日別アーカイブ: 2019年10月8日(火曜日)

第31回消火技術訓練大会(倉敷市消防局主催)出場報告

 9月27日、児島の由加山にて第31回消火技術訓練大会が開催されました。消火技術訓練大会は、万一の火災発生時に迅速で的確な初期消火活動が出来るよう、消火器の基本的な取り扱いと操作技術を競うものです。昨年は豪雨災害で大会が中止となってしまったため、2年ぶりの大会となりました。

我々全仁会からは、男子1チーム、女子1チームが参加しました。8月より練習がスタートし、規律や気迫、手の位置や足の角度、目線など丁寧に指導して頂きました。しかし実際行ってみるとなかなか難しく、1つずつ動きを修正していきました。また2人1組のペアになので動くタイミングや走る速度、歩幅などを合わせるのがとても大変でした。
大会当日は曇りのち雨の予報でしたが、大会中雨に見舞われることもなく、無事演技を終了することが出来ました。女子の部は残念ながら努力賞という結果に終わりましたが、男子の部は見事3位に入賞することが出来ました。
今回の消火技術訓練大会を通して、実際に職場で火災が起きたときの対処方法を学ぶことが出来ました。消防署員の方々に習った知識・対処法を忘れず、有事の際には、迅速かつ冷静に対応できるように取り組んでいきたいです。

医療福祉相談室 MSW Y

栄養科通信vol.146「栄養って大事!~元気に食べてますか@倉敷に参加して~」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

9/29(日)に倉敷アイビースクエア中庭広場で開催された「元気に食べてますか@倉敷」に参加してきました。このイベントは、一般社団法人WAVESJapanの主催する、高齢者の低栄養を予防するイベントです。飽食と言われる現代でも日本の高齢者の2割が低栄養であり、およそ半数に低栄養リスクがあると言われています。低栄養は高齢者にみられる多くの病気の原因となるばかりでなく、骨量や筋肉量、免疫力や体力、気力、認知機能などの低下を招き介護が必要になったり、寝たきりや死に至ったりする危険性を増加させます。低栄養が進み、状態が悪くなってから入院する患者さんに対してはNST(栄養サポートチーム)が関わりますが、病院に来られる前に何とか低栄養を予防できないか、低栄養を知ってもらい、正しく予防することで皆さんの健康維持と増進に努めたい。社会に貢献したいと願う医療人の活動です。

当日は50名の医療人がオレンジ色のTシャツを着て訪れた方の栄養チェックやアンケ―トを行いました。結果を説明してお土産を渡すと、約100名の参加者の方からは「サルコペニアとか聞いたことなかった。」「これから気をつけたいわ。」「近所の人にも伝えたいから公民館でもやってくれない?」などの感想が聞かれ、楽しく学んでいただけたようでした。

入院時に低栄養があると、状態が悪化したり入院が長引く傾向にあります。入院前に低栄養にならずに生活していれば、入院しても回復が早かったり、入院せずに済む可能性もありますよね。元気なお年寄りが増えるように、予防啓発にも取り組んでいきたいと思いました。

栄養科 管理栄養士 A子