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パーキンソン病と向き合う一人の女性の新たな一歩を支援 脳深部刺激療法(DBS)を通して

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)を、倉敷平成病院で受けられた患者さんの体験動画が公開されました。
▶ 約7分の本編

手術を決断されるまでの葛藤、治療を受けて感じた変化、そして今の想いを、率直な言葉で語ってくださいました。

「同じ病気で悩んでいる方の力になれば」

その温かいお気持ちでご協力くださいました。

また、倉敷ニューロモデュレーションセンター長の牟礼英生も出演し、DBS治療について分かりやすく解説しています。

▶ 約3分のショート版

パーキンソン病と向き合いながら、前向きに生きるー
同じ病気で悩んでおられる方、ご家族、そして支えるすべての方にとって、希望の光となれば幸いです。

ぜひご覧いただき、必要とされている方へもお届けいただければと思います。

#パーキンソン病 #脳深部刺激療法 #支援 #自分らしい生活を取りもどす #倉敷ニューロモデュレーションセンター #倉敷平成病院

秘書広報部

ノロウイルス流行注意!

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

春が近づいておりますが、まだ寒い日が続いています。いかがお過ごしでしょうか。

ノロウイルスと言えば冬に流行すると思われている方も多くいらっしゃると思います。しかし、ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生しています。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、嘔吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方では軽症で回復しますが、子どもや高齢者では重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。ノロウイルスについてはワクチンがなく、治療は輸液などの対症療法に限られます。感染者の糞便や吐物には大量のウイルスが排出されます。そのため予防対策の徹底が必要になります。

対策として、
①食事の前やトイレの後には必ず手を洗いましょう 
②下痢や嘔吐の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう 
③胃腸炎患者に接する方は、患者の糞便や吐物を適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。特に子どもや高齢者など抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。

ノロウイルスの感染経路のほとんどが経口感染で次のような感染様式があると考えられています。①患者のノロウイルスが大量に含まれる糞便や吐物から人の手などを介して二次感染した場合

②家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合

③食品取扱者(食品の製造等の従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合

④汚染されていた二枚貝を生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合

⑤ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合が挙げられます。

特に食中毒では食品取扱者を介してウイルス汚染された食品を原因とする事例が、近年増加傾向にあります。またノロウイルスは食品や水を介したウイルス性食中毒の原因になるだけではなく、ウイルス性胃腸炎(感染症)の原因にもなります。多彩な感染経路がノロウイルスの制御を困難なものにしています。

家庭内の感染対策(吐物処理)として、処理のときは手袋、マスクなどの着用、吐物には古布を被せ、塩素系漂白剤をかける。漂白剤を使用した後は水拭きを行うことです。
ノロウイルスの流行のピークは冬季です。自分自身が感染しないことはもちろんですが相手にもうつさないように感染対策を徹底しましょう。

参考:厚生労働省HP(ノロウイルスに関するQ&A)
※画像は写真ACより

臨床検査部 FY

足湯を活用した運動準備とケガ予防

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

寒い日も続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか?身体を動かしたり、運動に取り組むことができていますでしょうか?
なかなか運動が行えていないという方も、運動をする準備としても、『足湯』からはじめていくのはいかがでしょうか。足湯は体を温めてリラックスできるだけでなく、「運動への準備」にもぴったりです。足元が温まり、血流が良くなることで、身体が動かしやすくなり、安全に運動につなげることができます。

●足湯の効果
・血行促進で筋肉がほぐれる
・関節が動かしやすくなる
・冷え・こわばりの改善
・リラックス効果で活動意欲アップ

 

足湯で温まった後は、無理のない体操を行いましょう。

●足湯の後の簡単な体操
・足首の曲げ伸ばし運動
・つま先・かかとの上げ下げ
・ふくらはぎのストレッチ
・ゆっくりと立ち上がり練習

温めてから動かすことで、ケガの予防にもつながります。足湯をきっかけに、無理なく続けられる運動習慣をはじめましょう。
※傷・炎症、感染症状がある方は控え、むくみや感覚障害がある方は医師に相談して行ってください。

予防リハビリでも、お湯ではなく、セラミックボールが遠赤外線を放射し温め、靴下のまま入れる足温器を準備しています。足元から身体を温めてから行うことで、痛みの軽減や、身体が動かしやすくなり、安全に運動につなげることができます。
もし予防リハビリに興味を持って下さいましたら一度お問い合わせ下さい。

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理学療法士 K

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 妹尾祐介) ※営業時間 9:00~17:00

 

イラスト:イラストAC

 

第17回 岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会 開催報告

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

令和8年1月31日(土)、倉敷平成病院救急棟4階において、「第17回岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会」を開催いたしました。(主催:岡山県回復期リハビリテーション病棟協会、後援:岡山県病院協会、岡山県看護協会、岡山県栄養士会、岡山県理学療法士会、岡山県作業療法士会、岡山県言語聴覚士会、岡山県ソーシャルワーカー協会)。当日は151名が参加し、盛況のうちに終了いたしました。

今回は、川崎医科大学リハビリテーション医学教室 主任教授 平岡 崇 先生をお迎えし、特別講演として「社会的行動障害の神経基盤とリハビリテーション医療」をテーマにご講演いただきました。
講演ではまず、高次脳機能障害の定義をはじめとする概論について整理してお話しくださいました。

講演ではまず、高次脳機能障害の定義をはじめとする概論について整理してお話しくださいました。「高次脳機能障害」とは、「高度・複雑・抽象的処理を必要とする幅広い脳機能の障害」であること、またその用語には、概念的に二つの意味合いが存在しており、それが「高次脳機能障害」に対する理解を難しくしていることなどを示されました。また、今回制定された「高次脳機能障害者支援法」により、回リハ病棟の施設基準において、高次脳機能障害者に対する退院支援体制に関する要件が追加される旨をご紹介くださいました。

講演後半では、人間の脳の構造、脳のどの部位が損傷されると社会的行動障害が起こるのか等について詳しくご説明くださいました。
特に社会的行動障害は外見からは分かりにくく、退院後や社会復帰の場面で問題が顕在化しやすいことなどを示されました。そのうえで、環境調整や多職種による関わり、集団リハビリテーションなどを通じた「気づき」の支援を組み合わせることなどで、その人らしい社会参加につなげていくことの重要性が示されました。

会の最後には活発な質疑応答が行われ、参加者にとっても非常に有意義な時間となりました。

また、今年9月6日に開催される「第10回岡山県地域包括ケアシステム学会学術大会」についても案内がなされました。

最後に、本研究会の開催にあたりご協力いただいた関係者の皆様、ならびにご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局では、今後も継続的に研究会を開催し、県内の回復期リハビリテーション医療の質の向上に努めてまいります。来年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※第16回研究会開催報告はこちら

岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 事務局

(※岡山県回復期リハビリテーション病棟協会は、回復期リハビリテーション病棟を有する県内23病院で構成されています。令和7年度は倉敷平成病院が事務局を担当しています。)

♯岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 #回復期リハビリ #高次脳機能障害
#倉敷平成病院 #岡山県地域包括ケアシステム学会

栄養科通信Vol.204「生活習慣病を予防しましょう」

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者:

日本生活習慣病予防協会では、毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」と定め、生活習慣病予防の啓発情報を集中的に発信しています。
健康標語「一無、二少、三多」とは、日常心がけたい生活習慣を表現した健康標語で、日本生活習慣病予防協会が作成し、普及啓発に努めている標語です。

一無「無煙・禁煙のすすめ」
〇〇〇禁煙:たばこは万病のもと、喫煙は単独で最大の予防可能な死因です。
二少「少食・少酒のすすめ」
〇〇〇少食:食事は腹八分目に、偏食をせず、よく噛んで三食規則正しく食べましょう。
〇〇〇少酒:アルコールは少量をたしなみ、ほどほどにしましょう。
三多「多動・多休・多接のすすめ」
〇〇〇多動:身体を活発に動かしましょう。今より10分多く体を動かしましょう。
〇〇〇多休:睡眠を多くとり、休息・休養し、心身ともにリフレッシュしましょう。
〇〇〇多接:多くの人、事、物に接していきいきした生活をしましょう。

生活習慣病は長い時間をかけて進み、病気として自覚しにくいという問題があります。それを防ぐには、日頃の体調、身体の些細な変化など、常に自分自身の健康に目を向ける必要があります。そして、中高年になってからではなく、若い頃から、適正な生活習慣を獲得し、維持することが大切です。

日本生活習慣病予防協会では2026年は、「多動」をテーマとし、「幸せは足元から 多く動いて健康を実感」のスローガンのもと、ポスターや動画などを配信し、生活習慣病予防の啓発をしていくそうです。座りすぎを避け、運動や歩行を毎日の生活に取り入れることが大切です。大きな目標よりも、今より10分多く動くことからはじめましょう。

みなさんも、「一無、二少、三多」を意識して、健康的な生活習慣を目指していって下さい。

管理栄養士 MS

参考:日本生活習慣病予防協会ホームページ

2026年今年の目標

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

2026年もすでに一か月が過ぎました。
皆さん、今年立てた目標は、継続出来ていますでしょうか。なかなか継続するのは難しいものですね。
私の目標は「体調に気を付ける」です。
昨年ちょっとしたアクシデントがありました。全仁会の看護セミナーに参加したときのことです。
講師の先生の話を聞いている時、いつも着慣れない服を着たせいかお腹がちょっと締め付けられている感覚が有り、ウエストを伸ばしたり体勢を変えたりしながらやり過ごしていました。しかし、改善せず、それどころか時間が経つにつれてどんどんしんどさが増し、講師の先生の話が耳から全く入ってこなくなり、「これはやばいぞ」と思い、申し訳ないけど退席しようと部屋を出ました。そして部屋のドアを閉めたとたん、意識朦朧となりその場に座り込んでしまいました。

座り込んだ瞬間から、目は開かない、身体も動かせない、しゃべれない・・・そんな状態でした。けれども助けに駆け寄って下さった看護師さんたちの声掛け、対応、機敏な動きは耳から感じており、ストレッチャーに乗る頃には、朦朧としていた意識が少し鮮明になってきてストレッチャーに乗せてくれている人たちの顔を認識することが出来るくらいにはなっていました。その後は回復し元気に家に帰ることが出来ました。

看護セミナーの講師の先生の話は聞くことが出来ませんでしたが、日ごろの看護師さんのケアを直接体験することができました。一番心に残っているのは、看護師さんの優しい声掛けです。

自分が患者となり、優しい声掛けがどれだけ安心感を与えるかを実感しました。私も日々の仕事の中で、利用者さんへの優しい声かけを忘れないように気を付けていきたいと改めて感じる機会となりました。

ケアプラン室B

【研修会参加報告】

2026年1月11日に東京都で開催された第10回ハンドボールトレーナー専門委員会の総会に、当センターから小畑副センター長(PT,JSPO-AT)、小亀(PT)が参加しました。
日々トップ選手と関わっている医師やトレーナー、また選手自身の貴重な意見を伺うことができました。

今後もハンドボールをはじめスポーツ競技のサポートを継続して行っていきます。

スポーツリハビリテーションセンター K

退院後等の集中的なリハビリテーション「短期集中個別リハビリテーション実施加算」について

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

雪がちらつき、冬の寒さが本格化していますが、体調はお変わりないでしょうか。

さて、みなさんは病気や骨折などの怪我で入院し、リハビリをされたことはありますか。
一般的に運動機能に影響のある疾患の場合、入院して治療が落ち着くと、リハビリに力を入れていくこととなります。
ある程度、機能が回復してくると、早めに家に帰ろうか、それとももう少しリハビリをした方がいいのだろうかと、悩まれた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
退院して外来でのリハビリ継続も一つの手段ですが、交通手段がなくて難しいという場合には、送迎バスで送り迎えができる通所リハビリテーションで、短期間集中的なリハビリを受けられるケースがあります。

短期集中リハビリテーション実施加算とは

退院日又は介護保険の認定日から起算して3ヶ月以内の期間であれば、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、1週間に2日以上、1日のご利用につき40分間、個別にリハビリを実施することができます。
個々のご自宅や生活状況に合わせたリハビリテーション計画を作成し、歩行などの基本的動作能力や入浴、家事などの応用的動作能力の向上を目的として、機能回復のための集中的なリハビリを個別に実施していきます。

 

短期集中個別リハビリテーション実施加算の対象と実施できる期間

・要介護1~5の認定を持たれている方
・週2回以上利用予定のある方
・医療機関を退院日、又は介護保険認定日から起算して3ヶ月以内の期間
以上すべてに該当する方が対象となります。

 

対象となるケースは

骨折や脳卒中で入院し、治療等行いながら退院後のご自宅での生活に向けリハビリテーションを受けられている方などは対象となる場合があります。
その他、疾病により急激な状態の悪化がある場合等。
対象については、ケアマネジャーや相談員、通所リハビリテーションへお気軽にご相談ください。

 

退院後は、久しぶりのご自宅でゆっくり過ごしたいという思いもあるかと思いますが、活動量の低下による筋力低下や柔軟性の低下、環境の変化による転倒や状態の悪化などが起こりやすい時期でもあります。
そこで、ご自宅に帰ってからの生活状況を確認しながら、必要な訓練を実施することで、そういったリスクを軽減し、安心して生活を行えるようにしていきます。
また、リハビリによって活動の場を広げていく事もできます。
リハビリ専門職が集中して個別にリハビリテーションを実施できる期間は退院後3ヶ月と定められています。入院中からご相談いただけると退院後に切れ目なくリハビリを続けることができます。ぜひお早めにご相談ください。

介護福祉士 K

【スポーツリハビリテーションセンター主催 院内勉強会 開催報告】

2026年1月29日(木)に倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター主催で今年度2回目となる院内勉強会を開催しました。
講師は当センターの江口主任が務め、「肩関節の評価・治療」について講義しました。
業務後の遅い時間にも関わらず若手からベテランまで50名以上のリハビリスタッフが参加しました。
勉強会の中では実技も多く盛り込まれており、活気に溢れた雰囲気の中での学びの時間となりました。
当センターでは不定期ではありますが、勉強会を開催し臨床力の向上に努めて参ります。

 

スポーツリハビリテーションセンター 副主任 H

血糖値と上手につきあうための「カーボカウント」

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

「糖尿病」と聞くと、まず思い浮かぶのが食事制限。
「これは食べていいの?」「量はどれくらい?」と、毎日の食事が不安になる人も多いかもしれません。
そんなときに役立つ考え方のひとつが、カーボカウントです。

カーボカウントとは、食事に含まれる炭水化物(カーボハイドレート)の量に注目して、血糖値をコントロールする方法です。
炭水化物は、体の中でブドウ糖に変わり、血糖値を直接上げる栄養素。だからこそ、「何をどれだけ食べたか」よりも、「炭水化物がどれくらい含まれているか」を知ることが大切になってきます。

例えば、ごはんやパン、麺類、いも類、果物やお菓子。これらは炭水化物が多く、血糖値に影響しやすい食品です。
一方で、肉や魚、卵、油などは炭水化物がほとんど含まれていません。同じ「食事」でも、血糖値への影響はずいぶん違うのです。

カーボカウントでは、1食あたりの炭水化物量の目安を決めて食事を組み立てます。
例えば1食50~60gと決めれば、「今日はごはんを少なめにして、その分デザートを楽しもう」といった調整も可能になります。
食べてはいけないものを増やすのではなく、選び方を知るという感覚に近いかもしれません。

もちろん、最初は慣れが必要です。
食品表示を見たり、だいたいの量を覚えたりと、少し手間に感じることもあるかもしれません。でも続けていくうちに、「このくらい食べると血糖値があがりやすいな」と。自分の体の反応が見えてきます。

カーボカウントは、厳しい制限のための方法ではありません。

血糖値を安定させながら、自分らしい食事を続けるための道具です。無理なく、上手に取り入れていくことが、長く続けるコツなのかもしれません。

薬剤師 K