暖冬と言われ11月に入っても暖かい日が続いていましたが、いよいよ寒くなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ケアハウスでは11月18日(水)毎年恒例のローズガーデン、グランドガーデン合同での秋の日帰りバス旅行に行って来ました。今回の旅は、里の秋!吹屋ふるさと村と成羽町美術館を巡る旅という事で県内にありながら、意外と知らない高梁市の魅力がいっぱいに詰まった内容で、とても思い出深い旅行となりました。
当日の天気予報は雨。出発の時には小降りで、このまま行けるかな、と思ったのもつかの間、北に向かうほどに、雨足は強くなり残念ながら冷たい雨の旅行となってしまいました。それでも「雨は雨で、情緒があっていいものよ」と慰めにも似た言葉に励まされながら、オレンジ色のベンガラ色の屋根が並ぶ素敵な街並みが見えて来ました。最初の目的地でもある、吹屋ふるさと村に到着です。あいにくの雨で傘をさしての散策となってしまいましたが、皆さんさっそくお土産を買ったり、街並みを楽しんだり、と思い思いに過ごされました。中でも、その地で60年間美容室を営業されていた入居者の方は、まさに故郷に帰ってきたということで、行く先々で「お帰り。○○さんがいなくなって寂しいわ。元気そうで嬉しい。」等の大歓迎を受け、本当に嬉しそうでした。その方がその場所でみんなに愛され過ごされた時間に触れる事ができ、私自身もとてもうれしく、感動しました。
そんなふるさと村を後にし、次に向かったのは岡山県指定文化財「吹屋小学校」の隣にある「ラ・フォーレ吹屋」です。そこは中学校をそのまま使ったレストランで、皆様お待ちかねの昼食タイムです。お刺身や、ステーキが並ぶ豪華な食事に、皆様大満足の表情。お肉はちょっと・・と言っていた方も「おいしいねー。お肉やわらかい。」と喜ばれていました。お楽しみのアルコールも進み、最後はみんなで記念撮影をしてその場を後にしました。現在吹屋小学校は改装中の為見る事はできませんでしたが、次の目的地である成羽町美術館に向けて出発です。児島虎次郎で有名な美術館ですが、虎次郎の作品の他、虎次郎が収集したエジプト等の古代美術品や、成羽町で採掘された日本最古の植物群の展示などもされており、皆様興味深げに見入っていました。芸術の秋を満喫し、最後に立ち寄ったのは道の駅かようです。お土産はもちろん、白菜や柿等持ち切れないほどの買い物を楽しんだ後帰路へと着きました。
今回の旅行はあいにくの雨でしたが、皆様体調不良や、怪我もなく無事帰ってくる事が出来た事が何より良かったと思います。また次回の旅行を楽しんで頂けるよう、職員一同頑張りたいとお思います。
今回お世話になった、ローズガーデン職員はじめ、皆様に感謝します。ありがとうございました。
介護職員N