日別アーカイブ: 2019年6月1日(土曜日)

通所リハビリの共同作品「梅雨」(令和元年6月)を飾りました

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

6月になりました。例年平均ですと中国地方は6月8日に梅雨入りしているようです。昨年の豪雨災害は忘れられない記憶として刻まれています。
さて、外来に今月の作品を掲示いたしました。テーマは「梅雨」です。ご利用の方々に折り紙で花を折っていただき、それを組み合わせてアジサイの花にしました。
最初は作るのが難しく「わかりにくいなぁ~」とおっしゃっておられた方々も完成が近づくにつれ、集中して積極的に取り組んでくださいました。
カエルは、身体・顔・目・手・足のパーツを作って組み合わせました。個性的で元気がでるような作品に仕上がったと思います。
湿度が高くジメジメした時期となりますが、そんな気分を吹き飛ばすような可愛らしい作品に仕上がったと思います。ご来院の際は是非ご覧ください。

通所リハ 介護福祉士 H

オーラルフレイルについて

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

みなさん、最近食べにくくなったりしゃべりにくくなったりと気になることはないでしょうか。近年、「オーラルフレイル」という概念が注目されています。

「オーラルフレイル」とは、直訳すると「口の虚弱」という意味で、口の機能のわずかな衰えのことを指し、具体的には、
・滑舌の低下してきた
・食べこぼしが増えた
・むせることが増えた
・噛みにくくなった
などが挙げられます。

この状態を放置しておくと、うまく噛めない食べ物が増え、やわらかく食べやすいものばかり食べてしまいます。そのため、偏った食事になりがちで、十分な栄養がとれなくなっていしまいます。するとさらに噛む機能が衰えてしまい、さらに噛みにくくなるという悪循環へ陥ってしまいます。

また、滑舌が悪くなり話しにくくなってしまうことで、人との関わりも避けるようになり、全身の筋力の低下や気分の落ち込みに繋がる可能性があります。
そのため、オーラルフレイルが進行すると、全身の運動機能の低下や低栄養状態へ陥り、最終的には全身的な機能低下や要介護状態に繋がるとされています。

お口の機能の低下に早めに気づき、適切な対応をとることで、健康な状態に近づけたり、進行を防げることが知られています。
日常生活では、噛みごたえのある食品を使ってバランスの良い食事をとったり、人と交流することで、口や舌の機能をよく使うことが重要です。また、歯や歯ぐきのお手入れに加えて、口や舌の体操を行うことも効果的です。

むし歯や歯周病があったり、入れ歯に問題が生じた場合には、歯医者さんを受診して適切な処置を受けることで、口の機能の改善が期待できます。

ぜひ早めに対策をして、健康な口の状態を作っていきましょう。

歯科 O.S