日別アーカイブ: 2019年6月14日(金曜日)

風薫る神戸・北野 ~お洒落なフランス料理と異文化を巡る旅~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

5月22日(水)、総勢39名(ご入居の方33名・職員6名)で神戸北野へ行ってきました。昼食のフランス料理店では照明から調度品までフランスから直輸入された店内で、イケメンのスタッフに女性陣はにっこり。美味しい料理に囲まれワインやシャンパンもすすみ、自然と会話も盛り上がり、非日常の体験に皆様大変満足されていました。午後からの「北野工房のまち」では、皆さん両手いっぱいにお土産を購入され、北野を満喫されているようでした。帰りの車内では、懐かしの昭和歌謡を一緒に歌い、あっと言う間に倉敷へ帰ってきました。

「とても良かったわ~ありがとう!」「ご苦労様でした~」「今度はどこに行くの?」と声を掛けてくださり、無事に帰所できたことと到着後の皆さんの笑顔を拝見すると、こちらもホッと安心しました。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 S

芸術作品

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

私事ですが、先日、念願だった鳥取砂丘へ行ってきました。
とても風が強い日で、砂がサラサラと舞っていました。

近くにある、砂の美術館にも行きました。
素材が砂であるとは思えないような、繊細な彫刻作品たちが展示されていました。あんなにサラサラしていた砂が、固められ、整形され、芸術になっている・・・

そう、薬も同じです。
最もメジャーな剤形である錠剤。今回は、製錠についてのお話です。

製錠法はいくつかありますが、最も一般的に用いられている、湿式顆粒圧縮法という方法について紹介します。
① まず、原料粉末を粉砕して大きさを揃え、整粒して形を揃えます。すると、サラサラとした粉薬である散剤となります。
② 次に、賦形剤(扱いやすくするもの)や崩壊剤(有効成分の放出を助けるもの)、結合剤(接着させるもの)など必要ものを添加したり、混ぜたり練ったりした後に、乾燥させ、形を整えます。すると、粒状の顆粒剤となります。
③ さらに滑沢剤(流動性や滑沢性を与えるもの)を加えたものを混ぜ合わせ、打錠(一定の形状に圧縮する操作)を行うと、待望の錠剤の出来上がりとなります。

しかし、ここで終わりではありません。お手持ちの薬があれば見ていただきたいのですが、表面がツルツルしていたり、マークや薬の名前が書いてあったりしませんか。
薬をコーティングすることで、においや味の改善、見た目の改善、薬の成分の保護、薬の効果時間の調節など、いろいろな働きを与えることができます。
また、薬に施されているマークや名前のことを印字と言いますが、印字は、その薬が何なのかを教えてくれます。

たくさんの知恵が詰まったその一粒、ぜひ薬効も思い返しながら、正しく飲んでくださいね。

 

薬剤部 P