日別アーカイブ: 2019年6月13日(木曜日)

熱中症に気を付けましょう

6月になり、気温の高くなる日も増えてきました。この時期はまだ身体が暑さに慣れておらず、熱中症にかかりやすい時期です。私も以前、屋外でスポーツをしていた際に、急に立ちくらみがし、気分が悪くなったことがあります。その時は、水分補給をしていなかった為、熱中症になりかけたのだと思います。今年もすでに熱中症で亡くなられた方もでており、特に下記の人たちは注意が必要です。

乳幼児や高齢者は、熱中症を起こしやすいもの。暑い日や湿度の高い日には特に気をつけましょう。

まずは、乳幼児。大人よりも新陳代謝が活発で体温が高く、体外に汗を出す汗腺の発達が未熟のため、乳幼児は体温のコントロールがうまくできません。そのため、外出時には水分補給や服装に気をつけてあげましょう。顔が赤くなっていたり、汗をたくさんかいているときには、すぐに涼しい場所に移動をして下さい。

また、年をとると体内の水分割合が少なくなります。さらに高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいもの。そのため高齢者は熱中症になりやすいのです。加えて、心機能や腎機能が低下していると、熱中症になった時の症状が重くなりやすいという傾向もあります。

このほか、運動に慣れていない運動部の一年生、肥満の人、寝不足や疲れなどで体調が悪いとき、二日酔いや下痢などで体内の水分が減っているときも、熱中症が起こりやすくなります。

ちなみに、肥満の人に起こりやすいのは、皮下脂肪が多いと体内の熱が外に逃れにくくなるからです。
しっかりと対策を行い、暑さに負けない6月を過ごしましょう。

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 T・H