日別アーカイブ: 2022年5月17日(火曜日)

爪楊枝について

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

栄養、衛生、感染の重要性が高まっています。そこで今回は,爪楊枝に関する素朴な疑問をまとめてみました。

○爪楊枝の歴史
10万年前、ネアンデルタール人だった時代から使われていたそうです。その時は、木の枝を用いていたようで、歯磨きの原形と言われています。日本でも江戸時代までは歯磨きとして爪楊枝が使われていました。

○爪楊枝は海外にもある
上記したように、10万年前からあるものなので、もちろん海外にも爪楊枝はあります。インドやアフリカでは歯木(しぼく)という木の枝の先端を裂いたものを爪楊枝として使っているそうです。

○日本の爪楊枝は高品質
日本の爪楊枝は質が高いと海外でも有名で、人気があるそうです。大阪府河内長野市が生産量日本一。

○爪楊枝に溝がある理由(諸説あり)
説1:製造工程によるもの
爪楊枝置き製造過程において、機械にセットされたつまようじは高速回転をしながら先端が尖るように削られていきます。その際に持つ側の木が焦げて黒くなり、見栄えが悪くなってしまうため、それを目立たせなくする為に飾り彫りを入れるそうです。
説2:爪楊枝置きに使うため
溝を折ることによって、爪楊枝置きとして使用できます。
今回は爪楊枝についてまとめてみましたが如何でしたでしょうか。口の中を清潔に保つことは生活習慣病予防にとっても重要です。口腔内衛生を保ちましょう。

糖尿病療養指導士 看護師 H.M