新緑の季節に増える「なんとなく不調」との上手な付き合い方~訪問リハビリから~

新緑が美しく、過ごしやすい季節となりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
この時期は、ご本人だけでなく、ご家族の生活の変化もあり、知らず知らずのうちに疲れがたまりやすい時期でもあります。

私自身も季節の変化による疲れを感じることがありますが、リハビリの現場でも同じようなお声をよく耳にします。
私は体調を整えながら、日々その人らしい生活を支えられるよう取り組んでいます。

では、なぜこの時期に不調が出やすいのでしょうか。
不調の原因としては、寒暖差や新たな環境によるストレスなどにより、自律神経が乱れやすくなること、さらに生活の変化に伴う姿勢の変化が関係していると考えられます。

姿勢の変化も、不調に大きく関係しています。
例えば、頭が前に出て背中が丸くなる姿勢が続くと、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。
また、このような姿勢では呼吸が浅くなりやすく、体が緊張した状態が続くことで、疲れやすさやだるさにつながることがあります。

では、こうした不調をためないためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
日常の中で、少し意識するだけでも体は楽になります。

こまめに体を動かすことが大切です。長時間同じ姿勢でいると、筋肉が固まりやすくなります。30分〜1時間に一度は、軽く体を動かしたり、立ち上がったりすることを意識してみましょう。

また、深呼吸を意識することも効果的です。ゆっくりと大きく息を吸い、ゆっくり吐くことで、体の緊張が和らぎやすくなります。特に、背中を少し伸ばした状態で行うと、より呼吸がしやすくなります。呼吸は吸うことに注意しやすいですが、吐くことも重要です。

さらに、姿勢を少し意識することも重要です。頭が前に出すぎないようにし、背筋を軽く伸ばすだけでも、首や肩への負担は軽くなります。無理に良い姿勢を保とうとするのではなく、「少し整える」くらいの意識で十分です。

5月は過ごしやすい季節である一方で、体にとっては変化の多い時期でもあります。
「なんとなく不調」を感じたときは、無理をせず、日々の生活の中で少し体を整えることが大切です。
日々のちょっとした意識で、体は少しずつ変わっていきます。
無理のない範囲で、できることから取り入れてみてください。

ヘイセイ訪問看護ステーション 訪問リハビリ S

※画像はイメージです(写真ACより)