴、排泄介助等)と生活援助(負担となっている日常の家事を援助する掃除、洗濯、買い物、調理等)に分かれています。
ですが、身体や生活に関わることが全て行える訳ではありません。
今回は、そういった介護保険では対応出来ないことについてお伝えしたいと思います。

訪問介護サービスでは基本的に医療行為は行えず、同居しているご家族の援助も行えません。
また、嗜好品やお歳暮の購入、来客用の買い物、大掃除(カーテン洗濯等)、身長より高い所や普段使用しない部屋の掃除等、日常生活を送るのに特に支障がないと判断される援助は行う事が出来ません。

<その他実際にお断りした事例>
市販薬の購入(処方箋での薬受け取りは可能)、ベランダ掃除、大掃除(窓拭き等)、庭木の水やり、草取り、溝掃除、一緒に車で買い物や銀行に行って欲しい、仏壇花の購入、ペット用品の購入や散歩、T字カミソリでの髭剃り、お酒(ノンアルコールも不可)や煙草の購入等

このように介護保険では対応出来ないサービスはありますが、ご自宅での生活を継続出来るように、ホームヘルパーは身体の状態や生活の様子も観察しながら日々訪問しています。
異変があった場合はケアマネージャーやご家族等と連絡をとり合い、必要な対応をさせて頂いています。病気等の身体の変化で、掃除や買い物が出来ない!一人で入浴が出来ない!等といったお悩みがあれば、一度担当のケアマネージャーに相談してみるのはいかがでしょうか?また現在ご利用されている方で困っている事や気になる事があればいつでもご相談下さい。

                                  訪問介護mn

笑顔の理由

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。

初めまして。新人作業療法士のKです。

1月に入り寒さが厳しい季節となってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?私はあまり雪の降らない県の出身ということもあり、なかなかこの寒さに慣れることができていません。

新人職員として4月に入職し10ヶ月が過ぎようとしています。入職してすぐのころは分からないことばかりで不安を感じることもありました。そんな中で、何度同じ質問をしても丁寧に教えてくださる先輩方や、一緒に納得できるまで考えてくれる同期のみんなのおかげで、本当に充実した日々を送ることができています。

この10ヶ月間、たくさんの患者さんと関わらせていただく中で、どんな時でも笑顔で接してくださった方がいました。その方は、朝声をかけにいくと「あら、よく来たね、来るの待っとったよ」といつも笑顔で出迎えてくれました。その方に、「どうしてそんなにいつも笑顔で接してくれるんですか?」と尋ねたことがあります。すると、「楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しいことが起きるんだよ」と教えてくれました。大変な入院生活を送っている方からそんなことを言われるとは思わずとても印象的でした。それと同時に、笑顔で接することで精神的な面で元気づけられる人もいることに気づかされました。その方と出会い、患者さんに限らず人と接する時の考え方が少し変わった気がします。

これからもたくさんの患者さんのリハビリを担当させて頂きます。患者さんの気持ちに寄り添い、辛い、しんどいと大変な入院生活が、少しでも楽しかった、来てよかったと思っていただけるようなリハビリができる作業療法士になれるよう、日々精進していこうと思います。

最後になりましたが、まだまだ新型コロナウイルスは終息しておらず、世間では第6波がきたと言われています。終息する日はきっと来ます。またみんなでマスクを外して笑いあえる日が来ることを願って、引き続き感染対策、体調管理を行っていきましょう。

作業療法士 K

介護福祉士を取得して・・・

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

去年コロナ禍の中、取得することができました。取得前より責任、知識も変わってくる為今以上に精進しなければなりません。一つのケアで流れのようにするのではなく、ご入居の方の希望や心身の状態も観察し行動すること。日々心身の状態も変化する為、ケアに入るご入居の方の状態、変化があるか・いつもとどう違いがあるかなど事前の把握し危険予想する視点も大切です。それぞれの入居者様が持っている疾患や状態が違うことから、一人一人に適した介護・日々快適に過ごして頂く、などの個々の情報を把握し安心、安全に寄り添うことが尊厳や自立した支援を行う事に関して必要不可欠であると思います。コロナはまだまだ収束は難しいと思いますがご入居の方にうつさない、自分も発症しないを心掛け介護福祉士としての責任と立場を理解し邁進していきます。

介護福祉士 R.S.

「報・連・相」が企業を強くする

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

◆報告
基本的に部下が上司に対して、発生した事実や上司から受けた指示に対する経過や報告を伝える。
報告では「事実」「途中経過」「結果」のみで、自身の「感想」「私見」は不要です。

◆連絡
発生した事実を関係者全員にしっかり伝えるという目的です。
連絡はあくまで「事実」を伝える事で、個人的な「意見」「感想」などは不要です。

◆相談
自分だけで判断に迷う時は上司、先輩、同僚に意見を求め、アドバイスをもらうこと。
仕事をしていると作業方法や顧客への対応の仕方、一人では分からない事。
「報・連・相」をスムーズに行うと「作業効率のアップ」・「作業ミスの減少」・「品質向上」など企業全体のパフォーマンスアップになります。

◆報・連・相が出来ている企業は強い
〇「報・連・相」が出来る環境にするには、職場内の人間(特に役職者)が「報連相歓迎」というムードつくり、気持ちを持って仕事に取り組むこと。

〇相手が気軽に声をかけられるように笑顔を意識し、普段から積極的にコミュニケーションを取っておくと「報・連・相」がスムーズに出来る環境も整う。

〇「報・連・相」を通じて職場内の人とコミュニケーションを図ることが出来るため、職場内の雰囲気も良くなる可能性が高くなります。自分、仲間、職場がレベルアップするためにも積極的な「報・連・相」を意識する。

※特に経験値が少ない新人・若手社員は、判断に迷う場面が多く訪れるので上司・職場内での、相談しやすい・話しやすい・風通しのいい環境をつくることが最も重要です。

脳ドックセンター H/S

カルシウムスコア測定(心臓CT検査)について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

カルシウムスコアとは、心臓を栄養する動脈である冠動脈の石灰化を測定するCT検査です。
石灰化とは、動脈硬化が起こった血管の内壁にカルシウムが沈着した状態の事です。

この石灰化は心筋梗塞の発症リスクを予測する一つの因子となり、石灰化が多いほど、動脈硬化も多く、心筋梗塞を起こすリスクも高くなるという訳です。
この検査の目的は冠動脈が狭くなったところを把握するのではなく、将来起きる心筋梗塞等の心事故を予測したり、体全体の石灰化を把握することです。

撮影は心臓の動きに同期して撮影するため、心電図計測用の電極を胸に4ヶ所貼り撮影を行います。その画像を基にワークステーションという装置で解析を行います。
結果は数字で出るので客観的に評価ができます。

この検査の特徴は、血管撮影のような造影剤を使用せず、さらに被ばく量も少なく、検査時間も5分程度で比較的簡便に撮影することが可能な点です。

胸の痛み・しめつけ等の症状がある方や糖尿病・メタボリック症候群・高血圧・高コレステロール・喫煙者などの方は検査を受けてみてはどうでしょうか。

ここから、放射線技師なりの技術的なお話をします。
心臓を栄養している血管を撮影する訳ですが、その血管は心臓とともに絶えず動いています。その血管をブレ無く撮影するには特殊な方法を用います。
まず、先ほどの心電図の波形から一番動きの穏やかなタイミングを見極めます。
そのタイミングは心拍数によって2もしくは1ヶ所あります。
心拍数65を境に低ければ2、それ以上では1ヶ所存在します。
もちろん心拍数が低いほどタイミングを合わせやすくなります。
その心拍数65以下の2ヶ所のタイミングの中で一番動きの穏やかで時間の長いポイントは、脈と脈の間の75%あたりに存在する拡張中期と呼ばれるところです。ここが一番撮影に適したポイントになります。
心拍数が早い場合はその拡張中期がなくなり収縮末期と呼ばれる心臓が一番しぼんだ状態のところが唯一の撮影ポイントになります。ここは動きの穏やかな時間が短くブレ易くなるので注意が必要です。
この検査では心拍を下げるような薬を使わないのでどこを狙うか見極めが重要となります。
さらに撮影方法も、被ばくは少ないが高心拍に弱いもの、被ばくは多少増えるが高心拍に強いものがあり、その都度適宜選択しています。
あと、一番重要な事、それは息を止められるかという事です。
15秒程度ですが確実に息を止めないと呼吸によるブレはどうにもなりません。
もし、止められない場合は、心電図との同期をせず短時間で撮影をできる方法で行います。カメラで言うとシャッタースピードを短くすると止まって見えるのと同じ原理です。

以上ですが、この検査は心臓CTとしては比較的簡便な部類にはなりますが、撮影側としては心拍数が低いことを期待しつつ、思案しながら撮影を行っています。

 

放射線部 とんかつ

梅核気(ばいかくき)の鍼灸治験例

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

先日、喉のつっかえ感のある40代の男性が来院されました。
病院に行って検査をしても異常なしとされ、自身でインターネットで調べたところ、梅核気ではないかとの訴えでした。詳しく伺うと、最近仕事のトラブルが続き、怒りをおぼえる程の大きなストレスを感じ、仕事のある日に喉のつっかえ感を強く感じるとのことでした。
伺った内容から、元々の体質と大きなストレスが重なって喉につっかえ感が発生したと考えました。

漢方医学でいうところの痰気郁結(たんきうっけつ、=梅核気)で、「梅核気」とは、読んで字の如く梅の核(=種)のような気の塊が喉に留まってしまい、呼吸や飲食は差し支えないが何かがつっかえたような違和感を強く感じる状態のことです。現代医学では、咽喉頭異常感症やヒステリー球と呼ばれています。

治療として痰を取り除いて気を巡らす作用のあるツボを使用ました。治療は週に1回で、4回の鍼灸治療で喉のつっかえ感はほぼ消失し、治療結果に大変喜んでいただいたのと同時に「鍼灸ってすごいですね!」と驚いておられました。

このように病院で異常なしと診断されても、鍼灸治療で対応できるということが度々あります。その逆もまた然りであります。
何かお困りごとがございましたら、ぜひ一度相談だけでもご連絡ください。

鍼灸師 吉武

ヘイセイ鍼灸治療院 電話:086-427-6688

グループホームのぞみ 明けましておめでとうございます2022

こんにちは グループホームのぞみです。本年もどうぞよろしくお願い致します

皆さん、お正月はどのように過ごされましたか?
初日の出を見る意味をご存じでしょうか?
日本では古来より、初日の出とともに年神様が現れるとされ、おめでたいと考えられていました。
初日の出を拝むことでその年の豊作や幸せを祈る意味があります。
のぞみ家では、毎年、元日の朝にベランダに出て、初日の出を拝むのを恒例にしています。
ご入居の方と職員と、一緒に手を合わせ「今年も元気で楽しく過ごせますように」と願掛けをしました。

お正月の3日間は朝、祝膳が提供され、皆さま大変喜ばれ、残すことなく召し上がられていました。
また、お正月気分を高めていただくために福笑い、けん玉、書き初め、カルタとり、コマまわし等のお正月らしい遊びで過ごしました。中でも一番盛り上がったのは「コマまわし」でした。
職員はうまく回すことができませんでしたが、ご入居の方々は「亀の甲より年の功」ということでほとんどの方が上手にコマまわしをされていました。職員はご指導いただき、コマまわしができるようになりました。

今年のお正月も大きな笑い声が聞こえ福が来たことを感じました。

本年も皆様にとって良き1年でありますように。
本年も「笑うのぞみに福来る」を理念に過ごしたいと思います。

ピースガーデン倉敷 4階  グループホームのぞみ  介護福祉士  Y

薬の名称には意味がある?

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

現在、薬剤部にて薬剤師の業務補助として働いております。仕事の一つとして、卸業者から薬を仕入れ、それを薬の棚に保管する仕事があります。そんな業務を通して薬の名前などを自然と覚えるようになりました。

私事ですが、子供がアトピー性皮膚炎を患っています。冬の時期は乾燥もあり、皮膚のかゆみがひどくなると、皮膚科の先生から『リンデロンV』を処方されました。そのときはあまり気にしていなかったのですが、薬剤部で扱っている薬の中に「たしか『リンデロンVG』(以下、『V』『VG』)っていう名前の薬も確かあったような… 『G』がつくのとつかないのでは何か違いがあるのかな?」と、ふと疑問に思いました。

そこで、『V』と『VG』の名前の違いは何がちがうのか、これらの薬の組成されてるものを調べてみました。

 

リンデロンV(軟膏)  ベタメタゾン吉草酸エステル

リンデロンVG(クリーム)  ベタメタゾン吉草酸エステル ゲンタマイシン硫酸塩クリーム

 

このように、ベタメタゾンの『V』とゲンタマイシンの『G』という頭文字をとっており、ベタメタゾンとはステロイド剤のひとつで炎症を鎮めるはたらき、ゲンタマイシンには抗真菌作用があることがわかりました。『V』だけなのか、それとも『VとG』両方配合されているのか、ということを表していました。そのときの疾患の状況により処方される薬が違うのだということもわかりました。

これから、これらの薬が処方されることがあれば、皮膚の状態をどう判断され、何を処方されたのかが、自分でも少しはわかるなと勉強になりました。

薬の名称にもちゃんと意味があるものなのですね。

薬剤部 ガンガン

新型コロナワクチン 追加接種(3回目)予約のご案内

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

 

1月31日(月)より当院でも新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)の予約受付を開始いたします。

■接種対象者

1回目・2回目のワクチン接種を当院で受けられた方で各自治体より3回目の接種券が届いている方
※季節性インフルエンザ予防接種日より14日以上あいている方

■予約方法

①岡山県共通予約システムにて予約
https://v-yoyaku.jp/330001-okayama
②お電話にて予約
倉敷市コールセンター:0120-190-777
受付時間:8時30分~19時(土日・祝日含む)

予約可能日は接種希望者数やワクチン供給数等に応じて随時更新いたしますので、岡山県共通予約システムでご確認ください。

みなさん、最近、歩いてますか?

寒い日が続くと、布団からでるのも億劫になりますが、そんな時に私のおしりを叩いてくれるのはいつも、姉妹や友人や同僚です。

「散歩したよ」「山に登ったよ」と連絡をくれたり、きれいな景色の写真が届いたりすると、私も!と思い立ち、ちょっとそこまで、と、お散歩したくなるのです。
つい先日も、友人から山の写真が届いた翌日、早く目が覚めたので、総社市の福山山頂に日の出を見に行ってきました。私の2倍も歳が離れた人生の先輩方も、続々と上がってこられます。ハツラツと挨拶してくださり、とても清々しい1日のスタートになりました。

さて、超高齢社会の日本では現在、国をあげて認知症施策に取り組むなど、認知機能の低下を予防して元気に地域で暮らすことは、重要な課題となっています。世界的にみても、認知症予防の取り組みが盛んになっています。

「認知機能を維持するためには、頭の体操が大切なんでしょ」
と思われる方も多いと思いますが、加えて、適度な運動が認知機能の維持に関与すると言われています。

健康な人が認知機能を維持するために必要な運動は、負荷が高く、強度が強いものではありません。むしろ、高負荷な運動は認知機能の低下を引き起こす恐れもあることが報告されており、推奨されているのは低強度の運動です。
1日7,500~10,000歩の歩行は、脳の容量を維持することが報告されています。

運動以外には、パソコン操作や日記、買い物などの活動がある方は認知機能を維持できている傾向にあるようです。また、毎日の外出も、脳機能の活性化に繋がります。

ここで肝心なのは、運動や活動をするにあたって、その活動に「納得しているか」「満足しているか」ということです。つまり、嫌々やることでは長続きしないし、効果が下がってしまうことがあるのです。

私はスマートフォンのアプリで

歩数チェックをしており、1週間に35,000歩歩くと、スタンプが溜まります。スタンプが15個集まると、自動販売機で、ペットボトルのジュースが1本無料でもらえます!身体にいいことをして、お得感が味わえるなんで、こんな楽しいことはないですね!(1週間に35,000歩=1日5,000歩なので、推奨されている歩数には足りてはいないのですが…。笑)

認知症を発症する方の経過を見ていると、発症の10年くらい前から運動量が下がってきているということでした。

近頃はコロナウイルスの影響もあり、人との会話が減ったり、外出が減ったり…社会的な交流が減少していることも、認知機能の低下を加速させます。

お天気の良い日には、少し近所をお散歩してみませんか?

※今日の話題は、地域理学療法学会での講演とPTジャーナルの記事を参考にしています。

※1月14日の当院のブログにも「散歩」について記載があります。ご一読下さい。

訪問リハビリ Q

 

ケアセンターショートステイ 1月壁画のご紹介

1月のケアセンターショートスティの壁紙は寅年ということで可愛らしい虎の絵を作成しました。
しかし、どこかで見たことがあるような「トラ」の絵です。まさかのプロ野球マスコットのトラ○○―??

 

1月13日(木)には「1月の誕生日お祝会」を行いました。

お誕生日の方はお二人おられ、今年の抱負を教えていただきました。
お2人とも「健康で過ごしたい」笑顔で語ってくださいました。
その後、新年ということで職員手作りの「すごろく」を楽しんで頂き、とても盛り上がりました。

倉敷在宅総合ケアセンター 介護士 H

通所リハビリ「ユニット2」のご紹介

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

年も明け、新たな一年の始まりとなりました。

お正月の間、みなさんはどのようにお過ごしになられていましたか?
コロナ禍でもあり更に寒いと、ついつい外出されず部屋の中で過ごされていた方も多いと思います。家の中でもしっかり身体を動かして、寒さに負けないように頑張っていきましょう。

通所リハビリにはご利用者さまの身体機能や認知機能に合わせて、たくさんの部屋があります。今回は身体的にお手伝いが必要な方が過ごされている、1フロア内にある「ユニット2」のご紹介をしたいと思います。

ユニット2で行なっている体操は、片麻痺の方や車椅子の方でも座ったまま身体を動かせるように工夫されています。
その中に棒を使った体操があります。動かしにくい手にも棒をしっかり握って頂き、自分の動かせる範囲内で体操を取り組まれています。簡単な動きを中心に、そしてしっかり動かす事が出来るよう反復動作が多いです。
みなさんご自分のペースで麻痺側もじんわり動かされ、回数を重ねるごとに動かす幅が広がるように声かけを行っています。

プログラム担当につくと、ご利用の方から、「棒体操をしてるから腕が前より上がるようになった」とうかがうこともあり、日々継続することが大切だと実感しました。

コロナ感染の事もあり、しばらく創作活動を中止していましたが、感染対策をしっかり行い片麻痺の方でも参加できるようスタッフが下準備を行ったり、貼り付けしやすいようにサポートさせてもらっています。

壁画の作品の中の、塗る作業も、ただ塗るだけ~?と思われるかもしれませんが、色鉛筆を使って繊細なタッチで塗られていたり、絵の具で塗ることでダイナミックな作品が出来ていたりと、その方その方の個性豊かな作品が出来上がっており、驚くことが多いです。私自身いつも、皆さんの作品が出来上がるのを楽しみに心待ちにしています。

ご利用の方々にとって、創作活動とは「楽しみ」だと思っていましたが、細かく手を動かしたり、何色にしようかと考えたりとリハビリに繋がるなぁ~を実感することがたくさんあります

今後もご利用の方々に「楽しみながら、こんなことができるようになった!」と、そんな風に思っていただけることをたくさん増やせるようにユニット2は今年も頑張っていきます。

通所リハビリ 介護士 N

コロナ禍の中の臨床検査部

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

2022年 皆様のご健康をお祈りします。
年明け約2週間の新型コロナウイルス陽性者数は爆発しました。
しかし、陽性者数に惑わされず、もしインフルエンザ並みの致死率になったとしたなら(ワクチンの効果であったとしても)、5類感染症扱いが妥当という意見があります。
日本ではコロナがパンデミックになる以前は、インフルエンザは60-100人に1人の罹患率、~200万人/年もの罹患数がありました。

仮にそうなったとしても、身に着けた感染対策は年中怠らないことは言うまでもありません!よもやワクチンを3回接種するとは思ってもいませんでした。高い獲得免疫がある一方で持続力がなく、コロナは季節性が薄いことが要因だと思います。
日本のワクチン開発に時間がかかるのは様々な背景がありますので、期待し過ぎずに静観しておこうと思います。経口薬などコロナに特化した超有効治療薬もやはりまだまだ時間がかかりそうです。

日本は陽性者や重症者を比較的良く抑え込んでいますが、桁違いに多い国があります。国民性や対策、人種の違いによる影響が大きいのでしょう。腸内細菌の関連性も報告されています。
何れにしても、ウイルスも変異を繰り返しながら生きながらえていく訳ですから、この世から根絶させることはまず困難(唯一、天然痘は撲滅したとされている)だと思います。
私たち人類も進化して今の姿に落ち着いており、世界には各々の地形や気候に順応した異なる人種が存在しています。これも変異の一種なのです。

さて、当院臨床検査部では積極的に関連学会への発表形式等による参加を続けています。コロナ禍による未開催があり、暫く停滞気味でしたが復活しています。
我々は研究のための研究に終わらないことをコンセプトにしています。すなわち、遠い未来のための基礎的研究ではなく、既に臨床上実用化されているものを使用して業務へ応用化し、また知見を増やすことを目的とした臨床的研究です。

2021年度の中国四国支部医学検査学会はオンデマンド開催になりましたが、4演題も提出しています。
一つ目は赤血球や白血球や血小板などの数を調べる血液検査に使用する抗凝固剤によって、血小板数が見かけ上減少してしまう場合がある時の解決方法、二つ目は心筋梗塞など虚血性心臓疾患の補助的診断マーカーである心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)と心筋トロポニンの検査の定量法が定性法よりも優れていること、三つ目は敗血症(感染症によって全身の重要な臓器が重い障害を受けてショック状態になる)の補助的診断マーカーであるプレセプシンの当院独自の基準値を検討、四つ目はこのプレセプシンの検査材料(検体)が汎用性のあるものに変更出来ないかというものです。
全て良い結果が得られ、補助診断の有益な情報となっていますし、また、応用化もされています。スタッフの頑張りが成果に繋がっています。
次に考えているのは新型コロナウイルス検査に関することです。現在使用している方法が、判定までに掛かる時間を半分にできないかという大胆な試みです。実効性を得るためには時間が必要ですが、実現したいと考えています。

このように臨床検査部は当院の他部門にも引けを取らず、患者さんの利益に繋がるように『日々是努力』をしていますのでご期待とご応援をお願いします。

臨床検査部 光源頭

日々の散歩にひと工夫

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

朝晩の冷え込みも厳しくなっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。中には外出を億劫に感じている方もおられるのではないでしょうか。
今回は日頃の散歩にひと工夫をして、万歩計を活用した自主トレーニングを紹介したいと思います。皆様の日々の運動量が少しでも増えるきっかけとなれば幸いです。

さて、皆様は一日にどのくらいの歩数を歩いているでしょうか。日本人の歩数の現状は、1日平均で、男性8,202歩、女性7,282歩となっています(厚生労働省ホームページより)。
理想としては1日1万歩とも言われていますので、体力に自信のある方はこれを目標にしていただきたいと思います。また、65歳以上の方の目標値は、男性で7,000歩、女性で6,000歩と言われています(健康日本21:厚生労働省より)。

まずはご自身が一日にどのくらい歩いているかを、万歩計でチェックしてみてください。実際に万歩計でご自身の歩数を測定し、歩数が目標値(1万歩や健康日本21の歩数目標)に達していない方は、少しずつ歩数を増やしていただきたいと思います。
しかし、急激に歩数を増やす(運動量を増やす)ことは体に負担もかかりますので、目安としては現在の歩数の1割を増やしてみてください。例えば、1日5,000歩の方は5,500歩を目標に、歩くコースを変えたり、外に出る機会を増やしたりすることをオススメします。
そして、段階的な目標のクリアを目指しましょう。すでに健康日本21の目標をクリアしている方は、是非ともそれを維持していただきたいと思います。
最近ではスマートウォッチやスマートフォンにも万歩計機能が付いており、実際に予防リハビリご利用の方の中には、それらを活用して運動に励んでいる方もおられます。日頃の運動量を『見える化』することは、運動継続のモチベーションアップにも繋がりますし、目標設定を明確にできるというメリットがあります。

「散歩」は特別な道具無しでできる身近な運動ですので、万歩計も活用し、日々の健康増進に取り組んでみはいかがでしょうか。

理学療法士S

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間9:00 ~ 17:00

整理整頓 ~部屋も心も糖尿病療養生活もスッキリと~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、自宅で過ごす時間が多くなりました。以前なら、子供たちと旅行やレジャーランド、キャンプや外食を気兼ねなくできていましたが、いまだに自粛する日々です。

そんな中、我が家で取り組んだことは、自宅の片付けや大掃除でした。普段何気なく使っているものや置いているものも、本当に要るものなのか考え直したり、同じようなものがいくつもあるものは、きれいさっぱり処分しました。そうすると、物を探すことが減ったり、物の管理がしやすくなり、以前より生活しやすくなりました。お部屋も心もスッキリです!

整理整頓をすると時間の使い方がうまくなる、ゆとりを持った生活ができる、決断力がつくなどいろいろな効果があるといわれています。

これは糖尿病の方の療養生活にも生かすことができるのではないでしょうか。

糖尿病の治療は生活習慣を改善することなので、長い療養生活を必要とします。

整理整頓は、①出す⇒②分ける⇒③収納する、という手順で行っていきます。療養生活に置き換えると、①うまくいっていないことを挙げてみる⇒②すぐにできそうなこと、少し頑張ればできそうなこと、頑張らないとできないことを分ける⇒③できたことから生活習慣に組み込む、という流れになります。整理整頓は一人で行うよりだれかに手伝ってもらうことで、新しい方法や工夫が得られ、はかどることもあるかと思われます

当院には糖尿病療養指導士が18名いますので、きっと参考になるアドバイスができると思います。

療養生活が何だかうまくいかない時、整理整頓でスッキリしてみてはいかがでしょうか。

 

糖尿病療養指導士 管理栄養士 N.K

今年の干支

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

2022年始まりました

ご利用者様に楽しくデイサービス ドリームをご利用していただく為に、様々なプログラムを提案しています。

今回は、今年の干支「寅」の押絵を紹介します。

寅の各細かいパーツまで手作りで作ります。
そして、SDGsを心掛け、空き箱やハギレを使用します。
創作が始まると細かいパーツに「きれいにハサミで切れるかな」「私に出来るかな?」と不安そうな方や、初めて作られる方は「懐かしいわ。工作なんて子供の頃以来じゃわ」と楽しそうで童心に戻った様な表情も見られました。
そして、同じ物を作ることで一体感が生まれ会話が弾んでいました。お互いに見せ合ったり、コツを教え合ったり…
出来上がった虎の顔はどれも違っていて、それぞれに愛嬌のある素敵な作品になっていました。

創作後、「いつも色々なことを考えて提供してくれるから、毎回楽しみなんよ。ありがとうね。」と笑顔で温かい言葉をかけて頂くと、準備の大変さも報われます。

2022年も職員一同知恵を絞り、力を合わせて頑張って参ります!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

デイサービス ドリーム I

本日は倉敷平成病院 の創立記念日です

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

 2022年1月11日、倉敷平成病院は創立34周年を迎えました。
1988年に今は亡き高尾武男代表が「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念を掲げ開院しました。
 患者本位の医療を掲げ、地域の保健・医療・福祉に取り組んでまいりました。
 一昨年からの新型コロナウイルス感染症に対しても「地域医療を守る」という矜持を持ち、対応しています。
 感染者数など予断を許さない状況ですが、職員一丸、力を合わせ尽くしてまいります。

栄養科通信vol.173「お酒の飲み方に気を付けましょう」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

年末年始はお酒を飲む機会が増えますね。コロナで外出できず、例年より飲みすぎた人はいませんか。家だから酔っぱらっても大丈夫という解放感もあると思いますが、いくつかポイントを頭に入れておきましょう。

①お酒は食事と一緒に飲みましょう
空腹のままお酒を飲むと、アルコールが急激に吸収され、酔いがまわるのが早くなります。食事と一緒にお酒を飲めば、胃の中の食べ物が粘膜の上に層を作り、アルコールの吸収を遅らせます。

②お酒は水分と交互に飲みましょう
水やウーロン茶をお酒と交互に飲めば飲み過ぎを防ぐことができます。また、胃の中のアルコール濃度を薄くし、二日酔いを軽減します。

③水分補給をしっかりしてから寝ましょう
アルコールには利尿作用があります。しっかり水分補給をすることで排出された水分を補いましょう。また睡眠不足は二日酔いを悪化させるので、早めに寝るようにしましょう。

●肝機能をサポートする栄養素とおつまみ

ビタミンB1…糖質をエネルギーに変換する働きや皮膚、粘膜の健康維持に役立ちます。お酒を飲むと、体内でのアルコールの分解にビタミンB1が消費されます。さらにアルコールによってビタミンB1の吸収が阻害されます。

ナイアシン…糖質、たんぱく質、脂質などの分解をサポートします。飲酒によって産生されるアセトアルデヒドを無毒化するのにナイアシンが消費されるため、お酒を良く飲む人ほど意識してナイアシンを摂取することが大切です。

亜鉛…たんぱく質合成に関わる酵素の材料として使われます。味覚を正常に保つ働きもあります。お酒を飲む機会が多くなると肝臓が疲れやすくなりますが、肝臓は細胞の新陳代謝が活発で、新しい細胞を作るのに亜鉛が必要となります。

【上記の栄養素を含むおつまみ】豚キムチ、レバニラ炒め、だし巻き玉子など

●アルコールの適量(純アルコール約20g程度)

ビール(度数5%)…中瓶1本(500ml)
日本酒(度数15%)…1合(180ml)
焼酎(度数25%)…0.6合(110ml)
ウイスキー(度数40%)…60ml
ワイン(度数14%)…1/4本(180ml)

適量には個人差があり、同じ人であってもその日の状態によってアルコール分解の速度が異なるため、一概にいうことはできません。厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度であるとされています。上記で示したポイントを守ることで体調に気をつけて楽しく新年を過ごしましょう。

管理栄養士 A.T

認知症介護 5つの心得と7つの原則

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

みなさまお元気で新年をお迎えの事と存じます。

今回は、ハッピーな認知症介護のための7つの原則についてお話したいと思います。

はじめに、私がこの題材を選んだきっかけは、母がもの忘れ外来に通院しはじめたことです。コロナがきっかけで買い物に行かなくなり、洗濯も裏口に段があるため転倒の恐れがあり、させなくなったことが原因で、昨年のお正月に認知症が進んでしまいました。
そして、認知症のせいだと分かっていてもつい感情的になってしまう、そんな自分が情けなく疲れ果ててしまったのは決して不思議なことではありません。そんな認知症の方のご家族がその介護のストレスを少しでも軽くするためのヒントや工夫を挙げていきます。

認知症介護 5つの心得と7つの原則

5つの心得

1.頑張りすぎない
過度な頑張りの裏には元気なままのご家族であってほしいという愛情とそれが叶わないかもしれない悲しみが横たわっていることもあるかもしれません。その気持ちを見つめ、あるがままを受け入れ、頑張りすぎなくていいんだと、まずは患者ご本人よりも自分に優しくすることが第一です。

2.抱え込まない
認知症が進むにつれて、患者さんご本人もご家族も周囲とのつながりが薄れていく傾向もあります。初期のころから同じ悩みをもつ仲間や家族会などと繋がりを持ち、抱え込まない意識を持ち続けましょう。

3.弱音を吐く
弱音や愚痴を少しずつ、でも「きちんとこぼす」ことも実は認知所う介護にはとても大切なのです。

4.比べない
介護に正解はありません。介護者ご本人が、自分らしくいられる介護がもっとも素敵な介護だといえます。

5.終わりを考える
目の前の苦しみがいつ終わるのか、本当に終わるのか、分からない辛さは確かにありますが、「いつか終わるもの」と気を長く持ち、その終わりを迎える時に患者さんご本人もご家族も笑っていられるように今を過ごしましょう。

7つの原則

1.ゆったり、ゆっくりを心がける
介護者が会話も動作もゆったりゆっくりを心がけましょう。

2.五感をいかしてコミュニケーションする
声に感情や表情をつけ、質・大きさを工夫しましょう。顔をしっかり合わせ豊かな表情で対応しましょう。身振り手振りを交えたり、接触時は優しく触れましょう。

3.共感し感情を合わせる
表情や感情の共有を意識すると、安心感を与え、介護がスムーズになります。

4.認識や心の世界を理解する努力を
介護者が心の世界を尊重し、理解しようとする態度は信頼や安心を生み出します。

5.分かりやすく調整する
分かりやすい言葉で声をかけ、集中できる環境を整え、慣れ親しんだものは変えないようにしましょう。

6.かけがえのない、有能な存在であることを感じてもらう
役割や仕事などを通して自分も役に立つ存在であること、他人のために何か力になれる存在と感じることはとても大切です。

7.外部との繋がりをもつ
自宅でリラックスするのとは別に、よそ行きの顔も大切。外出し、よそ行きの顔を使うことは患者ご本人の社会性を保つ大切な機会です。

おわりに
患者ご本人だけでなく、介護者であるご家族ご自身が様々な支援をうけて、頑張りすぎない。無理をしない。それが認知症介護の一番の秘訣なのです。

看護師 Y.A

1月8日から新型コロナウイルス感染防止のため【面会禁止】といたします。

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

当院では、新型コロナウイルス感染者等から患者さんを守るため、入院患者さんへの面会を【面会制限】としておりましたが、ここ最近の感染拡大を受け、1月8日(土)より再度【面会禁止】と致します。
ご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。

オンライン面会については引き続き実施いたします。
利用時間:月~金曜日 13時~16時(土・日・祝日は対応不可)
詳しくはこちらをご覧ください。

 

仲睦まじく

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

1月は、旧暦の月名で、「睦月」と呼ばれます。「睦月」の由来については諸説ありますが、お正月に家族や親戚が集まって、仲睦まじく過ごす「睦び月(むつびつき)」であることから、「睦月」となったという説が有力とされているそうです。
令和2年から3年にかけては、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、介護系のサービス事業所においても県外在住の方との接触を控えて頂くお願いや、接触があった場合はサービス利用を控えていただくお願いをしている事業所が多く、ご家族と会えず寂しい思いをされていたご利用者が多い状況でした。
感染状況が落ち着いているこの年末年始は、その制限も緩和されている事業所が多く、久しぶりの再会を楽しみにされているご利用者が多く見受けられていました。
皆様が仲睦まじく、良いお正月を過ごされた事と、とても嬉しく思っています。

新型コロナウイルス感染症は変異を繰り返しており、まだまだ油断できない状況が続きそうですが、ケアプラン室ではしっかりと感染対策を行いながら、ご利用者やご家族が安心して在宅生活を送って頂けるよう、お手伝い致します。
介護の事でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

ケアプラン室 I

寅年の言い伝え

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年も、新型コロナウイルスの影響で旅行や飲み会の自粛などで我慢の1年となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私事になりますが、昨年4月に、老健へ異動となり久しぶりに老健でお正月を迎えました。
毎年、老健では、利用者さんと一緒に貼り絵で干支などを製作しています。今年も、色鮮やかな貼り絵が出来上がり、壁に掲示すると、「すごいね」「良く出来てるわ」と喜んでおられました。これからも、利用者さんに楽しんでもらえる様にいろいろと考えていきたいなぁと思う年始めになりました。

さて、今年の干支は「寅」ということで、寅年の言い伝えを少しお伝えしたいと思います。

虎は、その昔、その勇敢な姿と虎の骨を粉末状にした物が病気の特効薬として使われたりした事から、中国では魔除けの神聖な動物として信仰されているそうです。日本でもこどもの日に魔除けとして、張り子の虎を飾ったりしますよね。
また、干支の虎は「寅」と書きますが、「寅」という時は「演」からきているといわれています。「演じる=人の前に立つ」という意味や「延」から「延ばす」という意味を表しているそうです。
このような「人前に立つ」ことや「延ばす」という意味から、「寅年」は芽を出したものが「成長していく」「象徴が生まれる」年と言われています。

今年は、新型コロナウイルスを退治する象徴的なものが生まれて、悪い事が起こらず、平常の生活に戻れる様に願っています。

老健介護士  I

明けましておめでとうございます

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和4年になりました。新型コロナウィルスも早く収束に向かう事を願います。

今年は寅年です。皆さんトラは歯が何本あるかご存じでしょうか。
上の歯は16本、下の歯は14本、合計で30本です。歯は肉をさいたり骨を噛み砕いたりするために、すべての歯が鋭くとがっています。

人間の歯は、乳歯は20本、永久歯は28本、親知らずを入れれば32本です。
人間の歯は、永久歯を失うと二度と生えてくることはありません。
自分自身の歯を大切にすることが一番です。

毎日のお手入れも大事ですが、定期的に検診をし、専門的なクリーニングを受ける事をおすすめします。

歯科  I