5月も終わりに近づき、日中はすでに汗ばむほどの暑さとなっていますが、皆様はお変わりなくお過ごしですか。
私は2年目理学療法士のSと申します。昨年の今頃を振り返ると、初めて担当患者さんを受け持つようになり、不安でいっぱいの日々を過ごしていた事を思い出します。何をするにしても“緊張”の二文字が付いて回り、帰る頃にはクタクタの毎日でしたが、それでも無事1年を終え、4月には新入職員を迎えました。少しではありますが教えてもらうばかりの立場から、教える立場を経験するようになりました。先輩方の頼もしさを知っているが故に、「自分が教える立場で大丈夫かな…」と、不安になることもありますが、より一層責任感を持って臨床業務に励むことができているように思います。
私は現在回復期リハビリ病棟に所属していますが、スポーツ疾患にも興味があり、絶賛猛勉強中です。私は高校まで野球部に所属しており、肩を痛めてしまった経験があります。そのときの私は、「良いプレーがしたい」「試合に勝ちたい」という思いから、痛みがある中でも無理に練習を続けていました。その結果、痛みが増し余計に練習を休まなければいけない期間を作ってしまいました。今思えば、闇雲に練習をするのではなく、なぜ痛いのか、どうすれば痛みを和らげることができたのかを知った上で練習に取り組む、もしくは休息をとるべきだったと思います。私は、怪我で大好きなスポーツができない辛さを身をもって痛感しました。今現在、痛みと闘いながら練習や試合に臨まれている方、術後でスポーツ復帰に向けてリハビリを頑張っている方の少しでも手助けができたらいいなと思っています。
コロナ禍により、ストレスの溜まる日々が続きますが、1日でも早い収束を願って感染対策等、引き続き頑張っていきましょう。また、これからどんどん暑くなってくる季節となりますので、水分補給は小まめに行い、熱中症にも気をつけていきましょう。
理学療法士S