木々の緑が日に日に鮮やかさを増し、青葉が輝く季節となりました。初夏の陽ざしに夏の気配が感じられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暦の上では立夏を過ぎ、晴天が広がる毎日が続いています。よくなるデイ南町の室内にも、心地よい風が流れており、季節が春から夏へと変わりゆくのを感じます。「今日は暖かいな」、「外の木々もすっかり緑じゃなあ」と、ご利用の方々も少しずつ夏の訪れを感じているようです。
さて、よくなるデイ南町では5月5日(端午の節句)に向けて、こいのぼりのちぎり絵(創作活動)を行いました。折り紙や和紙を細かくちぎる方、ちぎられた折り紙や和紙を台紙に貼る方等々…。ご利用の方お一人ひとりの能力に合わせて、その方ができる作業をしていただきました。「この色がないからちょうだい」、「あー、頑張りすぎて疲れたわ」と、ご利用の方々の声が飛び交います。
そして、すべてのちぎり絵が張られた台紙を、一枚一枚ご利用の方々の前で職員がつなげていきます。一枚一枚台紙がつながっていくごとに、「おー、あと少しあと少し」、「うわー、きれいじゃな」と、皆様の歓声が上がります。そして、ついによくなるデイ南町の壁いっぱいに大きなこいのぼりが飾られました。真鯉と緋鯉が寄り添いながら元気に泳いでいるようです。
また、脳トレや体操等、元気にプログラムに取り組まれるご利用の方々を、温かくやさしいまなざしで見守り、応援してくれているようにも感じられます。今日も、大空を泳ぐこいのぼりが見守る中で皆様明るく元気に過ごされています。
私も日々研鑽を積み、知識や技術の向上に努め、さらに成長した専門職となれるよう、大空を優雅に泳ぐこいのぼりのように飛躍していきたいと思っております。
吹きゆく風が心地よい好季節。皆様にとって、素敵な夏が訪れますように。
デイサービスよくなるデイ南町 生活相談員 М