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災害時の食事の注意点

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

地震や自然災害などいつ起こるか分からない緊急事態に備えて、食料や水分は3日~1週間を目安に備蓄するよう推奨されています。
いざという時のために、ご自宅で防災バックや備蓄品を揃えるようにしましょう。

また糖尿病の方はシックデイや低血糖の対策も必要になるため、日ごろから糖尿病手帳、おくすり手帳、内服薬、インスリンの確認も行いましょう。

災害時に備えて準備するものリスト

① 主食:米、麺、パンなど。レトルトの粥や雑炊でも良いです。

② 主菜:肉、魚、豆などの缶詰やレトルト食品は手軽にたんぱく質がとれます。

③ 副菜:たまねぎやかぼちゃなど日持ちしやすいものや、糖分の少ない野菜ジュースなど。

④ その他:ガスや電気が使えなくなることも想定しカセットコンロやボンベも用意。

水は1人あたり、飲用2L+調理用1L=計3Lを目安に準備しましょう。
災害時はすぐに食料が手に入らないこともあるため低血糖対策としてブドウ糖やビスケットなども用意しておきましょう。

おくすり手帳は携帯電話などで撮影し内服薬やインスリンの容量や回数を確認できるようにしておきましょう。内服薬も食事に合わせて3日分以上予備としておくと良いです。

災害時の生活の注意点災害時の生活の注意点

① 十分な水分摂取→甘くない飲み物(お茶、水など)で1日1L以上は摂りましょう。

② 軽い体操をし、身体を動かす→食後の運動で食後高血糖を予防しましょう。エコノミー症候群の予防にもなります。

③ 下半身を温める

④ 主食など糖質に偏らず、できるだけバランスの良い食事を心がける。

普段からよく使うものを賞味期限の近いものから消費して、新たに買い足すローリングストックも活用してみてください。
この機会に、ご自宅の備蓄について見直してみましょう。

管理栄養士 MH

出典:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
政府広報オンライン「https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202103/2.html(今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方)」

 

【母校のパンフレット制作に協力しました】

このたび、令和8年度朝日医療大学校のパンフレットに、倉敷平成病院のリハビリスタッフ(理学療法士・言語聴覚士)が卒業生として紹介されることになりました。

10月28日には、大学入試広報部の方がカメラマンとともに来院され、院内での写真撮影が行われました。撮影とあわせて、なぜこの職業を選んだのか、入職1年目に感じた難しさや成長、今感じているやりがいなどについてもアンケート取材されました。

これから医療の道を目指す学生さんたちに、少しでも参考になれば嬉しく思います。
どんな仕上がりになるのか、パンフレットの完成が今からとても楽しみです。

 広報課

山陽新聞メディカ323号 第60回のぞみの会 勉強会が掲載されました

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年11月17日(月)付・山陽新聞朝刊「岡山医療ガイド メディカ Vol.323」に、10月26日(日)に当院で開催した『第60回 のぞみの会』勉強会の内容が紹介されました。

整形外科部長・スポーツリハビリテーションセンター長 平川宏之先生による「動いて元気!今日から始める健康づくり ~体を動かすって、こんなにいいこと~」では、現代の便利な生活だからこそ、日常の中に運動を取り入れる大切さについてお話ししました。

また、婦人科部長 植田敏弘先生の「女性の“骨活”はホルモンから:世代を超えて支える婦人科医療」では、骨の健康を守るための“骨活”の重要性、女性ホルモンと骨粗しょう症の関係、そしてホルモン療法の有用性について紹介しています。

記事はメディカサイトでもご覧いただけます。
ぜひご一読ください。

https://medica.sanyonews.jp/sp/article/32751

広報課

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ケアハウスドリームガーデン倉敷にてお誕生会開催

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

10月1日に30周年を迎えたケアハウスドリームガーデン倉敷。
30周年記念式典を無事終えた翌日、ご入居の皆さまのお誕生会を開催しました。

ケアハウスには2階から5階まで各階に食堂があり、普段はそこでお食事を召し上がっていただくのですが、お誕生会では1階のホールに集まって、みんなでお食事をいただきました。いつもは席が離れていたり、階が違ったりする仲良しの方と一緒に食べるお食事は楽しそうで「今日の御飯はおいしい」と笑みがこぼれます。

もちろんお食事自体も、お誕生会食として気合いを入れたお食事を提供させていただきました。銀杏のおこわ、天婦羅盛り合わせ、鱧のお吸い物、卵豆腐盛り、季節の果物。旬の食材や人気の献立を取り入れた特別献立です。職員も一緒にホールでいただきましたが、とてもおいしかったです。

 

第一部としてお食事の前には、みんなでケアハウスの式歌や、お誕生の歌を歌いました。伴奏はなんと副理事長によるピアノの生演奏です!生演奏による斉唱は、一体感と臨場感があって良いですね。お食事のあとには第二部としてボランティアさんによる「民謡を楽しむ会」もあり、終始和やかな雰囲気で素敵な会となりました。

 

ケアハウスドリームガーデン倉敷 Y

おかやまマラソン2025 医療スタッフ参加報告

カテゴリー: 医師, 看護部, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 

2025年11月9日(日)、おかやまマラソン2025が開催され、当院から医療スタッフのAED班としては医師1名、臨床工学技士1名、救助スタッフとして看護師2名が参加しました。
またおかやまマラソンは、マラソンとファンランを合わせて16,400人が参加する中四国最大規模の大会です。当日は「晴れの国おかやま」とはならず、雨天の中での開催となり、時折激しい雨が降る厳しいコンディションでした。AED班の2名はそれぞれの担当に分かれ、任務を遂行しました。

① 自転車AED班(医師 消化器科 部長 髙田良江)AEDを所持し、自転車でコース上を一定のペースで走行し、ランナーの状態を観察。 傷病者の早期発見、初期対応や、重症者の応急対応、一次救命処置などを行う。
② 待機AED班 26km地点(臨床工学技士 臨床工学科 主任 髙須賀功喜)AEDを所持し、コース上の配置ポイントにて待機し、通過ランナーの状態観察。傷病者の応急対応、一次救命処置などを行う。

 

両名は、特定非営利活動法人NPO救命おかやまの活動に従事しており、おかやまマラソンのAED班には第1回大会から継続して参加しています。おかやまマラソンでは過去に5例の心停止が発生しています。今大会でも心停止が発生し、AED班がすぐに駆けつけて、胸骨圧迫とAEDでの電気ショックを施行し、意識を回復したと報道がありました。文献によれば、マラソンにおける突然の心停止発症率は10万人あたり0.54~2.18人とされているため、AED班の存在は非常に重要です。

また、今大会では救助スタッフとして看護師2名も参加しました。
救護所では多職種の他医療機関スタッフとも交流を深め、大会をサポートしました。
当院は「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念のもと、地域に根差した医療を提供しています。
今後も、おかやまマラソンをはじめとする岡山県内のイベントに対し、医療という形で貢献できるよう、活動を継続してまいります。

 

臨床工学技士 T

令和7年度岡山県看護学会 倉敷平成病院看護部 発表報告

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年11月8日(土)、岡山県看護会館で開催された「令和7年度岡山県看護学会」に、倉敷平成病院看護部が参加しました。今年度のテーマは「人生100年をいきいきと暮らす~看護のありかたを考える~」。少子高齢化や医療の高度化が進む中で、地域で支える看護の役割を改めて見つめ直す内容でした。
当院からは、「褥瘡の予防・治療における褥瘡専任看護師の役割の明確化」について発表を行いました。専任看護師への意識調査をもとに、役割の明文化や教育体制の整備、専任医師との連携強化を進めた取り組みを紹介し、チーム医療による褥瘡対策の質向上をめざした取り組みを報告しました。
会場では多職種連携や教育支援に関する活発な意見交換が行われ、看護の専門性をさらに深める貴重な機会となりました。今後も学びを現場に活かし、より良いケアの提供に努めてまいります。

倉敷平成病院 3西病棟師長 H

 

予防接種

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

暑い夏がいつまで続くのかと思っていたら、急に涼しくなり、気温の急激な変化に驚いています。この気温の落差には体が付いていきません。皆さんも健康の維持に苦労されているのではないでしょうか。

さて、急激な変化に伴い、インフルエンザの感染が広がってきています。今年は早くに広がっているのではないでしょうか。暑い夏を乗り越えたものの、体には少し疲れが残っていて抵抗力も落ちているのかもしれません。インフルエンザの対策としてワクチンの予防接種が有効です。サ高住グランドガーデン南町、特定施設グランドガーデンでも11月6日に予防接種を行いました。冬に向けた大切な体の準備です。

みなさんも予防接種だけでなくしっかり食べて、休んで、運動して冬に向けた体の準備をしていきましょう。

グランドガーデン南町 M

回復期リハビリ病棟 園芸療法2025~冬野菜の種まきをしました~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

急に冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じるこの頃ですが、皆さんは体調はいかがでしょうか。

11月7日(金)倉敷平成病院の駐車場の桜の木の近くにあるプランターで、入院中の患者さんと一緒に、冬野菜の種まきを行いました。今年も はつか大根、ほうれん草、水菜の種を植えました。元々園芸が趣味の患者さんがおられ、久しぶりの土いじりを熱心に取り組まれていました。

「水やりをしないといけないね」とプランター活動を楽しみにしてくださっている患者さんもおられました。「気分転換になった」「葉っぱが赤くなってるね」と季節を感じながら種まきを楽しまれる患者さんの姿がみられて嬉しかったです。
これから収穫を楽しみに育てていけたらと思います。皆さんもお時間あるときにぜひプランターに立ち寄ってみてください。

 

公認心理師 N

【回復期リハ病棟 園芸活動 夏野菜の収穫をしました】

新型コロナウイルス・インフルエンザの予防習慣

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
空気も乾燥し、体調を崩しやすい季節です。
この時期はコロナウイルスやインフルエンザの感染リスクも高まるため、毎日のちょっとした習慣で自分と家族を守ることが大切です。

〈コロナウイルスの対策〉

コロナは変異株がでても、基本の感染対策が大切です。

•体調の自己チェック(体温、倦怠感、咳など)を日々行う
•ワクチン接種の確認と必要に応じた追加接種
•手洗い、マスク、換気などの基本的な感染予防

寒くなると換気がおろそかになりがちなので、短時間でも窓を開けて空気を入れ替えることを意識しましょう。

インフルエンザも流行中のため要注意!!

今年は例年より早い11月からインフルエンザが流行っているため、早めの予防が大切です。

•ワクチン接種 接種後2週間ほどで効果がでます
•手洗い、うがい、マスクの徹底
•室内の湿度を50〜60%程度に保つ

栄養バランスの良い食事や十分な睡眠も免疫力を高めるためには、必要不可欠です。

〈予防方法〉

•栄養バランスのとれた食事
•十分な睡眠と軽い運動
•手洗い、マスク、換気
•加湿器や濡れタオルで室内の湿度を保つ

11月は冬に向けて感染症対策を本格化させるタイミングです。コロナもインフルも基本の予防習慣でリスクを減らすことができます。
毎日の予防習慣で、健康な冬を迎えましょう。

               ケアセンターショートステイ 看護師 O

私が訪問介護職員になるまで…

11月になり、 少しずつ秋らしくなってきましたね。秋と言えば…
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋と何かと過ごしやすくなってきますね。
ただ日中の寒暖差もあり体調管理には気を付けていきたいものです。
インフルエンザやコロナも静かに流行してきているので要注意です。
今回のプログでは、私が訪問介護職員になるまで…
と題して書いていこうと思います。

遠い昔、私は歯科衛生士として歯科医院に勤めていました。勤務先の先生が「介護保険ができた、介護保険ができた」「ケアマネジャーの資格を取った」等、毎日のように言っており、若かった私は、とても興味を持っていました。そんな折、歯科医院より有料老人ホームへ訪問歯科として、先生と訪問し介護現場を観たのが始めてでした。いつか資格を取りたいなと思い、介護職員初任者研修を取り、介護をするなら「訪問介護」だと思っており訪問介護に身を投じました。色々なご利用者様がいらっしゃり、たくさんのお話を聞き自分にとってとても勉強になりました。訪問介護の楽しさや難しさも学んできました。介護福祉士の資格も取得し、デイサービスで歯科衛生士と兼務で口腔機能の向上を目的とした指導をしていた事もありますが、やっぱり訪問介護がしたい!との思いから現在、居宅に出向いて家事援助や身体介護をしています。それに併せて、訪問介護事業所でのサービス提供責任者もさせて頂いています。サービス提供責任者の主な業務は、訪問介護計画書の作成、利用者との調整・モニタリング、関係機関との連携、訪問ヘルパーとして訪問する等です。
サービス提供責任者になりまだ日が浅く、右も左も分からないですが、ご利用者様の在宅生活
を少しでも支えらえられる様に日々精進していきたいと思っています。

ヘイセイ ホームヘルプステーションでは、現在13名のヘルパーが在籍しており、ご利用者さまに寄り添った訪問介護をさせて頂いています。
ご用命があれば、ぜひお声かけいただければと思います。

訪問介護 A.S.

写真:写真AC