日別アーカイブ: 2018年3月6日(火曜日)

倉敷平成病院「そうじゃ吉備路マラソン」に出場!~フルマラソンを走り終えて~】

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

2月25日(日)に、第10回記念「2018 そうじゃ 吉備路マラソン」が開催されました。
当日はフルマラソンなど全7種過去最多の2万1457人のランナーが吉備路を走り抜けました。全仁会グループからは10キロ4名、ハーフ8名、フル4名が参加しました。
私はフルマラソンに出場しました。学生の頃に比べると運動量も減っているので走りきれるのかとても不安でしたが、「先輩が走るのに自分が走らないでどうする。」と出場を決意し、仕事終わりに時間をつくり練習しました。迎えた当日、雨も心配される中で沿道にはたくさんの方が応援に来て下さり、「あ、倉敷平成病院さんだ。頑張れ!」と声援を頂きとても力になりました。最後の1㎞に差し掛かった所で職員からの「Uくん、頑張れ!」という声援に、嬉しさのあまり涙を堪えながら走りました。たくさんの声援に背中を押されなんとか完走することができました。応援ありがとうございました。来年は、今回のタイムを超えられるようもっと練習をして挑みたいと思います。皆さんも一緒に「そうじゃ吉備路マラソン」に参加しませんか?きっと大きな達成感を身体で感じることができると思います。これからも皆さんで全仁会を盛り上げていきましょう。

マラソン部(事務部) U

心臓超音波検査で何が分かるの?

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

「心臓の超音波検査をしましょう」と言われても、どのように行われるのか?痛くないのか?
何が分かるのかなど気になりませんか?
そこで、少し心臓超音波検査について説明したいと思います。

◎検査方法   
服を上にまくり上げて上半身が見えるようにします。そして手足に心電図の電極を装着します。
心臓は胸の中心から左側にあるので、その部分にゼリーを塗って
超音波を発信するプローブ(探触子)というものをあてて心臓を見ていきます。
レントゲン撮影と異なり被爆することがないため安心して検査が受けられます。

◎検査時間
大体20分前後です。

超音波で分かる主な病気 

〇心筋梗塞

心臓の壁の動きを見ていきます。
心筋梗塞を起こした部位は他の部位と比べて動き が悪くなっています。
心筋梗塞を発症してから時間がたつと壁が薄くなっていること があります。

〇弁膜症

心臓には4つの部屋(右心房・右心室・左心房・左心室)があり、 それぞれに血液が逆流しないように弁が付いています。
この弁がうまく機能しないと弁膜症と呼ばれる病気になります。
弁膜症には逆流するもの(弁逆流)と弁が開きにくくなるもの(弁狭窄)があります。
 

 

 

 

〇心不全

心臓のポンプ機能が落ちている状態です。また血液を送り出せず血液が溜まるため、心臓の大きさが大きくなります。 ポンプ機能は低下せず、心臓の拡張する力が低下する拡張不全も心不全と言われています。
 

 

 

 

 

〇心筋症

心筋の異常により心筋の働きに障害を起こす病気のことで、代表的なものに肥大型心筋症、 拡張型心筋症などがあり、突然死を起こしやすい病気です。

 

 

 

 

これらは一部ですがこのようにいろいろな心臓の疾患を見つけることが出来ます。
また心電図や血液データなども見ながら検査を進めていき、総合的に判断していきます。
もし心臓に違和感があったり、気になるなと思われる方は是非受診をおすすめします。

臨床検査部  T.I