日別アーカイブ: 2026年10月8日(木曜日)

きのこに含まれる栄養素

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

秋が旬で身近な食材のきのこ。
しいたけ、しめじ、まいたけ、えのきなど、ヘルシーなイメージがありますが、実は毎日の健康づくりにも役立つ栄養素が含まれています。
今回はきのこに含まれる「ビタミンD」と「食物繊維」に着目してみましょう。

○ビタミンD
きのこに含まれる栄養素のひとつがビタミンDです。
ビタミンDは骨を丈夫にする主成分の一つであるカルシウムの吸収を助けます。食事からとったカルシウムは小腸から吸収されて体内で利用されますが、ビタミンDには腸管でのカルシウムの吸収を促進するはたらきがあります。吸収されたカルシウムは骨や歯の材料として使われます。つまり骨や歯の健康を保つためにはカルシウムだけでなくビタミンDも大切なのです。
また、しいたけは天日干しにすることでビタミンDが増えるとされています。昔から食べられてきた「干ししいたけ」は保存性を高めるだけでなく、ビタミンDを増やす工夫にもつながっていたのですね。干ししいたけにはうまみ成分も含まれているため煮物や汁物などに使うと風味がよくなりますよ。

○食物繊維
きのこは食物繊維も豊富です。食物繊維は私たちの消化酵素ではほとんど消化されず大腸まで届く成分です。食物繊維は便の材料となって便のかさを増やし排便を促すはたらきがあります。さらに、一部は大腸内の細菌に利用され腸内環境を整えることにも役立ちます。
きのこ類の中でも「あらげきくらげ」は食物繊維を多く含む食品のひとつです。日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、あらげきくらげ(ゆで)には、可食部100gあたり16.3gの食物繊維が含まれています。コリコリとした独特な食感が特徴のきくらげは、炒め物やスープなど様々な料理に取り入れることができます。

きのこはおいしいだけではなく、ビタミンDで骨の健康を支え、食物繊維でおなかの調子を整えてくれる魅力も持っています。
普段の食事にきのこを取り入れておいしく秋の味覚を楽しみましょう

 

 

 

 

 

 

 

イラスト:いらすとや
管理栄養士 すい

令和8年度上期 患者サポート研修 報告

カテゴリー: お知らせ, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

 

9月24日、令和8年度上期の患者サポート研修を開催し、「患者・家族の声を支援につなげる~相談・苦情への対応と患者サポート体制~」をテーマに研修を行いました。

患者さんやご家族から寄せられる相談やご意見、時には厳しいご指摘も、私たちがより良い医療を提供していくための大切な「声」です。今回の研修では、患者サポート担当者である三宅雄也総務課長より、相談・苦情を受けた際の基本的な考え方や対応のポイント、院内の患者サポート体制について説明しました。

相談や苦情への対応は、患者サポート担当者だけが担うものではありません。患者さんと接する一人ひとりの職員が、まず相手の話に耳を傾け、必要に応じて適切な部署や職種につなぐことが、安心して医療を受けていただくための第一歩になります。

今回の研修で学んだことを、それぞれの職場での患者さんやご家族との関わりに生かしていただき、「相談してよかった」と思っていただける病院づくりにつなげていきましょう。

事務長 I