デイサービス ドリーム 食欲の秋と芸術の秋を体感する旅

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10/17(木)、秋のバス旅行へ出掛けて来ました。
少し心配していた天気は朝から良い天気となりました。

まず向かった先は、和食処。こちらでは刺身や稲庭うどん、うな重などのセットから、お好きなセットを選んで食べていただきました。メニュー決めでは「どれも美味しそうで悩むわ~」と頭を悩ませておられました。
以前より、「うなぎを食べたい」という声が多く、今回はうなぎを食べられるお店を選択しました。食事が始まると、美味しくていつもは小食な方が完食されていたので、ご本人さんも驚いたようで「明日は雪が降るわ」と笑っておられました。

昼食後、一行は矢掛へ向けて出発。総社の五重塔を横目にバスを走らせ、その後は昨年豪雨被害の大きかった真備町へさしかかりました。
皆さん、昨年テレビでは見たであろう被災地の姿を真剣な眼差しで見つめ、職員の説明に耳を傾けておられました。
真備町出身の方は、真備町の復興中の姿を目の当たりにして少し安心されたようでした。

その後、矢掛町に到着。芸術の秋を体感していただこうと訪れたのは、矢掛郷土美術館です。期間限定で開催されている【本手描友禅 秋山章の世界展 卒寿記念 代表作を初公開】にお邪魔しました。
ご利用の方のほとんどが手描友禅を生で見るのは初めてとのことでした。私自身も初めて目にしましたが、圧巻の美しさに茫然としました。皆さんも本当に熱心に見入っておられました。「来て良かった。これは、わざわざ来なければ見れなかったものね」と大変喜んでいただきました。

その後は近くの矢掛町家交流館に立ち寄り、お買い物を楽しまれました。矢掛町名物の柚餅子を試食すると、とっても美味しく、こぞって柚餅子を購入しておられました。

バスの階段を上り下りすることは、ご利用の方々にとっては、とても大変なことです。一段一段を一生懸命に上り下りしなければなりません。店や美術館の出入りではスロープや段差を上がり下りしなければなりません。
帰り道に皆さんにお話ししました。今回、無事に旅行に行けたのは、皆さんの日々の努力(訓練)の成果であること。少しずつでも訓練することで、身体の機能が維持されていること。訓練は疲れることもあるけれど、頑張ればまたこのような楽しみが待っていること。
春にはお花見へ行く為に、また明日から訓練や体操を頑張りましょう!と。

デイサービスでの訓練・体操が皆さんの生活を支え、機能訓練で自信につなげ、日々の生活にハリや目標が出来、楽しく過ごしてもらえることを願っています。

デイサービス ドリーム 介護士 K