認知症疾患医療センターの心理師は何をしているの?

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

当院の認知症疾患医療センターでは、認知症の専門医、看護師、精神保健福祉士、公認心理師など、さまざまな職種が連携し、ご本人と、ご家族など身近で支える方々を支援しています。
その中でも公認心理師は、主に認知機能検査を通してご本人の認知機能の特徴を把握するとともに、ご家族などからご本人の生活状況をうかがう役割も担っています。そこで今回は、公認心理師がどのように関わっているのかをご紹介します。

 

認知機能検査ってなに?

「点数が低かったらどうしよう」「何点だったら認知症?」
初めてもの忘れ外来を受診される際、このような不安を抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
認知機能検査の点数は、認知機能の状態を客観的に把握するための大切な情報です。一方で、点数だけでは表れにくい、その方の特徴(得意なことや保たれている力、難しさがみられる点など)についても把握するようにしています。

ご家族などから、生活のご様子もうかがいます

ご本人が検査を受けている間に、ご家族などから普段の生活の様子や困りごとをうかがいます。
金銭管理や家事、対人交流、服薬状況などは、ご本人の状態を理解するための大切な手がかりです。うかがった内容を踏まえ、診察までに検査結果や生活のご様子について主治医にお伝えします。
このように、公認心理師による認知機能検査や生活状況の聞き取りも、認知症の診断やその後の支援を考えるうえで大切な手がかりの一つとなります。

ご家族への支援も行っています

当院の認知症疾患医療センターでは、もの忘れ予防カフェや家族教室、家族会など、ご家族を対象とした取り組みも行っています。
もの忘れ予防カフェでは、認知症専門医による講演や、もの忘れ予防体操などを行っています。
また、家族教室では、ご家族を対象に、認知症に関する知識や対応方法を学ぶ機会を提供しています。医師、公認心理師など各専門職による講義に加え、講義の内容を踏まえたテーマでグループワークも行っています。
受診や検査などについて不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

認知症疾患医療センター 公認心理師 M