日別アーカイブ: 2018年3月21日(水曜日)

ニューロモデュレーションセンター勉強会開催報告

 3月15日(木)17:30~18:30 倉敷在宅総合ケアセンター4F多目的ホールにてニューロモデュレーションセンター勉強会を開催しました。ニューロモデュレーションセンターに関わるスタッフを目的でしたが、看護師やリハビリスタッフ、コメディカルなど63名が参加しました。
今回は「脳深部刺激療法(DBS)」の勉強会でした。上利崇センター長より「パーキンソン病の特徴や脳深部刺激療法の治療、新しいシステムでの治療方法について」ご講演頂きました。
まもなく倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設し1年が経ちます。多くの手術や検査・調整入院を行っていましたが、疑問点も多い状況でした。今回の勉強会を通じて、DBSの患者さんと検査から治療までどのように向き合っていくか、それぞれの入院によってどのような役割なのか、それぞれのスタッフはどう接していくべきなのかとても勉強になりました。

これからも手術や検査を実施予定ですが、一人でも多くの患者さんに安心できる医療を提供できるよう、勉強会を開催していきたいと思います。
脳深部刺激療法は手術することが目的ではなく、手術をしてはじめてスタートラインに立つ治療です。それから10年、20年と長期にわたり治療を行きます。患者さんに合わせた治療を病院全体で連携をとりながら実施していきたいです。

(治療の画像は、すべてDBS手術の画像です)

倉敷ニューロモデュレーションセンター ME